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今の警察捜査を信用できるかという事に尽きる話題。 レイプ被害の女性が被害を訴え、客観的証拠(ホテルの防犯カメラ、タクシーの運転手、ホテル従業員の証言)で前後不覚状態であったことが立証され、逮捕寸前まできていたのが、なぜか「上からの指示で逮捕できない」になる、その後、民事不介入が原則の警察がなぜか弁護士を紹介して示談を勧めるといったこと・・・ あまりにも不自然で、何らかの力が働いたとしか思えない状況。だからこそこの女性は自ら顔を出して記者会見をするという覚悟を持った行動をとったわけで。 で、ひどいと思ったのはネットで「売名行為」だという言葉を投げる奴らがいるという地獄。冷静に考えてくれ。レイプ被害を公表するという事は、この女性の今後の人生、たとえば恋愛とか、結婚といったごく当たり前の人生を行うことにどれだけ影響があると思うか? この問題を政権批判やマスコミの陰謀論につなげることは避けるべき。単体の性暴力事件として見たとして、それでも警察の動きはおかしすぎる。 警察というのは政治家以上の力を持っている。この国では何の法律的違法性はなくても「任意」という強制で持ち物をチェックできる。裁判で罪が確定していなくても、5か月も拘束できる。裁判所に断りなくGPS捜査を一年以上続けていた重大な違法性を裁判で指摘され、その部分は無罪になった。 今回のニュースの闇は実際そういう「警察力の歪み」が本質だと思います。
2017.05.31
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女性側が激しく抵抗しなかったからレ○プではない、合意の上だ、というのが通用するなら、酒や睡眠薬や筋弛緩剤で体の自由を奪った状態であればずべて合法になるよね! 行為の後に女性に被害を訴えられた時点で「双方の合意」ではなかったということ。日本には昔から男が誤解する言葉があって「イヤよイヤよも好きのうち」 これでどれだけ女性が過去に性被害にあっただろうか・・・
2017.05.30
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昔からの定番お菓子「カール」が東日本で販売終了というニュースが結構大きく取り上げられています。 で、ふと自分の中で「好きだけどここ数年食べてないなあ」というお菓子を思い出してみました。1、キャラメルコーン2、アポロチョコ3、ルマンド4、東ハトポテコ どれも歴史がある定番お菓子ですが、なぜかここ数年、買った経験が思い出せない。お菓子は定期的に買っていますし、どれもスーパーやコンビニの棚に当たり前にあるのですが。 こういうお菓子も油断すると生産終了、てことになって初めて「ああ、好きだったのに」と後悔するのかなあ。
2017.05.29
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私は思想的には今の政権を信じない、国家にすべてを任せることを危険視する、いわゆる左派になるのだと思うのですが、この人の考え方には非常に共感するところが多くあります。元『一水会』鈴木邦男さん「愛国なのに愛がない、右傾化というより男性化」 読んでいて非常にこの「愛国観」というのがしっくりきた。この人の言う>愛国者の俺とあいつは違うとか、愛国者だから韓国は許せないと言って、よそに憎しみを向けて自分が愛国者であることを証明しようとしているのが、いまの愛国心。愛国者なのに、愛がないんです。>国家が強くなったら自分まで強くなれたような錯覚を持つ。反対ですよ。国家が強く大きくなるほど、反対にひとりひとりは弱くなる。 ものすごく納得できるお話で。たとえば、ネットでよく見るヘイトスラング。これらを叫ぶ人にどうしてもこの国を世界から尊敬されることをしているとは思えない。他民族を差別、迫害している国家や国民をその当事国でない人々であってもどう見るかは明らかで。 他にも古い家族観,多様性を認めない道徳観(といっても日本古来ではなく明治維新後のわずかな期間で培われたようなもの)を伝統を守るとして強要したり。あるいは今の政府に反対する人=反日 とする考えとか。違うんだ、沖縄基地反対している人も原発反対派も憲法改正反対派も「日本を良くしようとして」活動しているから思想が違うだけで反日には絶対に当たらない。 上の方は一水会という右翼団体の代表だった人。しかし、その人の語る「愛国」の方が、実はリベラル寄り、左翼に近いものを感じるのです。愛国心とは、郷土愛であったり文化愛、そこで暮らす人への愛(ここには外国人も含まれる)であって、現政権や国家という組織に対する犬のような忠誠心ではない。そんなものは過去に何度も覆っていますから。 勇ましい事、それこそ軍事力で他国を圧倒しようとか、強い警察力で国内の治安を維持しよう、というのはこの方の言う通り「右傾化って、要は男性化なんです。」に象徴されています。それは今、アメリカやヨーロッパの一部国家でも台頭している。世の中に閉塞感を持つと、つい強いこと、激しいことを言う人間についていきそうになる。彼らについていくことで自分も強くなった、権力者の側に回った気分になれる。しかし実際はそういう人間に都合がいい社会になるだけ。ブラック企業の強権ワンマン社長に文句も言わずついていっても、結局社長が得するだけで社員は待遇が悪くなるのに似ています。 なんだかモヤモヤしていた最近の自分の考えに、意外な人からすっと答えを出してくれたインタビューでした。
2017.05.28
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首相自ら辞書引かず 「そもそも」答弁で政府 こんなくだらないことを訂正するのに閣議決定が必要なぐらい、間抜けな総理の発言です。 このあたり、先日のTBSラジオ「荻上チキ セッション22」で取り上げていましたが 朝日新聞より引用しますと-------------------------議論になったのは、過去3回廃案になった共謀罪法案より適用対象を厳しくしたと訴える首相が、「今回は『そもそも』犯罪を犯すことを目的としている集団でなければならない。これが(過去の法案と)全然違う」と述べた1月26日の衆院予算委での答弁。民進党の山尾志桜里氏が「『そもそも』発言を前提とすれば、オウム真理教はそもそもは宗教法人だから(処罰の)対象外か」と尋ねた。 これに対し、首相は「山尾氏は『初めから』という理解しかないと思っているかもしれないが、辞書で念のために調べたら『基本的に』という意味もある」と主張。「オウム真理教はある段階において一変した。『最初から』でなければ捜査の対象にならないという考え方そのものが大きな間違いであり、いわば『基本的に』変わったかどうかということにおいて、『そもそも』という表現を使った」と述べた。---------------------- が、実際はどの辞書にもそういう言葉は掲載されていない。また、放送内で当時の音声を放送していましたが、明らかに山尾議員を「あなたは日本語を知らないのでしょうが」という趣旨で発言。しかし、実際には本人が調べたという辞書には書かれていない。これは勘違いではなく、相手を嘲笑するために明確にウソをついたことになる。 で、さらに問題なのはこのことについて突っ込まれると、まず「そもそもという言葉には物事の基礎、土台、という意味がある、その土台という言葉には首相の言った基本的に、という意味があるので~」と訳の分からない正当化を閣議決定した。これはA=B B=C だからA=C という言語ではやってはいけない論法です。特に今回の共謀罪ではこの論法を使うといくらでも拡大解釈できる。だからこそ山尾議員が突っ込んだ「最初に質問した時と意味違っている」というのは正しい指摘であり、今回、閣議決定で否定されたという事は法律に大きな穴があることを認めた、とんでもないことです。 今回、何が問題かというと首相の挑発発言の尻拭いを閣議決定という手法で正当化しようとしたこと。と、同時にそれが無理筋だとわかると首相は調べていなかったと・・・これ、言葉の世界で生きている政治家にとって致命傷な感覚なんです。一般人の軽口ではありません。 上の論議をくだらないと思った方。政治の世界、特に国際政治の世界では言葉の解釈で戦争が起きるような世界。だからこそ一国の首相が野党の質問に説明できず逆切れして上のような子供っぽい挑発をし、墓穴を掘るようなことでは困るのです。ちなみにこれだけじゃなく、安倍首相は過去に何度も国会で子供っぽい挑発、虚勢張り、論議と関係ないレッテル張りなど、危険な発言を繰り返しています。 森友学園や加計学園問題で疑惑発覚当初「もし、私や家内がこの件にかかわっているようであれば首相だけでなく政治家もやめる」とタンカを切りました。で、今はどうなっているか?あの発言をした以上、内閣はどんな証拠を突き付けられても絶対に認められない状況になっている。つい先日の元文科省トップの突然の奇妙なスキャンダル報道も含め、それだけ歪んでしまっているんです。だいたい、籠池元理事長の証人喚問もプロセス含め異常なことであったし、今、話題になっている元文科省トップが自身の口で「証人喚問に応じる」と疑惑解明に意欲的であるにもかかわらず、それは行わない、文科省での再調査もやらない、といった行動は、すべてあの首相のタンカから発生してしまっている。 首相のバカ発言で周りが振り回される。単なる言葉のいい間違いではない、もっと根深いものを感じるのではないでしょうか?
2017.05.28
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これってとんでもない事なんじゃないかと思ったこと。 加計学園問題で内部告発した元文科省トップの人が歌舞伎町の出会い系バーに何度も行っていた、という報道が読売新聞という世界最大の発行部数を誇る新聞の、しかも3面記事という一面の次に大きく取り上げられる場所に掲載されたということは異常です。また、その情報は私人である人間の日常行動を尾行、監視、あるいは調査していたということの証であり。 つまり、共謀罪法案が作られる以前からこうやって個人の内定調査は行われ、時には今回のように政府の都合の悪いことを公表させない圧力のために脅迫として日本最大手の新聞社と結託しすることができる。 今回の見せしめで他に官僚で内部告発をしようとする人間にも無言の圧力をかけた。お前らも何か下手なことをしたらこういったことをされるんだぞと。 まず、今回の内部告発と出会い系バー通いは全く関係ない。また、組織内部での不正、反社会的行為を内部の人間が告発するのは社会正義です。これはブラック企業で苦しんでいる従業員が違法残業の実態のタイムカードなど資料を公表したら「社内規定に反する行為」と怒るようなもので。いずれにせよそこに個人のプライベートでの趣味は関係ありません。 しかし・・・読売新聞の今回の件で思ったのは、この記事を書いている新聞記者たちはどんな気分だろうなということ。「読売新聞を読んでください」の総理の発言といい、自分が政府の広報機関、御用新聞になったこと、完全に彼らの犬として扱われていることを「真実を伝える」メディア人として納得しているのだろうか…
2017.05.27
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よくわからないこと。 たとえば、個人が特定の政党、あるいは今の内閣や与党、特定政治家を支持するのはわかる。けど、今、国会で論議になっている加計学園問題で、当時文科省トップが例の文章に書かれたことを「この文章は本物である」と実名で告発したことについて、それでも菅官房長官の苦しい言い訳まで支持するのはどういう心理なんだろう? 政権を支持するのとおかしな部分、疑惑を追及するのは並列できるはず。にもかかわらず、この問題をまるで「追及するのは時間の無駄だ」とばかりに矮小化、告発した側を性的スキャンダルで信用できない人物とする姿勢・・・しかも、これだけ疑惑が持ち上がってきているにもかかわらず、「これ以上調べる必要はない」と言い切った異常性。 なにより、今回の件を「法律的に何も不正ではない」という人がいる。しかし思い出してほしい。首相は今回の件で「もし私がかかわっていたとするなら政治家を辞める」と。森友学園と同じく国会で言い切っていた。つまり、自分自身が「政権内閣が知人の事業に政治力を使うというのは政治生命をかけるほどの重大な問題である」と認めている。で、ここにきてボロボロと資料ができた。怪文書と否定したものが当時のトップに「これは本物です」と・・・しかも、その数日前に異例の読売新聞の目立つ場所に大きく、まだ事件でも何でもない私人(すでにやめているので)のスキャンダルが載るという異常さ。これは籠池理事長の突然の証人喚問にも似ていて。 そうでなくてもここ最近、「調べてみたがそういった文章はない」としてきたのが外部からのたれ込みで「改めて調べたらあった」というのが散々行われている。自衛隊の日誌の件もそうだった。それでもまだ信用できるのか? 先の大戦時、ナチスドイツは国民を右傾化させ、戦争に突き進んだけど、右傾化を実は多くの国民が受け入れた。自ら進んで「政府の喜ぶこと」をして、忠誠を誓いたがった。政府に反する思想を持つ人間や特定人種を迫害した。 この気持ち悪さをもってしても、まだ肯定しようとするのはちょっと私にはわからない。まるで宗教の妄信のような感覚に見えてしまう・・・
2017.05.26
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天皇の生前退位問題で有識者委員会の保守系な人の間から「天皇はただ祈っていればいい」的な発言をされショックを受けた、という言葉が毎日新聞に報道されました。 で、そこで思ったのですけど・・・天皇という存在は未だに政治的影響力がある。それって民主国家にとって危険なことだと思うのです。 例えば今回の生前退位に関しては国民の大多数が陛下の高齢を慮って賛成している。しかし、問題になる理由そのものがおかしな話で。これが普通の一般市民であれば引退などは個人の自由のはず。それどころかあらゆる一般人にできる自由が生まれながらに制限され、それを拒否することができない。 ちょっとぞっとした論議に皇室の後継者問題について「このままでは男系皇族の血統が途絶えてしまう。だから、過去に消滅した宮家を復活させ、その中から男子を女系の皇族と結婚させ、皇室の血統を守りたい」という意見があること・・・これって完全に政略結婚であり、皇室というシステムを守るためにだけ考えられている、明白な人権侵害になるのではないかと思います。 ひとつわかったことは、天皇というのは神でも超能力者でもありません。単なる生物学上の人間です。それを神格化、政治利用するのはいつの時代もその周りのシステムを使おうという側であり。また、我々もたとえば「陛下がいらっしゃる」というだけでありがたい、神々しいものを感じてしまうことがある。それがかえって陛下を追いつめる。 いろんな人の意見はあるだろうけど、天皇という社会的システムを壊す論議、あるいは生身の人間を象徴とするシステムを辞めることを考えていいと思う。象徴でいいのであれば、それこそ人形でも建物でもなんでもいいのだから。
2017.05.24
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ゴールデンウイークに実家に帰ったとき、3歳の甥っ子が遊びに来ていたのですが、ごく普通に母親のスマホで動画を見ている。自分で操作して、アンパンマンの動画を選んで。 つまり、この子にとって自分たちがテレビを見たりするのと同じ感覚で小さいころからスマホを使いこなしている。スマホを持ってない私の両親(この子にしてみるとおじいちゃん、おばあちゃん)にとっては「こんな小さいころからスマホなんて・・・」とちょっと不気味なものを感じているようですが。「人間は生まれた時にすでにあったものは自然なテクノロジー。15歳から35歳までに現れたものは新しいテクノロジー、35歳以降に現れたものは自然の摂理に反するテクノロジー」と感じるという言葉をちょうどラジオで伊集院光氏が紹介していましたが、きっとこの子の世代には当たり前にネットがあり、スマホで多くの娯楽が網羅できて、むしろ「スマホのない時代の人はどうやって生活していたのか?」想像できないのだと思う。だからこそ「最近の若い者は便利なものに頼って○○も使えない」という言葉が歴史的に面々と言われ続ける訳で。 何しろ今年の新入社員が最初に買ってもらったゲーム機はPS3だという事を聞いて驚愕していた自分。そうか・・もう10年たってるんだよな・・・
2017.05.23
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【発達障害】多くの教員は「忘れ物をしない普通の子」として生きてきたから「やる気があったら忘れるわけない」という発想になる、という説 これはよくわかります。特に先生になるような人は、基本、クラスでもトップクラスの「出来のいい子」です。で、そういう人たちにとって「当たり前」にできることができない子供は「努力が足りない」子供に見えてしまう。しかし、たとえば鉄棒の逆上がりができない子にとってはどんなにコツを教えても、一生懸命つきっきりで指導してもクルッと回ることができない。 上の忘れ物については、クラス全員の子供に毎日絶対に忘れないようにする指導より、忘れても予備として校内に常にある状態の方がシステム的に効率が良い。というか、意図的に忘れたのではない忘れ物について「どうして忘れたの!」と怒っても意味がない。覚えていなかったのだから忘れたのだからw。主客が逆転している。 あと、過剰なプレッシャーや緊張を強いるのはミスを余計に誘発させる、という統計結果も出ています。忘れ物をした生徒を教壇上につるし上げて生徒の前で叱るのは子供のプライドを傷つけるだけで具体的な解決策にはなっていない。 忘れ物をしないように手にマジックで書いていても、そのことを忘れてしまうこともある。寝る前に持ち物チェックをしたカバンごと忘れてしまうこともあるw。 もうちょっと「うっかり」を容認する、あるいはうっかりミスを簡単にフォローできるシステムを作ることの方が社会が優しくなると思うのです。
2017.05.22
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ネットで見かけたツイッターでちょっとゾッとしたやり取り。共謀罪法案について「アニメ映画「この世界の片隅に」で絵を描くのが趣味のヒロインが海岸線の絵をスケッチしていただけで憲兵に捕まった。「疑わしい奴は片っ端から警察に捕らえられる」こういうことが可能になる法案なんだぞ」という意見に「アニメの見すぎ。アニメと現実の区別がついていない」という人が・・・ これ、びっくりですよね・・・こんなことをいう人が本当にいるんだ・・・ ちなみに上の映画は戦争中にあった事をリアルに描いた作品で、この手の「絵を描いていたら捕まった」というのは当時いくらでもありました。それどころか、英語で書かれた本を持っていたというだけでスパイ容疑をかけられ拷問された、海外の音楽レコードを持っていただけで自宅をガサ入れされた、なんて話は枚挙にいとまがありません。で、こういったことをされた人は「一般市民」です。特に悪いことをしたわけではありません。 共謀罪法案で何が一番危険かというのは、よく擁護派の人が「悪いこと、後ろめたいことをしていなければ関係ない」といいます。が、実際は上のような運用をされる力を警察に合法的に与える。戦前の治安維持法も成立当初は新聞に「一般人には関係ない」と書かれていた。しかし、実際はどうであったか?多くの思想犯とされる「当時の政府に反対した、戦争に反対した人」を拷問にかけ、一生不遇の体にされた人、時には殺された人もいます。しかし「戦争に反対することは悪」であった時代にはそれが正義なんです。 たとえば、今は「原発に反対」「沖縄基地問題の政府の対応批判」「憲法改正反対」といった現政権のやり方に異を唱える政治集会が自由にできます。しかし、この集会で「今の政府をぶっ潰せ!」というシュプレヒコールが上がった>ぶっ潰す>物理的破壊活動の可能性もある>テロの可能性 ということで何もしていなくても参加者が合法的に捜査対象にされる。現に今でも、ISのテロがあった際、国内のイスラム教徒を公安が極秘に調べた文章がP2Pで流出する騒動があり、特定宗教信者に対して差別的な捜査が行われていたことが露呈しました。(ちなみにイスラム教徒というのは日本では少ないですが世界ではキリスト教より数が多い) 上のコメントを書いていた人は単に知識がないだけならますます心配なんですよ。だいたい、なんでオリンピックに合わせなければいけないのか?オリンピックの政治利用は禁止とオリンピック憲章にも書いてあるのに・・・
2017.05.21
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バラエティー番組で、最近視聴者からのクレーム、特にネットでの炎上を恐れてテレビで昔のような面白いことができない、という話をお笑い芸人がテレビで発言したところ「それは番組がつまらない、あるいは芸人の芸がつまらないからだ」というコメントが反論としてたくさんツイッターに上がっていて。 例えば「昔は許されていたけど、今は許されないお笑い」というのを考えたとき「暴力的」であったり「いじめ、差別にしか見えない行為」であったり「物を粗末に食べる、破壊するもったいない行為」であったり「特定相手の身体的特徴を笑う」であったりといった、当時も不快と思っていた人は一定数いた内容だと思うのです。 で、そのテレビでできない過激な笑いをYouTubeなどで素人がやって人気をとっている。結局、テレビと違うのはスポンサーや業界のしがらみといったものがないからできる。もちろん、何億とある動画のうち注目されるのはほんのひとつまみだけど。 笑いはタブーを踏み越えること、普通の人ができない、やったら社会的地位を失うようなことをやるから笑いが起きて、それをやるからお金をもらえる芸人でいられるのだと思うのですが、後はそれを好きと思うか、いやだと感じるかは個人の感覚になる。つまらないから自分は見ない、は許されるけど、つまらないから他人にも見せない、というのは違う。 最初の「炎上を恐れている」のは芸人ではなくテレビ局やスポンサーであり、逆に言えばそれがない状況は素人のユーチューバーと変わらない、そういうことかもしれません。
2017.05.19
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ネットで現政権擁護派の方々が「野党の質問はあらさがし、揚げ足取りばかりで単なる嫌がらせ」と書いている人がずいぶんいますが、昨日のTBSラジオ「荻上チキ セッション22」の加計学園問題についての国会論戦の音声をぜひ聞いてほしい。 私も含めてですが、国会中継をずっと見ている人などほとんどおらず、せいぜいテレビで数十秒~数分の映像で印象を語っているものです。が、今回の同番組での特集では、それでも実質1時間半程度の中でありますけど、なかなか長時間、実際の質問のやり取りを放送していて。 まあ、ひどいわ・・・というか、答弁が苦しすぎる。これ聞いても政権擁護派の方はまだ今回の件で何も疑惑や不正、おかしな圧力がなかったと言えるのでしょうか?先の森友学園問題でも、共謀罪法案の論議でも同じことを感じましたが・・・ 一つ分かった事。安倍首相は答えにくい事を聞かれると1、急に口調が攻撃的、逆質問式になる2、支持率の高さを取り上げ、自分が正しいことを言っている根拠にする(支持率の高さと物事の白黒は関係ない)3、2択で答えてほしい質問も結局答えない4、疑惑があった事で迷惑がかかる、あなたにはその責任が取れるのですか?と急に質問者に責任論を押し付ける5、以前に言ったことを「言ってない」という6、野次がうるさいと周りを注意する7、長く話すが質問には明確に答えていない というパターンですw見事に。 このパターンって誰かに似てるなあと思ったら・・・そうだ!まんまトランプ大統領じゃん!
2017.05.18
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週刊文春がライバル紙の新潮の中吊り広告の情報を先に入手していた、けしからん的な話題になっていますけど、普段芸能人や政治家の盗み撮りをしたり情報をリークしたりしている自分たちなのに自分の会社に仕掛けられること、情報をリークされることはダメって勝手な言いぐさだよなと思ったw
2017.05.18
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加計学園の新学部「総理のご意向」 文科省に記録文書 森友学園問題に隠れがちでしたが、実際はもっと大きなお金が動いていた学校問題です。ここにきて官僚という人は「保身のために命令を受けたときは記録を残しておく」という習性が疑惑の証拠になったわけですが。 官僚、特に上に行けるような人はあらゆる意味で「優秀」です。自分のやっていることがどういうことか、どういう影響があるか、自分にどんな責任が降りかかってくるかを知っている。だからこそ、何かあったときに「いえ、私の責任ではなく上から命令されたことを遂行したまでです」というのを立証するため、こういった文章化やメモなどを残している。また、文章はパソコンで作成するため、データベースと紙ベースの2種類は最低存在し、どちらも紛失、あるいは消去されることは何らかの意図がない限りありえない。先の自衛隊日報の件がいい例ですが。 責任を取らないために証拠としてこの手の文章を残す。今回の記録文章はその一端だと思います。 同時に森友学園の方も新たな財務省のメールが籠池氏側から公開されて。こちらも明らかに財務省側が不動産売買の指示を出している。国会で佐川財務局長が答弁した内容と違っている。 先日の国会で首相が野党に森友学園問題について「ずぶずぶの関係ではないか」と言われて激昂し、わけの分からない反論(声はでかいが回答になっていない)をしていましたが、今回の場合、ずぶずぶと言われたとしてどう回答するのでしょうかねえ?
2017.05.17
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バレー部員に繰り返しボール当てる動画 大阪の高校調査 この動画を実際見ましたが、単なる虐待、いじめとしか思えない。たとえばちゃんと構えているところへ顔面に向かって当てて・・・なら、ぎりぎり「目をそらさずレシーブを反す訓練」とできますが、あきらかにうずくまっている相手、実戦では絶対にありえない状況にもかかわらず至近距離からぶち当てる。 で、怖いと思ったのがこれを擁護する意見が元バレー部や体育会系の人からあがっていること。いわく「自分たちもこのぐらいのことをやった」「こんなことも返せなくてどうする」「これはいじめじゃなく精神を鍛える訓練だ」・・・ ひとつ聞きたい。この映像が世間にUPされたとたん、これだけ大騒ぎになっている。それは多くの人が「これはひどい」と思ったから。しかも、この映像を撮影した人はおそらく内部の、部員なのか関係者なのかわからないけど「問題だ」と思ったからネットに公表した。ばれたらやばい、後ろめたい行為だったんだと。 つくづく思うのは、日本の体育会系部活動って「競技を楽しむこと」が許されない、スポ根マンガに代表されるような「強くならなくてはいけない」なのがおかしい。部活の最中に笑っていたというだけで「何笑ってるんだ!まじめにやれ!」と先輩から脛を蹴られるような。これ、私の中学時代のテニス部です。 学校という組織、あるいは「教育」という名前が付くと法律上許されないことが合法化される雰囲気があるけど、そんなものはない。 何より上の動画を擁護する人に聞きたい。「では、あなたはこの暴行としか思えない練習を今、毎日受けて平気ですか?」きっとやりたがらないと思う。そういう類のものだ。 過去は美化される。現在、この学校で調査が進んでいるそうですがきっと「情熱のあまり行き過ぎた指導があった」といったものでお茶を濁されるのだろう。過去にどれだけ同様の事件があったか? この部活に入った生徒はバレーをやりたいのであって顔面にボールを受けたいのではない。いい加減に暴行を擁護するのをやめよう。
2017.05.16
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産経記事に民族侮蔑表現 「読めば読むほど…」憎しみ募らせたコメント多数 この記事は私も最初に読んだ時に「え?これ、一応全国新聞だよね?」と。ここまで特定民族に対して差別的な記事を書いても通ってしまうこの新聞社の自由さ(皮肉)に呆れたのですが。 まず、第一に民族性と個人の性格は関係ない。自分の身の回りを見てもわかると思いますが、優しいおっとりした人も激しいきつい人もいる。一概に日本人論にはできるわけがない。 また、「政治的統治能力がない」というのは、それこそ失礼な話で。この思い上がりが日本が戦前「アジアは日本が統治しなければいけない」という歪んだ優越感をいまだに引きずっているとしか。 で、上の記事にもあるようにYAHOOのコメント欄にはこれに賛同し、もっと露骨な侮蔑的、差別的言葉を書き込む日本人がいる。まさしくヘイトを煽り、差別を助長させる記事であり、これだけでなく産経新聞はこの手の特定国への記事をずっと書いていて。 なんだろう・・・この記事を書いている「差別に反対する」という編集方針は「ただし、中国、韓国は除く」とでも書いてあるのだろうか?
2017.05.15
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歴史というのはたった一つの間違いで覆るものではないということについて。 名古屋CBCラジオ「つボイノリオ 聞けば聞くほど」という番組で旧日本軍の731部隊についてちょっと触れたところ、メールで「あれは中国共産党によるでっちあげである。たとえば資料館に残っている写真に違う場所で撮影されたものがあった、だから全部ねつ造だ」と、まあ、アレな人の投稿があり。(文章でこのように公共の電波を使って日本人を貶める左翼的な~と書いていたのでまあそういう内容です) で、番組内で詳しく731部隊について解説があった。この内容はかなり踏み込んだそれこそ先ごろアメリカの公文書公開についてや、それ以前に公開されたアメリカの資料(既に戦後すいぶんたったもの)、また、当時の部隊員のインタビュー手記なども紹介され、かなり濃い内容になっていまして。 たとえば731部隊が戦後日本人に広く知られるきっかけになったのは森村誠一のノンフィクション「悪魔の飽食」で、私も学生時代に図書館で読んだ覚えがあります。この作品でも後に一部資料の中に事実誤認誤認があるとしてそれをもって「全部嘘っぱちだ」という意見もありました。が、本来はそれだけでは覆せないほどの資料、当時の設備、関係者の証言がある。 この中でつボイノリオさんが言っていたこと「たしか広島の原爆資料館か東京大空襲かどちらか失念しましたが、こちらの資料写真の中にも違う写真が取り違って掲載されていたことがある。しかし、これが違うものだからと言って東京大空襲も広島の原爆もなかったことにはならない」という言葉を。 この視点はすごく大切です。以前、別番組「荻上チキ セッション22」で従軍慰安婦問題を取り上げた際、朝日新聞が誤報した吉田証言をもって慰安婦問題はなかったとする人々がいるけど、実際は吉田証言以降も2000近い文章や資料、あるいは現地被害者からの声がある。歴史というのはこれらのパーツをひとつづつ組み合わせて立体的に検証するものであり、たった一つの資料で覆るものではない。という・・・ 思うのは上のような事柄には「日本人はそんなひどいことはしない」という思考が多分に含まれている。しかし、現代日本でもひどい事件や凶悪な人権侵害、企業が奴隷のように外国人労働者を使う横暴などはあり、その当事者は日本人です。いや、日本人だけではなく世界各国でこういうことはある。いつ、いかなる状況で再び同じ惨事が起きても、あるいは自分が加害者側に回ってもおかしくはない。 だからこそ歴史から何があったかを検証するのが大切で。むしろ今回、上のラジオに投稿した人のおかげで私も731部隊についてさらに深く知りたくなりました。
2017.05.14
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先に行われた日韓合意が韓国の大統領交代で破棄される可能性が出てきたことで、ちょっと思ったのが「結局、戦争やら外交やらといったことはあくまで政府の偉い人、直接は何の被害も受けていない人同士が勝手に取り決めている約束事でしかない」ということ。 日韓合意がなされた際、韓国国内では「これは認められない」という国民意見が過半数だった。しかし合意したということは、韓国の民意とかけ離れていた政治判断だったということです。これと似たことは日本国内でもあって、国民世論の過半数は反対している法案がなぜか国民の代表であるはずの議員がいる国会を通る、あるいはTTP交渉のように、当事者産業従事者に多大な影響があるにもかかわらず国民には経緯や内容が知らされていない状態で海外との交渉が決まっていたり。しかもまとまったとおもったらアメリカがあっさり離脱宣言して有耶無耶になってしまったり。 私は今回の日韓合意破棄かもしれない、ということに対して日本の「こんなに簡単に国同士の取り決めを破ることは信用されなくなる」という非難がありましたが、この手の事、国民感情を無視したり、あるいはまったく世論とは関係ないことなんていくらでもある。わかりやすい例だと北朝鮮とか。あの独裁政権下で国民が本当にTOPのやっていることに賛同している国民ばかりと思う人はいるだろうか?むしろ指導者の暴走で被害にあっているとしか思えない。 結局あの時の合意で「なかったこと」にしようなんてできないほど戦争というものの傷跡は人々の歴史には深く、濃く、長く続くものだと考えてます。 これと同じことは日本でもありました。あれだけ激しい戦争を行い、焼け野原になって無差別に大量殺害をしたアメリカを国同士は知らんけど絶対に許せない。そういって亡くなった日本の戦争経験者はたくさんいます。
2017.05.13
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狂っている仕事の言葉「休日出勤しているクライアントを待たせてゴールデンウイークをカレンダー通り休もうなんて社会人として責任感ないだろ」 ・・・え?
2017.05.12
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「自転車を盗む奴とか傘を盗む奴に罪悪感がない」というお話に戸惑いと怒りが止まらないTL 「理解できない」「恨み続けるからな」 思い出したのが、前にラジオで伊集院光 氏が「人間、自分がやっている罪だと許したくなる」という言葉。これはたとえば「万引きは許さない!」と言っている人が違法な音楽や映画のネットからの無料ダウンロードをしていたり。また、伊集院本人も告白していましたが、自分は万引きはしたことがないけど親の財布からよくお金をくすねていた。だから悪いことだと思っているけど一方的に非難できないと・・・ 上の人にとって自転車や傘をパクるのは特に罪の意識はない。しかし、皆さんにもごく当たり前にやっている違法行為、たとえば車の往来がない交差点で赤信号なのに渡ってしまうとか、ネットで公式ではない音楽の無料サイトからダウンロードとかあるのではないだろうか?また、違法ではなくてもたとえば「食べ物を残すなんて」とか「娯楽として動物を殺す行為である魚釣りはおかしい」など。人によって罪の意識レベルは様々です。 だから、上のような人にサイコパスとか倫理観がない、というのは私は違和感を感じる。自分の持っている罪の意識のライン。この差であり、もっといえば戦争になると全く恨みのない、言葉も交わしたこともない敵国の兵士や市民を殺すことが「当たり前」になる。 罪の意識は階段があるのではなく滑らかなスロープになっていて。自分の立ち位置がどこかわかりにくいし、その位置は年齢や環境、その時の立場でズルズル滑り落ちることも、ぐんぐん上がってしまうこともある。 上の記事を読んだ人に問い直したい。あなたの立ち位置はどこですか?
2017.05.11
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先日TBSラジオ「荻上チキ セッション22」では、ここ最近の国会答弁を取り上げていましたが・・・まあ、これがコントかよ!と思うぐらい。 今回は森友学園問題、共謀罪、憲法改正問題を取り上げていましたが、特に金田法務大臣がひどい。野党の質問、たとえば「一般人は捜査対象にならないとおっしゃられましたが、一般人とそうでない人との区別はどうするのか?」に対して「犯罪組織に接触しなければ」といった。しかし、その犯罪組織に接触しているかどうかを調べることがすでに一般人が捜査対象にもなりえる、ということになる。こんな簡単な矛盾にすら答えられない。 また、安倍首相もひどくて、改憲論議について「読売新聞を読んでくれ」と。これって国会での有権者の代表である議員質問を無視した、しかもたった一社の民間報道会社の宣伝をしたと同義語であり。また、その内容についての質問(自衛隊の違憲性)には全く答えていない。 よく「野党がだらしない質問しかしない」と言っている人がいますが、逆です。まともな質問に全く答えられない、あるいははぐらかすのは与党側で。キャッチボールで言えば胸元に投げた真っすぐなボールなのに受け止められない、あるいは投げ返さず手元でくるくる弄んで質問時間を過ごさせて結局回答を得られない。 例えば森友問題でも野党の質問は明確なんです。証拠を提示したうえで「この時の議事録資料を出してください」「これを言ったのはどなたですか?」「どうしてこの時だけ特例なんですか?」しかし、言を左右にするだけで全く答えられていない。これ、長引いているのは質問者側が悪いんですかねえ? テレビだとニュースの数分で終わってしまう話題ですが、この番組のように2時間近くじっくり報道されると、今、国会でどんなことが行われているかよくわかる。それはコントのような、本当に笑える答弁の応酬。いい加減にせよと。 「予算委員会でこんな余計な時間を浪費するな」という人へ。確かに時間の浪費です。しかし、浪費の理由は単純な質問に明快な回答ができない、土地売買問題なんて、それこそ忖度ではっきりできない側に責任があるんです。特に金田法務大臣はひどすぎる。同じことを3回も繰り返して読み直すなど、この人だめだろう・・・ 舐められているのは野党ではなくマスコミや有権者だってことです。
2017.05.10
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森友学園問題で録音されていた音声データが本人のものであると確認された件に関して、これについては事件が新たなステージに上がったことを意味します。つまり、財務局の担当者が特例と認めたということで本来は真相解明のため、資料をすべて提出しなければいけない。 なんだか不思議なのは「こんな論議をしていないで北朝鮮などもっと大きな問題を国会で論議しろよ」という意見を散見すること。しかし、行政の公正性というものが信用できないことになっている大変な問題です。また、首相夫人が私人として行政に関与できたのではないかという大問題とか。それこそ籠池理事長が証人喚問をした、ということで彼の言葉がこのまま真実になる。 そうではないといいたいのであれば夫人側が国会の場で同じ立場で証言しなくてはいけない。証人喚問というのはそれだけ重いものであり。むしろトカゲのしっぽ切りのつもりが尻尾に猛毒があってその毒をあたりにぶっかけて収集つかなくなっている・・・ 何より「愛国」なる言葉がいとも簡単に裏切られるという構図。森友学園が問題になる前にさんざんほめたたえていた政治家や論人が見事に手のひらをかえす。今まで彼らの言っていた愛国忠誠心は何だったのかと。 今回の事件は単なる土地売買の不正問題だけではない、ものすごく大きな問題の一端がこの国にあることを見せてくれて。とてもじゃないけど「もういいよ」にできる問題じゃないんですけどねえ・・・あと、この問題と他の北朝鮮や憲法問題は同時並行で進行できる別の問題です。
2017.05.09
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たとえば、現在都内の最低賃金は時給で932円です。ですのでたとえばコンビニやファミレスなどの求人広告でこれ以下は法律違反、ということになります。 これはどんな大企業も個人経営商店も同じ。これに違反した場合、50万円以下の罰金になります。 が・・・いまだに都内でも「時給850円」といった張り紙をしてある店などを見かけることがありますし、おそらく店主もそういう法律があることを知らない、あるいはこの金額しか出せないということなのでしょう。 他にも「高校生などのアルバイト学生は時給が安い」といったことも同じ職場で同一労働である場合、本来は認められていません。 ちょっと前に「最低自給を1500円に」という訴えのデモがあり、それに対してネットで「高すぎる、甘えている」といった意見を散見しましたが・・・冷静に計算してほしい。時給1500円で一日8時間、一か月20日働いたとして、年収ベースでは290万円。しかもこれには税金やら保険、年金などは含まれない。手取りベースでいったら決して楽な生活をしているとは言えない。何か不意な事故で入院したら? 自分の給料が上がることに文句を言う人はいないでしょう。しかし、他人の給料が上がることには反対する。この意見が雇用者側だけでなく労働者側にもあるとしたら、感覚が怖いと思いました。
2017.05.08
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その常識をいつ知るか?の問題について。 つい先日、乳幼児にはちみつを与えたところボツリヌス菌によって日本初の乳児死亡事故が起きたというニュースがありました。で、この際にネットで「乳幼児にハチミツは危険であるというのは常識」という言葉をたくさん見ました。 が・・・これっていつ皆さん知りましたか?私の例だと実は漫画「美味しんぼ」で同様のことを間違って描き(山岡さんが子供の離乳食にハチミツがいい、というお話)後に作者が間違いを認め、単行本から欠番になった騒動がありまして。私はその時はじめて知ったんです。もっといえば、長年にわたって食べ物漫画を描いていた作者すら知らなかった常識、ともいえます。 現在、子供が生まれた母親に食べさせてはいけない食品として指導があったり、ハチミツのパッケージにも記載されています。が、たとえばそれを知らない年寄りが孫が喜ぶと思って、とか、男親だとその手の知識がなく・・・なんてことは十分考えられる。 今回のニュースで思ったのは、世間でいう「常識」というのを知らない、あるいは触れるきっかけがない人というのはいます。たとえば、意外と知られていない、でも考えたら当たり前の常識として「冷凍食品には基本、保存料が入っていない。だから、解凍したものを常温で長期間持ち運ぶお弁当などは実は危険でもある」ということ。特に夏場など品目によってはすぐ悪くなる。そういう意味では保存料が入っていないからこそ危険な食材にもなりえる、ということ・・・ 上のハチミツの件に戻りますが、今回のニュースで初めて「ハチミツが乳幼児には危険」ということを知った人も多いのではないかと思います。また、もっというと火を通していない生野菜や一部果物も死亡事故にまではいかないですが消化器官の未発達な子供には食べさせないで、という食品もあります。それらを「常識として」すべて知っている人はどれぐらいいるのでしょうか? 「そんなこと常識だろ」という罵倒は非常に怖い。知らない人が質問しにくくなり、知識を得られないまま生活して大惨事ということがある。 誰にだって「知らない常識」はある。
2017.05.06
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なんだかすごいコラムを・・・忍者を見倣おう 5月5日 えっと・・・もう、なんというか・・・なんでも国防論に結びつけようとするこのコラムを書いている人の頭が心配です。 まず、大前提として今は「戦国時代ではない」wそれに、国民が国家のために戦うという概念はこの当時はない。あくまで傭兵、やとわれの専門職。それを今の近代社会の民主社会の概念にも当てはめているところが頭がおかしい。 何より、忍者はいまはいないwマンガやアニメの見過ぎだ。----------------同時に平成の日本人は、忍者の危機管理術を見習うべきである。彼らは長く平和が続いた江戸時代にあっても、有事への備えを片時も怠らなかった。---------------- その結果、ペリー来航で各藩大慌て、国内戦争、結局幕府崩壊、明治維新と国家観が変わってたんですけどw忍者何の役にも立ってないやん・・・ なんだろ?素人の私にすら突っ込めるこの程度の論理矛盾すら考えられていない人が新聞の社説を書ける新聞社のレベルってどうなってるの? もう一度書く。 忍者は今はいない
2017.05.06
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憲法記念日に際して首相が改憲の意向をビデオメッセージで公開しましたけど、たとえば「自衛隊は違憲かもしれないけど命を懸けろというのは無責任ではないか」という言葉に、でも、自衛隊員が命を懸けるようなことをさせるのは政治家だよね?と思った自分w たとえば自然災害救助などの危険任務は別ですが、紛争地での警護活動、海外の駆け付け警護とか、アメリカ軍との共闘といったものは確実に政治家がGOサインを出すもの。政治側の意図で彼らを危険にさらすことも、安全にすることもできる。 特に昨今あった海外派遣先で現地で大規模な戦闘があったという報告が政治的都合、憲法違反に当たる可能性があるとしてでもみ消し処理されていたことも考えると、自衛隊という国内防御を前提に創立した組織を何が何でも海外に出すようにする邪魔になるから憲法を変えようという意図が読み取れて仕方ない。 で、最初の首相のコメントはそのための改憲論だとしたら根本からおかしなわけで。むしろ、これまで「いや、我が国は9条があるのでできないんですよ」という海外、特にアメリカからの圧力をかわす盾を失うことになる。 この手の「人質論議」は気を付けなければいけない。だいたい、自衛隊も発端は警察予備隊というアメリカの冷戦構造での産物であったのだし。
2017.05.05
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辺野古集会「来たくねー」 参加者送迎のバス運転手が投稿 これは「言論、表現の自由」として許されるべきことだと思います。というか、ツイッターはあくまで個人の意見。それを自分の仕事相手だったから、という理由は通らない。これを認めるというのは基地反対以外は認めない、といっているのと同義語です。また、運転手という立場だから、というのも成り立たない。運転手はあくまで業務で客を乗せただけであって、乗員の主義主張で業務内容的に差別していなければツイッターはあくまで個人の空間。これがだめならたとえば「今日の仕事は子供が多くて疲れた~」もNGになってしまう。 私は沖縄の基地問題については国の強引なやり方に反対派を支持する側の意見なのですが、上のようなことは断固反対です。それは言論弾圧という彼らが本来一番嫌うべき行動になっているから。それに守秘義務以外の会社の意向で制裁し、個人の意見を制限するようなことはあってはならないと思います。
2017.05.03
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消防団の職員が移動の途中に忙しくて時間がないため消防車でうどん屋で食事をしていたところを非難されて謝罪、云々のニュースに限らずですが、どうもこの手の「仕事をしている人に外野がイメージだけで何も理解せずサボっている、怠惰だと文句を言う人」というのがいて。 たとえば、これも本当にある話ですが市役所などの受付から見える場所で仕事をする人はお茶などを飲めない。これは「のんきにお茶なんて飲みやがって」という苦情があったからだそうで。でも、たとえば自分の仕事もそうですが就業中にお茶やらコーヒーやらを飲みながら、というのは当たり前です。 それどころか自分の仕事(ゲームのデザイナー)は仕事中にイヤフォンで音楽聞いていたり。これは別に業務に差しさわりがないからです。 上の苦情を入れた人というのは他人の仕事に対して本質的に理解がない、イメージで「ああいうことをやっているのは仕事をまともにやっていない、税金泥棒だ」のような・・・もっとも、消防団って消防士と違って地区のボランティアでやっている人が多いのに。 何より問題なのは、この手の苦情を受けて働いている職員のことを考えず、即謝る姿勢だと思います。今回の件もちゃんと説明すれば多くの人は理解してくれる。その方がよほど大切じゃないか。 苦情の質を読み取らなきゃいけないと思います。
2017.05.02
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日本特有なのか?それとも海外でもこういったことがあるかはわかりませんが、先日大竹まこと ゴールデンラジオにアルピニストの野口健さんがゲストで、彼がヒマラヤで登山中に大きな地震があり、その時に必要と感じた震災の知識や経験を、昨年起きた熊本震災の際にテント村を作ったきっかけになったお話をされていました。 で、そこで苦労したお話として被災地で仕事をしたメンバーが夜に息抜きで酒を飲みに行くと不謹慎だと文句を言われる、ツイッターに書き込まれるようなことがあるというお話。でも、災害救援活動は長期化するからきちんと息抜きできなければいけないのに・・・という。 なんだろう?確か熊本の震災でテレビ局のアナウンサーが昼に食べた弁当写真をブログにUPしたら「被災地では食べられない人もいるのに不謹慎だ!」と苦情が多数あって謝罪に追い込まれたというニュースも見ましたが、現地は「悲惨な状況でなくてはいけない、全員が緊張を常にしてなければいけない」という無意味な空気を被災地民ではない、特に影響のなかった地域から文句を言う人がいる。 しかし、悲惨な現場にも笑いもあるし楽しみもある。それすら否定する人こそ「不謹慎」だと思うのですが。 東日本大震災でも、自衛隊の方々は食事を被災者に見えない場所で隠れるようにしていたといいます。これもおかしな話なんだよな。 そもそも自然災害があるたびに行われる「自粛」ということに何のメリットがあるのかさっぱり意味を見いだせない。経済活動を停滞させ、暗い空気を広げるだけ。だったらそういうイベントで募金活動を行った方がよほど現地のためになるのに・・・
2017.05.01
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