森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2014.01.08
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石原加受子さんは、感情を感じることと、思考することは同時にはできないといわれています。
あなたの意識が感情のほうに向いているときは、あなたが思考することは止まっています。
反対にあなたが思考しているときは、感情は止まっています。
どちらか一つしかできないのです。私もその通りだと思います。

これを日常生活で利用しない手はありません。
思考と感情はどちらを優先するといいのか。
森田理論学習をしている人はお分かりと思いますが、当然感情のほうですね。

どんな場合でも、苦楽、好き嫌い、快不快から出発するのです。
ここから出発すれば、とても自由な生き方ができます。
感情を大事にして、感情を味わい、感情を受け入れるためには、いつも感情に焦点を
あてていくことが大事です。

森田理論では、「純な心」を大切にします。
「純な心」とは、最初に感じる感情です。直感とも、初一念とも言います。
一瞬ハッとするような感情です。
のほほんとしていると、すぐに見逃してしまいます。心してかからねばなりません。

初一念を見逃して、しばらく経って頭で考えることは、感情ではありません。
感情のように見えますが、「かくあるべし」で思考していることなのです。
森田理論学習では、初二念、初三念といいます。これは基本的には無視することです。

事件や出来事に遭遇して、最初に感じる感情をキャッチしようとする強い気持ちを持つ
ことが大切です。
小さい感情を自分の持っている宝物と同じように扱いましょう。
なかなかの関門ですが、生活の発見会の会員はここを目指しているといっても過言
ではありません。






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Last updated  2014.01.08 07:11:20
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