森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2014.02.20
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カテゴリ: 森田番外編
ソチオリンピック男子2人のりボブスレーで日本は30チーム中28位だった。

ボブスレーというそりに乗って、1700メートルの距離を時速130キロから
155キロで、約1分で滑り降りる。
この競技は、「スタートダッシュ」「パイロットの技術」「ボブスレーの性能」で
決まるそうだ。日本ではどの点を取ってみても後塵を拝している。
競技人口も少なく、遠征費用などは自前というのが響いているのかもしれない。

ヨーロッパではBMW、フェラーリ、マクラレーンなどのメーカーがボブスレーを
つくっている。1台700万円もするボブスレーを選手の体型に合わせて作っている。

日本でボブスレーを製作している企業はなく、今まで現地で外国製をリースして競技
に臨んでいた。中古車とF1の車両が勝負しているような状態だった。
上位に食い込むことは夢のまた夢であった。

そんな中2012年5月東京都大田区の町工場の人たちがボブスレーの製造に立ち上
がった。もともと下町の町工場とはいえそれぞれの分野で高い技術を持っている。
その技術はロケット、航空機、防衛部品、産業機械などに活かされている。
そういう人たちが一致団結して仕事の合間に無償で手分けをして作り始めたのだ。

1号機は12月に完成してテスト走行が行われている。
そこそこのタイムだったが改善点もあった。翌年には2号機、3号機と作られたが、
ソチオリンピックでは不採用となった。規格や操作面の難しさが露呈したようである。

でもあきらめることはない。まだ始まったばかりの挑戦である。
大田区の町工場の人が立ち上がった関係で、NTTぶららや全日空などがスポンサー
に名乗り出た。ソチの次は韓国の平昌である。
ぜひとも日本製のボブスレーで上位に食い込んでほしいものである。





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Last updated  2014.02.20 06:40:55
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stst@ Re[2]:強情と盲従の弊害について(02/27) 森田生涯様、返信アドバイスをしていただ…
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