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春の雰囲気に誘われてダーナ保護区に足を運んだ3月。思った以上に美しいダーナ保護区の風景に出会うことができました。今日はそんなダーナ保護区の春の風景をお伝えしたいと思います。ヨルダンは実は、隠れたトレッキングの名所が散在する「トレッキング王国」…なーーーんてことは、日本ではほとんど知られていない事実。でもヨーロッパ圏などのツーリストは、トレッキング目的でヨルダンに足を運んだりするんです。リピーターも多いです。そんなトレッキング王国ヨルダン! トレッキングを楽しめる代表的な観光地が、このダーナ保護区です。まずはダーナの春の風景をご堪能ください。春のダーナ保護区は、まさにおとぎ話のようなお花の風景。いつもはゴツゴツとした岩肌も緑に覆われています。今回参加したトレッキングコースは Wadi Ghuweir Trail と呼ばれるトレイル。ただし実際の Wadi Ghuweir Trail は6-7時間ほどかかるトレイル。私達は今回日帰りでのトレイルに挑戦しましたので、このコースを4時間ほど歩いて途中で引き返してきました。春のダーナは、黄色いお花で埋め尽くされます。春のむせかえる匂いに足取りも軽くなります。 ダーナの黄色いお花。 こんな野草も。このトレイルはフェイナンから出発することもできますが、本当のコースはショーバック城付近から始まります。私達は時間がなかったので、フェイナンから出発いたしました。フェイナンでは、ビジターセンターに着いたら、4×4のピックアップ車で移動しなければなりません。このピックアップ車は片道 12.5JD と少し割高なのですが、地元のベドウィン達に還元される仕組みになっていますので、まぁ良しといたしましょう。ピックアップ車でコースの始まりまで移動します。その後はただただ歩くのみ。このコースには川がありますので、多少は濡れる覚悟でご参加ください (ただし濡れるといっても足元だけです)。靴下の替えや濡れても良い靴を準備されるようにお勧めいたします。また、冬場はこのトレイルはできません。それで春のお天気の良い日にぜひご挑戦あれ! 特にヨルダン在住の方は、お天気のよい週末なんかを選ばれると良いかと思います。ヨルダンでは、ヨーロッパ圏のツーリストのニーズに応えてトレッキングに力を入れる旅行会社も少しずつですが増えています。私の取引先はいち早くトレッキングをプログラムに組み込んでいる、ヨルダンでも数少ない旅行会社の一つ。ヨルダンといえば遺跡、というイメージがかなり固定していますが、ヨルダンの魅力は遺跡だけではありません。自然がお好きな方なら、ぜひこうした保護区でのトレッキングをコースに組み入れていただきたいと思います。石と岩と砂漠…というヨルダンのイメージを覆すような息をのむ風景が眼前に広がると思いますよ!↓応援のポチッ、一日1回お願いします。↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッと押してください。皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/2220000/
2015.04.26
春真っ盛りのヨルダンを楽しんでいます。もう家でストーブを使うこともなくなりました。寒かった冬が嘘のよう…。以前のアパートは最上階だったので、本当に凍える思いをしました。それに比べて今の家は温かい! 上にも下にも住人がいるので、真ん中の階にいる私たちは昨年の冬と比べると本当に快適な冬を過ごすことができました。感謝感謝。さて、春の時期はヨルダン旅行に最適な気候でもあります。以前のブログでダーナ保護区にある Feynan Eco Lodge をご紹介しましたが、この春の季節はこのフェイナンからのトレッキングもお勧め。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412280000/ まだアップしきれていない写真がありましたので、春の観光シーズンを前にご紹介させていただきます。このフェイナンの位置については、http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201501110000/ をご参照くださいませ。また、エコ・ロッジの施設の詳細については http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201501120000/ をご覧くださいね。さてこのフェイナンですが、ビジターセンターに着きますとピックアップ車に乗り換えていただく必要があります。ビジターセンター以降の道はがたがた道で舗装されていません。4×4でないとにっちもさっちも行かなくなります。荷台に乗っての移動も可能。しかし、かなりのがたがた道ですので、ご注意を!このピックアップ車ですが、ダーナのベドウィン達が運転しています。1台につき片道 12.5JD と、なかなかのお値段。フェイナンに宿泊するとなると、往復でこのピックアップ車が必要になります。往復だと25JD(4000円強) かかるわけですね。ぼったくりという感も致しますが、ヨルダンにあるこうした保護区では、収入が地元のアラブに直接還元される仕組みになっています。道が舗装されずにいるのは、彼らの生計手段を確保するためでしょう。というわけで、地元への還元! と思って仕方なく (笑) 払います。さて、以前のブログで Feynan Eco Lodge のお食事について「宿泊客へのお肉メニューは一切なく、ベジタリアンフード一色です」と書きました。ですから、ここに住み着くネコちゃんも必然的にベジタリアン・フードのお相伴にあずかることになります。たとえば、この下の猫ちゃんがかじりついているものは… 茹でたとうもろこし!!この茹でたトウモロコシをねだっては貪(むさぼ)り食うネコちゃんたち。本物のベジタリアン・キャット。いやぁ、かなり衝撃的な光景でした。猫の毛に触れるとアレルギーが出る私なのですが、ここの猫ちゃんたちに限っては、触ってもかゆくならないんです。猫も食べ物によって体質、いや、「猫質」が変わるんでしょうか。この Feynan ですが、ヨーロッパ圏からのヨルダン在住外国人たちに人気の場所。またイギリスやフランスからのツーリストもよく利用しています。さすがトレッキング大国の人たちです。日本ではまだまだ、ヨルダンが隠れたトレッキングの名所であることなんて知られていないと思いますが、ヨーロッパからのお客様の中にはトレッキングを目当てにヨルダンに来る人も多いのです。観光の中でもこの分野は、これからヨルダンがさらに力を入れようとしている部分でもあります。上の写真は、ダーナ保護区からアンマンに向かう帰り道で撮ったもの。夕焼けに山肌が染まってとても美しかったので、思わず車を止めて見入ってしまいました。ぺトラなどの陰に隠れてなかなか注目されることがないダーナ保護区ですが、様々な魅力に満ちています。日本からのお客様は駆け足での観光が多いかと思いますが、1泊延泊してダーナの魅力に触れてみられるのも良いですよ! ぜひご旅行のご計画の参考になさってくださいね。↓応援のポチッ、一日1回お願いします。↓ 下の「ブログ村」のアイコンをポチッと押してください。皆さまの応援がランクが反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。当方のホームページまた本ブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/中東旅行のヒント! 現地旅行会社の選び方:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201502220000/2220000/
2015.03.18
さて、文句言いのアラブ (一部) を引き連れてのダーナ旅行、まだまだ続きますよ~。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201501160000/一抹の不安を抱えつつ眠りに就いたアメリちゃんと私。今回の旅行で文句言いは2名のアラブだけでしたが…。あとのアラブは非常に強力的で助かりました。しかし明日のトレッキング、脱落者が出ずに無事に終えることができるのか…道中、文句が噴出したらどうしよう…。なぜか今回の旅は私が仕切り役になっています。旅行の言いだしっぺなので仕方ありませんが、アラブを引き連れての旅行がこんなに大変だとは思ってもいなかった…。アラブを引き連れての旅行の計画はもう二度とせーへんで、と固く心に誓いつつ朝を迎えたのでありました。ところで私たちが今回挑戦したかったのは、Wadi Ghuweir Trail というトレイル。シーク(高くそびえ立つ岩壁)の間を縫って歩いていくトレイルで、途中に川あり谷ありの面白そうなトレイル。下の写真は、このトレイルを紹介したホームページから拝借させていただきました。でもこのトレイルは少し難関コースで、お嬢様アラブには向かないらしい。…というわけで、泣く泣くあきらめまして、簡単な Wadi Dana Trail にすることに。あーー絶対に Wadi Ghuweir Trail 次回は挑戦しますからね!さて、この Wadi Dana Trail、歩き始めて気付いた…。こ、これは、1年前にしたトレイルと同じ! そう、Dana Guest House から始まる6-7時間のトレッキングコース (http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201308100000/)と同じコースを逆から進んでいるのでした。ちなみに、このコースに挑戦される方にはぜひ Dana Guest House から出発されるようにお勧めいたします。そのほうが楽ですし、景色も良いですよ。Wadi Dana Trail、少し皆様にもその気分を味わっていただきたいので、途中で撮った幾つかの写真をアップいたします。岩山に登りました。↑ こーんな風に浸食した岩も。このトレイル名に使われている ”Wadi Dana” というのは、「ダーナ谷」という意味で、その名にふさわしくこのトレイルでは小さな谷間を歩いていきます。かつては水が囂々 (ごうごう) と流れていたのでしょう。今では水はすっかり枯れていますが、それでも地下には水源があるのだと思います、ダーナの他の場所と比べても緑が多い。さて、2時間ほど歩いた地点で私たちは持ち寄りのランチをいただきました。それからもと来た道を歩いて帰ります。何のことはない、ただただテクテクと歩くだけですが、それがトレッキングの醍醐味。この日は心配していた雨に降られることもなく、無事にトレイルを終えることができました。お嬢様アラブもトレッキングがとても楽しかったようで、人生で初めての経験だったようですが、歩き始めはぶつくさと文句を垂れていたにも関わらず、最後にはニコニコ笑顔に。ホッ!! ねーー、トレッキングって楽しいでしょ~~、と私とアメリちゃんはニヤリ。でももう連れてきませんよ(笑)!そんなこんなで楽しい一日を終え、あとは帰途に就くだけ。ダーナ保護区はとってもお勧めの観光地です。ヨルダンのユニークな大自然を味わっていただくことができます。皆様の旅のご計画にもぜひダーナをご検討くださいね。特に春の時期は必見! お花が咲き乱れ、別世界にいるような気分になるそうですよ。↓良ければ応援のポチッしてください。↓ 皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。本ホームページまたブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/
2015.01.17
さて、ダーナ保護区にある Feynan Eco Lodge のご紹介を少しずつさせていただいています。宿泊施設の詳細については、http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201501120000/ をご参照くださいませ。ダーナ保護区でのメインのアクティビティは、トレッキング。今回の私たちの宿泊プランには Sunet Walk が含まれています。今回はアラブたちと総勢9名で行動を共にしておりましたので、なんやかんやと時間を取られ、Feynan に着いたのが日没間近か。ホテルに着いてすぐに Sunset wak の開始です。それにしても、ダーナ保護区の夕焼けはとても美しい…と、いつ来ても思います。この Sunset Walk ですが、余裕をもってダーナに着かれた方は岩山の上などに登ってサンセットを鑑賞することができます。今回私たちは時間的な余裕がなかったので、サンセットに間に合わせるためにちょっぴりしか歩けませんでした。私たち以外にも、宿泊客のほとんどがこの sunset walk に参加。沈む太陽を見た後は、ダーナのベドウィンが入れてくれたシャイ(紅茶) を外でいただきます。それからホテルに帰ります。冬は日没が早いので16時半くらいには真っ暗になってしまいますが、夕食は18時半からなので、それまでの時間はベッドで休んだり、暖炉のあるホテルの居間? で語り合ったり…ゆったりと時間が流れていきます。さて、ホテルの食事はベジタリアン・フード。「エコ」というからには、徹底的にエコ。動物のお肉はメニューに含まれません。あ、でも朝食に卵は付いてました (^^)/ さてこのベジタリアン・フードには賛否両論あるかと思います。でも普段ずっしりと重い物ばかりを食べているアラブたちにとっては新鮮だったようで、よく眠れた、胃が重くなかった、などアラブにはウケていました。私自身は、お味そのものはそれほどスペシャルではなかったような気が…。でも味にはそれほど(全然??)こだわらないほうなので、全く問題なし!お食事の後は… star gazing(星空観賞)。こちらも宿泊プランに含まれています。が、屋上には天体望遠鏡が置いてあるので、特にプランに含まれていなくても誰でも星空を楽しめます(笑)。私たちが泊まった晩は晴れていたので、お月様の鑑賞や、金星(だったと思う…)の鑑賞などを楽しみました。もう少し気温が高ければ、このまま屋上で星空を眺めながら眠りに就くのもステキ~。が、いくら死海に近い Feynan でも冬の夜は冷え込みます。私たちも暖炉のあるホテルの居間へ退散。Feynan では人工的な光はほとんど使われません。夜になるとキャンドルの灯りがともされますので、夜は早々に眠りに就くしかすることがない。というわけで、私たちも翌朝のウォーキングに備えて早々に切り上げます。特にこのホテルでは22時以降は音を出さないように、という指示が張り出されていますので、22時以降は寝るしかない。さて、Feynan にはたくさんのウォーキングコースがあり、夜の間に翌日のアクティビティを決めることができます。ガイド付きのコースやガイドなしのコースがあります。私はガイド付きのちょっぴり難関コース (山あり川ありのコースで、水の中も少し歩くそうです) を選びたかったのですが、なんせ私たちは総勢9名。しかも私達2人以外は全員アラブ。すべてのアラブがそうではありませんが、特にお嬢様育ちの都会のアラブ女性は歩くことに慣れていない∔むっちゃ怖がりと来ています。こういう文句言いのアラブを引き連れて難関コースに挑むのは精神的に私がつらい。しかも翌朝は雨になるとも言われていましたので、文句言いのアラブを連れて雨にでも降られたら、恐ろしいことになります。Naoko に無理やり歩かされて雨が降ってきて、もう大変だった!! なんていう噂が広がりかねません。恐るべしアラブ‼ ということで…やむなく無難なコースを選ぶことに。Wadi Dana Trail です。このコースはガイドが必要ありません。さてこのトレイル、一体どうなることやら。一抹の不安を抱えてアメリちゃんと私は眠りに就いたのでした。このトレイルの様子は次回のブログでアップします。で、私とアメリちゃんの結論。プチトリップに行くときはアラブは呼ばないことにしようね、ということで意見の一致を見ました(笑)。今回は1泊2日だったけど、計画の時点からアラブの扱いにはほとほと困り果てました。ワガママが多い。あーだこーだと文句をつける。小さなことでもまとまらん! ああ、疲れた~。ま、終わり良ければすべて良し! なんですが。最終的に7名のアラブの友達みんなが楽しんでくれたので、有終の美ではありました。しかし、しかし、今度のショート・トリップは私とアメリちゃん2人で行くことにします! ↓良ければ応援のポチッしてください。↓ 皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。本ホームページまたブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/
2015.01.16
さてさて、ダーナ保護区の中で今回私たちが泊まったのは Feynan Eco Lodge (フェイナン・エコ・ロッジ)。このFeynan は先回アップさせていただいた地図 (http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201501110000/) から見てもお分かりになるかと思いますが、ダーナ保護区の中でも死海側に位置します。死海といえば…海面下約400メートルの場所にある、年間を通して温暖なエリア。肌寒い日もあるとはいえ、冬でも水の中に入れちゃう。ダーナ保護区にある Feynan は死海から約16キロほど内陸に入ったところにあります。ですから気候は比較的温暖。冬の宿泊先としては最適な場所かもしれません。Eco (エコ) という名前にふさわしく、建物の中では夜でも人工的な光はほとんど使用されません。レストランもお部屋もすべてキャンドルの灯り。あ、ただしお部屋のトイレのみ、きちんと電気が付きます。ご安心を! またロビーだけに限られますが Wi-fi も使えます。夕暮れ以降は、ホテルの中がこんな風に幻想的になります。 2つの写真とも同じ階段で。それから各お部屋の中はこんな感じになります。ベッドが2つ並んでいて、蚊帳付き。ま、冬は必要ありませんがね。そして部屋に暖房はなし! 比較的温暖な気候ではありますが、冬場はある程度着込んでいただく必要があります。↓ こちらがトイレ。シャワー使用後で失礼。 この Feynan Eco Lodge では、太陽熱を利用しているのでガンガンに熱いお湯が出ます。ただし私たちは朝にシャワーを浴びたので冷たかった…。ホテルのスタッフ曰く、そんなことない! 24時間お湯は出る! ということでしたが…。私たちのお部屋だけたまたまお湯が出なかったのかよく分かりませんが、ここにお泊まりの方は念のために夜のうちにシャワーを浴びられるようにお勧めいたします。 私たち以外の友達はみんな夜にシャワーを浴びたらしく、火傷しそうなくらい熱かった~といっておりましたので…。クスン。さて、この Feynan では何をするのかといいますと、メインのアクティビティはトレッキングです。日本人の方にはトレッキングとやらはまだまだレジャーとして馴染みがないかもしれませんが、ヨーロッパはトレッキング大国(❓)。ここ Feynan も圧倒的にヨーロッパ圏の観光客が多い。ここでイギリス人の女性に会いましたが、6泊ずーっと Feynan に泊まって毎日いろんなルートをトレッキングしているのだそう。うわー、これこそ本当の Holiday やん!! いいな、そんな Holiday。日本人の観光って、あくせくとあちこちを急ぎ足で回るタイプが多いですもんね。私も見たいところ、したいことが多すぎて、なかなかこうした Holiday を取るゆとりがない。でも一生に1度はこの彼女のような Holiday を取ってみたい‼この Feynan の宿泊プランには、Sunset Walk と Star Gazing が含まれます。Sunset Walk はいわずと知れたサンセット鑑賞を兼ねたお散歩。あとは夕食後に夜の星空観賞です。このロッジの屋上には天体望遠鏡が置いてあるのです。ワクワク。Sunset Walk と Star Gazing の様子は次回にアップさせていただきます。↓良ければ応援のポチッしてください。↓ 皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。本ホームページまたブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/
2015.01.12
今年1月に入って中東を襲った大寒波 Hoda…、寒波が去ったと思いきや昨日はまた夜中から雪が降り始め、今朝起きたら雪一色でした。気を抜いたころに大雪ですかいな! かくして結局雪のために約1週間ほど自宅軟禁状態になるのは、毎年のこと。でもこの大寒波はもう終焉に近づいており、あとは雪解けを待つのみ…(のはず)。さて私の地区は積雪量が極端に少ないため、「自宅軟禁」なんてことはない。大寒波のまっ最中も毎日外に出かけておりました。が、週明けの今日、旅行会社も閉まっていることですし (マネージャたちが自宅軟禁に置かれているため出勤不能…)、本日は久しぶりに自宅でゆっくりと過ごすことに。この時間を活用して、ヨルダンの隠れた名所「ダーナ保護区」にある Feynan Eco Lodge について詳細をアップしたいと思います。このブログでも幾つかダーナ保護区に関する記事をアップしてきました。ダーナ保護区は、ヨルダンの王立自然協会によって保護されているヨルダン最大の保護区。広さは320平方キロにも及びます。まずは大まかな地図をどうぞ。北がアンマン。ダーナ保護区はアンマンからずんずんと南下します。 青の丸で囲ってあるのがダーナ保護区(かなり大まかです。本当はもっと大きいはず!)。このダーナを満喫するには、保護区内に 3 つあるいずれかの宿泊施設にお泊りいただくことをお勧めいたします。日帰りではダーナを満喫できません! ぜひ1泊されるようにお勧めいたします。緑の■(四角)のマークが、ダーナ保護区の宿泊施設の一つ Dana Guest House のある場所。Dana Guest House については、すでにご紹介済みです。次のブログをご参照くださいませ。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201307280001/今回ご紹介するのは、赤の■(四角)のマーク、Feynan Eco Lodge (フェイナン・エコ・ロッジ)です。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412280000/さて、上の地図に赤の矢印と緑の矢印があることにお気づきでしょうか? これは各宿泊施設へのアンマンからのアクセス方法を示しています。赤の矢印は Dana Guest House (赤い■)にご宿泊になる場合のアクセス方法。King's Highway (王の道) か Desert Highway (砂漠の道) のいずれかを通ります。反対に緑の矢印は、Feynan Eco Lodge (緑の■) にご宿泊の場合の道。Dead Sea Highway (死海の道) を通ります。ダーナ保護区はとても広いので、行く場所によってこのようにアクセスが異なります。いったんダーナ保護区に入ると徒歩のみで移動が可能で、Dana Guest House から Feynan Eco Lodge までは約6-7時間で到着します。このトレイルをご体験されたお客様もいらしてブログに詳細を綴っておられます。http://4travel.jp/travelogue/10852796ダーナに関しては、私が書いた以前の記事もご参考にしていただければと思います。このブログの一番下に幾つかのバックナンバーを載せておきますので、覗いてみてくださいね。では、このFeynan Eco Lodge の魅力について数回に分けてじっくりご紹介していきたいと思います。乞うご期待!http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201307150000/http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201308100000/http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201402190000/http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201209040000/↓良ければ応援のポチッしてください。↓ 皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。本ホームページまたブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/
2015.01.11
ヨルダンに今いらっしゃる観光客の皆さま~、ヨルダン旅行を楽しんでおられますかぁ?旅行会社が一番忙しいのは、お客様がご到着するまでのもろもろのお手配。実際にご到着されてからは、現地でのサポートに力を注ぎますが、ご旅行前のお手配に比べると忙しさは半分以下になります。お客様のお手配が一息ついたこの週末、ヨルダン南部のダーナ保護区にある Feynan Eco Lodge に1泊2日でお出かけしてまいりました~。Feynan Eco Lodge とは何ぞや? ダーナ保護区については、何度かこのブログでもアップしております。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201307280001/ ヨルダン王立自然保護協会によって保護区に指定されている場所です。ヨルダンの国土のかなり広い範囲を占めるこのダーナ保護区、希少な鳥や野生動物の住みかでもあり、人手の入らない雄大な自然を楽しむことができます。そのダーナ保護区に3つある宿泊施設のうちの1つが Feynan Eco Lodge です(上と下の2枚の写真は Feynan Eco Lodge のFacebook ページからお借りしました!)。さて、この Feynan Eco Lodge ですが、アンマンから車で3時間ほど。バスなどのアクセス方法はありませんので、レンタカーか旅行会社の専用車をご利用いただく必要があります。ダーナ保護区には幾つものハイキングコースがあり、雄大な自然の中でのトレッキングを楽しむことができます。私はこれまでダーナ保護区にある2つの宿泊施設 (Rummana Camp と Dana Guest House) には泊まったことがありますが、Feynan Eco Lodge は今回が初めて。1年以上前から、いつか泊まってみたいと思っていました。このFeynan にある宿泊施設についてはおいおいじっくりとご紹介させていただきます。Feynan Eco Lodge にはやはり猫ちゃんが住み着いており、私たちを迎えてくれます。Feynan の猫ちゃんの特徴は…ベジタリアンであること(笑)!! 実は Feynan にあるこの宿泊施設は Eco Lodge なので、宿泊客へのお肉メニューは一切なく、ベジタリアンフード一色です。で、当然ここに居付いている猫ちゃんも、ベジタリアンフードにあずかるわけです。ここのネコちゃんたちが茹でたとうもろこしを必死に食べている姿には、一種の衝撃を受けました…。その写真はまだ別のブログでアップいたしますね。で、私は実は無類の猫好きであるにもかかわらず、猫アレルギーがありまして…撫でたり抱っこしたりすると必ずかゆくなる。だから遠くから「カワイーー」と見るしかできないのですが、ここのネコちゃんたちはベジタリアンだからなのか、抱っこしても撫でてもかゆみが一切出ない。とっても不思議でした! 久しぶりに猫ちゃんと戯れて楽しみました~。さてこのFeynan Eco Lodge については、少しずつご解説していきたいと思います。取り急ぎは、無事にアンマンに戻ってきましたので、明日からまたお仕事がんばりまーす。↓良ければ応援のポチッしてください。↓ 皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/お気を付けください!!:当方のブログ「月の砂漠―ヨルダンから」および当方のホームページ「Picturesque Jordan」は、東京池袋にあるヨルダン料理・アラビア料理のレストランとは何の関係もありません。類似のキャッチフレーズを使用している某旅行会社のサイトや「Picturesque-Jordan」という名前で2013年に開設されている Facebook のページ (いずれも同一人物による) のことが報告されていますが、当方とは全く関係がありません。混同されないようにご注意ください。当方では、他のサイトの運営者と話し合ってオリジナルのキャッチフレーズや文面やツアーの内容を共有することは一切ございません。本ホームページまたブログ「月の砂漠―ヨルダンから」からの違法転載・不正転載を目にされた方はお知らせくださいませ。資格のない自称「ガイド」にご注意くださいませ!!:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201412230000/
2014.12.28
皆さま、大変ご無沙汰しております。現在日本滞在中です。いやはや、いろいろと忙しくて…ブログの更新が滞っております。でもこんなにさぼりながらも、覗いてくださる方がいらっしゃることに感謝しています。ごめんなさい。今日はお客様から頂いた素晴らしい写真を公開させていただきます。ダーナ保護区での一枚です。ダーナ保護区はヨルダンの隠れた観光名所。まだまだ訪れるお客様は少ないのですが、このお客様は年末年始のご旅行の際にダーナに足を延ばしてくださり、とても気に入ったと伝えてくださいました。以下は、お客様からのコメントです。------------------------------------------------ ヨルダンでは、念願のペトラが見ることができ、夢がかなった!と云うのが普通なのだと思いますが、実は今回の旅で私の心に一番残ったのはDanaの景色。ドライバーと翌日のFeynanの迎えのことで言い争いをしながらも、目はDana Guest Houseから見る赤く染まる谷の光景にくぎ付け。そして、翌日のFeynanまでのトレッキングは 「最高!」以外の言葉がないくらい。5時間~7時間と云われるコースを5時間かからず踏破でき、母も大満足でした。寒い時期だったので、アイベックスには会えませんでしたが、谷底の1本道を進み、目の前に広がる様々な谷の表情と赤茶色の崖に映る深い影が作る陰影は言葉で言い表せないほど印象的でした。Dana Guest Houseのスタッフも親切で、死海はカットしてでもDanaは行くべし!と宣伝したいくらいです。------------------------------------------------ダーナ保護区を気に入っていただけてとても嬉しく思います。実はこのお客様を担当したドライバーが単純+自己チューな面が見え隠れする典型的ヨルダン男性だったために、ツアー中にご迷惑をおかけすることがございました。この場をお借りしてお詫び申し上げます。 今後いらっしゃるお客様にお願いしたいのですが、もしドライバーの態度でお気になられることがあれば「❓」と思われたときにすぐに当方にご連絡いただければと思います。ドライバーはその場で指摘されないと、何が問題だったか全く(‼)理解できません。ツアー終了後に私のほうにフィードバックをいただき、私が旅行会社を通して指摘しても「でもお客様からは何も言われなかった!」の一点張り。話にならないことが多いのです…。お恥ずかしながら、これがヨルダンの現実なのであります。 ただ、私が取引しているヨルダン人のドライバー達は基本的に心根がよいのです。自己チュー的な態度が見え隠れしても悪い動機でしているわけではありません。とはいえ、指摘されないと分からないのがアラブ。いやいや、指摘されても分からないのがアラブ。ならば指摘したほうがお互いにスッキリします。お気になられることはその場で解決して、ぜひツアーをお楽しみいただければと思っております。 ↓応援のポチッ、よろしく。↓ 皆さまの応援がランクに反映される仕組みになっています。 ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/ワディラムのキャンプ場なら Khaled Camp へ。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201310230000/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2014.02.19
ラマダン中のプチ旅行―最終編です。ラマダン後にストレス性の発熱がありまして、その後体調がなかなか元に戻らず…ブログの更新が滞っております。すみません!さて、蚊の猛攻撃のためにほぼ一睡もできずに朝を迎えました。この日は6-7時間コースの「Wadi Dana Trail」に参加するという予定でしたので、決行いたしました。ヨルダン人がいう「6-7時間」は、私たち外国人からしたら「4時間」コースくらいのもんやね、と余裕でスタートしたトレイル。いよいよトレイルの始まりです! うーーん、太陽が容赦なく照りつけます。上の矢印にあるような小道を歩いていきます。→こんな岩に囲まれたトレッキングコース。Wadi Dana Trail では、最初の1時間は急な岩道を下へ下へと下って行きます。私もアメリちゃんも、時々ズルッと滑りつつ…2回ほどは尻もちをつくほど足を取られました。スタート地点のDana Guest House は海抜1200メートルの位置にあり、このトレイルの最終地点は海抜325メートルのところにあります。Wadi Dana Trail では、最初の1時間でぐんぐんと山道を降りて行く格好になります。今回失敗したのは、靴です。ムジブ用に購入したリバーウォーキング専用の靴を履いていました。リバーウォーキング専用なので軽いのですが、靴底がペッタンコで山歩きには向かない!!! この靴で6-7時間の山歩きはつらかった! 1時間ほど急な岩道をおりますと、後は平たんな道をひたすら歩きます。 このトレイルは「Wadi Dana Trail」といいますが、”Wadi”とはアラビア語で”谷”という意味。その名の通り、岩山に囲まれた谷を突き進んでゆきます。かつてこの谷には水がごうごうと流れていたのでしょう、谷間には今でも緑が豊かに茂っています。まわりがゴツゴツした岩山で、気候も極度に乾燥しているこの地域。谷間に沿って生える緑が何ともいえずミスマッチです。そして、ダーナと言えば…! やはり! 遠くに見える青い物体は…? 青トカゲです!以前にダーナで見た青トカゲよりずっと青みが強くてキレイ。私たちがゆっくり近づいても微動だにしません。頭をシッカリと高く上げて、周りを見据えています。その貫禄はまさに「King of Dana」(ダーナの王様)。振り返って見送ってくれました。しかし、きれいですね~。目の覚めるような青です。さてこのWadi Dana Trail、「ま、4時間くらいか」となめてかかっていましたら、結局6時間半ほどかかりました。ひたすら歩いて歩いて歩いて歩いて…ゴールはまだかぁぁ! と何度も同じ会話をしつつ、最後はアメリちゃんも私も無言でひたすら歩きます。Dana Guest House のヨルダン人スタッフは「道しるべがあるから迷うことなんてないよ」と自信満々で請け合いましたが、なんのその! 道が2手に分かれている個所がいくつかあり、道しるべなどは一切なく、そのたびに迷いましたよ! ほんまにこのヨルダン人は。自分では1回も歩いたことがないのでしょう。知らんことを自信満々で請け合うなって! と突っ込みたくなるのは、全てのヨルダン人に共通することですが…。そんなこんなで、無事にゴールにたどり着いた時はヘトヘトでした。このトレイルのゴールは、ダーナ保護区に3つある宿泊施設のうちの一つ、「Faynan Eco Lodge」(フェイナン・エコ・ロッジ)です。Faynan はダーナ・ゲスト・ハウスより約900メートルほど低い位置にあるため、気温は高め。冬場の宿泊に適しています。トレイルを終えると、Dana Guest House まではベドウィンの運転する車で戻ります。1時間半ほどガタガタと揺れながら、戻ります。このピックアップの車は1台当たり50JD。何だかもったいない気もしますが、もと来た道を歩いて帰るわけにはいきません(クタクタのヘトヘトです)ので、いやいや支払いまして、一路 Dana Guest House へ!! あーーー、長い一日やった!そんなこんなで、私たちのラマダン中のプチ旅行は無事(?)に終了。その後数日間は、全身の筋肉痛に襲われたのは言うまでもありません。壮大な自然が楽しめるダーナ保護区、皆さまも是非ご旅行のプランに入れてみられるのはいかがでしょうか??ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2013.08.10
本日はラマダンが始まって18日目。ラマダンも半分を過ぎ、折り返しに入っております。今年のヨルダンの夏は、本当に過ごしやすい。日中は気温が上がっても、朝晩はぐっと涼しくなります。実際、私はまだ一度も扇風機すら家で使っておりません。とはいえ、ルームメイトのフランス人の友達は「暑い暑い」と、エアコンを自分の部屋でかけておりますが…(←彼女の部屋にだけエアコンがある)。ま、これは基礎体温の差ということでしょう。日本人の平均体温は36度ですが、実はヨーロッパ圏や中東では人々の平均の体温は37度です。日本人には35度の人もいる、というと「エ? それってもう死んでるんちゃうん!!」と驚かれます(笑)。国民によって体温が違うんですよね~。だから私のルームメイトは、むっちゃ暑がりで、夜でもエアコンをガンガンつけて眠る人です。一緒の部屋にいることは到底できません…。さ、そんな話はさておき、ラマダン中のプチ旅行のお話が中途半端に終わっておりましたので、今日はダーナ保護区へ旅行した時のお話の続きを。このプチ旅行は、アラブがいない場所に行きたい! というフランス人の友達のリクエストに応えて実現したもの。アメリちゃんは、定期的に"アラブ拒絶症" に感染いたします。そんな時はアラブから隔離するのが一番。http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201307150000/私たちの旅行先はダーナ保護区。今回ステイしたのは、Dana Guest House です。ダーナ保護区には、宿泊施設が3つあります。Rummana Camp、Dana Guest House、それから Faynan Eco Lodge です。今回はダーナ村にあるメインの宿泊施設へステイ。この宿泊施設の利点は、まず窓からの壮大かつ雄大な景色。この景色は、高台にある Dana Guest House でのみ楽しめます。Rummana Camp はワディラムのようなテント式のキャンプ場。このキャンプ場は冬には閉鎖されます。このキャンプ場の利点は、ノヤギの一種であるアイベックス (ibex) と遭遇できるかもしれないこと。水を飲みにやってきます。アイベックスの写真については、以前のブログをご参照くださいませ。 http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201209040000/さて Dana Guest House では、お部屋のアップグレードを無料でしてもらえまして(旅行会社からの視察ということで。ムフ)、バルコニー付き、トイレとシャワー付きのスイートに宿泊できました。スイート以外のお部屋では、トイレとシャワーは共有となります。Dana Guest House はよく管理されていて、清潔です。共有のトイレもシャワー室もとても清潔なので、ご安心くださいませ。このスイートもとても清潔でした。が、古い建物なので…水を使うたびに下水の臭いがふんわりと漂いまして…パイプの問題でしょうね。これだけが難点でした。そんな訳で私たちはトイレを締め切り、共有のトイレを使っていました(笑)。さて、ここから見る壮大なダーナ保護区の景色と夕焼け、夜空を楽しみました。が、バルコニーに面したドアを開けっぱなしにして眠っていたので、一睡もできないほど蚊の大群に襲われました!! 私も友達もシーツを体に巻き付け、ミイラのようになっていましたが、ちょっとでも顔を出そうものなら、蚊が耳元でうなります。ああ! ほぼ一睡もできずに朝を迎えたのでした。。。ダーナでは蚊取り線香が必須!!! あるいは窓は開けっぱなしにしないようにお勧めいたします。さて、私たちのプランは6時間の Wadi Dana Trail に参加するというもの。6時間歩き続けます。一睡もせずに6時間コースはちょっときついかと思いましたが、これがメインのアクティビティでもありますので、決行いたしました! その様子は、次のブログでご紹介しますね。ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/8月15日からの混載募集中です。http://picturesque-jordan.com/tabinakama_Japanese_AUG_15_20_2013.html 当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2013.07.28
ラマダン進行中のヨルダンです。今日で5日目。アンマン市は時間帯によってはかなり混み合います。ラマダン中、官公庁は10時から15時までが勤務時間。企業も16時で終わるところが多いです。そんな訳で、この時間帯は車でごった返す。断食しながらの運転ですから、イライラが募るドライバーたちがそこかしこで「お前はロバか!!」と互いにののしり合います。嗚呼…ラマダン。ま、こんな風景はラマダンに限った事ではありませんが。そんなラマダン中、私とフランス人の友達は「アンマン脱出作戦」を計画・実行いたしました。人口過密のアンマン市を抜け出して、アラブが人っ子ひとりいないところに行きたい!! というフランス人の友達のリクエストに応えて、ダーナ保護区行きを決定。ラマダン初の週末、金曜日にいざレンタカーで出発です! いやいや、思っていた通り、ラマダン中でしかも週末の道路にはほとんど車が走っておらず、スイスイと進みます。死海を過ぎてカラックを過ぎて…調子よく来ていました。が、カラックを過ぎてた頃に、「ん? ん? 道が分からない…表示がない」という状態になりまして、何人にも道を聞く羽目に。ヨルダンでは、ここぞ! というときに標識がない。かゆい所に手が届かないのは道路の標識でも同じ…。で、ローカルの人に道を聞くと、ローカルな道を教えてくれる。私たちは「砂漠の道」をかっ飛ばして一気にダーナに到着したかったのですが、なぜか「King's Highway (王の道)」を進むことに。グネグネしていますし、何だか…回り道をしないといけないところが多い。 こんな風だったり… こんな風だったり…ラマダン中、道路工事が進んでいないんですね~。という訳で、ダーナ保護区には4時間半もかかって、クタクタになって到着。やっと着きましたよ~。今回宿泊するのは、Dana Guest House というヨルダン王立自然保護協会が所有するゲストハウス。このゲストハウスはダーナ村にあり、幾つかのハイキングコースがあります。さあ、明日は6時間のウォーキングコースに挑戦です!!この Dana Guest House ですが、ホテルからの眺めが最高!! 切り立つ崖の際 (きわ) に建てられており、岩山を染めて落ちて行く太陽を眺めることができます。 ちょっとお部屋でボケーッとした後、19時半から夕食です。スタッフも断食していますので、憔悴しきった顔で給仕してくれます。彼らの夕食は太陽が沈み切ってから。私たちの夕食を準備して、そそくさと離れて行きました。お疲れ様です。素晴らしいサンセットを堪能しながら、質素な食事をいたしました。質素な食事というのは、実はラマダン中はツーリストがほとんど来ないこの保護区、夕食を食べるのも私たちだけ。2人分だけの食事を準備してくれていたんです。通常、ツーリストが多い時は夕食はブッフェ式。食事も豪華です。こんな風に宿泊客がいない時は、食事はちょっぴり質素になります。ま、仕方ないです。温かい食事をいただけただけでも感謝です。ゲストハウスのラウンジを一人占め(2人占め?)した後は、お部屋で星空を眺めます。ダーナの星空はワディラム並みです。繊細な銀細工のような星たちが夜空を飾ります。でも私は、早々にベッドにもぐりこみました。夜9時半にベッドに入るなんて、アンマンではできないこと! むふふ、睡眠をたっぷり取って翌朝に備えるぞ、とにんまりしていたのでした。が、思いがけず…ほぼ一睡もできなかったのです。その理由は次のブログでご紹介いたします。Dana Guest House のお部屋の様子や6時間のトレッキングの様子もアップいたします。お楽しみに!!ヨルダンツアーのことなら何でも:http://picturesque-jordan.com/8月の混載募集中です!! 是非ご検討くださいませ。http://picturesque-jordan.com/tabinakama_Japanese_AUG_10_15_2013.html「アジアで花咲け! なでしこたち」第2巻が発売されました。私が出演したヨルダン編が載っています。ぜひお買い求めくださいませ。http://mediafactory.jp/Form/Product/ProductDetail.aspx?shop=0&pid=9784840152082&vid=&cat=025&swrd=当方のホームページから無断転載している"類似品"にご注意ください:http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201302080000/
2013.07.15
皆さま、日本の残暑をどのようにお過ごしでしょうか? ヨルダンもまだまだ暑い日が続きます。が、カラッとしているのはいつものこと。朝晩は気温がぐっと下がり、過ごしやすくなります。実はすでにフリースのパジャマを着ております。と言っても、そこまで寒いのではなく、私が窓を全開にして眠るのが好きだからです。明け方はけっこうブルブルッと肌寒く感じるのがこの時期のヨルダンなのですが、横着者の私は窓を閉めるのが面倒くさい。それでフリースのパジャマを着て、明け方の肌寒さに備えているのであります。さて今日は、先日視察ツアーに参加したダーナ保護区のご紹介。ダーナ保護区は、ムジブ保護区やワディラム保護区のように、ヨルダン王立自然保護協会によって「保護区」指定された観光地。日本人のお客様にはまだまだ知名度が低いかと思います。このダーナでお楽しみいただけるのは、絶滅危惧種にも指定されているような希少な野生動物との出会いやバードウォッチングなど。さらに忘れてはならないのが、ダーナの壮大かつ雄大な自然!! 自然を満喫するウォーキングコースがたくさんあります。今回参加したのは White Dome Trail という4時間のコース。まだまだ気温が上がるヨルダンの日中。ダーナ保護区もかなり暑くなりました。太陽と闘いながら、4時間のトレイルを制覇しました。ダーナに来たら絶対に見逃せないのが、この青トカゲ↓ つ、ついに実物をこの目で見てしまった!!! 可愛い青トカゲ。カメラを向けても微動だにしません。背筋を凛と(?)伸ばして遠くを見つめる姿にしばし見入ってしまいました。けっこう大きいんですよ、このトカゲちゃん。それからダーナと言えば、アイベックス(Ibex) ↑。この写真は一緒にツアーに参加していた韓国人のYunさん撮影のもの。朝日に染まりつつ、岩の上にたたずむアイベックス…素晴らしいショットですね。私はと言えば、朝に少しバタバタしておりまして、アイベックスを見逃してしまいました。悔しい限りです。遠くに動くアイベックスを見るには見たのですが、もっと近くでじっくりと観察したい! このリベンジは次回に回したいと思います。さて今回参加した「White Dome Trail」ですが、その名にふさわしく、白いドーム状の岩がボコボコと突き出ています。その姿はマッシュルームにも似ています。にょきにょきと突き出たマッシュルームのような岩たち。何とも非日常的な景色が広がります。それにしても、何という爽快感!! ひたすら黙々と歩きますが、気持ちがよい~細い山道を一列になって進みます。羊とヤギとドンキーの集団に出会いました。このトレイルは、ガイド付きが義務付けられています。ダーナにはガイドなしでも歩くことができるコースもいくつかあります。ホワイト・ドーム・トレイルは健脚コースで、山道を上ったり下ったり。でもいろいろな景色を楽しむことができます。ヨルダンにあるのは死海とぺトラだけではありません! ぜひ皆さまのご旅行のプランにダーナ保護区も入れていただけたらと思います。特に春の時期は花が咲き乱れ、それはそれは美しいのだそう。私も春にまた戻ってこようと思います。ダーナ保護区には、3つの宿泊所があります。どこに泊まるかによっても、ウォーキングコースが異なります。ダーナの宿泊施設については、次回アップさせていただきます。ヨルダンツアーのことなら:http://picturesque-jordan.com/にほんブログ村←読み終えたらクリックしてくださいね。
2012.09.04
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