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チュロスというドーナツ、お好きな方も多いかもしれません。あの、星型のボディをくるっと輪型にした揚げ菓子のこと。ところで、スペインといえばチュロス、チュロスといえばスペインってご存知でしたか? そう、スペインがチュロスの本場なのです。 スペイン人は本当にチュロスが大好き。週末の朝ごはんはチュロス、というのが一般的だそうです。週末になると本当にチュロス売りの移動式屋台を街のあちこちで見かけます。人々が列を作ってチュロスを買っていきます。 スペインで売られているチュロスは輪型ではなく、棒状です。砂糖をかけただけのチュロスもありますが、やはり美味しいのはホットチョコレートと一緒にいただくチュロス。アツアツのチュロスをこってり濃厚なホットチョコレート(これまたアツアツ)に浸しながら食べます。ああ、美味~。チュロスの作り方を屋台で観察。グツグツと熱した油の中に、チュロス生地を星型の絞り口で絞り出します。フワフワと浮いてきたら取り出して、ブツンブツンと大きくカットし、はい、どうぞ。簡単です。外はカリッ、サクサクとした感触、でも中はモチモチしています。ああ、美味~。スペイン滞在の最後にチュロスを食べに友達と出かけました。チュロスが一番おいしい店に連れて行ってくれます。「VALOR」という名前で、チョコレートの専門店。スペイン全国にお店を展開しているようです。本当にここのチュロスは美味しい。私たちが行った日は年末ということもあり、満席でチュロスを食べるのに並ばなければならないほどの賑わいぶりでした。スペイン人は美味しいものが大好きなので、美味しいものを食べるためなら多少の不便や努力をいとわない。スペイン旅行をお考えの方がおられましたら、本場のチュロス、ぜひ味わってみてくださいね。チュロスは朝に食べるもの、らしいですよ。是非お試しあれ。 春休みはヨルダン散歩。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx
2012.02.09
スペインやフランスには、気の利いた、しかもオシャレなキッチングッズが豊富にあります。ヨルダンで仲良くしていたフランス人の友達の家にも、フランスから持ってきた多様なキッチングッズがありまして、ほほう!! こんなものもあるのか!! と感心したことが一度ならずあります。 例えば…「にんにくクラッシャー」。写真の左です。薄皮をむいたニンニクを入れまして、グイッとハンドルをおろすと、にんにくのみじん切りが1秒で完成!! なんちゅうラクやの~。ニンニク大好きの私、お料理にはニンニクが欠かせませんが、にんにくのみじん切りってけっこう時間泥棒。しかも小さな粒になればなるほど、使いにくくて憎たらしい。でもこのクラッシャーがあればみじん切りが1秒ですよ!! さらに写真の右にあるような「レタス水切りボール」。「サラダスピナー」などというかっこいい名前でも呼ばれているようですが、実に優秀!! まぁこれはフランスだのスペインだのに限らず、日本でもけっこう一般的に使われているかもしれませんが…。 でも一応ご説明しますと、この水切りボールは2重構造になっていまして、ザルがボールの内側についています。ふたを閉めてハンドルをグルグル回すと、余分な水がザルの外に出て、ボールにたまります。水切りがあっという間にできてしまいます。しかも完璧な水切り!! これで水切りしたレタスのサラダの美味しいこと!! お料理好きな皆様はすでにこうしたツールを使っておられるのかもしれません。が、私はヨルダンで出会ったフランス人を通して初めてこうしたツールに出会いまして、その便利さに少なからず衝撃を受けました。 あと、これは日本には絶対ないでしょ~、というものがあります(あったらごめんなさい)。これもフランス人の友達が普通に使っているのを見て、なんちゅう賢さ! とショックを受けたもの。ここスペインでもまた見つかっていません。名前は分かりませんが、ニンニクの皮をむくゴムのシートです。ここでいう「皮」とは外側のパリパリした皮のことではなく、ニンニクの一粒一粒をくるんでいる薄皮のことです。みじん切りもめんどくさいけど、ニンニクの皮自体も、薄くて剥(む)きにくい。 薄皮がついたままのニンニクにこのゴムのシートを乗せ、1,2回しごくだけで薄皮がスルリ・ペラリときれいにはがせます。写真がないのでお伝えしにくいのですが… そんなわけで、友達へのお土産はこうしたキッチングッズにしようかなぁとお考え中。ここスペインでは料理が楽しくなるようなキッチングッズがとても安くで売られています。ヨルダンとレバノンのアラブの友達にも買ってあげたいなぁ! 何せ中東には気の利いたものが全然売られていませんから! しかも何でも高いし。お土産を買うときって楽しいんですけれど、頭が痛い時間でもあります。 冬のヨルダン散歩。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx
2011.12.12
11月も後半に入りました。学校が始まって4日目となります。さて、この学校と私のスペイン語の進捗状況については後日書くとして、今日はスペイン第3の都市バレンシアのご紹介です。 私の友達のベロニカの実家はバレンシアにあります。それでレバノンからマドリードに着きまして、その後私は休暇中だったベロニカとバレンシアで1年ぶりに再会しました。バレンシアには3日ほどしか滞在していませんので、それほど詳しいわけではありません。バレンシアの印象は「開放的」。道路も広く伸びやかで広々としています。何となく名古屋の″久屋大通″(名古屋在住の人しか分かりませんよね)を思い出させるような街です。 街の中心部に出掛けました。中心部にはかなり古い建物も残っています。中心部を離れますと、バレンシアの街はすごく新しくてモダン。だけど、これといった特徴が何もない街です。中心部は新しい建築物と古い建築物が混ざり合って楽しいですね。 きれいに整備されています。ゴミゴミ・わさわさした中東から突然降り立ったスペイン、自分がここにいるのがすごく不思議でした。スペインで最初に新鮮な驚きを感じたのが、とにかく「歩行者優先」であること。横断歩道のあるところで道路を渡るために立っていると必ず車が止まります。え? 当たり前ですって? でも中東ではそんなこと、ありません。常に車が優先。そもそも横断歩道なんてものもありませんから、車の間を縫うようにして道路を渡るのが日常。そんな私ですから、初めは車が自分のために止まってくれることに慣れませんでした。ああ、中東で染み付いたこの (悪) 習慣! 中東では人権や人の命などというものは「へ」みたいなものと思われていますから、自分の命は自分で守るしかない。第3世界と先進国との決定的な差は、この「基本的人権の保証」でしょう。レバノンでは人々はなぜか自分たちが先進国だと勘違いしていて、ハムラなど観光客の多い場所だけはいかにも発展しているかのように見せかけていますが、実際には政府は汚職にまみれ、国民のために何も (本当に何も!!!) していません。何せ電気の供給すらきちんと行われていないのですから。そんなレバノン人がどんなに「先進国だ」と威張っても、実際の先進国との差は歴然としています。そんなスペインで悩んでいることがあります。それは「あ~ヘアカットに行きたいなぁ!」ということ。 中東でカットに行くのはもう恐怖の体験になっていますから、レバノンでは1年間美容室に行っていません。髪の毛、ボブにしたいなぁ~!! でも2ヶ月後にはレバノンに帰るねんな~。そしたらまた電気の供給が不規則に何時間もカットされる生活に戻るっちゅうことや。ドライヤーも場合によってはかけれへんってことやろ(←私の場合、ボブにすると毎日ドライヤーが必要になります)。そんなんやったら今ボブカットにしてもなぁ・・・ … …などと悶々と悩んでいます(笑)ホントにどうしたらいいでしょうね! 年末年始はヨルダンへ。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx
2011.11.17
私の住むムルシアは、モロッコからの移民・労働者がたくさんいることで有名です。モロッコは北アフリカに位置するアラビア語の国。スペインとモロッコ・アルジェリア・チュニジアなどは地理的に非常に近く、地中海を挟んで向かい合っています。こうした北アフリカからのアラブたちがスペインやフランスに出稼ぎにやってきます。 スペインは移民の受け入れを積極的に行ってきましたし、一応先進国なので保障などもしっかりしています。そういうわけでここに住むアラブたちも「スペインが好きだ!!」という人が多いです。そんなスペインに経済危機が訪れたのは3,4年前でしょうか。現在もスペインの経済はどん底で、経済危機とともにたくさんの人が職を失いました。現在のスペンの失業率は20%を優に越えているといわれていますが、25歳以下の若者の失業率は45%にも達しているようです。こうした経済危機の影響で、出稼ぎに来ていたアラブも帰らざるを得なくなった人が多いようです。また、スペインに残るものと帰るものとで、家族が別れ別れになったケースも多いようです。それでもスペインにとどまりたいというアラブが非常に多いです。スペインは本当に住みやすい国だと思います。フランスなどと違って人々はアグレッシブではなく、人種差別や偏見などもほとんどありません。スペイン人の国民性はとても平和主義で easy-going で良い性格だなぁと思います。さてモロッコからのアラブがたくさんいる、ここムルシア。モロッコ風のカフェやアラブ料理のレストランもたくさんあります。先日は友達とモロッコカフェに行ってまいりました。 モロッコでは、アラジンに出てくるようなポットを使ってティーを入れます。モロッコ人のどの家庭にもこのアラジン風のポットがあります。私もモロッコショップで、このアラジン風ポットを購入したい! とひそかにもくろんでいます。モロッコのティーは、甘い甘いグリーンティ。グリーンティは中国からの輸入がほとんどらしいですが、これをアラジン風ポットで煮詰め、甘く甘くしてカップに注ぎます。その注ぎ方にまた特徴があり、非常に高い位置から注ぎ込みます。空気を混ぜるとおいしくなるんでしょうかね? ここでモロッコ方言をよく聞くようになりましたが、難しいですねぇぇ!! 同じアラビア語でも初めはアラビア語と思えなかった…。私が話すいわゆる「中東方言」はモロッコ方言とは本当に大きく異なります。でも何だか魅力的なモロッコ方言。少し習得したいな、と意欲を燃やしています。アラブ世界は本当に奥深い(かつ単純でもあります)。方言の習得は耳からです。まずは彼らの話し方をよく観察して、少しずつ真似していきたいと思っています。あ、スペイン語もある程度は頑張らないといけません。スペイン語にはアラビア語ほど情熱を感じないのですが、生活に不可欠な言語です。ほな、ぼちぼちやりましょか~。 年末年始は中東散歩。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx
2011.11.15
スペインに来てまず思ったのは、ビネガーを使った食品が多いということです。街のスーパーにも色々な種類のピクルスがたくさん売られていて、しかも値段が安い。私のお気に入りを下にご紹介します。まずは、小さなキュウリのピクルス。色よくバランスよく玉ねぎや赤ピーマンなどと一緒に串刺しにされて瓶に入っています。ビネガーの酸味とコリコリした感触が何ともいえず美味しい。ついつい食べ過ぎてしまいます。 次にご紹介するのは、小さな玉ねぎのピクルス。直径1.5~2センチくらいの小さな玉ねぎがぎっしりと瓶に入っています。ビネガーの酸味と玉ねぎのコリコリ感が絶妙ですね。というわけで、スペインに来てからピクルスを食べる機会が多くなりました。中東でもキュウリのピクルスは一般的に食べられていますが、かなり塩っ辛く、またコリコリ感がないのが特徴。口に入れるとやたらフニャフニャとしていて、噛むとフニャフニャした物体からジワワーッと強烈な塩分が飛び出してきます。そんな中東に比べると、スペインはちょっとした食品や食材がおいしいですね。そういえば、ヨルダンにいた時にスペイン人の友達が嘆いていたのを思い出します。スペインではチーズにせよハムにせよ安くて美味しいものが多い。ところがヨルダンで安い食材を買えば食べれたもんではない。安いものを買うとほとんどゴミ箱行きだったとか。中東は第3世界で物価も安いと勘違いされがちですが、とんでもない! 物価の高さは先進国並みです。しかも輸入品には関税がかけられますから、さらに高くなります。食品に限らず、何でも値段の割に「質」が伴わないのが中東。旅行で来られるお客さまも、中東ってけっこう何でも高いんですね! と驚かれますが、本当に…誰がどこで儲けているのか分かりませんが、何でも高いのです。そんな中東ですが、たくさんの方が関心を持ってくださっているのは嬉しいことです。今後中東はどこに向かって進むのか? 発展は見込めませんが、物価の高さだけは多少なりともどうにかなってほしいものですね~。年末年始は中東散歩。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx
2011.11.14
先回のブログで「ある日」のこと、そして「その日」が来たことをお知らせしましたが、その後天候は回復し…暑いやん!!! という状態になっているムルシア。ほんまに変なとこやで、スペインは。でも今年は異常に温かいらしいです。やはり温暖化の影響ですね。 さて、私はついに買ってしまいました!! 何をと言いますと…、ショッピング・キャリーというのでしょうか、コロコロがついた引きずるタイプのお買い物用のキャリーです。 これは、スペインでは実は非常に一般的で、老いも若きもコロコロと引きずりながらお買い物をするのです。色も形も様々で、非常にオッシャレ~~。それに何より効率的!! 重たい荷物を抱えて、手が切れそうな思いをする必要がありません。日本ではまだまだ一般的ではありませんよね。「おばあちゃんの特許品」というイメージがあります。実はスペインでも、こうしたキャリーは若い世代には受けないのだとか。私の友達も「絶対使わない!」と言っております。でも街では、これを使っている人がお年寄りに限らず本当に多い。これを買わない手はありません。だって車を持たない身にとっては非常に効率がよく、ラクちんですもん。 近所に木曜日だけの青空市場があります。この日には、青々とした新鮮な野菜が市場を埋め尽くします。これまで2週続けて通いましたが、野菜や果物を買い過ぎて、持ち切れずに2度往復したり、大きなリュックサックを背負って買い物したりしていました。明日は3度目の木曜日! この新品のキャリーでさっそうと市場に登場します !!! な~んて、みんな使ってるごく普通のものなんですけれど、無性に嬉しい私。この青空市場、本当にお勧めですよ~。ズラリと並べられる野菜たちの新鮮なことと言ったら! これまでにこんなきれいな野菜は見たことがないというくらいみずみずしく、光っています。しかも中東と違って、値段が一律なのがいい。ぼったくられへんやろなぁ、と目を光らせる心配がありません。特に私はまだユーロの扱いに慣れておりませんので、どうしてもコインではなく紙幣を使いがち。中東だったらお釣りをごまかされる可能性大です。しかしコインが多いですな、ユーロは。って、これが普通ですか? レバノンではコインはたったの2種類しかありませんでしたよ。250リラと500リラのコインだけです。値段もお釣りもかなりアバウト。ま、それが異常なんでしょうね(笑) 年末年始はヨルダン散歩。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx
2011.11.09
ポカポカ陽気だったムルシア。が、スペイン人の友達から聞いていました。「ムルシアではね、ある日を境に突然冬がやってくるんだよ。昨日まで半袖を着ていたと思ったら、翌日にはコートを着ないといけない」 ふーーん。それにしても暑いなぁ。レバノンから冬の服しか持ってこなかった私は、ふうふういいながら陽光のもとセーターなどを着て汗ばんでおりました。ところがやってきました、その「ある日」が! そして「その日」を境に本当に急激に冬の様相となりました。その「ある日」は、急に訪れました。雨がしとしと降った次の日、ものすごい風。ビュービューと吹き荒れ、バタンバタンと雨戸を打ちつけ、夜は眠れたものではありません。この強烈な風は一日、二日と吹き荒れ、グンと寒くなりました。風邪をひいている人もたくさんいます。曇天のムルシアの風景をどうぞ。これはムルシアの中心にある大聖堂です。ここへは私の家から徒歩で15-20分ほど。ムルシアは小さな町なので、徒歩で十分行き来できます。でも自転車があればもっといいんですけれどね。さてそんなムルシアで、私はヨルダン時代以来久しぶりに学生に戻ることに。もちろんスペイン語の学校です。むちゃ学費高いですなぁ。でもパブリックの学校はすべて9月入学となっていますので、私が入れるのはプライベートの学校のみ。仕方ありません。1週間ごとに支払う形態の学校ですから、まずは1週間様子を見てみたいと思います。いずれにしても、スペイン語なしでは暮らせないのがスペイン。アラビア語の後にスペイン語を学ぶとは思わなかったなぁ。いやぁ、予想外の進展に自分でもびっくりしています。この季節、日本の皆さまもお風邪には気を付けてくださいね。 年末年始はヨルダン散歩。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx
2011.11.08
スペインに来てまず戸惑ったのは、シエスタ。シエスタという言葉をお聞きになった方も多いと思います。お昼寝タイムのことのように思われがちですが、実は長いお昼休みのことで、特にお昼寝を指すわけではないようです。つまり、お昼寝しなくてもシエスタ。 スペインでは、午後2時から4時半または5時までがシエスタ。長い長いお昼の休憩時間です。この時間帯、お店というお店がクローズします。もちろん大きなデパートなどでは開けているところもあります。が、一般的にはこの時間帯は休憩の時間。聞いてはいたが…忘れていたよ、そんなこと。スペインに来て「こ、これが噂のシエスタか~~!!!」と頭の痛い思いをいたしました。何せ、慣れないスペイン生活。どこへ行くにも時間がかかります。地図を見ながら何とかたどりついたら閉ってるやん!! ということが多々あり。さらに何とかたどり着いたお店で「あ、今からシエスタだから出て行って。午後5時にまた開くから」と追い返されたことも。ちょ、ちょっとぉ!! やっとたどり着いたのに、2時から5時まで時間をどこで過ごせというんや~と思ったことも(←言葉が分からないから、従うしかない)。そんなわけで、現在はシエスタに合わせて自分の予定を組み、午前中に何をするかしっかり計画を立ててから出かけるようになりました。シエスタのあるスペインでは、仕事のシフトももちろんそれに合わせて組まれています。会社でも、2時から5時は休憩。しっかりランチを楽しみます。そして午後5時からまた出勤し、8時半や9時までという勤務形態です。慣れるのかもしれませんが、かなり大変ですね。私だったら、シエスタは要らないから、チャッチャと仕事を終わらせて帰宅時間をできるだけ早くしましょうよね、と思いますが…。さて、そんなスペインです。私の住むスペイン南東部の都市ムルシアはまだまだ温かい。昨日は25度もありました。ポカポカ陽気で、いつも太陽が元気に輝いています。でもサマータイムはすでに終了し、冬へと少しずつ向かっております。日本の秋、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。 年末年始はヨルダン散歩。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx
2011.11.02
今日で10月も終わりです。スペインでは10月29日に時計の針を1時間遅らせまして、サマータイムの終わりです。ヨルダンでは、10月28日をもってサマータイムが終了し、日本との時差は7時間となっております。 明日から11月! 日本の秋を見ずしてこの季節を迎えるのはこれで4回目?? 日本の美しい紅葉が懐かしいです。 さて、私はスペイン南東部のムルシアという場所に居を定めました。右の地図では、緑で色づけされている場所です。スペイン南部の地中海側ということになります。このムルシアは、陽光で有名なこじんまりとした都市。かの有名なアンダルシア地方へ2時間半ほどで行くことができます。スペイン語も南部独特のアクセント。かなり不明瞭で聞き取りにくいのが特徴です。英語ははっきり言って全く通じません。ほぼ99%の人が英語を話しません!! コミュニケーション不可能という絶望的な状況にあります。モロッコに近いこともあり、モロッコからの移民が多い都市でもあります。現在の私はスペイン人とはまずコミュニケーションできませんので、アラブから情報を仕入れる日々(笑)。ここで生きて行くには、スペイン語を学ばざるを得ませんね。しかし、この英語の通じなさ、日本以下ではないでしょうか? それとも外国人からしたら日本も同じような感じなんでしょうか。さてそんなムルシア、日本人人口はかなり限られているようです。友達のベロニカによると、ときどき日本人らしき人物を2人見かけるそうですが、彼女のモルシア人生でこれまでにこの2人しか日本人と思(おぼ)しき人物には出会っていないそう。そんなムルシアでたくましく生きる私のアパートを今日はご紹介!! これが居間です。玄関から入ったところ →↓ メインのトイレです。 →こちらはキッチン。かなりシンプルですが機能的。 こちらはサブのトイレとなります。→ 下はアイロン部屋。↓ 私の部屋は公開するほど大したものではありませんので(←単に汚くしているだけ?)、ブログではマル秘とさせていただきます。このアパートですが、部屋を1室借りまして、キッチンや居間やトイレは共有というスタイルです。写真でご紹介したのは、すべて共有部分。このほかにそれぞれのプライベートルームが3つあります。家具もすべてそろっており、3カ月住むには本当に快適です。また値段も1か月に175ユーロと良心的。現在は4人が同居中。アルゼンチンの男性とウクライナ人の女性の若いご夫婦、スペイン人の女性1人、そして私です。このご夫婦は近々出て行くことになっておりますので、その後は2人でのシェアとなります。アパートはスペインに着いた翌日には決まっていまして、本当にあっという間に生活が整いました。まだまだ悪戦苦闘の毎日ですが、それでも毎朝のフレッシュ・ジュースのためのジューサーを購入し、インターネットも接続し、できる限り早く自分なりのパターンを確立しようとしています。さてこのモルシアを去るときには自分のアラビア語、そしてスペイン語はどうなっているのでしょうか。では、今後もムルシア事情をお伝えしてまいります。 年末年始はヨルダンへ。http://picturesque-jordan.jp/japanese.aspx
2011.10.31
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