「礼」「智」と来たので今度は「信」ですね。。
「信」ていうと・・・信頼、信念、信条、信仰などが共通した意味合いがあるかな。。
ディケンズというイギリスの小説家の短編で 『クリスマス・キャロル』
という小説があります。。
知ってる方、いるかもしれませんね。。
スクルージという意地悪な男が幽霊たちに出会う体験をして、、
自分の現在・過去・未来を見せられるというストーリーです。。
スクルージは自分の現在・過去・未来を幽霊たちに見せられて深く反省して、、
「これではいけない!もう1回新生していきなきゃいけない!
醜い自分の過去だった。醜い自分の現在だ。醜い自分の未来なんだ。
自分がわがままに生きてきたために、こんなにも多くの人たちが苦しんでいたのか!
そして現在も苦しんでいるのか!そして未来も苦しむのか!
しかも自分はこんなにも多くの人から愛を受けて生きてきているのに・・・」
これを知ったときに、、
「ああ、もう一度命があれば、どのようにでも自分の人生を再スタートできるのに・・・」
と彼は思うわけです。。
やがて幽霊たちが去って、彼には無限に近い時間が流れたように思えたのですが、、
現実に目が覚めてみると、それはまだクリスマスの朝だったのですね!
そして彼は道行く人々に明るい言葉をかけ、笑顔を振りまき、、
今までの自分とは別人のように生きる一日というものを経験するわけです。。
けっこうよくできたお話ですね。。多くの人に推薦できる本ですね。。
結局こういうことですね。。
意地悪なスクルージが経験したように、
同じ世界でも心を変えるとまったく違った世界に見える
ということですね。。
街もすっかりクリスマスの雰囲気に包まれてちょうどいい話になったかな。。
「信」とはこのように考えてみてはどうでしょうね!
私たちが生きている世界は素晴らしい世界だと信じること。。
愛に満ちていて、美しさに溢れていて、調和で満たされた世界だと信じること。。
こうした世界観を信じて、今年もまた素晴らしいクリスマスを味わいたいですね!!(*^-゚)v♪
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