ミツバツツジ・・・オシベが10本だとトウゴクミツバツツジ・・確認できなかった
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今回のコース
JR奥多摩線・御嶽駅―バス―ケーブルカー―・・・七代の滝・・・ロックガーデン(岩石園)・・・芥場峠・・・大岳山
大岳山は御嶽駅から御岳山を経由して往復するのが一般的な歩き方かなー
御岳山から直接大岳山をめざすことができるが、奥の院を経由したり、ロックガーデンを経由したりと時間によって楽しめる山なのです。また、家族連れは御岳山からロックガーデンコースを廻っても楽しめます。
ヤマツツジ
大岳山から鋸尾根を経て奥多摩駅へ、御前山を経由して奥多摩へ
養沢鍾乳洞を経て五日市へ
馬頭刈尾根を経て五日市へ、
急下降の白倉を経て五日市へ
御岳山へ戻って日の出山からつるつる温泉へ、 日の出山から吉野梅郷へ
御岳山から鳩の巣渓谷へ 途中から海沢を奥多摩へ
御岳山から大塚山を経由して古里(こり)へ
とにかくたくさんのコースがあり、年間を通して楽しめる山が御岳山・大岳山なのです。
日の出山からつるつる温泉下山はあるけど、大岳山から直接五日市へのコースはまだ歩いたことがなかったので、今回馬頭刈尾根を歩いてみようかなと思って家をでたのですが、
駅に降りたつと山並みに霧がかかっている。初めてのコースはちょっと心配、今日は大岳山の往復コースにしたほうが無難かなーと思いつつもケーブルカーは片道切符を買っていました。
奥の院のコースシロヤシオもいいけれど、この時期はロックガーデンは見逃せない、このコースにしようかな・・・
山歩きにケーブルカー・・軟弱って思うかもしれない。でも、このケーブルカー標高差420m(関東で一番の急勾配だそうな)を6分で山頂駅に着く。これを歩くと杉林のなか1時間ひたすら歩くことになる。himekyonも真夏の暑い暑い日に歩いたことがある。・・・もうこれだけでバテバテ・・・先の楽しめる御岳山、大岳山には、ケーブルカーもありってことで・・・
この山へ行くといつも寄るのが「ビジターセンター」その時期のお花の情報などを教えていただく。去年は意外なことに大岳山に「イワカガミ」が咲くことを教えてもらった。ということで行ってみると今日は月曜日休館でした。あーぁ、残念と裏参道を歩き出すと、少し先の道路の掃き掃除をしている男性がいる。どこかで見かけたような??
Himekyon「あの、すみません、ビジターセンターの方ではありませんか?」
BC職員「はい、そうです」
Himekyon「今日はお休みですよね」
BC職員「ええ」
お仕事がお休みなのに近所の道路のお掃除をしていました。
こんな会話からはじまり、ずうずうしいhimekyonはしっかり、お花の情報をたくさん教えてもらっちゃいました。。。。
と目の前の土手に「ルイヨウボタン」がある。
Himekyon「これ、ルイヨウボタン」ではないですか?
BC職員「ええ、そうですよ、それは花は終わってますが、こっちに1本だけ咲いていますよ」
驚いたことに群生に近い状態で、1本だけ花が咲いていました。
Himekyon「ここは写真が撮れないですね。」
BC職員「この先を曲がって・・・には道端に・・」
今日の収穫のひとつに、「ヒトツバテンナンショウ」の見分け方を教えてもらったこともあります
ヒトツバテンナンショウの見分け方・・・仏炎苞の中に茶色の帯がある
長尾平入口にある「七代の滝入口」から、とにかく谷底まで一気に下ります。この道は絶対に帰りには使いたくない道です。以前大岳山からの帰りに「七代の滝」をみてと・・・もう疲れきった体で、はあはあ、ぜい・・ぜいいいながら登り返してやっとの思いで辿り着いた悪夢の道、、疲れた体にはきつい登りです。
七代の滝
下りきった谷底(実際に谷底ではありませんが)に七代の滝があります。実際には50mぐらいあり、七段になっているとか。でもみられるのは8mぐらいの滝です。小広くなっていて夏になると岩肌にはイワタバコ、タマガワホトトギスが咲き、夏でも涼しい素敵な滝です。養沢から歩いてくると七段のいくつかは見られるそうだ。今日はミソサザイの恋の季節なのか、番いがきれいな声で鳴きながら飛び回っていました。
ここから天狗岩までは、鉄製階段とむき出した木の根の階段状を下ってきたぶん、登り返さなければいけないので大変です。
綾広の滝
天狗岩を下ったところからが奥御岳渓谷・ロックガーデン(岩石園)で上流の綾広の滝までの渓流を何度も渡り返しながら歩ける遊歩道になっています。この時期にはヒメレンゲの花が咲きます。年々花が少なくなっているそうな。
ヒメレンゲ(姫蓮華):コマンネンソウ 花をつけない茎の下部を蓮にたとえたという
以前UPした「コチャルメルソウ」が実になっていました。遅ればせながら花をつけたものもあり、人間でも晩生がいるものだが、植物界でも早熟と晩生がいるものなのだとひとり笑いをしてしまいました。
コチャルメルソウの花 コチャルメルソウの実
コチャルメルソウ:果実があの懐かしい夜鳴きそばのチャルメルに似ているからというが似ているかなー??
ここで時間を取りすぎて水場に辿り着いた時は、すでに11時40分、この近くにBC職員からの情報の花があるはずなのだがみつかりません。。。。だんだん霧が深くなってきて、これから大岳山をめざすのは・・・不安になってきましたが、BC職員からの情報のお花も探したいし、なんとか行きたい、とにかく先を急ごう・・・・
サツキヒナノウスツボ(五月雛の臼壷)ゴマノハグサ科:初夏に咲くヒナノウスツボに対してサツキと付く
高岩山分岐まで来るとすでに下山してきた男性が休憩していました。「これからですか?山頂はガスでなんにもみえませんよ」「あと1時間半、まあ、なんとかなると思いますが・・行けるところまで行ってみます」
すごい急登ではないけれど、ダラダラ登り、途中、先生に引率された元気な高校生のグループが銀マットを乗せた大きなザックをしょって降りてきた。どこかにテントでも張って縦走でもしたのだろうか、遠足登山とでもいうのかな。。
サツキヒナノウスツボ(五月雛の臼壷)
ひとりひとりに「こんにちわー」と声を掛けられ、向こうはひとりでもこっちからは何十人だよ、とても全員には挨拶なんかできないよ。それもこっちはきつい登りだよー、「こん・・はぁーはぁー・・にち・・ぜーぜー・・わー」こんな調子でした・・・トホホ~
長すぎてUPできません。
続きます。
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