himekyonの部屋

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2006/05/28
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カテゴリ: 八ツ岳の四季
25日は久しぶりに、天気予報は晴れマーク、前日の夜、特急あずさの自由席切符を求めて

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                  スリバチ池から東天狗岳と西天狗岳

天気は上々、心はルンルン、八ツに飛んでいます。しかし、新宿に着くとホームは長い列、自由席は11両中3両、失敗です。差額払って指定席へなんてだれもが思うこと、入口にマットを敷いて座り込み

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                 車窓からの八ヶ岳連峰


しかし、立川駅に着くと、降りる人が多い、今日は平日、なんと通勤に使っている人が多かったのです。ここでは、席取り成功、座ることができてほっとしました。

山歩きをはじめたころは、若かった??いかに安くたくさんの山へ行けるかと、時間よりも安さを重視し特急などは利用しなかったのにさすが歳ですか、最近は少し高くても楽しようかななどと考えるようになっています。去年はあずさ回数券を利用したので、座席指定だったから、座席の心配はいらなかったから、これからは座席指定までしないとだめということです。


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               特急あずさ・車窓から甲斐駒ケ岳


どうしても八ヶ岳でみたいお花があり、2年前の6月中旬に行った時は、その花は、もう終わりかけていました。今年は5月末だったら、大丈夫だろうと休みを取っていたのに、先日、山小屋に電話したら、今年の大雪で雪解けが遅れ、6月中旬ぐらいになるのではとのこと。

どこにしようかな、そうだ天狗岳には行っていなし、赤岳より、標高が低い、八ツはいつも人が歩いているからひとりでも大丈夫だろう、お花も咲き出しているかもしれない。黒百合ヒュッテに電話したら、沢筋に少し雪が残っていますが、軽アイゼンがあればだいじょうぶですよということで決定、、



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                  車窓から鳳凰三山




さて、席を確保できた車窓からは、富士山や南アルプス、八ヶ岳、北アルプスまでがきれいに見えています。
茅野駅に着いて、待合室でバス待ちをしていても、山ヤさんは、男性ひとりだけ、テントをもっているということは、美濃戸口から赤岳かな?渋の湯はhimekyonだけ。渋の湯に行けば、車で来ている人もいるだろう・・・なんて思ったのに、バスを降りると、シーンと静まりかえっている。だれもいないってそんなひとりぐらいいてもいいのになーとちょっとショック・・・

定番のコースを歩くつもりでいたけれど、もう一度地図をみると、「パノラマコース」なる文字がある。こんな天気だもの、急登をのぼるより、多少時間がかかっても、景色をみながら歩いたほうが疲れないだろう。。実はこれが、今回の失敗のはじまりだったのです。


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                   セリバオウレン



歩き始めから樹林帯、足元の花を期待しても、花はなにもない、ゴゼンタチバナ、ミツバオウレンなど、まだつぼみさえありません。分岐になり、そうか、地図上はここからがパノラマなのか・・・なんて歩いても歩いても樹林の中、やっと、セリバオウレンの花に巡り合えたものの、結局渋の湯からの道と合流地点まで、樹林帯の中1時間をアルバイトしてしまいました。

合流地点からは、残雪の残る沢の渡り返しの登山道です。この道が小屋の人が言っていた、沢筋なのかと納得、でも雪はつるつるに凍っているわけではないので、アイゼンは必要ないようだ、心配なのは踏み抜き。できるだけ、足跡のあるところ、岩の出ているところを歩くようにしましたが、時にずほっとひざぐらいまでもぐってしまうところがありました。稜線近くになって、はじめての人との出会いでした。登山者というのではなく、短パン姿のジョギング??ぽい感じの男性、こんにちわとあいさつしてもとりつくしまもないという感じ・・・


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                   残雪の登山道


あいかわらず、登りに弱いhimekyon、ハアハアゼイゼイ、いいかげん残雪歩きに疲れたころで、左手に小屋が・・・


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             黒百合ヒュッテ                 
あー、やっと着いた、


小屋で受付をすまし、これから天狗岳に登りたいのですが、時間的にどうでしょう。
ここまで何時間かかったかと聞かれ、遠回りしてしまったことを話すと、往復3時間見れば行ってこられるでしょう。日も長くなっているから6時まではだいじょうぶでしょう。

サブザックに荷物を入れ、出発、歩き出すと樹林帯はけっこう残雪がある。ほんとうに3時間で歩けるのかな?渋の湯からまっすぐ歩いてくれば、こんな心配しなくてもよかったのに、こっちがメインだろって・・・
あれ、ヘッドランプ入れ忘れた、あー、やばい、いくら明るいっていったって、6時まで山歩きなんか出来るわけがない、急ごうと歩き出すと前からうら若き女性が現れた。今日2人目の出会い、どちらから??甲府で山の店に勤めていて、唐沢鉱泉~西天狗岳~東天狗岳~唐沢鉱泉の日帰り周回とのこと、近ければ日帰りができてしまうのか、うらやましい。

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                  樹林を抜けた雪付きの急登



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                裏側からの東天狗岳山頂

樹林帯を抜けると残雪の急登、こんなとこを登るの??と思ったら意外と楽々通過、岩場が現れました。累々とした岩場、ふだん、なんでもないようなところでもひとりは緊張します。慎重に超えて、山頂に辿り着きました。地図には北八ツで一番展望がいいところと書いてあります。たしかに景色は最高です。北アルプスは雲で隠れてしまったいるけれど、赤岳、阿弥陀岳の後ろには少しかすんで南アルプスがみえていました。

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             山頂からの赤岳・阿弥陀岳


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                  蓼科山


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                  南アルプス



時間は4時過ぎ、西天狗岳はどうしよう、地図だと往復30分と書いてある。でも目の前の西天狗岳は、残雪が多い、ほんとに30分で往復できるのだろうか、下りは1時間、順調にいけば6時までには帰れるのだが躊躇してしまう。やっぱり、あの1時間が大きく左右してしまったのだ。結局、断念することに、ヘッドランプも置いてきてしまったし、無理をして事故でも起こしたらひとりだし、、、



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                       西天狗岳


山頂でコーヒーを飲んで少しゆっくり、無線を持ってきたので、久しぶりにやってみようかなと思ってはみたものの、平日だし、時間に余裕があるわけでもなし、風も冷たくなってきたしで、下山開始、ヒュッテの前の小高い丘を越えたところにある天狗の奥庭と呼ばれている、スリバチ池のほうへ下ることにする。


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                稲子岳



こちらも累々とした岩を飛び石づたいで超えていく、ヒュッテは見えているのに下っても下ってもなかなか近くならない、池を中心にぐるっと廻っているようで遠回りといえば遠回りかもしれないが変化があっておもしろい。

やっとヒュッテのすぐ上まで降りてきて、最後の下りが雪が一面に付いている。さて、これアイゼン付けないとだめかな??おそるおそる足を踏み出してみるとなんだ、なんでもないじゃん、やっと辿り着いたら5時少し過ぎ、これだったら、西天狗岳にも行けたじゃない、あとのまつりというものです。

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              ヒュッテ前の雪付きの斜面


失敗続きの天狗岳山行ですが、翌日に続きます。


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Last updated  2014/05/22 01:42:00 AM
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