コメントありがとうございました。
さすがの元気印のhimekyonも連日の疲れからダウン気味でしたが
その最大の原因は誕生登山にあったような・・・
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早いものであっという間に1週間がたってしまいました。
今日は山行記の続きを・・・
himekyonの単独行はいつも悲惨な内容に・・・
こだわりの誕生日登山in八ヶ岳山行記1
ホテルに前泊、5時に目が覚めると、窓の外は曇り空、だけど希望は持てそうだ、
6時15分始発の美濃戸行きのバスに乗り美濃戸口へ。
八ヶ岳山荘でトイレを済ませていると赤岳展望荘からの定時連絡で山の上は晴れているという。
あと3時間後には行者小屋に着くのだ。頑張ろう~
八ヶ岳山荘・帰りはここでお風呂に入りました
美濃戸口から登山口の美濃戸山荘までは林道を1時間、軽快に歩き出すも、荷物が肩に腰に食い込み、遅々として進まない。横をすり抜けて行く車がやけに気になる。1台ぐらい止ってくれないかなぁ~かすかな望みをもつがだれも止ってくれない、うらやましいな~
キバナノヤマオダマキ
林道脇に咲くお花たちに癒されながらやっとのおもいで美濃戸山荘にたどり着く。
なんと30分もオーバーしている。小屋泊まりだとコースタイムで歩けるのにやっぱりテント泊は重い・・・
美濃戸山荘手前の沢、車はこの手前まで
一息入れていよいよ南沢へ、堰堤を左にみながら歩いていると先行していた男性3人組がなにやら難儀していた。ありゃー沢の渡渉だよ失敗したら大変だ、でも今まで何度も歩いてるけどこんな渡渉ってあったかな?今年は水量が多いのか?石から石へ飛び移りなんとかクリアできたけど、荷物が重いと辛い、
苔むした南沢の樹林帯
最初は1時間ほど休憩無しで歩いていられたけど、だんだん足取りが重くなり休憩が多くなってきた、
お花が咲いていても荷物が重くてザックを降ろしたり背負ったりが面倒になり、ついついパスしてしまう。途中南沢が荒れていた。おびただしい倒木、登山道が崩れて迂回路ができている。
ボケボケなギンリョウソウ
3時間がたっている、コースタイムだともう行者小屋に着く時間、以前もほぼその時
間に着いている。白河原へでれば大同心が見えてくるはずだけどそれもまだ…このままだといつになったら着くんだろうー、体調が悪いわけでもない。やはり久し振りの重いザックに体がついていかないのだろうか。
まっ、いいか、今回はすでに林道歩きで30分の遅れをとっているし、今日中に小屋まで着けばいいんだし・・・
やっとみえだした横岳・大同心
ようやく小屋にたどり着いた、すでに1時を回っていた、なんと6時間近くかかっている。
小屋は静まり返って小屋番さんたちがくつろいでいた。テント場をみると1張りもない。
平日とはいえ、金曜日だから泊まり客がいると思っていたのだが・・・
去年の黒百合ヒュッテと同じではないか
やっとたどり着いた行者小屋
テント設営したら、阿弥陀岳の往復を計画していたけどガスがでて山が見えかくれして
登る意欲が萎えてしまった、
まっ、明日があるさ
遅めの昼ご飯を食べて、テントでまったりと・・・ シレットティー
が、サッパリとしてうま~い。
遅めの昼食のあと、まったりとティータイム
ザックの中から缶ビールを取り出して、小屋の給水タンクから流れ出た水にビールを冷やしていると、がさがさと音がする。外へ出てみると、なんと烏がビニール袋を破っている。木の上からでも見ていたのだろうか、ビールと一緒に野菜とウィンナーを入れていたのを、危ういところで持っていかれるところだった
のんびりとカメラを持って散策に・・・
イワカガミ
しかし、テント設営時に始まった頭痛がだんだん酷くなる
オサバグサ
頭痛もちなので、頭痛薬を常備しているはずだったなのにうっかり確認しないままだった、
どうも気温の変化に弱いようだ、 2年前の誕生日登山の北岳で軽い高山病
になったのもこの辺りが原因か?
思い切って小屋で頭痛薬があるか聞いてみると親切に対応してくれて、バファリンを2回分わけてもらった、「治らなかったら、明日は無理せずに下山してくださいね。」
ガスが切れてくっきりと横岳・大同心、小同心
300mmで大同心のUP
そろそろ明るいうちに夕食の支度をしなければ…
雨がポツポツ、
次第に雨脚が強くなりいきなり雷が、それも上から下へ光るのではないのだ、
横に光る。光ると同時に音がする。
どうしよう、木の下にテントを張ってしまった、
木の根元から2m以上離れて、かつ木を見上げて目の高さ45度以内の角度の中が安全らしいのだ。
ヤバイ!
まっ落ちたら落ちたでしゃぁないわ、それも運命か!
雷もすぐに遠のき30分ほどで雨もあがってホッとする
夕食の準備を始める。
ホテル前泊のため、肉類は持ってこられなかった、わびしい食事だが
今年も山で誕生日を迎えられたことに
「乾杯!」 +
↓
去年のビールは100mm缶
小屋の明かりだけの静まり返ったテント場、とても夜中にひとりでトイレに行けそうもないので早めにトイレを済ませてテン場に戻ると携帯にメールが入ってきた。
下界から隔絶された世界なのにやっぱり下界と繋がっているのはホッとする。
ブロガーさんの KiKiさんと
岩手の山友さんからでうれしいメッセージだった。
何もすることのない山の中ラジオの野球放送を聞きながら
明日の天気快復を祈りながら8時過ぎ深い眠りへと…
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