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今年も残り僅かとなりました。皆さん今年はどんな一年でしたか?私は結婚もしましたし、人生で最も変化のあった一年と言えるかも知れません。・・・あ、そう言えば私が今年のJ-POPの中から勝手に表彰する毎年恒例てけてけアワード2008の発表をまた忘れかけていましたお陰様で今年で3回目を迎えます。わーパチパチ・・・今年のベストソングは・・・デケデケデケデンSpontania feat.JUJUの「君のすべてに」ですワーパチパチ・・・今年もたくさんの名曲が世に送り出され、本当はあまり知名度の無い名曲を発掘してお伝えしたかったのですが、やはり今年はこの曲をおいて他に無いという感じでした私はもともとJUJUが好きだったので、最初これがジワジワ売れてきた時はすごく嬉しかったです。JUJUの「奇跡を望むなら・・・」もすごい名曲で、最初これを聞いた時にはMisia以来の力強いソウルフルな声に衝撃を受けました特に「君のすべてに」はSpontaniaと共演により、また彼女の新しい一面が出ていると思います。これのPVもなかなか切ないので見てない方は是非見て下さい一本のショートドラマとなっています。JUJUが好きなのでアンサーソングである「素直になれたら」の方が良いかなー・・・と思ったのですが、逆にJUJUが後ろに回っている「君のすべてに」の方が味があって良いなと思いました。そして新人賞もやはり既に認知されている人なのですが「perfume」に差し上げますこちらは女性3人のテクノポップユニットという事で、どちらかというと誤解されている可能性が高いのですが、かなり楽曲はしっかりしています。中田ヤスタカプロデュースという事で、元々capsuleが好きな私は昔から期待していたのですが、正直デビュー曲を聞いた時はちょっとどうかな?と思っていました。ただそれから少しずつ凄みすら出てきて「complete Best」を聞いた時には、どの曲もものすごくcatchyな、一度聞いたら耳から離れないサウンドに仕上がっていました。そして圧巻なのは最新アルバム「GAME」に入っていた「Butterfly」。往年のYMOを彷彿とさせるテクノサウンドで、個人的には身震いするほどです色々賛否両論あると思います。確かに歌声は加工されていたりしますし、良くも悪くも今風で、大衆に媚びているという感じがあるかも知れません。しかしその特異なダンスや、近未来的なPVを含めて、全てパフォーマンスというエンターテイメント性があるところを私は高く評価しています音楽的にも中田ヤスタカの楽曲は前述したように坂本龍一でもあり小西康陽でもあり、歴代のテクノサウンドクリエーターに匹敵するセンスを持ち合わせています。もし聞かず嫌いの方がおられましたら、是非一度先入観を除いて聞いてみられる事をオススメします。さて、年の瀬も近づいて参りました。来年はどういった名曲が生まれるでしょうか?それでは来年のこの時間にまたてけてけアワード2009でお会いしましょう
2008年12月31日
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今日は本年最後12月の成績発表です。ようやく世界的に株式市場は下値不安が消えたようで、底打ち感が出てきています。景気の方はまだまだ暗いとマスコミで連日言われていますが、それが一層財布の紐を固くし、本当はここまで悪化する必要がなかったのに先行きが見えなくなっています。何はともあれ今年の汚れは今年のうちに落として、来年を見据えましょう。買い銘柄ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日後場より 3470円→650円(先月)→650円(21営業日保有 変わらず)ポートフォリオ入れからかれこれ3年が経ちましたが、今月は東証2部上場というサプライズがあり、ようやく一つの結果が出てきました。記念配も期待され、この前まで「すわ上場廃止基準に抵触か」とまで思っていたのに、状況は一気に好転。四季報によると外国人のほとんどが同社株を手放してしまったためここまで売り込まれてきたようですが、逆に言えば外国人投資家が戻ってきた時に買われる可能性があります。引き続き安定的な成長に期待です。ソネットエンターテイメント(3789)2006年1月20日より 390000円→229300円(先月)→223700円(21営業日保有 下落率2.4%)今月は落ち着いた値動きに終始しました。同社自身の業績は好調ながらも、やはり親会社ソニー(6758)の動揺が根深く影響しています。テクニカル的にはいつでも上放れできる状況ながら、なかかな放れる事ができないのはその辺りが足かせに。恒例の上場株式のみで評価した一株当たりの株価は31.7万円。子会社株式の回復と共に、また乖離が拡がってきています。ソフトバンク(9984)2007年10月5日より 2400円→1302円(先月)→1603円(21営業日保有 上昇率23.1%)先月から引き続き見直し買いの動きが入り、需給の好転や個人投資家好み、内需関連というテーマ性に上手く乗って上昇が続きました。特に目を引くのは信用倍率が0.7倍と2001年以来最低水準になっている事。下値で出来高が膨らんでおり、2009年大相場の期待も膨らみます。来年最注目の銘柄。メディカルシステムネットワーク(4350)2007年10月15日より 117000円→95000円(先月)→94000円(21営業日保有 下落率1.1%)先月に引き続き流動性の無さから下落基調が続く展開。冬は新型インフルエンザなどの新たな感染症が懸念されています。不況下でも病気は治さないといけませんから、売上の変動には耐性があり、成長性は低いかも知れませんがその辺りのディフェンシブ性に注目です。長期視点での割安感の訂正に期待。ダイハツ(7262)3月25日より 1141円→691円(先月)→783円(21営業日保有 上昇率13.3%)引き続き円高基調が続いて自動車業界全般には逆風。その中でも同社は円高の影響を受け辛く、特異な存在であるはずですが、投資家からは一括りに見られているところが相変わらずの弱み。特に今月はアメリカビッグスリーを巡る様々な憶測に振り回されました。ビッグスリーの破綻は短期的には日本の自動車産業に対しても大きな逆風ながら、長期的には巨大なライバルの減少というメリットをもたらします。この辺りは結局事実の受け止め方次第だと思います。何はともあれ弱った企業は市場から淘汰されるべき、というのがかつてのアメリカの言い分だったはずですが。本日もGMとGMACに対する財務省の支援話が取り沙汰されていました。みずほFG(8411)4月15日より 433000円→248000円(先月)→257700円(17営業日保有 上昇率3.9%)一定の落ち着きを取り戻し、市場の話題はすっかり自動車に移ってしまった金融株。今年は不動産業界を中心に破綻・倒産の多かった年でしたが、その主犯格であるメガバンクは諸々の損失見込額を各行共に既計上済み。各国の株価が戻るとしたら、その時は必ず金融株が中心になります。売買停止期間開けの来年の動きに注目。SEH&I(9478)5月28日より 13000円→8800円(先月)→8250円(21営業日保有 下落率6.3%)自社株買いが終了すると買い手不在となり失速。たちまち株価は元の木阿弥になってしまいました。業績にはまだまだ厳しさが残るものの、子会社の業績は戻り歩調。新興市場が戻ってきたら一気に上がると思いますが、現在のところはPBRを元にする割安感だけが頼り。USEN(4842)7月15日より 300円→127円(先月)→111円(21営業日保有 下落率12.6%)12月はずっと底辺を這った株価推移でした。来年早々には第一四半期決算発表が予定されますが、数字上はあまり期待できないでしょう。ただ今期の黒字回復の手がかりが掴めるようなものなら、株価はあっと言う間に100円台から抜け出せます。まだ内需関連銘柄に属していることから、過度な悲観は必要ないと思います。日本リテールファンド(8953) 8月31日より 450000円→357000円(先月)→385000円(21営業日保有 上昇率7.8%)12月はREIT復活の月でもありました。日銀による政策金利の引き下げは不動産関連銘柄にとっては金利負担の軽減からプラス材料。更にREITには配当利回りの良さから投資対象として相対的に魅力が増すというメリットもあります。テクニカル的には一目均衡表の雲を下支えとして25日線と75日線がゴールデンクロス。ストキャスも好転してきたため、来年頭から第三段階の上昇波動入りしそうな雰囲気です。JUKI(6440)11月20日より 99円→111円(先月)→93円(21営業日保有 下落率16.2%)中国の景気刺激策によりV字回復を期待してポートフォリオ入れとしたのですが、残念ながら未だ下げ止まったとは言えません。とはいえ、これ以上の下押しもなかなかないだろうと思われます。本年の下落率はワースト20に入る程の急落でした。来年はその逆の動きに期待です。三井海洋開発(6269)11月22日より 1300円→1338円(先月)→1700円(20営業日保有 上昇率27.1%)昨日、今日と一気に値幅を拡大し、あっと言う間に目標株価達成となりました。本年最後の最後で良い締めくくり。まだまだ上値を目指せそうですが、一旦は様子見とします。また買いのタイミングが来たら再参戦したいと思います。以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると結果0.13(%/営業日)という結果が出ました。計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計11で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。ちなみにその間日経平均 11/28終値8512円→8859円(21営業日 上昇率4.1%) 0.19(%/営業日) TOPIX 11/28終値834→859(21営業日 上昇率3.0%) 0.14(%/営業日)今月は残念ながらベンチマークを下回ってしまいました。今年最後の最後で負けてしまったのは残念ですが、気持ちを切り替えて来年への発憤材料としたいと思います。そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を推奨した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。KA指数214.4ポイントとなりました。さて今日は大納会でしたが、なかなか超える事のできなかった8700円台を突破して高値引けと無事終える事ができました。少し今年最後のドレッシング買いみたいなところもあったのかなと思いますが、逆に言えば買い持ちしても連休中3日間程動く海外相場は荒れない、もしくは上昇するだろうという自信があったからこそできる行為だと思います。ですから、皆の来年に対する期待は強ち悪くないのでしょう。例年大発会は堅調なものですが、今年はいきなりマイナス616円という大つまづき。そのまま起きあがる事ができないまま、本日の大納会を迎えました。来年はまだ景気が悪いままだ、オバマ新政権の具体策が出れば材料出尽くしで下がる、そもそも大統領就任の年は株価が下がる、等々といった悲観的な意見が多いですが、私はV字回復こそ無いものの、そこまで悲観的になる必要は無いと見ています。素直に「買い」見通しを継続し、来年の日経平均はゆるやかな右肩上がりを予想します。円高や企業業績の悪化は既に大方織り込み済みです。これ以上一体何があるというのでしょうか?余程人災・天災的な要因が無い限り、つまり予想の付く経常的な経済活動が行われる限りにおいては、人々の心理は好転していくと思います。冒頭にも述べたように、景気も実際にはそこまで悪くなる必要が無いのに、マスコミによる様々な報道から、家計や企業の財布の紐が必要以上に固くなってしまっています。この辺りは卵が先か鶏が先かの議論になりそうなところですが、皆そこまで縮こまる必要は無いのです。むしろ内部留保の高い企業においては、この不況下にこそ研究開発費を費やして、景気回復時の次なる主力商品を開発すべき重要な時期と置く必要があると思います。季節が巡るように景気も循環するのです。5年前に金融危機があって、あの当時も皆総悲観でした。「日本の銀行はもうダメじゃないか」という意見が大勢を占めていましたが、結果は皆さんご存知の通りです。過度な不安は資産面にも精神面にも何も良い事がありません。小話として「8月は暑いなぁ。じゃあ12月になったらどれ位暑くなるんやろ?」という笑い話があります。これが笑えるのは「そんなわけない」「季節は必ず循環する」というのを皆がわかっているからです。今は皆が一様に12月はもっと暑くなるんじゃないかと信じている状態なのです。ですからこれを笑える人は景気も循環するという事実を受け入れられるはず。来年は是非とも笑って過ごせる一年にしたいですね。※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2008年12月30日
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仲間川の上流に最終目的地がありました。今回のクルーズの終着点は「サキシマスオウノキ」という樹齢400年を誇る天然記念物。最寄りの岸には船を着ける桟橋が用意されており、そこで我々は降り立ちました。そんな我々を歓迎してくれるのは「ノコギリガザミ」という泥蟹。マングローブの根っこに生息しており、大群で顔を出しておりました。我々が近づくと「歓迎終了!」とばかりにササッと巣の中に戻っていってしまいましたが(;^_^Aなのでシャッターチャンスは逃してしまいました(T_T)そのままマングローブの森を道なりに少し行くと「ワシが森の主じゃ」と言わんばかりに鎮座しておられますサキシマスオウノキ様。根っこに特徴があり、まるで中世貴族夫人のスカートのようにひだひだしています。これは圧巻(××)うちの嫁、実は気功をやっておりまして、樹齢のある木には気があるのだとか。手をかざして気を取り入れておりました(;^_^Aそれをひとしきり堪能した後は、仲間川を下って帰路に着きます。ふぅー満足満足(^^)港の近くまで戻ってきてガイドのお姉さんが締めの挨拶に入りました。「えー、皆さんお疲れ様でした。また西表島へお越しの際は・・・」ガスン!ガスン!あれ、あれれ?なんかエンジンが異音を発していますよ(・・;)それでも何事もないように挨拶を続けていたガイドさんの声がやがて止まります。どうやらのっぴきならない状況のようです( ̄Д ̄;;そのうち船のエンジンが止まってしまい、何度かけ直そうとしてもエンジンがかからない状態になってしまいました。ガイドのお姉さんの表情はサングラスで読みとれなかったのですが、一応顔には笑み(というか苦笑い)を浮かべて、乗客に余計な不安感を与えないようにしています。さすがプロ。とは言え、それでエンジンが再起動するわけでもなく(・・;)乗客の女性にも手伝ってもらってエンジンをかけようとしますが、それでもかかりません。なすすべ無く川の流れに身を任せ漂流する事になった我々でした( ̄Д ̄;;(ハプニングを引っ張って来年に続く)さて、流れに身を任せたくない日経平均は本日反落。朝方こそプラス圏に顔を出す事があったものの、前引けにかけてアジア株の軟調スタートなども背景に徐々に先物売りに押される展開。イスラエルによる空爆で地政学リスクの高まりによって原油が高くなっている事も悪材料に。後場に入ると下げ幅を広げ一時100円を超える下げ幅となったものの、その後売り切れない売り方の弱さから次第に買い戻しが優勢に。直近高値も更新する戻りで、最終的にはプラス圏で引けました。投資判断は「買い」。本日後場の下値の固さは薄商いの中で見事でした。テクニカル的にはこんなところでまごつかずに、一気に上昇を見せても良いはずなのですが、なかなか単純に買いに入れないという気持ちもわからないではありません。ともあれ本日は売買高も10億株を超えて、少し明るさの見える一日でした。新興市場は「強気の買い」。本日は3指数共に強く、年末仕事納めが終わってザラ場の市場と向き合える個人投資家の資金が入ってきている様子(私もそのクチですが)。消去法的にも選ばれている感じですが、それでも新興市場の見直しにも繋がってくれば儲けものです。今日の後場からの大型株の強さは新興市場の堅調さが一つの裏付けになっていると個人的には感じました。ソフトバンク(9984)は反落。先週末の勢いを引き継いで朝方こそ高かったものの、大口の売りに勢いを削がれマイナス圏に。みずほ(8411)やNTT(9432)といった主役不在の中で売買代金も高く、個人投資家が注目している今日のような相場展開であれば、売り方の買い戻しを巻き込んで上昇していくかなと思っていたのですが意外な展開でした。それでもテクニカル的にはまだまだ上昇トレンド継続中のため、来年に繋がると思います。USEN(4842)は堅調。相場全体が手がけ辛いムードの中、取得単価の安い個人投資家の間口が広い銘柄に資金が集まっていました。新興銘柄でもあるという事で、条件が合致している同社。来月1/9に第一四半期決算発表を予定していますが、正直中身は悪いでしょう。それでも黒字転換への兆しを読みとれるかどうかに期待されます。JUKI(6440)は続伸。こちらも低位株物色の流れに乗っています。テクニカル的にはパラボリックが約一ヶ月半ぶりに買い転換。信用買い残が重しになっていますが、歴史的な下落によって買い残が積み上がるのは自然な流れ。悪循環ではありますが、どこかで需給が一致し、下げ止まってくるはずです。それが100円割れの今の水準辺りでしょう。来年の復活に期待。三井海洋開発(6269)は大幅続伸。特段材料がないものの、一目均衡表の雲入りしたテクニカル妙味や、引き続き大きい信用売り残を背景に上値追いの勢いが加速しました。目標株価達成までもう少し。ところでもう年末ですね。となれば年初の株式市場の事も考えないといけないのですが、年初と言えば少し眉つばのアノマリーがあります。それは縁起の良い名前の会社に買いが入るというもの。一応念のためご紹介しておきます。年初は開運にかけて海運株が買われたり、名前に「寿」が付いたりする銘柄が大発会限定で買われたりします。元旦ビューティ(5935)というのもありますが、私はもし狙うなら寿スピリッツ(2222)を挙げます。あの美味しい事で有名なチーズケーキ「ドゥーブルフロマージュ」を販売するルタオを傘下に持ち、売上も順調に伸びています。円高や商品市況安から原材料価格も抑えられそうですし、食料品業界は強そうですね。ただ流動性に乏しいので買いポートフォリオ入れまではしません。あくまで参考銘柄として捉えてください。そして明日は年内最後の12月成績発表です。少し落ち着いてきた感じもありますが、大きく値動きもなかった一ヶ月でした。何はともあれ今年最後の総決算。はてさてどうなりますやら・・・以下ポートフォリオの動きです。買い銘柄ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→681円 目標6000円ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→222900円 目標75万円ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1608円 目標3000円メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 117000円→94000円 目標20万円ダイハツ(7262) 3月25日より 1141円→810円 目標1500円みずほFG(8411) 4月15日より 433000円→257700円 目標70万円SEH&I(9478) 5月28日より 13000円→8270円 目標2万円USEN(4842) 7月15日より 300円→112円 目標400円日本リテールファンド(8953) 8月31日より 450000円→383000円 目標55万円JUKI(6440) 11月20日より 99円→91円 目標140円三井海洋開発(6269) 11月22日より 1300円→1629円 目標1700円※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2008年12月29日
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本日からまたまた新婚旅行記が再開します。当然のように年内終了は無理でしたが、このペースで行くと完全に終わるのは2月頃になるのではないでしょうか(;^_^Aさて次なる舞台は西表島です。波照間島を跡にした我々が次に向かったのは西表島でした。天然記念物イリオモテヤマネコで有名なこの島は、当然のように桟橋にもイリオモテヤマネコの絵がお出迎えしてくれます。実物のイリオモテヤマネコは百数十頭しか生息していないみたいで、正直私はうじゃうじゃいて簡単に遭遇するのかなーと思っていたのですが、なかなかお目にかかれない様子(T△T)でも剥製とか見る限り、単なる野良猫が野生化しただけのような気がしますけど(;^_^A西表島ツアーの最初は船で仲間川を上ってマングローブ観賞ツアー。港で早速20人程乗れるような小舟に乗り換えて、仲間川を遡上していきます。女性のガイドさんの案内の下、西表の自然を観賞する旅です。仲間川では大勢の人がカヌー体験をしていました。どうやら西表島でのマリンスポーツとしてカヌーが楽しめるようなのです。もし時間があったら私も是非やってみたかったのですが、スケジュールが詰まっていたので残念ながら断念しました(T_T)外人さんや若い女性がインストラクターに先導されながらパドリングしていましたが、実にのんびりしていて気持ち良さそうでした。我々の船も彼らの邪魔をしないよう、近づいたら徐行しながら進んでいました。そんなこんなで少し行くとすぐにマングローブの密林が見えてきました。私はマングローブというのはそういう木の名前だと思っていたのですが、実は海水と淡水が入り交じる沿岸に生育する植物群の総称なんですね。だからそこで生えさえすればどんな木々もマングローブなのです。へぇ、知らなんだ(・・;)しかしそんなマングローブも前の週にあった大型台風の影響で、根こそぎ倒されているものが多くありました。元々沿岸に地面から根っこが飛び出た形で群生しているため風に弱いのです。何かマングローブの墓場みたいな感じで、もの悲しさを感じさせるものでもありました(T_T)そんなマングローブの群生の合間を縫うようにして、船はどんどん仲間川を遡上して行くのでした。(つづく)さて、墓場みたいなもの悲しさを感じさせる日経平均は金曜続伸。クリスマス休暇の外国人投資家のやる気が少ない中での薄商いで、下値では公的資金の買い観測があって底堅い動き。まあ特段目立った材料も無く上昇する時のネタとして公的資金が良く使われ、実際どの程度入っているかは微妙ですが。投資判断は「買い」。それでも投資家心理は年末に向けて上向いている事には違いありません。金曜は寄り前に発表された11月の鉱工業生産指数が事前予想より悪かったのに下がらず、マスコミでこれだけ連日景気の悪化が叫ばれていても下がらず、かなり相場の耐性が付いてきているのは間違いないようです。テクニカル的にも一目均衡表の雲の中へと自然に入り込んで、当面上値の目処が無くなった形になりました。目先9500円までは上値を押さえ込む要因がなさそうです。このまま目立った売り手が存在しない中で、スルスル上値を取りに行く相場展開が年始にかけて期待できます。昨晩のNYダウはGMの金融子会社GMACの銀行持ち株会社化を好感し小幅高となりました。最終的にアメリカの自動車産業もソフトランディングできれば、当面株式市場を震撼させるような弱気材料は出てこないでしょう。投資家の気持ちはすっかり新年入りです。年末にかけては今年最後のドレッシング買いも期待され、また12月でようやく7ヶ月ぶりの月足陽線も実現しそうで、マイナス616円でスタートしてから全くと言って良い程良い事のなかった株式市場の、最後位は薄日が差して終われそうです。来年に向けて気持ち良くバトンパスしたいものです。新興市場は「強気の買い」。金曜は3市場共に堅調。ただ最近活況だった直近IPOも商いは膨らまず、3市場併せた売買代金は200億円割れの低水準。この辺りは来週から仕事が休みの個人投資家も多そうですから、短期資金の流入が少しだけ期待できるところです。ともあれ新興市場が活気付かないと、日本の株式市場が、そして日本企業は元気になれません。ソフトクリエイト(3371)は続落。昨日市場の話題となったのは三井住友カードと中国銀聯が中国向けに日本企業100社の仮想商店街を作成し、中国市場に対するネット通販を開始するといった報道。ECサイト構築が主力の同社もこの流れに追随して、海外展開を考えていかないといけない時期だと思われます。まだまだ成長途上の産業であり、発展の可能性を示唆する話です。また巣ごもり消費が盛り上がりを見せる中、Amazon.comの受注高が過去最高となったというニュースも出ています。不況時代の隠れた有望銘柄となれそうです。ソフトバンク(9984)は反発。調整を経て再反騰の動きが出ています。内需関連銘柄というテーマ性を帯びて、引き続き信用売りの買い戻しを巻き込んだ買い上がりに。個人投資家が年末動くならば、同社の勢いも更に加速しそうな感じです。ダイハツ(7262)は続伸。アメリカ自動車産業のソフトランディングを期待して、自動車関連銘柄に打診買いが入ってきています。確かに自動車保有台数を減らす等、家計での自動車離れが起きていますが、それも一時のもの。景気は循環しますから、減らした分は将来の潜在需要へと変わります。内部留保の多い自動車産業の逆撃に期待。JUKI(6440)は続伸。今年もほとんど終わりという事で年間騰落率を見ると、同社が下落率トップ20にランクイン。昨年末には687円あった株価も、現在は86円にまで下がり88%の下落となっています。確かに北京オリンピックも終わって中国関連銘柄としてのプレミアが剥落、そして赤字転落というところが嫌気されていますが、ここまで下落する筋合いはないと思います。信用買い残が引き続き多く上値が重いのも確かですが、少しずつ下値を切り上げていく形を期待します。以下ポートフォリオの動きです。買い銘柄ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→662円 目標6000円ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→229000円 目標75万円ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1624円 目標3000円メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 117000円→95000円 目標20万円ダイハツ(7262) 3月25日より 1141円→808円 目標1500円みずほFG(8411) 4月15日より 433000円→257700円 目標70万円SEH&I(9478) 5月28日より 13000円→7920円 目標2万円USEN(4842) 7月15日より 300円→108円 目標400円日本リテールファンド(8953) 8月31日より 450000円→381000円 目標55万円JUKI(6440) 11月20日より 99円→86円 目標140円三井海洋開発(6269) 11月22日より 1300円→1527円 目標1700円※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2008年12月27日
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先週うちの伯父さんが突然倒れて救急車で運ばれました。幸い命に別状はありませんでしたが、心筋梗塞という事でかなり危なかったそうです。うちの伯父さんは地元では大きい企業の副会長をしており、70歳となった今でも現役で東京と富山を往復し、仕事にいそんしんでいます。しかし昨今の世界同時恐慌や円高により、なかなか思うように取引が上手くいかなく、夜もなかなか眠れない日々が続いていたそうです。毎週土日に東京から富山に戻ってきて、また平日は東京に行くという生活を続けているのですが、飛行機を降りて車で自宅に帰ってきて、家でそのまま倒れて苦しんでいたそうです。それで夜間の救急病棟に運ばれて緊急手術となったとのこと。幸い富山はまだ病院の受け入れがしっかりしていますから、たらい回しにされる事はなかったようです。それで先日、落ち着いて一般病棟に移った伯父さんのお見舞いに行ってきました。するとその病室はまるでホテルのスイートルームのように超豪華な一室。思わずへぇーと言ってしまいました(・・;)話を聞くと心筋梗塞は心臓の血管が詰まって起こる症状。しかし手術と言っても特に胸部を切開したわけでは無く、腕に麻酔をかけて腕から血管の中に管を通して、管の先に付いている直径1ミリもないカメラで詰まっている部分を探すという療法だそうで。手術の様子もずっとモニターで医者と一緒に見ていたとのこと。そして詰まっている部分が見つかったところで薬剤を散布。そして血管を広げるという事なのだそうです。その後、開いた血管の中に「風船」を入れます。そして空気を入れて膨らまして、血管を広げます。なかなか言葉だけで説明は難しいのですが、実は風船の周りにスチールで出来たような「網」が付いていて、風船が膨らむにつれて「網」も拡がります。そして風船だけ引き抜くと大きく拡がった形状になった網だけが血管内に残り、今後血管が収縮するのを防ぐのだそうです。へぇー医学の進歩はすごいもんだ(・・;)伯父さんの治療法は少なくともその病院では実証例が無いらしく、いわば伯父さんを実験台にしてデータを取り、学会に発表するのだそうです。それもあって、スィートルームのような、40インチ以上の大きさの液晶テレビが置いてあるような病室に居れるらしいのです。そんなところなら普通に住んでみたい(;^_^A他にも伯父さんの心臓には機器が取り付けられていて、心拍数を計測してデータをナースセンターに送っているようでした。だから伯父さんが歯磨きで身体を揺らすと、ナースセンターから「どうかしましたか?」と聞かれるのだそうです(;^_^Aまた、トイレの便座は体重計になっていて、大便を出す前と後で何グラム変動があったかを計測できるようになっているようです。将来的には各家庭にも配備される時が来るのでしょうか。とにかく部屋のいたるところに液晶パネルが付いていて、近未来的な医療システムでした。しかし最近は医師不足の深刻化が叫ばれていますが、このようにハイテク機器を用意しても使える医師が少ないといのうも事実。せっかくの最先端医療も宝の持ち腐れとなってしまいかねず、困った問題であります。それにしても私の父もかつては大晦日に倒れ(やはり心臓関係で)、入院した事があります。師走とはメンタル的にもプレッシャーを与える時期なのでしょう。私も仕事が佳境で激疲れです(T_T)ところで私は母と一緒に行ったので「お見舞い」を用意していかなかったのですが、ちゃっかりお見舞いのお返しだけ貰って帰ってきました(;^_^Aやれやれ、結婚して所帯も持ったのに、しかも結婚式ではお世話になったのに、世間知らずな奴だなーと自分で思いました。さて、世間知らずな日経平均は本日反発。昨日のNYダウは小反発。クリスマス休暇入りした投資家が多く、商いは日米共に閑散。特に本日は値動きが上下70円も無く、売買高は10億株割れ、売買代金は5833億円と2003年の同じクリスマスの日以来の低水準。みずほFG(8411)等の主力銘柄が売買停止という特殊要因もありますが、あの日経平均がバブル後最安値を付けた2003年と同じような状況にあります。とりあえず今晩NYは休場ですから、明日も閑散相場は続くでしょう。すっかり忘年会モードに入っており、投資家にとってはつまらない日が続きそうですが、そういう時には個人投資家は低位株や新興株で遊ぶもの。手を出す必要はありませんが、年内受渡が過ぎた今となっては税金対策の換金売りも一服しますから、今年極端に下げた銘柄のリバウンド狙いは一考かも知れません(とはいえ、今年は大部分の銘柄が当てはまりますが)。新興市場は「強気の買い」。本日は日経JASDAQ平均のみ上昇。売買代金はグリー(3632)一銘柄で100億円近く達成しており、直近IPO銘柄に短期資金が集中している事がわかります。それ以外はこちらもやはり閑散相場。基本的には今のうちに来年上がる株を研究して、早めに仕込むという手法が有効かも知れません。ソフトバンク(9984)は続落。ここ最近まで順調に上げてきていた勢いはやや一服というところ。昨日発表された信用倍率は0.7倍という事で、個人的にはもう少し改善していると思っていたのですが、それでも2001年以来で最も信用倍率の低い数値のようです(ただ私は以前にもっと低い値があったような気がします。誤っていたらご指摘ください)。であれば、ここ数年でもっとも需給が良好であり、為替の影響がほとんど無いソフトバンクはテーマ性もあるため、2009年はソフトバンクの年となると言っても過言ではないかも知れません。来年大注目な銘柄です。ダイハツ(7262)は反発。昨日は追加減産報道も嫌気され下落となったものの、本日は自動車関連銘柄全般に落ち着きを取り戻し反発に。ただ同社も派遣や期間従業員削減を打ち出していますが、その辺りは残念でなりません。ここはむしろ攻めていくべき時期なのに。みずほFG(8411)は本日売買停止。昨日は年内最後の売買という事で換金売りが先行。本日はGMの子会社で自動車ローン等を扱うGMACが銀行持株会社化への移行を承認されたという事で、金融機関にとってはプラス材料の一日でした。唯一取引のできるメガバンク三菱UFJ(8306)は反発。この辺りは昨日の反動という要因の方が大きいですが、来年にかけて金融機関の安定が再び注目を集めるでしょう。以下ポートフォリオの動きです。買い銘柄ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→679円 目標6000円ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→213900円 目標75万円ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1543円 目標3000円メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 117000円→94900円 目標20万円ダイハツ(7262) 3月25日より 1141円→787円 目標1500円みずほFG(8411) 4月15日より 433000円→257700円 目標70万円SEH&I(9478) 5月28日より 13000円→7910円 目標2万円USEN(4842) 7月15日より 300円→108円 目標400円日本リテールファンド(8953) 8月31日より 450000円→376000円 目標55万円JUKI(6440) 11月20日より 99円→85円 目標140円三井海洋開発(6269) 11月22日より 1300円→1512円 目標1700円※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2008年12月25日
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年賀状は25日までに出せば年内に届くという事で、右手を酷使しながらも何とか書き上げました(-。-;)今年は結婚したという事で、例年の3倍以上出さねばなりません(・・;)しかしそれをほとんどを嫁に託して何とか間に合わせた私たちの新婚旅行記はまだまだ続きます(;^_^Aこれで波照間島を一周したので、後はお昼を食べて解散という事になります。昼食は波照間島の中心地にある居酒屋的なところでソーキソバを食べる事になりました。なんだかんだで沖縄に来てからソーキソバを食べていなかったので、今回初ということになります(^^)ところで居酒屋に「泡波」と書かれた泡盛の小瓶が20本程置いてありました。100ml程の小さな瓶で一本1000円と書いてあり、見た感じ安そうな泡盛なのに高いなー、観光客相手のぼったくりか?とさえ思っていました←失礼!しかしそれらを昼食を終えた人達がここぞとばかりに購入していき、あっと言う間に売り切れとなってしまいました。中には5本まとめて買う人も(・・;)「もう無いんですか?」と聞いている人もいる程で、私はせいぜい皆波照間のお土産として買って行くものが特になかったから、せめて泡盛だけでも買っていくのかなーと思っていたのです。ところが帰ってきて調べてみると「泡波」って幻の名酒として名高いんですね(××)波照間産のサトウキビを使って作られる古酒なのですが、基本的には島民の分だけで消費されてしまい、外部の人間にはなかなか手に入らないようなのです。ここでは一本千円で売られているものも、島の外で買おうものなら1万円に価値が上がるとのこと。げげっ、10倍ですか(××)むしろ良心的な価格設定だったのね・・・しまった、買っておけば良かった・・・(T_T)何にせよ当時はその事実を知らなかったので「?」マークを頭に浮かべながらガイドのおじさんに別れを告げ、我々は港から出港しました。さよなら、波照間島よ。良い島でした。また会う日まで(^_^)/(波照間編完。次回からは西表島編です)さて、事実を知らなかったでは許されない日経平均は昨日反発。前日のNYダウが続落となったものの、ビッグスリーの救済策や為替の円高一服感を背景に朝方から底堅い動き。ただ実体経済の先行きが悪いのは引き続きで、年末にかけて出てくる各指標に対する警戒感から上値追いの動きは限定的。休日の谷間であることからも薄商いで、力強さは見られませんでした。投資判断は「買い」。それでも着実に上値を切り上げて進んでいるのは立派。テクニカル的には一目均衡表の雲があり、また年末要因も重なって、どちらかと言えば下に向くはずのトレンドが逆行しているのは、相場に耐性がかなりついている事を意味します。今年年初から始まった嫌な厄は振るい落として、来年に気持ちを切り替えようという投資家心理が見え隠れしているようです。昨晩のNYダウは引き続き景気後退懸念や消費低迷懸念から続落でした。為替は90円台を維持していますが、クリスマス休暇に入る投資家達のモチベーション低下により、材料不足で弱含んでいるという見方が正解でしょう。今週は日本株も現水準維持に努める事になると思われます。新興市場は「強気の買い」。昨日はマザーズ指数のみプラス。不景気による巣ごもり消費(家の中に居ながら買い物をする)関連として楽天(4755)を中心とするEC関連銘柄が軒並み堅調。直近IPOはやや勢いを失ったものの、軽い調整をこなしてもう一相場ありそうな値動きですから、短期派の方はまだまだ注目しておくところだと思います。ソフトクリエイト(3371)は続伸。引き続き出来高が1万株を超えて、この銘柄にしては賑わっています。前述したようにEC関連銘柄が活況なのは、ECサイト構築・運営の同社にとってもプラス材料に。積み上げ型の仕事をこなす同社のビジネスモデルは不況期にも下げにくく、外国人の持ち株割合が極めて小さい今、これ以上の下げ余地は小さそうです。ソフトバンク(9984)も続伸。こちらも市場が薄商いの中で力強い動きが続いています。引き続き信用倍率で見る取り組み妙味がもてはやされ、売り方の買い戻しを巻き込んで上値追いの展開。内需関連銘柄としてのテーマ性もあり、やはり目先1800円程度まではひたすら強気で見ていけそうです。ダイハツ(7262)は小動き。昨日引け後にはトヨタ(7203)の大規模下方修正が発表。前期6000億円営業黒字を一気にかき消す通期1500億円赤字見通しを出してきました。正直私はこの超弱気見通しに懐疑的なのですが、皆さんはどう考えておられるでしょうか?為替要因の2000億円分は致し方ないとしても、製造コスト段階でかつて2兆円超えの営業利益が吹き飛んでしまうというのは、もし本当だったとしたら、製造業の業績も金融業と変わらない砂上の楼閣であったことを証明する事になるでしょう。内部留保4兆円と言われる同グループの人員整理は社会的な理解を得られず、例えそれが内外取引先に対するプロパガンダであったとしても、同社のブランド価値を毀損するだけだと思います。こういう時こそ人材確保に攻める経営を見せて欲しかったのですが残念です。ただ今回の業績見通しに関しては既に市場も織り込んでいるでしょうから、翌日以降も大きな反応は見られないと思います。ともあれダイハツに関しては引き続き強気見通しを持っています。今回自動車各社が出した減産の数字も、ダイハツが一番小さいものでした。であれば今回受ける影響も他の自動車会社に比べれば軽微であり、他が足踏みしている間に次世代の研究開発や人材の確保ができる下地もあります。テクニカル的にもストキャスが好転して再度一目均衡表の雲にトライの形。現在の株価水準が見直される日も近いでしょう。みずほFG(8411)は続伸。テクニカル的には他の大型株同様に一目均衡表の雲下限にさしかかっていますが、DMIは-DIと+DIが好転。またトレンドの力強さを表すADXも上昇に転じて雰囲気は良く、需給妙味も手伝って突破は案外簡単そうです。30万円が目先の目標。SEH&I(9478)は続落。間もなく取得期間が終わる自社株買いを睨んで、先回り売りが目立つ状況。個人的には再度自社株買いの発表があると睨んでいますが(手持ち資金もまだまだあるし「一番の大株主」である自社株の価値が減ってしまうと、将来他社買収等に有効利用できなくなるため)、それによって株主は明るい正月を迎えられるかがかかっています。三井海洋開発(6269)は反発。こちらも信用倍率における需給妙味を背景に続伸歩調が続いています。逆日歩が1円付いており結構な水準に。直近高値も上抜いて、一目均衡表の雲に頭を突っ込んでいます。目標達成までゴールが見えてきました。以下ポートフォリオの動きです。買い銘柄ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→695円 目標6000円ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→221900円 目標75万円ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1647円 目標3000円メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 117000円→94600円 目標20万円ダイハツ(7262) 3月25日より 1141円→805円 目標1500円みずほFG(8411) 4月15日より 433000円→270200円 目標70万円SEH&I(9478) 5月28日より 13000円→8600円 目標2万円USEN(4842) 7月15日より 300円→112円 目標400円日本リテールファンド(8953) 8月31日より 450000円→403000円 目標55万円JUKI(6440) 11月20日より 99円→88円 目標140円三井海洋開発(6269) 11月22日より 1300円→1541円 目標1700円※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2008年12月23日
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そんな蛇の道を通り抜けるといよいよお待ちかね、日本最南端の碑があります。「厳密に言えばここは最南端ではないんだけどね」とはガイドのおじさんの夢を壊す発言(-。-;)まあこういうのはランドマークに意味があるというか(;^_^Aその碑の近くに「波照間中学○○期卒業生」と手書きで掘られた石版のようなものがいくつかありました。「この島の悪ガキ達が記念に残すようになってね。まあもっとも最初にやったのはあんたの目の前にいる人物だけれど(^^)」と笑って教えてくれるガイドさん。そういうところも味があって田舎ののどかさを感じ取れます(^^)そしてこの辺りは何よりも絶景。崖から見下ろす日本最南端の海は筆舌に尽くし難いものがあります。岸壁に当たって砕ける波しぶき。高所恐怖症の私の腰も砕いてくれました(;^_^Aところで私、波照間島は初めてのはずなんですが、どうもこの辺りの道に見覚えがあります(・・;)サトウキビ畑が連なって、ここがこうなってああなって・・・単なるデジャブか、すわ前世が波照間人だったか!?・・・とか思いましたが、思い出してみると以前「トリビアの泉」で「日本の最南端にある標識は何か?」というのをやっていました。そしてその答えは「止まれ」なのですが、その時の放送が記憶に残っていただけなんですね(;^_^A納得しました。そんなこんなでひとしきり南っぷりを堪能した後、バスに乗って次の目的地ニシ浜ビーチへと向かいます。ちなみに「北浜」と書いて「ニシハマ」と読み、どっちやねん!とツッコミを入れるのには最適な場所です(;^_^A確かに波照間島の北西にあるので、どっちでも良いんですけどね。丘を下る時にガイドさんが「皆さん目を瞑ってください」と言います。「是非ビーチの美しさに驚いて欲しいので、着いたら目を開けて欲しい」とのことです。ただ折角目を瞑っていても、バスが近づいて海が見えて来ると、言いつけを守らず目を開けている人が「うわぁ」と歓声を上げてしまうため、結局は台無しになります(;^_^A多分毎回同じパターンなんでしょうが。バスを降りて海岸に降り立つ我々。その透き通るような海、吸い込まれそうな空は絵や写真ではわからない壮大なパノラマを描いて我々を囲みます。あー、これだこれ!これでこそ南国に来たという気持ちにさせてくれます(^_^)/まさに南国天国パラダイスですね。既に気持ち良さそうに水着姿で泳いでいる人達もいたので、我々も泳ぎたかったのですが、如何せんそんなに時間はありません(T_T)なのでとりあえず足まで浸かって南の海を体感しました。あー、これなら波照間に一泊しても良かったなー。後ろ髪を引かれながらビーチを跡にした我々でした。(つづく)さて、後ろ髪を引かれる日経平均は金曜反落。前日のNYダウは原油の下落を受けてエネルギー関連株を中心に下落。それを受けた日経平均でしたが、日銀政策決定会合の結果待ちで様子見ムード。前場は前日終値を挟んで小動きの展開でした。2時頃利下げにより政策金利が0.1%で決着した事を受けると為替はやや円安傾向に。ただそれ程大きな反応は見られず、90円手前で落ち着き。それを受けて日経平均もプラス圏に転じる場面もありましたが、材料出尽くし感や週末要因もあって失速。結局は安値圏で引けました。投資判断は「買い」。テクニカル的には一目均衡表の雲下限に沿った動きをしており、正念場を迎えています。このままの値を保てば自然と雲の中に入れるのですが、来週は飛び休や外国人のクリスマス休暇(今年はそんな呑気な事を言っていられるのか?)に入りますから、閑散相場はほぼ間違いないようです。加えて年末要因や売買停止銘柄も出てきて、エネルギーに乏しい相場展開となるでしょう。そんな中で今の水準を保てるかが微妙なところ。それにしてもWTI原油は夏から下落を続け遂に35ドルを割り込んで、最も油を必要とする季節なのに高値の1/4水準となりました。OPEC減産報道も効果が無いのは、上昇時に増産報道があっても価格が落ち着かなかった事の裏返しで、実需なんてほとんど単なる動機付けでしかない事を表しています。資源輸入国の日本にとっては喜ばしい話ですが。ただその下落が消費の落ち込みによるものというのが残念なところです。昨日の日経にも出ていましたが、WTIとドバイの原油先物の値が遂に逆転しました。これは基本中東の方が原油需要が低いため、ドバイの方が安い値が付くという事だったのですが、アメリカの需要減少が意識された価格形成になったという事です。今は折角サンタが車でプレゼントを届け易くなったのに、肝心のプレゼントが買えないという状態でしょうか。とりあえず金曜のNYはビッグスリーへのつなぎ融資が一応の決着を見た事により寄り付きこそ高く始まったものの、引けにかけては事態の抜本的な解決策とは成り得ないという思惑から失速。結局は続落となりました。これは来週の日本市場にも材料出尽くし感として売り圧力になりそうです。ただ全体的には方向感に乏しく、材料も週末に発表される鉱工業生産指数速報値位しかなく、値動きは小幅に止まるものと思われます。新興市場は「強気の買い」。金曜は3指数共に軟調。金曜上場のIPOのpaperboy&co.(3633)は初値が4000円と公開価格1900円の2倍超え。久しぶりにIPOらしい飛ばし方をして、2008年の最後を締めくくってくれました。一方その影響もあってか他の直近IPOは一服。IPOだけで新興市場全体の半分程を占める過熱ぶりはこの先どうなっていくのか、来年にかけて注目です。ソフトクリエイト(3371)は堅調。金曜から東証2部と重複上場という事でご祝儀買いが入った様子。出来高が2市場併せて16100株と、この銘柄にしては大商いでした。ともあれ一時は上場廃止基準に抵触するかと見られていた銘柄が、廃止どころか2部昇格とあって安心感も強まるところでしょう。東証に移ればこれからアナリストのレポートも出易くなってくるでしょうし、注目さえ集まれば良い銘柄として買われる事もありそうです。ソフトバンク(9984)は続伸。引き続き信用倍率で見る需給面の良さを手がかりに上昇ムードが続いています。金曜には25日線と75日線のゴールデンクロスも完成。遅行線も一目均衡表の雲の薄いところを突破できそうで、上昇基調はまだ続きそうです。目先止まるとしたら1800円辺りになるでしょうか。そこまではまだまだ。ダイハツ(7262)は反落。日銀の利下げによって円安効果から自動車業界にも一瞬買いが入りましたが、本当に一瞬だけでした。結局は発表前の水準に値を戻しています。ビッグスリーへのつなぎ融資も決定し、自動車業界にとっては来週反動の売り圧力となるでしょう。ただ繰り返し言いますが、軽自動車を含む小型車は唯一前年比プラスとなっているのです。何故この事実が無視され続けるのかは甚だ疑問です。日本リテールファンド(8953)は反発。金曜に日銀が政策金利引き下げを発表した事により不動産関連株に追い風が。特にREITの場合は一般的に配当利回りも高い事から(正直最近はそうでもないが、イメージが優先している)投資家の資金が向きやすくなり、借入金負担減少と併せて有利に働きそうです。週末にはダイア建設(8858)の破綻もあって暗い不動産業界ですが、東証REIT指数も順調に値を伸ばしており、少しずつ注目が集まってくるものと思われます。以下ポートフォリオの動きです。買い銘柄ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→653円 目標6000円ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→224900円 目標75万円ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1570円 目標3000円メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 117000円→93500円 目標20万円ダイハツ(7262) 3月25日より 1141円→805円 目標1500円みずほFG(8411) 4月15日より 433000円→259900円 目標70万円SEH&I(9478) 5月28日より 13000円→9010円 目標2万円USEN(4842) 7月15日より 300円→116円 目標400円日本リテールファンド(8953) 8月31日より 450000円→405000円 目標55万円JUKI(6440) 11月20日より 99円→87円 目標140円三井海洋開発(6269) 11月22日より 1300円→1460円 目標1700円※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2008年12月20日
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波照間空港は元々急患を移送するために建設された空港らしいのですが、定期便もしっかり飛んでいます(石垣-波照間週4回。運航会社のエアードルフィンはなんとサイバーファームの子会社らしい)。ただ基本的には皆船で来るので、最大乗客9名が集まらない時は不定期に運休するアバウトさがあるそうです(;^_^Aそこがまた離島らしいっちゃー離島らしい。本土では考えられない外国的な感覚です。波照間空港から更に南下し、波照間での一番の名所とも言える「日本最南端の碑」へと向かいます。その道すがら、ブルドーザーとそれに指示する一人の男性がいました。なんとそれは先ほどガイドさんが直訴した支庁の役人さんで、早速道に転がっている岩をどかしに来ていたのです。何と対応が早い!(××)さすが観光で売っている島だけあって、その辺りのケアは万全です(;^_^Aお陰で無事最南端の碑へとバスを進める事ができた我々でした。最南端の碑の前に、何やら石を並べたような場所がありました。ガイドさんが説明してくれた事によると、どうもこの石は「蛇の道」というものを形作っているとのこと。確かに蛇のようにうねうねとくねった形に2本のラインが絡み合うように布石されています。これらはかつて沖縄がアメリカの占領下にあり、昭和47年に本土復帰した際に「絡み合う二匹の蛇のように、もうこれで日本と沖縄は二度と離れないよ」という意味合いを込めて、各都道府県から青年達が自分の県から持参した石を並べて作ったのがこの蛇の道だとのことでした。ちょっと感動的な良い話ではないですか(T_T)そんなわけで、ある種お決まりの行動でしょうが、皆自分の地元の県の石を探していました。勿論私も富山の石を見つけました。これぞまさしく「蛇の道は蛇」と言うのですね(;^_^A(つづく)さて、蛇の道は蛇な人達が集う株式市場は本日続伸。前日のNYダウはFRBによる大幅利下げの反動が出て反落。それを受けた日経平均も朝方こそ小安く始まったものの、シカゴ先物が高い水準にあったこと、またGLOBEXが高くなった事を受けて先物主導ですぐに切り返してプラス圏に。ただその後は日銀政策決定会合の結果を待ちたいという思惑から様子見ムード。薄商いの中、前日終値を意識した小動きとなりました。投資判断は「買い」。明日終わる政策決定会合では、日銀は利下げをやれるだけやるしかないような状況だと思います。アメリカが量的緩和まで踏み切った事を考えると、日本がゼロ金利に戻してもどこからも疑問の声は上がらないと思います。中央銀行は機動的に利上げ、利下げを行って市場にメッセージを出すのが一つの大きな仕事であり、今回は利下げをもって景気減速に対する姿勢を示すべき時だと思われます。為替はゼロ金利に持っていってようやくイーブンな状態になるわけです。実際には政策金利が0であろうと市場金利が高い通貨へと資金が流れるという事に理論的にはなりますが、一方で理論通りに話が進めば相場は何て簡単だろうという事になります。結局為替は将来の二国間の思惑に応じた値動きをしていく事になります。今回日本も大方の予想通り利下げが行われれば「円安にきちんと誘導したい」とのメッセージを放つわけで、一定量の効果は各国の投資家に伝わります。まずはゼロ金利から、そこがスタート地点ですね。テクニカル的には一目均衡表の雲が上値を抑える形となっていますが、少しずつ上値を切り上げる展開となっていて、先高感の強いチャート形状。ボリンジャーバンド+2σも接近していることから、上値はかなり重いと思いますが、為替動向次第で突破は可能なレベルです。年末の閑散相場の中で、どれだけ高値を維持できるかがカギに。新興市場は「強気の買い」。本日は高安マチマチ。マザーズの方はグリー(3632)効果でプラスに。いきなりミクシィ(2121)を抜き去りマザーズ市場の時価総額トップとなり、やはり事前予想通りグリー強しといったところかと思います。そもそも年末のこの時期は毎年当面IPOが無くなるという事で、12月上場IPOは人気を集めてぐんぐん上がっていくものでした。しかも今年は株券電子化の影響もあって、2月上旬まで新規上場ができません(もっとも、毎年1月後半まで新規上場はありませんでしたが)。ですからIPO好きな短期資金は例年以上にこの辺りのIPOに集中するという事になります。こんなご時世でもそんな資金があったという方が驚きですが。ただやはり今年はどこまで持続するかは疑問ですけど。ソフトバンク(9984)は反発。じわりじわりと値を上げて、今一番しっかりした動きをしている銘柄と言えそうです。テクニカル的には5日線に下支えされ、75日線と25日線のゴールデンクロスが実現間近で、中期的な相場転換を示唆しています。需給面でも引き続き売り長の状態が継続しており、売り方の買い戻しが続く展開に。年またぎで逆日歩が付いていると負担も大きいですからね。みずほFG(8411)は続伸。本日は自民党が銀行保有株買い取り再開を検討という報道が流れ、銀行株が軒並み高く。ただこの辺の議論があまり効果が無い事は既に2003年の金融危機の際に立証済み。アナウンスメント効果は認めますが、それにしても何で歴史から何も学ばないのかが不思議です。ともあれお陰でテクニカル的には25日線を突破し、一目均衡表では転換線が基準線を突破。今年夏頃からの壁をようやく明確に越える事ができそうです。JUKI(6440)は続落で年初来安値更新。下げ止まりが見えません。円高が重しとなっており、最新の四季報でも見通しは暗いまま。信用買い残も多く、なかなか反転が難しそうです。うーん、失敗しましたね。90円台で一旦損切りしたかったのですが、ここまできたら毒を食らわば何とやら。下値はそれ程深くないでしょうから、もうしばらく様子を見る事にします。三井海洋開発(6269)は反発。じわじわと上値を切り上げて直近高値を更新しています。こちらも信用面で見る需給の改善が一因の模様。売り方の買い戻しを誘って戻りを試しています。後は一目均衡表の雲が最後の山場。以下ポートフォリオの動きです。買い銘柄ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→620円 目標6000円ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→231600円 目標75万円ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1485円 目標3000円メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 117000円→93700円 目標20万円ダイハツ(7262) 3月25日より 1141円→815円 目標1500円みずほFG(8411) 4月15日より 433000円→256800円 目標70万円SEH&I(9478) 5月28日より 13000円→9100円 目標2万円USEN(4842) 7月15日より 300円→116円 目標400円日本リテールファンド(8953) 8月31日より 450000円→401000円 目標55万円JUKI(6440) 11月20日より 99円→86円 目標140円三井海洋開発(6269) 11月22日より 1300円→1525円 目標1700円※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2008年12月18日
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家々を抜けて海岸沿いに向かうと少し背の高い塔がある施設が見えてきます。これが波照間島の水を供給する淡水施設。波照間島は周りは海に囲まれて水資源は豊富ですが、川がなく、飲料水そのものを確保するのが難しいところです。波照間島の住所は「沖縄県竹富町波照間島」ということで、竹富島グループという括りなのですが、他にも西表島も竹富町という住所です。西表島は島の面積が大きくて川もあるため飲み水が確保できます。だから西表島の周りの小さな島々には送水管が海底を通って水を供給しているらしいのですが、波照間島までは30km近くの距離があり、また海底400mとなる海域もあって送水管を通すのが難しいそうなのです。なので波照間島には海水の淡水化施設があって、島民の飲み水を確保してるそうです。ただ処理費用が高く付くので、長期的に見れば送水管ができる方が良いらしく、送水管の敷設は島民の悲願のようです。そこを抜けると一面の農地。人口600人の島ですから、ガイドさんは島民全員の顔と名前、家族構成までも把握しています。「あぁ、○○さんが畑してらぁ」と独り言のように言いながら案内してくれます。車自体も少ないため、誰がどの車種に乗っているかもわかるようですが、ところで車はどこで買ってどうやって運んでくるのでしょう?(多分石垣で買ってフェリーで運ぶのでしょうが。)草むらの中には山羊がいました。「島民の数よりも山羊の数の方が多いのがこの波照間島の特徴。もし良かったら連れて行って(^^)」とはガイドさんのお約束ジョーク。山羊があちこちにいるっていうのも、なかなかオツなもの・・・かな?夜道とか歩いていていきなり「メー」とか聞こえてくるとかなり驚かされることでしょう(××)↓さて、この中に何匹の山羊が隠れているでしょう?そこを過ぎると我々は波照間空港に到着。そこではヘリがバラバラと音を立てて離着陸訓練をしていました。「空港はほとんど使われなくて暇だから、あーやって訓練だけしているんだよ。燃料が高い時期に勿体ない事だ」とはガイドさんの弁。確かに当時はガソリンも170円台で、波照間島などの離島になると本州より20円増という料金設定になっています(沖縄本島は逆に安いのですが)。でも日本最南端の島という特性もあって、色々な観測などにもヘリが使われるでしょうから、日頃の訓練は怠れません。そんな我々の会話も届かない上空で、パイロットの方は熱心に訓練されていました。(つづく)さて、日頃の訓練も怠れない日経平均は本日反落。前日のNYダウはナスダック元会長の巨額詐欺事件が企業業績に影響を与えるとの懸念から金融株を中心に下落。それを受けた日経平均も朝方から軟調推移。一方今晩からのアメリカでのFOMCの動向を見極めたいとの向きから売りも限定的。下げ渋って8500円台は維持して引けました。投資判断は「買い」。為替がアメリカの利下げを織り込んで円高に振れやすくなっており、90円台の攻防となっていますが、日経平均の方は意外に底堅いという印象です。正直だいぶ市場も耐性が付いてきたと言え、個人的にはもう今回の10月から続く下落波動で8000円を割る事はないと見ています。つまり今後4年位は7000円台になることはないと思っています。いよいよ日米の金利差が逆転する時が近づいているようです。アメリカがもし今回FFレートを0.75%下げてきた場合、政策金利を0.3%としている日本の方が高くなります。となると、理論上より一層円買い・ドル売りが進むという事になるのですが、実際には逆の動きが起こると思われます。すなわち「日本はより一層金利を下げてくるだろう」「アメリカはこれ以上下げることはないだろう」という思惑が働いて、トレンドはやや円安に向かう事になるのではないでしょうか。ともあれFRBの発表に注目です。それにしてもこんな時期にナスダック元会長の巨額詐欺事件が発覚というのも世界の株式市場にとって泣きっ面に蜂というところですね。逆にこんな時期(大幅下落な時期)だからこそ発覚し易かったのでしょうけど。いずれにせよその地位・知名度を利用しての詐欺は卑怯だと思います。日本の金融機関も野村HD(8604)が275億円分投資残高があるとしており、今回の事件がミニサブプラ問題化してこない事を祈るばかりです。新興市場は「強気の買い」。本日は3指数共に堅調。本日上場のショーエイコーポ(9385)はフィルム包装資材メーカーという事で、正直人気が薄いところですが、それでも初値は公開価格を5%近く上回ってきました。猫も杓子も買われるIPO相場に少しずつ戻りつつあるのかも知れません。そして明日はいよいよ大本命グリー(3632)が上場します。初日値付かずにでもなれば、かつての新興市場らしさが戻ってくるか(正直そこまでは無理な気がしますが)。ソフトバンク(9984)は続伸。この相場の中、ひたすら強い動きが続いています。本日発表の信用倍率はいよいよ1倍割れの0.85。昨年3月以来の低水準となりました。昨日「携帯電話事業で個人への貸し倒れが増加」と弱気材料が伝えられても売りのきっかけとはならず、相当程度に強い相場と言えます。ちなみに本日ソフトバンク契約者宛に「不正契約防止に取り組んでいます」というSMSが届きました。かなり気にしているようです。ダイハツ(7262)は反落。引き続き海外動向や為替相場に左右される自動車業界ですが、本日のところは円高が重しに。ただ昨日発売の四季報を見ても自動車メーカーの中で今期・来期と売上が伸びていくは同社だけ。経常利益への影響率もマシな方で、何故他の自動車株同様に売り込まれているのか全く理解に苦しみます。信用倍率で見る需給も圧倒的な売り長で、今の水準が絶対的な買い水準である事には引き続き変わりません。みずほFG(8411)も反落。本日はムーディーズによる格下げ検討が報じられ、朝方から売られる動き。ただその割には下げなかったという印象が強いです。テクニカル的には25日線に頭を抑えられ、ストキャスも暗転。来週の売買停止期間を控えて、売り圧力が強まり易い環境か。三井海洋開発(6269)は続伸。こちらも信用倍率で見る需給が良好で、本日発表の信用倍率が0.4倍と売り長。直近高値を超えて売り方の買い戻しが急がれる展開に。目先一目均衡表の巨大な雲が待っていますから簡単には上がらないかも知れませんが、ゆっくりと雲を侵食していく形になると思います。以下ポートフォリオの動きです。買い銘柄ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→633円 目標6000円ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→231000円 目標75万円ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1459円 目標3000円メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 117000円→96000円 目標20万円ダイハツ(7262) 3月25日より 1141円→821円 目標1500円みずほFG(8411) 4月15日より 433000円→230100円 目標70万円SEH&I(9478) 5月28日より 13000円→9000円 目標2万円USEN(4842) 7月15日より 300円→116円 目標400円日本リテールファンド(8953) 8月31日より 450000円→407000円 目標55万円JUKI(6440) 11月20日より 99円→96円 目標140円三井海洋開発(6269) 11月22日より 1300円→1471円 目標1700円※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2008年12月16日
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更新が止まっていましたが、ちょっと風邪を引いてダウンしていました(T_T)会社を休む程ではなかったのですが、ぼーっとして喉が痛く鼻水が止まりません。今日は休みなのでずっと寝てましたから少し回復しましたが、まだ鼻が詰まっています。それにしても風邪を引くと身体もだるいし、何か損した気がします。健康ならあんなこともこんなことも手際良くできるのに・・・そんな愚痴はともかく、波照間島の話は続きます。ガイドのおじさんが「ちょっと待ってて」と言ってどこかに行ってしまいました(・・;)どうも島唯一のガソリンスタンドに停まっている車が支庁の役人のものらしく、その役人に何やら直訴しています。戻ってきたガイドのおじさん曰く「いやー、先日の台風で海岸付近の道が大きな石で封鎖されちゃったから、開けてもらうように頼んできたんだ」とのこと。丁度我々が行く前の週に大きな台風が来ていて、それで八重山地方は大変だったんだとか。それにしても役人の車種をわかっていて、かつ直接役人に言いに行くっていうのも、何か小さなコミュニティののどかな部分でもあります(;^_^A引き続き波照間島を移動する我々。波照間島の家々の間を縫うように移動していきます。沖縄の島の家はどこも独特の造りをしていて、屋根は赤く、上にはシーサーが乗っています。そして玄関の入り口の方には塀があって、中が見えないような感じになっています。確かに塀がなかったら、バスから毎日代わる代わる色んな人に家の中を覗かれて、住人達もあまり良い気がしないでしょうね(;^_^A家も独特なら墓も独特です。基本的に墓は大きく、まるでどこかの王族のような墓になっています。火葬する施設はないので、土葬となっており、棺ごとお墓の中に入れてしまうから大きいのだとか。なるほどー。そう言えば歯医者もこの島には一軒もないらしく、一年に一度石垣島から検診にやって来る程度らしいのです。だから歯が痛くなったら石垣島まで1時間かけて通わないといけません。ただ、基本的には波照間島の人の歯は強いらしく、ガイドの人も「サトウキビ囓ってりゃー繊維で歯の間が掃除されて虫歯になんてならん」とのこと(;^_^Aなんか甘いから余計に虫歯になりそうな気もしますが、そんなものなんですね。なるほどー。ところで波照間島って元々珊瑚から出来た島だそうで、珊瑚の死骸・・・っていうと表現が悪いのですが、それらが集まって陸となっているそうな。だから砂は白っぽくてキレイなのですが、反面農作物が育ちにくく、この島で自給自足は難しいのです。一応政府による農地改良で、一部の地面では何とか農作物を育てる事ができるようにはなっているようです。我々が行った時も丁度農地改良作業中の土地がありました。島の主力産業は観光以外には農業しかなく、ガイドのおじさんがやっているようなサトウキビ生産が主産業なのだとか。なるほどー。でもやはりどこの田舎でも少子高齢化が深刻。一度島を出て行ってしまうと戻ってこない若者が多く、後継者不足に悩まされているのだとか。うーん、難しい問題ですが、確かに生まれ育った者としても色んな事ができる都会に行きたいでしょうし、それを止める事はできないのでしょうね。地元住民が望むような環境と、我々観光客の望む環境は真逆のものであるはずで、波照間島の良いところを潰してしまうと観光すらも成り立たなくなるし・・・何とも難しい問題ではあります。ただ今世間を騒がしているリストラとは全く無縁なんだろーなーと思いました。(つづく)さて、止める事はできない日経平均は金曜大幅反落。前日のNYダウはビッグスリー救済策の不透明感や新規失業保険申請件数が増加したことから反落。それを受けた日経平均は朝方から売りが先行。ただSQ値が8427円で決まったところを下値に反発に転じ、前場は底堅く推移しました。ところが後場に入りビッグスリー救済策が廃案になったと報じられると、先物主導で大幅安に。為替も一気に円高に振れ、80円台に突入。一時600円以上の下げ幅を見せましたが、下値では年金買い観測や、別の救済策が出てくるのではないかという期待感から多少買い戻された格好になりました。投資判断は「買い」。ビッグスリー救済策が上院で否決されたことは、2ヶ月前に下院で否決された金融安定化法案の時のように、アメリカの「too big to fail」を由としない国民感情の表れでしょう。ただ、あの後修正案が上院で可決され、結局下院でも可決されました。今回の救済策も、もう少し形を変えたもので(ビッグスリーの自助努力をより促すもので)可決される事にはなるのでしょう。やはり再編によって一社は消えるような救済策が落としどころではないかと思います。そんな期待を背景に金曜のNYダウは急落の後に反発に転じ、何とかプラスで引けています。今週の日本の株式市場にも一応一安心の風が吹くものと思われます。もし月曜の寄り付き30分で一気にSQ値8427円を上抜くことができれば、需給面で上値を抑える要因が消え、むしろ下値を固めてくれる要因に変わります。そうなれば年末にかけて売買高が減少してくるであろう株式市場は、ゆっくりとした上昇トレンドで年の瀬を迎える事になるのではないでしょうか。為替動向はやや落ち着いて91円台まで回復してきています。日銀の為替介入も警戒される中での取引となっていますが、80円台になれば真剣に検討されるでしょう。ただ介入をしても所詮は一時的、トレンドに変化は出ません。アメリカの実体経済が落ち着くまで、円高基調は続くでしょう。新興市場は「強気の買い」。金曜は3指数共に軟調。ただ金曜上場のソーバル(2186)はIPO11銘柄目にしてようやくの初値が公募価格を上回った銘柄です。少しは環境も変わってきたのではないでしょうか。このまま来週のグリー(3632)まで良い流れを持続させたいところ。ソフトクリエイト(3371)は続落。しかし引け後に東証2部上場承認を発表。ギリギリ上場基準を満たしているような格好で、今まで自社株買いを発表してこなかったのも納得できました。最近の出来高を伴っての下落は、上場基準のうち浮動株の比率を上げるために、会社がせっせと売っていたのかなーという気がします。ともあれ、上場して3年半ロクな事がなかったヘラクレス市場と決別し(正確には重複上場なのですが)、新しい舞台での勝負となります。久しぶりにめでたいニュース。そのうち記念配も発表されるんじゃないかと期待しています。ソフトバンク(9984)は反発。この下落相場の中、メリルが新規で「買い」目標1700円に設定した事が手かがりに。引き続き空売りを巻き込んでの上昇となっており、直近高値1450円を抜いてきました。後場こそ少し売り込まれたものの、まだまだ上を目指せます。更なる大幅高を期待できる状況に。ダイハツ(7262)はストップ安。ビッグスリー救済策の否決を受けて、ここのところ買い戻しが入ってきていた自動車関連銘柄は一斉に売られる展開に。しかしここは絶好の買い場と捉えたいところ。何らかの救済策は出てくるだろうし、自動車業界でただ一人気を吐いている同社の現在の評価は明らかに過小。みずほFG(8411)は反落。ただ全体相場がこれだけ弱く、また前日のNYで金融セクターが弱かった事を考えるとまだ下げ渋った方か。テクニカル的にはメガバンクどれも25日線に頭を抑えられている格好になっているものの、パラボリックが買い転換しており5日線が下支え。最近は企業の資金調達の方法が銀行にシフトしており、業績面ではむしろ良い傾向が出てくるものと思われます。USEN(4842)も反落。有線放送2位のキャンシステムが同社を人材の引き抜きや違法なキャンペーンで損害を被ったと提訴していた裁判で、USENに20億円の支払いを命じる判決が。同社は控訴し業績の修正もなし。それを受けた株式市場は特段反応も無い模様。何かと評判の悪い同社ですが、また一段と評判を悪くするニュースであるには違いありません。まあ今更という見方もありますが。日本リテールファンド(8953)も反落。ここまで調子良く上がってきた反動が出ました。ただ不動産市況は改善しつつあり、政府もようやく対策に本腰を入れつつあります。クレディスイスもセクターの投資判断を「OVERWEIGHT」にしており、ようやく反転の準備は調ったというところ。テクニカル的には上値抵抗ラインをあっさり突破し、前回書いたような心配は杞憂に終わった模様。あとは週足で見る上値抵抗ライン(44万円、50万円どころに位置)の突破が目標に。以下ポートフォリオの動きです。買い銘柄ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→575円 目標6000円ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→221400円 目標75万円ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1408円 目標3000円メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 117000円→94700円 目標20万円ダイハツ(7262) 3月25日より 1141円→769円 目標1500円みずほFG(8411) 4月15日より 433000円→229300円 目標70万円SEH&I(9478) 5月28日より 13000円→9190円 目標2万円USEN(4842) 7月15日より 300円→117円 目標400円日本リテールファンド(8953) 8月31日より 450000円→412000円 目標55万円JUKI(6440) 11月20日より 99円→97円 目標140円三井海洋開発(6269) 11月22日より 1300円→1365円 目標1700円※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2008年12月13日
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到着した波照間は絶好の快晴。ようやく南の島らしい天気に恵まれました。ただやはり暑いですね( ̄Д ̄;;当たり前か。ガイドさんは50代後半の陽に焼けた陽気な感じのおじさん。毎日午前中はガイドの仕事をこなして、午後は自宅のサトウキビ畑で農作業という毎日だそうな。「皆さんサトウキビを囓ってみたいでしょ?今日のガイドの終わりにウチから持ってくるから」と約束したのに、結局約束を忘れて別れてしまったのは南国特有の「なんくるないさー」の精神からでしょうか?(;^_^Aそれはともかく、まず最初に案内されたのは国指定史跡となっている「コート盛」。昔の灯台代わりの見張り台で、漁に出た船を見守ると共に、船の道しるべとなった人工の丘です。正直なんて事無い丘ですが見晴らしは最高(^^)島で最も高いところ(と言っても標高60m程度のところですが)で、島の周囲を見渡せます。ここでガイドのおじさんが島の概要について細かく説明してくれました。島は大きく分けて4区画に分かれており、その区画対抗で運動会を行うが島の一番大きなイベントだとか。そこを過ぎるとバスで道々景色を見ながら移動します。沖縄電力の施設で島唯一の電力供給源波照間電業所を通過し、ざわわざわわ一面サトウキビ畑が続きます。間もなく島の中心部とも言える公民館・売店のあるところで一時下車。そこにあったのは日本最南端のコカコーラの自動販売機でした。折角なので写真を撮ってきました(;^_^Aただ肝心のコカコーラは売り切れでした(・・;)波照間島は南十字星の見える島として有名なところです。夜中になると街灯もない真っ暗な島ですから、晴れていれば良く見えるようです。先ほどのコート盛で寝そべって見ている観光客も多いのだとか。ハブがいない島らしいので、一応寝そべっていても安全なようです。我々は残念ながら夜までは残らないので見れなかったのですが、島のマンホールにまでも「南十字星が見える島」と刻印してありました。公民館の傍には立派なガジュマルの樹が生えていました。このガジュマルの樹が作る木陰で島の人達は涼をとり、自然と共生しているのだと考えると実にのどかで良い島だなーと思いました。(つづく)さて、のどかで良いなーとは思えない日経平均は本日続伸。前日のNYダウもオバマ次期大統領の大規模インフラ投資計画やビッグスリー救済策が引き続き好感され続伸し、一時9000ドル乗せ。それを受けた日経平均も朝方から買いが先行したものの、8500円が接近すると上値が重く。25日線も昨年7月から明確に抜けられない事から抵抗帯として認識され、一時マイナス圏に沈む場面も。ただその後は下値でも買いが入り、少し持ち直して引けました。投資判断は「買い」。朝方のGDP改定値の値は市場予想よりも悪く上値を抑える要因となったものの、更に売り込む程の材料とはならず。何とかアメリカの政策期待による買いによってプラス圏となりました。テクニカル的にはパラボリックやストキャスで見れば買いなものの、各抵抗線がすぐそこにあって上値が重く、上昇には一段のボリュームが必要。ただ今週末のメジャーSQやアメリカ・中国の動き次第でいくらでも上下するような環境ですから、大筋ではテクニカル以外の要素で動いてくると思われます。それにしても年末にかけて毎年損失確定の売りが出てくるものですが、今年は少しばかり事情が違うようです。一つは余りにも下げ過ぎたために、特段無理して損失確定売りを出さなくても、そもそもの還付金がないこと。そしてもう一つ、来年から株式譲渡益500万円以上の税率は20%となるため、来年以降損失を出した方が有利になる場合があるという点です。なので、過度な売り圧力は警戒する必要がなさそうなのが今年の年末。今月陰線で引けると7ヶ月連続陰線という記録的な状況になってしまうので、今月はそれも意識され案外強いのかも知れません。新興市場は「強気の買い」。本日は3指数共にプラス。本日新規上場のらでぃっしゅぼーや(3146)が公募価格と同値の初値という事で、IPO初値連敗記録は一応8でストップした形。ただ何とも際どいところではありますが、少しだけ光が差したという感じです。ただ資金は大型株相場に奪われており、残念ながら現在のところあまり元気はありません。ソフトクリエイト(3371)は小反発。600円での出来高が急増しており、株主がまた入れ替わっています。ここで恣意的でもあれ株主が大きく入れ替われば、テクニカル上の各指標は割安感が十分出ていますから、反発の期待も高まります。ソネットエンタテイメント(3789)は反落。テクニカル的には一目均衡表の雲を上抜けてトレンドも上向き。信用倍率も悪くなく、パラボリック買い転換と75日線突破によって、今一番伸び盛りな場面とも言えます。一方親会社ソニー(6758)はリストラを含む経営改善で1000億円のコスト削減を引け後に発表。事業環境の厳しさが一層気になるところです。ソフトバンク(9984)は続伸。こちらも信用倍率が1.02倍まできており、需給面は急速に改善。一目均衡表の雲を抜け75日線トライで、明日にでも大幅高の場面があってもおかしくない状況。要注目。ダイハツ(7262)も続伸で大幅高。自動車業界は引き続きビッグスリー救済策を好感し上昇ムード。その恩恵やボリンジャーバンド-2σに到達した事から同社も昨日より上昇していますが、本日は特に出来高を伴った上昇でした。お陰で貸株残高も急増。テクニカル的にはMACDも好転し、ここから一目均衡表の雲へと向かう動き。みずほFG(8411)は反落。本日は三菱UFJ(8306)が公募価格決定で反発していますが、三井住友(8316)と共に同行はクレディスイスが目標株価を引き下げた事を受けて売りに押される展開に。本来はもう少し買われても良いと思われるのですが、材料性に富んだ他の銘柄に資金が流出している状況。日本リテールファンド(8953)は大幅続伸。本日はNHKで「政府が政府系金融機関を通じてREITの資金繰り支援を行う」と報道された事により、REIT全体に買い戻しの機運が高まりました。REIT指数は7%以上の上昇となって強い動き。ここにきてようやく破綻もあって暗いムードだったREIT市場に光が差し込んだ感じです。テクニカル的にも75日線を攻める動きで、このラインを突破すれば7/8高値625000円、9/22高値502000円を結んだ上値抵抗線も上抜ける事になります。一目均衡表の雲抜けもかかっていますが、ボリンジャーバンド+2σも控えており、突破はすんなりとは行かないか。JUKI(6440)は反落。引き続き底値圏での動きとなっています。中国では中央経済工作会議が開かれ、追加の景気対策を検討中。現在世界で派手に資金を出せるのは中国ぐらいですから、その恩恵を与りたいところ。同社にもそのチャンスは十分にあります。以下ポートフォリオの動きです。買い銘柄ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→599円 目標6000円ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→237300円 目標75万円ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1334円 目標3000円メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 117000円→97000円 目標20万円ダイハツ(7262) 3月25日より 1141円→758円 目標1500円みずほFG(8411) 4月15日より 433000円→213800円 目標70万円SEH&I(9478) 5月28日より 13000円→9330円 目標2万円USEN(4842) 7月15日より 300円→118円 目標400円日本リテールファンド(8953) 8月31日より 450000円→371000円 目標55万円JUKI(6440) 11月20日より 99円→99円 目標140円三井海洋開発(6269) 11月22日より 1300円→1320円 目標1700円※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2008年12月09日
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寒いですね(T_T)ここ富山では雪で最高気温4℃とかになっています。しかしそんな今でも半袖で過ごせた10月の南国話は舞台を一旦別の島へと移して続きます。10月8日(水)我々はその日を離島巡りの日に設定。石垣港から高速船でまずは波照間島へと向かう手筈になっていました。チケットを取っておいた船の会社から「ホテルへ朝向かいに行きますので」と連絡があったのですが「いや、レンタカーで直接港まで行きますから」とお断り。その方が自由が利いて都合が良いかなと思ったもので。「カーナビがあるから港もすぐわかるだろう」と高を括っていたのですが、港といっても結構広く、かつたくさんあって、どこが乗り場かわからず( ̄Д ̄;;15分前に到着する予定でカーナビの示す方角に向かった我々でしたが、全然見当違いの人影が無い岸壁に到着(・・;)や、やばい。船に乗り遅れる( ̄Д ̄;;あっちでもない、こっちでもないと焦る我々。しかし何とか必死にカーナビで検索して軌道修正。ぎりぎりぎっちょん(死語)のところで間に合います。ふぅー(;^_^A↓インディージョーンズの移動シーンみたい(;^_^Aただ高速船は満員だったので、1時間近く立って乗らねばなりませんでした。しかも高速船だから揺れること揺れること( ̄Д ̄;;ようやく到着した波照間島は日本最南端の有人島。人口600人の小さな島で、出迎えられた警官は島でただ一人の警察官。彼の仕事は唯一、定期便を出迎えて怪しい人間や積荷が無いかをチェックする事だと島のガイドさんが教えてくれました。我々はそのガイドさんが運転するマイクロバスで島内をぐるっと一周するツアーに参加。全部で20名位の人達と共に波照間島を案内してもらいます。我々の波照間探索の旅、全3時間コースが今スタートしたのでした。(つづく)さて、ガイドに案内を頼みたい日経平均は金曜続落。前日のNYダウが反落となったものの、朝方から強めの動き。下値では公的資金や持株会といった買い主体が存在すると見られ、下げ渋るものの、一方では材料難や週末要因もあって上値は重い展開。小動きに止まって結局は小幅安で引けました。投資判断は「買い」。週末のNYダウは雇用統計の中身こそ悪かったものの悪材料出尽くしと捉えられていること、また住宅市場救済策への期待感から反発。またビッグスリーの救済策も出てきている事から基本的には上昇トレンドへと転換すると見て良いでしょう。ただかつて銀行救済に動いた日本をバッシングしておきながら、遂に単なる一産業までも救済する程なりふり構わなくなったアメリカのプライドはズタズタなんでしょうけど。このソフトランディングに向けた市場の自然淘汰回避の試みが良かったのか悪かったのかは、後々振り返ってわかることなのでしょうね。日本市場の方は来週メジャーSQ週と言う事もあって、先物主導で荒れる展開になると思います。恐らくは8000円を巡る攻防で乱高下するのではないでしょうか。ただそれさえ過ぎてしまえば年末に向けて一層の閑散相場となり、投資家に来年の準備をする時間は十分過ぎる程与えられると思います。そんな中で私は素直に買いで向かうべき局面だと思っています。今まで以上に大きな悪材料は出辛く、株価は緩やかに上昇していくべき場面であると見ています。新興市場は「強気の買い」。金曜はヘラクレス指数のみプラス。こちらも閑散とした動きの少ない相場が続いています。気になる12月のIPOも基本仮条件の下限で公募価格が決まっており、軟調な展開が予想されます。かつては大型株が手がかり難の時にバイパス的な存在として資金が流れてきていた市場も、なかなかその機能を上手く果たしてくれません。ソフトバンク(9984)は小反発。金曜には11月の携帯電話契約数が発表され、19ヶ月連続トップを堅持。最近はイーモバイルの猛追に遭い、電話料金確認画面のパケット代や説明書の有料化を受けて非難が高まっている同社ですが、何とか消費者離れが起きる程ではない模様。ただ説明書は良いとしても、料金確認にパケ代を取るのはちょっと汚いと思いますけどね。解約したくても2年間の縛りがありますから、しばらくは我慢せざるを得ないでしょうし。それでも何とかテクニカル的には窓埋めを拒否しつつあり、信用倍率で見る需給面の良好具合いもあって引き続き一目均衡表の雲脱出、また75日線突破を狙う展開に。ここを抜けてくれば上昇も力強いものになると思われます。ダイハツ(7262)は続落。引き続き自動車業界が売られる展開となっています。ただ週末にビッグスリー救済の報道が出てきた事で、短期的には持ち直す動きも出てくるだろうと思われます。支援の額が各CEOの要求額を大幅に下回っていると見られる事から、業界再編の動きも出てくるでしょう。アメリカがそれ位に設備を整理してくれれば、日本の自動車業界にとって長期的にはプラスになってくるものと思われます。みずほFG(8411)も続落。テクニカル的に25日線に跳ね返され、5日線すらも頭を抑える要因に。ただストキャスが十分割安なところまで来ていますから、20万円台にいる間にも反発して緩やかな上昇トレンド転換を見せつけたいところ。SEH&I(9478)は反発。引き続き自社株買いと見られる積極的な買い手の存在が株価を押し上げています。テクニカル的には一目均衡表の雲を脱出し、直近高値超えを狙える場面に。5月急騰の場面から半年間経過している事もあって、需給面での反転材料は揃っています。残り2週間程度の自社株買いの期間も再延長なるかどうかが焦点。JUKI(6440)は続落。ここにきて年初来安値更新となってしまいました。どうやら空売りが増えてきている事が主因のようですから、何らか反発の材料が出れば売り方の買い戻しを巻き込んだ大幅上昇も期待できるようですが、当面はテクニカル的には悪い方向。まずは横ばい推移を目指さないといけません。以下ポートフォリオの動きです。買い銘柄ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→602円 目標6000円ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→228600円 目標75万円ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1272円 目標3000円メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 117000円→97000円 目標20万円ダイハツ(7262) 3月25日より 1141円→622円 目標1500円みずほFG(8411) 4月15日より 433000円→210700円 目標70万円SEH&I(9478) 5月28日より 13000円→9400円 目標2万円USEN(4842) 7月15日より 300円→115円 目標400円日本リテールファンド(8953) 8月31日より 450000円→323000円 目標55万円JUKI(6440) 11月20日より 99円→97円 目標140円三井海洋開発(6269) 11月22日より 1300円→1269円 目標1700円※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2008年12月07日
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その後我々はようやく当日泊まるホテルに到着。実はそこは最近できたばかりのホテルらしく超豪勢なリゾートホテル。ホテルの玄関から砂浜まで吹き抜けになっており、いかにも南国高級リゾートという感じがしました(・・;)チェックインして誘導されたホテルの一室はとても広くてやはりスィートルームな様子(^^)眺めも最高で正に至れり尽くせりですな。ホテルの施設としてはプールバーもあれば風呂には岩盤浴もあって堪能できました。ただプールバーで皆夜中まで騒いでいたのがうるさかったのですが(-。-;)そしてプールバーだけでなく、勿論高級リゾートホテルと言えばプールが室内にも室外にもあります。おぉ、やっぱりすぐ目の前に砂浜があるにも関わらず、プールに入るのがブルジョワな感じ(^^)しかし石垣島とはいえ、10月の夜の室外はやや肌寒く、当然誰もプールで泳いでいません。それでも折角高級リゾートホテルに来たんやさかいに、やっぱりプールは入らんといかんじゃろがい!!\(*`∧´)/と、折角もってきた海パンをいざ取り出して猛然と敢えて室外プールに向かう私。それを冷めた目で見る嫁(-。-;)テイ!トウワ!とばかりにプールにザブンと飛び込む私。過去には15kmの遠泳もした事があるので、泳ぎには多少の自信があります。・・・しかしここ1年半ほど全く泳いでいなかったせいもあって、10分程クロールしたりバタフライしたりしただけで筋肉が悲鳴を上げ始めます(××)一瞬で疲れ切った私はとっととプールから這い出しました(-。-;)あー寒みー。↓暗闇の中を泳いでいる私を嫁が激写「ホテルの窓から皆に見られてたよ(-。-;)」と嫁に言われました。いやはや、富山の飛び魚と言われた私の泳ぎがあまりにも華麗過ぎたために、皆の注目を惹いてしまったかな、と一人ご満悦な私でした。(んなーことはないけどつづく)さて、一人ご満悦といきたい日経平均は本日反落。前日のNYダウは続伸。一昨日の急落から戻りを試す買いが継続し反発基調が続いた模様。それを受けた日経平均は朝方こそ小高く始まったものの、後場GMとクライスラーが破産法の申請を検討していると流れると、アメリカ先物安から波及した売りが強まる展開に。景気減速がまたまた意識される状況となったものの、何とか引けでは下げ渋りを見せました。投資判断は「買い」。なかなか簡単に上がってくれない状況ですが、まだ値動きは三角持ち合いの中に存在し、指標の割安感は強まっています。特にボリンジャーバンド-2σも明日には7750円程度にまで上がって来るでしょうから、下値を支える要因となりそうです。メジャーSQを来週に控えて、引き続き思惑含みの動きも強まりそうな展開に。それにしてもアメリカの自動車業界も来るところまで来たなという感じがします。本当はアメリカ政府としてビッグスリーのうち1社潰して2社救う程度で抑えたいところなのでしょうが、リーマン破綻から非常に寒々とした昨今の市況の中で、これ以上ビッグネームを潰せないというのが本音でしょう。ただ金融機関はともかくとして、自動車業界は事業を今よりもっと切り売りする程の自助努力が必要なようで、それ無しでは国民のコンセンサスも得られないでしょう。いくらトップの年俸を1ドルにしたとしても、それで何がどうなるわけでもないですから。でも会社が大きくなってしまえば、どんなひどい経営をしたとしても最終的に税金で救われるのならば、自由主義経済の権化を標榜するアメリカは大きな矛盾を抱える事になります。今アメリカは何度目かの自我のアイデンティティーを問われる局面に来ていると言えるでしょう。新興市場は「強気の買い」。本日は3指数共に軟調。最近はずっと3市場併せた売買代金は200億円程度で推移していますが、本当に少しずつではありますが増えてきています。ただ本日上場の12月IPO第一弾シイエム・シイ(2185)は公募価格割れ。これでIPO8連敗となって幸先の悪いスタートとなりました。やはりIPO環境の改善が新興市場の雰囲気を改善するものとなるのでしょうが、グリー(3632)登場まではその払拭も難しいか。ソフトクリエイト(3371)は続落。テクニカル的にはMACDも暗転してしまって苦しいチャート形状になってしまいましたが、これで下方に開いていた窓は埋めた格好に。あとは上がるだけなのですが、それには材料と市場環境の好転が必須。ソネットエンタテイメント(3789)は続伸。なかなか思うように上がってくれませんが、下値はきちんと切り上げてきている状況。テクニカル的にはストキャスも安値圏で好転となってMACDも暗転拒否。一目均衡表の雲から抜け出せさえすれば早いと思うのですが。貸借倍率は引き続き良好で逆日歩も発生中。ソフトバンク(9984)は反落。こちらは下方に開いていた窓1168円~1236円をひとまず埋めに行く格好に。それでも信用売りが増えている格好ですから、一目均衡表の雲から抜け出しさえすれば大幅高できるエネルギーは蓄えています。ダイハツ(7262)も反落。何とか2番底形成に動こうとしていますが、5日線に押し返される格好に。ちょっとアメリカの自動車産業の動向がはっきりするまでは上値の重い展開が続きそうです。本当は1社くらい潰れた方が長期的には日本の自動車業界にとってプラスなんでょうけどね。みずほFG(8411)も反落。こちらも全体相場に併せて売りが先行したものの、引け直前に買われて下げ渋り。空売りが増えてきて需給面ではマグマを蓄えている格好ですが、大幅高には材料(きっかけ)が必要。年末の売買停止期間を控えて仕掛け的な売りも散見されますが、売りが枯れれば来年に繋げていけると思います。日本リテールファンド(8953)は反発。本日は金融庁がREITの資金繰りについて一斉調査という事で報道がありましたが、最近何かとお騒がせな不動産業界との差をハッキリさせるために、是非調査内容を公表して欲しいと思います。そうすればREITの中でもこの銘柄の優位性(企業向け賃貸に絞っているところから来るもの)が明らかになって見直されてくるのではないでしょうか。以下ポートフォリオの動きです。買い銘柄ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→612円 目標6000円ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→227300円 目標75万円ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1267円 目標3000円メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 117000円→97700円 目標20万円ダイハツ(7262) 3月25日より 1141円→658円 目標1500円みずほFG(8411) 4月15日より 433000円→225900円 目標70万円SEH&I(9478) 5月28日より 13000円→9100円 目標2万円USEN(4842) 7月15日より 300円→117円 目標400円日本リテールファンド(8953) 8月31日より 450000円→329000円 目標55万円JUKI(6440) 11月20日より 99円→98円 目標140円三井海洋開発(6269) 11月22日より 1300円→1243円 目標1700円※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2008年12月04日
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12月に入ってすっかり寒くなってきましたね。うちもガスストーブを導入して毎日フル回転させています。そんな時期に夏のような暑さだった石垣島の話がまだまだ続いています(;^_^Aカンカラ三線は買えませんでしたが、他の土産ものはたくさん買って帰りました。地ビールもホテルで飲む用に買って帰りましたが、どこの地ビールも高いですね(××)普通のビールの倍以上の値段します。しかし地域限定という言葉に弱い私は他で飲めないと思うとついつい買ってしまうのです(・・;)ちなみに石垣島の地ビールはフルーティな味がして、飲みやすいけれどちょっと変わったビールでした(^^)川平湾を跡にして、我々はホテルに向かいます。途中に「天然記念物ヤエヤマヤシ群落」との看板があったため、折角だから寄ってみようという事になり、急遽途中下車。駐車場が完備してあり、ヤエヤマヤシの密林の前に停める事ができるようになっていました。その駐車場の傍には土産物屋があり、我々観光客相手に商売をしています。ただ残念ながら我々以外に観光客はもう一組いる程度で、時間帯もあってやや閑散としていました。そこの店の軒先に「トロピカルドリンク」とあり、石垣島で獲れた果物を使って搾りたてジュースを販売しているようでした。その言葉に誘惑されてフラフラと引き寄せられる我々。ドラゴンフルーツジュースは変わった色と変わった味のジュースでしたが、サトウキビの絞り汁もミックスされて非常に飲みやすくなっていました。ついでに店の中を覗いてみます。「いらっしゃい!(^^)」と元気の良いおばさんが迎えてくれます。そこには土産物として石垣島の塩とウコン、そしてシーサーの置物がたくさん置いてありました。が、逆に言えばそれだけ。店内は結構広いのに、置いてある商品は概ねその3種類のみ。数だけたくさんズラッと並べてあります(・・;)なのでおばさん非常にやり易いでしょう。ターゲットは我々のみ、そして売り込むべき商品は手頃な塩やウコンに範囲が絞られているのですから。うちの嫁は案の定捕まって売り込まれていました(;^_^A確かに塩やウコンは興味のあるアイテムでしたが、おばさんのセールストークにやや尻込みする我々。「これは良いのよ。石垣島で作った塩でねミネラルが豊富でお肌に良くて・・・」「これは良いのよ。石垣島で作ったウコンでね肝臓にすごく効くから・・・」5分程のマシンガントークを受けた後に、結局塩とウコンを購入(・・;)だって買わないと出られないような雰囲気でしたもの(;^_^Aまあどこかで買うことにはなってたであろう代物ですから、別に良いんですけどね。んで解放された我々はようやく天然記念物に会いに密林の中へと向かいます。・・・5分も歩かないうちに目的の場所に到着。そこで見たヤエヤマヤシに対する感想は・・・「大きいね」「すごいね」はい、終了┐( ̄ヘ ̄)┌根っこに非常に特徴のある(うにょうにょとたくさん触手のように生えている)椰子でした。まあこんなもんかなという熱のない感想でしたが、椰子ですら珍しい我々にとっては、更に珍しい椰子を見せられても感動が膨らまないですからね(;^_^A密林を引き返して駐車場に戻ってきた我々の印象に残ったのは実はヤエヤマヤシでもなく土産屋のおばさんでもなく、その入り口のところの看板にあった「イシガキニイニイ」という生き物の名前でした。石垣島に住む蝉らしいのですが、この辺りにしか住んでおらず絶滅危惧種に指定されているとのこと。そんな紹介文が書いてありました。そんな大変な蝉でしたが、6月頃~8月頃がピークらしくて10月現在では残念ながら会う事能わず┐( ̄ヘ ̄)┌そんな貴重なイシガキニイニイに対して「変な名前」って二人で言いながら密林を跡にしたのでした。(石垣の人に怒られるわ!で、つづく)さて、変なところに注意を向けたくない日経平均は本日大幅続落。前日のNYダウも大幅安。アメリカが正式に景気後退局面に入っていた事が定義付けられた事や、今まで比較的堅調に推移してきた事への反動もあって大幅下落。それを受けた日経平均も為替の円高もあって朝方から売りが先行。中頃ではやや下げ渋る場面も見せて8000円台に踏みとどまっていたものの、上値の重さを嫌気され失速。結局は安値引けとなりました。投資判断は「買い」。日経平均はテクニカル的には25日線が上値抵抗線となってしまい、非常に苦しい形になってしまいました。売買代金も低調で、あっさりと8000円も割り込んでしまいましたから。明日も下落基調は継続しそうですが、ただ私はもう少し下値で反転に転ずると見ています。それはテクニカル的には年初来安値6994円と先月21日安値7406円を結んだ下値抵抗線が7600円前後に控えていること、それを抜けてもボリンジャーバンド-2σが7450円前後に控えていることです。もっぱら海外市況の影響を色濃く受ける日本の株式市場ですが、出来高が少ない中で日経平均先物に振り回されるという色合いの方が強く出ている昨今。無秩序な乱高下を繰り返しているように見せかけて、意外にテクニカル通りの動きを見せています。特にボリンジャーバンドは普段あまり当てはまらない事が多いのですが、10月頭の急落以降は-2σと中心線の間を行ったり来たりしており、案外しっくりきています。私はこの辺り三角持ち合いを形成してから、メジャーSQ通過後の上放れを想定しています。新興市場は「強気の買い」。本日は3指数共に軟調。ただ大型株に比べるとまだマシな方で、売買代金もここ最近では膨らんでいる方。大型株よりは悪くない雰囲気とは思いますが、簡単に上がるような雰囲気ではないのも引き続き。IPOが今月は多いですが、一方で11月のIPOは初値が公募価格を下回る連敗続き。そしてモリモト(8899)が今年の2月に上場したのにもう上場廃止というところが評判を落としています。これらの汚名を返上するにはもう少し辛抱が必要なようです。ソフトバンク(9984)は反落。ただ本日発表の信用倍率は1.12倍と昨年4月以来の水準にまで低下。丁度あの頃は0倍台から1倍台へと売り残と買い残が逆転した頃でしたが、その頃から相場が反転して下落トレンドを形成しました。今は丁度その逆の状況にあり、逆日歩も付いて需給は良好。ここからの展開に期待です。内需関連銘柄と位置づけられるところからも、買い材料視されるところ。ダイハツ(7262)は続落。昨日発表された軽自動車の11月販売台数速報値で、軽自動車全体の売れ行きは減少しているものの、同社の販売台数は前年比プラスの8ヶ月連続増が確認。それでも株価が下がる理由が本当にわからないですが、とにかく自動車産業全体への逆風は相当根強く。親会社トヨタ(7203)は年初来安値を更新し、レクサスの生産ライン休止も発表。まだまだ厳しい環境が続きそうですが、それでも車は使わないと生活できないわけですから、ここまで弱気に見られる筋合いはないと思われます。みずほFG(8411)は反落。本日は全体相場の下落に引っ張られる形。やはりこういう状況になると金融株は弱いですね。もっともテクニカル的に見ると226900円~239200円に開いた窓を埋めたという事で、軽く下値の到達感は見られます。信用倍率も改善中。SEH&I(9478)は続伸。自社株買いの成果とはいえ、この相場環境の中で逆行高は立派。テクニカル的には一目均衡表の雲から脱出目前というところですが、これに実需の買いが付いてくれば自然と回転が効いて上昇トレンドが形成されるのですが、なかなか目立たない株です。以下ポートフォリオの動きです。買い銘柄ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→646円 目標6000円ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→209400円 目標75万円ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1288円 目標3000円メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 117000円→97800円 目標20万円ダイハツ(7262) 3月25日より 1141円→654円 目標1500円みずほFG(8411) 4月15日より 433000円→228300円 目標70万円SEH&I(9478) 5月28日より 13000円→9300円 目標2万円USEN(4842) 7月15日より 300円→121円 目標400円日本リテールファンド(8953) 8月31日より 450000円→329000円 目標55万円JUKI(6440) 11月20日より 99円→101円 目標140円三井海洋開発(6269) 11月22日より 1300円→1211円 目標1700円※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。
2008年12月02日
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