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今日は休みでした。ところが生憎の雨模様。いつもだったら絶対釣りになんて行かないのですが、頭の中で誰かが・・・「行け!キイは午後3時!」と囁きます。だったら・・・と雨具を着てマイ・フェイバリット漁場へ行ってきました。僕がこの界隈でサーフトローリングを始めた頃なんて、他には誰もやっていないし青物狙いなんて居なかったのに、最近じゃ「にわかサーフトローラー」が居て、こんな日にも投げています。海はべた凪です。ナブラが起きれば即キャスト状態です。ポイントに着いたのは2時過ぎでした。「3時ねぇ・・・」時折遠くで何かに追われたイワシが水面でジャンプしています。でも、追っている側は見えません。多分ワカシかなぁ・・・。2時40分ころ、隣のおいちゃんが何か掛けました。青アジのようです。寸前でバラシです。そっかぁ・・・ということで作戦変更。表層を引くのをやめ、中層に狙いを絞ります。と、隣で声が・・・。お!久し振りの「シーバス夫婦」!釣ではなく、様子見に来ただけだったのに、僕が真剣になってるのを見てか、釣りの用意をして出直してくるそうな。3時丁度に射程距離内(80m)でイワシが跳ねます。その先に着水させゆっくりリトリーブ・・・・・。ひったくるようなアタリです。シーバスじゃないな、このパワーからすると・・・。もちろんソウダのものとも違います。久し振りに釣るワカシというよりぎりぎりイナダ?(37cm)でした。下に突っ込むような重い引きです。足元まで慎重に寄せ・・一気にごぼう抜きです。即座にエラと腸を抜きます。クーラーに収めてしばらくたったらシーバス夫婦が再登場。クーラーの中を見て「げぇ!ずるい・・・」しばらくすると、魚体を出すナブラです。こりゃソウダだぞ~!何度目かのナブラでタイミングが合い絶対出るはず・・・でたぁ!のったぁ!いやぁ~これがたまらんのです。表層でフライに出るのが見えるんですね。上げてみたら小さいながらも(30cm)ヒラソウダです。これが釣りたかったんだよねぇ。タタキ最高!!シーバス夫婦にもヒラソウダが一本釣れました。なかなか、やるな。が、あとは数回フライに出るものの乗らず・・で終了しました。ソウダはタタキ、ワカシは刺身で頂きました。脂が乗っていてソウダ美味かったぁ~。ワカシも血抜きが効いて比較的いけました。これが、僕のサーフトローリング用仕掛けです。10号前後のジェット天秤、フロロカーボンの3号のリーダー2m弱 エポキシ・ストリーマーです。弓角なんぞ使いません。10年以上このスタイルでやっています。やはり「3時」だったようです。 ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.10.03
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28日深夜に三つ峠に到着。ところが、栗の実をめぐって猿軍団(本物)がうるさい。やや睡眠不足気味なれど、同行のサル太郎君が、午前中からバリバリ釣がしたい模様なので家のことは置いといて、早速桂川に向かいます。サル太郎君、フライは今年始めたばかり。キャスティングは、僕がほんの少し手ほどきしたくらいでほとんど自己流です。それでも、ヤマベを釣りに通って練習を積んできました。この日が渓流のデビュー戦というわけです。まずはキャスティングのチェックです。近距離はいいのですが、ある程度距離が出ると怪しげです。キャスティング練習もそこそこに、ライズがあった場所に移動します。なぜか、右半身が濡れているのですが・・・謎。散発なライズですが、ひょっとしたら・・・・・釣れませんでした。そりゃ百戦錬磨の桂の魚ですからねぇ。ここなら絶対!というイージー・ポイントまで移動です。初ニジマスは「釣れていた」・・・です。出たのに合わせないんだから・・・ブツブツ。勝手にフッキングしてしまった哀れなチビマス。ちなみに、使用ロッドはKG'Special 8FT #3です。インプルーブド・ソファピローというとんでもないフライで釣りました。今度は自力で釣りました。ただし、フライセレクトは先生(K爺)の指導通りにやってもらいますが・・・。やらせておくと、ついついポイントに近づきすぎます。初心者の陥りやすい過ちです。フォルスキャストも最小必要限度で済ませないと、魚を散らすだけです。リーダーも短めです。思ったところにフライが飛ばなきゃ意味が無いですから。腹ごなしは「吉田うどん」です。そりゃ、腹減るよなぁ・・・。この時点まで、先生(K爺)はまともに釣りをしていません。当然釣果無し!食後は「大物ポイント」です。おりしもアカマダラカゲロウとフタバコカゲロウの複合ハッチが始まりました。大物が数匹、散発的なライズをします。この時ばかりは先生も、ただの釣り人に戻るのですが・・・釣れん!フタバコカゲロウはハッチしなくてよろしい。当然サル太郎君も釣れません。キャスティングに段々余裕が出てきました。何事も積み重ねですな。イブニング寸前に入ったポイントで、何度もフライに出ているのにアワセが「ヤマベアワセ」(早すぎる)の為すっぽ抜け続出。どうにかやっと釣り上げたチビマスです。このあとイブニングに入ったポイントにて、やっと先生も虹鱒を釣って終了でした。ただ、生徒にはヒゲナガを付けさせた割りに、自分はヒメヒラタ・スピナーを付けていたのは秘密事項です。サル太郎君、お疲れ様でした。来年はヤマメ釣りたいねぇ?!ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.09.30
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昨日は、本当はソウダガツオ狙いだったのですが、全く気配も無く、アジもだめという事で・・・結局、最後の保険、フッコ釣りで終了でした。通常、どす黒い、俗に言う「ドブセイゴ(フッコ)」が多いのですが、昨日釣れた奴は銀ピカでコンディションのいいタイプでした。沖から接岸したグループのようです。折角なので、リリースせずに、ちょっと季節が遅れましたが「洗い」で頂くことに。釣って30分ほどで、まだ息のあるものを・・・首の付け根に包丁を入れ背骨をサクッと切り、生けしめします。これで血抜きすると極上の白身が出来上がりです。ね?綺麗な身でしょ。臭みもありません。これの皮をはいで、スライスして氷水で晒すと・・・スズキ(フッコ)の洗いです。ミョウガの千切りをちょっと振り、ワサビ醤油で頂きました。アラはアラ汁にしました。脂が乗っていて美味しかったですよ。このところ渓流ばかりで、海には釣りに行っていなかったので美味い魚が食べられなかったのです。渓流魚は100%リリースですけど、海の場合は、食べる為に釣る為、食えない連中以外はキープです。別に「食べてあげるのが供養」とかいう、訳の分からないキープの理由などありません。「食べたいから、食べる分だけ釣って、キープ」なだけです。ちなみに、今回もサーフトローリングで釣りました。胃の中からは、使っていたフライにジャストフィットのカタクチイワシの稚魚(4cm位)が出て来ました。ソウダガツオは来月かなぁ・・・・ ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.09.26
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14日は、午前中、作業の切りのいいところで富士吉田まで買い物に。で、やはり、正気で無いポイントにてワイルド・レインボーを二桁ほど苛めてから買い物に入ります。で、買い物の途中でメールが入ったのに気がついたのですが、どうせまた某サイトのお徳情報だろうと思っていたら・・・山梨の友人からでした。これから伺いますとのこと・・・。そりゃもう歓迎です。イブニングに行かなくちゃねぇ?!今回は友人も一緒だったので珍しく自分の写真があります。何年かに1枚程度なんですよねぇ>釣りの時の自分の写真。4時頃に釣り場に着くと・・・・デカイ魚のつくポイントを踏み潰して釣り人が一人。初めての桂川だし、初心者とのことで、ほんのちょっとだけヒントを差し上げておきました。で、釣りのほうですが・・・コガゲロウのハッチは相変わらずです。それと、明るい色で目立つカゲロウはヒメヒラタカゲロウの第二世代のようです。暗くなってからのスプラッシュライズはヒメヒラタのスピナーフォールか?ということの検証です。この日はライズも少なかったですが、明るいうちにコカゲロウ・パターンでレギュラーサイズのニジマス(30cm以下)を一匹掛け、暗くなりだしたらスパークル・スピナーでいざ勝負!案の定、あれほど無視されていたフライがあっさり喰われます。掛け損なってそのまま流すと、それにもライズします。ふ~ん・・・そういうことかぁ・・・。友人は流れ込み側で釣って、カディスでそこそこ釣ったそうです。開けて15日。3時前には三つ峠を引き払いました。この日は上流側から各ポイントをまわって見ます。夏のニジマス地獄ポイントも、ちょっと覗くか・・ということで川に入ってしばらくすると、アカマダラのハッチが始まりました。対岸の淵の流れ出しの際で大型のライズです。軽く尺あります。#16アカマダラカゲロウ・スパークルダンを何度か流し、ピッタリ フーディングレーンに乗った!と思った瞬間、奴は出ました。猛ダッシュで下流の荒瀬へ逃げます。そうはさせじ・・とは思っても、止まりません。荒瀬が続くので下流に着いて行く訳にも行かず・・・結局、フックアウトです。針が外れて僕の負けです。次なるポイントは、ほんのちょっとやってみるか・・という気軽さで入ったのですが、放流物のヤマメ(尺オーバー)がアカマダラを横っ飛びで咥えました。あまり美形ではないので写真は撮りませんでした。徐々に下流に移動して、お次はヒゲナガ炸裂ポイントです。相変わらず魚影が濃いですがハッチが無いのでライズも散発です。それでも流れ込みに居た活性の高いニジマス(写真の物30cmほど)を一匹、下流のほうで25cmほどのニジマスと遊んでもらいました。さて、イブニングの時間が近づいてきました。結局このところ刺さっているポイントに移動しました。ところが・・・・・ハッチもやや下火で、スピナーフォールも起きなかったようでライズがありませんでした。このところ気温が一定じゃないのでなかなか難しいようです。さて、後何回釣りが出来るかなぁ~ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.09.17
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9日は一日中涼しく、時折小雨がぱらつく天気。例によって定時にはポイントに立ちました。時間になってもカゲロウのハッチも少なく、ライズもほとんど起きません。昨日イワナを掛けたポイントで、やはりライズが起きます。#20コンパラダンの3度目のキャストで出ました。グングン引きながら、途中で横っ腹を見せながら反転・・・バレました。今のは茶色っぽかったよな・・・まさか・・・?結局バラシ1で終了です。10日は小屋を引き払い、釣りの後は直帰です。やや早めに出てぶらつきます。すっかり回復した天気、典型的な秋の雲が広がります。コスモス(秋桜)も花盛りです。と、のんびりしているのはロッドを振るまでです。ひとたび川に刺さると・・・鬼悪魔?昨日より水生昆虫のハッチが盛んです。5時を回ると、コカゲロウ(多分シロハラコカゲロウの第二世代?)、明るいタンのマダラらしきカゲロウ、#18ほどのカディス、コカゲロウのスピナー少々。5時半頃にはコカゲロウのハッチのピークを迎えます。それでも、水面は・・・静かです。はて??? 5時45分ころ、流れ出し付近で「モコッ!」と言うライズです。何を投げても無視されます。時折フライにライズしますが、食うまでは至っていないようで空振りが続きます。そのうちイワナ・ポイントでライズ発見!よ~く観察すると、ダンでも何でも手当たり次第に食っています。ポツポツと出始めたヒゲナガを意識して#12Xカディスをキャストしますと・・・一発で出ました。ジャンプはありません。ということはレインボーでは無さそうですが異様に重い引きです。足元で泳ぎ回る姿は・・・茶色?!イワナ??散々手こずらせてランディングネットに収まったのはイワナでした。しかも8日のものと同じサイズです。顔つきも同じです。どうやら3日連続で同じイワナを釣っていたようです。ちなみに写真をクリックすると、リンク先のフォト蔵でEXIFデータを見れますので確認していただけばいいのですが、全く別な日に10分ほどの時刻の差で撮っていることがわかります。ちょっと間抜けだけど楽しませてくれたイワナに感謝です。ただ、どうしても解明できないのが、ほかの魚が捕食している対象です。「モコッ!」というライズがヒゲナガが出始める頃になるとスプラッシュ・ライズへと変わって行きます。そのくせヒゲナガパターンには、気まぐれで反応する程度なんですよね。ちょっとこのあたりを解明してみたいと思います。先月には、これから釣り始まると言う時間に、釣りは終了です。あと一月を切りました。初めての秋の桂川は謎解きが大変です。またまた、今夜から謎解きに三つ峠に行ってきます。今回は休みが2日間なので、ちょっと忙しそうです。また同じイワナが釣れたらどうしよう・・・・ ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.09.13
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8日は、買い物に富士吉田までひとっ走りです。買い物なのに、なぜかタックル一式が車には乗せたままなのですが・・・で、以前から鱒がいるのは確認済みだったのですが、竿を出したことの無かった場所でちょっとやってみました。環境など最悪レベルなんですけど、細かいのが結構居ます。適当に結んだエルクヘアカディスを喰ったのはチビマスです。かなりスプークな連中で結構苦労しました。尾ひれなどを見ると、どうやらこの川で再生産している個体のようです。ニジマスのこのサイズだと、普通は過密状態で養殖池にいますから、鰭がちびてくるんですよね。場所を変え、普通の神経なら絶対フライを落とさない場所にキャストすると流れ去るフライに底から浮上する姿が・・・・。再度キャストして掛けたのがこれです。35cmほどの野生と思われるニジマス、いやレインボートラウトです。欠損の無い完璧な魚体でした。かなり満足し、かなり時間をオーバーして昼の部は終了です。イブニングは5時ごろに近所で済ませるつもりで出かけます。ポイントに着くと、すでに水面では#20ほどのコカゲロウや#18ほどのマダラカゲロウらしきものがハッチしています。しかし!ライズはほとんどありません。それが5時40分を回るといきなりライズが始まります。そんなに太いの??と言われる5Xティペットの先には#20ダークオリーブ・コンパラダンを結んでクロス&ダウンで流します。スローウォーターでのこういう釣りが最近ご無沙汰でしたが、数投目でニジマスの25cmほどの物が出ました。いわゆる放流物で気分的には0匹と同等。次に瀞場の流れ出し付近でライズしているターゲットに流し込むと・・・出ました。28cm程でしょうね。やはりコンディションのあまりよくないヤマメです。使っているランディングネットの縦の内径が30cmですからそれにちょっと足りないくらいでした。次の狙いは、ややダウン気味の対岸のブッシュ際です。なにやら大型の魚がライズしています。速い流れをまたいだ、対岸のゆるい流れ・・・トリックキャストでかわします。数等目で出ました。相手は早い流れに乗って下ろうとします。こりゃ不味いと、すかさず余ったラインを巻き取り、リールでのファイトに切り替えます。先日、これを怠ってぶっちぎられた思い出がありますからねぇ。ジャンプも無く重い引きで相手は走り回ります。3分ほどが30分に感じるほどにてこずって、やっとランディングネットに収まったのがこの魚です。42cmの長さのランディングネット全長より大きく45cmほどはありそうです。鰭の欠損の無い完璧な魚体、しゃくれ上がった下あご。今季は、まだ岩魚を釣っていなかったのですが、一気に今季最大の岩魚になりました。過去には栃木県の某渓流で同サイズは釣っているので自己記録更新にはなりませんけどね。こんなのが居るというのが桂川の恐ろしさですね。もっと驚くことが翌日、翌々日に起きるのですが・・・ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.09.12
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昨日は唐辛子の漬物を作った後、午後から釣りに行ってきました。そろそろ青物が釣れ出した様子。単発の休みじゃないと海には行かないしなぁ~、行くしかないでしょ!?やってきたのは横須賀の海辺釣り公園です。ワカシが釣れだしたそうです。平日なのに結構な人出ですね。遠く猿島が見えます。東の風がやや強く波立っています。早速、タックルをセットします。東京湾のサーフトローリング用に使っている、磯竿4号改造ロッドにPEを通していると・・・げげげ!トップガイドが壊れた!半田付けがはがれたようです。さすがに酷使してますからねぇ。穂先も折って2本目に交換しているし、何の釣りにでも使ってるしなぁ。仕方なく、予備で持っていった伊豆でのサーフトローリング用ロッドを使います。ヘビーアクションの12FTのシーバスロッド・ブランクで作ったKG'S Specialです。ワカシには強すぎですけど、まぁいいか。始め悪けりゃ・・終わりも悪し・・って諺は無かったでしたっけ?風は収まらず、波もやや高くなってきたような・・・。こういう状況はサーフトローリングには不利なんですよねぇ。ナブラも見つけられないし。そもそも、周りのカゴ釣りの釣り人にも釣れていないし!ダツのチェイスが数度、沖目で何者かのチェイスが数度。アタリは皆無・・・。ボウズ逃れで用意したイワシ用投げサビキ・タックルも出して投げまくるものの・・・何もありません。6時過ぎまで粘って、見事玉砕です。ワカシが釣れたのは3匹ほど確認しましたが、後は極少量のイワシが釣れていたのを見ただけでした。帰宅後、某釣具屋のHPを見たら、ワカシが良かったようなことが書いてありました。うそつき!信じてやらんよ、もう!同業者としては嘆かわしいですな。帰ってから、トップガイド修理です。ハンダを付け直して、はい完了です。次は何時海の人になろうかなぁ。ソウダが来たら速攻なんですけどね。ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.09.05
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この日は、丁度遅い夏休みに入ったお客さんが居たので、桂川のガイドをする約束。午前中は釣れないし、僕も小屋作りがあるので3時過ぎに約束してありました。時間になり電話をすると、近所に居るらしいので、速攻で向かう。都留方面は魚影が無かったりでいまひとつなので、このところ、お気に入りのポイントに向かうことにします。川辺にはオオハンゴンソウの花が咲き乱れていました。オオハンゴンソウというと、ドラマ「北の国から」で蛍にプロポーズする正吉が、一生懸命に刈って送った物・・・そうあれなんです。でも、今じゃ「特定外来生物」に指定され、悪役になっちゃったんですけどね。オオハンゴンソウと同居しているのは、やはり悪役のオオブタクサです。どちらも北米原産なんです。イブニング待ちの間、いつものようにボ~っと景色を眺めていると、なにやら入道雲と怪しい黒い雲が・・・。大丈夫かなぁ?ポイントでは、北米原産のニジマスがのんびりと泳いでいます。ハッチも無い時間帯だと、釣り人も魚ものんびりしたものです。いつものように、6:35からヒゲナガの飛翔がスタートです。水面を走り回るようになると魚にも釣り人にもスィッチが入ります。同行のお客さんにいいポイントはやってもらい、僕は一見よさそうに見えるけど、実は並みのポイントでやることに。チビマスを数尾釣ったところで、下流でライズ発見!すかさずヒゲナガをキャストすると一発で出たのがこの魚です。サイズこそ40cmにも満たないですが、比較的コンディションのいいレインボーです。今回はデジカメの設定を換え、やっとまともに撮影できました。といっても、相変わらずネットも使わないので使える写真は少ないのですが・・・。その後も、チビマスを追加して7時過ぎにはライズも無くなり終了でした。お客さんも小さいながら釣ったようで満足のご様子。この時も、先日フライをもぎ取って行った奴が居たようですが残念ながら釣ることは出来ませんでした。どんどん日が短くなってきていて、釣りの終了が早まるので、ちゃんと夕食がとれるので良い様な・・・ ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.08.29
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家作りからお遊びに転じます。23日の釣り場はご近所のバイカモの咲く流れです。さすがに日曜日といえども5時を回ると釣り人もほとんど帰った後です。のんびりライズを待ちます。このところの作戦は、6:30過ぎに起きるヒゲナガ・タイムです。ですから初めから巨大なヒゲナガ・パターンを結んで置きます。まぁ、その前にライズがあればパターンは換えますけどね。水面には変化が無いので、ぼーっと景色を眺めていると・・・夕闇に浮かぶ富士です。昼間は見えなかったよなぁ。このところ、雲がかかって見えなかった三つ峠山頂も、まるで影絵のように見えました。やはり空も秋を感じさせるような雲ですね。なんて言っているうちに、ゴールデンタイムに突入したものの、ヒゲナガの飛翔も少なめな上に、ライズがあったのが2回だけ・・・・。いつも大物が着いているポイントも静まり返っていました。つまり・・・・ボウズです。後は、食って寝るだけ! 夕飯のおかずは、馬刺しで名をはせる「相沢肉店」のジャンボメンチカツ¥130とチキンカツ¥50(!)です。これがまた美味しいんですよねぇ。釣り場に行く前に店によって買いました。山梨産の完熟トマトも美味だし、蕪の即席漬けも美味い!(自画自賛)喰ったら・・・・・そうだ!富士の山小屋だ!というわけで三脚を持ってチョイとドライブ。空気が澄んでいないせいで、ちょっと霞み気味ですがなんとか撮影できました。さーて、明日(24日)には2号棟の完成だな。 ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.08.27
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18日は、富士吉田のほうのポイントに5時頃到着し、イブニング狙いでライズ待ちでした。淵の流れ出し付近ではヤマメなどが時折ライズしてはいますが、ハッチしているのは極少量のコカゲロウ#20くらいです。スパークルダンをキャストすると一回は反応するのですが、しっかり喰っていないようですっぽ抜けの連続・・・・。で、6時半頃からヒゲナガが飛び始めます。5Xのティペットの先には#8のヒゲナガアダルトです。水面を震わせるように滑らすとヒット! チビマスでした。その後も出ても乗らないことが数度。そして奴はいきなり出ました。派手にフライに出たものの薄暗く姿は確認できません。どうせ小さいだろうとグイグイ引き寄せると、いきなり暴れだします。ロッドでためようとしても凄いパワーです。そのとき・・・・・・ブッ・・・・・・フライがもぎ取られてジ・エンドでした。へたり気味のティペット、無理なやり取り、まさかあそこで出るなんて・・・反省点が山積みです。翌19日は釣りの後直行で帰るので、都留市内のポイントへ。昨日の奴に気が惹かれはしたものの・・・・。某有名ポイントには釣り人も、魚の影もありません。たまぁ~にライズするのはアブラハヤだけです。アユの姿も見えないですからねぇ。まぁ富士吉田のほうとは違って、護岸が無いだけまだましか・・・。遠目でみると滝のように見えます。ただし、住宅地を流れてきた湧き水が桂川に落ちているだけですから、きっと滝つぼはゴミだらけなんだろうなぁ。河原に「川を大切に」のような看板があったけど、都留だろうが富士吉田だろうが、川に居る人間よりも、川の近くに住む人間に言うべきじゃないの?と思うのは、ここで釣りをする人間のほとんどの人が感じることでしょう。ミヤマカワトンボが見事なメタリックブルーのボディを輝かせて休んでいます。段々薄暗くなってきましたが何も起きません。7時前にはヒゲナガの飛翔もありましたが、結局何も起こらず終了しました。どうやら僕とは都留市内のポイントは相性が悪いようです。まぁ、滅多に行かないせいもありますけどね。さて、今夜からまた三つ峠に篭ってきます。いよいよ2号棟の外装です。24日はお客さんと釣りに行く予定です。今回は椅子やら2バーナーなど持ち込むものが大量にあるので大変です。 ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.08.22
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午前中の晴れ間が嘘のように、小雨に煙る30日の桂川です。車を止めたときには雨が止んでいたのに、ウェダーを履いているうちにまた降りだす始末。ハッチも極少量、時折ある程度ですが、散発的なライズが見られます。こういう日はセレクティブでもなく、警戒心も薄く釣り人に有利です。そんな中、#20コカゲロウ・スパークルダンにて25cmほどのヤマメをキャッチです。この前には#16アントにてニジ、この後にはXカディスにてヤマメと好調でした。気温と水温との差でしょうか、川霧が出始めます。幻想的ではあるのですが、雨模様の中での釣りは、やはり好きになれないんですよねぇ。といいつつ、19時半までしっかり釣りをしていたのですがね。ただ、ヒゲナガの飛翔も極少なく、心臓に悪いようなライズ地獄も無く終了でした。まぁ、それでも#8ヒゲナガ・パターンでニジマスをしっかり釣りましたけど・・・。 ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.08.01
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12日は、いつもよりほんの少しだけ早く釣り場に向かいました。富士吉田のポイントで、珍しくウェダーを履いてまじめにやるつもりです。5時過ぎにポイント到着です。高い場所からポイントを見ると・・・ゲゲ!ライズしている!!そら急げ!!!本命ポイントに着く前に、手近なポイントを狙っていくと、あっさりヒット。流れの速い場所だったので、ハッチマッチとは思えないコカゲロウパターンでも釣れちゃうところがなんとも・・・まぁ、20cmちょっとの、いつものチンピラ・ニジマスですからねぇ。で、本命ポイントに到着すると、まだまだライズしています。水面を見ると何か流れているなぁ。ん?これは・・・・・・・「羽蟻」です。#14ほどのものと#16ほどのものが流れています。で、パラシュート・アントを結びキャスト。あっけなくヒットです。相変わらずネットも使わず、掛けると即リリースなので、ひどい写真しかありませんが・・・・。まぁ、そのほうが魚に対してはダメージが少ないからいいのです!使ったフライそのものです。随分前に巻いたものなので(多分10年はたっているな・・・)大分くたびれているし、傷んでいます。ポイントがポッキリ折れているのにも気がつかず、連続すっぽ抜けなんて間抜けなことも数度。明るいうちにアントで20~25cmのニジマスとヤマメで楽しんだ後は、イブニングの本命がきました。ヒゲナガが飛び始め、産卵のために水面をフラッタリングし始めます。当然水面は炸裂です。この時はXカディス #12でいただきでした。キャストして小刻みにリトリーブというパターンです。安全のために、真っ暗になる前にポイントを後にして試合終了です。ふぅ、やや満足(相変わらずサイズがなんですが・・・)13日も早めに同じポイントに入りました。ところが・・・・・・・ライズ無し!羽蟻無し!!でも魚はウロウロ見えるんですよね。で、散発的にライズしています。マダラカゲロウが極少数ハッチしたりしていますが、これなのかなぁ?とスパークルダン#14アカマダラカゲロウを付けてキャストしまくります。忘れた頃にフライに出たりで、掛け損ないを数匹・・・・。こうなりゃ、あれだな・・・・。キャスト後、小刻みにフライを震わせアピールします。すると・・・・・・・出ました。金色に輝くヤマメです。底の方から猛ダッシュしてくるのが見えます。こんな感じで数匹追加しました。ただ、基本的にハッチが少なく、短時間で終わってしまったので、粘らず明るいうちに終了としました。ヒゲナガ・タイムまで待たずに楽しめたものですからね!今の桂川は、何が出るか全く予想できません。夏のパターンそのものです。時間的にもパターンが掴みにくいですね。 ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.07.16
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家の作業の合間に釣りに行ったのは、29日と30日のイブニング・タイム。29日は近所のポイントです。先日大型の虹鱒の存在をチェックした場所に6時過ぎに到着。ウェダー無しポイントでライズ待ちです。ハッチは無く、ライズもありません。下流のポイントに、今日は珍しく釣り人が居ません。しかも、流れのど真ん中でライズ!散発ながら複数の魚が居るようです。早速移動して狙います。この時期は、まぁ無難なところで#20のコンパラダン・イエローを結び、コカゲロウかなぁ~と・・・。複雑な流れをトリックキャストでかわし、ヒットです。あまり引きません。それもそのはず、18cmほどのチビニジです。苦労して流してヒットしても、皆このサイズです。いい加減どうでも良くなり、元のポイントに戻って待つものの・・・暗くなる7:30まで待って、あったライズは2回のみ。しかも・・・・・・・・・2度目のライズではあわせ切れで・・・泣き!!ヒゲナガの飛翔があっただけで、ハッチは無しでした。30日は、ちょっと早めに家を出ました。富士吉田方面のポイントに行きます。ここも釣り人は皆無です。大場所で、見えるチビマス(20cm前後)を苛めます。しっかりフライはセレクトするんですよね。#20コンパラダン、#18フラッタリングカディスなどでツ抜け完了。最大でも25cmじゃねぇ・・・。ポイントをちょっと移動です。岸際の草むらはなぎ倒され、ゴミが物凄いです。桂川の場合、ゴミの量と魚の量は比例する・・・・と、近頃本気で感じているので期待大です。多分雨で水位が盛大に上がり、魚が大分移動したと思われるからです。やはり、トロ場に魚影を発見しました。25cmほどまでのヤマメ数匹、それに・・・・・・げげ!50cmほどのレインボー発見!!時折ライズします。ハッチしている物は、#20ほどの明色のコカゲロウと、この、多分エラブタマダラカゲロウと思われるものが、極少量だけです。ここは迷わず#16スパークルダン・オリーブグレーでしょう。流れ出し側にキャストすると一発で食ってきたのは23cmほどのヤマメです。まぁ、放流魚ですな。トロ場の流れ込み部では時々ライズが起きます。よーく見ると例のレインボーが「喰いたいぞ!」と定位しています。当然狙いますよ。ファーストキャストは魚影の下流側50cmにフライが着水。当然反応はありません。2回目は・・・魚影の丁度真上です。しかもソフトにポトンと・・・・。と、レインボーがいきなり振り返りヒット!!やったぁ!と、思えたのも瞬間でした。6Xのティペットのため、合わせが弱かったのでしょう。またしてもLDR(バラシ)です。時間的にまだ早く、イブニングには再び出てきそうでしたが、結局諦めました。再びポイントを移動し、フラットな流れでライズするチビマスと遊び、イブニング前には川から上がりました。ちょっと、ショックが大きかった物で・・・雨が落ち着かないと、ハッチも安定せず、今の桂川は苦難の時期なのかなぁ~ ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.07.02
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11日は作業も早めに完了し、天気もいいのでちょっと早めに小屋を後にしました。安定しない気流のせいでしょうか?夏空とは違います。富士山がくっきり見えただけラッキー!さて11日の釣りのほうですが、正午前に買い物に出た時に富士吉田市内のポイントで1時間ほどロッドを振りまして、ニジマスの23cmまでのものを二桁楽勝しました。早い流れについている個体は、フライは特に選ばず#14エルクヘアカディスで十分釣りになりますが、弛みでライズする個体は、きっちりフライをセレクトします。広い瀬でのびのびとキャスティングして釣りを楽しんできました。カメラを忘れたので写真はありませんが・・・・で、イブニングは都留市内のポイントにしました。以前ヤマメを釣った場所です。このところ行っていませんでしたが、どうなっているのでしょうか?ポイントに着くと先行者の車が2台あります。一人はフライではるか下流に居ます。もう一人は餌なんだろうか?リール竿に玉ウキという・・・変な場所に張り付いています。僕のお気に入りポイントは誰も居ません。何故か僕のお気に入りポイントって、どこでも、そこだけポッカリ空いているんですよねぇ。淵尻あたりに30cmを超えるヤマメが定位して、時々ライズします。ハッチはほとんどありません。多分ユスリカを捕食中なのでしょうか。観察していると、ちょっと大き目のゴミにも反応しています。そこで#16LTケイヒルパラシュートをセレクトします。コカゲロウかヒメヒラタか・・という考えです。いつものようにクロス&ダウンで流します。フーディングレーンを50cm外れると無視します。3度目にピッタリ入りました。ゆっくり顔を挙げフライを喰いました!ヒット!・・・・ところがあと5mというところでフックアウトです。アメリカのガイドの言うところの「L・D・R(ロング・ディスタンス・リリース)」です。これでアウトか?と思っていたら、しばらくしたら再び定位してライズし始めます。無神経なんだか小馬鹿にされているんだか・・・。さすがにフライセレクトが厳しくなり、反応しても一回のみ、やっとライズしても喰っていないような・・・。結局こいつはパス!さて、時間は進み薄暗くなってきますと、流れ込みあたりでライズ発見!例のスプラッシュライズです。ハッチも飛翔もありませんが、多分あれだな・・・。ティペットの先には#14ヒメヒラタカゲロウ・スパークル・スピナーを結びキャスト。対岸の弛みあたりに魚影が見え隠れして時々ライズします。多分ニジマスだろうなぁ・・・と思いながらも流すと反応があります。何度目かにやっとヒットです。ニジマスだと思っているのでやや強引に引き寄せ、下流のランディングしやすい場所まで誘導です。と、寄せてみたらヤマメでした。28cmほどでしょう。尺には届きません。でも、いいファイトだったので良しとします。先にバラシたのは悔しいものの、今回はまぁ満足の釣りでした。暗くなりヒゲナガが飛び始めたものの爆発ライズは起きず、7:30には釣りを終了しました。陽が伸びると遅くまでやってしまうんですよねぇ。 ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.06.15
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10日は、窓作りなど、すんなり片付いたのでちょっと早めに釣りに出ました。5時半頃にはポイントに到着です。遠くにフライマン2人、餌師1人。僕は御気楽ポイントに入ります。何が御気楽なのかというと・・・ウェダーが不要なんですね。桂川の場合、ウェダーが要らないポイントがかなりあるので、パートタイム・地元民の僕のような「ちょっと釣り」にはありがたいのです。さて、川の様子ですが、ハッチは極々微量のカゲロウのハッチです。ほんの少しハッチ量が増えだしたら散発的ながらライズが出始めました。ここは様子見で#16アカマダラカゲロウのスパークルダンです。もちろんこんな時間にはアカマダラはハッチしませんが、様子見・・ですから。対岸の際をクロス&ダウンで流すと・・・あっさり出ました。20cm足らずのヤマメです。これを釣った後はハッチも下火に。次のピークは7時近くにやってきました。スプラッシュ・ライズです。でも、流れている物は何も確認できません。もちろん空中にも何も居ません。コガタシマトビケラのピューパ#18・・・反応無し! アカマダラ・スペントスピナー#16・・反応無し! そうこうするうちにヒゲナガが飛び始めます。相変わらずスプラッシュ・ライズです。もちろんヒゲナガ・パターンを流すも・・・無反応。う~ん・・・・・何だろう??と、大分暗くなった空に多分ヒメヒラタカゲロウの乱舞です。「あ!これかぁ!」風で流されてきたようです。ただ、水面にはスペントスピナーが流れていたのでしょう。時すでに遅かりし・・・。デカイ横腹を見せ付ける魚を確認できたのがせめてもの救いでしょうか。よ~し!明日はこのパターンで行くぞ!続く ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.06.13
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天気予報が大きくはずれ(珍しいことに)、昨日は曇り、今日は雨のち快晴でした。作業も一段落し、夕方は都留市内のポイントへ・・。で、28cmほどでしょうか、ヤマメです。詳細は後日に! ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.06.11
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全然、釣りの話がないじゃないか!と言われそうですね。2日のイブニングは釣りしました。ハイ。正直に白状します。ボ でした。都留市内の初めてのポイントに着いたのが6時過ぎでした。ストーンフライが飛びまくっていますが、ライズがあるのは鮎だけ・・・。時間の経過とともにポツリポツリと写真のフタスジモンカゲロウやらオオマダラカゲロウっぽい大きめの水生昆虫がハッチ出しますが・・・・・水面は静か。静か過ぎます。そして、ついにヒゲナガが飛び始めました。ただし、下流から上流に向けての飛翔です。ハッチではなく前日にハッチしたものが産卵のために飛んでいると言うタイプです。相変わらずライズは無し!!7時10分まで居ましたが、結局何事も起きませんでした。今季2度目のボウズです。イブニングの30分だけに賭けるというパターンですからリスクが大きいです。ありゃ、あのポイントには魚がお留守だわ・・。ただ、7日あたりには放流しているので、美しくないのは入ったろうなぁ~。実は今夜、三つ峠に向かいます。明日はなんとか天気が持ちそうですが、あさっては怪しいなぁ。まぁ、どちらにせよイブニングのみの釣りですけどね。今度はいつものポイントに戻ってやろうっと!ちなみに9FT#3ロッドは、最終コーティング中です。よって、今回は持って行きません。 ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.06.09
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10数年前、アメリカに持っていったリールです。右はご存知The Featherweight、左はMarguis #5です。といっても、FetherweightはDXバージョン、MarquisはSilent Check仕様なんですね。Featherweightは初めてのアメリカということで、#4、5、6と3組のタックルを持って行ったのですが(結局#6タックルは出番無し)その時にウィンストンの9' #5のロッドに乗せて使いました。前半のモンタナ州リビングストン周辺のスプリングクリークで使ったのですが、リールでのファイトでは、インスプールは非常に使いにくく、ブレーキを掛けるのに、スプールに指を突っ込むので微妙な調整が効かないんですよね。で、結局後半のヘンリーズフォークではCFO123とセージRP(グラファイト2モデル)9'#3に#4ラインを乗せたものを使っていましたっけ・・・。やはりアウトスプールはパーミング・ブレーキが掛けやすいですね。Marquis S・Check#5は確か2度目の渡米の時に使いました。CFO123だとほとんどバッキングが入らないので・・ということでの起用でした。でもね、実はこれ使うとつまらないんですよ。サイレント・チェックというだけあり、魚がダッシュしてラインを引き出されても「シュ~~~」と言うだけです。「ジャァアアアア!」というのが無いんです。ちょっとテンションが上がりきらないというか、掛けたぞ!とアピール出来ないというか・・・。これがサイレントチェックの内部です。日本じゃあまり使っている人っていないんじゃないのかなぁ?さすが廉価版リールのマーキスです。ちゃちいディスクドラグの原型のようなものがブレーキになっています。(プラスティック製ギアというのがなんとも・・・)これが進化して、後のCFOディスクやマーキス・ディスクになったんですね。どちらも英国のショップにメールオーダーしたものです。安かったから買ったものの、最近では、日の目を見ないリールの筆頭になっちゃってるなぁ・・・。 ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.06.08
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あれ?トップ側にもガイドが着いているぞ?やらないって言っていたような気がするのですが???フェルールにもメタリックブルーの飾り巻きですかぁ?フェルールの補強巻きは2cmほどですね?ガイド位置はダーマトグラフで印しを着けるわけで・・・・・。ふむふむ。しかし、グレーのスレッドって、塗ってないとメタリック・シルバーみたいですね。あれ?一回目のエポキシコーティングまでやっちゃったの?だってぇ・・・ちょっと始めたら止まらなくなっちゃいまして。昨晩アップした時点では確かに手付かずだったのですがねぇ。なんのかんの言っても、スィッチが入ると早いのは、仕事だった後遺症ですな。で、本当に今夜は作業しません。今夜のうちに三つ峠に行って、明日は昼間内装工事の続きをやって、イブニングだけやって帰ってきます。来週は連休があるのでみっちり・・・工事かぁ? ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.06.01
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とりあえず、バット側だけガイドを止めエポキシ・コーティングしておきました。グレーのスレッドがブランクの色に同化しつつあります。ティップ側は手付かずなのですが、明日夜から三つ峠に行くしなぁ・・・・。まだまだ、完成までは時間が掛かりそうです。まぁ、慌てなくてもねぇ、ロッドはあるし~とだけ言っておきます。 ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.05.31
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三つ峠から帰っても、しばらくそのままだった9FT #3のロッド。ぼちぼち再開しました。ガイドをセレクトします。ストリッピングが10mmと8mm、スネークの最小の口径が1/0です。ストリッピング・ガイドは、通常なら(メーカー製や僕が作ってもオーダー品の場合)FUJI Sicのガイドになるのでしょうけど、スレッドのラッピングのピッチが変わってしまって美しくない(と、思うので)特殊なガイドを使います。古いタイプの船竿などに使われていた脚の間隔の広い奴です。ガイドのフット部分はダイヤモンド・シャープナーで面取り&削り落としをしておきます。(長さもすこし詰める位です。)とりあえずグレーのスレッドにしました。フックキーパーを止めた部分にティッピング(飾り巻き)を入れます。ブルーメタリックです。ヘッドセメントで仮止めしたあとに、デザインカッターで余りを切り落として出来上がりです。水性のアクリル絵の具で文字入れをします。モデル名、長さ、指定ライン、名前を入れたら本日の作業は終了!とりあえずバット側はガイドも付けたので、後はティップ側なんですね。あと7個もガイド付けなくちゃ・・・・。ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.05.30
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僕の小屋から、そう遠くないところに渓流があります。そこから夜間には水生昆虫が飛んでくることがよくあります。これはミドリカワゲラに似ていますが、もっと大きくフタツメカワゲラという種類のようです。脚に黒い斑紋があるのが特徴です。極々小型のトビケラも飛んできます。さて、2日目のイブニングライズは、釣りの後はそのまま帰宅です。あまりのんびりとはやってられません・・・と思いつつ7時過ぎまでやっていますが・・・笑22日は富士吉田地区の桂川へ出向きました。富士吉田は養鱒場が多数あり、脱走鱒も多く居ます。大型の物も居るはずなのですが(実際居るところには居るんですけどねぇ・・・)どうなることやら。大場所に入ったのは6時ちょっと前です。すでに弛みでチビがはしゃいでライズしています。パッチについていた#14のスパークルダンを結んで流すと、即ヒット!20cmに満たないチンピラマスです。いくらでも釣れます。いい加減嫌になり場所移動。流れ込み側に行ってしばし待機。昨日と同様にマダラカゲロウがハッチし始めるとライズが増えます。魚影が水面直下に多数見えます。#12スパークルダンに換え流すと、いともたやすくヒットします。ただし・・・・・大きくても24cm程度です。釣っちゃ離しを繰り返していると、少数のエルモンのスピナーが飛んできます。そこでフライをスピナーに換えると・・・また釣れます。なんでも良かったりして?大分暗くなってくると、いよいよヒゲナガ飛行隊の登場です。フライを適当に選んだら写真のCDCカディスでした。(CDC嫌いの僕にしちゃ珍しいんですけどね)ま、たまにはCDCも使うか~ということで、ヒゲナガにライズしているあたりに流すと、またもや入れ食いです。ただ、40cmを超えるような魚のライズは遂にありませんでした。ここ数回の桂川では、最もヒゲナガの活性が高く、魚の反応も高かったですね。フライパッチから外した、歴戦の勇者達です。どうでもいいけど、写真にちゃんと撮りたくなるような魚釣りたいよなぁ~。数じゃ満たされないんだよなぁ・・・。 ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.05.24
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窓造りの最中、10時過ぎに都留市内のポイントまで様子を見に行きました。というのも、その時間に何かハッチしていないか・・・の確認だったのです。案の定何もハッチは無く、ライズもありません。当然フライへの反応は皆無でした。最後にはウーリーバガーまで引っ張ってみたものの、追うものはなく・・・おかげで、心置きなく、作業に没頭できました。イブニングに全てを賭けるというつもりで。同じポイントに午後5時半過ぎに到着。様子を見ます。風は強くなく、気温も申し分ありません。ただ、待てど暮らせどエルモンヒラタカゲロウの産卵飛翔は起きません。散発なライズが起きはじめました。とりあえず想像のみでヒメヒラタカゲロウのスピナーかなぁ?ということで#14パラシュートを流すと・・・数投目でヒット!20cmそこそこのチンピラ・ニジマスです。反応も悪くありませんが、いかんせん小物ばかりのライズで、ちょっとやる気減退。そのうち水面を中型のマダラカゲロウが流れ始めます。ミツトゲマダラカゲロウでしょうか?#14ほどの大きさです。ここはスパークルダンでしょ!先日と打って変わってライズが多くなってきます。この手のサイズが入れ食いです。大き目のライズは極々少数です。狙って流しても、ことごとくチビマスに喰われます。やっと、まともな手ごたえで上がってきたのは、尺ニジマス・・・・。デカイの居ると思うんだけどなぁ~。7時過ぎまでやって、軽く「ツ抜け」ですが、サイズがねぇ・・・。結局エルモンもヒゲナガも出ず・・でした。左がヒメヒラタ・パラシュート、右がスパークルダンです。この2本で釣りが成り立ちました。そんなイージーな日もあっていいでしょ!? ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.05.23
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昨日の続きです。仕上げの終わったグリップにリールシートを接着します。矢印のリールフットが収まる部分の方向に注意です。ブランクを曲げてみて、軟らかい方向にリールが着くようにします。ですから、写真で言えば矢印面が軟らかい面になります。ワインディングチェックも同時に接着しました。仮にリールを合わせてみます。桂川用のロッドなので、基本的にはAbel TR-1なのですが、ディスクドラグタイプだとどうなんだろう?ということで Galvan Standerd 3にOB-2のスプールを載せたものを合わせてみます。ふ~む・・・いいかも知れないなぁ。実はですね、正直に白状すると、この手のディスクドラグ・タイプの低番手用ってあまり持っていないんです。このGalvan(これだって#6対応だし)とTeton Tioga4の2種類だけなんですね。ただ、どちらもラージアーバーのスプールも持っているので#3~4も巻けるけど使ったためし無かったような・・・。かなり化石化したフライマンなのですよ。ただ、さすがに走る回るレインボー相手だとインスプールのFeatherweightはやり取りが滅茶大変だったので、もう使わないし、無論バーミンガム・スタイルの物も使いません。アウトスプールのリールにハンドブレーキ・・これが楽しいし「釣った!」に通じるんですよねぇ>自己満足 でも、楽してみたい気もあるので 笑さて、ガイドの取り付けは三つ峠から帰ってきてからです。今夜には三つ峠に向かいます。天気も明日までは持ちそうなので釣りも出来るかも? ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.05.19
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実は、昨晩は「アナゴ釣り」に行ったのです。今季4度目だったのですが、今のところ釣果無しなんですよねぇ・・。1~2回目は合わせが弱くてすっぽ抜け、3回目は型が小さすぎク食い込まず・・・。昨日はアタリさえありませんでした。確かにちょっと早いけどねぇ・・・。ま、次があります。で、フライロッドの続きです。といっても、昨日のうちに削っちゃってますが。金やすりでアバウトな線を削りだします。まだリールシートは未接着です。紙やすりの#80>#240と換え最終仕上げ寸前まで削りました。今回は#3用なれど、ちょっと太めに仕上げます。スコットのSES803(エクリプス 8' #3)と比べてみましょう。くしくも同じリールシートを使っています。下のスコットが長さが16cmでグリップの中間部の太さが23mm前後です。といっても、太さはK爺チューンがしてありますが・・・。で、今回の9' #3は相手がレインボーであること、ロングキャストを想定しやや太めに設定します。長さは14cmですが、サムオントップ・グリップでも使えるように、あまり先細にはしませんでした。#3とは言えども、繊細さよりパワーを選んだ訳です。あとは、最終仕上げまで削って、穴埋めが必要なら施し、#320で仕上げて終了です。その後リールシートを接着します。 ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.05.19
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天気いいのに釣りにいっていないのかって?はい、まだ、行っていません。今日は横浜に居ますから当然これから桂川というのはありえませんな。行くのは海になります。釣れたらいいのですが・・・で、しばらく放りっぱなしになっていたフライロッド・ブランクにやっと手を付け出しました。ものはRainshadow RXF-903ハイモデュラス系の9FT #3ライン用です。表面が上のように艶消しなのが気に入らなくてねぇ・・・。そうも言ってられず、#1500の耐水紙やすりで表面を軽くサンディング後コンパウンドで磨きました。それが上の写真のトップ側ブランクです。落ち着いた輝きになりました。なぜか、部品がすぐ出てくるのです。でも、コルクリングがそろそろ在庫切れです。これを除くとあと一本分しかないな。仕入れないとなぁ・・・。リールシートはストラブル社のニッケルシルバー物ですが、大分錆が・・・笑 ワインディングチェックも錆が・・・・・タイガーメープルのスペーサーはリールフットに合わせ詰めてあります。買ったときのままだと長すぎたり、リールが固定できない場合があるので、要注意です。いつものように、コルクリングの穴を広げ、エポキシ接着剤でブランクに接着します。この時、リールシートは接着していません。あくまで圧着するのにセットしているだけです。このあと、コルクを削りますが明日になるでしょうねぇ。出来たら何処で使うのかって?そりゃもちろん桂川ですよ。9FTあるとメンディングが大分楽なのでね!次回桂川は今週の木金なのですが、天気が悪そうなんです。最悪の場合、大工仕事に明け暮れるかも・・・まぁ、どのみち、それまでには完成しませんが。 ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.05.18
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僕が、スピナーフォールの時に使うパターン、スパークル・スピナーのほんの一例です。右から、エルモンヒラタカゲロウ(Z-lonウィング)、同じくエルモンヒラタカゲロウ(マジック・スピナーウィング)、一番奥がブラウンドレイク、オオクママダラカゲロウ、アカマダラカゲロウです。サイズは#8~18まで多種多様です。スパークル・スピナーはクレイグ・マシューズのパターンです。ウィング材は指定に合わせて巻いてあります。Z-lonは水に濡れると透明感が増し、ガラスのような輝きを出します。あたかも本物のスピナーのウィングがベッタリ水面に張り付いたときのように。マテリアルは、他にはボディ用ダビング材、テール材(マイクロフィベッツやハックルファイバー)の3種類だけです。こんな簡単なパターンが炸裂する時があるんです。GWの岩手の渓流で出会った、マダラカゲロウのスピナー・フォール。昼のさなかにライズの嵐となりました。目の前でスピナーがドンドン水面に落ち流されていきます。ヤマメはそれを狂ったように貪り食います。僕は・・・もちろんこのパターンで楽勝でした。どうやっても手持ちのパターンでは釣れない友人に、そっと差し出したのは言うまでもありません。5月中旬の軽井沢湯川、その日のイブニングライズの主役はアカマダラカゲロウのスピナーとコガタシマトビケラのピューパでした。どちらも似たようなライズフォームを見せますが、ピューパの場合はライズする音に低い周波数が混じった感じですね。で、アカマダラのスピナーを貪り食っていると踏み、スパークル・スピナーで天国を味わい、捕食対象が変わったと思ったらピューパという、解明できていれば楽勝の釣りを楽しんだこともあります。左から、マジック・スピナー・ウィング、Z-lonストレート、スパークル・ヤーンです。どれも視認性は悪いです。いや、悪いから釣れるんですけどね。見えないからといって蛍光色のインジケーターなど付けようものなら、途端に反応が悪くなります。どうしても、ドライフライだと思うと、よく見えないと駄目・・・って思っていませんか?最近とみに視力が落ちてきた僕には、視認性など意味が無いんです。自分なりのリーダーシステムを使っていて、確実にターンオーバーしていればラインの先端のどの辺にフライがある・・・その程度で十分なんですよね。そのあたりで何らかの反応があったらあわせる・・・。これを体得出来れば見えないフライでも怖くありません。そうそう、ヒゲナガの釣りの場合は積極的にフライに動きを与えますが、スピナーの場合はデッドドリフトが基本です。だからこそ「心の目」でフライの場所を追うことが重要になります。 ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.05.15
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午後4時過ぎに小屋を後にし、釣り場へ向かいます。ヤマメのいるポイントに向かうと、何故か泥にごり!?ええ~~!!なんでよ??? すぐ上流でユンボが入って工事をやっています。さすが土建王国山梨県です。これじゃ釣りになりません。それじゃ某有名ポイントに・・・と移動です。東京ナンバーの車が止まっていて先行者あり?いや、ポイントには釣り人はいません。土手の上に居ました。そこを諦め下流に移動です。5時過ぎあたりからコカゲロウや小型のマダラカゲロウのハッチがパラパラありますが、水面には何も起きません。魚が居ないのか?忘れた頃にトロ場の流れ出し方面で散発的なライズがある程度です。ということは、魚は居るわけで、小さい餌に興味を示さない時には暗くなってから炸裂!ということが良くあるわけで、いやがおうにも期待は膨らみます。と・・・先ほどの釣り人が下ってきました。ルアーマンでした。僕は流れ込み付近に陣取っていたので、下流方面のライズのあった辺りでキャストを始めました。ライズは無いし、することもないのでしばらく見ていましたがバラシ2で終わったようです。暗くなる前に上がっていきました。6時過ぎあたりから、ツバメやセキレイが盛んに飛び交います。カゲロウを捕食しています。エルモンヒラタカゲロウのスピナーの乱舞、相変わらずマダラカゲロウ類のハッチ、だけどライズしません。6時半を回りヒゲナガが少量飛び始めます。ティペットの先にはヒゲナガピューパ#8が結んであります。いきなりライズが始まります。流れ込み部で飛沫を上げる激しいタイプのライズです。(こりゃぁ、ヒラタのスピナーフォール喰ってるなぁ・・・)と分かっちゃいるけどヒゲナガのままで釣り開始です。クロス&ダウンで流すこと数度。本日の一匹目が出ました。薄暗いと全く使えないDiMAGE G600なので、こんな画像しかありません。25cmほどのニジマスです。GW用に放流した物でしょう。ライズはまだ続きます。と・・バックにフライを捕られロスト。暗い中でのフライの交換が辛い世代になってきたんですよねぇ・・・。この期に及んでもヒゲナガパターンをセレクトします。インプルーブド・ソファピローです。スピナーを捕食しているライズには無視されますが、中には物好きが居るようで2匹目がヒットです。少々パワーがあるようで上げてみると尺ニジマス・・・・くぅ・・・・・ボウズよりましか。7時を回るとライズも終わり、ゲームオーバーです。今の時期の桂川、あらゆる種類の水生昆虫のハッチがありますが、ここしばらくはエルモンのスピナーが主役なのかなぁ・・・それにしても、デカイの釣っていないなぁブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.05.13
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前々回の桂川戦ではイブニングにヒゲナガのハッチがあって、ピューパ・パターンで釣ったのですが、いかんせんポイントが狭くアップストリームで責めざるを得なくて非常にせわしなかったんですよね。ピューパ・パターンはテンションが掛かっていないと釣れないし、あたりも分からないものですから。で、途中でマドラーミノー風のヒゲナガ・ドライにチェンジしたのですが、見える時間帯ならこれでもアップストリームの釣りなら楽が出来ました。そこで、もっと軽量化したパターンで・・・というわけで登場は「インプルーブド・ソファピロー」です。エルクヘアのテールにダウンウィング、ハックルが二段巻いてあり、ダビングもボディとヘッドに施してあります。中央がピューパ・パターンですね。左右がインプルーブド・ソファピローです。TMC200R#8に巻いてあります。全長2.5cmの巨大なパターンですが、マドラーミノーよりは軽いので#3タックルでもキャスト可能です。次回釣行時にはヒゲナガのスーパーハッチがあったら使ってみようっと! ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.05.01
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行ってきました桂川。まるで初夏でしたねぇ。朝の室温は11度で一月前だったら考えられません。7時には起きてそそくさと朝食をとり、準備万端です。今日は何処に行こうかなぁ・・・。ということで、都留漁協管内では上流側に属する地区へ行くとします。10時前にはめぼしいポイントに到着。ときおりライズしています。ハッチは小型のカディス、コカゲロウ位ですね。いつものごとくスパークルダンで様子を見ると、数投目で「ガッ!」という手ごたえだけ残してバラシです。フ~ム、いいサイズのような・・・。再びライズを狙いキャスト!23cmほどのヤマメ君です。さっきのは、こいつじゃないんだよなぁ・・。アブラハヤのようなライズをするのは、このチビマス達です。このサイズで川に入って成長したら凄いのが出来るんだけどなぁ・・・。こんなのまでハッチしていました。ナミフタオカゲロウです。草などにつかまって羽化するのでフライには関係ないのですがね。護岸だらけの桂川でも、一部には余り手を加えられていない場所もあります。ただ、溶岩の上を流れるので複雑な流れです。ヤナギの木も花が満開です。三つ峠の我庭に蔓延っていたヤナギと同じ種類かな。ネコヤナギのようなかわいらしさはありません。結局昼のハッチタイムは12時に終了。これと言っていい魚は釣れずに終了です。イブニングに賭けます。イブニングは同じポイントに入りましたが、餌釣り師が先に入っていました。一応声をかけてちょっと離れたところで時間つぶしです。夕方には上がるだろうと思っていたら、やはり5時には上がるから・・・・ということで5時にスタートです。でもね、上がる寸前にまとまってライズがあったんですよねぇ。スタート後はポツリポツリです。薄暗くなり、エルモンヒラタカゲロウの産卵飛翔、ヒメヒラタのスピナーフォール、カディスの乱舞・・・・。ライズが炸裂しません。と・・・・・いきなりヒゲナガが飛び始めます。ハッチではなさそうです。そこでヒゲナガパターンに変えたとたんに30cmほどのニジマス。その他チビマス多数をヒット。ただ、結局大物は出てきませんでした。ま、再来週に期待ですね。 ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.04.16
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小屋での作業は塗装の乾燥時間があるので・・・と言いながら、実は釣りに行きたいのが優先されるわけでして・・・。天気予報通りに、9日は快晴で暖かい日でした。ジャケットが暑い位です。土筆も伸びて春うらら。本日は、初のポイントで挑戦です。僕の好きなトロ~っとしたポイントで、すれっからしがライズしていました。何が楽しいって、こういう状況で釣るのが最高にゲーム性が高くていいんですよねぇ。11時を回り、ハッチしているのはユスリカ、コカゲロウ、小型のトビケラ各種などなど。ただ、魚の様子を見ていると、ユスリカを捕食しているような静かなライズです。でも、時々遠くからも見えるようなサイズのものも捕食しています。というわけでコカゲロウにマッチさせたスパークルダン#16イエローを結びます。淵尻に定位する魚に対し45度ほど上流に立ち、フライ先行でダウンで送り込みます。何度かレーンを変え流すとヒットです。25cmほどの放流物のヤマメです。たて続きにヒットです。やはり同様のサイズです。まだ数匹居ましたが、さすがに隠れてしまいました。それと、なにやら大型の魚影が見えたりして・・・僕の流したフライに出たのですがすっぽ抜け・・・・泣満開の桜の木を眺めのんびりしました。とりあえず、この場を離れ、各ポイントの視察に行きます。アクセス場所や状況などを覚えておかないといけませんから。近くの土手でノビルを見つけました。イブニングにも再びこのポイントに来たときに採ります。この日の夕食のサラダに入れて頂きました。残りは庭に移植しました。で、この日のイブニングですが・・・・・・・ヒゲナガを一匹見かけただけで、水面の炸裂はありませんでした。例の大型の姿もライズも無し!翌日の10日も同じ場所を攻めます。やはり水面直下に定位して静かにライズしています。流したフライに出たもののすっぽ抜けです。それでも暫くすると定位してライズします。相当度胸が据わっているな。別の場所でライズしたヤマメを掛けました。本日もスパークルダンです。おや?昨日釣ったヤマメじゃないのかなぁ?サイズは同じに思えるし・・ということで写真も確認すると、同じ模様です。ということは、ライズしている奴も昨日釣った奴っぽいなぁ。う~ん・・・複雑な気分。ボウズよりはいいけど・・・。で、この後、再び各ポイントの偵察です。それなりに収穫がありました。(掛け損ないでバラシた・・・ともいいますが)横浜に帰る途中でイブニングをやったのですが、大場所に陣取り2時間も待ったのに・・・・・ハヤのライズが大半で、大物のライズは3度あっただけでした。ヒラタカゲロウのスピナーフォールもあったのに、ここでもコカゲロウの羽化狙いだったようです。ヒゲナガはまだ早いのかなぁ・・・・。 ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.04.12
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先日使ったのは、写真上のほうのパターンです。2匹とも同じフライで釣りました。どうやら桂川では、通常の水生昆虫以外にも、ヒル(イシビル類などの水生ヒル)、ミズムシなどが重要な餌になっているようです。上のパターンはヘッド近くにレッドワイヤーを4巻きしたウェイテッド・パターンです。沈みがいいのと、動きがキビキビします。レッドワイヤー部分はオーストリッチハールを巻いてレインボー糸パールでリビングしてあります。下のものは、ノン・ウェイテッドです。太目のグラブ・フックを用い、ブラウンのマラブーでテールとヘッドを巻いただけです。どちらもシャンクが長くないフックを使ってフックに固定される部分は必要最小限度にしています。また、マラブーのボリュウムも控えめです。ヒルって流される時に、クネクネと波打つように泳ぐ(?)ので、マラブーのフリー部分を多くしたほうが動きが似てくるかな?という発想です。それと、レインボー糸は必須ですね。流下するゴミの多い桂川の場合、ゴミではなく生物らしさを出すには光物があったほうが絶対いいはずです。 ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.04.04
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いつも、連休が取れると三つ峠に行っていましたが、今回は「釣り」のため、単発の休みでも行ってきました。昨日の夜に出て、小屋に泊まって7時おきというパターンでした。今回は、家のことは一切やらないつもりだったのですが、2×4材を買うためと、ポイントの下見のために早めに家を出ました。朝は曇っていて、三つ峠山には薄っすらと雪が積もっています。多分昨日降ったのでしょう。とあるポイントは野鳥の楽園になっていました。これ、クイナの仲間のオオバンです。。潜水して餌をとっていました。それがまたライズと紛らわしいったらありゃしない。一通りポイントをチェックして、買ってきた2×4材を小屋に置き、今度は釣りです。相変わらずゴミが多いのが桂川・・・。今回はちょっと下流へ行ってみました。通常なら、ハッチが起きる11:30を回っても、極々少量のシロハラコガゲロウのハッチがあるだけです。ライズもありません。業を煮やし、リーチ・パターンを沈めます。するとフライを追う影が・・・。何度か誘いかけ、やっとヒットです。流れの強い場所についていたのでレインボーでも鰭が回復途中のパワフルな45cmでした。久々にランディングネットを使いましたが、ネットが小さく思えるほど。どうにも他には魚影も無いので場所移動です。その前に腹ごしらえです。国道沿いにある、看板の無い店「くれちうどん」です。去年の年末に出来たばかりの店だそうです。久し振りに肉うどんを頂きます。うどんは、もちろん「ゴリゴリ」ですよ。場所は変わって、大場所です。大場所なれど、魚のにおいがする場所は隅の方にあって、やはりリーチで一発でした。(マージャンではありませんが)美しくない魚体ですが、一応50cmほどのレインボーです。まぁライズは無くとも、何とか釣れたので小屋に戻ってコーヒータイムにします。イブニングは、先日の支流に行きました。やはりここでもライズがありません。気温は結構上がっていたのですが風が強いと駄目なんですよねぇ。それでも15cmほどのチビヤマメが出てきてくれましたけどね。次は来週行ってきます。ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.04.02
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作業の合間を縫って釣りです。解禁前に都留漁協の年券を買ってあったので、行かないわけにいかないし・・・と、半ば仕事的に行って来ました。時間は11時過ぎ、今の時期なら丁度ハッチが始まるはず・・・。ものの数分で釣り場に到着です。一目見て、「ああ、あそこか」というほどの有名ポイントにはすでに先客が2名。ほんの短時間の釣りなので、ウェダーも履かず、人の居ないポイントに入ります。11時半頃よりオオクママダラカゲロウがポツポツとハッチを始めます。シロハラコカゲロウ、小型のカディスもハッチしています。コンパウンド・ハッチですな。そんな中で御覧のライズです。オオクマのダンを捕食しました。すかさずオオクマ・スパークルダンをクロス&ダウンで流します。しつこく何度か流すうちにフライに出ますが、フッキングせず。別の場所でも出ても乗りません。う~む・・・腕が落ちたか・・・・。ほんの30分ほどでハッチ・タイムは終わり、僕の釣り時間も終わりです。夕方に再度訪れます。オオクマがたまぁ~に流れてくるほか、コカゲロウも少々。ライズも時々あります。ただ、水面上のものは捕食していないようで、勘でオオクママダラのスパークルスピナーを流すと2流し目でヒット!20cm程度のヤマメのようです。ところが・・・・取り込み寸前でバラシです。翌日は早めにポイントに着くように作業を切り上げました。天気はいいのですが空気が寒い。昨日も寒かったので鼻風邪を引いてしまって、まるで花粉症のごとくくしゃみと鼻水地獄に。水清くして、ゴミ多し。それが町を流れてくる桂川なんですね。土手に座り込み、ハッチが始まるのを待ちます。時間になっても極々少量のコカゲロウのハッチがある程度です。木蓮が満開かぁ~護岸にはセキレイもハッチ待ちです。水生昆虫が羽化すると、すかさず餌食にします。こういう光景ってヘンリーズフォークでもそうだったなぁ~結局この日はハッチもライズも無く昼の部は終了です。遠方から釣りにだけ来ていると、こういう日って最悪なんですよねぇ。まぁ、僕は心置きなく作業に身が入りましたが。おろしたてのKG's Special Katsuragawa Sp.844とスパークルダンです。バラシ1で終わるには、あんまりなので、帰りに支流に入りました。案の定ライズしています。必死にながしていますが、ライズしているのは20mも下流の超トロ場です。うまくすると、もう少し上流まで来るのですが・・・ユスリカの産卵飛翔が始まり、ライズも増えます。時間は5時過ぎです。手抜きで#20のソラックスを流していたらヒットです。やはりおろしたてのオービスT3 843は山女竿になりました。25cmのヤマメですが、放流物で尾ひれが綺麗じゃありませんでした。まぁ、坊主だけは免れたので良しとします。この2日間で釣りに費やした時間は3時間程度だったような・・・ ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.03.29
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僕の住む、関東周辺でも渓流が解禁になったところが大分あります。でも、三つ峠を流れる桂川(都留漁協管内)は3月15日に解禁になります。まぁ、解禁の日に釣りに行くなんてことは、渓流釣りを始めて30ウン年あっても2~3回位かもしれません。だって、混んでいるし寒いし!本格可動は3月末からかなぁ~というわけで、桂川でのフライは(というか、どこも一緒ですが・・・)、メイフライ用がスパークルダン、ライトケイヒル・ウェット、ヘアズイア・ニンフ、カディス用がエルクヘア・カディス、Xカディス、それとヒゲナガのハッチの時に使う「ダイビングカディス」ですね。そもそも、オリジナルは、故ゲイリー・ラフォーンテーン氏が産卵のために水中にもぐるカディスをイミテートしたものだったのですが、僕の中ではヒゲナガの羽化パターンとして使っています。TMC200Rの#6~8というドデカイフックにアントロン・ダビングの白系(白でもクリームでも)をダビングし、シルバー・オーバルティンセルでリビングします。そこに明るい系のパートリッジをパラリと巻き止めます。ウィングとしてストレートZ-Lonの白を巻き止めカットします。長さはボディよりちょっと長い程度です。オーバーウィングとして、ウィジョンやティールダックを乗せて巻き止め出来上がりです。まぁ、ヒゲナガ用というと、英国流ウェットパターンが多く使われますが、アメリカカブレのK爺的には、このパターンなんですね。クロス&ダウンでフライにはテンションを掛けて流します。表層を波立てて流れてくれないと意味がありません。真っ暗になっても手元であたりを取るので問題ありません。軽井沢湯川、北海道十勝川、山梨県道志川、栃木県鬼怒川・・・そのほか多くの渓流で使って結果も良好です。唯一つ問題が・・・・サイズがサイズですから、魚が小さいと全く話になりません。「ドカーン!」というのがお好きな方にはお薦めですよ。 ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.03.02
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本当は、昨日は休みのはずだったのですが、風邪でぶっ倒れた仲間の代わりに仕事でした。で、まだ荒崎のネタを引きずっています。スミマセ~ン!さてさて・・・長井水産を後に、立石まで戻ってきました。何をするかと言えば・・釣り!です。珍しいでしょ?今日は軟体動物狙いです。タコ、あわよくばコウイカ・・かなぁ~。9'6 #8のフライロッド・ブランクから組み上げた、KG'S Special 軟体ロッド+アブ・カージナルCP-2です。中通し錘4号とマルイカ・スッテ7cmが付いています。これをキャストして、底をズル引きしてきます。他に釣り人なんて居ませんよ。ヒラメ狙いっぽいルアーマンが一人いただけです。彼にしても、僕にしても時間考えてませんね。釣れる筈ありません。時々手ごたえがあるのは海草だけです。イイダコが居れば釣れるんだけどなぁ・・・・。釣れないと、周りのことが気になりだします。視覚の端になにやら黄色い物を発見!近くで見るとカタバミが咲いていました。どうも帰化植物のオオキバナカタバミのようです。南アフリカ原産の綺麗な花です。ごく一般的になっています。釣れないので(当たり前?)撤収です。そろそろパン屋さんによって帰宅しますか。来たときよりも場所取りの三脚が増えています。左の3本はいつも置いてありますね。いっそのこと、その場所買ったらどうなんでしょ?舞岡のエセ野鳥写真家といい、立石の富士山専門写真家といい、アマチュア・カメラマンの品位やマナーを疑いたくなる行為が多いです。こういう輩にかぎって、いい大人なんですから困ったもんです。予約してあったパンを受け取り帰ってきました。左の物がそれです。OVEN'Sの金曜日の日替わりパン「胚芽とクルミ入りパン」です。それと3個¥100の春キャベツ、2本¥100のタクワンです。タクワンです。なかなか美味しいです。次回も買うとしましょう。 ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.02.10
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僕の立ち回り先のブログ数箇所で「フェザントテール」の記事があったので、便乗して僕も・・・ということで。フックはこの手のグラブ・フックの#14以下か、TMC200Rの#16以下ですね。エナメル線はミディアムサイズを使っています。本当はエナメル線のみでタイイングするのですが、スレッドも併用しています。エナメル線は反時計回りにリビングとソラックス部を巻いてあります。ヘアズイアはマダラカゲロウ類のニンフとして、フェザントテールはコカゲロウ類のニンフとして使う&巻くのでサイズがそれぞれ異なります。もちろんシルエットもフェザントテールはコカゲロウっぽくスマートに巻きます。ただ、そうなるとどうしてもシルエットが硬くなるのでフックをシャンクのカーブした物を使って、生物らしさが出るようにしています。 ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.02.06
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またまたフライネタです。フライネタにするとブログランキング下がるんですよねぇ・・・つまらないからなのか?とにかくフライネタの場合、極端にランキングのクリックする人が減るという現象が現れるんですよね。そういえばブログ村のフライ・フィッシングでのランキングの得点数って異様に低いような。まぁ、ボヤキはさておいて・・・お徳情報です。僕の仕事といえば、某メーカーのアウトレットでの釣具担当なのですが、この時期は新しいカタログが出たり、新製品が発売になったりで、カタログ落ちしたりする製品が出るんです。おまけに明日から横浜ベイサイドのアウトレットではセール開始なんですね。そんな状況なので、今日は値段付などで大忙しでした。「べネッキ・ハイパーセレクトCDC」といえば、CDC好きの方には無くてはならないマテリアルでしょう。僕の場合はCDCはほとんど使わないのでよいのですが、ついにというか、いよいよというか、生産国での安定供給が出来ない為、カタログから落ちました。倉庫での在庫も僅少品です。一応手を回してうちの店ではそこそこ確保しました。お探しの方はどうぞご利用くださいね。ダイビング材が大量に入荷しました。カタログ落ちもので、しかも爆安です。ドライ用、ニンフ用ともに破格です。他にも一部のスレッドとか、マテリアルが破格で出しました。あと、お徳なのはフライラインです。3Mのマスタリー・トラウトが激安です。WF-2FからWF-8F、DT-2FからDT-6Fまであります。色廃番というものですから、どの色もあるとはいきませんが、60%オフです。タックルも40%~60%オフのものがそこそこあるので、興味のある方は覗いて見て下さいね。ちなみに、セール初日の明日は・・・僕はお休み頂いてますが 笑たまには、役に立つ情報書かないと・・・ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.02.05
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Riverside Anglerのチェストパックに入っているフライボックスが、大分隙間が目立つので、ちょっとだけフライを巻いておきました。まぁ、三つ峠の小屋から気楽に釣りに行く時用なので、フライがギッチリ・・なぁ~んてことはないのですがね。ヘアズイア#14を3本と、ソフトハックル#14を4本の計7本の補充です。ヘアズイアはTMC200Rにレッドワイヤーを巻き込んでいます。ダビング材はヘアーライン社のヘアートロンダブ ダーク・ブラウンです。普通はリビングにゴールドワイヤーを使うのでしょうけど、僕はシルバー・オーバルティンセルを使います。ウィングケースは何でもいいんです。ハトの風きり羽だったりカラスの羽だったり・・。ダビング材をバサバサに巻いて、シルエットをあいまいにするのが肝です。ソフトハックルは、ショートシャンク・ワイドゲイプのフックを使います。シャンクの半程度にシルバーティンセルを巻き、ダビング材を団子状に巻いたら、黒のヘンネック・ハックルをパラリと巻くだけです。限りなく「テンカラ毛鉤」っぽいものです。フックに対して、ドレッシング部分が小さいので#14でもユスリカのハッチにも対応します。カラーを変えればガガンボ、コカゲロウにも対応可能です。水面直下をひたすらリトリーブして使いますが、フッキングは向こう合わせくらいで無いと駄目なんですよね。僕が良く使うウェットフライ・パターンはこのほかにあと2種あります。ウェット・・といっても、スタンダードなものではなく、変則的なパターンですけどね。そのうちご紹介しますね。こういう風にフライを巻くと、釣りに行くことになるんだろうなぁ・・・・>嬉しくないのか?笑 ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.02.04
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別の方からの依頼で、グリップのシェイプをしました。偶然にも、またしてもグラス・ロッドです。かなり使い込んであって、コルクも大分傷んでいるような・・・。やっぱり、インデックス・フィンガーグリップには邪魔な部分の出っ張りを取って欲しいということで・・・1時間後には、このようになりました。先日注文主に引き渡しましたがOKでした。そのうちリールシートの交換も・・・なんて話もしましたが、どうなることやら・・・。2月にも入ったし、フライをやる人間は、こうやって徐々にテンション上げていくんですねぇ~。 ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.02.02
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仕事柄、色々なメーカーのリーダーが転がり込んできます。大概は日本のブランドものなんですけど、実は日本製のリーダーって好きじゃないんです。日本製のものは、こぞって「しなやかさ」を売りにしているんですよね。ティペットがパリパリ好みですから、当然リーダーもバリバリ?好みなんですね。大昔、フライを始めた頃手に入ったリーダーというと「バークレー」のガチガチのものとか、コートランドのシャキシャキのもの、国産ではAEONのヘナヘナなものくらいでした。AEONはすぐに痛むしバークレーのものを良く使っていましたっけ。そんな関係で張りの強いリーダーに慣れているんです。写真のものでお気に入りはクライマックスのリーダーです。でも、同じクライマックス製ということでカベラスブランドのものをメインに使っています。説明では「スティフなバット・・」なんて書いてあって、日本製ではありえない表現なんですよね。張りが強いと、当然ターンオーバーもきっちりするし、アキュラシーも上がります。ただし、ナチュラルドリフトは自分で補わないといけません。クライマックスの長いタイプのリーダーは2ピース構造になっています。なぜ?それはWFリーダーになっているからです。それをまねて改造したリーダーが「ロングバット&ショート・ティペット変形ノッテッド・リーダー」で、メンディングを多用する釣り方では、無くてはならない物になっています。その構造というのは・・・・9ft4X程度のリーダーのバット部を2~3ftでカットした物の先端に9~12ft4Xのリーダーをダブルサージェンズノットで結びます。必要に応じ、ティペットとして4X~7Xをそれぞれ長くても60cmほど結んでいきます。ですから長くなると18ftほどにもなることもあります。でも、バット部分が長いだけなのでターンオーバーはするし、なんたらリーダーみたいにピンポイントに入らないなんてことはありません。なんで、こんなリーダーシステムにするのかというと、太いフライラインを魚の視覚からなるべく遠くに置きたいということと、メンディングをしやすくする為です。好んで使うロッドのアクションと、その動かし方、リーダーの長さ・・・それぞれが複雑に絡んでこのように落ち着いたということです。ですから、僕が使っているリーダー・システムは絶対というものではありません。なんたって、ここにも時々登場する友人のヘンリーさんなんて、リーダーが短いのにメンディングは決まるしナチュラルドリフトさせまくり・・・ですから(笑) あれも「腕」のなせる業ですね。 クシャクシャ・ポトッ・・・・・でそれが伸びきるまで・・・なんて成り行き任せではなく、自分の腕できれいにドリフトさせられるようじゃなきゃ上達しませんよねぇ。まして、フーディング・レーンにも入れられないようじゃぁ・・・。 ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.02.01
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右奥の白い物が、僕の渓流用ベストに入っているティペットディスペンサーです。4X~7Xまでが巻いてあります。よく見ると色がまちまちでしょ?元からのダイリキのティペットが2種類のサイズにそのままで、それ以外は使い切ったので他社のものに巻き換えてあります。それが写真の「ユニチカ・グンター」と「ゴーセン・ホンテロン」なんです。どちらもバリバリに張りが強く硬いですよ。普通は軟らかいものが好まれるのでしょうけど、僕の場合ドリフトは「自分の腕でどうにかせい!」であって、ターンオーバー最優先なんですよ。普通に売っているフライ用ティペットはどれも軟らかくて駄目なんです。唯一バリバリなのはマキシマのカメレオンなのですが、あれ、あまり強くないんです。以前はクライマックス社(アメリカ)のものを個人輸入して使っていたのですが、その代替で使い出したのが餌釣り用のハリスです。餌釣り用のハリスって各種出ていて、選択肢が広いんですよ。ただ、太さが号数表示ですからそれにあわせて揃える訳です。4X ;1号、5X ;0.8号、6X ;0.6号、7X ;0.4号・・・・こんなところです。渓流用だと、これ以外にもフロロカーボンの0.6号もポケットに入れてあります。フロロカーボンはニンフやウェットなど水面下用です。湖用のベストだと、フロロカーボンのティペットがメインになって、ナイロン製は限られた物だけ・・・ってなるんですよね。湖の場合は、ドライ・フライを浮かすより、水面下での釣りが多いので、根磨れに対する強さや沈みやすさが優先されるわけです。まぁ、ティペットはこんな感じですけど、リーダーもちょっと変わっているかも・・・ ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.01.31
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フライで釣る場合、僕が好きなのは、スローウォーターでのセレクティブなトラウトを狙うこと・・・なんです。一癖も二癖もあるような相手と対峙しての釣りって、内容が濃いんですよね。そんな時に、僕が絶対的に信頼して使うのが「スパークルダン」です。もちろんカゲロウがハッチしている時に限って言えば・・です。スパークルダンはZ-lonのシャック、ボディのダビング材、ウィングのコースタルディアヘターの3種のマテリアルで巻きます。特に大事なのはウィング材のコースタルディアです。それ専用にセレクトしたものが「コンパラ・ディア」とネーミングされて売られてもいますが、僕の場合、さらにそこからセレクトします。写真左と中央は、スパークルダンの考案者クレイグ・マシューズ氏のショップ「ブルーリボンフライ」で山と積まれたディアヘアーからセレクトした物です。右のものはネイチャースピリット社のコンパラディアです。このように、ファーストテーパーで太さが急激に落ち、先端のソリッドな部分が少なければ少ないほどいいフライが巻けます。ちなみに、視認性を上げようと、ブリーチを使ったり、あげくにはエルクヘアーを使ったりしないで下さい。ウィングに柔軟性がなくなり、ウィングが前のめりになりますから。タイイングとしては難しいことはありません。慣れれば一本3分で巻けますよ。フックに下巻き後、Z-lonでシャックを作ります。Z-lonのカラーは、コカゲロウ類だとグレー系、マダラカゲロウだとブラウン系と使い分けています。これはナチュラルをよく観察すること!に尽きますけど。シャックをフックシャンクより短くカットします。フックシャンクの1/2~2/3程度です。アイ側の余ったZ-lonはカットしスレッドで均しておきます。ディアヘアーを切り取り、へアースタッカーで先端を揃えフックに取り付けます。ウィングの長さは、ほぼボディの長さと同じくらいです。フックシャンクの2/3~3/4ほどの位置にウィングの基部が来るようにスレッドで固定します。テイル方向を数回スレッドで巻き余ったディアヘアはカットします。カットした部分はスレッドで均します。ウィング直前の基部にもスレッドを数回巻いてウィングを立てるようにします。スレッドをテイル方向に巻きながら移動し、ボディ材をダビングします。僕は、ボディは割とラフにダビングします。きっちり硬めに巻くと重くなるし、フロータントの吸い込みも悪くなるからです。テイル側からウィング基部まで巻いたら・・・・ウィングの前面基部だけはダビング材を強めに巻きとめます。それによりウィングが前のめりになることを防ぎます。巻き終えると、ウィングが後方に倒れるくらいでOKです。ヘッドを巻いて、スレッドをカットして終了です。あとはウィングを指先で整えてあげます。前方から見ると、このようになります。ディアヘアーでソラックスパターンのハックルを作る感じとでもいいましょうか・・。スパークルダンは水面羽化するタイプのカゲロウのハッチマッチャーです。ですから水底羽化するエルモンヒラタカゲロウなどでは意味の無いパターンですので注意です。 ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.01.26
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これが僕のフライ・タイイング・バイスです。API スパルタン・ペデスタルです。現在はHMHスパルタンとして存在しています。もう20年は使っていますね。当時は、国内価格が¥20000ちょっとだったかな?僕はアメリカから個人輸入したので$115でした。レバーにapi (Angling products,inc.)の文字が入っています。後に販売元が変わるのでこれは初期型になるのかな?このレバー、鉄のむき出しのものなので、20年も使っているとボロボロに錆が浮いてくるんですよね。で、最近、いいものを見つけたので使ってみました。ニッペの「さびチェンジ」という錆止め&塗料です。錆が浮いた部分に塗ると錆と反応して、黒く変色し皮膜を作るというものです。効果の程は良好です。ジョーもメッキが剥げ、錆が出るので塗ってあります。このバイス、決して高級品でもなければ、高性能でもないんです。日本人は可動部分が多いレンゼッティのようなものを好むのですが(使いきれるかどうかは別にして)、スパルタンは角度調整が出来ることと、ジョーが回転させられるくらいです。僕にとっては、これで十分です。別売りのミッジ・ジョーも持っては居ますが、スタンダード・ジョーで2/0から28まで問題なく巻けます。おそらく何千本とフライを巻いてきたはずですが、ジョーはまったく痛んでいません。さすが・・・としか言えません。このバイスに辿り着くまでに、ご多分に漏れずサンライズの安バイスに始まり、OFTのバイス(当時のマリエット・スープリーム・バイスと同じ物)と使ってきましたが、どれもジョーが開いてしまうんですよね。フライロッダースにバイスの特集が載っていて、そこにも現行のスパルタン・バイスが出ていました。いまどき、こんな安いバイスを使っています・・・・なんていったら、職業柄、信じてもらえないかもなぁ 笑 ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.01.24
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3度目のエポキシコーティングの済んだロッドですが、スレッドを巻いた部分をチェックすると、矢印のような部分が見られます。埃が入っていたり、スレッドの末端が飛び出ていたりで、ポツッと盛り上がっています。そこを新しい刃のカッターでそぎ落とします。周辺とフラットになるようにします。えぐってしまうと逆効果ですよ。4度目のエポキシコーティングも、やや薄め加減で行います。そぎ落としたところが分からなくなりました。これで硬化を待てば・・・完成しました。ABEL TR-1も、手持ちの新しいラインを巻きました。エアフローのWF-4Fです。あとはミシンを踏んで布袋を作ります。ちょいと「カタログ」風の写真なんか撮ってみたりして・・・笑KG'S Special ”Katsura River 8'4" #4 2pc"ということで、ほぼ9日で完成でした。あとは解禁を待つだけです。 ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.01.21
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3度目のエポキシコーティングが済んだところです。もちろん2度目からは「フィニッシング・モーター」で回転させ硬化させています。ぱっと見るともう良さそうでしょ?でも、あと一回薄く塗ります。冬季は気温が低いので硬化も24時間では足りません。それと、シンナー分がまだ残っているので塗装膜がもう少しやせてきます。2日間ほど置いてから、カッターでバリのような出っ張りなどを落としてから最終仕上げに入ります。ところで、「自分用」と「注文品」との違いって何?って思われるでしょ?自分用だとブランクのクォリティに合わせてリサイクル・パーツだったりセレクトパーツだったり色々使えるんですよね。それと、エポキシ・コーティングも丈夫さよりも美しさを選んだりするんです。一方注文品の場合だと、そうそうラッピングの補修も出来ないでしょうから丈夫さに主眼をおきます。 ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.01.18
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キャベツとは別に、しっかり竿も作ってます。今日はティッピング(飾り巻き)です。フライロッドの場合、シンプルであればあるほど美しい・・・と思っているので、ティッピングも最小限度でやります。フックキーパーを巻きとめたティップ側にイエローのNCPスレッドを2回巻き結ぶようにスレッドを通します。それを先に巻いてエポキシコーティングが済み硬化済みのスカーレットのスレッドに寄せて引き締めます。結ぶ・・・という感じですね。ヘッドセメントや木工ボンドを薄めた物をニードルにつけ、イエローのスレッドに塗ります。この時、はみ出さないように注意です。ムラがあっても駄目です。さらにティップ側に5cmほど離れた部分に、イエローのティッピングだけをして、同様にヘッドセメントで止めておきます。乾燥前は色が沈んでいますが、乾くと色が出てきます。これは、エポキシと違って、ナイロンと屈折率が大きく異なるからです。ロッドに名入れをします。使うのは「丸ペン」です。細いので細かい文字が書けますが、ペン軸も専用の物が必要です。グラファイトに書くにはアクリル絵の具の白を基調にします。これにゴールドを混ぜたりもします。ペンで書きやすいように、なおかつちょっと濃い目に水で溶いて使います。こんな風に、弾かれずに書ければOKです。その間に、ティッピングが乾くでしょうから、デザインカッターなどでギリギリのところで余ったスレッドをカットします。ヘッドセメントは色止めと、ほつれ止めの役割をさせるんですね。余分なスレッドをカットし終わりました。しっかり黄色に発色しています。スレッドと、ティッピング間にエポキシコーティングをします。今度はエポキシコート剤をちょっと濃い目にして塗ります。文字の部分はブラシでこするように塗ると文字がはがれるので、ブラシでエポキシを乗せるように塗装します。いつもなら、3回のエポキシコーティングで完成させるのですが、今回は薄く塗って4~5回コーティングをするつもりです。2度目以降のエポキシコーティングはラッピングの際から0.7mm程度ブランクにはみ出すように塗ります。あまりギリギリに塗ると、使っているうちに角が削れてしまうからです。2度目のコーティングで、なお一層スレッドが透けてきます。フット部分が赤く輝いて見えるようになります。 ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.01.17
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昨日、忘れていました。フェルール部のスレッド巻きです。トップ側のフェルールを2cm程にわたってラッピングし、菅口側7mmほどを折り返しラッピングしダブルラッピングで補強してあります。#3程度ならダブルまでは必要ありませんが、一応大物狙いで使うので補強巻きを入れました。さて、エポキシ・トーティングです。塗装系の素材は・・・エポキシ・コーティング剤、エポキシ・ブラシクリーナー、4-メチル-2ペンタノン(メチルイソブチルケトン)、それにブラシとミキシング・カップです。メチルイソブチルケトン・・・舌をかみそうな聞きなれない物質でしょ?これが、僕が使っているエポキシ用シンナーです。いわゆる市販の「エポキシ・シンナー」は使っていません。なぜ?だって高価だし使う量考えるとねぇ。ただし、メチル・・は入手が大変かも。試薬屋さんに頼むか、東京あたりだと日本橋に行くか・・・かなぁ。ブラシクリーナーは必需品です。使ったブラシはシンナーで洗浄しても硬化してきますが、これで洗浄後水で洗うと完璧です。硬化剤1:主剤1:シンナー4の割合で混合したコーティング液でスレッドに塗装します。左が未塗装部分で右側が塗装済み部分です。これだけ色が変わります。糸目が出るくらい薄く塗ります。一回目の塗りの時には、エポキシコートに特有なモーターで回転させる必要がありません。それくらい薄く塗ります。2度目で再び色が沈んでくるので大丈夫です。なぜ、色が変わるかというと、エポキシ樹脂とスレッドのナイロンの屈折率が近いので、乱反射して白っぽかったスレッドの表面が透けてしまうからなんです。ですから、最近ではあまり使わなくなったウレタン・コートの場合だと屈折率が違うので、スレッドがここまで透けてきません。さて、明日はティッピングとネーム入れかなぁ。 ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.01.16
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さて、最も面倒くさいガイドの取り付けです。僕はグデブロッド社製NCPナイロンスレッドAサイズを使っています。NCPというのは「ノン・カラープリザーブド」であって色止めしていないスレッド・・・ということです。ですからエポキシコーティングを掛けると、透けるようになりブランクの色の影響で、元のスレッドの色とはかけ離れた色になります。サイズがAというのは、細いほうで、ルアーロッドや高番手用にはDサイズを使ったりもします。ミシン糸に似ていますが、ミシン糸の場合ワックスやシリコンが掛けてあり、ロッドラッピングには不向きです。また、シルクスレッドもありますが、強度ではナイロンの比ではありません。ガイドはトップ側から順に取り付けていきます。トップ側をマスキングテープなどで仮止めして、バット側から巻き始めます。ダーマトグラフで付けた印がガイド中央に来るように注意します。当然トップガイドと同一線上にあるようにします。今回選んだのは「スカーレット」です。バーガンディっぽいブランクカラーとマッチするはずです。巻き始めはガイドフットから1mmほど離れたところから巻き始めます。巻き始めの余った部分は途中でカットします。巻き終わりは、このようにナイロンモノフィラ(0.8号程度)を巻き込んで・・・切った先端をモノフィラのループに入れぎりぎりまで引き込んで・・・余った部分を0.5mmほど残しカットします。そのままモノフィラのループを引き込むと、切った先端は巻いたスレッドの中に引き込まれます。とりあえず一つ巻き終わりました。フックキーパーは、いつもはリング&フットが好きでよく使うのですが、今回はコストダウンで、チヌ用ガイドを使っています。瞬間接着剤で仮固定してからスレッドで固定します。スレッドはリング部の先にも2巻きほど巻いてフックキーパーが抜けないようにしておきます。ガイドを付け終えたら、ガイドが一直線上にあるか確認します。バット側の場合、リールシートとの位置関係もチェックします。今回は、スカーレットのスレッドに、黄色のティピング(飾り巻き)を入れる予定です。ただし、ティッピングを巻くのは、一回目のエポキシコートを掛けてからになります。 ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.01.15
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グリップが接着が済んだら、次はガイドです。実はガイド・セレクト次第で、ブランクの特性を生かすも殺すもできるんですよ。それはガイドサイズしかり、ガイド取り付け間隔しかり・・です。これは、僕が長年蓄積してきた各ロッドメーカーやブランクメーカーのガイド・スペーシング・チャートや完成品のロッドから拾ったガイド・スペーシング・チャートです。この中からロッドの長さ、番手、アクションなどから決めていきます。代表的なスネークガイド各種です。メーカーは全てPacific Bay製です。左からBSNG(ハードクローム・黒塗り)、NSNG(ハードクローム・TiGold)、XSNG(ハードクローム)、XSFG(ハードクローム・シングルフット)です。黒塗りは、その雰囲気からバンブーロッドやグラスロッドに良く使います。ゴールドの物は単価も高いのでハイクオリティのロッド・ブランクに良く使います。好みで言うとグリーンのブランクにゴールド・ガイドなんていいですね。XSNGが最も普通のガイドです。シングルフット・ガイドは使い方に注意が必要です。強度的に劣るのですが、ラッピングが半分の1箇所で済むので全体的に見るとロッドの慣性質量を軽量に仕上げられます。それと、ガイドの接触する長さが短いので、ブランクの柔軟性を妨げません。逆に言うとブランクメーカーが、通常のダブルフットタイプのガイドを使うことを想定して指定した番手より柔らかく仕上がる可能性が高くなります。実際、4/5指定のパウエルのブランクにシングルフットで仕上げたら#5は過負荷になってしまい、#4専用になりました。まぁそれが狙いだったのですがね。最近は、柔軟性や軽さを出す為に、細めのワイヤーを使ったガイドも出ています。こちらはストリッピング・ガイドです。左からパーフェクション、中央(THG)と右(SHG)はPacific Bay製(Fujiのコピー品)です。ルアーロッドではラインとの摩擦が低ければ低いほどよいのと耐久性が問題になるのでSic素材のリングがいいとされていますが、フライロッドの場合はハードクロームでも十分です。僕の場合はハードアロイリングの物を使っていますがね。ただ、ストリッピング・ガイドにはこだわりがあって、トップからバットに向けてガイドのラッピング間隔が徐々に広くなってくるのが好きなので、メーカー製で多用されるFuji製のBNLG(写真の中央のガイドのオリジナル)タイプのものはシングルフット・スネークの時以外は使いません。ガイドフットの間隔が狭いからです。以上のことからセレクトしたのがこれです。左側がトップ側になります。NSNG 2/0;2個、1/0;3個、1;2個、2;1個、3;1個、SHG8mm;1個の計10個です。フライロッドの場合、長さ(フィート)+1~2個というのがガイド数の目安ですただ、バンブーロッドやグラスファイバーですと多めのガイド数にすることが多いですね。逆に少ないと、ガイド間でフライラインが垂れ下がり、キャストに支障が出ます。安物のフライロッドに多く見受けられるので注意ですよ。ガイドの口径はラインの番手で変わってきます。今回は#4なので2/0からスタートしましたが1/0から始めてもいいとは思います。ストリッピングガイドは8'6以下は一個、それ以上の長さの場合は2個使います。その場合8mm+10mm、10mm+12mmなどの組み合わせで使います。ガイド径は小さめにするとロッドへの「乗り」はいいのですが、シューティングで距離は出にくくなります。大きめにするとラインがブランクとの間で暴れ気味ですがシューティングしやすくなります。まぁ、何ごとも限度がありますけどね。ガイドフットはダイヤモンドやすりで先端を削ります。あらかじめ荒削りしてある物もありますが、必ず裏表ともに仕上げ削りをします。ラッピング・スレッドが切れたり、ブランクが傷ついたりするので丁寧に行います。また、曲がりも直します。両方のフットが一直線上に無く「へ」の字状態になっていないか上から、横から見て確認してください。トップセクションにトップガイドを接着します。スパイン出しをして「曲がりやすい柔らかい面」にガイドを付けます。トップガイドの接着は、ホットグルーや慣れている人ならエポキシ接着剤を使います。硬化後にトップガイドのリングから長さを量り、各ガイド位置に印をつけて行きます。ガイド・スペーシング・チャートが「インチ表示」なので、インチスケールを使っています。指定の位置にダーマトグラフで白く見える印を付けます。トップ側からバット側にむけて順次印をつけたら完了です。今回僕が使ったチャートですが・・・(数値はトップガイドから)4、9、15、22、29 1/2,37 1/4,45 3/8,54 1/4,63 1/4,72 3/4です。ブログランキング参加中です。上のボタンをポチッとクリックで応援お願いします!
2009.01.14
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