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香港カンフー映画は、昔からあまり好きではない。 まるで踊りのような殺陣を観ていると眠くなるし、もともとあまり 粗暴な映画は好きではないのである。 イップ・マン(葉問)は、故・ブルース・リーに詠春拳を教えた 武術家として格闘技雑誌などで紹介されていた、地味な老武術家の イメージがあり、どう映像化されているのか、確かめたくなって観た。 格闘シーン以外は、登場人物が非常にきめ細かく描かれ、映像も美しい。 イップ・マンを演じるドニー・イェンが、変な派手さのない、普通の オッサンという感じで、これが良かった。 ストーリーは、日本占領下の中国・仏山市で、武館(道場)も開かぬ 隠れた名人、イップマンが、日本軍の横暴に耐えかね、日本軍幹部の 空手家と、公開の場で闘うという、現実味のないものである。 私の知る限り、実在のイップ・マンが公開試合をしたという情報は ないのだが、フィクションとして楽しめば、これはなかなかイケる 映画ではないだろうか?
2013/03/01
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田村正和主演の時代劇スペシャル。 昨年、1992年の加藤剛版を観たばかりだったので、楽しみにしていた。 観始めてすぐ「えっ?」と首を捻ったのは、「脚本 橋本忍」と出て きたからである。 「羅生門」「生きる」「七人の侍」などの脚本で名を馳せた橋本忍氏を 勝手に亡くなったものと決め付けていたのだ・・・失礼にも。 調べてみると、94歳の橋本氏、今回、映画版(1967年 三船敏郎主演) で自身が書いた脚本を、今回、リライトしたとのこと! これでのめり込んでしまい、後はもう、夢中になって観た。 田村正和、いいなあ~。あのボソボソした喋り方も、老齢の役なら、 むしろピッタリくる。 男泣きがまた、驚くくらい、派手な泣きっぷりで圧倒される。 ライバルでもあり、親友でもある松平健も、今回は分を弁えた抑えた 演技が渋い。正月の鬼平外伝といい「暴れ」なくても、充分に魅力的な 役者さんになったなあ~。 さらに、緒方直人。実写版ヤマトで島を演じた「汚名」を見事に返上した 演技だったのではないだろうか。 奇をてらった新作時代劇よりも、往年の名作を、キッチリとリメイクして くれた方が嬉しいというものである。
2013/02/09
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CSで旧いドラマを楽しむ時間が多くなり、地上波の新作ドラマを観る 比率が当然下がっている我が家で、毎週楽しみに観ているこのドラマ。 何と云うことはないラブコメ的なストーリーながら、次週を楽しみに してしまう理由は「イグアナの娘」「南くんの恋人」など、ファンタジー 作品をうまく映像化してきた岡田惠和の脚本だからかも知れない。 さらに、このドラマのプロットは、我々スタートレック・ファンには お馴染みの「ホロデッキもの」であり、親和性が高い。 ということで私はこのドラマを「岡田惠和版・ホロデッキ・ストーリー」 として楽しんでいるようだ。 TNG(新・スタートレック)から登場したホログラムデッキの中の世界。 当初は、単なるシミュレーション環境だったものが、ドラマが展開する に連れ、ホロデッキの中の人間が「自我」を持つに至り「ボイジャー」 あたりでは「光子生命体」という権利まで持つにいたる。 「マンガ」をホロデッキに置き換えれば、はらちゃんはまさにボイジャー に出てくるホロドクターであり、彼も、エミッターによって現実世界に 自由に存在できる故、ホロ苦い恋も経験する。 まあSFの世界では珍しくもない設定だが、そこはそれ、素直にオリジナル ドラマとして楽しもうと思う。
2013/02/07
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1975年に放映された二代目鬼平が、時代劇専門チャンネルで待望の放送。 正直、丹波版はあまり期待せずに観たのだが、意外やなかなか面白い。 ゲスト陣も木村功はじめ、ほぼ毎回豪華であり、ゲストの生前の演技、 若い頃の演技を堪能するだけでも、観る価値は充分ある。 歌舞伎俳優による、人情味あふれる鬼平も良いが、どの役柄でも変わらぬ、 本作と同時期に製作された「Gメン75」のような丹波の鬼平は、若年の 頃は「かなり悪かった」とされる原作の鬼平に近いかもしれない。 注目は、新国劇出身、池波正太郎の信任が厚かったとされる、真田健一郎が 本シリーズから、鬼平すら「自身より強いのでは?」と言わしめるほどの 使い手、沢田小平次役を務めていることである。 真田氏は、残念ながら既に他界されているが、中村吉右衛門版の鬼平でも 沢田小平次役を務め、相手を真っ二つに叩き割るような迫力ある殺陣を 披露してくれていたが、本シリーズで、火盗改め方の役宅が襲撃された際の 殺陣は、若さもあり、凄い迫力だった。 総じて、アクション志向の本シリーズだが、前シリーズよりも、遥かに 爽快感がある。 現在は、吉右衛門が老け込んでしまい、しっとり人情話の鬼平となり、 もちろん、それそれで面白いのだが。 色々なタイプの「鬼平」を楽しめる時代劇専門チャンネルに感謝!
2013/02/06
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1975年に放映された二代目鬼平が、時代劇専門チャンネルで待望の放送。 正直、丹波版はあまり期待せずに観たのだが、意外やなかなか面白い。 ゲスト陣も木村功はじめ、ほぼ毎回豪華であり、ゲストの生前の演技、 若い頃の演技を堪能するだけでも、観る価値は充分ある。 歌舞伎俳優による、人情味あふれる鬼平も良いが、どの役柄でも変わらぬ、 本作と同時期に製作された「Gメン75」のような丹波の鬼平は、若年の 頃は「かなり悪かった」とされる原作の鬼平に近いかもしれない。 注目は、新国劇出身、池波正太郎の信任が厚かったとされる、真田健一郎が 本シリーズから、鬼平すら「自身より強いのでは?」と言わしめるほどの 使い手、沢田小平次役を務めていることである。 真田氏は、残念ながら既に他界されているが、中村吉右衛門版の鬼平でも 沢田小平次役を務め、相手を真っ二つに叩き割るような迫力ある殺陣を 披露してくれていたが、本シリーズで、火盗改め方の役宅が襲撃された際の 殺陣は、若さもあり、凄い迫力だった。 総じて、アクション志向の本シリーズだが、前シリーズよりも、遥かに 爽快感がある。 現在は、吉右衛門が老け込んでしまい、しっとり人情話の鬼平となり、 もちろん、それそれで面白いのだが。 色々なタイプの「鬼平」を楽しめる時代劇専門チャンネルに感謝!
2013/02/06
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もう、三浦友和を「百恵ちゃんの旦那」と指す人は少ないだろう。 その位、渋い熟年の容貌。不器用ながら懸命の演技。 2夜連続のこのドラマ、三浦友和に見惚れてしまった(苦笑) 原作は、白川道。中瀬"親方"の旦那(事実婚)である。 が、白川氏が「塀の中」にいた理由が「投資ジャーナル」事件絡みと 知り、正直、がっかりしてしまった。 ストーリー自体は、決して唸るようなものではなかったが、とにかく 丁寧なつくりで、2夜、楽しみに観ることが出来た。 演出は、「相棒」の 和泉 聖治。 配役も良い意味で抑え気味なのも良かった。 伊藤英明は正直、もう一息、というところだったが、悪党ではない悪役 を上手く演じていたと思う。 先日の「野良犬」が非常に残念な出来だっただけに、このドラマの評価が 相対的に高くなったかも知れないが。
2013/02/02
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待望の新作が公開される。米国では春、日本では秋になる。 前作で、新キャストとなりまた、別のタイムラインのストーリーと なり、オールドファンの私のしては寂しさも感じる一方、自由度を 増した分、作品としては面白いものになるのでは?と期待もしている。 ようやく公開されたトレーラーを見る限り、本作も新しい世代のファンに アピールすることを主眼としながらも、我々オールドファンにも楽しめる 構成になっているようである。 前作は、本来は地球の衛星軌道上のドックで建造されたはずのエンター プライズが、地上で建造されていたシーンなどに魅かれて観に行ったりも したが、今回も、航宙艦の着水(墜落?)シーンなど、過去のシリーズ ではお目にかかれなかったシーンが既に公開されている。 また「カーンの逆襲」を想起させるシーンもあったりする。 念願のW・シャトナーの出演は、ネット情報によると「次回作」となって おり、それが本作を指すのか、次の作品を指すのかは不明である。 とにもかくにも、9月までは生きていなくては!
2013/01/24
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10台の頃好きだったATG作品の中でも、印象に残っている作品。 30年振りにじっくり観て、周辺情報を肉付けしようとネットで 調べてみると、やはりかなり誤解していたことに気づかされた。 主人公がひょうんなことから加入することになる、「烏組」なる 部隊。最初に観た頃には、架空の部隊だと思ったのだが、実際に 存在した部隊だった。 これまた架空の人物かと思っていた、高橋悦史演じる細谷十太夫が 実在の仙台藩士で、彼が戊辰戦争時に旧知のヤクザ達を束ねて組織 した「衝撃隊(烏組)」というものが活躍した史実がある。 局地戦ながら官軍に連戦連勝、『細谷烏と十六ささげ 無けりゃ官軍高枕』 という唄まで流行ったらしい。 中盤はそんな烏組の活躍を主軸に、戊辰戦争を「斜め」から描くのだが、 仲代達也(土方歳三)や、天本英世など、個性的な俳優の演技が楽しめる。 もうひとつ。 後に東映の代表取締役となる岡田祐介の数少ない主演作でもある。 彼が東映岡田茂の実子であることは、後年知ったが、この当時はなかなか 味のある若手俳優だと思っていた。 ネットなどでもあまり情報がないが、「明智探偵事務所」というドラマ で、明智(夏木陽介)に師事する、小林青年を演じていたと記憶している のだが・・・。
2013/01/22
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時代劇専門チャンネルで、定期的に放映されている、 「市川雷蔵・時代劇全仕事」で観た。若い頃に観た記憶があるが、 ディティールを失念しており、また、年齢を経て別の視点から楽 しめよう、と思いじっくり観た。 「陸軍中野学校」「ある殺し屋」などで魅力あるクールな演技を 披露している雷蔵だが、このシリーズでは後半は折り目正しい 「忍びの者」を演じながら、前半(石川五右衛門)を演じている頃は 時々噴出する私怨を始めとした感情表現に意外性もあり、面白い。 荒唐無稽な忍者ではなく「とことん鍛えれば出来そうな」リアルな 忍者が生身のアクション(これは吹き替えだろうが)で描かれ、特に 頭上の木の枝に潜む敵を、ジャンプしつつ刀を真上に振り上げて斃す シーンなどは、他では観たこともない。 畳返しや、死んだふりからの反撃など、泥臭くて良い。 雷蔵の演技はあくまでキッチリしたもので、作品全体を格調高いものに することに貢献している。 「忍びの者 霧隠才蔵」(64)で幸村役を演じる若山富三郎や第一作の 伊藤雄之助など、競演陣の演技もまた素晴らしい。 今回、本記事を書くにあたりWikiで調べたところ、この作品の原作は なんと「赤旗」の日曜版に連載されていたものとのこと(笑) 「権力者たちに利用される下忍たちの悲哀と反抗を描いた作品」という コンセプトが「赤旗」にマッチしたのだろうか?
2013/01/11
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こんな大河が観たかった!と、家族で拍手! オープニング終盤、で八重が構えるスペンサー銃から、空薬莢が こちら見向かって飛んでくるシーンでの事である。 ストーリーはともかく、配役にはほとんど興味が沸かなかったの だが、番宣で綾瀬はるかが、銃の取り扱いにかなりの時間を割いたと 話していたのを聞いて、ガンマニアとして期待をしていたのだ。 過去、「白虎隊」のドラマなどでは、故・田中好子が八重を演じたり (その時はまるで忍者のような設定だったが)と、維新後の足跡は ともかく、戊辰戦争では実際にどのような活躍をしたのかは知らないが、 今回は「勝者の歴史」とは別の側面から、戊辰戦争が描かれるようで、 期待をしている。 以前、櫻井よし子氏のエッセイで、幕末の会津のモラル、教育制度など については読んだが、率直に、同様の制度は他藩にもあったし、あまり 会津を持ち上げ過ぎることなく、客観性をベースに、戊辰戦争の一局面 にスポットを当てて欲しいものだ。 ラジオで聴いた話だが、製作費は大コケした昨年の大河「平清盛」の 30億から大幅に削減され、それでも20億という。 これを知ってしまうと、せっかく盛り上がった第一話も、かなり色褪せて 見えてしまう。 受信料、税金を背景に、収益性を考えずに贅沢の限りを尽くせる環境に あることに甘えずに、しっかりしたドラマをつくって欲しいものだ。
2013/01/06
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ポール・ニューマンがビリー・ザ・ーキッド(ウィリアム・ボニー) を演じたモノクロ作品。 今となっては、ビリー・ザ・キッドを描いた作品は多くあるが、 この作品は、当時としてはビリーの内面、その変化を丁寧に 描いた、重い作品に仕上がっている。 善良な牛商人に拾われたビリーが、理不尽に殺害されたその牛商人の かたき討ちために銃を手にするのだが、牛商人に本を貰った文盲の ビリーが、作品を通じて、幾つかの新聞、雑誌を読めないながらも、 恩人に諭された「道理」を通じて「理解」するあたりに、南北戦後の 混沌とした治安と、道義の狭間で翻弄されていくビリーの心の揺れ具合 を匂わせていた。 役者名は判らないが、パット・ギャレットも非常に良かった。 監督は「俺たちに明日はない」のアーサー・ペン。 だが、派手なガンファイトよりも、丁寧な心理描写の方が遥かに印象に 残った。 その分「予備の弾を」なんて紙箱に入ったカートを仲間に差し出す シーンなど、なかなか小道具もきめ細かく使われていた。 私がリアルタイムで観るようになってからの、P・ニューマンは既に 熟成の域だったが、若い頃の溌剌とした演技もなかなか魅力的だ。
2013/01/04
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まずは「白虎隊〜敗れざる者たち」 年末~年始の大型時代劇の競作が消えて久しい。が、テレ東の時代劇は、 なんとか存続してくれている。 NHK大河に被せての企画は、過去何度もありお馴染みの「戦法」だが、 今回の白虎隊は、なかなか秀逸だったと思う。 脚本はアノ「ジェームス三木」で、一抹の不安はあったのだが、とにかく 伊藤英明演じる松平容保が、過去の実在人物に近いイメージから遥かに遠く 爽やかで、魅力的だった。 いまや時代劇の頼みの綱(私にとって)、北大路欣也演じる西郷頼母も、 以前の里見浩太郎版よりも、遥かに魅力的に描かれていた。 そして「正月四日の客」 時代劇滅亡を阻止せんと、オリジナル製作に乗り出してくれた 「時代劇専門チャンネル」が、CSのみならず、「ニッポン放送」などでの 朗読劇などで多角的にPRして後、満を持して放映されたオリジナル新作。 原作の、ちょっと後味の悪さ、というより「う~ん」と人間の性に頭を 悩まさざるを得ない終わり方・・・。 今回のドラマでは、エピローグとも言うべきオリジナルパートが最後に たっぷりあり、さすが松平健、さすが柄本明というしんみりとした素晴 らしい作品になった、と思う。
2013/01/03
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40年振りにCSで放映したものを録画して観賞。 子どもの頃に観た時には、大した印象がなかったのだが、今回は カミサンと一緒に真面目に観た上で、作品の完成度に驚いた。 中でも、劇中の自衛隊のキビキビした動きと、ちゃんと64式を もっているディティールに感心。 さらに、攻撃シーンで挿入されるランチャー?のシーンは、他の ステージガンとは明らかに異なり、どう観ても実物に見えた迫力。 「本物の自衛隊じゃないの?」と盛り上がったのだが、調べてみると、 自衛隊員は、全て「東宝自衛隊」ということで、64式は、実銃が 配備後2年しか経っていないものを、ステージガンとして作り上げた ものとのこと。 後の東宝特撮ものに比べて、サンダとガイラの擬闘の動きが非常に良く、 引き込まれてしまった。 旧い映画作品を観賞するときの楽しみのひとつは、当時のロケ地に 選ばれた地域の風景である。 今回も三浦海岸など「こんな感じだったんだ~」と興味深いものが いくつもあった。 本作と、前作である「フランケンシュタイン対地底怪獣」・・・劇場で もう1回観てみたい、と思った。
2012/12/31
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氏が2010年に逝去されていたのを、今更知った。 家族でTVの「地球外生命体」の番組を見ながら、話が盛り上がった流れで、 最近購入した、星野之宣氏が劇画化した「星を継ぐもの」を、最近SFに 目覚めてくれた愚息に見せびらかしている中で、 「そう言えば、このシリーズ(人類、太陽系の起源)の続編"揺籃の星" "黎明の星"の三部作の最終編はどうなったんだっけ?」と思いネットで 調べていて、氏がすでに逝去されていたことを知った次第。 非常に残念ではあるが、氏のハードSFに影響を受けた作家も多く いる筈で、後継作品が発表されるのも充分あり得ると思う。 ハードSFと分類される氏の作品であるが、ミステリーとしての楽しさ、 さらには根底に流れる「人類賛歌」のような雰囲気に惹かれていた。 最初に創元から発売された「星を継ぐもの」を読んだ時期が、丁度大学に 入った頃であったことも、タイミングが良かったのだろう。 以来30年・・・つい先年、博士号を持つSF好きな友人が、氏の作品を読んで いないことを知り、「そりゃ人生の大きな忘れもんだぜ~」と薦め、その後 酒席で彼の感想を聞き、非常に愉しい気分になったところであった。 星野之宣氏が劇画化しているのも、近所の理容店で何気なく開いたビック コミックで知った次第で、「アンテナの張り方」が偏っているのを実感。 遅ればせながら、ホーガン氏の御冥福を祈らせていただく次第。
2012/12/30
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TVシリーズが面白かったので、劇場に足を運んだ。 「ワイルド7」に比べると、席はほぼ埋まっていた。 稽古後に行ったので、正直、ウトウトしてしまうかと思ったら、 豈(あに)図(はか)らんや、最後まで集中して観てしまった。 TVシリーズファンには楽しいシーンも多く盛り込まれながら、 TVシリーズを観ていない観客でも、十二分に楽しめると思う。 私は旧アニメからリアル・タイムで観ていたので、当初、 亀梨ベムには馴染めなかったが、亀梨氏、ちょっとふっくら太った ようで、良い感じのベムを演じていた。 ハマリ過ぎている杏のベラは、今回もキッツいベラを演じていたが、 ちょっと優しい面も演出されていて、世のM男君たちには、絶妙な ものになっているのではないだろうか。 ちょっと成長した福くんのベロは、相変わらずの熱演だ。 旧アニメ版には、続編が存在し、LD BOXが発売された折りには 特典として添付されたらしいが、私は残念ながら観ていない。 今回の作品が、その続編を踏襲していたのか、全くのオリジナルなの かはわからない。 同行した愚息によれば「ベロのエピソードと、アクションシーンの 迫力」がポイントで、面白かった、との評価である。 私はベタな描き方だったと思うが、観月ありさ達が演じる、「家族」 というものにグッと来てしまった。
2012/12/29
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子どもの頃に読んだ本で、どうしてもタイトルが思い出せず、 そのくせ、一部のシチュエーションがしっかり脳裏に焼き付いて おり、確認したい一心で気になり続けているものがある。 この本も、そんな中の一冊である。 小学生の頃は、「海底二万里」「地底探検」(ベルヌ)から始まり 「月は地獄だ」(キャンベル),「タイムマシン」(ウェルズ)と 子どもらしい想像力を膨らませまくっていた。 そんな中に、「重力を遮断する物質を利用して、月に行く」という 話があった。 それがこの作品なのだが、タイトルが全然イメージと違っていたのだ。 ネットは便利なもので、「重力 遮断 月」と入れて検索したら、 あっさり見つかった。 さっそく、注文したのだが、届いたものはジュニア向け翻訳版だった。 が、子どもの頃に読んだシチュエーションそのままで、1時間程で、 夢中になって読み切った。 こうなると、大人向け翻訳版を読んでみたいものだ。 Book_gessekai_saisyono posted by (C)kirk1701
2012/12/23
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先日読了した、「藝人春秋」でもちょこっと登場していた1986年作品。 「荒野の七人」のパロディということで、いつかは観てみたいと思って いたのだが、ようやく観ることが出来た。 冒頭から大笑いしながら観たのだが、まず驚いたのはBGM。 まさに「荒野の七人」テイストの曲に「ん?」と思っていたところに、 タイトル。 そこには「エルマー・バーステタイン」の名が! なんと、オリジナルの「荒野の七人」の音楽を手掛けた張本人が、 パロディの方まで手掛けていたのだ。知らなかった~。 また、未確認だが、「荒野の七人」に出演していた村人の一人が、 やはり村人役で出演していたように思うのだが・・・。 観終わっての感想は、パロディである点以外、正直、さほど面白いとも 思わなかったが、ドタバタ喜劇が好きな息子はかなり気に入っていた。 口直し、と言っては失礼なのだが、そのまま、「荒野の七人」を観た。 相変わらず、何度観ても面白い。 ついこの1~2年の間に既に観ていた息子、 「前に観た時と、印象が違う」と、最後は眼がウルウル。 こういう自分の中での「定番映画」は、齢を重ねる中での、心の成長 (変化)を測るための物差しになっているようだ。
2012/12/11
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溜まっている他の多くの本を差し置いて、この本を読む気になったのは、 「あること」を確かめたかったからである。 著者の水道橋博士と、読者の私はほぼ同世代である。 従って、彼の文章から香ってくる当時の雰囲気が、私が持っているそれと どの位の距離感にあるか?ということが「確かめたかった」ことである。 40歳ぐらいまでは、自身の来し方を冷静に振り返ることは難しかったが、 50にもなると、自身に対する見栄も削ぎ落され、多少冷静に観ることが 出来るようになると思う。 勿論、老成した境地とは程遠く、例えてみれば、長い階段を上る間に、 息が切れて踊り場で一息つくようなものだとは思うが。 一気に読了しての感想は、行間から香って来た雰囲気は、ほぼ予想通りの ものに近かったということである。 私も、否、当時の多くの若者が影響を受けた某劇作家(団塊世代)の文体に 影響を受けながらも、著者のやや冷めた観察者の視点から書くことで、 強烈な自意識をオブラートに包む、そんな自意識と羞恥心が拮抗したような 雰囲気である。 従って、著名なタレントを題材にとりながら、著者の思い入れは直接的には 抑えられている分、ストレートには伝わってこない。 題材と面と向かって書いている文章ではなく、あくまで、ちょっと離れた ところから書いている観察者の視点で書かれているエピソードが多く、また 著者自身も、その「視点」を意図して書かれている。 結果、団塊世代とJカーブ世代の物事に対面するスタンスの違いを、著作と いう「レポート」を通じて、象徴的に比較できる、一作だと思う。 仮に著者が同世代でなかったとしたら、また別の読み方が出来たと思う。
2012/12/08
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リタイアしてから読む予定だった、池波正太郎の「鬼平犯科帳」と 「剣客商売」。 生来、長期プランとは縁遠い性分なのに、これだけは10年来、守って きた。 然しながら、来年生きている保障はない年頃である。 万一のことを考えると、読み損なっていては未練が残りそうである。 などと自分に言い訳をして、Amazonでポチっと。 共に、副読本を含めて文庫で20冊ほど。計40冊ほど。 これは、年末から年始にかけて、読み応えがありそうである。 CSの時代劇専門チャンネルでは、初代鬼平(小説のモデルとなった 八代目松本幸四郎)版と、中村吉右衛門版が両方とも放映されている。 それぞれの微妙な違いと、原作との違いを比べるのは格別である。 酒が進みそうだ(苦笑)
2012/11/15
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北方謙三の新作、岳飛伝。2巻目を読了。 水滸伝~楊令伝の続編だが、まだまだ飽きない。 新刊が出るのを待ちながらだと、ストーリーも見失いがちだが、 本作になると、さすがに登場人物も絞り込まれており、その分、 じっくりと描かれている。 楊令伝から登場した岳飛は、架空の人物(モデルは居たようだが)が 多くを占める水滸伝の登場人物と異なり、実在の人物のようだ。 北方氏の時代物を描く時のルールは、史実は弄らず、史実の隙間は 自由に描く、というものだと氏の文章を読んだことがある。 となると、岳飛伝は・・・・。 水滸伝からの登場人物も僅かながら生き残っており、彼らの退場の 仕方にも興味津々だが、このシリーズでは「新顔」の岳飛の人物が、 どのように演出されていくのか? 次巻が楽しみである。
2012/11/04
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天文ファンなら飛びついてしまう内容である。 新聞で、広告を見るや、即注文してしまった。 帯には最近公開された映画「天地明察」の文字があるが、 中身は広く江戸時代の天文学者たちの業績に触れたものである。 「暴れん坊将軍」こと徳川吉宗が天体観測を趣味にしており、 江戸幕府の天体観測環境の整備に貢献したことは有名で、 ドラマの中でも、松平健が望遠鏡を覗いているシーンなどもあったが、 現実の江戸の天文学者の業績は、素晴らしいものである。 当時のヨーロッパの微分積分にも負けない「和算」を駆使して、 和時計と組み合わせて、精密に天体の運行を再現した、プラネタリウム のようなものまで製作されていたのには驚きである。 TVでも紹介された、国友藤兵衛氏の反射望遠鏡ももちろん紹介されて いる。 当時の筆記具で書かれたスケッチなども微笑ましく、愉しい一冊だ。 edo_no_tenmongaku posted by (C)kirk1701
2012/11/01
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吉田類さんの酒場放浪記のスピンオフ(?) この番組は、家族で楽しみに観ていたのだが、このところは、やや 飽きてきたのと、吉田類さんのペロンペロン振りが、同じ酒飲みとして 痛ましくも思えてきてしまい、久しく観ていなかった。 先日、ラジオで「おんな酒場放浪記」の存在を知り、楽しみにして 観てみた。 「おんな酒場放浪記」は、ひとりではなく、少なくとも二人の女性が、 渋目の酒場を飲み歩くのだが、ひとりは細身で、どちらかというと、 甘ったれタイプで、ベタベタしたタイプ。 こちらを最初に観たのだが、その情けない酔い方に、ドン引きした ところで、もう一人が登場。 こっちは、髪を後ろにひっ詰めた、ガタイのいい女性で、こちらは バッチリ! 店に座るや、いきなり焼酎ロックから入り、多少の大きさの肴など、 一口でパクッと行ってしまう。 吉田類さんの、直系とも言うべき、良いキャラである。 こちらのキャラ観たさで、またしばらく観てみようと家族で一致した。
2012/10/25
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産経新聞に、書籍の広告が載っていた。 よくある、名刺大の枠の中に、1~2冊の書籍を紹介したものである。 で、今回感心したのは、その通常の枠の上に、書籍の表紙画像が添付 されていることである。 日経ではそのような広告がなかったのだが、他の新聞ではどうなのか、 妙に気になった。 よくあるのは、従来の広告で書籍名は憶えたものの、書店で探すと、 なかなか見つからず、結局、店員さんに尋ねることになる。 表紙の画像が記憶できていれば、かなり探しやすくなるだろう、 ということである。 これは、最近の書籍、かなり旧い本でも装丁を変えて(正直、違和感を 感じるくらいに)再販されているものなどは、まずわからない。 残念ながら、このタイプの広告、その後は目にしていない。 いいアイディアだと思うんだけど。
2012/10/24
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時代の流れと言うものだろうか。 日本語版が創刊されたのが、学生時代。 日本の週刊誌に比べて、かなり薄いものの、文章構成、テーマ選定 ともに非常に新鮮で、通学の途中、毎週駅で買っていたものだ。 経済合理性による判断で、電子版に移行するようだが、残念だ。 個人的意見として、雑誌・新聞はやはり紙媒体の方が読みやすい。 日経電子版は契約しており(紙媒体も併読)、時々、電子版で 朝・夕刊に目を通すのだが、これがかなり読みづらい。 電車の中で読むときなど、時々ボ~っと広告を眺めながら、頭休め をすることもあるのだが、電子版だと、それもない。 やがて、A4サイズほどの読みやすい液晶なども発売され、この あたりは、かなり改善されるのだろうが、現状では全面的に電子版に 乗り換える気にはなれない。 残念ながら、ニューズウィークとも縁が切れそうだ。
2012/10/20
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単行本を1~18巻まで揃えた後、すっかり忘れていた。 エンディングがどうなるかを知りたくて、続巻数を調べたら、 なんと43巻まで続いていた。 連載終了後3年経っての読了となったが、面白かった! 「自衛隊のイージス艦が、太平洋戦争の真っ只中にタイム スリップする」 という、戦国自衛隊の海上自衛隊版かと思って読み始めたが、 勉強家のかわぐちかいじ氏らしい、骨太なストーリーに中盤 あたりからは、SF的設定を忘れるくらいだった。 エンディングは、SFファンにも納得のいくものではなかったか。 同じ著者の「沈黙の艦隊」に並ぶ、読み応えのある劇画だったと思う。
2012/10/18
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萬屋版も第3シーズンに突入。いよいよクライマックスだ。 第3シーズンから、大五郎は演者が交代。 2代目大五郎は、なんだかオッサンみたいな顔立ちの子だが、 コイツにラストシーンまで頑張ってもらわなくては。 そして、地上波で北大路欣也版の再放送も開始された。 こちらは、短いので、丁度最終回あたりで追いつくことになる。 思春期に観て、クラスでも話題になった萬屋版最終回。 自身も子どもを持つ身になってから観て、かなり泣けた北大路の 最終回。 毎日、CSと地上波両方を録画し、見比べてみるとまた興味深い。 記憶のかなただった萬屋版に比べ、北大路版はあまりに拝一刀が 人情家過ぎるとも思ったが、見比べてみると、それはほんの少しの 演出の差で、筋立ては共通項も多く、良く出来ている。 後に殺人犯になってしまった初代・大五郎に比べ、北大路版大五郎 を演じた、翼君の演技だけでもリメイクの価値があろうという位、 表情豊かなその演技は引き込まれる。
2012/10/17
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楽しみに観ていた「ウルトラゾーン」も既に本放送終了。 番組内のドラマコーナーに、結構、秀作があった。 ザラブ星人の話なんか、泣けたなぁ。 そんな中、本放送で見逃していた話があった。 キングジョーが出てくる話だったのだが、後編を見逃していた。 先日の再放送で、ようやく観ることが出来た。 出演は、「シュシュトリアン」の石橋けい、「SP」で好演した 神尾佑、松尾諭となかなか豪華である。 短時間のドラマだったが、もっと長時間版で製作されても良かった と思う。 本格的なドラマとしてはやや物足りないものの「円谷テイスト」を 味わえるミニドラマは、なかなか良かったと思う。
2012/10/01
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吉田茂を描いたドラマ。 主演の渡辺謙が、無理無理小太りの身体をつくったのか、綿入れなのか。 顔も少し丸くなっているので、それなりに増量はしたのだろうが、 それでも吉田茂とは、かなり程遠い雰囲気である。 俳優陣は、なかなか豪華で、全五回中、四回まで観たが、中々面白く 出来ている。 が、さすがNHK、例によって気になる描写がいくつか。 1.昭和天皇の描き方に悪意が感じられる。 2.いわゆる「パンパン」の描写が必要以上に多く、さらに、敗戦後の 日本政府の「指示」で集められたように描かれている。 ※事実については不明 結局、いつぞやの「昭和天皇裁判」ドラマ同様、「パンパン」から 現在の従軍慰安婦問題を想起させるような描き方になっている。 左翼特有の粘着性が垣間見える部分は不快である。 幼少期の麻生太郎はじめ、のちの昭和史以降に名を残す政治家たちも 顔見せ程度に登場しているのは、御愛嬌か。 トータルでは長時間になるドラマだが、果たして何を描きたいのか? いまひとつピントの定まらないドラマである。
2012/09/26
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3.11があり、本来予定されていた企画が変更され、「視聴者に元気を」 というコンセプトでこの番組が始まることを業界にいる友人から聞いた のは、昨年の夏である。 確かに、過去の朝ドラに比べて、ヒロインの「独りよがり感」が 抑えられるとともに、脇役陣のきめの細かい演技が秀逸で、楽しく 観ることが出来た。 毎週、録画したものを週末にまとめて楽しんでいるのだが、とうとう 最終週を迎えることになった。 が、いきなり10月にエピローグを描いたスペシャルが放送されるという ことなので、本放送のエンディングは、「ひと区切り」というところ だろうか。 梅子の旦那、ノブが切り盛りする町工場は、まさにうちの実家そっくり で、ちょうどドラマと同じ時期、ほど近くで親父も旋盤を回していた はずで、この夏、親父の工場を訪問て、ひとしきり職人自慢を聞かされた 息子も想像をたくましく楽しんでいた。 最終回が楽しみである。
2012/09/24
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1950年代の古典SFを、2000年代にカラーライズした作品である。 子どもの頃、オリジナルは例によって、テレビ東京(東京12チャンネル) の昼間の時間帯に観たものだ。 IMAGICAでカラーライズ版が放送されるということで、楽しみに観た。 荒唐無稽なSFモノが多かった時期に、割と緻密な侵略作戦を実行する 異星人側と、技術(兵器)で対抗しようとする地球側(米国政府)が 結構、リアルに描かれていた名作だと思う。 映画ファンとして、個人的にはカラーライズには否定的だったのだが、 今回のカラーライズは、トーンも発色も非常に自然で、下手な最近の 映画より綺麗な画像を楽しめた。 こうなると、「トワイライトゾーン」(邦題:ミステリーゾーン)の 初期の作品なども、是非、カラーライズして欲しいものである。
2012/08/31
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数年振りのアルバムがリリースされた。 学生時代は、本当に良く聴いたものだ。 今回は、いろんなジャンルの音楽に挑戦するという野心作だが、 残念ながら・・・。 ボビー・コールドウェルの場合、良くも悪くも、どの曲を聴いても 同じような曲に聞えるところが、「らしい」のだが。 本人がジャケットで素顔を晒しているのは珍しいが、さすがに お歳を召されている。 ともあれ、今後も元気で活躍して欲しいものだ。 CD_Bobby_Caldwell_house of cards posted by (C)kirk1701
2012/08/30
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全編フィルム撮りということもあり、期待して観た。 う~ん。 作り手が、ディティールにかなり拘っているのは伝わって来たが、 やはり配役に魅力がなかった。 特に大治郎は、頭の悪い剣術バカみたいに描かれており、あんまり だった。 美冬を演じた杏も、なんか品がなくて、「ちょっと上品なベラ」程度で 終わってしまっていた。 時代劇存亡の危機である現在、製作してくれることは嬉しいのだが、 配役にもっと気を使って欲しいものである。 欲を言えば、時代劇専門の役者を育てて欲しいものだ。
2012/08/27
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休暇中、トレーニングを終えての昼酒から昼寝に流れる中で、 ふと見たBSジャパンで、懐かしい「俺たちの旅」が再放送で 流れていた。 「子どもの頃にこんなもん観てたから、組織に迎合出来ないんだぜ」 などと、折り合いをつけられない性格をドラマのせいにしながら観て いると、なんだか気になって結局、毎日録画して観ちゃったりしている。 中村雅俊と田中健が公園でもたれ合いながら、あやとりなんかしている シーンを観ると、内容を知らない人には、「ゲイのドラマ」に見える んじゃないかと心配になるぜ(笑) 印象に残っているのは、植木等がゲストで出た一話と、もうひとつ。 浅野真弓という女優さんが出演した一話である。 この浅野真弓、我々の世代には、島田淳子という名前で、NHKの 「タイムトラベラー(時をかける少女)」に出演していた女優さんで、 子どもの頃はファンだった。 懐かしくなり、ネットでその後の消息を調べていたら、なんとこの方、 故・柳ジョージと結婚していた! ちょっと妬けたが、それ以上になんだか嬉しくなってしまった。 で、「青い瞳のステラ、1962年夏・・・」をたまらなく聞きたくなったが、 レコードは引っ張り出せない程奥にある。 で、急遽Amazonで「柳ジョージ・プレミアムベスト」を入手。 やっぱいいなあ、この曲。 で、歌詞カードをじっくり読んでみると、かなり誤解していたことが わかった。 ステラって、よんどころない事情で横浜(?)に流れて来ていた、 かなり年輩のテネシー出身の女性で、主人公が、子どもの頃に世話に なった(?)ステラの墓参りに来ている心情を謳ったものだと推察。 いや~、泣ける歌じゃね~か。 柳ジョージ氏の経歴をWikiで調べていると、両親のことも書いてあった。 それが早逝の理由だとは思いたくないが・・・。 改めて、ご冥福をお祈りしたい。 CD_G_yanagi posted by (C)kirk1701
2012/08/23
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朗報である。8/24にTVスペシャルで「剣客商売」が帰ってくる! 秋山小兵衛には、北大路欣也。 う~ん・・・正直イメージが違うのだが、仕方ない。 大治郎は、知らない若手俳優。予告編で見た限りはNG。 佐々木三冬には、「妖怪人間ベム」でハマリ役のベラを演じた杏。 おはるは貫地谷しほり、と、まあ、旧作ファンには違和感のある キャスティングだが、今回期待したいのは、「フィルム撮り」である 点である。 この作り手のこだわりには期待したい! 今回選択された話は、比較的冒頭のもので、今後のシリーズ化も 期待できそうである。
2012/08/18
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萬屋錦之助版、待望の再放送が、CSの時代劇専門チャンネルで 毎日放映されている。 子どもの頃、結構夢中になって観ていたのだが、どうしても 不可解な部分も残っており、今回、気合いを入れて全話観ることにした。 いや~面白いっ! 乳母車に装着された機関銃(笑)の顛末など、子どもの頃に観た記憶とは 随分異なっており、非常に深い話だったことも判った。 反面、「宮本武蔵」を演じた時には、専門家からも評価された程の、 萬屋錦之助の殺陣は、正直、かなりレベルが低下していたこともまた 判ってしまうという寂しさもあるが。 近年、北大路欣也がリメイクした同作も、なかなか良く出来ており、 楽しく観たが、やはり萬屋版は、重苦しい雰囲気が素晴らしい。 毎晩、20時から放映されており、ナイターと被るので、早朝観てから 出勤となるが、結構、気合いが入る(笑)
2012/08/17
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LDは持っているのだが、デッキを接続していないこともあり、 「デジタルウルトラシリーズ」と銘打たれたDVDを今回揃えた。 DVDそのものよりも、添付されてくる小冊子の方にも魅力を 感じたこともある。 このシリーズは、円谷プロが「大人向け」として初の1時間番組で スタートしたが、裏はV9目指すジャイアンツの中継だたこともあり、 短期間(13話)で打ち切りとなった。 その後、「戦えマイティジャック」という30分ものに設定は引き継 がれたが、私見だが、「逃げたぞそれ行けつかまえろ!!」という 泣かせる話以外は、オリジナルに及ばなかった。 私の学生時代にも、VHSビデオ化され、レンタル・ビデオ店で借りて 懐かしんでいたりもしたが、今回は、愚息に見せて反応を確かめ たかったこともあり、早速、全話を楽しんだ。 二谷英明,久保菜穂子,南廣,天本英世などの大人のドラマを演じ きれる豪華な俳優陣の演技を改めてみて、本当に「早過ぎた」番組 だったと実感した。 「祖国よ永遠なれ」などは、この齢になって初めて泣ける話だ。 愚息の反応は、こちらの想像以上で、世代は変わっても通じるものも あると、つくづく感じた。 このドラマ、スタートレックのように、特撮シーンのみCGリメイク すれば、かなりの完成度になるのではないだろうか? 以前は気付かなかったが、ガンマニアとして観ると、ステージガンが 興味深い。 P-38&アンクルスペシャル(共に中田製と思う),ブローニング(〃), ベレッタM1934(ハドソン),25オート(コクサイ),そして電着を 装着したトンプソンなどが大活躍している。 MJ_DVD posted by (C)kirk1701
2012/08/03
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0011ナポレオンソロの後日談である。 ビデオでは日本語版が発売されたが、DVDは発売されていないようだ。 今回、本編のBOXを購入したのと同時に、こちらも手配した。 が、残念ながら、リージョンが合わず、観ることが出来ない。 リージョン変更してしまっていいPCがあれば観れそうだが、ビデオはうちに あるので、とりあえずコレクションか。 どちらにしても、輸入版は価格が安いのでつい購入してしまう。 この単発ドラマ、当初、デイビット・マッカラムが、 「もう身体が昔のようには動かない」と乗り気でなかったものを、 ロバート・ボーンが口説いて実現した企画だったとの事。 現役時代愛用のアンクルスペシャルは、スミソニアン博物館に 飾られてしまっていたり、さすがにウェーバリー課長は故人になって いたり、なかなか楽しめる作品である。 0011_RETURN_DVD posted by (C)kirk1701
2012/08/01
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いつまで待っても、日本語版は発売されそうもないので、 輸入物を注文してしまった。 現在、CSで再放送されているものの、抜けている話しも あり、特に、白黒時代の1stシーズンで、W・シャトナーと L・ニモイが揃ってゲスト出演する話しは、過去の再放送でも 省かれていた。 その話を、愚息なども観たがることにかこつけて、購入した。 もちろん、英語のみなのだが、英語字幕があるので、何とか ストーリーは追っかけることが出来る。 0011_DVD_01 posted by (C)kirk1701 0011_DVD_02 posted by (C)kirk1701
2012/07/31
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時代劇専門チャンネルで、1980年代、毎年末に二夜連続で放映して いた、里見浩太朗主演の長時間時代劇を、再放送している。 今週は「白虎隊」である。 主人公は、会津藩国家老・西郷頼母であるが、1986年放送当時は、 さしたる印象もなく、幕末の主要人物を好き放題演じる、里見浩太朗の 独りよがりの演技も気に食わなかったものだ。 今回、それでも楽しみに見ているのは、時代劇が不足している昨今の ドラマ事情に、業を煮やしてのことである。 で、ついでに西郷頼母について、ネットで調べていたら、なんとまあ、 戊辰戦争で孤児になった男の子を養子とし、その子があの「西郷四郎」 つまり、姿三四郎のモデルとなった御仁であるとの事。 しかも、頼母本人は、大東流合気術を習得しており、それを四郎に授け、 また、知人の永田某に四郎を預け、永田氏は、四郎に唐手(空手)を 授けたという。 この時期、既に、有名な「山嵐」を四郎は修得していたという。 お気楽に見ていたのだが、武道関係者にとっては、何とも興味深い人物 であったことに驚いた次第。
2012/07/24
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幼稚園~小学校に上がる頃、毎週日曜日は、車で15分位の母の実家に 遊びに行き、遅くまで歓談することが常だった。 夜9時が近くなると、私が「帰ろうよ~」と言いだす。 9時からの、「すばらしい世界旅行」そして、9時半からの、 「ナポレオン・ソロ」が観たかったのである。 ロバート・ボーンという役者さんは今でも大好きだが、子どもの頃は デイビット・マッカラムの方が贔屓だった。 ただ、ソロの声を吹き替えていた矢島正明氏の声は子ども心に響き、 その後、スタートレックのカーク船長などでさらに愛着を持った。 その後、再放送はあまりなく、本格的に観る事が出来たのは、大学を 出る頃である。 今回、CSで再放送されているのを毎回楽しみに観ているが、新発見が。 ロバート・カルプは出るは、子役時代のカート・ラッセルはでるわ、 まあ、ゲストが豪華なのである。 当然、スタトレコンビの、W・シャトナーやL・ニモイも出演している のだが、過去の放映ではカットされていた。 GUNマニアとしては、アンクル・スペシャルも勿論、敵役が持つ、 1960年代ならではの、WW2モノが堪らない。 40年以上を経て、これほど楽しめるとは。
2012/06/28
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多くの若者が胸躍らせた、司馬遼太郎氏の作品である「竜馬がゆく」 ま、私は同時期に連載発表された「燃えよ剣」が愛読書なので、 「竜馬がゆく」は、一応、学生時代に読んだ程度である。 この作品、産経新聞の夕刊に連載されていたのだが、今回、連載 当時を回想する特集が産経新聞に掲載された。 その中で、「竜馬のモデル」に言及しており、なんと、司馬遼太郎氏 の知人のルーマニア人とのことである。 また、「竜馬」という表記に関しては、「龍馬」は、他に専門的に 研究し、作品を発表していた某氏に配慮し、娯楽小説として、自由に 書くために「竜馬」としたとのこと。 私は所謂「司馬史観」は相容れないものを感じるが、司馬氏の描く 魅力的な登場人物は、皆大好きである。 歴史的事実に、身近なモデル。 そんなミックスで生まれた登場人物が、あれ程魅力的であるという ことに、氏の創作力を改めて感じた。
2012/06/23
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愚息が小学校に上がった頃、廃刊となってしまった「学研の科学」。 この7月に、復活するらしい。良いニュースだ。 廃刊となってしまった時、販売員さnに頼んで、残り5年分を一括で 購入し、以来、毎月ひとつづつ渡しているのだが、リアルタイムで無い 点など、やはり代償行為でしかなかった。 私自身の時代は、学校内や、校門の外に毎月売りに来ていたが、本当に 毎月楽しみだった。 この雑誌が、科学に興味を持った要因のひとつであることは間違いない。 芸術などを通じて得る感動も、もちろん素晴らしいものだが、自然科学 の現象を、自分で実験して確認、理解できる喜びもまた、素晴らしい経験 であり、人間の英知の証明でもあると思っている。 今度は頑張って、長く続いて欲しいものである。
2012/05/29
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1面にヘッドラインが付き、ブルーを基調としたラインが入り、 「わかりやすさ」を意識した紙面作りになったようである。 個人的には、産経新聞と、パッと見、見分けがつきにくくなり、 出勤時に日経だけを持っていくのに、ちょっと戸惑ったりもする。 電子版は、日経が宣伝している程、伸びているようには思えない。 内容も、月々の料金から見ると、物足りない。 昔から「マーケット」を「試合」に置き換えただけで、スポーツ 新聞と同じ性質の新聞だと思ってきたのだが、最近は、さらに 突っ込みも足りないように思えてならない。 例えば、ものづくりに関する特集などでも、当該企業に関する 情報、背景、技法等に関しては、業界の人間には何の参考にも ならない、一般的な事が羅列されているだけである。 もちろん、日経新聞そのものが「ヘッドライン」で後は系列の 専門紙を読め、ということなのだろうが、コストパフォーマンスは かなり低下しているのも事実である。
2012/05/27
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今更ながら、で初めて読んだ。 永倉新八を主人公に、幕末を「サラッと」描いたリズム感のある 作品だった。 娯楽小説として飽きさせない半面、「維新」というものの性質に関する 解釈は、発表された昭和30年代には、斬新なものだったと思うし、 今読んでも、納得できる解釈である。 「鬼平犯科帳」や「剣客商売」は、還暦を過ぎてから読もうと ずっと温存していたが、こんな作品を読んでしまうと、段々我慢できなく なって来てしまった。 次々に頁を繰りたくなる、面白い小説だった。
2012/05/24
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読書量は子どもの頃から多かったのだが、好きなものしか読まない ので、いわゆる「名著」というものの中には、未読の者が多い。 中学時代だったか、市内の図書館の蔵書数、さらに、国内にある 書籍の数を考え、一生かけても読み切れないことに気がついてから、 余計に好きなものしか読まなくなった。 この番組は、そんな私にも、そしてポンワカした我が家族にも ピッタリの番組である。 今回は、カフカの「変身」だが、これは「日の日出志」の漫画だった と思うが、結構、話題になり、仲間内でその話をするうちに、「変身」 を読んだ仲間から、あらすじは聞いていた。 今回、番組で紹介されていて、「内面」というものをとにかく掘り下げ ようと葛藤していた思春期を想起させられた。 既に自分なりに消化している、と思っている「名著」が取り上げられた ときには、多少の違和感は感じるが、いい番組だ。
2012/05/17
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今シーズン、家族で一番楽しみにしていた「家族のうた」が 視聴率低迷で、8話で打ち切りとの事。非常に残念である。 裏の中居君のわけのわからんドラマより、余程面白いと思い、 中居君の方を、うちでは切ったのだが・・・・。 そもそも、オダギリ・ジョーと藤竜也を並べただけで、20%は 取れそうに思うのは、我々の世代だけか(笑) 大体、視聴率次第で脚本をいじったり、ちょっと低迷すれば 打ちきりなんて、TVドラマの未来は暗いなあ。 特に、録画してからの視聴を考えれば、視聴率なんて、NHKが 上位を占めるに決まっているじゃないか。 本気でみたいドラマ程、しっかり録画して観るのが我が家の スタイルなのだが、そうなると視聴率には貢献しないことになる。 ま、ダラダラ11~12話やるより、8話になったことで、キリッと したエンディングを迎えてくれることを期待したいものだ。
2012/05/14
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ドイツ在住のクライン孝子氏の著作を、まとめて購入。 TVでの豪快かつ緻密なコメント振りに興味を持った次第。 主として、ドイツと日本の戦後を引き比べて、現在の日本に 警鐘を鳴らすような内容が多いが、子育てに関するあたりに言及 された著作もあり、GWにまとめて読もうと思っている。 たまたま稽古をつけた若者が、非常に素晴らしい人間性を備えて いたこともあり、私の中ではドイツ人像は悪くない。 これまた偶然、見本市で試飲したモーゼル地方のワインが美味くて、 直輸入していたこともある。 (現在は、関税・流通事情の変化で普通に買えるが) その上、先の大戦では共に敗戦国として戦後をスタートした共通項は 異常ともいえる外交下手の日本の国民として、「何が違うのか?」を 知りたいとも思っている。
2012/04/25
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西崎氏が亡くなったことで、アニメ版ヤマトはどうなるかと思って いたのだが、新作アニメでリメイク。 第一話を、なぜかカミサンがCSで録画してくれていた。 メディア発売の宣伝的な意味もあると思うのだが、とにかく観た。 う~ん。 登場人物の「顔立ち」にはやはり違和感がある。 「とりあえず観てみようかな」というレベルである。 確かに、アニメとしては良く出来ている、とは思うのだが。 私としては、PS1版ゲームに挿入されるリメイク映像、そして、 パチンコ(?)で復活したヤマトの映像。 あの流れで、ストーリー、台詞そのままのリメイクを観てみたいのだが。
2012/04/09
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珍しい、ヒロイン役の交代以降、カーネーションは非常に面白くなった。 最終週は、かなり入れ込んで観てしまった。 4月から始まった、「梅ちゃん先生」。 既に知名度のある主人公だが、その分、安定感はあるように思える。 それにしても、蒲田の戦後風景のセットは凄い。 大河並みに金を掛けている、NHKの財力は凄い。反面、腹も立つが。
2012/04/06
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花粉の薬を貰いに行った、いきつけの医院。 受付の後ろに飾られている絵が、どうにも気になった。 こんな私でも、結構、絵画は好きで、子どもの頃、小学校に安い 複製画を売りに来ている業者から購入しては、部屋に飾っていた ものだ。 今回の絵、ネットで探してみたが、もう5000枚近く目を通しても、 まだみつからない。 良く似た絵は見つかったが、構図が微妙に違う。 ちなみに、シャルル・チャン氏の絵が良く似ている。 医院の先生は、御自身も絵を描く方なので、自分の筆によるもの なのかも知れない。 電話して、聞いてしまえばいい話なのだが、せっかくなので、 色んな絵画をネットで眺めつつ、探してみることにした。
2012/03/26
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