[Stockholm syndrome]...be no-w-here

2020.03.06
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カテゴリ: 宝塚
「ショー【Ray -星の光線-】の感想は、3月3日の鑑賞後に」と書いた翌日に、公式LINEで新型肺炎の影響による休演が発表され、何となく書くタイミングを失ってしまった。
加えて、とりあえずで書き始めた映画【ONCE UPON A TIME IN AMERICA】の解説がかなり好調に進んだ事も、感想に気が回らなくなっていた理由だ。

最近、ようやく解説に目処が立ったので、改めて星組公演について書きたいと思う。
記憶が曖昧なので、大味な感想になっているがご容赦を。

因みに、映画の解説は「前置き」を含めた全5回を、3月25日(水)から5日連続で更新予定だ。
予告通り、全く新しい【ONCE ー】の世界をお見せできると思う。
それだけに、今は何より無事に公演が再開される事を祈っている。




さて、前回の記事でも書いたが、星組ショー【Ray】はベテランから若手までバランス良く見せ場があり、その上でトップコンビの歌とダンスを堪能できる、非常に理想的な構成となっていた。
宙組【アクアヴィーテ!!】のように何かに特化しているわけではないのだが、どの場面もジェンヌの個性と演出がピタリと嵌まっている感覚がある。

ロケットの演出も面白く、「おや?」と思っている内に始まり、終わったかと思ったら、まだメンバーが舞台に残っていて、また「おや?」となって…(笑)。
こういう変則的な構成も、飽きさせない要素の一つだろう。


【眩耀の谷】が重たい雰囲気だったせいか、【Ray】で見せる礼真琴の煌めきは格別だ。
芝居で抑えていたものが、一気に解放されている心地良さが、こちらにも伝わって来た。
トップスターとしての気負いよりも、「自分が舞台で表現できる最高のものを観客に届けよう」という気持ちが、良い方向に影響しているのだろう。
その真っ直ぐさが、組全体にも浸透している事が、観ていて分かる。

星組は、今よりもっと良い組になるだろう。


瀬央ゆりあも、更に頼もしさを増していた。
前回公演の感想で「歌声に艶が欲しい」と書いたら、今公演ではさっそく改善が見られた。
恐らく、成長のスイッチが入り、吸収力が高まっている時期なのだろう。
轟悠との共演を通して、まだまだ進化しそうだ。


愛月ひかるはダンディさで、綺城ひか理は逞しさで、華形ひかるは華やかさで、それぞれ場を盛り上げた。
生え抜きの天華えまからは、持ち前の明るさに加え、芸事に対する貪欲さが感じられた。
芝居でも汶族の若者を熱演していたし、これからも泥臭く男役道を邁進して欲しい。
せおっちの時と同様に、何かの切っ掛けで一気に化けそうな吉兆が見えて来た。

ぴーすけ、もう少しだ!!
☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

極美慎は随分と凛々しい顔付きにになって来たし、天飛華音はARIに似た爽やかさと伸びやかさで魅せてくれた。
雪組に続き、星組も闘える集団になりつつある。
今後を楽しみに見守りたい。

ただし、怪我や病気だけはしないように。


そして、個人的に興奮が最高潮に達したのは、美稀千種のソロ場面だ。
どうやら僕は、彼女を見ると乙女モードが発動するらしく(笑)、今回も心の中で「キャーッ、美稀さ〜ん!! ♡」と黄色い声を上げてしまった。

フッ、俺を虜にするとは罪な人だぜ!!
(〃ω〃)y-~~~♡

ありがとう!!



次回の観劇は、4月7日(火)の花組【はいからさんが通る】だ。
ただ、他の週もまだ若干だがチケットがあるようなので、宝塚の上演状況を見ながら3月中の予定を決めたい。





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Last updated  2020.03.06 21:24:57


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