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2004年にファンクラブ限定でリリースされていた、Suedeのコンピレーション「see you in the next life...」ですが、2020年にレコードで再リリースされています。例によってSuedeのレコード収集をしているところなので、これもどうしても手に入れたい一枚でした。空けてみると、内袋に「THANKS FOR ALL YOUR LOVE. YOU ARE BEAUTIFUL」という兄さんからのメッセージがプリントされています。Suedeが活動を停止したまさにそのころのリリースですから、この短いメッセージに込められた思いが、泣けます。内容ですが、当初はファンクラブ限定のリリースでしたから、相当Suede好きなファンでないと面白くはないかも。side one1. she (strings)2. elaine paige (another no oneのデモ)3. la puissance live (the powerのフランス語ヴァージョン)4. lazy (demo)5. by the sea (acoustic version)6. indian strings (protocol demo)7. she's in fashion (protocol demo)「she」はSuedeにとっては相当お気に入りの曲みたいで、兄さんもしょっちゅうインタビューで挙げているし、確かにグラマラスで不穏でエロティックで、Suedeの名刺代わりの一曲でもあると思います。で、この凄く印象的なストリングスのアレンジを手掛けているのがCraig Armstrong。映画音楽やU2、Mogwai、Massive Attackなどとも共作している人です。ちなみに、The Blue Hourの「Invisible」もこの人がストリングスアレンジやってます。「elaine paige」は「another no one」のデモヴァージョン。少しテンポが速くて、電子音っぽい雰囲気が目立ちますが、これ、デモなのに泣けるんですけど…!私はこの曲がもともと大好きなので、こういうのが聴けるのがすごく嬉しいです。「the power」のフランス語ヴァージョンの「la puissaince」は、パリでのライヴ音源みたいです。収録されているのはほんの一部なので、最初のサビが終わったところでぶつ切りされちゃってますが、それにしても兄さんのフランス語、セクシー…!「lazy」のデモは他でも聴いているんですが、この「カーッ!」っていうビブラスラップみたいな合いの手が、なんか、笑えます(笑)。「by the sea」はアコースティックヴァージョン。もともとバラードなのでそれほど違和感はありませんが、よりライヴっぽい雰囲気で私は好きです(なんでも好き)。「indian strings」は原曲に割と近いかな?でも私、これが後のベスト盤に入るほどバンドが気に入ってる曲だと思ってませんでした。すいません。チャカポコいってるイントロがなんか好きですが。「she's in fashion」はよりダウナーで変態チックなアレンジですね。それにしても、ホントにHead Musicはニールの曲目白押しですな…。side two1. simon (demo)2. beautiful loser (parkgate demo)3. when the rain falls (stanbridge demo)4. untitled (stanbridge demo)5. attitude (mick jones remix)6. still life (strings)side twoはSuede後期の音源メインです。黒歴史にしたいところでしょうが、ファンクラブ向けにこうやって発表してくれただけでも御の字です。「simon」はdemoの時点ですでに完成形に近いでしょうか。やっぱりこの曲、好きですね…。こんなにストレートに美しくて悲しい調べ、たまりませんよ。いつかライヴで…やって…くれないですよね。うん。「beautiful loser」はAlexの曲。デモ音源ですが、やはりオリジナルにけっこう近いです。私は基本的にnew morning好きな人間なので、どの曲も割といいと思うんですが、けっこうがなってるギターがお気に入り。「when the rain falls」、これはかなり印象が違います!最初何の曲かわからなかったくらい。歌詞もだいぶ違いますね。これこそ本当にSuedeらしくないといえばらしくない一曲ですが、この後の彼らの挫折とか苦難とか、そこからの復活とかをすでに知っているからこそ、妙に胸に迫るものがあります。「untitled」は妙に気に入っていて、歌詞も一字一句ちゃんと覚えてるくらい。なのでこのデモでちょっと歌詞が違うのも気が付きました。でも改めて聴くと、Suedeっぽくは、ないですね(苦笑)。私が大好きな「crashed like a butterfly」の兄さんの歌い回しがちょっと違うので、そこは微妙。「attitude」はSuedeの当時のラストシングル。Matが作ってます。私はオリジナルヴァージョンは全く好みでないのですが、このMick Jones remixはハマりました。むしろこれをリリースすべきだったのではないかと思うくらいです。カッコいいです。大音量で聴きたい。「still life」はストリングス部分のみの収録なんですが、ふだんじっくり聴けないストリングスパートを聴き込むことができてすごく興味深い。これはThe Blue Hourのデラックスヴァイナルに入ってたインストヴァージョンにも共通するところで、ヴォーカルがない分他の音をじっくり聴けて、よりその曲が好きになるんですよね。デモ音源だけでこんなに楽しめるとは、自分がどんだけSuede好きなのかと再確認しました。
2024.10.28
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Suedeの2ndアルバム「Dog Man Star」が30周年ということで、「dog man star 30」というアニバーサリー盤がリリースされました。アートワークも少々異なり、Suedeのフォト関係には欠かせないPaul Kheraが手掛けています。Dinkedバージョンも出ていたのですが、私は予約開始日に出遅れ、手に入れられず…(涙)。なので、オリジナルのブラック・ヴァイナル2枚組を買いました。無念…。CDは3枚組のものが出ていますが、もう持っている音源ばかりだったので、ちょっと様子見です。CDのみにNME Flexiというのが入っていますが、インタビューとかメインですしネットでも聴けるので、無理して買うことはないかなあ。Dinkedを手に入れられなかったとはいえ、イギリスから届いたこれを開けるときのワクワク感といったらありませんでした。このデザイン、いいですねー!オリジナルのDog Man Starのジャケットも雰囲気がありますが、今回のものは潔くブラック基調で、窓のイエローとのコントラストが美しい。そこに横たわる人物の裸身もため息ものの美しさです。何度も聴いているうちに、このアルバムの中で好きな曲というものが変化してきました。当初はNew GenerationとかHeroine、The Powerなどキャッチーなものが好みだったのですが、今は断然Still Lifeです。荘厳すぎて毎回ぐっときます。この頃の兄さんの声の伸びが美しすぎますし、バーニーとの離別などのしんどい出来事も相まって、心を震わせますね。こちらはツアーフィルムというもので、Suedeのyoutubeで公開になっています。曲ごとのイメージPVっぽいのかな?じゃあ次はcoming upの30周年か…期待しちゃうぞ!
2024.10.26
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Manicsの新譜が来年の1月31日にリリースと!しかも今日はニッキーがリードヴォーカルを取る「Higing in Plain Sight」のPVも公開されました。若かりし彼らの古びた写真と、年を重ねた彼らの姿が交互に映され、その写真の中にはもちろんリッチーがいます。そして楽屋で物思いにふけるニッキーが、ふとメイクを始める。そこから衣装を選んでまとって、Manicsのニッキー・ワイアーが出来上がる。ニッキーのメイクは戦闘仕様。Manicsとして戦うための武器であり、彼を守る防具でもある。そんな印象を受けました。ラメとヒラヒラが素敵。来年にはUKツアーもするそうで。…てか、ロキノンソニックでは新曲やってくれるのでしょうか?期待しちゃいます。Manicsが新譜をリリース、となれば、次は…Suedeの番じゃないですか。いまレコーディングもやっているみたいなので、期待して期待して期待して(略)待っています。
2024.10.25
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Oasisの伝説のライヴ「LIVE AT KNEBWORTH1」の初日の方をフルライヴで公開するということで、再結成で熱も高まっているところのテンションのままに観に行ってきました。20万人って、やっぱりすごい人の量(笑)。後ろの人たち、音ちゃんと聞こえているんでしょうか。映像とはいえ、久しぶりに観るOasis。やっぱりリアムは兄ちゃんのギターが横にあってこそ。兄ちゃんの曲はリアムが歌ってこそ。というのをしみじみ感じました。1996年ということで、彼らの快進撃をそのままライヴにぶち込んだ感じの、誰にも止められない勢いのパフォーマンスは圧巻です。そしてセトリが最高です…!(下記参照)Acquieseceとか兄弟デュエットが懐かしい…そしてなぜかWhateverで涙ぐむ。Cast No Shadowの前に、盟友リチャード・アシュクロフト(私の神)に「頑張れ」とメッセージを送る兄、優しい…涙そして、そんなリチャード(神)が今回のOasis再結成ツアーでサポートをつとめるというんですから、ああもう、観に行ける人たちが羨ましすぎますよ…Wonderwallの始まる直前に、盛り上がる観客に「そういう曲じゃねえ」とツッコミを入れるとこがツボってしまい、しばらくニヤニヤ笑っていました。それからのノエル兄独り舞台のMasterplan~Don’t Look Back In Anger…たまりませんよ。最近のドンルクよりもさらっとこなすところも新鮮でした。ラスト2曲Champagne SupernovaとI Am The Warlusはジョン・スクワイアが登場です。ジョン…(ここでまた涙ぐむ)。ちょっとシャツがはだけていてお胸が見えそうなのがセクシーすぎて、涙が引っ込みました。でも、ジョンが入った途端にギターがバリバリにカッコ良くなるのはさすがだなあと。それにしても…若い!リアムもノエル兄も可愛いと思ってしまうのは、やはり私が年を重ねたからでしょうか。リアクションとかいちいち可愛い。自分が座ってた椅子をちゃんとお片付けする兄がめっちゃ可愛い。お客さんが10人いたかどうかというところだったので、私は好き勝手に頭を振ったりリズムを取ったりにやけたり、口パクで歌いながら観ていました。でも、前列の男の人の頭もめっちゃ動いていたので、親近感ましまし。だよね、身体が勝手に動いちゃうよね。こんなのを観てしまうと、再結成ライヴにぜひとも行きたくなります。日本は噂どおりなら来年の10月なのでしょうか。リアムとノエルはもちろん決定ですが、他のメンバーはどうなるのかなあ。ボーンヘッド?アンディ?ゲム?アラン・ホワイト?1.The Swamp Song2.Columbia3.Acquiesce4.Supersonic5.Hello6.Some Might Say7.Roll With It8.Slide Away9.Morning Glory10.Round Are Way (Incl. Up In The Sky)11.Cigarettes & Alcohol12.Whatever (Incl. Octopus’s Garden)13.Cast No Shadow14.Wonderwall15.The Masterplan16.Don’t Look Back In Anger17.My Big Mouth18.It’s Gettin’ Better (Man!!)19.Live Forever20.Champagne Supernova (With John Squire)21.I Am The Walrus (With John Squire)
2024.10.22
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巷で話題の「侍タイムスリッパー」を観てきました。ふだんなら10人いるかいないかのスクリーンが、この日はほぼ満席。メディアに取り上げられた影響力はすごいですね。私は主演の山口馬木也さんの顔が好きという不純な動機で観に行ったのですが…確か、この方を見たのは昼ドラだったはず。妙に「顔が好き…」と思ったことを覚えています。時は幕末。会津藩藩士・高坂新左衛門は、同輩と共に長州藩士・山形彦九郎を暗殺しようと闇夜で待ち伏せするのですが…斬り合いの最中、轟く雷鳴が!目覚めた高坂は、なんと現代の京都、しかも時代劇撮影所にタイムスリップしてしまったのでした。……っていう導入は「ありがちじゃない?」って思うのですが、それでも笑っちゃうんですよ。高坂が時代劇の撮影に乱入しちゃったり、時代のギャップにいちいちうろたえまくったりするところが。妙に順応が早すぎじゃない?と思っても、それが気にならないストーリーの展開の面白さ。いちいち笑いが挟まるのですが(高坂がお師匠に殺陣の指導をしてもらうところ、爆笑)、これはやっぱり関西的なノリ?でも、それがいいんです。ふっと場の空気を緩めてくれるところが、ね。で、高坂は武士の経験(笑)を生かして、撮影所の斬られ役としてデビューするんですが、やはりそこは演技が真に迫るものがあって、徐々に頭角を現していきます。そんなところで、名優・風見恭一郎が10年ぶりに時代劇にカムバックの報せが。しかも風見は敵役として高坂を直々に指名してきたのです。え、なんで!?この理由を書いちゃうとまさにネタバレになってしまうんですが、「そういうことかー!」と腑に落ちまくる。高坂と風見、二人にしかわからない思いがぶつかり合い、真剣を使って本気の試合として挑む最後のシーンは、これまでの軽妙な展開からは一転、見ているこちらも緊張してドキドキしまくりて、思わず息を止めて見入ってしまいました。ずっとバッグをぎゅっと抱えてました。苦笑山口さんと風見役の冨家ノリマサさんの殺陣の迫力は、久しぶりに時代劇で胸躍りました。暴れん坊将軍(映画本編での扱いに笑った)大好きだった私は、上様の殺陣を最初に観た小学生のときみたいに興奮しましたよ。ちょっとほろっときたのは、高坂がケーキを食べて「こんな美味い菓子をみんなが食べられるようになるとは、日本(ひのもと)は良い国になったのですな…」と泣くところ。それと、戊辰戦争後の会津藩の人々がどのような運命をたどったのか知り、静かに慟哭するところ。こういうシーンを挟みながら、ラストへとつなげていくわけですから、あの決闘は固唾をのんで見守ることになるんです。最後もちょっと笑いがあり、そして…お前もかー!!というところで終わります。侍が現代にタイムスリップなんてありそうなシナリオじゃない?と思った方。その思いを軽く飛び越えてくる面白さがあります。見ないのはもったいないです。本当に、これは面白かった!観に行けて良かったです。山口さん、やっぱりカッコいい…
2024.10.14
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10月9日、Zepp HanedaにてKasabianの12年ぶりの単独来日公演2日目に行ってきました。雨と風で心がくじけそうなくらいには寒かったです…。私が彼らを最後に観たのは2009年。なんと15年前…!その間に彼らはフロントマンの交代というとんでもない苦難を乗り越えてきたわけですが、今回実際にサージがヴォーカルを取るのを目の当たりにして、まったく何の違和感も覚えませんでした。サージ、あなたすごいよ。カッコ良すぎるよ。手からビーム出てたし。きっかり定刻(というよりもう少し早い)にスタートしたライヴ、冒頭は新譜からの「CALL」!すごいです、会場の熱気がすごいです…こんなに熱いの久しぶり…で、もう2曲目に「CLUB FOOT」です。もうやっちゃうの!?大丈夫!?と思いましたが、これは杞憂だったことが後になってわかります。これで会場のボルテージは最高潮。そしてこの勢いで最後まで突っ走ったんですから、Kasabianのすごさを実感しました。「EMPIRE」とかだったかな、みんなを座らせて、サビで一気にバースト(みんなジャンプ)!の流れは、ライヴに来て良かったなあと本当に実感した最高の瞬間でしたよ。サージがですね、前日はミカンネットか石鹸ネットかみたいな服着てたそうですが、この日は「Room Service」というロゴが入った白Tと、ピンストライプのトラウザー。そしてハイカットのピンクのスニーカー。おしゃれさんめ!イアンは前日に続き、違う柄の猫Tだった模様。クリスはバッシュみたいなごつい靴が良い。爽やか。私は、ロブ(ex-the Music)がサポメンとして参加しているのが何よりも感無量で。しかも彼の高音コーラスはKasabianの曲にドハマり。タコ踊りしてるのしか知らない私には、ギター弾いたりキーボード弾いたりいたり、パーカッションしたりしてる彼が眩しかったです…。楽しそうで良かった、本当に良かった。で、誰がいちばん素敵だったかというと…ティムでした。この方がこんなにカッコいいとは思わなかった!ニコニコの笑顔も、眼鏡も素敵!ギター構えてこっちを撃つみたいなカッコしてくれたときは、卒倒しそうでした。新旧織り交ぜたセットリストは、お休みタイムなどあるわけもなく、自発的に休まないととても最後までもちませんでした。何しても盛り上がる観衆。煽るサージ。さらに盛り上がる。サージ嬉しそう。みんなまた盛り上がる…のループでした。しょっちゅう「東京、今日マジ最高(意訳)」と言ってくれてて、ニコニコしてて可愛いサージ。「REASON IS TREASON」の「K・I・L・L!」をやれただけでこのライヴに来た甲斐があったというものですが、正味90分ほどのライヴの中にこれでもかというKasabian節を詰め込んだ、真っ向勝負の爽快な時間でした。最後の最後でクリスの手にタッチできたのでもう大満足です。セトリ撮らせてもらいました。私の渾身の(この程度で)一枚。妙にラブい二人。いい顔してますな、ティム!
2024.10.09
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今年前半に「A Matter of Time」が最高だったShed Sevenの、「Liquid Gold」です。これは過去の楽曲をアレンジしたもので、ストリングスやピアノをフィーチャーして、よりゴージャスで美しいサウンドになっています。Youtubeでちょこちょこ公開されていた楽曲を聴きながら楽しみに待っていたのですが、やっぱり期待を裏切らない…ていうか期待以上に素晴らしい。当然のようにまた全英1位を取りました。この勢いはホンモノだ…!私は彼らのアルバムを全部持っているわけではないし、シングルならわかるかなというところではあるんですが、このLiquid Gold、ひたすら泣かせにくるんです。Shed Sevenで泣けるとは思わなかった、正直。最初にYoutubeで先行で公開されてた「Devil in Your Shoes」なんて、もちろんメロディは同じなのに、なんでこんなにも印象が違うのかと思うほど。この詞も、彼らが歩んできた平坦ではない道筋を思うと、なんだか泣けてしまいます。聴き比べてみて思いましたが、Rickのヴォーカルが訴えかけてくる強さが違う。昔の声はやっぱり青くて、そこが良かったりもするけれど、今の声の力強さはすごい。進化してる…!「Getting Better」なんてPV見てるだけでこっちも笑顔になります。ファンの中をフツーに歩いてくるし、それをPVに使ってるってこと?テンションも上がりまくりです。「Speakeasy」とか「Disco Down」もなんだかとってもゴージャスでグルーヴ感半端なくて、で、やっぱりRickの声がいい。ライヴでも大合唱、まさに彼らのアンセム的な「Chasing Rainbows」の荘厳さといったら…。このアルバムのラストを飾るこの一曲で、ウルウルしっぱなしです。一度聴いたら覚えられるメロディと歌詞。どこか諦めたような、でもギラギラした思いを秘めた、野心的なのにこんなに美しいメロディの合わせ技は文句なしです。そしてこのヴァージョン最強です。より強調されたストリングスとバンドサウンドの完璧な融合。それにしてもRickはいつも後頭部の髪の毛がぴょこんとはねているんですが、おっさんのくせにそれが可愛いと思ってしまう…。若い頃はふつうに可愛い(おサルさんぽいけど)。
2024.10.05
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マブリーことマ・ドンソク主演の犯罪都市シリーズ最新作「犯罪都市 PUNISHMENT」を観てきました。今年前半に観た「犯罪都市 NO WAY OUT」の次作です。こんなに早くマブリーの新作を観られるなんて感激…!Suedeのソウル公演に行ったとき、ホテルでずっとこの映画の宣伝が流れてて、言葉はわからなかったんですがやっぱり笑えるしすごく楽しみにしていたんです。今回のマ・ソクトが相対するのは、ITを駆使したオンラインカジノ&薬物ビジネスで荒稼ぎをする悪党です。とはいっても、組織のトップはわりとあっさり退場なので、それに取って代わった元・国際傭兵のペク・チャンギが相手です。チャンギ、やばい人です。息するみたいに人を殺します。使うのはナイフ一本。なのに無敵。怖い。でもめっちゃ良い身体してます…目の保養です…相変わらずのコミカルな掛け合いで笑わせてくれる(IT用語には弱い)マブリーと、引き続き登場のイスがいい味出してます。チームの皆さんも健在で楽しいです。とどのつまりはマブリーの鉄拳ですべての片がつくわけですが、今回、チャンギをボッコボコにするマブリーがカッコいい。というのも、最初の犠牲者の母親が「息子を殺した奴を罰してください」という遺書を残して自殺してしまっていて、マブリーはその約束を守るために鉄拳を振るったんですね。素敵。熱い。マブリーは絶対にやられないという安心感が根底にあるので、もうスカッと爽快です。観終わってこんなに気持ちいいのも久しぶり。ありがとうマブリー!
2024.10.01
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