みきまるの優待バリュー株日誌

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Dec 18, 2021
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カテゴリ: 株式投資全般
 さて今日は株式投資本オールタイムベスト123位






ラリー・ウィリアムズの短期売買法 第2版 (ラリー・R・ウィリアムズ著、パンローリング、2012年)










 の第7弾です。​







 今日は、第12章 投機ビジネスについての考察 から。





 投機を仕事として見るときに重要なのは、、、軌道を外れることなくいつも正しいことをすることである。私は投機というこの芸術に仕事として興味を持っているのであって、最近のトレードに勝ったとか負けたとかはどうでも良いことである。










 実にいい表現ですね。








 仕掛けよりも手仕舞いが大事



 ケンカを仕掛けるのはバカでもできる、、、、、しかし、勝者になれるかどうかはまた別の問題だ。



 トレーディングに関する本や講習のほとんどが手仕舞いのテクニックではなくて仕掛けのテクニックから教えており、市場に災いをなしている。



 というのも、トレードを仕掛けるのは簡単だ。どんな愚か者にでもできる。しかし、利益を生み出すのは手仕舞いであり、それは仕掛けほどたやすくはない。



 あなたが人生のなかでかかわる戦いのなかで、市場ほど厳しい戦場はないと私ははっきり断言できる。私がこの考えに対するインスピレーションを得たのは、これまでの株式市場関連の本のなかでおそらくベストセラーと言ってよいジェラルド・ローブの「投資を生き抜くための戦いー時の試練に耐えた規律とルール」(パンローリング)からである。



 市場の厳しさを表す言葉として、彼の「投資を生き抜くことは戦いである」という言葉ほど的を射たものはない。これはあなたと市場との闘いであり、あなたとほかの市場参加者との戦いであり、あなた自身との戦いなのである。










 ジェラルド・ローブの「投資を生き抜くための戦いー時の試練に耐えた規律とルール」は私も大好きでかつ大きな影響を受けた神本なのですが、ラリー・ウィリアムズも激賞しています。というか、彼が推薦しているもので、これまでにクソ本だったものは1つも記憶がありません。彼の「投資本」に関する選球眼も、これまた超一流なんですね。





 ちなみに、私の株式投資本オールタイムベストシリーズ第2位で、永遠の名著である、 ​ マックス・ギュンター ​ の ​ マネーの公理 ​ についても、「投機家であることというアートについて、私がこれまでに読んだ中で最高の本である。」と、最大級の評価を下しています。






 すいません、悪い癖が出て話がそれました。話を元に戻します。








 さて今日は改めてローブの傑作の書評を下に貼っておきますので、未読の方はぜひこの機会に改めてご覧ください。






投資を生き抜くための戦い (ジェラルド・M・ローブ著、パンローリング、2010年)



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1. 投資で成功するには投機的な心構えが必要  特にお勧め!!!

2. 分散投資は問題

3. 株の買い方のコツ

4. 損切りの大切さ  お勧め

5. 株をいつ売るか  お勧め

6. 株式市場には常にチャンスがある

7.  ローブの考える「なぜ買うか?」

8. ローブの考える「なぜ売るか?」




 この本は真の傑作です。言葉の1つ1つが深く、それが真実であると言う重い響きがあります。生き残りのディーリングと双璧を成す株式投資本の最高峰 ですね。。。。






 、、、本文に戻ります。







 それにしても「市場ほど厳しい戦場はない」上に、私達日の丸投資家が戦っているのは、「失われた30年が続く世界最弱の日本株市場」なわけですから、これはつまり、我々は「世界最悪の過酷なバトルフィールド」で戦っていることなります。このような「タフで凄惨な生き地獄」で生き延びるには、当然に武器が必要です。それが私の場合は、専門とする  優待バリュー株投資手法  なんですね。






 ​
​本書の目的は、読者のみなさんにトレーダーとして成功してもらうことである。そのためには、今抱えている負けトレードをどう扱うべきか学ぶ必要がある。損失はけっして避けることのできない市場の真実だ。したがって、損失から立ち直る方法を学ぶまでは、自分の持てる能力をフルに生かして市場でお金儲けをすることは不可能だと思ったほうが良い。​











 一番大切なのは、資金管理≒損失の管理ということです。ラリー・ウィリアムズは本書中で何十回も同じことを述べています。それだけ重要という事ですね。







 ちなみに私も、毎日自分のポートフォリオをその「含み損順」にランキングして並べて凝視し続けています。それは自分が犯した「失敗のリスト」でもあります。そして、「投資家として許容できないレベルの損失になっている子はいないか」を厳重に管理し、「これはもうアカンな。」と判断した場合には機械的に無慈悲に損切りしています。決して愉快なことではないですが、これを徹底しているからこそ、私は日々ご機嫌でこうやってブログを更新し続けることが出来ているんですね。(続く)





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Last updated  Dec 18, 2021 05:28:44 PM
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