Mizumizuのライフスタイル・ブログ

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2015.03.30
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YUZURU 羽生結弦写真集

むしろ、このプロトコルから読み解けるのは、演技審判はフェルナンデス選手の明るいキャラの立ったパフォーマンスを高く評価したのだ、ということではないだろうか。イギリスの解説者は、「芸術性では羽生(のが上)」と印象を述べていた。Mizumizuも「美しさでは羽生選手のほうが上」だと思う。フェルナンデス選手の振付は楽しいが、動きがややもっさりしていて、楽曲の軽快さが表現しきれていなかったと思う。それでも、演技審判の点を見ると、演技審判は、フェルナンデス選手の曲の解釈とパフォーマンスを、さほどの差はないが羽生選手やテン選手より高く評価している、ということになる。

点差のない演技構成点を読み解くとするなら、せいぜいそんなことぐらいまで。今回の勝負を決めたのは演技構成点ではない。明らかに技術点の差が順位に反映された。スピンやステップのレベルや加点も当然順位に影響してくるが、それは配点の大きなジャンプの点が同等レベルであった場合に順位の明暗を分ける程度だ。フェルナンデス選手のフリーのステップはレベル3で加点を入れて4.16点、羽生選手はレベル4で5.30。レベルが1つ上であっても、つけられる点差はその程度だ。

だから、今回も「高難度ジャンプをより多く回り切った選手が勝つ」という客観的な基準によって勝敗が決まった。これはMizumizuがかねてから主張している、最も公平なやり方だ。

演技構成点の5つのコンポーネンツを何点つけようが、それは構わない。演技構成点の「高すぎる」「低すぎる」論争は、自分の好みや美的感覚にもとづく主観的な印象論の域を出ない。結局は水掛け論に終わってしまう。

だからこそ、選手間の点差を大きくすべきではない。世界トップを争う、技術も表現力でも拮抗している選手間ではなおさらだ。主観にならざるを得ないコンポーネンツの評価では、順位は付けてもいいが、差はつけるべきではない。すると、より客観的な基準にもとづく技術点の勝負になってくる。それこそ新採点システムの理念にも適うと言える。

バンクーバー2年前以前は、フィギュアはこういうスポーツだった。そこに「トータルパッケージ」だの「コンプリートパッケージ」だのと言って、プログラムの完成度で勝たせるなどということをやったから、競技がおかしくなった。

完成形が誰にも分からないのに、完成度をどうやって点数化できるだろう? これはビアンケッティ氏の意見だが、Mizumizuもまったく同意だ。

今回の男子の採点は、トップを争う選手たちに対しては、極めて公平だったと言える。羽生選手が連覇を逃したのは、要素間の手抜きを見透かされたからというのはあまり根拠のない印象論。プロトコルが直接語る敗因は、あくまで「4回転を1つ回り切れなかったこと」これに尽きる。

だが、後半の2つの難度の高いトリプルアクセルの連続ジャンプを2つ決め、今季ずっと不安定だったトリプルルッツも2つ決めた。こちらを称賛すべきではないだろうか?

事前の練習を見た限り、トリプルアクセルも決して万全ではなかった。後半のアクセルからの連続ジャンプ2つだけで30点以上稼ぎ出しているから、1つでも失敗していたら、テン選手に逆転されてもおかしくない状況だった。それを本番できっちり決める。

いやいやいやいや、本当に凄い選手だ。

グランプリファイナルで羽生選手はフリー最後のルッツで「回転不足転倒」をしたが、この失敗は体力的な問題が大きい。最後までジャンプを回転不足なく跳ぶために要素間のつなぎを軽めにするのは、どの選手もやることだし、ジャンプの配点ウエイトが高い以上、それは1つの戦略でもある。

「ジャンプと表現のバランスが大事」というのはキム・ヨナ選手の言葉だが、これがフリーをまとめるのに大事になってくる。スピンやステップのレベル取りもあるから、無限でない体力をどう最後まで温存して演じきるかを考えたとき、要素と要素の間の表現を軽くするのは、理想論から言えば「手抜き」かもしれないが、現実的には「戦略」なのだ。

例えば、全日本の町田選手の演技は非常に感動的だったが、表現面にウエイトが行きすぎたせいか、エレメンツのレベルの取りこぼしがあったし、フリーではジャンプでコンビネーションが少なかったために点数を上積みできなかった。引退を決めていた町田選手は、フリーではジャンプを跳ぶことより、作品としてのプログラムの完成度を優先させたのだろう。

今のルールで勝負に勝つために一番大切なのは、ジャンプを回り切ること、それからエレメンツのレベルを取り加点を稼ぐことだ。この優先順位を羽生選手はきちっと押さえていた。ファイナルで回り切れなかったフリー最後のルッツをきれいに決めた。素晴らしい課題克服能力ではないだろうか? 惜しむらくは4サルコウを回り切れなかったこと、これまで誰より確率がよかった4トゥループをきれいに決められなかったことだ。

ワールドの羽生選手は、エレメンツの取りこぼしがまったくない。ステップ、スピンともオール・レベル4。スピン速いね~、いや~~。あのコンディションでそこまで要素をきちんとこなしたのは、アンビリーバボー。

しかし、顔色の悪さが気にかかる。

バスクリン風呂でゆっくりしてください(笑)。

次は、男性用基礎化粧品だな。あれだけの美肌のアスリートをCMに起用しない手はないですよ? 

男性用の基礎化粧品市場は、これからの伸びが期待される。是非とも新製品開発&羽生選手をCMに起用して、新しいマーケット開拓にはずみをつけてください。

羽生ファンの皆さんもKOSEに働きかけを(笑)。いや、新しいスポンサーということで資生堂でもいいですよ(再笑)。





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最終更新日  2015.03.30 23:48:03


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