仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2005.11.14
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カテゴリ: 仙台



愛用の腕時計が電池切れで針が止まりました。この時計、広瀬通のジャスコ仙台店の閉店セール(フォーラスに改装する前)、たしか昭和59年の初夏ですが、その際に1万円弱で買った物です。まだ学生でした。以来21年間この時計だけでやっています。バンド交換も10回以上やったはず。本体の横やウラの一部が汗や水分のため錆びも見えます。また表面ガラス部が外れること何度か有りましたが、自分でハメ直してきました。
 こうなると愛着が沸きまして、リタイアまでこれで頑張ろうなどと考えたりしています。(時計より先にこっちがアウト・オブ・オーダーかも!)

 当時のジャスコと言えば、一番町の中心部分、また国分町の入り口でもあり、学生の飲み会と言えば、「6時ジャスコ前」というのが集合場所の定番でした。
 学生の頃は、一番町を南北に流すと誰か友達に会う、と誰かが言っていた様に、結構みんな町に出ていました。車など持っていないし、書店、飲み屋、深夜までやっている喫茶店などが限られており、これらの店との往来に一番町を歩くことになることから、昼夜を問わず、自然と一番町で出会ったのでしょう。今でいうコンパクトシティです。
 ジャスコは、その一番町のちょうど中心、人の通りの交錯するポイントでもあり、まさに集合場所に恰好でした。

 今は、一番町を歩くことも月に1度か2度。郊外に住んでいることもありますが、一番町に出てくること自体が結構大変だったりします。
 ちなみに国分町で飲むことも以前に比べてメッキリと減りました(よく言えば家庭第一主義とも!)。

 そこで、今日の仕事の帰り道に一番町を通りました。そして、午後6時に旧ジャスコ(フォーラス)前の風景を撮ってみました。

 「6時ジャスコ前」の風景、です。

 多湖輝さんの『頭の体操』の第1集(?)にあったクイズ。灼熱の非文明社会に入った文明人が手みやげに持ち込んだ時計2個のうち、1個は一日に5分づつ遅れ、1個は全く止まってしまった。さて、非文明社会の現地人はどちらを選ぶか。正解は、全く止まった時計。理由は、少なくとも1日に2回は正確な時刻を指すから、というものでした。(記憶が不正確ですが、概ねこんなクイズでした。第1集でないかも。何せ小学校の頃で。)
 そこで、私も文明の波に逆らって、今からは一日二回正確に時間を指す止まった時計にしようかとも思いましたが、12時13分で止まった時計を見ても仕方ないです。
 「ジャスコ前」からずーっと仙台駅まで歩き、仙台駅東口のヨドバシカメラで電池交換いたしました。





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最終更新日  2024.02.24 09:36:37
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