仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2006.08.09
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カテゴリ: 仙台
仙台七夕も終わった。蒸し暑い夏真っ盛りで、本当に「夏」という感じ。季節感を感じる祭りです。

七夕そのものは全国で行われる年中の風習。中国の牽牛織女の伝説から、織姫星にあやかって、手芸や裁縫が上手になるように祝う女子の祭が生まれた(乞巧奠、きこうでん)。これが、日本固有の棚機女(たなばたひめ)信仰と結びついて、七夕となったという。上方から江戸に伝わり、近世に手習いごとの普及とともに盛んになった。

仙台七夕の始まりは確かな時期はわからない。昔は、竹飾りには7種類。五色の短冊、紙の着物、折り鶴、巾着、吹き流し(五色の糸に代わるもので手芸が上手になるよう)、紙くず籠(その裁ち屑を入れた)、七夕線香。

旧暦7月6日の午後から準備し、7日の朝には飾りを広瀬川に流し、竹だけは物干しざおとして残した。県内各地に独特の飾りや食べ物がみられ、竿灯を作って町を練り歩くものもあった(角田市金津)。

現在の仙台七夕は、昭和のはじめから飾りコンクールなど華やかさをもち、戦後は商業ベースの観光イベントとして発展し、開催日も月遅れの8月となった。





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最終更新日  2006.08.09 06:36:16
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