仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2007.11.19
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カテゴリ: 東北
東北6県の巨樹・巨木がずらりと262本。この本を読んでいると、今日明日のつまらんことに悩んでいる人間の、なんと了見の狭いことよ、と感じてしまう。

■日野東、葛西英明『東北の巨樹・巨木』無明舎出版、2007年
 978-4-89544-463-7

400本以上を訪ねた上で掲載しているのだそうだ。風土豊かな東北の地域めぐりは、無数の切り口があるのだけれど、巨樹巨木でめぐる(紙上の)東北の旅、これもいいものだ。

全部をとても紹介しきれないので、各県の本数を記すと、
○青森 43本
○秋田 35本
○岩手 43本
○宮城 50本
○山形 53本
○福島 53本

山形県が多いような気がする。2年前に実際に訪れた山形県西川町の大井沢の大栗も、当然載っている。やっぱり日本一だそうだ。
それに、トトロの木で有名な小杉の大杉(鮭川村)、マツの大きさ日本一の東法田の大アカマツ(最上町)、ヤナギの大きさ日本一の津谷の大柳(戸沢村)、全国2位の東根の大ケヤキ(東根市)、全国2位の飯豊山のヤチダモ(小国町)、などなど、スケールもすごい。

最後に、コラムのページで勉強したことを記します。
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巨樹 巨木 の違い>
一般には同様に使わている。環境省の巨樹・巨木林調査では、
巨樹  地上から約130cmの位置での幹周が300cm以上の樹木又はこれらが生息している樹林・並木等
○巨木林  巨樹 が複数生育している集団(樹林、並木等)
と定義しているが、 巨樹 巨木 の区別は特にしていない。
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■関連する過去の記事
宮城県の古木の樹齢 (06年11月23日)





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最終更新日  2007.11.19 23:26:42
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