仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2010.01.03
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カテゴリ: 東北
各紙が昨年一年間の各県の交通事故死者数などを報じている。各県警のリリースのようだ。

福島民友によると、福島県内の死者数は101人(前年比マイナス12)で、昭和30年以降最少。また、発生件数、死者数、負傷者数の3項目がいずれも8年連続減少。これは全国でも福島県だけ、という。

青森県は、1966年以来、過去最少の50人。2年連続の減少で、ピークの72年の5分の1近くまで減った。青森県の死者数は全国で9番目に少なく、東北では山形県に並び最少だった(デールー東北)。

両県とも、県警がアピールポイントをしっかり伝えているようだ。

河北新報には、管区警察局による6県の状況が出ていた。死者数438人は前年より10人減。2年連続で減少。事故件数は43,648件(前年比1,644件減)、負傷者数54,707人(1,970人減)といずれも6年連続の減少。県別の死者数は
 福島 101(前年比 △12)
 宮城 92(△3)
 岩手 81(+12)
 秋田 64(+3)
 青森 50(△12)
 山形 50(+2)
で、福島、青森で大幅減の一方、岩手の増加が目立つとしている。

宮城県については(河北新報)、死者数は前年より3人少ない92人で、減少は4年連続。ただし、仙台市内の死者が38人で12人増。県警や仙台市などが9月、街頭取締りなどの対策強化で、9月以降は前年同期に比べ4人減少した、と成果を説明している。

死者数が増加した岩手、秋田、山形などは、報道が見あたらない。ひょっとして、アピールできる点が少ないとして、県警がリリースしていないのだろうか。

全国では、交通事故死者4914人で、昭和27年以来57年ぶりに5千人を下回ったという(警察庁まとめ)。前年より241人減で、9年連続減少。厳罰化による飲酒運転減少やシートベルト着用などが要因と同庁はみているそうだ(日本経済新聞記事から)。

■関連する過去の記事
東北の交通事故死者数をみる (06年1月5日)





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最終更新日  2010.01.03 11:58:36
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