仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2010.08.07
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カテゴリ: 東北
配線の接合に使われるハンダ(づけ)の名は、桑折町にあった半田銀山に由来するとの説がある。

半田銀山は、大同年間(806-809)に発見され、佐渡金山、生野銀山とあわせて日本三大鉱山と呼ばれた。また、石見、生野と並べて三大銀山とも。半田銀山は、慶長3年に米沢藩主上杉景勝により本格的な採鉱がはじまり、幕府領となってからは直営の御直山として運営された。明治には五代友厚が近代鉱法を取り入れ、昭和25年まで続いた。

明治期の国の重要な産業拠点であり、商業・娯楽施設等も集積し、特に桑折町内には、造り酒屋が街中に数多く存在していた。明治9年の天皇巡幸で半田銀山を訪れた時、同行した内閣顧問木戸孝允公が、「醸芳」の語を揮毫したが、これは、酒をかもすように物を熟成させ、芳りある花のように賢者能士たれの意味という。即ち、「賢者能士を養成すること、あたかも米麹に和して酒を熟成するように、盛んに多くの人材を育成する」という意である。
(町及び学校のホームページなどから)

町立の醸芳小学校、半田醸芳小学校、醸芳中学校の名の由来である。





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最終更新日  2010.08.07 16:57:49
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