仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2012.02.11
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カテゴリ: 東北
今朝の河北新報には、原発事故の影響が予想されたのに反して、福島大の入試倍率がアップしたことが解説記事で出ていた。

志願者倍率は前年の4.3から5.3にアップ。昨年10月の大手予備校模試では志望者が21%減少で、事故の影響を印象づけていた。ところが、現実にはこの人気だ。センター試験の自己採点が振るわない層が流入したとの分析もされているという。

この「穴場」減少には、困惑もあるようだが、どんな事情であっても福島大学を、また福島の地を選んだ若者が増えたことは良いことだ。また、大学が除染に力を注いでいること知って初志を貫徹しようとした地元の浪人生もいる。大学の努力も忘れてはならない。

そもそもメディアが掻き回して騒ぎすぎの放射能問題だ。放射能を敬遠するだろう、などと当然の如くのように予想して見せた報道も多かったが(河北新報でもそんな記事があった)、地元に生きる若者がいて、また、福島をめざす若者が居て、そして頑張っている大学があることをこそ、直視すべきだ。

私は、穴場でも何でも良いと思う。その意味で真剣に選んだのだから。そして、地元の第一志望学生がまともに判断しているとすれば、何よりだ。浮ついたメディア騒ぎよりも、はるかに地に足がついた真っ当な判断ではないか。





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最終更新日  2012.02.11 09:40:22
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