仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2016.02.16
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カテゴリ: 仙台
来月26日、北海道新幹線が開業する。仙台と新函館北斗は2時間30分で結ばれるという。逆に、函館から見れば、札幌より仙台が近いことになり、私たちが実感してないような北日本の交流人口の構造変動が生じていく可能性がある。

ある人の話では、道南地域の若者は、進学や就職で東京を目指す割合が相当高まるという。たしかに、これまでは札幌や、青森や仙台に親近感があったのだろう。しかし、新幹線でスイッと移動できるとなれば、日帰り可能という点で、仙台(最速達2時間30分)も東京(最速達4時間2分)も変わらないというわけで、実家としても「東北なら安心だけど」という距離感的優位性は、なくなってしまうのだろう。

大学関係者に聞いたところでは、仙台の大学の中には、東京にストローされるとの危機感をもって道南の高校生向けに「営業活動」に注力するところもあるという。

進学や就職のみならず、通勤地図も塗り替える可能性がある。もちろん、観光や週末の買い物、イベント、コンサートなどの行動範囲としても結合は高まるだろう。

仙台に視点を置いて、考えてみる。2時間半というと、高速バスで気仙沼にいくのと同程度の時間だ。西に行くなら、鶴岡までの高速バスが同程度。

もちろん、コストや頻度が違うので一概に時間だけで比較できないが、それにしても、ぐっと近くなることは間違いない。

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最終更新日  2016.02.16 21:59:32
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