仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2016.06.30
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カテゴリ: 仙台
仙台四郎は、いつどこで亡くなったか。これは誕生同様に諸説がある。大沢忍さんの著作には、明治35年に須賀川市内で死去、47歳とあるが、死亡の原因や様子は記録になく、それ以上生きたとの風説もあるとされている。

粟野邦夫さんによると、明治36年に四郎は先代を離れて釜山港を漫遊中との新聞報道があり、一説には、明治42年に9月29日に、アジア大陸で死亡したとも。これだと享年56歳になる。義経のジンギスカン伝説にも似て、それだけ四郎をひいきにする人が多かったからか。

このほか、大正の初めに34か35歳で死亡したらしいとするものもある。四郎が櫓下四郎と呼ばれたのは、近所に火の見櫓があったからで、その櫓も明治の初めに取り壊されており、四郎の誕生時期との整合性はないとの見解もあるから、墓も定かではない。

■石澤友隆『流行歌「ミス・仙台」-郷土・仙台の近現代史散歩-』河北新報出版センター、2005年 から

■関連する過去の記事
仙台四郎の話 (2006年3月10日)





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最終更新日  2016.06.30 22:02:44
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