仙台・宮城・東北を考える おだずまジャーナル

2016.11.17
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カテゴリ: 仙台
近年では、これほどクマたちが仙台市内に顔を見せている年はないだろう。

昨日(16日)午前、向山一丁目の山林で無職男性がクマに襲われ、大けが。クマは体長1mで、男性は、山芋を掘りにヤブに入ったのだが、クマに顔をひっかかれたという。

向山一丁目といえば、霊屋下からバス通りを登り切ったあたりだろう。竜ノ口渓谷の断崖の上に位置して、西は八木山香澄町に続く。たしかに、かつては鹿や狼が闊歩していたのだろうが、宅地が連なっている現在では、クマたちはどこからどうやって出てくるのだろうか。

さいきん、用事があって東西線の青葉山駅から東北大学の施設を訪れたのだが、誰かが、ここにもクマが出る可能性はあるでしょうという。私自身は、実感が湧かなかったが、泉区の住宅団地でも大いに出没しているくらいだから、青葉山や金剛沢の山地からひょいと足を伸ばして、クマさんが姿を出してもおかしくないのかも知れない。

現に、向山一丁目だ。八木山橋の架かる竜ノ口渓谷の南側、イメージとしては東北放送の北側斜面のあたりを歩いて、向山一丁目の台地のような宅地に出てきたのか。

向山一丁目の区域内に、ヤブや山林はそれほどないと思うのだが、そもそも、クマが鬱蒼とした森を移動するという思い込みがおかしいのかも知れない。森だろうが、田畑だろうが、宅地だろうが、道路も公園も、スタスタ歩くのだろう。

とにかく、どこに出るとか、どこなら安全とかいうものではない、ということだ。やっと昭和時代になって人間が自分たちの居住エリアと勝手に決めつけただけの話で、クマには何の関係もないのだから。





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最終更新日  2016.11.17 05:47:11
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