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暑かった9月・・・。昭和30年代も9月の初めは暑い日があったけど、9月がどんなに暑くても、川で泳ぐのは禁止されていた。今や6月から9月まで泳げる国になってしまた。30年後の東京の真夏の気温は40度を越える日が続くという。もっと温暖化のことを考えないと・・・。 ↑をクリックすると、環境問題のブログにとびます、とびます♪1クリックで10ポイント。今日は10人がポッチしてくれました。ありがとうございますm(_ _)m写真は富士山の麓のたぬき湖。泊まった「国民休暇村」は、この湖の前。■□■ネタ帳■□■*プチダイエット*「片付けられない女魂」*松枯れ*エコ検定*検索エコ活動*冨士の地名■□■9月に見た映画■□■29■シッコ■9.5病気のアメリカ30■ミス・ポター■9.19負け犬の恋31■包帯クラブ■9.26■□■先月までの書き残し。■□■*「京のあたりまえ」*カフェ、「ハロー」と「フランジパニ」*京都の地名*柳馬場*堺**京都のフレンチomoya*温暖化防止のための案。*安倍内閣*「ひとり日和」*「私の部屋」*ギリシャの山火事*魯山人*中国の田舎の風景。*中国のトイレ。*食事のマナー、日本と中国。*格差婚:藤原紀香と陣内の結婚式*大根島*三方よし*須磨*京都の鯉*四国(内子、砥部その他)*琴平さんの電車*温泉の憂鬱*淀屋 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★9月30日*蝶になりたい・・・。*UP・・・・・・・・・・・・・
2007.09.30
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心の風景を撮ろう。あなたの「こころの風景」はどこですか?誰の心の中にも、忘れられない心の風景があります。学校のそばにあった桜の木、家族と出かけた思い出の場所、新たに誕生した街の風景・・・。残しておきたい、伝えていきたい日本の光景おお寄せください。■よみうり風景写真コンテスト2007■賞金20万円が5名■入賞作品は本になります。■締め切り:2007年9月30日必着■カメラのキタムラ・カメラのきむら店頭または、キタムラ、読売写真大賞事務局「よみうり風景写真コンテスト2007」係必着 9月30日に必着って無理・・・。 _| ̄|○でも来年もあるので、心に残る写真を撮っておいてはいかがですか?▲上の写真は今年の春四国で見た、屋根のある橋。▲冨士山のふもとの白糸の滝▲冨士の裾野のススキ ▲京都・嵯峨野の竹林▲ 岡山県津山市▼ ▲ 京都・白川▼ ▲京都・鴨川旅先で思い出に残る風景も見たけど、嫌な風景も・・・。(ノД`)■愛知県・伊良湖 ■四国の祖谷渓 これからは、いやな風景も写真に記録しておこう。 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★9月29日*「純情きらり」と私の昭和:団塊の世代 /道頓堀ダイブ*UP・・・・・・・・・・・・・
2007.09.29
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映画■「包帯クラブ」■を見た。タイトルを聞いて、怖そう!と思った。ホラーかなと・・・。実は、これは青春映画!9/18~9/24 集計 の映画のサイトで「 シッコ 」についで、堂々のだい2位で見てよかったという意見の作品。2. 包帯クラブ 3. ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序 4. めがね 5. ミス・ポター・・・と5位まで。 繊細な若者たちの、隠された心の闇を傷ついた場所や風景に包帯を巻いて癒すという「包帯クラブ」を結成した高校生たちを描いた青春映画。■あらすじ■友達に“ワラ”というあだ名で呼ばれる笑美子(石原さとみ)は、一見普通に学園生活を送っている女子高生。しかし、明るいふるまいの影で、実は心の底に悩みを抱えていた。ふと出来心で病院の屋上のフェンスを乗り越えた時、妙な関西弁を操る入院患者の少年、“ディノ”(柳楽優弥)に出会う。手首の傷を「事故」と言い張るワラの心の闇を直感的に見抜いたディノは、ワラの手首に巻かれていた包帯をフェンスに結びつける。それだけのことで、なぜか気持ちがスゥーッと楽になった。包帯って、心にも効くの!? それが「包帯クラブ」の始まりだった――。彼らは“包帯クラブ”を結成。心が傷ついた人からメールを受け、その現場に包帯を巻きに行き、撮った写真を返送する活動を始める。お金持ちで健康で、頭のよさそうなディノ(柳楽優弥)も悩みと心に深い傷を持っている。ディノが関西弁をしゃべるのも、心の傷と関係がある。(ネタがばれるので、これ以上は書けない・・・。)今の世の中、悩みのない、中学生、高校生っていないのではと、絶望的になるほど、この映画に出てくる少年、少女は、みんな悩みを持っていた。ワラ(石原さとみ)は一見、普通の女の子なのに、心に闇がある。離婚してハム工場に長時間労働して生活に疲れきっているワラの母親。ワラは、そんな母を見ていると、自分の未来に希望が持てない。大学にいっても、結局結婚して子供が生まれて仕事辞めて、その後、またスーパーでパートをして・・・。そんな未来しか描けないのだ。今の子どもは暗いと大人が簡単に言う前に、今の社会を作ったことを反省しないと元気な子どもは育たないと思う。そんなワラが包帯クラブを始めてから変わった。友達と一緒に行動し、一緒に喜び、一緒に悩むうちに、これまでは、家の食事は、レトルトだったのが、手料理を作るようになった。母への優しい心遣いを見せるようになった。人は人と関わることで、癒され成長する。そんなことを確信した。「包帯一本巻いて世界が変わったらめっけもんやん」とディノは言う。もし今悩んでいる人がいたら、まず人と繋がってみよう。人に話しをし、人の話を聞こう。それが出来ないなら、ネットでもいいから、自分の気持ちを伝えよう。ネットで命が救われたらめっけもんやん。人の心の傷を癒すことで自分が癒されたワラは、将来、看護士になったらどうだろうか・・・。私は最後に、そんな楽しい空想をした。 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★9月27日*トリビアの井戸:ガマズミの語源 *UP・・・・・・・・・・・・・
2007.09.27
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田舎の道を年老いた男が歩いていた。1グラムもムダな贅肉はなかったが、ギスギスした感じはない。麦わら帽子、白い長袖の木綿のシャツ、作業用のズボン。どこにでもいる老農夫の姿の中に、特に目立つものは、そのあごにたくわえられた豊かな髭。麦わら帽子からはみだした、少し長めのくせのある髪。そんな、老農夫が、田舎の道を歩いていた。大型の車が老農夫の前を通り過ぎ、止まった。中から、4人の男が降りてきて、老農夫の前まで引き返して言った。「すみませんが写真を撮らせて下さい。」車から降りてきた人は写真家で、老農夫は父である。父は、快く承知して、写真のモデルになった。何日かして、父のもとに、お礼にとA4サイズの写真が10枚ほど届けられた。これまでの人生に満足し、今を楽しんでいるような、笑顔の写真がいろんな角度から撮られていた。さすがプロと言う私に父は、「モデルが、ええから・・・」と笑った。次に私が行った時は、10枚あった写真は2枚しか残ってなかった。「みんなが、ええ、写真じゃ、欲しい、欲しい言うからあげた。」怒る私に父は、笑いながら答えた。残った2枚のうちの1枚は、父の葬式の時の写真になった。葬儀屋が、こんないい写真はないと誉めた。僧侶も、「芸術家が撮った写真のようだ」と式の後、皆に言った。「芸術家が撮ったんだもん」と私は心の中で言った。「モデルがいいから・・・」と言いたげに、父は写真の中で笑っていた。今日は2月26日に死んだ父の月命日。~思い出のひとつのようで そのままにしておく 麦わら帽子のへこみ~ 俵 万智■2002.09.26●父の麦わら帽子は、◎日本ちょっと昔話◎に移してこちらは消していました。でも、それが消えてしまって・・・。(ノД`)もう一度、こちらに、アップしておきます。 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★9月26日*父の麦わら帽子:ひょうたん揺れて・・・。*UP・・・・・・・・・・・・・
2007.09.26
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もともと、のんびり、まったりな性格な私。その上、こう暑くては、なんにもやる気がしない。ヤルキネーゼ(なにごとにもやる気のない、ダメダメな人=ほんまか?)になって、こんな格好で過ごした夏。23~24日、娘、孫、母、妹と遊びに来てくれたので、張り切って、ご飯を作ったり、掃除をしたり・・・。みんなが帰ったら、またもや、倒れこみました。ところで、このやる気のないウサギ、ザ・ボディショップ化粧品のキャンペーンで買いました。ボディショップは、化粧品を作る際の動物実験に反対しています。そのマスコット人形としてこのウサギが売られていました。このウサギ、今では、4歳の孫のちゅん太と遊ぶ時のおもちゃ。昨日は、「新・桃太郎」という話を二人で作って遊びました。桃太郎のお供は、犬、猿、キジの代わりに、ウサギ、( ・(ェ)・ )(熊)鳥などのありあわせの木や縫いぐるみのオモチャ。電車オタクの孫は、鬼退治には、「電車で行くことにしよう」といいました。 ( ̄m ̄*)ウサギは鬼が島では大活躍したのでした。**ザ・ボディショップ化粧品の動物実験反対キャンペーン**「うさぎたちを救おう!」限定うさぎぬいぐるみ。化粧品の動物実験は残酷で信頼性に欠けるため、ザ・ボディショップでは、これに反対しています。商品の売上の一部はJAVA(動物実験の廃止を求める会)に寄付されます。 ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★9月25日*夏の食器を仕舞う楽しみ/ 芋名月*UP・・・・・・・・・・・・・
2007.09.25
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♪よるべない流木のやがていつかはたどり着く、ああ純愛の白い砂・・・・ 歌・本間千代子かつて日本には、美しい浜辺が沢山あった。その美しさのために、砂浜を歌った歌は多い。先日、富士山からの帰りによった、ここ愛知県の渥美半島の先端・伊良湖(いらご)もそうだった。この伊良湖(いらご)から静岡県まで続く浜辺は「片浜十三里(かたはまじゅうさんり)」と呼ばれる長い美しい浜辺だった。。浜辺に、打ち寄せられるのは、波と貝殻だけだった。嵐の後など流木が流れ着くこともあった。人々はそれを拾って、燃料にしたから浜辺は、いつもきれいだった。ところが、今は・・・・。 波が寄せるのは、流木とごみ・・・。流木も燃料としても価値がないから、誰も見向きもしない。おまけに、波をブロックするためのコンクリートの塊が積み上げられていた。明治31年前、民俗学者の柳田國男(やなぎだ くにお)が大学生の頃、伊良湖を訪れた。1カ月余りの長期逗留中、浜辺を散歩していた柳田は、偶然どこからか流れ着いた椰子の実を拾った。遠く離れた南の地から流れ着いた椰子の実は若きの心に残った。その話を柳田國男から聞いた、親友、島崎藤村が作ったのが、「椰子の実」という詩。名も知らぬ 遠き島より流れ寄る 椰子の実一つ故郷(ふるさと)の岸を 離れて汝(なれ)はそも 波に幾月(いくつき)椰子の実が流れ着いた浜辺が今、ごみとブロックで醜く変わってしまったことを知ったら、柳田國男は、島崎藤村は、なにを思うだろうか? ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★9月23日*ベジタリアン誕生/なんちゃってベジタリアン *UP・・・・・・・・・・・・・
2007.09.23
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♪チャンチャカ、チャカチャカ、チャンチャンチャン・・・(某国営放送の料理番組の音楽)みなさん、こんばんわ。天地 はるなの「ごちそうさん歌」の時間がやって来ました。今回は、こんにゃくとエリンギ、シイタケを使った料理を作ってみたいと思います。どれもカロリーが低くダイエットにはもってこいの材料ばかり。では、材料、作り方をご紹介しましょう。<材料>*コンニャク、シイタケ、エリンギ、ニンニク。 調味料:オイスターソース、ごま油、酒、醤油。<作り方>1・コンニャクは、スプーンで薄くそぎ、水からさっと茹で、水を切ります。 シイタケは4mmくらいにエリンギは、縦に薄切りします。2・フライパンにごま油とニンニクを入れて火にかけ、 コンニャク、シイタケ、エリンギを入れ強火で炒めます。3・オイスターソースと醤油を加えて炒め、最後に酒を加えて炒め合せれば出来上がり!赤唐辛子を一本入れるといいと書いてあったので験したら、辛い!!!私は、使っていません。バルサミコ酢が大好きな私は最後に入れます。肉は植物に比べて、環境への負荷が大きい。1kgの牛肉のためには20kgのとうもろこしが必要!!魚は世界的に海洋資源が減っていて心配・・・。この料理は植物だけなので、そういう点で地球に優しいといえます。でも、そう思って沢山食べないでくださいね。目標は、ダイエットです(^-^*)それでは、次回、お会いしましょう・・・。♪チャンチャカ、チャカチャカ、チャンチャンチャン・・・。蒟蒻と柿とうれしき草の庵 芭蕉♪簡単料理に愛を添えて ♪春キャベツ ♪アルツハイマー予防・鯖 この他いろいろ。 ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★9月21日*彼岸:日の伴(とも)/彼岸:彼岸篭(ごも)り* *UP・・・・・・・・・・・・・
2007.09.21
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世界中で人気のキャラクター、ピーターラビット。その作者、ビアトリクス・ポターの恋と波乱の半生をつづる実話ドラマ「ミス・ポター」を見てきた。映画は、青い絵の具を塗るシーンから始まる。その青い絵の具のついた絵筆をコップに入れると、美しい青い色が広がる。ピーターラビットの青い上着の色。ポター嬢の子ども時代といえば、19世紀の後半。この時代から20世紀初頭の暮らしや洋服が大好きな私はよだれを垂らしながらみた。また、イギリスの湖水地方の景色が素晴らしい!!美しいものがいっぱい詰まった映画だった。■あらすじ■青い上着をはおった愛らしいうさぎ、ピーターラビット。世界で一番有名なこのうさぎを生み出した女性こそが、ビアトリクス・ポターである。時は1902年、新世紀になってもヴィクトリア朝の封建的な空気が漂うイギリス。ポターのような上流階級の女性が仕事を持つことなどあり得ない時代だ。しかし彼女の夢は、幼い頃に湖水地方で出逢った大好きな動物たちの絵に物語を添えて、絵本として世に出すこと。親がすすめる縁談を断り、アーティストとして生きることを目指しているのだ。ついに出版を引き受ける会社が現れ、ピーターラビットと仲間たちの物語は、たちまちベストセラーとなる。ポター嬢は、30代以上・未婚・子ナシ。今で言うところの「負け犬」。今なら「負け犬ですが、なにか?( ̄ー ̄)」とカラリと言えるけれど、今から100年前の負け犬は、そうはいかなかった。ポター嬢のような上流階級の女が仕事を持つことを許されず、ただ結婚してりゃあいい。どんな人とでも、結婚しないよりはいい。結婚していない女性は一人前ではない。そんな風潮だった。それは、同時代のイギリスが舞台の映画、「プライドと偏見」でも、親が必死で娘の相手を探すのを見ても分かる。そんな負け犬ポター嬢が恋をした。相手は出版業を生業とする家系の「商人」。今なら、「(゚∇゚ ;)エッ!?出版社の社長の弟。じゃあ、セレブ婚じゃない」と言われるのに、当時は「商人」は、身分が低いと差別されていた。もちろん、ポター嬢の父親も母親も大反対。ポター嬢の恋は実るのか・・・。もうひとつの押さえどころは、湖水地方の景色。子ども時代を過ごした、美しい景色が開発のためになくなりそうになった時、ポター嬢は、「ピーターラビット」の本の印税をはたいて、周りの土地を買い占めた。自然を守るために・・・。それが今では英国民の20人にひとり、およそ300万人がその会員という、ナショナル・トラスト(The National Trust)の始まり。ピーターラビットとポター嬢がいなければ湖水地方の景色は守られなかったのだ。ありがとう、ミスポター!! ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★9月19日*ススキ/大阪しぐれ:*泣かにゃ笛吹く隣の子* *UP・・・・・・・・・・・・・
2007.09.19
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富士五湖のうちのひとつ、本栖湖に近い樹海の中に、石を積み上げた塀のような所がある。「石塁」、正式には、「信玄築石・石塁 (シンゲンチクセキ・セキルイ) 」という。これこそ、樹海がかつて、溶岩ゴロゴロのところだったという証明だと、「青木ヶ原樹海ネイチャーガイドツアー(1時間コース)」のガイド氏は言った。樹海なら、人が通れないが、溶岩なら通れる。そこで武田信玄が、敵が攻めてこないように溶岩を積み上げたのが「石塁」。数百年の年月で崩れているけれど、元は高さ2m、2キロ続いていたという。戦国時代には、ここをめぐっての攻防があったのだろうか。今では、その石塁に苔が生えて、つわものどもが夢のあとだ。 ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★9月17日*山より大きい、シシは出ん*UP・・・・・・・・・・・・・
2007.09.17
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9月11日~13日、夫の運転する車で富士山に行ってきた。すみません。二酸化炭素、撒き散らしのエゴツアー。m(_ _)mせめて、現地では、エコツアーをと「青木ヶ原樹海ネイチャーガイドツアー(1時間コース)」に申し込みました。いやー、これが楽しかった。私の頭の中では、樹海といえば、太古の昔から木々が生えているところ。自殺の名所というくらいしか知識がありませんでした。ところが、樹が生え始めたのは、たった300年前から。それまでは、溶岩がゴロゴロする場所だったのだそうです。今から4~500年前、苔が積もり積もって薄い表土となり木が生え今にいたったのです。だから樹海の木々は、すべて同じ高さ。表土が薄いから倒木が多い。光がささないから、木は、上へ上へと向かい、枝が少ない。こんな悪い条件のところでも一生懸命頑張っている、木々に感動。写真を撮ろうとしたら、花束が置いてあった!ここは、やっぱり自殺の名所でもあるのだ。■「青木ヶ原樹海ネイチャーガイドツアー(1時間コース)」■■出 発:毎時、レトロバスの西湖コウモリ穴到着時刻5分後■料 金:1人につき500円■申 込:出発時間の5分前までに西湖コウモリ穴案内所で直接申込(事前予約不要)■最低催行人数:2人(2人以上でお申込みください)■蝙蝠穴管理事務所 〒400-0334 山梨県南都留郡足和田村西湖2068 TEL 0555-82-3111/FAX 0555-82-3112・ネイチャーガイドツアー0555-82-3111FAX 0555-82-3112 がしかし、行くとこ行くとこ曇りまたは雨。富士山が見えなかった。 _| ̄|○ ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★9月16日*父の麦わら帽子:「おひまち」の「かきまぜ」/*UP・・・・・・・・・・・・・
2007.09.16
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9月15日(土)。前の日にやり残した仕事があるため、休日出勤。3時過ぎに家に帰る途中、本屋に寄った。前日発売の「片付けられない女魂」を買うため。「片付けられない女魂」は、ここでも何回も取り上げた、「片付けブログの女王」夏目さんのブログの書籍化。ずーっと前から楽しみにしていた。本屋に入って、新刊のあたりを見回す。ない、ない。ぐるぐる回って、あちこち見たけど「片付けられない女魂」はなかった。「紀香魂」はあった 。_| ̄|○50代とおぼしき女性の店員さんに聞くとチラっと探して「ないですね・・・。」「昨日、発売なんですが、入ってないですか?」と私。「私は、昼から勤務なんで・・・」と店員。あんたが、昼からか、朝からか、こっちには、♪そんなの関係ねー、♪そんなの関係ねー(小島よしお)。私は普段は、本屋に行っても、店員に聞かないで、自分で探す。探しているうちに、違う本まで買ってしまうこともあるが、やっぱり、自分で見つけた時の嬉しさは、格別だから。今回、訊ねたのは、魂胆があった。私「あのうー『片付けられない女魂』ありますか?」店員「はい。 昨日、入荷したところです。 あの本、あれ面白いですよね。」私「そうなんです! 私もブログで読んでいたのですが、笑えますよね( ̄m ̄*)」店員「(゚∇゚ ;)エッ!?私も読んでました。 コメントする人も面白いですよね( ̄▽ ̄) 」妄想は延々と続く・・・。がしかし、期待した通りには行かなかった 。_| ̄|○本屋に勤める人が必ずしも本が好きとは限らないんですね。この本屋は今から30年以上前、結婚して、住んだアパートの近く。大阪は、西も東も分からず、友達も知り合いもなかった。結婚と共に仕事も辞め(通勤できないから)することもなく、一日過ごしたところ。+++最近、コンビニとネットに客をとられ本屋の経営が難しくなっているという。街には本屋は絶対にあって欲しい、そう思って、あえて本屋に行ったのだ。明日また行ってみよう。 ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★9月15日*里山・・・種蒔き/「菊次郎とさき」:いとしい日々昭和30年代への賛歌/山田の案山子/お月見・・・団子刺し *UP・・・・・・・・・・・・・
2007.09.15
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高級ブランド、ルイ・ヴィトンの「顔」として起用したのはミハイル・ゴルバチョフ元ソ連大統領。少しくたびれた表情の彼が、車の後部座席から遠いまなざしでベルリンの壁をみつめる。傍らにさりげなく、モノグラムのボストンバッグ。 広告のテーマは旅で、他にも著名人が出演。女優カトリーヌ・ドヌーブが駅で疲れた脚をさする様子、元テニス選手アンドレ・アガシとシュテフィ・グラフ夫妻がホテルの部屋で安らぐ場面も。 ルイ・ヴィトンのピエトロ・ベッカーリ副社長は「一流の会社として存続するために、環境に責任を持つ姿勢が求められているのです」と語る。 近年の同社は、それを実践している。革製品の半分以上を空輸から船の配送に切り替えたり、作業場の省エネ化を進めたり。今回の広告キャンペーンは、アフリカなどの地域で環境改善が目標に達するまで、登場人物を変えて続けるという。 asahi.comより ブランド物はミーハーで成金チックと思って私は、毛嫌いしていた。持つ人がカバンに負けてる気がして・・・。でもゴルバチョフやカトリーヌ・ドヌーブとルイ・ヴィトンってなんて似合っているんだろうと思う。やっぱり、このくらいの人でないと、カバンといい勝負が出来ないのかも。ルイ・ヴィトンの広告では、リムジンでベルリンの壁の前を旅する想定のゴルバチョフ元ソ連大統領。ベルリンの壁で撮りましょうと言ったのは、ゴルバチョフ氏だったという。環境問題に一役買う、CMだったら、車はエコカーでお願いしますm(_ _)m私も、11日から13日まで、旅行に行ってました。カバンは、ルイ・ヴィトンではなく、無印良品です。(^-^*) ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★9月11日*ベジタリアン誕生/地名:白骨(しらほね) *UP・・・・・・・・・・・・・
2007.09.13
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オワライの世界で生き残るには、どうしたらいいのか?テレビを見ていたら、島田紳助が後輩の吉本興業の芸人に、次のようなことを言っていた。「進む道が分からない者には、道は教えられない。」若い芸人たちは、みんな、売れたいと言う。売れるために、どんな芸人になりたいとは言わない。どんなお笑い芸人になりたいのか・・・。古典的な芸を身につけるのか。俳優に転職するのか。チームとして生き残るのか・・・。売れたいと夢を語るのではなくて、強い目標と具体的なイメージを持てと紳助は言いたかったのだろう。それは、環境問題でも一緒だと思う。ただ、地球を守れというのではなく、そのために自分はどうするのか・・・。強い目標と具体的なイメージや思いを持った時、夢は夢でなくなる。どんな山にも必ず持ち主がいます。里山はその持ち主が抱く思いや手入れによって、たとえばミカン山とかクヌギ山、スギ山というように、できあがっています。持ち主に何の思いもない時、そこは荒れ山になってしまうのです。(里山倶楽部副代表・大亦義朗さんのことば『月刊アネモネ』1999年8月号より) ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★9月9日*重陽(ちょうよう)の節供*UP・・・・・・・・・・・・・
2007.09.09
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ビョーキなアメリカにメスを入れる、世直しリアルエンターテイメント映画、といううたい文句のマイケル・ムーア監督「シッコ」を見た。アメリカの事例と共に、フランスやイギリス、カナダ、キューバの医療事情も描いていている。◆◇◆アメリカ◆◇◆★保険に入っていなくて、仕事中に指を2本切断した大工は医者から「薬指をくっつけるには1.2万ドル、中指なら6万ドル」と言われて中指を捨てた。★保険に入ってなくて、病院の支払いが出来ない病人は、タクシーに乗せて、捨てに行く!マイケル・ムーア監督の映画、「シッコ」の驚きのシーン!!まあ、二人は保険がなかったから仕方がないこと?がしかし、アメリカでは、保険に入っていても安心できない。★医者に臓器移植を勧められたガン患者は、“実験医療”だと判断した保険会社から金が下りなかったせいで死亡した。★22歳でガンと診断された患者は、「その年でガンになるはずがない」として却下された。★交通事故にあって救急車で運ばれた女性は、「事前に救急車使用の承認を得なかった」ために保険金をもらえなかった。★夫婦で脳梗塞や癌という難病になって、保険金では足りなくなって、家を売り払う夫婦、などなど・・・。『シッコ』は、「地球上で最も豊かな国で医療行為を受けられない4500万人もの人々を描いたコメディ」。保険に入れないので、アメリカでは、年間1万8000人が死んでいる。これがアメリカの現実。アメリカには国民皆保険制度がない。なぜか・・・?国による健康保険の管理は、社会主義への第一歩という論理らしい。代わりに業務を行う民間の保険会社は利益を追求し、政治家に高額の献金をしている。90年代初めに大統領夫人ヒラリー・クリントンが保険改革に着手したが、彼らに潰された。よかった、保険のある日本で・・・。と私は思った。しかし、今、日本では、フリーターなど、保険に入れない人が増えている。では、アメリカの隣の国、カナダはどうなのか?◆◇◆カナダ◆◇◆ムーア監督は、カナダに乗り込む。病院に行って訊ねると、そこにいた人は、変な顔をする。「お金を払う・・・?どうして・・・?」カナダでは、医療費はタダ。◆◇◆フランス◆◇◆フランスに飛ぶ、ムーア監督。病院で、支払いの話をすると、「そんな話をする人は始めてだ」と皆に笑われる。◆◇◆イギリス◆◇◆次は、イギリスに飛ぶ、ムーア監督。病院に行って「会計」と書いたところを発見。「ここで、病人が支払いをするんですか?」と聞く。「病院が支払うんです」と答える職員。イギリスでは、入院患者のうち貧しい人には、帰りの交通費を病院が支払うのだという。◆◇◆キューバ◆◇◆これまでは、先進国と言われたところ。では、第3世界、アメリカの仮想敵国、キューバではどうか?キューバでも医療費は無料同然。そればかりか、遅れている国を支援するなどしている。ムーア監督は、「9.11」で救助活動などのために体を悪くした人をキューバに連れて行った。彼らは、病気になっても、アメリカ政府からなんの援助もしてもらえず、高い医療費に困っていた人たち。アメリカでは、1万円以上の薬が、キューバでは、たったの6円!!アメリカからムーア監督と一緒にキューバに行った、「病人ご一行」は、親切で入院費タダのキューバの病院で感謝の涙を流す。「シッコ (sicko)」とは、「病人」「狂人」「変人」などを揶揄するスラング。アメリカは、病んでる。ビョウーキだ。儲からないからと「郵政民営化」にする日本。次は、儲からないと医療保険もアメリカのようにも民営化するのだろうか。この映画は、「銃」や「テロ」といった私たちがピンとこないことではない。日常のこと。だから、怖い。是非、みんなに見てもらいたいと思う。■□■「シッコ」■□■公式サイト ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★9月8日*「純情きらり」と私の昭和:絣のもんぺ *UP・・・・・・・・・・・・・
2007.09.08
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■第10話 「学問ノススメ」 ■ 安子(黒川智花)が夏休みの思い出に、家族みんなで映画に行こうと言い出した。しかも、「洋画が見たい」と言ってしまい、菊次郎(陣内孝則)の機嫌を損ねてしまう。字が読めない菊次郎に、字幕の出る洋画は禁句なのだ。 幼い頃、継父に虐げられ、学校に通わせてもらえなかった菊次郎。字が読めないのはそのせいだった。・・・・・・・・・・・・・・・偶然会ったタケシの担任の先生・湯川(ダンカン)から「映画お好きですか?」と声をかけられた菊次郎は、怒りのあまり、湯川を川に投げ飛ばしてしまう。その湯川がタケシの家で行水をした。妹の美智子(佐藤江梨子)に頭から水をかけてもらった。たぶん、タケシの家には、風呂はなく、銭湯に通っていたのだろう。湯川が体を洗った後、美智子は、その残りの水で洗濯をしていた。タライって便利な道具だった。こうやって、行水や洗濯をすることも出来たし、幼い子どもの水浴びの場にもなった。スイカを冷やした。生まれた時、産湯を使うのもタライだし、死んだら湯かんといって死者の体を拭くのもタライだった。昭和30年代の道具は、いつも使い、何通りにも使えるものばかりだった。だから、収納なんて考える必要はなかった。今は、必要でないものまで、つい買ってしまう。シンプルな道具は、なんにでも使える。タライはその代表選手のような道具だ。**「菊次郎とさき」**不世出のお笑い芸人ビートたけしの父・菊次郎と、母・さき。このふたりの人生を息子のビートたけし自身が描いたドラマ第10話 「学問ノススメ」では、読み書きの出来ない父親をみっともないというタケシに「読み書きのできない父ちゃんはみっともないかもしれない。だけど、それを克服しようとしている父ちゃんのどこがみっともないんだ!」と言い放つ母、さきの言葉が胸を打った。■「菊次郎とさき」:いとしい日々昭和30年代への賛歌■■「菊次郎とさき」印半纏■■「菊次郎とさき」*吊り下げ手水(ちょうず)■■「純情きらり」と私の昭和■■昭和恋々:行水■ ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★9月7日*台風のあと・・・あたり梨 *UP・・・・・・・・・・・・・
2007.09.07
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誰しも、テレビをみれば「面白かった」「つまらなかった」といった感想を持つ。その感想を友達に喋ったりもする。しかし、それと、その感想を指定字数以内の文章にして葉書にしたため宛先を書いて投函するという行為を完遂することの間には、大きな違いがある。莫大なエネルギーが無ければ、感想を持つ事と感想を投稿する事の間にあるカベは越えられないのだ。敢えて壁を乗り越える人たちというのは、エネルギーを持て余していてなおかつそのハケ口を新聞投書欄に見出してしまったという特殊な人たちである。皆さんの知り合いに、ああいう投稿をしている人たちがいるだろうか。めったにいまい。いや、私は会ったことが無い。「月間カドカワ」88年11月号 byナンシー関・・・・・・・・・・・とナンシー関は言っているが、今やブログが大流行で私も、一日おきの間隔で書いている。けれども「エネルギーを持て余していている」のでも「特殊な人」でもない。(本人が言うんだから間違いない!)+++ここでも何回も取り上げた、「片付けブログの女王」夏目さんが、ブログ開設1周年を記念して、~ 片付けられない女魂 Presents トラックバック祭り ~ を開催中。お題は「ブログを始めた理由」。夏目ファンの私は、さっそく、祭に参加することに・・・。本を読んでいて、「このフレーズ、いいな♪」と思ったことはありませんか?簡単で、美味しい料理の作り方とか・・・書き抜いたり、切り抜いたりしたいと思ったこと、ありませんか?私のブログは、そんな切り抜き帳。環境問題、買った服、歳時記、京都、映画、短歌、詩、友人との会話、家族のこと、思ったこと、笑ったこと、怒ったこと、お気に入りなもの・・・。気になるものを切り抜きするより、ブログにまとめてみよう。そんな気持ちがきっかけです。カテゴリーは・・・。■チープシック■安いけれども安っぽくないもの。プラスチックでなく、籐や竹の籠・・・みたいな。■環境問題■環境問題は、避けて通れない人類のテーマ。私たちは、どうしたらいいんでしょう。■里山・歳時記■自然と人間が仲良く暮す生活。ハレとケのはっきりした生活。■本・TV■テレビも本も大好き!■日記■ブログの記録やメモ。■たわごと■笑え、笑えば、笑うとき、笑うぞ!!お笑い大好き!!(^▽^)■雑記■旅行など。■生活■料理、暮らしあれこれ。■時事ネタ・主張■ひとこと言いたい!!■トリビア■峠はなぜ峠っていうんだろう・・・。世の中には、不思議がいっぱい。「へえ~」なこと。■京都■そうだ、京都に行こう!■昭和恋々■懐かしき昭和の記憶。■映画■映画は心のサプリメント。ブログにまとめることで頭の中も机の周りもすっきり・・・。とはいきません・・・。 _| ̄|○ ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★9月6日*父の麦わら帽子:会いたくて、会いたくて・・・。*UP・・・・・・・・・・・・・
2007.09.06
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今日、テレビをつけたら、偶然、大リーグの野球中継だった。NY(ニューヨーク)・ヤンキースタジアムに出ていたのは、イチロー、松井、城嶋・・・って日本か!!(タカトシ風)その時、急にカメラがリスを捕らえた。リスはフェンスをチョロチョロと上がる。2匹、いや3匹。観客も大喜びでカメラを向けていた。ヤンキースタジアムには、よくリスが来るという。それだけ、近くに樹木が多いのだろうか。NYには、*セントラルパーク*という広い公園がある。総面積は337ヘクタール。東京ディズニーランド(51.8 ha)とディズニーシー(71.4 ha)を合わせて、約3倍の広さ!皇居(115 ha)と比べてもやっぱり約3倍!!私はこれまで、3回、ニューヨークのセントラルパークにに行ったことがあるが3回ともリスに出あった。日本の野球は、大リーグなみになったと言われる。次は、球場の周りの自然をリスの来るような、大リーグなみにしてもらいたい。◆◇◆おしゃれ手紙7:I LOVE NY◆~「セントラルパークで朝食を」~ ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★9月5日*雨乞い/「純情きらり」と私の昭和:水差し*UP・・・・・・・・・・・・・
2007.09.05
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■あらすじ■20歳の知寿が居候することになったのは、71歳の吟子さんの家。駅が見える平屋での奇妙な同居生活の中、知寿はキオスクで働き、恋をし、吟子さんの恋にあてられ、少しずつ成長する。二人に流れる四季を描き、選考委員絶賛の第136回芥川賞受賞作!青山七恵著・・・・・・・前から読みたかった本をやっと図書館で借りて読んだ。面白かったです。久しぶりに感情移入して読みました( ̄▽ ̄) 20歳の知寿は、将来になんの希望も夢もない女の子。人付き合いもヘタだし、服装や化粧をするというでもなし、音楽が大好きでもなし、ジャニーズにうつつを抜かすでもなし、本を読むでもない・・・。両親との縁も薄く20歳にして、心は老人。手くせがある。だから、ボーイブレンドも去っていく。吟子さんは、ダンスを習って、食事を作って、ボーイフレンド(ダンス仲間)と食事をする。いつも、刺繍か編み物をしている。そんな二人の暮らしを映画で見たいと妄想した。71歳の吟子さんには、「佐賀のがばいばあちゃん」や「菊次郎とさき」のおばあちゃん役の吉行和子。ところが、主役の知寿が決まらなくて、この妄想映画はさきに進まない。( ̄▽ ̄) 「ひとり日和」の舞台は、ほとんどがふたりの暮らす、駅が見える吟子さんの平屋。吟子さんの家から、駅は目の前。ホームにいる人も電車も見える。なのに、道がなくて、駅に行くのにまわり道をしなければならない。ふと友人のTの家を思う。彼女の家もまた、駅のすぐそば。なのに駅への道がない。回り道をしなければならない。彼女が小さかった頃は、あったのだそうだ。そこにたった一人で暮らしている。駅に近いけれども遠い吟子さんの家と友人Tの家。なにかに踏み出したいけれども、なにをしていいか分からない。幸福は目の前にあるようだけれども道は遠い・・・。駅に近いけれども遠いという家が、私には、ものがたりの象徴のように思える。 ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★9月3日*まいまいこんこん*UP・・・・・・・・・・・・・
2007.09.03
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小学生のころ、父の本棚にあった「半七捕物帳」をこっそり盗み読んでから、蚊帳が怖くなった。「半七」の中でもとりわけ怖い「お化け師匠」の踊りの師匠が、蚊帳の中で蛇に首を絞め殺され死んでいる様子がいま見てきたことのように、生々しく描かれていたのである。実際、灯りの消えた部屋では、蚊帳の中で寝ているのが誰かよくわからないものだ。もっと言えば、そこに寝ているのが、生きている体なのか、息のない体なのか、怖いと思うとそんなことまで心配になってくる。だから蚊帳の外から、ささやくように声をかける。すると青い薄闇に忍んだ自分の声が、髪をおどろに乱して死んだお化け師匠の、無念の声に思われて、風呂上りの体が凍りつく。そういうときに限って、生ぬるい風が吹いて、軒端の南部風鈴がチリンと一声鳴る。いまの子に「半七捕物帳」を読ませても、ちっとも怖がらない。夏の夜の青蚊帳も、大川端の柳も、虚無僧の尺八も知らないのである。しかし私には、そうしたものがなくなった世の中は、結構なようで、実はそれがいちばん怖いことのように思われるのだ。「昭和恋々」久世光彦・・・・・蚊帳に入る時には、蚊帳の裾を持って、うちわでパタパタあおいで、蚊が中に入らないようにすばやく入る。それでも中にいる蚊もいた。血をたっぷり吸って、ヨタヨタと飛んでいたりした。すると私たちは、容赦なくその蚊を叩き潰した。手が蚊の血で、真っ赤になった。自分の血を吸う蚊は、許せない。叩き潰されても、しかたがない。がしかし、蚊を食べる昆虫もいる。蚊を食べる昆虫がまた鳥に食べられる。その鳥を動物や大きな鳥が食べる・・・。そういう意味からいえば、蚊もまた必要な生きものだ。今は、蚊帳などいらなくなった。その代わりに、他の昆虫や鳥や動物も減ってしまった・・・。垂乳根たらちねの母が釣りたる青蚊帳(あおがや)を すがしといねつ たるみたれども 長塚節 ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★9月2日*9月がどんなに暑くても・・・ *UP・・・・・・・・・・・・・
2007.09.02
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「あの家の壁には、現金が塗りこまれているんや。それも、何億という金やで!」と出いりの客がある社長のことを言う。「そんな、彦八みたいなことを言(ゆ)うて・・・」とお局は笑う。「彦八みたい」なこととは、オーバーな言い回しや面白おかしいことをいう(らしい)。彦八とは、「上方落語の始祖」米沢彦八。江戸時代に、ものマネなどをやって大人気だったという人。その彦八の名を後世に残すために、彦八が活躍した生國魂神社の境内に平成2年『彦八の碑』を建立した事が「彦八まつり」の始まり。今日、9月1日から2日、雨天決行で行われます。現代の彦八ってだれだろう?( ̄▽ ̄) ■日時:平成19年9月1日(土)、2日(日)■場所:生國魂神社(近鉄「上本町」、地下鉄「谷町九丁目」 下車すぐ)◎大阪しぐれ◎は、私が大阪で知った「へえ~」や「( ̄▽ ̄) 」なことを書いています。 ◎人気blogランキングへ◎◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。★9月1日*台風のあと・・・魚とり *UP・・・・・・・・・・・・・
2007.09.01
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