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今日は時間があったので、確定申告書を書くことにした。数年前から確定申告をしているが、今回は仕事を辞めたこともあり、普段は給料で行われている、健康保険料・年金保険・生命保険料などの控除がされていないので還付金も相当見込まれるはずなので、気合をいれた 。健康保険の任意継続料も支払ったし。国税庁の確定申告の作成コーナーに飛ぶと、それほど考えなくても自動計算されるし、毎年作成が簡単にできるように改良されていると思う。ということで、とにかくためにためた保険料などの支払い証明や、源泉徴収などをコツコツと入力していって、なんとか完成させプリントアウトしたので明日は郵送するつもり。親戚の人から以前に確定申告やってと言われていたが、「自分のことは自分でしなさい。」と冷たく返事をしていた。しかし、その人の話を聞いていると相当程度の還付金があるような感じがしたので、かわいそうになり、「証明書とか全部もってくるのだったら代わりに入力してあげてもいいよ。」と連絡した。さっそく、その一式をもってきたのでこれも確定申告書を作成してあげた、こちらは給料収入がないので記入はより簡単だった。自動計算での還付金の額を教えてあげたら喜んで「今度親戚で旅行に行く時は、旅行代はもたしてもらうから。」とか言っていた。まああてにしないで、待ってましょう。明日から1週間程度10月にいっていたお仕事の仕上げに行ってきます。ブログがその間不定期になります。
2016年01月31日
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今日はホテルでトークショーがあるからと誘われて行ってきた。もちろん私のお目当てはお食事。 海の幸と色取り野菜ビーツでルビー色に染まった野菜スープ姫鯛の香草焼きとサフランリゾット牛フィレ肉のブランチャ焼き燻製ブロッコリーピュレーチーズの軽いムース ソース餡グレイス 杏のソルベ添え
2016年01月30日
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今日は用事があっておでかけします。ブログはおやすみいたします。また明日お伺いいたします。
2016年01月29日
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トルティーア硬い焼きそばクルミサラダガーリックトーストコーヒーゼリー
2016年01月29日
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今日はピアノレッスンの日課題曲を通して弾いてみる。結構長い曲だが最後まで間違いながらもそれなりに弾き通す事はできた。自己評価55点先生はきれいな音が出ているとは言ってくれる。「出だしはぞくぞくするぐらいいいですよ。」あとは一つのフレーズにめりはりをつけること。転調して明るくなるところを力強く。最後に同じメロディが2回続いているところの弾き方を工夫してみる要にと言われた。最後に向かってだんだん盛り上げるのか、最初に盛り上げて余韻を感じさせて終わるのか。要は表現力ということだろうか。メロディもリズムも楽譜通りですだけでは駄目なのだな。やはり余裕を持って弾けなければ、表現がついてこないことを実感した。将来の発表会に向けて練習している「ロンドンデリーの歌」最後までなんとかたどり着けますというレベル。自己評価35点 音はとれているので、弾き込めばできると思うというお話だが、先生も、とにかく両手が忙しい、次々アレンジが変わっていくと言うので、気の抜けない楽譜ですねと言っておられた。メロディラインをしっかりと(皆が知っている曲だけに、これがごまかせない)出しながら、なんとか楽譜通りに音とリズムが出せるよう頑張ろう。連弾のほうは、ゆっくりだとなんとか最後までたどり着く事ができた。しかし、二人で弾くと、先生がひいていたところを一瞬の差で私が弾くとかこちらの思っていない事が出てくるので、それで詰まってしまう。よほどテンポをそろえないといけない。55点 あと個人的に家で練習しているのが結構ある。曲を仕上げるとかそういうところまでは思っていないが、次の課題曲は指使いが複雑で、指定通りに弾くのは簡単にはできそうにないので、1段ずつ進めている。3月の講評会に弾く予定の曲は、以前に仕上げたがとにかく毎日弾いておかないとと5回ぐらいは弾いている。もう1曲発表会に出す予定の曲も1段ずつそして発表会で連弾する予定の曲も1段ずつ。
2016年01月27日
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前菜の三種盛り(イクラをトッピングしたムース、ドラゴンフルーツ、パプリカなど)本日のアミューズ(サーモンとカリフラワーのはさみ揚げ、お皿には塩が振ってある)ほろほろ鳥のソテーとバルサミコソース安納芋とビーツのポタージュ鰤の瞬間燻製黒毛和牛 牛すじパイシチューヒラメのナージュ(トッピングはとびこ)黒毛和牛おサーロインとヘレのポワレ きのことラタトゥーユのアメリカ風雑炊 洋なしムースのミルフィーユベリーとパッションソーダのスープ仕立て(グラスのパッションソーダを氷にかけていただく)これだけそろって5000円以下、こじんまりしたお店だったが、素敵なお店だった。
2016年01月27日
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今日の新聞やネットで、ネットで紹介された20年間閉店セールをしていたお店。私が10月ごろしばらく仕事をしていた時、通勤時に目にしていたお店だと気がついた。シークレットビジネスシューズ(身長が高く見える男性用の靴)を店主が発案したらしい。私は、表のテントにシークレットビジネス(シューズは省略されている)と書いてあったので、何か怪しい商売と誤解されるのではないかとか勝手に思っていた。でも、歩いているととてもインパクトのあるお店だった。この通りを1ヵ月通っていて記憶にあるのはこのお店ぐらいだろうか。「もうあかん」とかほんとに大阪のお店の大将(大阪の方言で、そこの店主に対して使われる)らしい垂れ幕などを一杯出したりしているが、インチキという感じはなくて、今度どんな垂れ幕がでるのだろうと思わせるようだったらしい。今回はほんとの閉店らしいが実際みたお店なので印象に残った。
2016年01月26日
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今日は声楽レッスンの日。寒い中だったが頑張って出かけた。今日は、発声練習からやってみた。音が上がっている時は集中しているが、音が下がってきた時に緩んでいる感じがする。最後まで緊張感をもってということだった。それでも、頑張ってA5(八長調で普通のラの1オクターブ上のラ)まで出す事ができた。やはり先生が聞いていると思えばこちらも、気合が入る。ソプラノ歌手という人だと最低C6(普通のドの2オクターブ上のド)は必要なようだが、今までのコーラスの経験からだと素人コーラスだとソプラノの最高音はA5 なので、なんとかソプラノでやっていけるという自信がついた。コーラス再開した時はE5(普通のミの一オクターブ上のミ)で必死だったので、大分進歩した。その後ソルフェージュの練習、今日はテストのつもりで頑張ってくださいと言われる。(そんなの聞いてないし・・・)五つのメロディーを歌ってみる。二つのメロディーは合格。あとの二つは一部の音が、きちんと真ん中に入っていない。普通であれば合格にしてもいいが、今後の事を考えるときちんと音の真ん中であわせるようにしておいた方がいいとおっしゃった。私もきちんと歌いたいので、再度練習して挑戦することになった。メロディーが下がっていく時に緊張感をもつこと、最初の音手探りでなくバシッと合わせる事など自分でも欠点だと思っている事が明らかになってくる。
2016年01月25日
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今日の最高気温は5度という予報がさらに下がって3度ということになっている。普通の暖房の上に靴下一枚余分に履いてスリッパをはく。首のタオルは水仕事をしたらただちに手を拭くため。水の冷たさで指の感覚がなくて、洗濯ものが乾いているけど冷たいのか、湿っているのかも判別付かない。手が乾いていれば、指先の感覚が戻ってくる。じっとしていると温まってくる感じがする。なんとか足先も、指先もあたたかい。さらにカイロとマスクを加える。これで完璧!
2016年01月24日
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明日はものすごい低温になるらしい。役所からの情報メールにも登録しているが、役所からも明日の寒さに注意するようにというメールが来た。よほど寒いんだろうかと心配になったので、今日はフルコースの掃除を敢行した。万一明日寒くなって、動く気がなくなってもしのげるように(笑)1階の掃除はコードレスなので問題はないが。2階は普通の掃除機を使っている。私はコードの元の方の黄色いテープが巻かれてあるところまで出して使っている。私は黄色の所までは出して大丈夫、赤い色が出てきたらそれ以上出してはいけない印だと思っていた。ところがある人が、黄色は注意しないといけないとい印だから、そこまで出してはいけないというのだ。お互いに意見を引っ込めずに、それぞれのやり方でしてきたが、ネットで調べたらやはり黄色い印まで出した方が、本体の発熱などが少なくなるからその方がいいらしいとわかって、安心した。
2016年01月23日
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関取千両幟(せきとりせんりょうのぼり)豆知識この物語は九段からなる長編だが、今はもっぱらこの部分だけが上演されている。 前提関取 猪名川 を贔屓にしてくれる鶴屋の若旦那礼三郎は遊女錦木に惚れていて、身請けしようとしている。しかし身請けの金が足りずに礼三郎と錦木は心中するしかないと思いつめている。そこで猪名川は自分が金策するからと安心させる。礼三郎の親が息子に内緒で出してくれた金など、色々集めてもあと200両が足りないので猪名川は困っている。しかも、同じように錦木に惚れている侍九平太が礼三郎に何かと嫌がらせをするので、猪名川は懲らしめのために殴ったこともあった。猪名川内より相撲場の段関取猪名川は仲間の鉄ヶ嶽と一緒に家に帰ってくる。家では女房おとわがもうすぐ取り組みもあるので、ちょっとしたご飯でもと用意を始めた。鉄ヶ嶽は戦績が良くなかったので、今日勝たないと、池田藩のお抱え力士の地位を失うかもしれないと焦っている。そこへ、遊女屋の使いがやってきて「錦木の身請けの金あと200両を今日中に支払ってもらえないと、別口で身請けの話があるので、錦木はそちらに落籍せてもらいますよ。」という。「その別口の客というのは、私のことだ。」と鉄ヶ嶽。これは鉄ヶ嶽が実際の身請けをするのではなく、鉄ヶ嶽の贔屓の九平太の意向だと悟る猪名川であった(昔の身分のある人、金持ちは表に名前が出ると差しさわりがあるので、代理人の名前で身請けなどをした)「こちらもどうしても錦木を身請けしたい事情があるので、そちらの話はあきらめてもらうわけにはいかないか。私はどうなってもかまわないが。」と猪名川 。それならば、九平太が殴られた意趣返しをしても文句はあるまいと、猪名川を打ちすえる鉄ヶ嶽。くやしいが、ぐっとこらえる猪名川だった。今度は相撲の興行主の使いがやってきて、今日の取り組みの番付だと書付を渡す。これを見ると猪名川と鉄ヶ嶽が対戦することになっていた。鉄ヶ嶽は「魚心あれば水心というからな。身請けの話はお前の心次第」と意味深な言葉を残して去っていく。これは勝ちを譲ってくれということだろう。礼三郎に約束した手前なんとかしないといけないが、あんなやつに勝ちを譲るのはくやしいが・・・と様々に悩んだ猪名川だったが、ここは勝ちを譲るしかあるまいと覚悟を決めるのだった。女房おとわがあらわれ、「お前さんひどく顔色がわるいけど。何か悩み事でもあるの。」「礼三郎さんに頼まれた身請けの金ができなくてな。」「礼三郎さんのお父さんに相談してみてはどうかしら。」「いやあちらのご主人は、身請け話にはひどいご立腹。そんな話をもっていったら礼三郎さんはこっぴどく叱られてしまうだろう。下手をすると二人で心中しかねない。あたら二人の命を散らせてはならないと、こちらも気をもんでいるのだ。」おとわは、鉄ヶ嶽との話を聞いており、「まさか、お金を作るために勝ちを譲るとか考えてないでしょうね。」「そんなことはない、必ず勝ってくる。」という言葉も力なかった。時間が来たので、相撲場に出かけていく猪名川。それを見送って、おとわもそそくさと出かけていく。ここから相撲場になる。いよいよ取り組みの順番がきて、土俵へ上る二人。猪名川はやはり力が入らずおされぎみ。あわやというとき場外から「猪名川へご贔屓より、賞金200両進上」と声がかかる。その声に力を得て、無事猪名川は鉄ヶ嶽を倒すのであった。試合が終わって、帰りかける猪名川に遊女屋の北野屋の主人が声をかける。「今日はいい試合でしたな。最初は危なかったけど良く盛り返しましたな。そうそう、猪名川関に200両差し上げたご贔屓がこの駕籠にのっておられますよ。ご挨拶していかれてはいかがです。」駕籠のタレをあげるとそこに乗っているのは女房おとわであった 。「あなたが、200両の金の工面に難儀をしておられるとおとわさんが、わが身を売ってお金を作られたのです。」駕籠にのって去っていくおとわを、いつまでも見送る猪名川であった。(その後の話)九平太は悪事が露見して捕えられ、鉄ヶ嶽は何者かに切り殺され。悪党は滅んで礼三郎と錦木は結ばれ、おとわも礼三郎の親が金を出して自由の身になりハッピーエンドとなる。
2016年01月20日
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このチラシの人形は久松の許婚お光、前回の人形はお染です。頭はどちらも「娘」という名前のものを使っています。野崎村の段久松は実は石津藩の家臣の子どもであったが、父親が藩に伝わる家宝の刀を紛失したので、責任をとって切腹し家は断絶となった。久松は乳母の兄にあたる久作に育てられた。久作の娘お光は、田舎育ちと思えない立ち居振る舞いでとても美しい娘であった。久作夫婦にいずれは久松と夫婦にしてと言われており、久松を憎からず思っていた。お光は久作に「今日は久松が奉公先から帰ってくる。妻も重い病で、この際久松の奉公を辞めさせて、お前と夫婦にして暮らしたら、妻も安心する事だろう。善は急げで、今日にも祝言をあげようと、久松には話してみるから、お前もそのつもりで。」と言われ浮き浮きしている。久作は久松の奉公先に歳暮を届けにいくと出かけていく。そこへ小助に連れられて久松が帰ってくる。久松の集金してきた金が贋金であったので、(前の段の事件を受けた話)これはどうしたことかと奉公先では騒動になっていた。久松が金を着服したと思われたが、店の女主人は、真相がはっきりするまで、実家に帰れと言われて戻ってきたのだった。小助は家にやってくると、久松が集金先の金をくすねて家に戻されたのだ、この始末はどうするのかと、留守番のお光を相手に悪口雑言をはきちらす。お光も色々にあやまるが、ますます居丈高な小助だった。そこへ、久作が戻ってきて、紛失した金と同額の金を差し出す。小助は金さえもらえば文句はないと帰っていく。(寺に代々の供養を頼もうとためておいた金を出したものだった)久松には店の奉公もここらで切り上げ、お光と世帯を持てと久作は話す。久松も納得してそれでは祝言の支度をと男たちは、去っていきお光は料理をはじめている。(お染と恋仲なのに、お光と結婚せよといわれて、そうですねという久松はどういう男なのかと私は思う)久松が実家に帰らされたと聞いて、お染はそのあとを追ってきた。思い切って久作のうちに入り、居合わせたお光に「こちらに久松という人はいないでしょうか。」と尋ねる。華やかな服装と物腰から、お光はこれがとやかく噂のある奉公先の娘お染だと 悟ったので、「そのような人はおりません。」と邪険に追い返す。あきらめきれないお染は立ち去りかねて、表から中の様子をうかがっている。お光は久松と久作が現れたので、二人して久作の世話をしているのを表のお染に見せつけるようにする。しかし、久松の方も表のお染に気がついてしまう。きもそぞろになってとんちんかんな返事をする久松。婚礼の支度というので、お光は下がり久松はひとりきりになったところへ、お染が飛び込んでくる。「山家屋に嫁に行けと言うあなたの書き置きを見ました。一緒に二人で暮らそうと誓ったのにあんまりな。私はあなたと一緒になれないなら死にます。」「今までお世話になったご主人様にも申し訳ない、あなたを連れて出ることは私にはできません。しかし、そこまで思ってくれるなら・・・」(なんて気の変わりやすい男だろう。)と二人でもめているところへ、久作が登場する。「歌祭文にも言われているお夏清十郎も、結局不幸な結果に終わってしまいました。主人の許さぬ恋は不幸な結果が見えている。久松と一緒になっても、久松は許婚を捨て、良い家のお嬢さんに乗り換えたえげつない男と後ろ指をさされます。あきらめなされ。」久作の説得に、二人はあきらめます。お染は山家屋に嫁ぎますからと口ではいったものの、こうなったら心中するしかないと目顔で知らせ合っている二人だった。お光がそこへ綿帽子をかぶって登場する、久作が綿帽子をとってみると、お光は黒髪を断ち切って尼の姿をしている。「私は二人の話を聞きました。久松さんと無理に夫婦になったところで、二人は心中する心づもりでしょう。私一人が身を引けば二人は死なずに済みます。ああ、私が幸せであったのはほんの半時」呆然とする二人と久作。お光の心を思いやって皆が涙を流すのだった。 お染の様子を心配してやってきた母親がその様子を外から見ていた。「お光さんの志十分受け取りました。今すぐにとはいかないが、折がきたら二人の仲を許しましよう。」というわけで、お染は母親と船で、久松は駕籠で土手を帰っていくのだった。(その後のお話)しかし、母親はお染と山家屋の縁談を強引に進め、結納までもらう事態になる。一方久松の乳母たちの苦労で、紛失した刀のありかが見つかった。お染の母が山家屋の縁談にこだわったのは、山家屋に家宝の刀が質入れされていることを知っていたからだった。(結納の品として刀をもらいうけた)周りはこれを藩に持って行けばお家が再興できると喜んだのだ(しかし、お染は山家屋に嫁に行かないといけない)が、お染は実は久松の子を身ごもっており、嫁に行く事はできない身であった。また、久松は女の事でもめ事を起こしているようでは、帰参はかなわないお染のことは思い切れと乳母に強く忠言され、結局切羽詰まった二人は心中してしまう。どうもこのタイプの男だから、お家再興を必死になってするというよりは、周りに取り込まれている感じがする。だいたい、純愛なら「私のことは忘れて親が勧めるところへ嫁に行ったら。」というのはわかるが、深い仲になってからよそへ嫁にいけというのは、卑怯じゃないだろうか。お光に対して「自分はお染が好きだからこの祝言はなしにしてほしい。」と頭を下げるのならまだしも、お光の方から身を引かせるのはひどいと思う。その場その場で生きているから皆を不幸に巻き込んでしまう。こんな男のために一生懸命になった皆がかわいそうだ。
2016年01月20日
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今回は文楽初春公演の第一部を見に行った。新版歌祭文(しんぱんうたざいもん)お染久松の話豆知識商家の丁稚久松が店の娘そめと心中をしたという事件をもとに書かれた話これについては色んな作者が歌舞伎・浄瑠璃にとりあげているが、このはなしがもっとも有名。5段の話からなっているが、今回はそのうちの2段が上演されている座摩社の段(ざまやしろのだん)大阪の本町に実在する神社である。油屋の丁稚久松と下人小助が代金の受け取りにでかけているところだが、小助というのは悪党で、久松の集金した金の横領をたくらんでいる。仮病を使って、自分は茶店に残り代金を久松一人に取りに行かせる。さらに小助は神社で山家屋佐四郎 がお染と夫婦になりたいとお百度を踏んでいるのをみて、門前で占い・祈祷をしているインチキ山伏に、山家屋を利用して金儲けをしようともちかける。山伏のところに山家屋を連れていくからそれまで待てと指示をする。小助は以前から山家屋から小遣いをもらいながら、お染の動静などを報告していたのだった。そして山家屋に、お染からの手紙を預かってきたと、気を持たせながらまた金をせびりとる。しかしその手紙は、「ご厚意はありがたいが、私はあなたと結婚する気はない。」とつれないものだった。ショックを受ける山家屋。小助はあそこに立派な山伏がいる、あの人に祈祷してもらえば状況が好転するかもしれないと言葉巧みに誘う。山伏は小助からの情報を得ているので、ずばりずばりと山家屋のことを当てていき、信用した山家屋に家で祈祷をし恋が成就するようにしてやるから、それなりの祈祷料を出せとと連れだって去っていく。小助は、待ち合わせていた悪仲間鈴木弥忠太と勘六と久松が集金してきた金を奪う手筈を密談しに行く。久松が集金して戻ってきたところを、神社にお参りに来たお染と出会う。二人でゆっくり話をしたいとせがむお染に一目もあるからと、山伏が占いをしていた小屋があいていたので、そこへ入っていくのだった。その後久松はお染とともに小助を探し出し、さあお店に帰ろうとしたところ弥忠太と勘六が登場する。久松のそばでわざとけんかをはじめ、どさくさにまぎれて、久松の集金した金を入れた袋をつかんで贋金とすりかえる。なんとか金を取り戻した久松だが、これ以上変な事に巻き込まれてはいけないからと小助たちは店へといそぐのであった。弥忠太は勘六に礼金を2両やり小助にも礼金をやってあとは自分のものにするつもりでいる。久松の集金先の用人という侍が現れ、丁稚が無事に帰ったかと見届けにきたら、お前たちが金をとったのかと詰め寄る。勘六は侍に切りかかり、相手を倒す。驚く弥忠太。「侍を切ってしまったからは、ただでは済まない。なんとか私がすべてのの罪をかぶるから、この金持って、奉行所に出頭します。あなたのことは絶対に口がさけてもいいません。」と勘六の言葉に。「すまない」といってとるものもとりあえず逃げていく弥忠太だった。弥忠太がいなくなると、倒れたはずの侍が起き出して勘六は「上手く行ったと。」大笑い。侍に礼金を渡して、勘六は金を独り占めにしたのだった。(次々と色んなタイプの悪人が出てくる、面白い場面)
2016年01月20日
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今日は文楽初春公演の第一部を見に行きます。というわけで、今日はブログをお休みします。ご訪問はまた明日にさせていただきます。
2016年01月19日
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日曜日はお寺さんがくることになっていた。(普段は土曜日だけど事前に連絡はあった。土曜日はコーラスの発表会だったので、ありがたいと思った。)いつもは8時半にくるけれど、今日は9時にやってきた。その間にお風呂やお手洗いの掃除、洗濯物干しを完了する。 話を聞いてみると、すでに別に1軒まわってきた様子だった。ぼろぼろだったお経は、新しくなっていた。しかし、お経のほうは特に声が小さくて何をいっているのか分からない。私も唱和しているのだが、私一人でお経を唱えているような感じがした。そして、また相変わらずの世間話が特に長い。たまらず、私が「すみません。今日は11時にはいかないといけないところがありますので。」と話をぶった切ってしまった。というわけで、1時間10分のご滞在だった。やはり相場からしても長いのではないかと思われるが。まあなんとか帰っていただいたので良しと
2016年01月17日
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土曜日はコーラスの発表会に参加してきた。歌う時間は15分だけれど、リハーサルは10分しかないので立ち位置の確認とか、振りの確認をするのが精いっぱいで通しで練習する事は難しかった。それでも、リハーサルの光景を見ていた、他団体の人から拍手をいただいたので(リハで拍手されているところは他になかった)、まあまあかなという感触はあった。 通して歌ってないので、ちゃんと歌えるのかどうかも非常に不安だった。もちろん前日からひまさえあれば、自分ができていないと思うところは何回も歌っている。本番前の楽屋で、なんとかできるだけということで練習もした。そしていよいよ出番。もちろん懸命に歌った。振りも歌詞も間違えずに歌った。ひたすら指揮を凝視した。(うちのグループはは暗譜です)自分ではほぼ完全に歌えたと思う。コーラスというのも、パートを歌いながら全体の演奏を客観的に聞く事はできないので、全体としてどうだったのかはわからなかった。 歌い終えた後、違う団体の人から声をかけられた。「すごく声がでててよかったです。迫力ありました。」と言われた。うちのグループの人で、歯の手術をして口をあけられないと言う人が出演はできなかったが、見に来てくれて、おせじ抜きで、他のグループ以上に迫力があったと言うことだった。よかった。80点ぐらいのできかと思われる。
2016年01月16日
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今日はコーラスの発表があるため、朝から夕方まで出かけていますので、ブログはお休みさせていただきます。お風呂で何度も練習したので、1曲はだいぶ完成度は高くなった感じがします。ただ、練習を後回しにした曲のほうが、ちょっと・・・ですがなんとか頑張ってきたいと思います。
2016年01月15日
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ピアノのレッスンのあとコーラスに行く前にと、夕食としてあるお蕎麦やさんに入った。私のの隣のテーブルに70代後半以上と思われる女性が座った。注文を取りに来た人に、クーポンを見せて「お蕎麦の大盛りを。」と言っていた。店の人は、「これは、何か品物を注文してもらったら、大盛りでも同じ値段で食べてもらえますと言う事です。」と説明していた。私もそのクーポンはもっていたが、大盛りは食べられないと思ったので、同じクーポンで受けられるわらび餅のサービスを選んでいた。そのクーポンは誰にでも一定期間にそのお店に入った人には配っているものだったので、常識的には50円から100円程度のサービスなんだろうなと思っていた。そばの大盛りを無料で食べられると言う風には全く思っていなかったので、ちょっとびっくり。 その人はすったもんだの末に、天ザルの大盛りをクーポンを使って注文したが、結局お蕎麦を残して出て行った。意地でもそのクーポンを使わなければと思ったのかな。もったいない。
2016年01月15日
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今日は朝からお墓参り。地元のローカルルールでお正月に供えた松竹梅を普通の仏花に替える。昼からはピアノレッスン。前回の課題曲はすんなり合格。余裕を持って弾いてますねと褒められた。(バンザイ)メロディも前回より歌えてますとのことだった。次の課題曲については、これよりも発表会用の曲を見てもらいたかったので前半だけ弾いてみたが、これも問題なしということで次回は後半を見てもらう事にした。いよいよ発表会用の「ロンドンデリーの歌」とにかく難しい。課題曲なら2週間あればなんとか形にして聞いてもらえるようにはなるのだが、形になっていない、しかし先生に聞いてもらわないとどこをどう練習したらいいのやらと言う状態だ。それでも最後までなんとかたどり着いた。慣れてないのですらすらとはいけないだろうが、指使いも問題ないからとにかくゆっくりゆっくりメロディラインを確認しながら弾き込んでいけば大丈夫。この段階でここまでやれたらいけてますと言われた。左手が、分散和音を弾いてみたり、和音になったり、右手も和音がついたりとアレンジがどんどん変っていくので難しい。最後に連弾もしてみたが、やはり自分ひとりで弾くのと、違う音が入ってくるのとでは全然違う。相手につられるというか。まだまだ弾き込んでいかないといけない。(コーラスでも同じことが言えるけれど)その後コーラスの練習に向かう。イタリア語の歌は特に問題はないと自分でも思う。2番目の曲。リズムがむつかしい。後半しっとり聞かせるところは全体としてもそれなりにまとまっていると感じられるが。裏拍子ではいったりシンコペーションを多用している部分の入り方が微妙にずれている感じがする。3番目の曲、ソプラノが伴奏的に入る部分が非常に不安。自分では入っているつもりだが、周りの人が出遅れたり、人の歌うのを聞いて入ったりする。するとこちらも不安になって、大丈夫かなととまどってしまう悪循環。この歌だけ横一列にならんで歌うと言うことにしているので、横に広がって他のパートの声が聞こえにくいのでそれも不安。これも練習あるのみという感じがする。私も明日一日この2曲の練習に集中したい。
2016年01月13日
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月曜日は今年初めての声楽レッスン。楽譜を一見して正しく歌うという練習を続けている。リズム・・・音が並んでいる時に歌う速度が速くなる。長い音符を歌うときに、リズム感を失っている。音をただのばすだけではいけない。音程・・・歌いはじめる時が自信なげ。高い音に飛ぶとき音の中心よりずれている。的の中心に当てるつもりで音を飛ばせるように。曲として歌うとき、最初は集中して歌っているが、最後になると気が抜けている。先生は大分できてきているけど、こういう自分の癖をしって直していくように頑張ってくださいということだった。一方練習曲のほうはカンツォーネなので、教科書のようにきちんと四角四面に歌うのではなく、伸ばす音に色気を出すとか気持ちに従って速さを変えるなどの工夫をするようにということだった。(表現力なのかな。いまは歌詞を間違えないように歌うのが精いっぱい)その後ピアノの先生の演奏会にでかける。会場は私の良く知っている場所なので、要領よくいい場所を確保することができた。 音楽教室の講師の方がそれぞれに曲を演奏した後。アンサンブルの演奏をおこなう。ピアノのほうは皆さん、高度な曲をひいておられてすごいなと思われた。それ以上に驚いたのはアンサンブルでの私の先生のパーカッションの演奏で。普段大人しくて華奢で「小鹿ちゃん」みたいな先生がレディガガみたいなメイクをして、野性味たっぷりの迫力ある演奏を聞かせてくれた。一つの打楽器で様々な表情を出しておられて、圧倒される演奏だった。
2016年01月12日
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楼門の段老一官たちは獅子ヶ城で再び落ち合い、城に向かって開門を頼むが、今は将軍不在であり、どこの誰とも知らぬものをなかに入れることはできないと、取り付くしまもない。それでは、将軍の夫人にあって話をさせてくれと、押し問答をする。騒ぎを聞きつけて、錦祥女が楼門に姿を現し、「私と話をしたいとはいったい何者であるか。」と問う。そこで老一官は、日本に渡った父親である事を話す。証拠はと聞く娘に、お前に残した私の絵姿を見てみよ、必ずわかると言う一官(写真は、錦祥女が絵姿を取り出して見比べているところ)。祥女は父親であることは納得し、「日本に渡った父さんとはもはやこの世で 会えぬと思っていたが、こうして会える嬉しさよ。」しかしながら、親戚縁者とはいえ他国のものは城内に入れるべからずと韃靼国王からの通達あり、家来の手前城にいれることはできないと悩む、錦祥女であった。そこへ一官の妻が「それでは私だけを城内に入れてくれ、このような年寄りの女、何もできるはずがない。心配なら私を縛ってもよいから。」と訴える。縛って入れると言う事であれば、国王にも言い訳が立つということで、妻一人縛られて城内に入る。錦祥女もこの時期に日本からやってきた父親の意図は薄々察したため、もし夫との話が上手くまとまれば、城から流れる川に白粉を、上手く行かなければ紅を流すから、お父さんたちはそれを待ってくれと言い残す。甘輝館の段女中たちが錦祥女に指示され、歓待のために一官の妻に、唐揚げや様々の料理を出すが、手をつけない。「むすび」が食べたいと言われて何か分からず戸惑う女中たち。異文化に接した人のカルチュアショックを上手く描いている。甘輝将軍が帰館し、一官の妻は祥女とともに明再興のための助力を願う。「自分も多勢に無勢やむなく韃靼国王に従っているが、有力な味方があるならば明再興の努力をしたい。」こたえる。「しかし、その前に。」と刀を抜いて、祥女に切りかかる甘輝。妻は驚いて祥女をかばう。「乱心か?味方をするのがいやなのか」「そうではない、明再興のために戦うのは構わないが、韃靼国王より和藤内には気をつけよと言われ、もし万一国内で見つければ必ずやとらえて見せると公言してきた。まさか我が妻の兄弟とはつゆ知らぬ事。妻に泣きつかれて寝返った男だと、敵のそしりを受けては男がすたる。妻とは関係のないことと明らかにするために、かわいそうだが死んでもらう。」一官の妻「祥女は私にとっては大事の娘。目的のために継子を見殺しにした冷酷な女と言われては私の恥。いや日本人の恥。この子を殺させるわけにはいかない。」祥女「父が命がけで日本から戻ってきて、明再興のために尽くそうというのを私も助けてやりたいから、どうぞ私を殺して。」三人がそれぞれの思惑で、争っていたが、「この交渉は決裂だ。」ということで、祥女は手筈通り紅を川に流すのであった。紅流しから獅子ヶ城の段城外で様子を見ていた和藤内は川から紅が流れてきたのを見つけ、これは残念無念交渉は決裂か。それでは母を助けに行かねばと、城内に入り込むのであった。和藤内は館に入り、甘輝と対面する。和藤内「何故、我々に味方してくれないのか。我らに何か不満があるのか。」甘輝「そうではない。味方する気はあるのだが。」「まして我らは錦祥女の身うちではないか」「それよ、それ。何かと言えば妻の身内だという言葉が出る。妻に引かされて味方するとは思われたくはない。」和藤内はかっとして刀を抜き、二人は一触即発の状態。そこへ祥女が現れ懐剣を胸に突き立てたあり様を見せる。川に流れた紅は祥女の流した血であったのだ。「私はみんなで力を合わせて、明の再興のために戦ってほしいのです。私の存在がその障害となるのであれば、喜んで命を捨てます。あなたも、私が死ねば誰からもそしりを受けることはありません。」あまりのことに呆然とする二人、わっと泣き伏す老母。二人は気を取り直し祥女の息のあるうちにと、衣服を改め出陣の支度をする。甘輝は和藤内に向かい「これからはあなたは国性爺鄭成功となのり大将軍として出陣されよ。」と宣言する。老母は祥女に向かい「二人は立派に出陣するから、あのあり様しっかと目にとめておきなされ。」と言いながら、祥女の懐剣を取り、自分の胸に突き立てる。「ここで私が永らえば、娘一人をむざとは死なせぬといった言葉は嘘となる。韃靼王は母の仇妻の仇と思えば、相手を討つ力にもなろう。私たちもこれで思い残すことはない。」と息絶えるのであった。(女二人の死がついに男たちを決断させ、明の再興へとつながっていく、戦ったのは男だが、その背中を押したのは女である)これでお芝居はお終いですが、続きが気になる人のためあらすじを紹介する。その後二人は、明の皇子を助けて山中に潜んでいた忠臣呉三桂とめぐり合い、力を合わせて韃靼王を討伐する。日本に残っていた妻こむつと栴檀皇女は夢のお告げを受けて、中国に渡るべしとやってくる。こうして皇子を帝位につけ、明は再興しめでたしめでたしの結末を迎える。
2016年01月10日
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昨日からの続き平戸浜づたいから唐土船の段鄭芝龍は明の先帝の臣下であり、先帝は暗君でなんども諫言していた。そして先帝の怒りを買い明を追放され 日本にやってきて、老一官と名前を変え日本人の妻をめとり和藤内(わとうない=和(にほん)でも唐(中国)でもないという洒落)という息子をもうけて、漁師をして暮らしていた。もちろん鄭芝龍は、政治情勢が変われば中国へ帰参しようという希望をもっていたので、息子には自分の持っている武人としての知識を教え込んでいた。和藤内と妻こむつが、浜辺で貝を採っていると船が近づいてくる。よく見ると立派な衣装の女性が乗っている。こむつが「あなたも、世が世であれば中国であのような立派な女性を妻にしていただろうにね。」「いやいやあんな立派な人と暮らすと肩がこってかなわない。」などと言っていると、女性が船から降りてきて、二人を招く。中国の言葉で話すので話が通じないこむつはとまどうが、和藤内は親から中国語を学んでいたのでその女性と話をし「明が李蹈天の裏切りにより韃靼国に攻め込まれて、帝はなくなり私は忠臣に助けられやっとの思いで、ここまでのがれてきた。私は皇帝の妹栴檀皇女である。」ことがわかる。それを聞いて和藤内は驚いて、父親を呼びにやる。入れ違いに父親と母親が現れて事情きいて驚き、これは一大事だ中国本土に渡り、韃靼を追い払い明の再興をせばと男たちは考えた。老一官夫婦と和藤内は中国に渡り、こむつは栴檀皇女を守り日本で知らせを待つという手筈を決めて家族は別れ別れになるのだった。大ぜいが動くと目に立つということで、老一官は和藤内と妻とは別々のルートをたどることにし、中国千里が竹というところで落ち合う約束をした。千里が竹虎狩りの段 約束の竹林でみんなが落ち合うと、老一官は「国は全て韃靼国の支配下にあり、信頼できる者がいるとすれば、私が日本に渡る時こちらに残してきた娘 錦祥女しかいない。娘は五常将軍甘輝の妻となっているらしい。娘にあって、われらの思いを話し味方を募ろうと思う。」と錦祥女が住んでいる獅子ヶ城を目指すことになったが、再び別行動をすることになる。和藤内と母が竹林を進んでいくと虎(人間が入った着ぐるみ)が登場する(文楽は人形なので本当に大きく感じられる。舞台から身を乗り出したり、浄瑠璃をかたる太夫のそばまでやってきたりとお客サービスもする)ここで虎と和藤内は戦うが、母親が「こんなところで虎と戦っても仕方がない」と伊勢神宮の御札を和藤内に持たせると、お札の霊験で虎はたちまち大人しくなる。そこへ、李蹈天の家来安大人がやってきて「韃靼への献上物として虎を狩っていたのだ、そのとらをこちらへよこせ。しかも日本風の衣装をきているなど怪しい奴」と手下たちと襲い掛かってくるところを、和藤内がやっつけ、「命が惜しくば、我が家来になれ。」と迫りついに和藤内の手下にしてしまう。
2016年01月10日
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今回の初春公演は第2部から先に見た。国性爺合戦 (こくせんやかっせん)豆知識父は中国人、母は日本人の子どもとして生まれた鄭成功(九州在住)は7歳の時中国に渡ったが、当時の明王朝が、清(満州族)に滅ぼされようとしたため兵を率いて、清に対する抵抗運動を行った。という史実を近松門左衛門が大幅に脚色を加えてこの物語を作った。これは大ヒットして、当時としては異例の17カ月興行というロングランだった。メインの舞台が中国と言う事で、当時鎖国で海外事情を知ることができない大半の日本人にとっては、興味をそそられる題材であった。鄭成功は国姓爺とよばれたが、話が史実とは大分違うので国性爺と名前を変えてある。大明御殿の段韃靼国の使者が、今まで争いを続けてきた両国の和睦の印にと沢山の品物を持参してくる。その代わり皇帝の妃を韃靼国の妃に申し受けたいと申し出る。(普通は到底うんとは言えない無理難題、和睦と言うよりは喧嘩を売りに来た言い草)臣下の李蹈天は、先年飢饉の折に私が内々韃靼国に助力を願って食料をだいぶ送ってもらった恩があるので、言うとおりにしてはと進める。もう一人呉三桂は、それはそなたが勝手にやったこと、飢餓になれば朝廷・官吏一丸となって、節約し金を作って食料を買いいれれば済んだ事、韃靼国の申し出を受けるべきではないと反論する。使いは怒って、それでは、我々は宣戦布告をするぞと言い捨てて帰ろうとする。李蹈天は自分の左目をえぐり出し、恩知らずといわれないために命を差し出す覚悟はあると言ったので、使者もそこまでするならと黙って帰っていく。大明御殿奥の間の段皇帝の妹栴檀皇女は兄皇帝から李蹈天の妻になるよう言われているが、気が進まず返事をしないでいる。皇帝がやってきて、今から宮女たちに花軍(はないくさ)させる。梅の軍が勝てば縁談は中止桜の軍が勝てば結婚せよと迫る。(これはやらせで、桜の軍が勝つようにしむけてある)花軍をして勝ちどきの声を桜の軍があげていると、呉三桂が甲冑を身につけて登場する。宮城でこのような遊びごとをされると、実際に危険が迫った時に、また遊んでいるのだろうという気になってしまい危機管理上問題だからやめていただきたいと皇帝に意見をする。皇帝は怒って呉三桂を踏みつける。そこへ呉三桂の妻柳哥君が栴檀皇女を連れて登場「韃靼国が攻め込んできました。李蹈天は寝返り、多くの家臣たちが戦わずして投降してしまいました。」と訴える。呉三桂は妻に栴檀皇女を逃がすように指示し、自分はわずかの手勢を率いて、韃靼国軍に切りこんでいくのだった。芦部の段柳哥君と皇女はやっとのことで、海まで逃げてくるが李蹈天の家来安大人が船に乗って、彼女らを探しているのと出会う、柳哥君は安大人を船から突き落とす。しかし、多くの敵方の兵隊に囲まれたので、皇女を船に乗せ、柳哥君は敵方と戦いなんとか退けるが、自分も重傷を負う。柳哥君は自分はもう船に乗っていく力もないので、なんとか皇女様がその船でできるだけ遠くに逃げてくれと、船を押し、涙ながらに別れるのであった。
2016年01月09日
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12月以来のはじめての女声コーラス。来週の土曜日がコーラスの大会への出場なので、それなりに仕上げていかないといけないのだが、地元の人で何人かがどこかの御不幸で欠席されたりしていた。発表するのは3曲で、イタリア語の歌というのは去年の5月には完成して、ずっと歌っているものなので、これはひたすら元気に、行進曲風に歌えば良く、歌詞もリズムもほぼ問題なくいけている。振りもあるが、これもなんとか。私個人としては80点以上はいけているつもり。2番目の曲は、5月ごろから始めた歌で、歌詞は一応覚えているが、時々間違える。またリズムが難しいので、伴奏に乗り遅れたりする。70点もう少しリズムに乗らないといけない。3番目の曲は去年の9月ごろから始めた曲で、ソプラノが伴奏的にハミングやスキャットを入れる部分の入り方がまだ頼りない。あと繰り返しで、曲の途中に戻る時のタイミングをはずしそうになるので、集中が必要、70点ぐらいかな。16日まで、あと1週間しかないので、これから毎日外出の時は楽譜をもってでかけよう。
2016年01月08日
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今日は夕方から、女声コーラスの初練習がある。しばらく間があいたのでしっかり練習しないと(笑)土曜日は文楽の公演の夜の部にお出かけする日曜日は親戚の誕生会月曜日は声楽の初レッスンとピアノの先生の演奏会におでかけ火曜日は通院の付き添い水曜日と金曜日はコーラスの練習で土曜日はいよいよコーラスの発表演奏日曜日は例のお寺さんがやってくる日になるでは、今から気合をいれよう。
2016年01月08日
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少し寒さがましてくるとたちまち私は動きが鈍くなる。これをなんとか克服しないといけない、しかし、できるだけ費用をかけずにと言うわけで、・足元にはモコモコソックス 。そしてスリッパは必ず履く。(足元が暖かいと全身があたたかくなる)・首にはタオルかマフラー(首の動脈を暖める)・ヒートテック系の下着・薄手のウインドブレーカーをはおる。これで、それほど運動を妨げられずに身体が暖まる。
2016年01月07日
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今日はお掃除はフルコースで進めながら、宴会で動かしたもので片付け残したものを確認して、片付けていった。(座布団は重ねておいてあるけど、しまわれてない。赤ちゃん用に準備した布団もたたんだまま。用意したくず入れの中も片付けてなかった。)物事の準備とか計画って誰でもそれなりに立てる。おおざっぱであったり、きっちりタイムスケジュールを組む人、リストを作る人など色々なやり方がある。片付けるとき、目の前のちらかったものだけ、なんとかきれいにして適当にしまって、生活に目に見える支障がなければそれでよしという感じになってしまいがちだと思う。きっちりしている人はそうではないかもしれないけど、私の場合とか大勢で片付ける時とか。本来なら、出したものを誰がいつまでにどこに片付けるかというのも大切な事だと思う。お皿洗いとは、宴会と何がイベントが終わったあとも、それで万々歳ではなくて、きっちり後始末をするという気持ちもこめているつもり。とはいえ私も、誘惑に弱い人間なので、そんなに四角四面にやっているわけではない。ただそういう気持ちを忘れずにやっていかねば。
2016年01月06日
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元旦にもっていく手土産のついでに購入した「元祖大阪みたらしだんご」だんごの中に、甘辛く生姜の効いたタレが入っていて、一口サイズで食べられてとてもおいしい。31日に早速いただき。年末は忙しくて、ヨーグルトを食べていなかったため、元旦の夜たまったヨーグルトを家族でわけて食べる。ヨーグルトだけでは寂しいので、少しフルーツを乗せる。2日の親戚の宴会の時に、食後にどうぞと大きなロールケーキをもってきてくれた。これをみんなできりわけて いただき。お歳暮でいただいた京観世これもぼちぼち食べなくてはと3日にいただき。2日に来た親戚の人が手作りで持ってきてくれた、フルーツ寒天これは3日にいただき。これも親戚の人が持ってきてくれたパウンドケーキ。4日にいただき。
2016年01月05日
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初詣で、神社の受付を手伝ったと言う話をしたけれど、神社への初穂料を氏子の人たちが持ってくるのを名前を半紙に書き留めていくというのが仕事である。私がくるまでは、サインペンで書いてあったが、私は筆のほうが書きやすいので、受付を頼まれた時(過去5回ほど)は筆で書いている。いままでは、熨斗封筒はすべて蝶結びのものだったが、今年むすび切り(淡路結びではなく純粋のむすび切り)の熨斗封筒の人 がいた。お参りに伴うもので何回でもありのことだから、ここは蝶結びでしょう。2日にやってきた親戚の人の奥さんの実家が、うちと同じ宗派のお寺さんだと言う人がいた。そこで、私はうちのお寺さんの振る舞いなどを話をして、これは普通の事なのかどうかを聞いてみた。月参りの日を突然変えることは普通はあり得ない。急な葬儀が入ったときは延期をしてもらうが、突然早めることはありえない。また、お盆に読むお経も普通はありえないものだと思う。その奥さんがいうには、お寺さんの奥さんなどにいってみてはどうかと言われたので「いまの住職になってから、お経が短い。」とお寺さんの奥さんに指摘した人があったらしいけど、奥さんに逆切れされたという噂をきいたのでとても言えないことを伝えた。頼りない住職というのもいるが、普通はそれをとりなすのが奥さんの勤めなのですけどねということだった。それともう一つ、うちのお寺さんが月参りにきて読むお経の本がボロボロで、折りたたんだところから、何箇所も破れかけているのだけれど、あれは使えなくなるまで使い続けるべきものなのか。それも親戚の奥さんに言わせると、そのような見苦しいものでは失礼にあたるので、傷んで来たと思えば新しいものに替えているということで、それもありえないことだそうだ。最後に檀家回りで滞在時間はどの程度かも聞いてみた。その人実家では拝んでさようならということではなく、お寺のミニコミ誌的なものも発行しているので、時間があればそれを渡して解説するなどのことはしている、忙しいようであればそれを渡して読んでおいてくださいということで帰ることもある。長くて30分短くて15分程度 とのことであった。(1時間も法話もせずにいるのは論外とのことだった)親戚の奥さん曰く、宗派の地区の会議でも噂にのぼることはあったらしい。ただ、月参りというのはお寺さんが一人で行くので、そこでどのようなことが行われているのかを専門家がみて、チェックできないという問題がある。しかしその人がそれはあまりにひどすぎる。私のお寺さんの本山関係の人で知り合いの人がいるから、個人名は伏せてこのようなことがあったと話してみると言ってくれた。あえて名前を名乗ってクレームをつける気はないが、私が文句を言ったとしれたところで、一向にかまわないのでどうぞと言っておいた。問題は解決してないが、疑問がとけたのですっきりした。
2016年01月03日
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元旦は初詣で、母方の実家が氏子の役員をしている神社に参ったところ、親戚が神社の受付を頼まれたが、急な仕事が入ったので代わりに受付をしてくれと頼まれ、泣く泣く受付をした。もちろん勝手知ったる神社で宮司さんもよく知っているので、特に問題はなかったが。翌日は親戚18人の大宴会。前日に家具や建具を動かして14畳の広間にし、机を並べておく なんとか7時に起き食事を済ませ。8時から11時半まで料理をつくる。もちろん家族もそれなりに手伝ってくれる。すき焼きと、私流特別の中華風よせ鍋(レシピは人に教えてあげるのだが、レシピどおりにしても味が違うという)卸売市場から取り寄せた魚でお刺身を作るカニの爪と鳥の空揚げ、サラダを作る。11時半から宴会開始で、2時から女性陣は持ちよりのケーキをデザートにいただく。その後女性陣の協力によって、一応の片付けはすんで、全員が帰ったのが3時半その後こまごまとしたものを片付け、残り物等の処理もしたのが5時。しかし、机とか、座布団とかまだまだ整理できないものは3日に片付けてしまおう。そして、やっと自分のお正月が始まる。
2016年01月02日
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