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昔から本はよく読んでいたと思う。歴史の本とかは好きでした。いわゆる徳川家康26巻セットとか。小説とかはホント、シドニイシェルダンくらいであとは推理小説程度でしょうか。
まあそんな感じで大学生のときに、いつもの立ち読みする(すいません)郊外の書店に寄ったら
「金持ち父さん、貧乏父さん」が100万部売れたぞ!みたいに売ってたのを覚えていて、それが最初の投資本(大きいくくりでの)との出会いだったと思う。
もちろんお金もあんまり持ってないのですが、それ以上にこの本を買うことは「恥ずかしい」感覚だったような。
で、まあ、中身はすべて立ち読みで読破してしまって内容もそんなに難しくなく、そりゃそうだ、と思った。
で、まあ、なんとか金融機関に就職して、何ヶ月か研修というか勉強してから夏に配属。
自分でいうのもなんですが、仕事はよくできたと思う。(実は面倒な事務作業を押し付けられて喜んでいただけの馬鹿という見方もあります)非常に忙しく、新しい分野の部署だったから面白かったですね。
でまあ、初めて投資をしたのは一年先輩が「アパマンショップの株を買って儲けたからお前もやれよ!」というおせっかいに乗ったのがきっかけで、自分で口座を開くのさえ面倒だと当時は思い(今のサラリーマンもこんなもんでは?)50万円(ほぼ全財産)を預けて、指値をしてもらってたけど、1000円上で急落が止まって買えなかった。「だからお前はだめなんだよ、ほしいときには、成り行きだろ!」なんてほほえましく言われて結局お金を返してもらった。2004年5月頃じゃないかなあ、たぶん。
結局この会社は3年で辞めて転職します。今の会社です。未来がなくなったというのでしょうか。周りのいいなと思った先輩は半分以上辞めました。ただこのときの選択がみんなによかったか、それはどうでしょう。
入社したのは、出来てなんと2ヶ月の会社。今なら行かないかもなあ。本当に田舎者でしたね。
なんと、そこで、当時の社長に言われます、 「株をやっといたほうがいいよ!!」 と。
今考えるとなんて思いやりのあるお言葉なんでしょう。もしかすると、私が一緒に営業に出たときにまともに世間話が出来ないところを見てそういったのかもしれません。
商社出身の人でしたが、商社の人のものの見方を勉強しました。また、当時の金融機関とは時間の使い方が違います。
「暇な時間がやたら多かった!」
今考えてみると、偶然、株式投資に出会えたのであって、自分で突っ込んで行ったわけではないんですね。
ただ、やってみるとはまりました。それ以来、信長の野望みたいなゲームを純粋に楽しめなくなりました。
最初に買った株は、三菱重工でした。何冊か本屋さんで株式投資の本を読むと、まあ、自分の好きな会社を買えなんて書いてあったものですから、PBRとかチャートで低迷してるけど、いい会社みたいなざっくりしたところで東証1部の銘柄を買ったわけです。
で、275円で確か1000株買って、数日後になんと20円下がったのです。
なんと気持ちが悪くなったことでしょう。負けたくないのに、お金が減っていく。憂鬱でした。
それを見ていた社長が次につながることを言ってくれました。
「J-COFFEEさんってブログ面白いから読んでみなよ」 (実はきっこのさるさる日記というのも教えてもらったのですが、こっちにははまりませんでした。他にも忘れてしまったものがいっぱいあるでしょう。)
また、下世話な話ですが、給料が倍以上に増えたこと(年金の前払い的性格+不安定な職)や生活を切り詰めていたことによって、今まで引越しでほとんど貯金がなくなっていた私に毎月40万円ものお金が入ってくることになりました。もちろん私は複利計算くらいはできる(本屋で知識を吸収。ただし、郊外の本屋においてある投資本)ので、25歳の今、毎月もちろん全額株につぎ込むでしょう!と考えました。
十分投資に充てることの出来る自由時間+潤沢なキャッシュフロー(笑)+継続的な買い付け+中途半端な株式投資知識+若さ
これで、2004年の終わり頃から始めてライブドアショックを迎えます。
2006年ライブドアショック~2007年信用取… 2015.08.31 コメント(2)