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どうも、
株価が回復したときの記憶があまり残っていないんですよね。
毎日時価総額を見ながら、ああ戻っているなとは思ってたはずなのですが、下がるときの記憶だけ鮮明に残っているわけです。
人間の脳回路の仕組みから来る快楽とは真逆のことをしないと株式市場で生き残れないという説がある(たぶん)のですが、一面の真理をついていると思います。結局、変な人が強いというか、一本外れている人が有利な「ことがある」というか。
覚えているエピソード記憶は以下のことくらいですかね。
5月頃、株を初めて教えてもらった先輩が会社を訪ねてきて、「株どうよ?口座見せろよ」と言ってきます。
まだ損してますよ、なんて言いながら、見せられる程度には回復してました。
現物:2200万円、信用:3700万円だったと記憶してます。
銀行員ってこのリーマンショックの後からは信用取引が禁止されて、その後にはさらに株の購入の際には事前に上司の許可を取らないといけないみたいなルールもできたそうで、転職していなかったら本当にやばかったと思う。資産激減タイミングで信用を止めろとかひどい。
急激に株価が戻ってきてましたが、このあたりは非常に安かったので、まだまだぶいぶい言わせてました。結局値上がりすると、一部は売るのですが、残りはそのまま置いておいて現物が増えた割合だけ信用を増やす。そんな無茶苦茶なやり方で、資産は順調に増えていきました。
増えてくると楽しいものです。
銘柄研究が進みます。どんどん安くて、かつ、(グリーンブラッド読んでたので)カタリストのありそうな株を見つけます。
本業のほうは相変わらず不況のあおりを受けて、苦しかったのですが給料を出し続けてくれた勤務先オーナー様には感謝してもしきれません。
あと、1000万円くらいで元に戻る。それまではやるぞ!
まあこんな風に思いながらも、少しだけ迷いはありました。戻りが急速だったために、いろんな評論家は
「戻り売りのチャンス」とか「ここから空売り」みたいな人も結構いました。
私は、
常にブル
だったので、そんな人は無視し続けているわけですが、頭のいい人ほど、説得力のある言葉にやられてこの辺で降りた人も結構いたはずです。まあ頭のいい人がおりるくらいだから、今から見たら激安価格なのですが。需要と供給は常に一致しますからね。
バリュー投資が初めて楽しくなり、未来が見えてきました。視界もぼやけなくなり、ぐんぐんやる気が出てきます。
順調に株価が戻り始め、ついにプラ転します。ただ、その日がいつかは覚えてません。ちゃんと計算してないからかもしれません。
2年以上にわたるマイナスにようやく終止符が打たれます。
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