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『最後の交渉』内容ようやく、3年前の事件の首謀者らしき“ピエロ”沼田真也(和田聡宏)に、彩乃(忽那汐里)信吾(ゴリ)の協力と、交渉術で打ち勝った白虎(西野亮廣)。だが沼田に隙が多すぎることに違和感を抱いていた。その直後、病院にいると思われていた彩乃が何者かに連れ去られたと判明する。それは、謎の人物からの連絡が白虎の携帯へ彩乃とその父・桜知之(加藤浩次)を助けたければ、命令に従えという。渡されたマイク内蔵の万年筆を持ち、30分以内に車を強奪しろと。でなければ、2人の命は無い。監視されていることもアリ、交渉の余地がない状態で行動を始める白虎。とりあえず、犯人に分からぬように、以前知り合った鈴木浩司(松田洋昌)、仁科竜介(木村祐一)を利用し、車。。。そして、2億の金を入手に成功する。白虎が2つの命令を遂行したのを確認した犯人は、警察へ向かい、沼田を連れ出せと要求してくるのだった。タイムリミットは2時間。ただその会話で、白虎は“犯人”の違和感を見抜き、警察へ踏み込むために協力者が必要であると伝え、信吾に連絡を入れるのだった。そして警察から沼田を強奪後、指定の場所、、、彩乃と知之のいる建物へと向かうのだが。。。。敬称略今回は、前回の続き、、、彩乃が誘拐された!!犯人から、強引な要求をされる白虎は、交渉できずに、、、、って感じですねドラマ的には、“交渉”している部分は見せているので、最終的なネタバレ部分で、ネタバレになっていないのはさすがに、、“劇的”ではなく、気になるところではあるが。それでも、“交渉に見えない交渉”という魅せ方と考えれば、この作品的には、今までの中でも、悪くない方に入るエピソードだったと思います。“交渉術は人を幸せにするための武器だ 間違っても私利私欲のために利用してはならない”交渉人ということで、対比しているのもドラマとして良い演出ですね。ま、、、バレバレなんだけどね。そこは、別に気にしない、、、気にしない。。気になることと言えば、今回の“事件”を除けば、3年前の事件自体の顛末にすでに、白虎が気づいていた可能性があると言うことだ。そう。。。今作の展開など、白虎が持つ情報網を考えれば、分かりますよね?ここを突っ込みすぎると、違和感だらけになりますが、少し気になってしまった部分ですね。と言う事で最終回。さすがに、お笑い芸人ばかりで、ドラマとしては、どうしても好みが分かれてしまった今作。結局、そこさえ乗り越えることさえ出来れば、“深夜ドラマ”と考えれば、悪くはなかったと思います。そら、もう少しひねりがあっても、、ってのはありますが、そこは“枠”を考えれば、、この程度でも仕方ないでしょうね。まあ、期待を裏切る結果にならなかっただけでもドラマとしては、良かったと思います。
2011.03.31
『芸術は爆発だ!』内容太郎(松尾スズキ)とともに“岡本太郎”を作り始めた敏子(常盤貴子)やがて、太郎の異才は“万国博”のテーマプロデューサーという立場を呼び込む。それは太郎だけでなく、敏子が、“岡本太郎”を作り上げた結果だった。そして強烈なメッセージの発表で始まった“シンボル”の製作。基幹施設プロデューサーで建築家の丹下(小日向文世)の“施設”をも貫くモノ。だが、、、そのシンボルの評判は芳しくなく、“税金の無駄遣い”と揶揄され、付属施設の予算も含め、窮地に追い詰められてしまう。それでも太郎の熱意は、万国博協会会長の経団連会長・坂崎康造(西田敏行)に届き初め。。。。ほかの協会関係者の協力もアリ、ついに、“TAROの塔”ならぬ“太陽の塔”は完成にこぎ着ける。その一方で、太郎の熱心さは、敏子に距離を感じさせていた。丹下だけでなく、友人からも、、、独身で子供もいないことを指摘され、自分自身の存在にも疑問を感じ始めていた、、、そのとき、太郎に呼び出される。“太陽にだって光もあれば、影もある 光が生きれば、影だって生きてくる。 同じように影だって燃えているんだよ 敏子、おまえは岡本太郎のシャーマンだろ。”と、、、“太陽の塔”の背に、、、黒い太陽を描くのだった。そして、、、昭和45年。万国博は開幕。“太陽の塔”に、“岡本太郎”が生みだした“モノ”を見て涙を流す敏子。一方で、“太陽の塔”は、岡本太郎を有名にし、時代の寵児へ。やがてテレビ出演をするまでに。、そして“芸術は爆発だ!”と、、、奇妙な姿をさらすようになっていく。親友でもある丹下は、そんな太郎の姿に批判的だったのだが、太郎は、、、それさえも“岡本太郎”だと。。。。。。時は、、、流れ。。。。太郎を病魔が襲いかかる。敏子とともに病魔と闘いながら、熱心に活動を続ける太郎だったが。。。。。敬称略『もしオレのやり方で、岡本太郎を貫き、やり抜いたら、 それを見て「ああ、オレもやろう、私も」という奴らが、 わあっっと現れて、幾何級数的に溢れてくるだろう。 そういう日本を創りたい。』『人類の進歩と調和なんて、クソ食らえだ 人類は進歩なんかしていない。 確かに宇宙に行く科学技術は発達したが、 肝心の宇宙を感じる精神が失われているではないか。 それに調和といったって、 日本の常識で言えば、お互いが譲り合うと言う事だろう。 少しずつ自分を殺して譲り合うことで、馴れ合うだけの調和なんて卑しい! 人間は、生きる瞬間、瞬間で、自分の進むべき道を選ぶ。 そんなとき私は、いつだって、 マズいと判断する方、危険な方に賭けることにしている。 極端な言い方をすれば、己を滅びに導く というより、死に直面させる方向、黒い道を選ぶということだ。 無難な道を選ぶくらいなら、私は生きる死を選ぶ。 それが、私の生き方の筋だ!』ということで、ついに、今作も最終回である。お話自体は、『岡本太郎』を二人三脚で作り始めた太郎と敏子。そんな太郎のもとに舞い込んだのは、万博のテーマプロデューサーという大役だった!!。。。と、、ようやく『第1回』につながったというところだ。あとはまあ。。。紆余曲折の末、作り上げていく『太陽の塔』そして、その後。。。そんなお話ですね。個人的には、『完成』までを描きあとの短時間で、エピローグなのか?と考えていただけに、正直。。。放送の半分で、『完成』させたことに普通に驚いてしまいました。結果。。。物語として、ちょっとしたエピソードを交えながらも全体の雰囲気として、エピローグ。。。という印象ですね。でも、前面に『岡本太郎』を押し出し、前回で表現された敏子との関係もシッカリ描かれ、かなりキレイにまとまった感じですね。最後には、『語録』も盛り込まれ、最後の最後まで、『岡本太郎』を描ききり、スタッフの熱意が見えた感じである。公式HPhttp://www.nhk.or.jp/dodra/taro/about/index.html↑ここにも、、その熱意だけでなく、苦悩も描かれています。ドラマ全体を見てもうすでに、過去の人になりつつある『岡本太郎』であるが、それでも『岡本太郎』が、どのような人物でアリ、どういう『熱さ』で作品が作り上げられたのかが、良く分かるドラマに仕上がっていたと思います。もちろん、細かい事を言えば、この手の芸術には好みがあるだけでなく、理解しにくい部分も多いわけであるが、それでもそこにある、、、『人間・岡本太郎』は、丁寧に描かれ面白い作品だったことは断言できるでしょう。実際、こういった作品は、NHKだからこそ出来る。。のでしょうけどね。最後にヒトコト。個人的には、もう少し、、、あと+2話、、、計6話くらいで見たかったがまあ。。。作品が作品だけに、これくらいがちょうど良いのかもね。これまでの感想第3回 第2回 第1回
2011.03.31
内容母・桜子(笛木優子)の宅間(徳山秀典)への想いを知ったさくら(林丹丹)そのさくらに、健(真山明大)陸雄(佐野和真)は、諦めるように促すが、さくらの想いは変わらない。話を聞いた秀ふじ(いしのようこ)勝(松田賢二)は、“うちらの伝統”かもしれないと、、、、、運命的なモノを感じるしかなかった。なんとか混乱を収めようと勝は、宅間を諭すのだが。。。。。一方で、さくらと宅間の関係が上手くいくようにと、桜子は自身の宅間への想いを押し殺し、さくらに対して、もっと積極的にと伝えていた。敬称略あ。。。。。次回予告の衝撃で、全てが吹っ飛んでしまった!!見ていると、“伝統”っていうか、、桜子。。。毒されていますよね(苦笑)そんなセリフを持ってくるから、次が読めない楽しさがあるとともに、物語に妙な違和感を感じてしまうんですよね。あれ。。。桜子って、こういうキャラだったっけ??ってね!でもまあ今作って、序盤から、描き込みの微妙な甘さがあるために、どうしても、理解不能の人間関係が表現されてきたわけです。今回だって、同じコト。たしかに、“ドラマ”としては、オモシロ味を感じはしますが違和感が見えた瞬間、そのオモシロ味は、ビミョーな印象にも変化するわけで。どうも、このあたり、序盤と同じで、行間を必死の読まないと、理解できない状態が、この終盤でも、続いていると言う事ですね。奇妙なドロドロ感は、これまでに無いドロドロ感なので、面白いんだけどね。でも、冷静に見れば、結局、人物を替えているだけで、描くネタが同じ時点で、たとえ、面白くても、既視感があります。実際問題として、問題点の1つである、劇中の時間経過1つとっても30年程度経過しているわけだ。物語を広げながら、収束させ、また広げて。。と正直。。これ、落としどころが、本当に見えない状態です。正確には、落としどころは分かっている。。。でも、そこにどう落とすか?描いていくことが出来るのか?である。なんか、、出来ないような気がするのだが。。。。
2011.03.31
『引退の日』内容管制技術官の横山(小野武彦)が定年で引退する。。。、、、あと3日。それでも、管制官たちの“日常”は続いていた。その日、、思わぬ人物が山田(川村陽介)を訓練をするため管制室にやって来る。下柳成美(奥田恵梨華)主任管制官。そう、、、いつも管制室にいる下柳哲司(坂田マサノブ)の妻だった。最近、キャバクラ通いがバレたため、緊張感が漂う下柳夫妻そんなふたりの訓練を受けることになった山田。いきなりの夫婦喧嘩で、大騒ぎの管制室。板挟みで山田も、何も言うこと出来ず。。。。。いや、身動きできず。そして、、、、日常の中、横山は定年の日を迎える。横山の後輩・高橋(木咲直人)は、技術官と管制官たちとの距離を感じるが。。。敬称略今回は、横山の定年話。。管制官の仕事を、『妻』という立場からも表現するなどベタな夫婦モノのエピソードでアリながら、夫婦喧嘩部分の大騒ぎも含めて、メリハリのある、ちょっと良いお話でしたね。日常を描いて、最後には、ベタなサプライズ!奇を衒うことをあまりせず、『日常』を淡々と、、、登場人物のキャラで描くことが今作の手法である事を考えれば、悪くないお話ですね。ただね。ほんとのところ、『高橋だから』というセリフがあったように昔の人間だからこそ。。。と言う感じのよくある、横山活躍エピソードがあっても良かったかもしれません。いや、、大活躍。。でなくても、プチ活躍。。。で良かったので!ベタならば、前回のようなアナログな部分が登場するようなエピと混ぜて表現するのが、方法だろうに。それをしないところが、今作。。ということなのだろうね。雰囲気を楽しむドラマと考えれば、これくらいがちょうど良いかな。
2011.03.30
内容それは、卒園直前の出来事だった。父・光彦、母・由佳(西田尚美)に連れられ、谷口洋武(橋本智哉)は入院した。思い出すのは、“ひなた幼稚園”のお友達。。。。。。。寂しそうな洋武に、看護師の畠田史奈(趣里)は優しく声をかけるが。。。。その“ひなた幼稚園”では、洋武を知る園児・山崎カンナ(芦田愛菜)たちから、先生の吉木万里(満島ひかり)は質問されていた。“どうして来ないの?”“どうせすぐ忘れる”そう答えるだけの万里だったのだが。。。。。保護者と幼稚園の話し合いで、決められたのだ。命に関わる病。。子供達への配慮として、詳細を伝えない。。。と。まもなく、カンナ、植原拓実(佐藤瑠生亮)持田美琴(本田望結)堀川俊祐(黒田博之)岸本優衣(庵原涼香)の5人が幼稚園から姿を消す。そのころ、幼稚園では、万里だけでなく主任の大澤貴子(水野真紀)たちは、5人が姿を消したと、大騒ぎになっていた。優衣の母・里実(横山めぐみ)俊祐の母・隆美美琴の母・静佳(阿南敦子)らも駆けつけ、“もうすぐ辞めるから、どうでも良いってことなのか”と、万里は叱られてしまう。一方、“どんな事があっても、絶対に泣かないこと”という約束をして、5人組の旅は楽しく続いていたが、あることがきっかけで、優衣が、途中の“駅”で、取り残されてしまう。その後も、4人だけで旅は続けられる。途中、列車の車掌(近藤芳正)ホームレス(岸部一徳)主婦(片桐はいり、犬山イヌコ)老婦人(いしだあゆみ)ちょっとしたトラブルに巻き込まれながらも、旅は続けられる。もう会えなくなる友達に“さよなら”を言うために。。。。。敬称略公式HPhttp://www.ntv.co.jp/youchien/明らかな編集ミス、または切り替えミスという最もやってはいけないことを。。。。そのため15分ほど前に放送したことを、再び放送するという大失態完全な、放送事故である。っていうか、これ、何を放送したか、局は理解しているのか???あのね。間違って、放送した部分を放送するのは良しとしよう。ホントは、絶対ダメだけど。最近、あったじゃ無いですか?ニュース速報などで、切れちゃったから、ちょっと巻き戻して放送を再開って!!そのため、時間まで延長をするって。でもね、重要な部分をぶっ飛ばして、20~30分後の物語を、間違って放送して、どうする!!!ハッキリ言ってあげます今作の、、サブタイトル部分には、、、こうあります。『ドラマ「mother」のスタッフが再び総力を結集して贈る 珠玉の感動物語』と。。。。お~~~~~~~~~~い!!!約2時間のウチ、5分の1強をワケ分からないモノを見せられてどうやって、集中しろって言うんだ?どこをどう見れば、『感動』なんだ???子供が主人公だから?死を扱った作品だから??これ、私がよく言う、、、『反則』だよね?あのね。『反則』して、勝つことが出来ないって。。。。。(失笑)そうでなくても、必死になって、番宣をしてきたのにね!!俳優さんたちが、カワイソウである。
2011.03.30
内容宅間(徳山秀典)の存在に“夫”の面影を見る桜子(笛木優子)と“父”の面影を見るさくら(林丹丹)親子関係を揺さぶり始めていた。桜子は、さくらの宅間への強すぎる想いを、母として心配するだけでなく、自身の宅間への想いに苦悩を始める。そんな桜子の様子に、嫉妬を感じ始めるさくら。一方、ふたりのことを思い、宅間を諭す勝(松田賢二)。だがそれは、陸雄(佐野和真)健(真山明大)も同じだった。やがて、自身の想いを押し込めて、さくらのために、宅間から身を退こうとした桜子だったのだが。。。。敬称略まさに、救いようのない状態ですねいや、、なに、、、親子で。。と言う事ではない。桜子の比呂人への思いは、“顔”だけだったのか?という妙な疑惑が浮かび上がったような気がします。たしかに、先日は、桜の妖精のようなことをさくらが言っていましたが、それに、偶然の、、桜の下での出来事があったとしても、なんか、妙な部分で、違和感があるのが今作。分からなくもないのだが、せめて、比呂人と重なる部分が、ほかにあれば、もう少し違った印象だったろうに。と、真面目に書いておきます。だって、“あの熱愛”にしても、顔だけだったの?そんな印象につながっていくと思うんですけどね!!でもまあ微妙なやりとりは面白いんですけどね。でも、さくらが暴走してくれた方が、もっと面白いような気がします。
2011.03.30
内容父に似た宅間(徳山秀典)に惹かれていくさくら(林丹丹)その話を聞いた陸雄(佐野和真)は、ふたりのデートを尾行し。。。帰ってきたさくらの様子に不安を感じる桜子(笛木優子)ほんとに、これで良いのだろうか。。。。一方、健(真山明大)と陸雄も、さくらを心配するが。。。。ストレートに、宅間のことを“男性”として見ることが出来ると言うさくら。きっと男性恐怖症も克服できると。そんななか、宅間の勧めで、髪の手入れをしてもらうことになった桜子。。。その心は揺さぶられていく。だが偶然、ふたりを見たさくらは。。。。敬称略↑もう、、ほぼ、箇条書きである。というのも、2~3分ごとに、次の展開がアリ、テンポが良いという雰囲気もあるのだが、かなりの急展開。。。という雰囲気もある。そんな感じなのだ。でもまあ。今後のことも考えれば、ちょうど良いテンポなのは事実だろうね。で。1週延びた今作。。。来週末が最終回だが、まとまるのかな???最後の最後は、まるで明美が乗り移ったかのような。。。。
2011.03.29
『やちるの友!正義の死神登場!』内容剣八が、、、体を動かしている間。。やちるは、森の中を散歩していた。。。。そんななか、女性の悲鳴が!!!やちるが駆けつけたところ、すでにホロウが一刀のもとに斬り捨てられていた。“オレがもっと早く、この地に来ていれば、 君の家族を守れたかもしれない”そう繭という女性に声をかける、、、男。その死神、、、“正義”。。。。。やちるの知り合い“まっぴー”だった!再会を喜ぶ、やちると正義。正義は、、、任務中に、妻がホロウの襲撃を受け亡くなったと語り始める。“ホロウを倒して、倒して、倒しまくって。 いつか妻を殺したホロウも斬る!”その後、やちるは、剣八に合流し正義と再会したことを報告すると。。。。。なんか、スゴイよね。何がスゴイって、、、一護の話で、引き延ばしていくのかと思いきや、舞台は、、現世から、、ふたたび。。。。ソウル・ソサエティ。。。。ま、、、そこは、横に置いておきます?とりあえず。お話の方は、なんと、、、やちるが主人公!。。。。である。できれば、刀を抜いて戦って欲しかったのだが。展開は見えてはいても、シンプルでも物語だけで、そこそこ魅せてくれているのでこう言うのも、良いでしょう。過去がなんとなく見えたし、剣八の優しさも見えたしね!雰囲気としては、悪くなかったと思います。しっかし、一護の話で引き延ばさずに、ほかのキャラで引き延ばしてくるとはね。たしかに、色々とキャラがいるから、ネタが作ることができれば、いくらでも、引き延ばしが出来るのは事実。でもね。次回が、引き延ばしのラストのようだが、なんていうか、、、今回にしても、もう少し、やちると剣八を、前に出すこと、、できなかったのかな?ひとりの死神の物語としては悪くありませんがいなくても成立しそうな物語のため、物足りなさを感じてしまっているんですよね。アイデアは良いと思うのですけどね。死神図鑑え!?!?迷子中のお話だったの!?!?
2011.03.29
『結婚』内容終業式の後、明日会う約束をした夏実(戸田恵梨香)と修二(三浦春馬)だが、その日の夜、旅立つひかり(武井咲)を見送りに行った修二は、つい、、、、その列車に乗り込んでしまう。夏実には連絡を入れたのだが。。。。。。そんな修二を受け入れようとする夏実の姿を見て、親友のさやか(篠田麻里子)は、、“鈍感”と呆れるしかなかった。一方で、その修二の行動は、ひかりの母・由梨(宮本裕子)を不快にさせていた。“教え子”だとはいえ、、、非常識だと。だが、ホントは一緒に行きたかった由梨の代わりに行ったのかもと、夏実は、由梨に応えるのだった。そのころ、いつまでもついてくる修二に、もういいと伝えるひかり。だが、夏実に伝えているからと、、、、そんななか、、、あの夜の話になり、修二は答える“覚えてないって言って逃げたら、夏実も君も傷つける気がして。 ホント失敗した。 次は上手くやるよ。 じゃないと、守るべき人も守れない。 僕は夏実を守るべきだった。君を傷つけても”同じ頃、夏実の前に現れた直輝(菅田将暉)は質問していた。“あいつのどこが良いの?”すると夏実は。。。。。“どこが良いんだろうね。 優しいとか言って、臆病なだけだし。上手にウソもつけない。 ホントほかにもっと良いオトコはいると思う。 でも。。。 そういう修二を見ていたいの。 修二の隣にいるのが、私じゃないと嫌なの。 わたしは、修二の隣にいる、私が好き”敬称略↑若干、メンドーなんですモード。。。だから、ダラダラと。。。。総括気味の感想で。でもね、ほんと、メンドーだよね。。。今作。だってどうでも良い部分で、風呂敷を広げていたものだから何とか畳まなくてはならず、あれもこれもと、最終回だからって、必死になって回収しているのが有り有りと見えるもん!ただまあ。。。なんとか回収して今作のスタッフが大好きな“セリフ”も、たくさん並べ立てて、なんとなく、大団円そんな感じですね。あ!!メンドーなので、小ネタ。。。部分の、いわゆる“風呂敷の端っこ”の部分は、セリフなどを書き留めるつもりもありませんでした。にしても、こんなに、あれこれとワケ分からないことをしておきながら最終的に、、、、、劇的な恋バナ!?(苦笑)いや、別に良いんだけど。。。いや違う!!!私も含め、視聴者は、ホントは“そういうの”を期待していたんだよね。なんといっても、“これだけの俳優さんたち”を、ベテランだけでなく、若手もそろえたのだから!“そういうの”=“月9”だよね???(笑)“偶然って、あるんだよね。。。なんか、運命ぽくない?”“でも、会いたかったよ。少しでも早くって、俺も思ってた 自分が相手を思うのと同じくらい、 相手も自分のコトを思ってくれてる。 そういうふたりになれたんじゃないかな。 いっぱい泣かせてごめん。 今度は、オレが夏実の側にいる”良い言葉なのに。修二。。。お前が言うな!!!と思ったのは言うまでもありません。“俺はこの子が生まれるとき、君の一番近くに居て、誰よりも喜んであげたい。 この先、君や、この子に何があっても、なくても。。。 君を支えるのは、オレでありたい。って、、、、あんたが頼り無いから。。。。。“夏実、結婚して下さい”“はいベタだけど、良い演技だよね。ほんとは、奇を衒わなくても、この主人公2人、、、戸田恵梨香さん、三浦春馬さんは、実力があります。無駄にモノローグを加えたり、無駄にワケ分からない展開したりするくらいなら、この2人の演技を中心にした“普通の恋バナ”が見たかったものです。キレイにまとまって、2人が良すぎるだけに、ほんとに、展開。。。勿体ないことをしましたよね。ブレブレだったもん!最終回、、2人のやりとりだけを見れば、“その後”が見たい。。。。でもなぁ。。。。やらないだろうし、“ベタ”は、、、このスタッフには無理かもね。。。
2011.03.28
内容突然、雄一(大熊啓誉)の紹介で桜子(笛木優子)の前に現れた、比呂人にそっくりの美容師・宅間堂一(徳山秀典)動揺する桜子は、採用できないと伝える。そんな宅間に“父”を重ねるさくら(林丹丹)は、母・桜子を説得すると約束秀ふじ(いしのようこ)も、、、“生き写し”と、、、驚くばかり。ただ、娘・桜子の気持ちも理解できると、さくら、宅間に伝えるのだった。さくらは、きっと“さくらの精霊”が自分たちのもとに寄こしたと母・桜子の説得を始め、、、、ついに、納得。美容院で働きはじめるとともに、その宅間への想いを募らせていくさくら。。。。敬称略私的に、すでに着地点が見えない今作。いやそれどころか、最終回がいつなのかも分かりません。とりあえず、分かっているのは愛憎劇と言うよりも、若い娘の恋バナと言うだけで、今のところは、健、陸雄が絡んできていないし、桜子も、、立候補していない。いっそ、秀ふじでも、、、とか考えながらも、全く何の進展もない今回でしたね。どうも今作は、“御大”の作品にしては、“普通”が多いですよね(笑)そら、丁寧に描かれているので、よっぽど“朝ドラ”よりは、好感が持てて面白いし、たま~~~に、スゴイモノを見ることが出来るし。楽しいことは楽しいんだよね。でも何か見ていると“全員家族化”を、、、進めていくんだなぁ、、、(苦笑)なんていう印象が強すぎて、一種のマンネリ状態に陥ってしまっているのも事実だろうね。それにしても、着地点。。。。どこにあるんだろ。。。やっぱ、、陸雄と?でもそうなると、、いまのところは“無理”がつくものに、なるしなぁ。。。追記夕方7時くらいの時点では、4/4だった次作の開始日9時には、、、4/11に変更されているね。ってことで、今作も、1週間延びたってことですね。まさか、朝ドラのようなこと、、、一週飛ぶなんて事は無いだろうから、当初の話数通り+αで。。。。最終回なのでしょう。
2011.03.28
『裏切りの実印』内容“ミナミの帝王”“鬼”と恐れられる金融屋・萬田銀次郎(千原ジュニア)その萬田のもとに弟子入りし、修業中の坂上竜一(大東俊介)は、沢木の親分(赤井英和)とのやりとりなどに、相変わらずの凄さを、萬田銀次郎に感じながら、毎日を過ごしていた。ある日、その萬田の視線が気になる竜一。相手は、富永設計事務所。。。社長・富永圭一(福田転球)社員を集めパーティーをするその羽振りの良さに驚く竜一だったが、萬田は言う、、、かつて金を貸したことがある男だと。キッチリと借金を返済し、傾きかけた会社を建て直しだのだという。10年前、富永は、妻・可菜子(星野真里)に連れられ、萬田のもとを訪れ、トイチであるにもかかわらず、自分の身を売ってでもと夫の背中を押したのだ。。。。その妻の姿に感じ入り萬田は金を貸した。。。だが、会社が軌道に乗り始めると、夫・富永は、仕事にのめり込み、徐々に、自分への思いが薄らいでいるのが、身にしみ始める可菜子。子供が出来ないためか。。。と、親友の野平友香(小川奈那)に愚痴る日々。。。そして不満を発散させていた。そんなとき有香の友人だという実業家の黒岩慎二(西村和彦)と出会い、そしていつしか、事ある毎に会うようになり、惹かれていく。。。。一方で、富永は、新規事業のために背水の陣で望みたいと萬田から借金をすることを決断する。しかし、その直後、可菜子から離婚を突きつけられる富永そして要求された慰謝料は、、、、1億!!!その驚きの話を、萬田に相談する富永だったが、見知らぬ男が、富永のもとを訪れる。。。。可菜子に貸している借金を返して欲しいと。。。。その額。。。3億!?借用書には、実印。だが、、、保証人になった覚えがない富永。可菜子に連絡を入れると、黒岩が現れたことを知っているようで、3億の慰謝料はもらったと。。。。。。まさか、本当なのか???すると小耳にに挟んだ萬田が、富永に認めるべきではないとアドバイスをする。明らかに“裏”があると感じた萬田は、状況から裁判になると踏み小畑(伊藤えん魔)という弁護士を紹介。。。。。。敬称略関西地方では、2011.03.27放送昨年9月、、その第2弾である。公式HPhttp://www.ktv.jp/minami/cast.html“信じてますねん。お母ちゃんだけは、子供のこと裏切ったりせえへんて”今回は、かつて金を貸した男が、突然、妻から三行半!そんな感じのお話である。最終的には、人情オチですが、実は、萬田銀次郎。。。地獄の鬼よりは、いい人!ッてのが分かる、、、強面だけでは無いという、良いお話である。そういえば、こういったお話は、竹内力さんの作品のほうでも、初期作では、、なんとなく見えていた部分ですよね。その後は、その風貌を強調しすぎるネタが多くなりましたが、根本は何も変わっていないので、萬田さん、、、いや、萬田はんの、、、心の優しさが見えた感じで、たとえそれが、千原ジュニアさんになっても変わらない。。というところでしょうね。過去部分を表現しているのも、良いところ。内容自体は、ある意味ベタなので、これ以上書くことはないのだが。。。。っていうか、普通に驚いたのは、前回もそうだったが、小ネタを、、回収してきたことかな。このあたりが、この“ジュニアバージョン”なのでしょうね。冷たくても、実は良いお話。でも、ちょっとした面白さも。。。というところかな。1つだけ気になってしまったのは、前回は演出された“法律の説明”が、明示されなかったこと。たしかに、不必要と言えば、その通り。でも、分かり易さ、楽しさなど“竹内バージョン”と違うものだと言うコトであっても、法律問題は、基本的に難しい部分なのでそのアタリも分かり易くした方が良いでしょうね。とはいえ、すでに慣れてきた“ジュニア版”意外と、、、いけるかもね。。。
2011.03.27
『引き継ぎ』内容三ツ鐘署刑事課・盗犯一係主任の尾花久雄(北村一輝)は、病院にいた。入院する。。。寝たきりの父・敬三(小野寺昭)を訪ねていたのだ。かつて刑事だった父。その父から引き継いだノートには、伝説の空き巣“岩政”について書かれていた。本名、岩田政雄(大杉漣)、、父が苦戦の末、逮捕した男。その“岩政”の犯行とよく似た空き巣が起きていたのだ。そんななか、“強化月間”に“成績”が悪いことで、山根春男署長(伊武雅刀)から叱咤。ライバルの盗犯二係主任。。。同期の有坂裕司(津田寛治)の存在もあり、相棒の荻野豊(岡田義徳)とともに、張り込みへと向かう尾花。狙いは、3ヶ月前に出所したばかりの野々村一樹(片桐仁)だった。だが、いつまでたっても野々村は、オンナの家に現れないそこに、手柄を横取りしたいためか、有坂がやって来る。“岩政”の目撃情報があったと。。。引退したはずだが!?どうしても気になり始めた尾花は、情報屋・矢部俊夫(池田鉄洋)から“岩政”について聞いてみるが、、、やはり引退したというばかり。そこで“トニーの店”に行くことにした尾花。闇金だが、店主の木島(螢雪次朗)は、、、裏稼業の面々と顔見知り。だが、、、知らないという木島。野々村も、、、岩政も。。。ただ尾花は、1つの仮説を立てていた、野々村と岩政は、同じムショにいた。。。繋がりがある可能性があると。“良い泥棒は、デカを狂わせる”父が残した“岩政”のノートを読みふける尾花のもとに、空き巣発生の連絡が!現場に向かった尾花は、その“三角割り”に“岩政”が見えはじめるのだった。そこで“岩政”の手口に詳しい父の友人・県警本部捜査一課手口係の財津(本田博太郎)を訪ねる尾花。。。。。ほんとうに“岩政”なのか??その直後、日中に、空き巣事件が発生する!!目撃情報は、“岩政”だった。。。。。。。。。。。。何とか逮捕した尾花だったのだが、、、“岩政”は犯行を否認。尾花は、何か妙なものを感じ始める。直後、有坂が野々村を逮捕し。。。。。。。敬称略公式HPhttp://www.wowow.co.jp/dramaw/yokoyama2/index.html“なぜ引き継いだんだ?“そりゃまあ。残したいでしょ、誰だって1つくらいは この世にせっかく生きて来たんだしね。 良いことでも悪いことでも。。。やっぱり1つくらいは。お話としては、面白いんだよね。父の思いを“引き継ぎ”、犯人逮捕に全力を賭ける刑事。“引き継ぎ”ということで、引き継がれていく物語になっているのは理解しているし、そこは納得なのだが、。。。結末の。。。裏話部分もただ問題点が1つ。途中で、ムショが一緒で、知り合いになっていた可能性を主人公が言及したことだ。流れ自体間違っていないし、結末自体は見えているというのに、すでに序盤の時点で、ネタフリと言うよりも、“答え”を提示してしまっています。これじゃ、“主人公は、知っているのに、なぜ気づかない?”そんな印象になり、主人公が、、、“そうか!”と思っても、視聴者的には、共感できないと言う事なのだ。せめて、、、ネタバレ部分で、調書かノートで気づき言及すべきだったでしょうね。テンポも良くて、面白かっただけに、“大きな穴”があるためサスペンスとしては、残念な物語だったと言えます。
2011.03.27
内容その日、、、ひとりの少年・寺塚健(藤本哉汰)が、自宅マンションのベランダから転落。父・隆弘(利重剛)が、帰宅したときたまたま見つけたのだ。それは母・由比(木村佳乃)が、、一瞬目を離した隙の出来事だった。事故であれば、、、と捜査を始める所轄・目黒中央署の榎本省吾刑事(豊原功補)そんななか、帰宅したばかりの倉本(ユースケ・サンタマリア)は、妻・百合(矢田亜希子)息子・真(鈴木福)と時間を過ごせないまま、再び、病院への呼び出しを受ける。慈世病院に到着すると、すでに同じCOの大野(吉岡秀隆)がいた。担当医(滝藤賢一)の説明によれば、3日前、自宅近所の路上で脳出血で運ばれた女性・紺野真由美今朝、脳死状態になったという。家族は、夫はすでに死別し、娘・智恵(木南晴夏)だけ。意思表示カードは持っていないが、娘の申し出により、倉本、大野のふたりが呼ばれたようだった。ふたりは、智恵に説明を始めたのだが、良く分からないから、、、と妙にアッサリと脳死提供を申し出る智恵。倉本は、今回のドナー家族のように、いつも簡単であれば。。。と言うが、大野は、抵抗などを一切ないため、妙なものを感じていた。そこへ今回のことをかぎつけた“週刊ヘッドライン”の記者・林加奈子(板谷由夏)が現れる。あまりのアッサリした智恵に、加奈子は疑問を投げかける。“お母さんの最期を、ご自身でお決めになるとはどういうお気持ちですか?”その瞬間、智恵は、自分自身が母を死なせてしまうと言う事実に気づくのだった。動揺する智恵。。。。。大野は、手続きのために、再び智恵のもとを訪れると、明らかに智恵の動揺を読み取ってしまう。それでも、数年前から、家族関係がなかったので、提供に応じるという智恵。だが大野は、少し時間を置くことを智恵に勧める。そんな大野の対応に、倉本は、波風を立てる必要はないと告げるが。。。。。同じ頃、榎本刑事は、由比がタケルを虐待していた目撃証言を得ていた。ベランダに押し込めていたことがあったと。。。一方で由比、隆弘は、担当医の竹ノ内慎太郎(平田満)から、健の意識が戻らない可能性を告げられていた。やがて真由美の脳死判定が行われはじめると、悲しみは無いと良いながら、妙なことを言い始める智恵。判定だけでなく、手術も見たいと。。。あまりのことに驚く医師たち。大野は、ドナーファミリーの最後の願いを聞いて欲しいと、医師たちに訴え。。。敬称略今回は、ホントに驚くべき内容ですね。ドナーが現れた!!だが、カードの所持はなく、家族が同意したという。大野は、その娘の言葉に違和感を覚え、、、、って感じなのだが、これ、“普通”なら、間違いなく、、、やりませんよね。でもだからこそ、リアリティ、、、いや、そこにある臓器移植の真実が、一瞬、、垣間見えた感じですね。考えてみれば、そうなのだ。“死”は、どの時点かは、理解がし難い。判定の時点なのか?それとも、メスが入れられた時点なのか?その一方で、“提供”で何が起きているのかも、見えない。明らかに、そう言った部分の“真実”を見せていろいろと考えさせるために、作られた今作。。。ということなのだろうね。まさかそう言った演出をしてくるとは思っていなかったので、普通に驚くとともに、今作のスタッフの意気込みが見えた感じですね。最後は、次回からの“大ネタ”色々とネタフリをしているのに引っ掛かりを覚えるところ。かなり風呂敷を広げていますからね!どういった描き方をしてくるのか???いや、どうまとめを持ってくるのか??でしょうね。楽しみでもアリ、恐ろしくもある次回以降である。
2011.03.27
『いてもたっても』内容ある日のこと、織犯罪対策部の班長・鳩村英輔(舘ひろし)が伊良部(徳重聡)の診療室を訪ねてくる最近、出かけた先で、家のことが気になって仕方がないという。その鳩村をみて、マユミ(余貴美子)は、驚きを隠せなかった。かつて、、レディースだったマユミを更生させてくれた刑事だった!!“強迫神経症は、無理に治そうと思っても、治せるものじゃない”と伊良部は説明するが。。。。とりあえずウェブカメラを設置し外出先からでも、家の確認を出来るようにする伊良部。これで、ひと安心。。。の鳩村だったのだが、逆に、携帯の映像ばかりを気になり始め、悪化の一途。伊良部は、、、“いっそ無責任になっちゃえば”と責任を感じすぎる鳩村に伝えるのだが。。。。。同じ頃、伊良部は、繁盛しているという木曾島医院が、何か不正をしているのではと疑い初め、茜(原幹恵)を使い木曾島院長(勝部演之)をマークさせていた。ナースとして。。。。数日後、警察を辞めることにしたと、鳩村が伊良部のもとを訪れる。そこで伊良部は、鳩村に生卵を持たせ。。。。。敬称略総括気味で。今回は、まあ。。。お祭りである。だから、内容自体が、、かなり薄いそれも今まで以上に!!たしかに『そういう作品』なのはわかるが、マユミちゃんと鳩村の表現が多すぎて、伊良部の影が薄くなりすぎてしまっている。正直、カタチが決まり、それなりに馴染めてきただけにバランスの崩れが、一気に最終回を崩壊させた印象だ。このニオイは、今作の序盤と同じだよね。伊良部が目立たなければ、伊良部のバカさ加減がなければ意味がないのに、それ以外の無駄が多すぎて、別ネタのような雰囲気で、色々キャラを混ぜるものだから困った状態に。本質を見失ってしまった印象が強いですね。中盤に描かれたように、バカバカしい作品なのだから、序盤から、最終回まで、走りきって欲しかったものである。楽しいお話もあったのになぁ。。。。
2011.03.27
内容ほかの中学をたらい回しにされた札付きのワル・景浦裕也(岡本圭人)その景浦のいるクラス3年B組の担任・坂本金八(武田鉄矢)は、苦悩していた。授業の妨害、サボり、カツアゲ、、、どれだけ説得しても、話を聞かない。景浦の母も、、、あまり、気にしていないようで、困り果てていた。そんななか、娘・乙女(星野真里)の結婚式が開かれる。群馬の中学校で教師をする息子・幸作(佐野泰臣)や多くの“恩師”達に囲まれた式で、、、思わぬ一報が入ってくる。3Bの教室が放火された。。。。。愕然とする金八。その現場から去って行く景浦。限界なのか。。。。そして再び起こす問題行動。ついに理科教師・香坂保(加藤虎ノ介)を殴ってしまったのだ。。。。その心労がたたったこともアリ、倒れてしまう金八。ストレスによる狭心症と診断され、入院を余儀なくされる。入院中、、、同じ病室に、、偶然、かつての教え子・加藤優(直江喜一)がいた。30年ほど前、荒れていた加藤を更生させた金八。いまは、新潟で会社を経営しているという。そして少年院から出た少年たちを受け入れる仕事をしているらしい。これはもしかしたら、。。。。。退院後、金八は、新潟にいた。事情を加藤に伝える金八だったが、逆に諭されてしまう。“オレの知っている金八先生は、何があっても見捨てない”それは、自分自身が見失っていた“何か”を元教え子に教えられた瞬間だった。新年早々、職員室では桜中学でも手に負えない景浦を放り出すことが提案されていた。だが、金八は熱く語り始める。かつてあったことを引き合いに出して。それでも、反発を受ける金八であったが、金八は、今度は退かなかった。“生徒と向き合うのに新しいも古いもありません!!”と、、、ほかの生徒たちの“無関心”も指摘する。その思いに、ほかの教師たちも応え始め、景浦の高校入試の補習授業をはじめる。。。。。。敬称略↑かなりシンプル!!4時間なのに!!公式HPhttp://www.tbs.co.jp/kinpachi/今回は、、“ワル”というレッテルを貼られたひとりの少年に関わる金八。そのレッテルがあるがゆえ、分解状態の3年B組金八は、全員を卒業させることは出来るのか???っていう感じだ。まあ。。。“金八”的には、ベタなお話ですが、“ファイナル”ということもあり、豪華ゲストが、、、わんさか!ストーリーには、ほとんど関係ないんだけどね!でも、“思い出話”を視聴者に提示し、金八自身が見失いかけていた自信を取り戻すお話。。特に、加藤優の部分は、“その後”も分かり、秀逸でしたね。そこからの“繋がり”は、さすがに、強引だったけど、同期に“拡声器”もいますし。。。(笑)みんな知っていても、おかしくありません!ということで、悪くない登場のさせ方でしたし!気になったのは、まさか“孫”が、、桜中学。。。というあの方たち!と金八が定年で、、乾先生は?それくらいでしょうか全体としてベタなお話でしたね。“社会には価値観が合わない人はたくさんいます 自分と同じ人間というのは、広い世界にひとりもいないんです 人間は、嫌でも人間と一緒に生きていくしかないんです 今きみたちがやろうとしているのは、小さな戦争につながる心。 排除する方も、される方も決して幸せにならない 悪は、どこにありますか? 悪は、皆さん方の心の中に悪はあるんです 他人の悪を批判するというなら、 自分の悪をシッカリ見つめ認識しなさい それが悪を批判すると言うコトです”(一部省略)いつだったかの、焼き直しに近いですが、金八の真理は変わらないのでしょうね。最後の最後は、ホントに大団円。景浦曰く、、、“おじさん、おばさん”が、、出演ですね。“みんなの言うとおりだった。先生は、いつも俺の味方だった”この言葉だけで、十分に、坂本金八が、表現されています。っていうか、、、10:20で、、、“出欠を取りたい”っって、、、なんて無茶な(笑)でも、スゴイよね。映像を見て、“時代”が見える!それに想像していた以上に覚えているもので、やっぱり、キャラがシッカリ立っているからなのでしょうね最後の最後は、『私はきみたちのおかげで、金八先生である事が出来ました。 ほんとうに、どうもありがとう。 最後の、諸君らに贈る言葉だ。 どうかお願いです 一隅を照らす者になってください 一隅を照らす者は、この国の宝です。 街の片隅にいても、自分のいる場所 明々と照らす人でいて下さい 死んだ母親の口癖でした。 なんでも包めるって。 どうか、人を包んであげられる優しい人になって下さい。 今日このとき、この時間、この場所が、私のゴールです どうか、私のゴールを、みなさんのスタートラインにして下さい。 私の終わりが、みなさんの始まりになりますよう。 心より祈っています。』。最後に、どうしてもヒトコト。さすがにSPと言うこともあり、かなり拙速な印象はあったが、“らしさ”は描かれたと言っても良いだろう。でもね。本音を言えば。2クールくらいで、シッカリ描き込まれたモノを見たかった!!!だって、、“最後”だったら、okだったんじゃ?“渡る世間”は、、、1年なのに。。。。にしても、、、長かったね。
2011.03.27
『猿の人質』内容義父・勝家(大地康雄)と母・市(鈴木保奈美)が、秀吉(岸谷五朗)の軍勢に追い詰められ、、、自害。茶々(宮沢りえ)初(水川あさみ)そして江(上野樹里)の三姉妹は、秀吉の“人質”となってしまい、やがて安土城に移される三姉妹。。、、だが、そこには、すでに天主はなかった。そんな三姉妹のもとを、謝罪に訪れるおね(大竹しのぶ)とそこに、、三姉妹の従姉妹にあたる京極龍子(鈴木砂羽)が現れる。山崎で秀吉に敗れ去り、夫を、、秀吉に殺されながらも、秀吉の側室となったことを、龍子は話をはじめる。夫の仇の愛人となったことにショックを受ける三姉妹だったが、龍子は、おねの前であるにもかかわらず、秀吉と知るウチに、惹かれるようになっていったことを告白する。あまりのことに、驚くしかない三姉妹。その後、三姉妹は、千宗易(石坂浩二)の茶室に通される。そして母がいないことの覚悟を促すのだった。そんななか、いとこ織田信孝(金井勇太)が秀吉により自害をさせられただけでなく、秀吉が、伯父・信長の法要を行い、天下に号令をかけたという話を聞き。。。。。。敬称略にしても最年少なのに、出しゃばりすぎる主人公である。いやまあ。そのあたりは、“子供”だと思えば良いのだが、ならば、もっと“子供らしい”印象のセリフがあるだろうに。。。なんといっても、“姉”初よりも、理解力が高いというのは、、そのうえ、“偉そう”だ。。。というのは、、、さすがに、主人公だとはいえ、ヤリスギである。ハッキリ言えば、大人の事情があったとしても、そうまでして、主人公の俳優を立てる必要はない。ということである。これがね。初と、逆なら分かるんですよ。いや、演出として、姉上たちに対して、素朴な質問をするなら理解できる。なのに。。。。偉そうに、、、それだけならまだしも、“母の亡霊”まで感じる始末。初“母上は、思いとどまってくれたやもしれぬ”このセリフのほうが、よっぽど素直だし、納得出来ますよね。そら。ホントの江たちの年齢と、俳優の年齢を念頭に置きすぎであるのは分かっているのだが、あまりの違和感は、自らの首を絞めるだけである。その一方で、、もう一つ違和感のある部分は、茶々。。。、歴史をそれなりに知っていれば、江よりも、茶々、、、こと淀のキャラの方が理解しやすいのだから、もっと“姉らしさ”を、出すべきだよね。最終的に、3人になったときにあれこれと言う部分。。。茶々“母上を思うて泣くのは、今日を限りとしたいと思う”こういう部分だよね。“らしさ”って!これは、淀だから、主人公だから、、とか、そういうことではなく“姉妹”のなかで、“姉”だから。。。。なのだ!歴史というものを、とりあえず横に置いておく“ホームドラマ”ならば、この部分を逸脱しすぎて、主人公を活躍させるのは辞めてほしいものだ。聞いていると、どの部分にも、江が聡明、、、に見えて、、出しゃばっているシーンばかりが。。そうじゃないでしょ!!“歴史”は、目をつぶりますから、それぞれのキャラや、小ネタも、、気にしませんから、ベタなホームドラマで良いので、せめて、“姉妹のバランス”だけは、なんとかしません?姉妹に見えません!!実際、、、カットも悪いんだよね。。。。(苦笑)目立たせようとしている“意図”が、見えますから!あまり言いたくないが、三姉妹。。というより、“二姉妹化”が進んでいるようである。超能力者と言うだけで、目立ちすぎてるんだけどね!(失笑)これまでの感想第十回 第九回 第八回 第七回 第六回 第五回 第四回 第三回 第二回 第一回
2011.03.27
『ひが日死の巫女』内容“与えられた役を演じる”綺羅星十字団にキングこと、、スガタが加盟したことで、それを可能にしたイヴローニュの存在は、ほかのメンバーに衝撃を与えていた。“ひが日死”の封印が解かれる可能性があると。。。そんななか、長い眠りについていたシンゴが目覚め約束通りに、そのシルシは、レイジに渡たされた。そして、、ゼロ時間イヴローニュは、仮面を取り、、、、ケイトに。。。。“私の全ては、スガタ君に捧げる”キングも仮面を外し、、、、スガタへ。そしてケイトはアプリボワゼをサイバディ・ケトナを呼びレイジのシンパシーが。。。。。。ってことで、、、完全に最終章状態。あとはまあ。。。次回を見るのみ。。。ですね特に感想はありません。だって、予告で、、ケイトも登場してるし!とりあえず、どんなまとめになるか、、、だけですね。一応、スガタがネタフリしているので、、、、、、、キングだから、、スガタだから出来ることがあるのでしょう。
2011.03.27
『テッテケテ~!音吉さんの秘密に迫るニャ♪内容とある日曜日。。。。の朝。しらべの館。ピアノの練習をしながら、あいかわらずケンカする響と奏ハーモニーパワーがアップすれば、プリキュアは強くなる!と言う事で始められたのだが。。。。再び“解散”が、口にされるなど、、結果、いつもの大げんかになっていたのだ。その様子を見ていた音吉おじいさんが、孫からプレゼントされた人形を落として帰ってしまう。人形を届けようと、音吉さん、探しが始まるが。。。見つからない。。。それどころか、街で大げんかする響と奏。でも、街の色々なところを歩き回っているうちに、小さな頃の思い出が、ふたりの心をよぎりはじめ、打ち解け笑顔になっていく。やがて音吉が、街の人たちを前にしてハーモニカを演奏するのを見つけるふたりが、、、なんと、人形を落としてしまっていた!!気がつけば、音吉も消えてしまい。。。。。。。。どうやら、『音楽』というものの、良さを表現したい。。。ようだが。。。“いつも”と同じパターンで、あいかわらずケンカをしている。。。という印象が強く。今までのお話と、何が違うんだ??そんな印象ばかりの今回である。その後のネガトーンとの戦いでは、、“昔のように”とか、ハーモニーパワーで協力し撃破する姿が描かれているのだが、、、、ミラクルベルティエを、、一方しか所持しないこともアリ、明らかに、ハーモニーを奏でていない、“ひとりプリキュア”状態へ。。。。って、すでに、ケンカがどうとかこうとかのレベルじゃない、プリキュアとして意味不明な状態である。最終的に、音吉さんの真意まで、お話自体は“ベタ”で、悪くないんだけどね。でも根本的な部分。。。。ケンカ演出ばかり、、ひとりだけがキメワザと、、違和感が見えてしまって、“良いお話”も、“普通以下”の印象にしかなっていません。悪くないのになぁ。。なぜ、“同じネタ”を繰り返すかなぁ。。。そら心の繋がりだとか、ハーモニーだとかってのも理解するが、ここで根本的疑問があるのは、噂されている、3,4人目。。だよね。。。そうなったとき。どうするんだ???ふたりで無理なものを、4人で???“また”同じようなパターン???ふたりだと、1つのネタだけど4人になると、計算上は6パターンとなる。以前、このパターンで進むなら、早期の加入が求められると書いたのはそう言った理由からだ。ほんと、印象として悪くなくてもここまで同じパターンでネタが同じだと、何が違うのか?それこそ、、、仲直りしたはずなのに?と言う印象になってしまいます。そう結局、気があわないふたりにプリキュアをさせようとしていることが間違っているのでは??という究極の疑問まで感じるほど。そろそろ、本格的に何とかしてほしいものだ。これまでの感想第6話第5話 第4話 第3話 第2話 第1話
2011.03.27
『1000と映画と戦闘員』内容突然、鴻上(宇梶剛士)に呼ばれる映司(渡部秀)とアンク(三浦涼介)“仮面ライダー”が、通算1000回を迎えることになり映画を作るという。。。タイトルは“仮面ライダー対ショッカー”メダルに釣られ、参加する事になるが。。。。。。監督は伊達(岩永洋昭)カメラは真木(神尾佑)仮面ライダーは、映司。ショッカーは、アンク。科学者に、後藤(君嶋麻耶)。映司の恋人は、比奈(高田里穂)衣装とメークと小道具と助監督は、里中(有末麻祐子)。証明と音声は、知世子(甲斐まり恵)そして戦闘員は、、鴻上の知り合いだという千堂院(村杉蝉之介)実は、カザリ(橋本汰斗)によりメダルを投入されていた。。。。ついに撮影が始まるのだがヤミーの反応に、飛びだしていく映司とアンク。そこには、オウムヤミーがいた!!!一方、千堂院からは、イカジャガーヤミーが生み出され。。。。敬称略完全な、、、お遊び回である。いやまあ。。。別に良いんだよ。それはそれで。ただね。“いつも”も、同じような感じのため、逆に、“お遊び回”というよりも、崩壊度を高めているだけにしか見えないのが、怖いところだ(苦笑)でも、見ていると“いつも”ならば、無理矢理“お遊び”を紛れ込ませていて、明らかに“無駄”になっているが。今回は、そういった“無駄”が、それぞれの“キャラ”としてどこまでも描かれている印象があるため、“こういった作品”だと考えれば、“いつも”の中途半端な作品よりも、シュールな作品として成立しているような気がしますそれにしても最後の戦いは、ほんとに大乱戦だったね。気のせいか、今までのお話の中で、一番“仮面ライダーらしい”という印象が。。。。“魅せようとしている”のが、良く伝わってきます!っていうか、こんなお話のほうが、いままでよりも“らしさ”を感じるってのは、ほんとに、良いのかな??別に、いままでも“らしさ”が無かったわけではないが、中途半端にCMを入れたり、無理にギャグを入れたり、物語が散漫になりすぎたり。。。と中途半端さを感じてしまうよりは、今回ほど、芯が通っている方が、見易いのは確かである。結局、“芯”なんですけどね。。。これまでの感想第26話 第25話 第24話 第23話 第22話 第21話 第20話 第19話 第18話 第17話 第16話 第15話 第14話 第13話 第12話 第11話 第10話 第9話 第8話 第7話 第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話
2011.03.27
『一番大事なもの』内容ある日、宝石店で品定めをしていたルカ(市道真央)は、店の宝石を買い占めようとする春日井小牧(谷内里早)と出会う。“お金の価値を知らないのでは?”と買い物を邪魔されたルカが怒鳴っていると。。。それを気に入った父・高蔵(島津健太郎)は、宝石を買ってやると。。。それに釣られ、小牧の屋敷で働くことになるルカ。その屋敷には、世界一のセキュリティで守られた“金のなる木”が存在した。存在に気づいたザンギャックは、ナノナノダを派遣ルカは、大金をもらって“金のなる木”を守り始めるのだが。。。。。小牧の様子がおかしい。。。。。“昔のお父さんは、あんなのじゃなかった”と貧乏だったときのほうが幸せだったと、散財していたという小牧。それを聞いたルカは“お金がなきゃ出来ないことがいっぱいあんのよ。 お金がなくても幸せなんて、ただのキレイ事”と叱りつけるのだった。ガレオンに戻ってからも、物思いにふけるルカを見てマーベラス(小澤亮太)は、、、、、そんななか、再びナノナノダの襲撃により、春日井の屋敷は猛火に包まれる。屋敷に戻ろうとする小牧を引き止めたルカが、持ってきた大事なもの。。。。は、、、、敬称略いまだに、ゴーカイジャー自体の特徴が、“変身”以外に、分からないのだが。。。。そこは、横に置いておき。お話は、“金の亡者”のルカが出会った、大金持ち!実はルカには、、、、、ということで、真に大事なものを知っているルカ。そんなお話である。ルカのキャラを見せながら、少し強引さはあるものの、、、良い感じで対比が描かれ、物語として面白かったと思います。ルカが金の亡者ではなく、ある夢がアリ、、、ってのも悪くない。“コレから”のためのネタフリにもなっているのだろうね。それ以外も、サンバルカンボウケンジャーで戦いはじめ、ゴーゴーファイブ そっか、消火ジャッカー “今”だと、、意外と派手!最後は、カーレンジャー で、、、駆けつける。。。 一応、特徴というか魅力を上手く使っている感じだ。もう少しイロイロできるんじゃ、、、なんて、、、高いハードルを考えがちですが、それでも、今のところは、物語作りもシッカリなされているし、キャラの魅せ方も良く、ほんと、バランスの良いお話になっていますね。あとは、コレからの展開次第であるが、、、まあ、2ヶ月近く経過しても、今の状態なのだからほぼ、、、満足いく作品となりそうだ次回は、、、、そっか、、、また動物ね(笑)これまでの感想第5話 第4話 第3話 第2話 第1話
2011.03.27
「愛と死の境界線~隣人は殺人者! 悲しき美人妻と家族の絆、土地争いに隠された驚愕の真実を暴け!!」 内容夫・遼一(三田村邦彦)とある事が原因で離婚。息子・大地(原田一輝)を引き取り、絵本作家としても活躍する西脇ゆう子(黒木瞳)は、アシスタントの市村拓也(徳井義実)と五十嵐留美(真野裕子)ともに土地の境界を画定する仕事をしている土地家屋調査士である。そのゆう子のもとに、牧橋善作(寺田農)が訪ねてくる。妻と息子に生前贈与する隣家との土地の境界を復元して欲しいと言う依頼だった。そんななか、山下征治(松重豊)という刑事がゆう子のもとにやって来る。かつてゆう子が調査した土地で、身元不明の女性の遺体が発見されたと。トラブルがあったのではと言うことだったが、まったく、話す事も無く仕事へ戻っていくゆう子。牧橋のもとへ向かうと、隣人の原田淳志(秋野太作)とその娘・千賀子(秋本奈緒美)の婿・江木義彦(半海一晃)が、牧橋とトラブっていた。アシスタントの留美が付近を調べると、杭が抜かれていた痕跡が!牧橋の土地を原田宅が侵食しているよう。。。登記された測量図をもとに測量を始めようとしたところ、なぜか、山下刑事が現れる。被害者の古川みずる(川上藍子)が、江木の愛人だったのだ。殺された当日、目撃証言がアリ、事情を聞くためやって来たという。だがなぜか、牧橋が、江木と一緒だったと主張しアリバイ成立かと思われたが、事情を聞きたいと、任意同行を求められるのだった。その後、牧橋から、事情を聞くゆう子。はじめは原田淳志の家族と仲が良かったと言うが、江木が、千賀子、娘・サエカ(田辺桃子)と原田宅に転がり込んでから、関係が悪くなったという牧橋の妻・光江(赤座美代子)と次男・裕二(宍戸開)一方、山下は、江木を取り調べるが、アリバイがあるためどうにもならず。2000万の借金があるのは分かっているのだが。。。そんななか、不動産会社の奥野大介(デビット伊東)がゆう子のもとに現れる。牧橋家を含め、一体はマンション建築計画があるため、土地の分割を辞めて欲しいという。。。その一方で、牧橋家には、長男の哲夫(西村雅彦)がやってきていた。いずれマンションが建つなら、分割しない方が高く売れると猛反対。哲夫はゆう子の元にも現れ、同じコトを主張する。が。。。ついに事件が発生する。原田家前の路上で、奥野の撲殺死体が発見されたのだ!!土地トラブルを目の当たりにしていた山下は、ゆう子が何かを知っているのではと、話を聞こうとするが、特に、何も話すことはないというゆう子。引っかかるものはあったのだが。。。“守秘義務”を主張し語らずにいた。死体が見つかる直前、容疑者として連行された善作から妙な電話があったのだ。。。。。敬称略ある殺人事件が発生する。土地トラブルによる殺人事件だと思われたのだが。。。。実は、そこには、深い意味。。。。家族愛の物語がアリ、、、、って感じですね。主人公の家族愛と事件を重ねたり事件モノとしてもミスリードが描かれたりとドラマとしては、悪くないと思うのだが、見ていると。。。。ボーダーライン。。。境界線ということで“土地家屋調査士”というものを使っているのだが、さすがに、強引すぎて、だって、人間関係の調査などって、、、踏み込みすぎだよね。。。そのうえ、途中から。すでに、いてもいなくても良い状態になっているという主人公なのに、あり得ない状態(苦笑)いや、、、ドラマとしてはね、悪くない愛の物語に仕上がっているんだけどね!あまりこういった表現はしたくないのだが、いっそ、“刑事ドラマ好き”“お節介すぎる”“気になる性格”だとか、そういった、2時間サスペンスにありがちな設定にしておいた方が、まだ、、、普通に見ることが出来たような気がしますが。重ね方は悪くないのになぁ。。。無理矢理過ぎるからね。。。刑事もいるのになぁ。。。
2011.03.26
『終わりなき創造』内容旅に出たジャックは、全ての悪がウェイルラン司教だと気づくその後、帰国し、キングズブリッジを襲撃するウィリアムを撃退。再び院長となったフィリップの下で、大聖堂造りは再開される。そして10年後。スティーブン国王は、息子・ユースタスに王位を譲ろうとしていた。そんななか十字軍で活躍するリチャードが、ユースタス“王”に爵位を要求。それは、姉・アリエナ、とリチャードの悲願。。シャイリングの領主。。。となることを意味した。リチャードの活躍もアリ、ユースタスは一度は了承したのだが、枢機卿となったウェイルランが、反発するも。。。。。一方、キングズブリッジでは、異変が起きつつあった。仕事に没頭するあまり、妻・アリエナと息子・トムと上手くいかなくなっていたジャック。ふと、建設中の大聖堂に立ち寄ったとき、異変に気付きはじめる。理由は分からないが、大聖堂が崩壊の危機が迫っていると!!そしてアリエナは、妙な女性と出会う。体中には痣がアリ、何かに怯えていた。話を聞けば、、、ウィリアムの妻・エリザベスだった。暴力に耐えきれず、逃げてきたという。そのころエレンの前にレミジウスが現れる。司教、、、、ウェイルランの秘密に耐えきれず、どうして良いか分からず、“魔女”に苦悩を打ち明けに来たのだ。事情を知り、ウェイルラン枢機卿を罠にはめようと、エレンが動き始める。やがてリチャードが、キングズブリッジに帰ってくる。爵位をもらったものの、城はウィリアムに占拠されていた。告白されたアリエナは、エリザベスの協力を得て。。。。。。ついにシャイリングの奪還に成功するのだった!!そんななか、ウェイルランの謀略により、アルフレッドは死に。ジャックが巻き込まれてしまう。その一方で、モードの息子ヘンリーが挙兵。ユースタスは殺されてしまうのだった。再び広がっていく混乱。ウェイルランはジャックを逮捕し絞首刑にしようとしたとき、エレンが現れる。。。。ウェイルランの悪逆の証拠を持って!!それは、自らの権力のため王子だったスティーブンと組み、次期国王の不死鳥の王子を謀殺した証拠。総括気味で。冷静に見れば、怖いお話ですよね。すぐに、人の生死が関わってきますから!が、これこそが、歴史の真実でアリ、『革命』。。。なのでしょうね。とか、、そんなコトを感じながら、民主主義というものの黎明期のお話を見たような気がします。と、、書いておきましょうか。ドラマとしては、ほんとうに、今までの謎の全て解けて、キレイにまとめた感じですね。いや、始末をつけた。。。と言うほうが、正確か!?(笑)でもね、見ていて、少し感じていたのだがやはり、詰め込み過ぎの感がアリ、見えない部分がいくつもあるのがおしいところだよね。人間関係が、事件などイベント関係では描かれるのだが、本当の意味で、『関係』が見えにくいんですよね。なんとなく理解はしているが、ほとんどが、脳内補完に頼ってしまっている。原作を知らないのに!!そう。。ドラマの行間から推測しているのだ。登場人物が多く、様々な出来事を描いているため、ドラマとしてまとめようとすれば、こんな風になるのだろうが、あと、、、4~6話くらい、、あれば、もう少し、人間関係が見えて、もっと面白かったかもしれませんね。個人的には、一種の歴史再現ドラマだという感じで見ていたので、細かい事を、なんとなく想像しながら理解。。。そして楽しめていたんだけどね。でも、ドラマって、そういうコトじゃありませんので!全てを描く必要は無いが、描かれていることが全てでアリ、描かれていないことはなかったこと。それが、基本的な法則。だからこその、ちょっとした不満。。。なのである。せめて公式HPで『補足』があれば、、本格的に楽しめたでしょうに。。。
2011.03.26
『愛と絆!13係ラブ』内容鼻がきく一子(多部未華子)のおかげで、13係が捕まえた殺人犯。だが、その犯人の言葉が、一子の耳に残っていた。“一生恨んでやる”正義を貫いたはずなのに、恨まれるという刑事という仕事に悩みを感じ、五十嵐(佐野史郎)に相談する。すると、感謝している人もいると慰められたのだが。。。。そんななか、十三係の面々は慰安旅行で温泉へ途中から、ケガをして欠席していた和田(石塚英彦)や田村(田口トモロヲ)も参加し、大盛り上がりの慰安旅行の宴会になっていく。幸せな時間を過ごす一子。が。。。翌朝、気がつくと、十三係の面々が、、、いない!?どうやら足湯に行ったようで、追いかけていく一子は、そこで、思わぬ話を来てしまう。みんなが、自分のコトを辞めさせて方が良いと。。。。言っていた!!!一子はショックを受け、ひとり街へ。。。。道の駅の前に置かれているベンチで黄昏れていると、車を降りた妙な男が、一子の横を通り過ぎ店の中へ。。。一方、一子と連絡が取れないことに不安を抱いた門馬(升毅)たちは、一子の捜索をはじめると、、、、妙な男ともめて、連れ去られてしまったと判明する!!それも、指名手配されている野々村哲也だった。敬称略なんだか、序盤の。。。いや、前半の30分は、正直、、、ど~~でも良いようなマッタリ感で、緊張感もなく、こんな状態で、最終回???などと思っていたのだが。。。ドラマとしては、古典と言って良いような、“捜索シーン”もあり、ちょっと楽しさを醸し出しながら、一子の葛藤から、誘拐話。。。と引き延ばしは過ぎものの、悪くはないお話だったと思います。実際、“面白い”ワケじゃないんだけどね!!イヤな言い方をすれば、放送の必要性さえ疑問を抱くエピソードですね(苦笑)いっそ、温泉シーンや、お遊びのシーンを満載にして、DVD特典のようなものにした方が良かったんじゃ?と、そこまで感じてしまう始末だ。最後は、キレイにまとめているが、なんか引き延ばしが過ぎて、どうもスッキリしないなぁ。ドラマ全体を見て鼻が犬なみにきくというゴスロリキャラの新人刑事・一子その設定を利用しながら一子の成長だけでなく、チームワークの確立も含め、想定していた以上に、ベタな刑事モノ。。。だったと言えるだろう。そう、設定が、際だちすぎていただけである。それ以外は、穴はあってもドラマとして、十分に楽しめる作品になっていたと思います。最終回以外は!まあ。。。なんていうか、期待していた以上に楽しめた。。。のが、一番の原因でしょうけどね!でもほんと、刑事モノとしても、展開自体にブレがないんですよね。こんな作品なのに!(苦笑)このあたりは、スタッフがシッカリ描くということで最後の最後まで進めていった結果でしょうね。馴染めなかろうが、馴染めようが、違和感があろうが、無かろうがキャラをシッカリ描き、芯がしっかりしていればドラマは楽しめると言う事である。あとは、ネタ次第。ただまあ。。。欲を出して、続編、、ってのは、設定が設定だけに、どこまで、それぞれのキャラを前に出すことが出来るか?になるでしょう。ネタ次第。。。ですね。最後にどうでも良いことを。ホームズエージェンシー!?!?!?!!??!?そっか、、、脚本が“喰いタン”と同じか。。。。これまでの感想FILE.9 FILE.8 FILE.7 FILE.6 FILE.5 FILE.4 FILE.3 FILE.2 FILE.1
2011.03.26
尾道でベッチャー祭に参加した初音鬼に逃げ惑っていた子供が、鬼を追いかけ回し、やがて鬼に なんだこれ?田中さんに叩かれ、強くなった? 叩かれた?音楽なんかじゃ、腹はふくれん そら、音楽をもっと進めていたら納得だが、 初期の初期で、辞めてしまって。。。。最終盤で、復活してる。。。んじゃ?心はふくれた? どこが??? 円、、、まどか、、、まるちゃん、、、 なんか、かわいそうに。。。。お好み焼き? 無理矢理だなあかりのおかげ? やっぱ、そうなるんだ。。。みんなから、頑張れと言われる初音。 何を言ってるんだ。。。。。これ。。。はあ??セリフと年齢の名乗りで。。。 初期のあれこれを重ねているつもりなのだろう。。。2度目の春?お食事処。。。田中荘? 初めから、それで良かったんじゃ? こうなるのは、なんとなく分かっていたが、強引な。。。。結局、店を広げただけでしょ?っていうか、カメラ、、ほぼ一方でしか写してないし!!もう、ただのエピローグだな。これ。それも、かなりテキトーな!!!だから、感想もテキトーにしておきます。まあ。。。キレイにまとまった。。。というべきか。やっぱり、“この程度”というべきか。これまでも、何度も書いてきたが、“可能性”は、、あったんですよね。“初期設定を描かず、風呂敷を広げすぎ”ているのが、一番の問題で、物語を、“その場しのぎ”で、描いていったため、全てが悪い方向に転んだだけなのだ。職なら職、食なら食、音楽なら音楽なんでもいいから“芯”が、シッカリしていれば、こんな状態にならなかったのは、間違いないこと。で。スタッフ間の意思疎通が出来ていないため混乱に拍車がかかり、あり得ない転び方をしてしまったのだ。そう、可能性はあるのに、寄って集って潰した感じですね。最近のドラマは、NHKだけでなく、こういった“大失敗”をすることが多い。個人的には、2クールが難しいなら、1クールでも良いし出来ると思うなら、1年、、、4クールでも良いと思っています。それで、ドラマが、ホントの意味で良質になるなら、それこそが、ホントの解決方法だと思います。これは、朝ドラ、大河ドラマ、、、以外のほかのNHKのドラマが証明しています。もう、そろそろ、そういった、本気の改革が必要なんじゃ??“看板番組だから、出来ない”ではなく“看板番組だから、すべきだし、良質であるべき”だと思います。もう、いいや、これで。あ。。ちなみに、こんな感じの“下書き”をいつも書いています。もちろん、下書きなので、誤字脱字、誤変換だらけですが今回は、普通にしています。
2011.03.26
『最終章!!さよなら…ラパンの日々』内容泰三(津川雅彦)が、倒れ意識不明に。。。。病院に駆けつけた美和(貫地谷しほり)と溜(相葉雅紀)医師(春田純一)によれば、今回は一命を取り留めたが、次は厳しいという。ショックを受ける美和は、溜に告白する。1年ほど前に主治医から心臓の病気のことを聞き、メインバーのチーフバーテンダー探しを必死になっていたと。そんななか“ラパン”を商社マンの早瀬宏昭(別所哲也)が訪れる。三橋(光石研)は、早瀬にタバコを勧めようとするが、数日前から禁煙をしていると断るのだった。。すると同じカウンターで、火の着いた葉巻を置いている女性・君島瑠美(佐藤江梨子)を見つけ、消すようにと伝えるが、葉巻の煙を見ていたいと消すことを拒否。それを見て、カクテルには香が大事と早瀬は諭すが、聞き入れようとせず。いつの間にか言い合いになってしまい、怒った早瀬は、葉巻の火を消して、帰ってしまうのだった。翌日。開店前に、早瀬が訪れる。昨夜の行いを恥じて、謝罪するのだった。すると溜は、カウンターの中に早瀬を招き入れ、“こちら側から見ると、お客様の本当の顔が見えるときがある”そして。。。ある話を始める。医師として、必死に治療を続けてきた患者の子供が亡くなった話を。葉巻を吸わなかった理由は、その子の供養のためだった。それは昨夜の女性の話。。。。一方で美和は、ホテルカーディナルで行われるフランスフェアのバーで、加瀬(竹中直人)はサポートに葛原(金子ノブアキ)を指名したと知る。そのことを溜に伝えるが、、、、フェアに行くことを拒絶する。溜は、加瀬の言葉が引っかかったままだった。“君を、本物のバーテンダーとは、認めない”そんななか、溜から聞いた瑠美の葉巻を持ち“ラパン”を訪れる早瀬。そこに、瑠美が現れ。。。。。敬称略先ず、ヒトコト。今回を見ていて、何度も時計を確認してしまいました。というのも。“最終章”、、、、だよね???物語が、前回のように溜は、加瀬のことを中心に進めていくのかと思っていたら、なんともまぁ。。。“通常業務”も、描くんですね!!!!それも前半、、、ほぼ全て使って!!!何度も、“最終章だよなぁ??”と確認したのは言うまでもありません。なんか、“ベタな、、大人の恋バナ”だよね??で、後半は、全くニオイが違う、、、お話である。泰三とカーディナル、、、そして加瀬の力。“中途半端に加瀬さんに会いたくない”なんてことを良いながら、時間の経過を描き、、それも、恋バナ!その直後、、“尻込みしてちゃいけない!”って。。。。なぜ、2つの物語を、無理矢理つなげてきたかなぁ。。。。実際問題として泰三のこと、メインバーのことそして加瀬の言葉だけで十分だよね“自分に足りないものを探す前に 自分がお客様に何を与えることが出来るか 身を削って考えろ 自分の小さな才能に頼らず、痛みに耐え、現実に学べなのに、最後は、、、ダイススタッキング!?恋バナ部分の男の覚悟と、溜の覚悟を重ねているのだろうが自分が覚悟を決めていないのに、客に???見ていると、結局、三橋が、キーになっている印象が強い。溜に気づかせている。。。といえば、聞こえは良いのですけどね。。。三橋が、もっと恋バナに関わってこそ、意味があることで、関わっていなければ、“気づかせている”とも言えなくなるわけで。。。ニワトリが先か、卵が先かそのジレンマに陥ってしまっています。そこまで無理して、物語を膨らませて、繋げる必要ないだろうに。。。考えてみれば、今作って、こういう“カタチ”を、よく行いますよね。だから、溜という存在が分からなくなる。天才バーテンダーなのか?それとも、悩みを抱えた成長過程のバーテンダーなのか?まさか両者を取って、才能があり、失敗しないのに、、、悩みを抱えているバーテンダー?意味分かりません。どうも、今作は、良いエピと迷走エピの差が激しい作品である。
2011.03.25
『さよなら熱血教師!』内容体育祭が終わり“卒業式”に向け進み始めた啓一郎(佐々木蔵之介)そんななか、花村校長(西郷輝彦)に呼び出される。先日の体育祭のことがあったからか、教育委員会のほうから、啓一郎を受け入れ学校がないという。産休の臨時教師という立場の啓一郎にとって、春以降。。。。働く場を失ってしまうことを意味した。それでも、生徒たちの進路指導を、自分なりに行っていく啓一郎。そんなとき、啓一郎のような教師を目指すと言っていた江藤(秋元龍太朗)が突然、、、高校に行くのを辞めると言い始めるのだった。心配になり、江藤の家を家庭訪問する啓一郎。両親に事情を伝えると、家業の自動車整備工場が倒産すると知る。説得を試みても、江藤の働くという決心は揺るがない。そこで啓一郎は、あるアイデアを試みる。生徒たち1人1人が、先生になってみること。。。。クラスメートに勉強を教えたことで、その楽しさを実感する江藤。江藤は、進学をして、再び夢へ向け進むことを決意するのだった。啓一郎もまた、自身の“コレから”について、努力を決意する。そして受験の日となる。啓一郎は、生徒それぞれに“心の参考書”を再び手渡し。。。。生徒は、その“参考書”で緊張がほぐれ、受験へと挑んでいくのだった。が。。。突然、学校に電話が入る。奥寺比夜(小池里奈)が受験会場で過呼吸を起こしたという。大慌てで、盲導犬・ポン太と会場の学校へ駆けつける啓一郎。その比夜のショックは大きく、啓一郎は必死に励まし、慰めるが。。。。合格発表で、比夜だけが、不合格。啓一郎は京子(村川絵梨)とともに、比夜が目指す看護学校の二次募集を見つけその学校へ足を運んだ啓一郎は、個室での受験許可をもらうのだった。それでも、比夜は不安でどうにもならない。そんな比夜を、江藤が背中を押してくれる。“チャレンジしないで、逃げるのか?”と。啓一郎の“参考書”、、、生徒の似顔絵で、ようやく覚悟を決める比夜。その一方で、花村校長の尽力によりとある学校の、、、面接が決まった啓一郎だったが、啓一郎は、その日が、比夜の受験日。。。。。そして受験日、いざ、会場に入ろうとして比夜の足は動かなかった。すると外から啓一郎の声が響き。。。。。。。敬称略公式HPhttp://www.nhk.or.jp/dodra/challenged/『まったく、あなたって人は!。。。本物の教師だ。』この言葉に、全てが集約されていると言って良いだろう。ドラマとしては、生徒それぞれの進路について、一緒に悩みながら自分自身も成長していき、、、ついに『卒業』そんな感じである。基本的にベタなドラマなので、特に書くことはないが、ほんとうに、最後の最後まで『メロス』だったとおもいます決して諦めない、、その気持ち。キャラがシッカリ描かれているドラマは、本当に良いものである。最後は、、『みんな、先生に出会ってくれて、本当にありがとう みんなのおかげで、先生は生まれた。二度も教師になれた お前たちの顔が見たかった でも、先生心の目で見てた。だから、お前たちのこと、ずっと忘れない。』 そして、生徒たちから卒業証書。キレイにまとまった感じですね。それにしても、前後編だけではあったが、『続編』としては、良く描けていたドラマだったと思います。実際、、、『その後』が気になっていたのも事実でアリ、『見たかった』のも、事実なのだ。ほんとに、『続編』を作ってくれて、良かったと思います。ただし、あえて苦言を1つだけ。今作、前後編だけと言うこともあり『盲目』という設定が、あまり利用されている印象が無いんですよね。たしかに、一部のエピソードでは描かれているが、もうすでに『人間関係』が完成しているため、酷な言い方をすれば、『普通の教師のドラマ』になってしまっている。ということだろう。次が決まらない。。。というのは、そいういった表現の1つだろうが、いろいろな問題に、啓一郎ならではの解決方法を表現しているんだけどね。描きすぎると重くなるのは分かるが、途中、少し表現された、盲目であるがゆえの不安については、もう少し描いた方が良かったかもしれませんね。それでも、納得の作品だったと思います。出来れば『次』が見てみたいものです。ただその場合、『初めから』になってしまうのは言うまでもありませんが、だからこそ、『次』でも『続編』でなければ、納得出来ると思いますので。これまでの感想NHK土曜ドラマ『チャレンジド~卒業~』 前編 NHK土曜ドラマ チャレンジド第5回(最終回) 第4回 第3回 第2回 第1回
2011.03.25
『熱血教師の挑戦!』内容熱血教師だった塙啓一郎(佐々木蔵之介)は、病により盲目となる。だがそれでも、妻・幸江(富田靖子)に支えられ、筧丈治(夏八木勲)との出会いにより、盲導犬ポン太とともにチャレンジを続け、ついに、幸江の恩師・花村聡吉(西郷輝彦)の中学校で、“教師”として、、、クラス担任として。。。再出発をはじめるのだった。初めは、慣れない盲目の授業だけでなく同僚教師からの反発もアリ、苦戦したがその熱意は、副担任・新谷京子(村川絵梨)だけでなく、クラスの生徒たちにも伝わり、心を揺さぶっていく。そして担任教師としての信頼を得る塙啓一郎。それから1年。中学3年の担任となっていた啓一郎。副担任も京子。数週間後に体育祭が開かれることになっていた。卒業前の思い出と言う事もあって、クラス対抗リレーでの勝利を目指すクラス。さすがに、熱血過ぎるという理由で啓一郎は練習参加出来ないが、影ながら応援することに。。。一方で、啓一郎は校長の花村から、産休で休んでいる神崎先生が、帰ってくることが告げられていた。もともと産休の臨時教師だった啓一郎は、せめて“卒業まで”と訴え、花村も、、、そのつもりだったと、、卒業までの仕事となるのだった。職探しの苦労は身を持って知っている啓一郎は、妻・幸江に、そのことを伝えた上で、“卒業”までは、気合いを入れ、職務を全うしていくことを決意する。チャレンジド。。。“神様からチャレンジする使命を与えられた者”として。。。そのころ、クラス対抗リレーの朝練を角田みず帆(村崎真彩)の提案で開始。が。。。巨漢の近藤恭一(小杉茂一郎)がいるため、頑張っても無理という声が多く、受験勉強もアリ、練習にさえ出て来ない。やってきたのはみず帆、奥寺比夜(小池里奈)、友坂真鈴(藤本七海)、近藤、鵜飼秀彦(竹内寿)江藤元気(秋元龍太朗)と、、、わずかだった。それでもと、、鵜飼と江藤が説得して、参加者は増えクラス全員参加に。。。そんな生徒たちの様子を感じて啓一郎は、誇らしく思いはじめていた。その啓一郎の、思わぬ事態が襲いかかる。体育祭で教職員参加の障害物競走に、、、参加出来ない。。と。いや、させてくれなかった。盲目。。ということで。京子が代わりに頑張ってくれると言うが、それでも、啓一郎は、“チャレンジ”、、練習を始める。。。。。そんなときみず帆が、練習中にケガをしたのを知り啓一郎は慰めるが。。。みず帆が、クラスメートへ告白したとき、勝つために、、、と参加しない、、参加させないという話を聞き、啓一郎は、ふたたび決意する。“勝つことだけがすべてか?先生は、そうは思わない。”体育祭当日。啓一郎は、京子に代わって障害物競走に参加!!!京子が“目”となってくれて、挑戦していく啓一郎。やはりビリになってしまったが、その姿に、なにかを感じた鵜飼たちは。。。。。。。。敬称略公式HPhttp://www.nhk.or.jp/dodra/challenged/2009年10月に放送された作品の“続編”である。簡単に言えば、熱血教師が、、、目が見えなくなってしまった。。。はじめは、絶望に襲われるが、教師としての誇りを取り戻し、ふたたび熱血教師として教壇に!!その姿に、周りの人たちも影響を受けていく。。。って感じですね。あ。。。ここまでは、一年半前のお話。今回の前後編のテーマは、“卒業”ということで、卒業式を迎えたクラスを。。。同じく退職となる啓一郎が、どう挑んでいくか???そんな物語ですね。その前編だった今回。相変わらずの熱血、、そして無茶を発揮する塙啓一郎先生ですが、その“チャレンジ”する姿に心うたれるだけでなく、ドラマとしても、上手く生徒たちと重ねて、シッカリ魅せてくれた感じですね。まさに、教師モノドラマである。“勝つ”ことだけが、全てじゃない!!!受験前に、これでいいのか?という究極の疑問は存在しますが、ドラマとしては、ホントに良く出来ていたと思います。生徒たちの悩みも描かれているし、啓一郎の葛藤も描いている。サポートする人たちも、描いているしかなり丁寧に描かれているのが、良く分かる作品だ。転校しても、心は1つ、、、なんていう感じのセリフも、“遠く離れても、友情はなくなることはない”うん。。。ベタだね(笑)それにしても、今作が良いのは、そう言ったドラマ作りの丁寧さだけでなく、ドラマにとって、主人公・啓一郎のキャラが良いんですよね。明るく、、そして、楽しい。だからこそ、真剣さの部分とメリハリがあって、ドラマを、いっそう引き締めている感じ。これは、妻も同じ。。。テーマが重いテーマであっても、リアリティを描きながら、重さばかりを感じさせない。見事な演出である。最終的に“後編”への“繋ぎ”も、、お見事でした。一応、、“TAROの塔”と“チャレンジド~卒業~”で、NHK土曜ドラマ枠は終了するが、2作品とも、“ニオイ”は違うモノのまさに“土曜ドラマらしい”作品だったと思います。4月からは、火曜の“NHKドラマ10”に引き継がれることになるがこういった作品も、“ドラマ10”で魅せてほしいものである。
2011.03.25
『戦わないで済ます人』内容サモンとの関わりで、妻・潤子(ちはる)を知り、ようやく、自分自身で“壁”を作っていたことに気づいた保(小日向文世)だが、“知っていたのに隠していた”ことを潤子に問い詰められる保。そんななか、島から店長代理で萌子(徳永えり)が犬・カブと会社にやって来る。店長会議の間、預かって欲しいと。約束したネット中継を守っていない罰。。。だという。強引に渡された保は、街に飛び出して行ってしまうが、仕方なく、家に連れ帰ってしまう。が、、、突然のカブの登場に、サモンは大騒ぎ!どうしていいかわからず、ケンカ状態の二頭を家に閉じ込め向かったのはペットショップ、、、芝二郎(佐藤二朗)のもとだった!家の鍵を預け、出席しなきゃならない店長会議へと向かう保。敬称略あまり言いたくないが、芝二郎の愛犬“太郎”を、登場させて欲しかったぞ!!!!まあ。。。ドラマは違うんだけどね(笑)でも、良いことだね。カブの存在により、萌子も“何か”を感じ変化を始めたようだし、いや、出世かも!ってのも、良いところですね。というより、佐藤二朗さんの存在感ばかりが、目立った今回。きっと、“戦わない”ことを表現したのでしょうね。次の展開のため、萌子という存在も絡めながら、上手く保の心の変化を描いた印象ですね。前回が、壁、、、なら、今回は、覚悟を決めた。。。と少し展開が遅いのは気になるところだが、トータルで見れば、かなり丁寧に“変化”を描いている作品である。にしても、、、なぜ、太郎を出さない?あんな、二郎の姿を見たなら、どうしても見たいぞ!!
2011.03.25
『終幕…もう一人の真犯人』内容謎の人物により、妹・舞子(岡本杏理)を誘拐された香月(北川景子)なんとか、居場所を突き止め救いだしたものの、手がかりのひとりだった鳴海(風間俊介)が、殺されて見つかる。残されていた資料から結城(木村多江)が、香月の父・直也(鶴見辰吾)を知っているだけでなく、10年前の女子高生連続殺人事件に関わっていたと判明する。香月たちCPSの面々から問い詰められ、結城は告白を始める。プロファイリングに行き詰まり、犯罪心理学の第一人者の香月直也に協力依頼。“犯人は、レディーキラー”という言葉を残し亡くなったというのだ。その事実を知り、香月は、自分が突き止めると意気込むのだった。鳴海事件と10年前の事件の手口が同じである事から、捜査本部が立ち上げられる。藤堂(小澤征悦)柘植(ユースケ・サンタマリア)に協力するCPS一方で、香月は、単独で捜査をはじめ。。。。。舞子が入院する防犯カメラ映像から、ひとりの男が浮かび上がる。梶原英人(池田鉄洋)9年前に逮捕され、半年前に出所した。。。10年のブランクがある爆弾魔!やがて、結城の苦悩を知り、CPSとともに動き始めた香月。10年前の5件の事件を分析し、1件目の事件と、それ以降とでは犯人が違う可能性に気付きはじめる。そして1件目の被害者・坂下裕美子を調べ、香月がたどり着いたのは、、、、幼なじみの詩織だった!そのころ真鍋理事官について調査していた藤堂は、ある人物にたどり着いていた。。。。。敬称略総括気味で。そこまで10年経過して『関係』が分かるなら、当時、捜査していれば、犯人にたどり着いていても、オカシくないんじゃ?いや、それどころか今回。。『ファンタジー』さえ、必要ないと思うのだが。。。一応ね。父殺しの犯人に、選択を迫られるなど、ドラマとしては“それなり”に、盛り上がりはあったが、なんていうか。。。わざわざ、爆弾魔とレディーキラーを混ぜ込んで無理にミスリードしなくても良かったんじゃ???主人公だけでなく、結城の過去にまで絡む事件なのに、事件を無理に広げすぎたため、その違和感がドラマ全体に漂ってしまい、“ドラマ”が、イマイチの状態に。。。。ホントは、葛藤が、、盛り上がりになったろうに。。。。なんかねぇ。一番違和感があったのは、事件をこだわるあまり“ファンタジー”表現を優先させてしまい、まさに、“ドラマ”じゃなくて“ファンタジー”となったことだろう。そら、それもまた“ドラマ”だと言えば、その通りなのだが。そこまで、ファンタジーを描く必要ってないよね??どうも、このあたりに、今作全般における“妙なこだわり”が、みられる部分である。そういった“こだわり”で描くこと自体は間違っていないのだが、今作って、事件を描きたいのか?事件解決を描きたいのか?それとも、主人公の活躍を描きたいのか?どれを描きたいのかが、分からないんですよね。強いて言えば、主人公を目立たせたいだけ。。。。。である。いわゆる、“連続ドラマのプロモーションビデオ化、イメージビデオ化”その“事情”を、無視するとして、作品自体の無駄部分を切り捨てれば、あと、もう1歩で、普通に楽しめたドラマになったとは思うんですけどね。せめて、事件なら事件、解決なら解決、あまり気に入らないけど、、主人公なら主人公なんでも良いからシッカリと“芯”を決めて描いていれば、もう少しマシになったでしょうに。ブレまくってましたからね(苦笑)序盤から!!
2011.03.25
『最終決戦!本当の悪党は誰だ』内容県会議員の刺殺事件に絡み、追い詰められた柴田(鈴木浩介)だったが、富樫(高橋克典)の機転により、、なんとか、解決をする。柴田を海外に逃亡させて。。。。。そんななか、里中(小泉孝太郎)は、妻・理恵からの連絡を受け、“何か”を感じた富樫と里中が、里中宅へ向かうと、前島(村上弘明)がいた!!里中が、前島に抱く疑惑の核心を突く質問をすると、“今回の時間から手を引け”という前島。富樫に対しても、“黙って、オレに仕えてりゃいい。牙をむけば、大切なモノを失うことになる”と。。。。。不穏なモノを感じながら帰宅すると、富樫の実の子では無いと知った娘・のぞみ(宮武美桜)が、迷惑をかけたくないと、全寮制の学校に行くと言い出す。すると富樫は、、、姑・左知代(大森暁美)に、、、娘を頼むと告げ、のぞみを引き止めなかった。翌日。マスコミは、富樫たちの不正行為についての告発で大騒ぎが起きていた。顔写真、実名なども公開され、謹慎処分。県会議員・藤堂(春田純一)の事件について、第一係の猪原勇作(デビット伊東)らが引き継ぐことになってしまう。前島による圧力だと思われたが、何か妙なのを感じる富樫。だが富樫は、飯沼(内山理名)山下(平山浩行)に“守らなきゃならない大切なモノがある”と捜査から手を引くことを告げ、署から去って行くのだが、富樫の覚悟は決まっていた。消される可能性も考え森川明日香(滝沢沙織)の入院する病院へ向かう富樫。そこに石黒(梅沢富美男)が現れ、富樫の覚悟を見て取り、見張りの引き継ぎをするのだった。街に出た富樫。。。。すると、謎の男たちの襲撃を受けてしまう。だがそこに、海外逃亡したはずの柴田が現れ、九死に一生を得る富樫。“オレの人生の中で仲間って呼べるの富樫さんたちだけなんですよね”その柴田から、意外な情報を得る富樫。森川明日香が橋の上から転落する直前に、藤堂の秘書・岩村正則(滝藤賢一)と一緒にいるところを目撃されていた!柴田の言うとおり、殺人および襲撃の指示をしたのは前島なのか?やがて意識を取り戻した明日香から、岩村との一件を知る富樫と里中。岩村が使ったのは侠成会であり、その背後には、警察庁長官官房長・黒沢達矢(石丸謙二郎)民政党元幹事長・白川泰作(山田明郷)国交省政策局長・土田慎吾(坂西良太)らがいるという!!!!消されようとしているのは、前島だった。富樫たちは、チームを再結成し巨悪へと向かっていく。。。。。敬称略総括気味でダラダラと。なるほど。。。そっか。この最終回で、裏切ってきたか!!!簡単に言えば、ラスボスは前島じゃなかった!!!である(笑)いやまあ。。それもアリかなぁ。。とは思っていたが、こういう方が良いかもしれませんね。だって“ホントの悪党”を退治するために、“悪党”という看板を背負っている刑事たちの奮闘を描くにはね!そう。よりいっそうの“悪意”が必要なのである。そんな風に考えていけば、最終回としては、悪くないまとめ方だったと思います。実は、今作が、一番問題だったのは“タイトル”ではない。そんなの、どうでも良いことなのだ。公式HPに、、、こうある。http://akutou.asahi.co.jp/intro/index.html『悪党と聞けば、、、このタイトルは、横浜港町署の刑事たちを指している。 彼らは事件解決のためなら手段を選ばない、非道な刑事たち。 狙った巨悪に迫るためには、ほかの悪をも利用し、 法を犯すスレスレ行動で犯人を追い詰め、逸脱した行動を取りながらも、 最後には必ず巨悪を挙げる! ありきたりなやり方では通用しない悪に対し、 “目には目を”で立ち向かっているのだ。』(一部省略)コレが一番問題。ここまで表明しているのだから、視聴者はそれを描くことを期待するのだ一部では、そういう表現もあったんだけどね。初回と最終回だけ、そういう表現をして、それ以外で“普通の刑事モノ”を描いた時点で、視聴者は、違和感を感じ、不満を抱くモノである。描くなら描くで、徹底的に“悪党ぶり”を描くかもしくは、ボス。。。この場合、前島からの圧力をもっと描いていれば、間違いなく、違った印象になったでしょうに。ほんのわずかなことなんですよね。期待していたモノと違う。。のは、多少仕方ないとしても。。。。結構、おしいところ行っていたのになぁ。。。
2011.03.25
内容見知らぬ人についていくという娘・さくら(林丹丹)の行動に、唖然とし、叱りつける桜子(笛木優子)もし“父親”さえいれば、違ったのでは。。。。そんなコトを思い始めたとき、美容院に亡き比呂人(徳山秀典)に似た男が現れる。まさか、、、あんなに似ているとは。。。。そんななか、健(真山明大)を訪ね、元カノ・涼子(桂亜沙美)がやって来る。秀ふじ(いしのようこ)の店で飲んでいた健、陸雄(佐野和真)は、いきなりやって来たことに驚くばかり。たまたま、さくらもいたため、一悶着が起きそうになるが、そこに豊香(小野真弓)も現れ、、、、修羅場状態になりかけるが、、、秀ふじの機転で、何とか、事なきを得る。そして、、、時は流れ、、桜の季節勝(松田賢二)が、桜子にふたたび想いを告白している頃。。。雄一(大熊啓誉)が、、、比呂人に似た男を連れ現れる。東京の美容院に勤めていたというカリスマ美容師だという。知り合いの美容院に頼まれ、美容院に採用して欲しいと桜子に会わせたいと。だが、その場には桜子は、いなかったが、一目見たさくらは、、、その宅間堂一の姿を見て驚きを隠せなかった。明らかに父・比呂人に似ている。。。。。敬称略もう、どこに着地するのか、、、、いや“着地点”は、想像がつくけど、これ“顔だけ”で、話が動いてしまうと、なんていうか、、、、桜の下で出会った比呂人との思い出さえ、全て意味がなくなってしまうような気がしますが?だって、言ってみれば、、、“見知らぬ人について行ったさくら”と何も変わらないような気がします。え??親子だから、、似ているのは当たり前?まあ。。。それを言い出せば、元も子もないのだが。と。。。それも重要だが、来週が、最終週だよね??それとも、延長決定されているのかな??本日時点で、そのアタリは不明。まとまるのか??これ。3人の若者も気になるし。。。。、、、、無理にしか思えないのだが。。。
2011.03.25
内容笹野(神戸浩)中岡(松尾諭)民男(前田航基)らが旅立つ日。初音(富司純子)は、最後の料理として“親子丼”を作る。それをあかり(瀧本美織)伝(竜雷太)たちも、頬張り。。。。敬称略この脚本家さんのほうは、食べ物を出したり、食事をしたり、セリフを作るだけでなく、あれこれと繋げようとするよね。最後のラッパは、あざとすぎ!!家で吹いているならまだしも、たとえ“練習場所”であったとしても、、、分骨にラッパ!?なんだ、その所持品・・・・後輩から奪ったにしては、、、印象の悪いエピだし。。。。。(苦笑)それはさておき。お話。たしかに、この3人のエピソードは描かれたことは描かれたが、中岡のほうは、なんとなく解決しているだけで、それほどの印象は残っていないし。一方の笹井のほうも、一瞬、空き巣騒動で騒いだ程度で、中途半端解決で。。。そう。両者とも、“描き込まれた”という印象ではない。正確には中途半端に描くだけでなく、関わったキャラも、印象に残らないゲストキャラなのでほとんど印象に残っていない。。ということだ。まあ。。。イベントに、わずかに関わらせた。。。程度なのだ。あいかわらずキャラを描かずに、退場劇。。。ってことだ。描かんとする意図は理解するが、ネタに困ったら、退場劇。。。っていう“バカの1つ覚え”も理解しているのは言うまでも無い。いくらなんでも、同じネタを、ここまで繰り返すなんて!!呆れるというか、、、アイデアの無さに驚くばかりである。それも描き込まれていない、表面的な印象しか残っていないようなキャラの退場劇ばかりを。。。。セリフを描いたり、シチュエーションを重ねれば、感動する。なんてことを思っているのかもしれないが、それは、キャラが描かれていてこそ成立するモノである。何も描いていないのに、退場劇で感動なんて出来るわけがない。
2011.03.25
内容塚本(永澤俊矢)に捕まったシュン(福田沙紀)とカスミ(夏菜)は、“殺人ルーレット”に参加させられるのだった。窮地に陥ったふたりを救うためクチナワ(上川隆也)トカゲ(虎牙光輝)に連絡を入れたあと、ふたたび、ミドリ町に戻っていくタケル(松下優也)わずか1分の“停電”。。。そのチャンスに賭けて。。。。。そんななか、クチナワたちに上層部から撤退命令が入り。。。。敬称略はじめの4分で、一気に“今までのお話”。。。とはね。今回、一番印象に残ったのは、そこかもしれません(苦笑)でもね、実際の話。これくらいに詰めこむことが出来るくらいの“ネタの数”だったのは事実で、“流れ”自体は悪くなかっただけに、もう少し、初回アタリのドタバタで魅せて欲しかったモノですね。序盤を除けば、世界観の表現の1つであるはずの、殺陣などもあまり表現しなくなり、物足りなさがあったんですよね。最終的に、凶悪さのあるラスボスと暴力的だが、過去を持っている主人公たちしかいないんだから魅せる部分は魅せないと。。。たとえ結末のために“悪表現”が必要であっても、悪だけを表現されても、物足りないのは当たり前である。ある種のリアリティで、こだわりの演出をしているのは分かるんだけどね。気がつけば、印象に残っているのが、塚本だけでは、意味なんてありませんよね。最終回で、一転、二転、三転させても、後の祭りである。塚本の前に、中ボスでもいれば少し違ったかもしれませんね。ほんと、1つのネタで引き延ばしすぎだよね。。。設定と、全体の雰囲気が、結構良かっただけに、もう少し魅せる部分でこだわりを見せてくれていれば。。。。
2011.03.24
『立てこもり』内容ある日のこと。とあるファミレスが、銃を持った覆面の集団に占拠された。そんななか、警視庁捜査一課特殊捜査係・相模総一朗(遠山俊也)課長と一条康介(水橋研二)が、白虎(西野亮廣)を訪ねてくる。犯人が、“交渉人”として、白虎を指名してきたのだという。やがて捜査本部にかかってきた電話を取った白虎は、相手が、トルネシア大使館立てこもり事件の犯人だと気づく。そのころ信吾(ゴリ)は、彩乃(忽那汐里)に彩乃の父(加藤浩次)らが人質にとられたトルネシア大使館で発生した、立てこもり事件について話していた。白虎は、自らの命を賭けて、人質の解放に挑んだのだと。その“交渉”において、極限の中、、最後の最後で白虎は、犯人の要求をのめず、“交渉”は、失敗。。彩乃の父は、犯人に連れ去られてしまったのだという。一方、交渉に向かおうとした白虎は、一条から人質の中に、相模の娘・絵里香(田中莉香子)がいると知る。“必ず全員、連れ戻す”と、、、告げ、ファミレスへと入っていく白虎。やはり思った通り、、3年前に“ピエロ”がいた。ピエロの男は、1時間いないに現金2億と逃走用の車を用意するよう要求。おくれれば、人質は皆殺しをすると。白虎は交渉し、とりあえず、1時間以内に1億で人質半分開放。その後に1億となったが、ただしその現金を持ってくるのは、彩乃にしろと要求してくるのだった。即座に白虎は拒絶。次の瞬間、ピエロは人質の1人の男性を撃ち脅迫。白虎は、その要求を飲むしかなかった。そして1時間後、1億を持った彩乃がファミレスに現れる。ピエロは金を受け取り、彩乃は人質になってしまう。白虎は、もしものときは、警察が乗り込んでくると訴え、女性を中心に、数人の人質の解放に成功する。が。。。。ピエロは、絵里香の存在を知っていた。。。。そのため、絵里香の開放を拒否。そこで白虎は、挑発も兼ねて素顔をさらすよう要求すると、突然、ピエロは、仮面を取り去り、他の犯人たちも脱ぎ去ってしまうのだった。思わぬピエロの行動に驚きを隠せない白虎。これで、“交渉”が上手く行かなければ、犯人・沼田真也(和田聰宏)の顔を知った人質たちの命に危険が及ぶ事態に!!!のこり、30分となったとき、沼田は、残りの1億を要求。白虎は交渉で、なんとか30分ほど引き延ばし、その直後、彩乃が、、、のどが渇いたと言い始め、彩乃は信吾から託された“あるモノ”を。。。。。。。すると白虎は、沼田にロシアンルーレットを要求し。。。。。。。。敬称略かなりベタですね。解決に至るまで!!ただまあ。“交渉”をシッカリしているので、少しアッサリした印象はあるが、流れ自体は、悪くはなかったと思います。“仲間”と連携しているのも良いところだし。ほんとは、もうちょっと緊張感があっても良かったでしょうけどね。少し気になった。。というか、まさかだったのはいや、“やはり”というべきか。次回への引き延ばしがおこなわれたことだろう。あれだけ大事にしているのに、彩乃をアッサリと?と言う白虎の行動に疑問はあるが、もしかしたら、作戦?そんなわけないか。。。とか思いつつ、次回は、どれだけ話を広げて、上手くまとめてくるか?ですね。どうなんだろう。強引さがなければ、以外とオモシロ味のある展開も期待できるし。とりあえず次回である。
2011.03.24
内容陸雄(佐野和真)の豊子(小野真弓)と健(真山明大)への誤解が解け、一気に、元通りの友情を取り戻していく陸雄と健。が、、、それは、さくら(林丹丹)にとって気にくわないモノ。そんなとき、沙也香(須藤温子)の“悪意”により、さくらは、怪しげな男・呉矢(RIKIYA)について行ってしまうのだった。気がつくと、さくらが消えていることで、陸雄と健は、大慌てで、さくらを探し回り。。。。ようやく見つけたのだが、呉矢は、素人のさくらに馬鹿にされたと、退こうとせず。そこで健が金を手渡すことで、一応の解決を見るのだった。金の件は伝えられなかったが、さくらが、見知らぬ男についていったことを叱りつける桜子(笛木優子)何とか全て解決したと思われた。。。。そんななか、とある男が、桜子の美容院を訪れ。。。。敬称略登場するのは分かってはいたが、まさか、、三角関係を、それなりに解決しただけで、次の段階として、登場してくるとは。。。ちょっと、ビックリしてしまいました。残り話数を考えれば、三角は、完全に解決したと言う事で良いのかな???意外と楽しめていたので、かなり残念なんですけど!!!(笑)なんていうか、こういった、三角って、今作にはあまり表現されていませんでしたよね?いわゆる“ベタ”って言うヤツです。妙に変質的な性癖を持つキャラが多くて、ドロドロと言うより、異常性が目についていたのが今作。それが楽しみでもアリ、怖くもあったのだが、逆に、新鮮で面白かったんですよね。。。。この“ベタ”が。まあ。。でも、話数を考えれば、仕方ないか。。。初期の発表では、あと1週間。。。来週末で終わりの今作。さて。どのようにまとめてくる?いや、まとめることが出来るのか???
2011.03.24
内容あかり(瀧本美織)、、二十歳の誕生日初音(富司純子)から、田中荘を売りに出る話に戸惑い動揺するだけでなく、心の準備が出来ないまま、、、滝沢(長田成哉)が訪ねてくる。“出て行っても良いん?”と、、、初音に問いかけるあかりだったが。。。。。無言で荷造りを始めるあかり。一方、店のほうでは、小夜子(川中美幸)が浜野(趙‘王民’和)を促し、その胸のウチの思いが、全員に発覚する。敬称略“滝沢君、約束守ってくれてへんやん”良いセリフなのになぁ。。。今週に入り、あまりに怒濤過ぎる展開に、、、、いや、端折り過ぎている展開に、脳内補完もフル回転状態。朝、昼、晩。。。3食“普通”に、食べているにも関わらずその“間”の間食まで、“これでもか!!!”と食べているモノだから、3食だけでなく、間食まで、限界に達している状態。それぞれの“味”自体は、良いのだ。でも、中華、洋食、和食、、、なんでも出してくるのは良いが、いわゆる“専門店”ではなく“ファミリーレストラン”と言う事なのだろうね。アレも、コレもと置いていて“それなり”に楽しめているのに、出してくる料理に“まとまり”がないため、専門店で、、、“コレ!”っていうのを、腹一杯食べたかったなぁ。。。それも、“それなり”じゃなくて、“美味いモノ”を。。。。そんな感じでしょうね(苦笑)“料理人”が違うのだから、こんな状態になっているのだ。もう少し、“テーマ”“登場人物のキャラ”が、シッカリ立っていれば、ここまで“迷走”を感じなかったモノを。。。。一部をとりだして、“間”を補完すれば、、、なんてのは、すでに“連ドラ”じゃないですよね。ふと思ったのだが。ここまで、するんだったら、主人公を“大家”にしておいて、サブを、、、“孫”毎週、店子を中心に、丁寧に描いていた方が、もう少し納得出来たんじゃ?もちろん、その場合、中心は“大家”であって、“孫”が加わっても“孫の家族”なんてのは、論外になりますが。。。でもきっと、“そういう部分”を、目指していたんだろうね。。。ほんとは。そこまで分かっているんだけど、スッキリしないというのが今作。そう、以前も書いたが、ここなんだよね。ブレの最大の原因は。。。おしいよね。。。あ。。。ちなみに、、これは、かなり序盤でも書いているんですけどね。登場人物の中心と、舞台、シチュエーションの中心が、ブレすぎていると。。。
2011.03.24
内容バスに乗り込むひとりの少年多摩川沿いを走るとき、車窓に野球を練習する人たちを眺めていた。必死に少年を指導する人もいれば、見守る親たち。。。そして応援する人も。。。やがてバスは、大学病院前に到着し、少年は降りるのだった。少年野球の指導をする加藤徹夫(船越英一郎)は、地方の会社へ異動が決まったばかり。家族のこともアリ、単身赴任を決める徹夫。妻・佳枝(高島礼子)も見守るチームには、息子・智(岡田蒼井)の姿もあった。小学校6年生の智。卒業前に1度くらい試合に出してやりたいと、他の親と同じの徹夫、佳枝だが、チーム全体のレベルが上がってきていることもアリ、徹夫は苦渋の決断が迫られていた。一方で、徹夫は、会社で異動の準備を進めていると部下たちから、思わぬ事を知らされていた。徹夫の後任が田島常務(吉田鋼太郎)であり、経費削減の左遷の可能性が高いと。すでに銀行から出向してくる人たちがいるという。。。するとそこに、伊達佳宏専務(北大路欣也)から連絡が入るが。。。。同じチームに息子・翔太(栗田恵)のいる井上竜二(山口智充)は、あることのための応援の練習を終え自宅に帰ると、妻・小百合(斉藤由貴)から、思わぬ事を聞かされていた。娘・美奈子(高畑充希)が高校を辞めたがっていると。その直後、美奈子の通う学校から連絡が入り、無断欠席が続いているという。小百合は家を飛び出し、美奈子を探すが。。。やがて集会所で、美奈子の思わぬ行動を知る。そして母・知美(戸田菜穂)が入院する病院にひとりやって来た末長俊郎(倉本郁)父・優一(杉本哲太)に手渡された回数券を使い、ひとりでやってきたのだ。だが妙にユウウツだった。野球の練習に参加せずに、病院に通い詰め手居るがいつも乗るバス。。。その運転手・河野清孝(中村梅雀)が無愛想で。。。細かく叱ってくるため、怖かった。それだけでなく、いつまでたっても退院しない母に不安になっていく俊郎。そのころ美奈子は、怪しい男(松尾諭)に追いかけられ逃げ回っていると、偶然、一台のバスに乗り込んでしまう。、、、運転手は、河野清孝!?河川敷で降りると、、、智が姉・典子(美山加恋)から特訓を受けていた。厳しい父・徹夫なら、贔屓はしないと。その様子を微笑ましく見る美奈子。一方、異動が左遷の可能性と悩む徹夫は、そのことを妻・佳枝に伝えるとともに息子・智の出番の可能性を伝えるのだった。母の病院に見舞いに行くため、練習に来ない俊郎。。。それを考えれば。。。と。だが、そんな徹夫に、現実が突きつけられる。いきなり“倉庫”に、、、、、、移動。。。そして“元”部下たちによれば、会社方針に逆らい辞めるつもりだったのを撤回。徹夫がいなくなり、仕事がスムーズに進むようになったと。。。。。そんななか徹夫と同じく創業から関わる伊達専務から、“真意”が告げられ。。。敬称略公式HPhttp://www.tv-tokyo.co.jp/homerun/原作は、当然未読母の入院に苦悩する少年。これからを考え、苦悩する少女そして突然のリストラ宣告を受けた男。そんな3人のお話を、オムニバスで描いたドラマですね。いや、何とかして3本のお話を融合させた。。。というところかな。3本とも、ホントに良く描けた家族愛の物語と、新しい道への第一歩を描いたお話で、“繋がり”の部分も、悪くなかったと思います。個人的には、、バス運転手のおじさんが、もう少し“絡み”があっても、良かったかなぁ。。。。とは思いますが。。序盤で物語の入れ替えが多すぎたことを除けば、見事に“オムニバス”という作品に仕上がっていましたね。もう正直、この“入れ替え”だけが、気になったところかな。俳優さんの区別がつく人ならまだしも、この“入れ替え”だけは、どの子が、どの親なのかが分かり難かったのも事実で(苦笑)3本とも、ホントに良いお話であっただけに、入れ替えを少なくして、もう少しジックリと見せて欲しかったモノです。時間を、、、あと30分ほど延長して!!!というくらい、ほんとに3本のドラマ、良かったですね。一番良かったのは、俳優さんのキャスティングのバランスの良さ。。。かな。こういうのって、重要ですよね。特に、オムニバスの場合は。“主人公は、それぞれの家族たちだ”と言う感じでね(笑)最後に、どうしてもヒトコト。刑務官だとか、医者だとか、教師だとか。。。そういった“職業”を取り上げるのも良いと思いますが、こういった作品を、連ドラにしても良いんじゃ?いわゆる、、ホームドラマを!
2011.03.23
内容さくら(林丹丹)の優しい言葉は、陸雄(佐野和真)だけでなく、健(真山明大)にも向けられ、陸雄の動揺は収まらない。一体どういうつもりなのか・・・健には、姉・豊香(小野真弓)がいるというのに。。。。さくらは健が大好き!?陸雄の動揺、、、健への怒り、、嫉妬で、、ついに、陸雄は決断する。健から離れて、同居を辞め、家を出ていくことを。そして豊香のもとへ向かい、、問い詰めるのだった。。。そんな3人を見て桜子(笛木優子)は、心配するが。。。。さくらを問い詰めると、あまりのさくらの言いように、唖然とする。だが、そのさくらの話を聞いて、桜子は。。。。。。敬称略小悪魔ッぷりを発揮するさくら陸雄、健を挑発しているつもりだったが。。。。というのが本筋だったようだ。そっか、、そうだよね。そういう方向がありました。姉への想い。。。。。それが、親友・健と。。。考えてみれば、陸雄、健にとって、“妹”という存在で、さくらのことを、今までも描かれているので、多少の挑発も動揺、、と言うのでは無く、“妹”への視線で、、イタズラ程度だったのかもね。なるほど。。陸雄にとっての大きい存在は、、健。。だったんだね。最終的な、2人の議論を見ていて、東京にいるときに、“絆”が結ばれたのかもしれませんね。。と、今回のお話で、劇中で数年飛んだことが、一気に全て繋がった感じだ。なるほど。。ようやく、方向が見えた感じである。最後にどうでも良いことなのだがあまりドロドロ感がなくなっている、現在の状態ではあるが、今、発生しつつある事件を除けば純愛を描こうとしているんだね。。。と、そんなコトを感じ始めている私である。
2011.03.23
内容のぞみ(京野ことみ)と欽也(遠藤要)が結婚する事を決めたのを見届け、尾道から大阪に戻ってきたあかり(瀧本美織)帰宅直後、いきなり初音(富司純子)から、遺言書のようなモノを手渡される。そこには、田中荘を売り払うというようなことが記されていた。突然にことに戸惑うあかり。敬称略なんか、、いきなり“日常”を、描こうとする。。。。今作。たとえ、それが“普通”であっても、いままで“普通”を描いて来た試しが無いのだから、どうしても、“微笑ましい”というより“鼻につく”のは、言うまでも無い。たとえば初音“他にやりたいことないんか”といって、挑発演出して、盛り上げたりしているつもりだろうが通常なら、盛り上がるこのセリフにも違和感は存在する。そう。。“おのみっちゃん”自体も、“やりたいこと”ではないし。“自由”を連呼しているわりに、“福岡への追い出し作戦”を企てている時点で、もうすでに“自由”ではないと思うのだが。。。。。。たしかに、初音のあかり思いは理解するが、セリフだけを後付けしている印象が強く。セリフに伴った描写が少なくて、セリフに説得力がない。結局、この事の原因の全ては、はじめに書いたことに起因する。“日常”そう、、、今作では、“日常”がほぼ無い。主人公が、自主的に行動したり、何らかのことを考えたり。。。ってことだ。背景が見えず、キャラが見えず、物語も見えない。何もない主人公に対して、“思う”こと自体も“変”であるということに繋がっていく。全ての違和感は、主人公の“コレまでの描写”に繋がっていると言う事である。なんとかして、ドラマをまとめようという“意図”は、わかるんだけどね。そういうこと。。。。じゃないよね??これ、どこまで、巻き戻して、どこまで、脳内補完すれば、楽しめるんだ??????今現時点で、“過去と繋がる部分がない”という印象が最も強いのだが。。。。。もうすでに、終わりかけのドラマで、コレは、、禁句なのは分かっているがもう少し主人公を中心に、もっと丁寧にドラマを。。主人公の成長や、葛藤などを描いていれば、こんなことに、ならなかったろうに。。。。今回単独なら、悪くないのに、繋がる部分が皆無ってのは、どうにもならないと思います。
2011.03.23
『最後の真実…心が解ければ事件が解ける』内容発生した千尋(奥村佳恵)の誘拐事件。南雲(藤木直人)は、“犯人”に元妻と子供を人質にとられ、“犯人”の指示通りに、金の受け渡し現場へと向かう。やがて“受け渡し”は終わり、南雲は、事情を伝えていた瀬川(松下奈緒)にキャリーケースを所持する男・沼田信二(ムロツヨシ)の逮捕を命じる。だが、、、南雲が持っていたキャリーケースだけでなく、男が持っていたキャリーケースにも、入っていたのは新聞紙だった。一方、千尋の救出に成功した寺西(横山裕)たちであったが、その現場には、、、犯人らしき男の死体も残されていた。瀬川は、凶行犯捜査課に沼田を連れ帰り、小板橋(勝村政信)が取り調べると、店を出た沼田に青いトラックが近づき、茶色い帽子を被った男が、キャリーケースを持ち去ったと供述する。小板橋は、すぐに検問の強化を指示するが、捕まらなかった。捜査課に戻ってきた南雲は、人質を取られていたこと、発信機をつけられていたことを小板橋たちに告白する。キャリーケースですり替えたあと、瀬川に尾行してもらったことも。それは南雲が持っていたケースの中も、すでに新聞紙だったことを意味した。千尋への捜査員の誘導も、犯人の作戦と思われた。その直後、青いトラックが発見される。と同時に、安斉昭典(陣内孝則)が、秘書の山根勇(袴田吉彦)とともに捜査課に現れる。身代金の1億が奪われてしまうという失態を犯した捜査課を怒鳴るのだった。杉浦(泉谷しげる)が、死体の男の写真を見せて、2人に確認させると。2ヶ月前にリストラした黒岩健二(阿部亮平)と判明する。どうやら、安斉は、そのワンマンぶりから敵を多く作っているよう。。ただ、沼田の取り調べを見ていた南雲は、何か違和感を覚える。青い車に、沼田はなにかを感じたようだが。。。。。それは千尋と父・昭典の妙な会話のときも同じだった。あまり緊張もなく、落ち着いた千尋の声。。。南雲は、千尋が何かを知っている可能性を瀬川に指摘する。そこで瀬川と南雲が、千尋の入院する病室へ向かい事情を聞くと、千尋は、、、黒岩とともに父を困らせるだけだったと告白する。だがその途中、眠らされてしまい、、気がつくと黒岩が死んでいた。狂言誘拐が、、、真犯人により乗っ取られ、本物の誘拐になっていた!!!!凶行犯捜査課は、会社の事情を知る関係者の捜査を開始。瀬川も、、元上司の藤本俊昭(半海一晃)から亡き父の犯人の情報を得ていたが、“今は誘拐犯を逮捕することが、私たちの仕事”と南雲とともに、、捜査へと向かう覚悟を決める。そんななか、南雲は、用意周到で緻密な計画を立てた犯人が、なぜ、青い車を使ったのか?と、、、疑問を呈する。。。その後、武井俊夫という男が、容疑者として浮かぶ。だが、すでに亡くなっていた。自殺なのか?それとも。。。敬称略↑だいたい、、半分くらい今回は、総括気味で。とりあえず、前回の事件を、何とか、あれこれと膨らませて、、、、いや、引き延ばして、まとめた。と言う感じですね。コレ言っちゃオシマイだが、ベタな事件の1つである、狂言誘拐とベタな事件の1つである、誘拐事件ふたつを、ただ繋げただけ。。。ですね。ま、、、この繋げるのも、ベタな事件だけどね!イヤな言い方だが、ひねりも何もない(苦笑)あまり言いたくないのですが、よっぽど瀬川の父の事件について、広げた方がおもしろかったんじゃ?そら、“どこかのドラマ”と同じネタになってしまうのは理解します。でもね、ベタすぎる誘拐事件を2週に渡って見せるだけならまだしも、“心理捜査”まで、どこかに消えてしまうって、このドラマ的に、正直、どうかと思います。別にね、今回の事件も、刑事モノとして、悪くないと思いますよ。私のように、刑事モノドラマとか、その手のドラマが大好きならば物足りなさはありますが、それでも、今作の序盤で、主人公しか活躍しなかったエピソードに比べればよっぽど丁寧な仕上がりになっていると思います。かなり引き延ばしていますけどね!!でもね、タイトルに“心理捜査”を明示している限りは、もっと“心を読む”という部分を、表現しなければ、今作の“特徴”とはならないし、結果、、“オモシロ味”にもなりません。もう一度書くが、、、悪くないと思いますけど、それじゃダメ。。ってことです。ちなみに、瀬川の父の事件を分析するところでは、本格的に、南雲がいる意味がないというのは、、、横に置いておきます。だって、鑑識で、、映像分析で解決していますし!!(苦笑)いままでに、何度も書いてきたが、ほんとに、このドラマって、“オシイ”よね。序盤では、主人公だけを無理に活躍させて、ドラマとしてのバランスを悪くして、違和感を創出し。中盤では、、、いつのまにか、“心理”が消えることが多くなる。終盤では、もうすでに“普通の刑事モノ”という。。。状態。これを、ブレと言います。そんなに難しかったなら、“心理”など言わずに、“普通の刑事モノ”で、良かったと思いますけどね!!実際問題。今期のドラマでは、“心理”をかなり上手く描写した作品がアリ比較したくなくても比較してしまう状態。比較すると、一目瞭然!、、、ネタ切れが見えますよね。それを見ていなくても、“過去のドラマ”と重ねることもありますからね。。結局、どこを狙うか?なんですよね。奇を衒うようなネタで楽しく突き進むべきか?俳優さんの魅力だけで、押し切るべきか?それとも、普通に丁寧に描くのか?私だけでなく、ここ数年で、視聴者の目が肥えて来たこともアリ過去のドラマのような手法では、成り立たなくなっているのが。。。事実。今なら、ほんとに一部を除き、過去のドラマさえ成立しない状態なのだ。ほんとに“転機”が来ている。。。ということですね。その事実とシッカリ向き合わないと、俳優、脚本、演出などのプレミアだけでは、もうダメッてことですね。これまでの感想第10話 第9話 第8話 第7話 第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話
2011.03.22
『コンは見た!美人OLの秘密』内容現世に戻ってきた一護。だが、そのおかげで、外出できないとコンは大騒ぎ!!!!どうやら、一護の体に入って、好き勝手に過ごしていたようだった。そんななかホロウの反応があり、飛びだしていく一護。“おとなしくしていろよ”とコンに命じても、話を聞くわけもなく、一護の体で、街へ飛び出していくコン。すると目の前で“メロンちゃん”が、、、橋から川に飛び降りようと!?コンは止めようとしたが、自滅。“実は私、人に見えないモノが見えちゃうんです”という、、、ハルコ黒い人が空を飛んでいるのを見たらしい。。。。。って、、一護!?子供の頃から高い霊力があり、霊を見ることが出来たのだった。そのおかげで、彼氏から別れを告げられ、死のうと思っていたと言うことだった。何とか、引き止めようとするコン。。。。一方、ホロウを見つけられず、家に帰ろうとした一護は、ルキアを見つける。ルキアの視線の先には、、、干からびた女性の死体が!!ルキアによれば、最近、同様事件が5件発生しているという。ただ、ホロウの反応を追跡しても、すぐに消えてしまい、見つけられないのだと。再び死のうと、ハルコがビルの屋上にいると、声をかけてくる、、、、イケメン。ハルコは、、、イケメンに妙な“霊圧”を感じる。。。。ホロウだった!!!!コン様、、、キ~~~~~~~ック!!って、、カラクライザーに変身、、、転職した方が良かったんじゃ??まあ。。。そこはさておき。コンという存在をかなり上手く利用した、“生と死”の物語ですね。たしかに、コンが??という疑問はあっても、コンだからこそ“命”について、シッカリ諭すことが出来るとも言えるし。意外と、良いお話のような気がします。最終的に、窮地に陥ったメロンちゃんを、完全に寄生する前に、コンが救うなんて、、、なかなか、良い展開。結局、一護が良いトコ取りしても、ホロウ退治のお話としては、ホントに良く出来たお話だったと思います。落ちもシッカリついているしね!っていうか、なんか。。。。原点回帰??ベタだけど、ホントの意味でBLEACHらしいBLEACHを見たような気がします。それにしても、なぜ、カラクライザーじゃダメだったんだろう。。。。。死神図鑑掃除心得 卍解禁止。。。。大変だね、総隊長!!
2011.03.22
内容環(木ノ葉のこ)を訪ねたさくら(林丹丹)陸雄(佐野和真)豊子(小野真弓)そこで陸雄は、豊子にパトロンがいると知る。。。。健(真山明大)だった。戸惑いを覚える健であったが、環との再会は、さくらと陸雄の距離を縮めていく。。。。さくら“陸雄さんには、安心感があるの”陸雄はさくらへの思いを深めていく。。。一方で、健の会社で働いていることもアリ、さくらは健への尊敬の念が、大きくなっていく。やがて、その2人のキスを見せられてしまう陸雄の心は、大きく揺れ。。。。。敬称略良いですね。。完全に、桜子たちから、主役が代わった今作。さくら、陸雄。。。そして健。。。。。ついでに豊子かなり良い感じの三角関係以上になっていますね。ただ少し気になったのは、陸雄は、、以前から、陰鬱な感じのキャラだし健も、、血筋から、、ok豊子、、、は、ともかくとしてさくら。。。あまりに豹変させ過ぎなんじゃ????もの凄く違和感があるんですけど!!!!それとも、あの誘拐事件と、父の無理心中事件で、人格が変わった???まあ。、、、これが、高校生くらいなら、母・桜子との関係もアリ悪くないような気もするが、えっと、、、推定。。。24くらい?22か?なんか、急激な変化過ぎて、微妙な違和感があります。唯幸の影響を受けた???のかな。。。。。話数からすれば、、明日、明後日あたりから次章なのだが。。。
2011.03.22
内容のぞみ(京野ことみ)に女の子が産まれた。中岡(松尾諭)は、民男(前田航基)が生まれた時のことを重ね、感動する。その話を聞いていた笹井(神戸浩)は、、、下宿を出て行くことを決意。初音(富司純子)に、その旨を伝えるのだった。一方で、いきなり“千春さんが亡くなったのは私のせい?”と言い始めるあかり(瀧本美織)テキトーに誤魔化す真知子(安田成美)そんななか、錠(遠藤憲一)は、欽也(遠藤要)に、覚悟を問いかける。。。敬称略なんか、、、主人公様。。。。ひとりだけ、完全に浮いていますね(苦笑)いつも以上に!!!次々と口から出てくる言葉が、唐突すぎて場違いなモノばかり。聞いていると、“自分のコトだけ”を、自分勝手に語っているようにしか見えないのがかなり辛いところだ。村上家は、、錠、欽也、、、のぞみ、、、ついでに神田と、そこそこまとまって見えるし、何も話さない鉄平も悪くない見守る真知子も、、、ギリギリokなのに。。。。。なぜ??雰囲気を壊しています!!!!えっと、一応、のぞみと欽也の話をしているんだよね????どうしても、自分を中心にしたいと持っている主人公の話じゃないよね??一方の、田中荘は、、、まあいいでしょう。どうしても、住人追い出しを図りたい初音。みんなから出て行くというのだから、“道楽”も、終わり。。。。と考えているのだろうね。そこは、いいです。無理矢理だけど。。。まとめようとしているのだから。ただね。わたしが、何を言いたいかというとね。あかりと滝沢の話は、どこに消えた?????????最後の最後で、いきなり服装と髪型の雰囲気が違うあかりを登場させて、あれこれと言うだけで終わり???気づかないと思った????で最終的に、遺書?遺言??あの~~~~~~~~~~滝沢は??また、話をすり替えるんですか!?あかりって、悩んでいるのか?考えているのか??もうすでに、サッパリ分からない状態である。今週って、“最終週”だよね?????
2011.03.22
『阿川佐和子の長編小説をドラマ化! 初めての一人暮らし…おかしな隣人達と仕事と恋に波瀾万丈の27歳! 誰もが優しく爽やかになる』内容桂木麻子(長澤まさみ)は27歳にして、突然職を失った。大学卒業後、、、そこにあった就職氷河期。次々と受けた会社を落ち。母・喜代子(原日出子)に叱咤され、肩身の狭い思いをしながら、実家生活。フリーターとして2年ほど経過したあと、父のツテで小さな編集プロダクションに就職した。が。。。。突然、岡村実社長(近藤芳正)が、、土下座し、倒産が告げられた。そのことを顧客のひとりである料理研究家の山本涼子(秋野暢子)に報告すると、その悲壮感のない状態を指摘される麻子。、“一人暮らしでもしてみたら?”と。。。言われてしまう。心機一転!!!一人暮らしの部屋を決めてしまった麻子。あまりの無謀さに、母・喜代子はあきれかえり、弟・郁夫(中村倫也)父・紀夫(俵木籐汰)からは、男でも出来たのでは??と疑われてしまう。とりあえず、そんな家族の反対を押し切り、広い屋上のあるアパートで一人暮らしを始める麻子。だが、、、お隣さんの猪熊マキ(坂井真紀)は、年齢不詳で明らかに変。2階に住む外国人男性は、、、、ゲイ。そんななか、片岡祐介(内田朝陽)と結婚しロンドンにいるはずの幼なじみ由香(芦名星)が、なぜか、転がり込んでくる。“死にたい”。。。。何かあるようだが。。。やがて、岡村から紹介された広告代理店で働くことになる麻子。社長の工藤俊太郎(吉田栄作)に社員は角田浩一(山崎樹範)南のばら(篠原真衣)丸川英樹(三浦圭祐)と小さな会社。岡村の紹介だが、工藤は、麻子自身がどんな仕事をしてきたかも知らないようで、命じられた仕事を、いけ好かない感じであっても、とりあえず、麻子はこなしていくのだった。そうこうするうちに、母から外資系企業に勤める田中幸二(加藤晴彦)とお見合いを勧められ。。。。敬称略公式HPhttp://www.tbs.co.jp/okujou2011/お話は、、、結婚が見える年齢になっているものの“花より団子”という女性が、勤めていた会社の倒産、。。。。。とりあえず、、なんとか再就職!!ついでに、、アドバイスを受けた、、一人暮らしも始める。そんな彼女に訪れた、、、恋っていう感じですね。1人の女性の成長物語を、恋バナを交えて描いたベタなお話ですが雰囲気としては、悪くなかったと思います。何もなかった主人公が、倒産という“きっかけ”で、恋に目覚めるだけでなく、自分自身に気づいていくのも、丁寧ですしね。ドラマとしては、イベントの数もちょうど良く、葛藤もシッカリ描かれ良い感じだったと思います。ただ、疑問点が、いくつか。先ず第1に、、、引っ越ししたことが、あまり活かしているように感じられないこと。引っ越したかどうか、、、そう、、すでに一人暮らしであっても成立するお話ですよね?ま、、、逆に、実家暮らしであっても、家族ともっと絡めることで、主人公の内面をもっと見ることが出来て引っ越しするよりも面白かったかもしれません。そして、、2つ目。。。お見合い。そら、生活ぶりなどから、母が勧めるなど展開自体は、悪くないのだが。してもしなくても、相手のことが、それほど表現されているわけでなく想いを寄せる人物と特に比較したわけでもなく。。これまた、いてもいなくても、どっちでもよかった感じだ。最終的に恋か?仕事か?で選択するお話ならば、無駄は極力少ない方が、2時間という制約を考えれば適切。少し広げすぎた感じですね。かなりおしいところが多いだけに、もう少し、シンプルで良かったかもしれません。とはいえ、全体としては、良い雰囲気だったので、無駄を気にしなければ、結構、満足できたお話だったと思います。
2011.03.21
『最後の授業』内容夏実(戸田恵梨香)との妊娠騒動で、修二(三浦春馬)は、解雇となる。鶴岡教頭(風間杜夫)が、理事会に反論したが、、受け入れられなかったらしい。残された時間は、、、二学期の、、、残り1週間だった。1週間を、、、自分なりに努力することを考える修二。一方で、その解雇の話は、すぐに生徒に広まり中には夏実との比較で、不公平という意見も上がり始める。シングルマザーとなる自身も不道徳でアリ、罰せられるべきなのでは?と鶴岡に訴える夏実。だが鶴岡は、子供の幸せについて、夏実に問いかけてくるのだった。そのことが、一番大切なことなのでは?と。そんななか、バスケ部の顧問が金子(能瀬あんな)になることを、直輝(菅田将暉)たちに報告する夏実。すると、、、自分が妊娠を告白しなければと後悔している直輝。。それを見た夏実は、妊娠を告げなかった自分が間違っていたと話すのだった。それが“幸せ”だったと。そのころ、ひかり(武井咲)の家では引っ越しの準備が進んでいた。ふと亡き姉との思い出を思い出したひかりは、母・由梨(宮本裕子)に、旅行をやり直すことを提案する。だが、由梨は、拒絶。。。同じ頃、亜弥(内田有紀)は、ひかりの父・正則(神保悟志)にひかりから旅行に誘われたことを報告していた。自分が行けないため、正則に行ってはどうかと。。。だが正則は、4年前の旅行に行かせたのが自分だと告白する。妻・由梨の反対を押し切って。。。。。その旅行計画について、修二に報告するひかり。ひかりの考えに、一瞬戸惑う修二だが、“心配しないで”という言葉に安心する。そして、、、1週間。引っ越しの準備も終わり、、、修二は、終業式を迎える。その一方で、夏実は、鍵を返しにいったが、修二の真意が分からなかった。親友のさやか(篠田麻里子)から、後悔しないようにと注意されるが。。。。。終業式が終わり、夏実と修二は、明日会う約束をする。敬称略えっと、今回、、、何やったっけ。。。。。修二が、学校を辞めて、終業式。。。ってだけ。。。かな??たしかに、今までに無い状態は描かれている(失笑)そう。。。“何も考えているように見えない”修二が、“何か、考えている”のだ!!!だから、久々にクドイほどのモノローグが盛り込まれた。そらそうだよね。“大人の事情”があったとしても、本来は、修二と夏実の物語。この2人が、ダブル主役だったはずなのだ。なのに、いつのまにか、乱入してきたキャラがいて、物語自体も、混沌状態に陥ってしまった。で。結局、半年前の“事件”は、ウヤムヤで、なぜか今回は、問題視!!!という理解不能状態を描いて、物語をようやく動かしたのだ。これ、、どんな横やりがあったか知らないが明らかに、ブレブレだよね。おかげで、誰が主人公か分からなくなり何を描きたかったかも分からなくなってしまったのである。さてまあ。色々なことがありまして、ようやく、っていうか、、第7話あたりの一部と、今回だけで、ほとんど物語が成立してしまうと言う。。。。困った状態の今回のお話。とりあえず、次回のサブタイトルは“結婚”だそうだ。それにしても、なんだろうね。。。。セリフだけを、必死になって作っているのは分かるが、全く、前後との関係が無いセリフや展開まであり物語の内容と、セリフが、完全分離してしまっている。たしかに、セリフとして良いセリフがあるのは認めますが、そこに至るまでの“過程”が、曖昧すぎるためどれだけセリフを盛り込んでも、“過程”=“悩み”など、、、登場人物が考えているように見えないのに、セリフ。。。言ってみれば、悩みに対する“答え”。。“考え”なんて、出てくるはずないのだ。簡単に言えば、起承転結の“結”だけを描いている状態である。そう。。。。“起”さえ、マトモに描けていないのが今作である。次回、どれだけセリフをてんこ盛りにして、最終回になるのか分かりませんが、“セリフだけ”ってのだけは、カンベンしてほしいものである。だっって、、、それじゃ、俳優さんの演技さえ、意味が無いと言う事になってしまいます。最後にヒトコト。で。。。どこを、どう考えれば“授業”だったの????
2011.03.21
『お命頂戴!御老中・江戸』内容江戸に戻った老公(里見浩太朗)は、将軍・綱吉(風間トオル)に謁見する。高松藩の騒動も、老中・大久保加賀守(近藤正臣)の助力で解決したと報告し、老公は、クギを刺すのだった。そんななか、老公の厚意により、街に繰り出した助さん(東幹久)格さん(的場浩司)そして八兵衛(林家三平)水戸屋敷に帰ろうとしたところ、老中・大久保加賀守、若年寄・内藤右近太夫(永野典勝)が、賊の襲撃に遭うのに遭遇し、、、奮闘し撃退する助さん、格さん。翌日、大久保の用人・物部朔兵衛(小島康志)が、感謝の意を伝えに水戸屋敷を訪れたことで、評定所の評定について幕閣が対立していると判明する。その後、水戸藩の用人・友部彦三郎(南条好輝)から事情を聞くと。但馬出石藩において、家康拝領の茶碗を割ってしまったことから、今回の騒ぎは始まったという。出石藩を改易にすべきと訴えたのが大久保加賀守穏便に済ませようとしたのが土屋相模守(小野寺昭)だった。そこで、裁定を下すために評定所の評定に任せたという。助さんによれば、最近、出石藩で銀が採掘されたという噂があるらしく、加賀守の狙いが。。。。銀である可能性が見え始める。一方で、弥七(内藤剛志)の報告で、加賀守を襲ったのが日本橋で笛を作っている笛師・清治郎(金子賢)と判明。仲間と思われる犬飼藤馬(前川泰之)との会話から、清治郎が、元武士らしいことも分かってくる。老公は、その清治郎の行動から、出石藩改易に絡む、元藩士と推測。事態を見守ることもアリ、お娟(由美かおる)の夫・翁屋(前川清)の屋敷に逗留することに。そのころ、清治郎の妹・沙耶(竹中里美)は、兄の様子を見て何らかの危険な企てをしていることに感づく。事情を聞けば、、、評定所の評定で改易が出ることを恨み、兄・清治郎が、加賀守を亡き者にしようとしていると知るのだった。そんななか、老公は、お娟から旧知の“お狂言師”華仙(根本りつ子)が加賀守の屋敷から声がかかり、舞踊を披露すると知る。その舞を披露する中に、華仙の弟子。。。沙耶がいるという。事態を察知した老公は、楓(雛形あきこ)に声をかけ、華仙と協力し、沙耶が加賀守を亡き者にしようとするのを阻止するのだった。沙耶に老公である事を告げ、事情を聞けば。茶碗を割ったのが沙耶であった。その始末をつけるため兄・碓井清治郎が、腹を斬ろうとしたところを、藩主・藤井忠周(真那胡敬二)が“人の命は茶碗に代えられぬ”と諫めたのだという。それでもと、清治郎、沙耶は、暇をもらったらしい。全ての事情を知った老公はある作戦を立て、助さん、格さんに茶席に招きたいと加賀守に連絡を入れさせ。。。。。。。。。敬称略今回は、、、江戸である。ホントは、、、碓氷峠から、、前橋。。だったのだが。。。。基本的に1話完結なのでokだろう。お話の方は、悪の権化と思われた大久保加賀守が襲われた!!!事情を知れば、とある藩の、改易に絡む問題があるという。。。。そんな感じですね意外と凄いお話に仕上がっていますね。最終的に、綱吉が、“侃々諤々、意見を戦わすのは結構。だが妥協、歩み寄りも大事”かなり、キレイにまとめていますよね。すべては、大久保加賀守の言葉に全て込められている。“徳川家を思う者として、老中首座の身にある者として当然の行い”そう。。。考えてみれば、元々の問題として取り上げられたのも、世継ぎ問題を利用した塩の取引問題。そうなのだ。幕府の財政のことを考え、行動をしている大久保加賀守なのだ。この言葉により、全ての物語は、キレイに解決したと言えるだろう。。。。。。悪はいない!!今期の一部の物語にもあったが、悪事を働いているというのではなく、それぞれの思いにより行動しているのだ。この瞬間、老公の言葉が、大久保加賀守を納得させても、問題が生じなくなっている。“採掘を幕府と藩に共同とせよと。。。”で、、、先ほど書いたように、シッカリと、将軍・綱吉が、老中たちを諫めるなど全てキレイに片付いた印象ですね。基本的に、悪を描くことで、勧善懲悪物語を作ってきた“水戸黄門”たしかに一部のエピソードには今回のお話のように、私利私欲ではない物語もあったが、今期のお話ほど、こういった部分が前に押し出されたのも、少ないですね。もしかしたら、ワンパターン化の回避も含めてそういう“カタチ”で描くことも、1つの手段であると視聴者に提示したのかもしれませんね。あくまでも“新章”に位置づけられた今期このまとめ方は、これまでのお話も含めて、1つのマンネリ感の打破を考えれば、、一種のリアリティを感じることが出来て、良いことかもしれません。なにも、全てが悪であると提示しなくても良い。。。ということですね。勧善懲悪。。。という理論から言えば、まさに、目から鱗が落ちる。。。という提案だと思います。ただ、1つ問題があるとすれば。次作から、“同じ手法”を使うことが出来ないと言うことだ。特に、、加賀守をネタにして。。。。かといって、誰かを悪に仕立てるのも、難しいことだし。新章としての面白さはあったとは思いますが、次からは、アイデア次第。。。というところでしょうね。これまでの感想第20話 第19話 第18話 第17話 第16話 第15話 第14話 第13話 第12話 第11話 第10話 第9話 第8話 第7話 第6話 第5話 第4話 第3話 第2話 第1話
2011.03.21
内容母・まりえ(かとうかず子)は、、、千年桜を切り倒すようにと勝(松田賢二)桜子(笛木優子)に命じる。“おぞましくて、忘れたいことばかり。”だと。さくら(林丹丹)も、父・比呂人が亡くなったのは“桜のせい”と切ることを希望する。さすがに、思い出が詰まっている千年桜。。。はじめはためらいを見せた勝も、桜子への思いを断ち切ろうとするかのように千年桜を切り倒すことを決断する。だが、いざ切り倒そうとすると、千年桜は風音を巻き込み“悲鳴”を上げはじめ、勝のチェーンソーも歯が立たず、それどころか、植木屋まで骨折する事態に陥ってしまう。もう諦めざるをえない状態だった。“祟り”があると、混乱するさくらを、なんとか、なだめようとする桜子は、子供のことうたっていた子守歌を聴かせるのだった。その歌があったからこそ、、、全てが始まったと。一方、健(真山明大)と陸雄(佐野和真)の関係は歪み始めていた。まるで、祖父・唯幸が乗り移ったかのような暴君ぶりを見せる健。仕方なく陸雄は、、、付き従うが。。。。。健は芸者遊びまではじめ、ついに豊香こと豊子(小野真弓)へと。。。。そんな二人の歪な関係に、さくらは妙なモノを感じ始める。かつてあった、、、、友情は、どこに。。。と。やがて、陸雄の提案で、豊香、さくらとともに、押川の実家を。。。。環(木ノ葉のこ)に会いに行くことに。。。。。。敬称略今回は、まさに新章的な展開ですね比呂人が死んでから、数年経過していることからもこういった展開もアリでしょう。まるで、何かに導かれるかのような微妙な三角、、、いや、四角関係ですね。ただこれ、あと2週間程度しかないわけでいや、もう1週?そんな状態であるのに、ここから描くというのは、、、、まとまるのかな???もし2週なら、かなりの急展開で描かなきゃならないし。。。間違いなく、ドロドロになるのは見えているだけに、妙な不安を感じてしまった今回である。それにしても、この感じからして、桜子、勝。。。ふたりが絡んでくる部分ってあるのかな???正直言って、1週短いなら到底まとめきれるとは思えないのだが。。。。
2011.03.21
内容尾道に欽也(遠藤要)に結婚の断りにやって来たのぞみ(京野ことみ)だが、突然、産気づいてしまう。迷惑をかけられないと大阪に帰ろうとしたところ、錠(遠藤憲一)は、お腹の赤ん坊にまで迷惑をかけるなと、尾道で産めと、強引に引き止めるのだった。。。。。そんな知らせを聞いた初音(富司純子)は、ひと安心。同じように心配する笹井(神戸浩)中岡(松尾諭)民男(前田航基)に伝え、中岡の頼みもあり、料理の指南を始める。そのなか、初音の思わぬ言葉に、凍り付く3人。“跡継ぎはとらん”!?やがて、、、のぞみの出産が、いよいよとなったとき。産院に着いていくことを尻込みはじめる欽也。その欽也が口にした“引き受ける覚悟”を促し、諭す母・真知子(安田成美)敬称略ほんと、、最終週なのに、、それも、月曜日で主人公の存在感が、ほぼ皆無という。。。。ワケの分からない状態。そうでなくても、“出産シーン”で有無を言わせずに感動させてやろうという“あざとさ”が見えるというのに。。。とりあえず分かっているのは、きっと、こう言うことをいいたいのだ。↓以下自分自身のことはさておき。。。という“お節介”な主人公・あかりそのため、自分の誕生日だと気づかず、、、その自分と同じ誕生日に、“まるちゃん”が、尾道で誕生!!、、、いや、一日前?ま。。そのあたりは、どうでも良いのだが(苦笑)でも、きっと、そういうことを言いたいのだろう。まったく、そういう風に見えないんですけどね!!!!しっかし、本格的に、存在感がない主人公である。1ヶ月ほど前から、無理矢理にネタフリしてきた滝沢との恋バナは完全に、どこかへ消えてしまっている。じゃ、ほんと、何のためのネタフリだったんだ???そら、無理に見つけようと思えば、存在理由はあるのだけど、、、、、、あのね、その“無理”っって、ほんとは、二人も出産している真知子の役割。。なんだよね。。。。いやきっと、主人公の母。。。のことを考えれば、錠なんて、3人を見守っている可能性が高いわけだ。そこも分かっていながら、“無理”に活躍の場が与えられる主人公。視聴者が見たいのは“そう言う主人公の活躍”=“お節介とは言えないお節介”ではなく、主人公が、ようやく“次”を決める姿でしょ??いまさら、出産したから、どうとかこうとか。。。そういった、感動話のすり替えによる、、、“妙な決断”なんて、本格的に、どうでも良いです。理由は簡単この“悩み”は、かなり以前から、ネタフリされてきたことだから!!もう一度書くが。最終週の初日に、、、なにやってるんだろ。。。。。。この番組。。。最後の最後まで、この主人公は、“お節介”という言葉、、、を無理に設定しただけで、無理にやっている形を作り出し、結果的に、何一つやらない印象を生み出すつもりのようだ。
2011.03.21
9話&最終話一挙放送 『その手を掴む勇気を持て!!子供の危機か?廃校の危機か? 民間人校長先生、涙の選択!!切り開けよ希望の道』内容子供達を前に、新宮小学校を潰すと宣言した成瀬(江口洋介)さすがに、脇谷副校長(塩見三省)も、教育委員会から提示のあった廃校が本格的に進むことを他の教師たちに報告する。偶然、話を聞いてしまった子供達。。。。廃校話は広がっていった。。。そんななか、病院から連絡を受けるかの子(北乃きい)祖父・幹城(岸部一徳)が、倒れたという連絡だった。慌てて病院へ向かうかの子、百合子(堀内敬子)と、成瀬。すると主治医の石田(山本圭)から、幹城の病状についての説明がなされる。病室で、幹城は、小学校を頼むと成瀬に依頼したうえで、“教師は子供達から裏切られるのが仕事。 いつか、気づくまで、諦めず待っていなければイケナイ”と、、、成瀬を諭すのだった。それと同時に、幹城のために救急車を呼んだのが翔子(荒川ちか)と知る。幹城は、明らかに兄・アキラ(竹内寿)からDVを受けているようだと成瀬に伝えるのだった。。あわてて病院を飛びだしていく成瀬は、猛反発するアキラに、DVを指摘した上で、翔子を連れ帰るのだった。武市家に、翔子を連れ帰った成瀬。でも、そんな成瀬の行動を、犯罪だと言い始め、“今のままで良い”と帰ろうとする翔子を、なんとか引き止める成瀬。クラスメートが、翔子をいじめると言っていたと。。。。翌日。翔子がクラスに入ると、何もしないクラスメート。そのクラスメートたちに対し、なぜいじめてこないのかと挑発するが。。。“空気は辞めた”と翔子に伝えるクラスメート。成瀬に怒られたことをきっかけに、話し合ったという。いじめてしまうと、翔子と同じになってしまうと、一切手を出さないクラスメートたちは宣言した上で、イジメはしないけど、翔子のことがキライだと、口々に言い始める。あまりのことにショックを受ける翔子は、教室を去って行く。それを見ていた成瀬は、違和感を感じながらも子供達が、、、“私たちは間違っていますか?”という問いかけに、成瀬は。。。“小学校って言うのは、オレにとっては家みたいなモノで みんなにとってもいつでも帰れる場所で 6年間、一緒に過ごす仲間は家族なんだって思っている。”“嫌いは、好きになる可能性も否定する怖い言葉。 コレで、ホントに解決なのか?? 嫌いって言い放つのも暴力じゃないのか?”街に逃げた翔子は、公園で幹城と出会う。みんなに嫌われているという翔子の言葉に、“嫌われ者だって分かっているのに、自分で変わろうとしないのは思い上がり”と、、、指摘する。そのうえで、幹城の病気を心配する翔子に、“命は終わるけど、ただそれで終わりじゃない 自分が信じてきたこと、やってきたことが、今、実を結ばなくても その思いを受け継いでくれる人たちがいる。”と、、、伝えるのだった。そして幹城は、翔子を連れて、、、、とある場所へ。そこは、成瀬と幹城の思い出の場所だった。小学生の頃、友だちのために校則を無視した成瀬を叱った幹城。その当時のことを思い出しながら、翔子に伝える。“彼は、全力で君に手をさしのべるだろう。 君は、その手をつかむ勇気を持たなくちゃ。”そのころ学校では、成瀬、大橋(塚本高史)を前に、子供達は議論を交わしていた。翔子に対して、どのように接するべきなのか???と。そこへ現れる幹城。。。。幹城は、成瀬に、、、翔子を見失ったことを告げ、翔子に伝言を伝えて欲しいと。。。。。“自分を救えるのは自分自身だけ。 変わりたいと思わなきゃ、何も始まらない。”敬称略↑だいたい半分くらい、、、かな。ダラダラと、総括気味で。“今、変わるんだ。幹ちゃんの分まで見守っているから。”もう、ここまでで十分なのに。どうしても、あれこれと膨らませたい今作。小学生でもないのに、小学校に殴り込みって、、、そら、話の流れからして、分からなくもないが、いくらなんでも。。。。ヤリスギだよね。それ言い出せば、わざわざ、最終回で、幹ちゃんを退場させる必要。。ないんですけどね。お前は、犯罪者だ!、、、、、、、ほんと、何でもやりたいんだね。今作って。後半、、、第10話分なんて、すでに、翔子の話は、、どこかへ。。。。廃校話になっています。ドラマ全体を見れば、悪くない。。。そこは事実。ネタ自体も、冷静に見れば、ベタなモノが多いしね!奇を衒うような子供達、教師たち、保護者たちのセリフはありますが。。かといって、ここまで、風呂敷を広げすぎてしまえば、何を中心に描きたかったのが分からなくなるのも事実なのだ。たしかに、全て繋がっていると言えば、そのとおり。でも、毎回終わってみれば、良いお話。。というより、主人公・成瀬の自己満足だけなのでは?それが、真実だった。このことは、第8話において、何も変わっていないことに成瀬は絶望したことで証明されている。そうなのだ。今作の、問題点は、ふたつ。散漫すぎる物語を、都合良く、やりやすいところで落とす演出を行ったこと。と、ドラマとして、何も変わっていなかったこと。何も変わっていないと言うことは、なんとなく解決してきたことさえも、意味がないコトを意味する。そう。。。主人公の行動に意味が無かったと言う事である。最終的に“変化”が表現されているため、結果論としては、ドラマは成立しているが、最後に変化が訪れても、逆に、今までは、いったい何だったのだ?と言う疑問が浮かんできたのは言うまでも無い。“限界なら超えれば良い、現実なら変えれば良い”セリフ1つとっても、ほんと、良い感じの部分も多かったですが、ここまでして、あれこれ描く必要なかったろうに。。。もう少し“変化”を前倒しにしていれば、モヤモヤ感も、もっと少なかったろうに。。。。ドラマにとって、どれだけ“変化”が重要か?ってコトですね。まあ。。。他局の、生徒に向き合っているように見えない教師よりはマシですけどね。
2011.03.20
『深追い』内容埼玉県三ツ鐘署交通課事故捜査係主任・秋葉健治(谷原章介)4年前、花形の本部交通機動隊“白バイ隊”から左遷され現在に至っている。広報課長の新見信一(小木茂光)は“適切な職務執行”とマスコミ発表したが、追跡していた車両を深追いし、事故を起こしたことが原因だった。ある日のこと、部下の富岡敦志(忍成修吾)小磯裕美(佐藤めぐみ)ととある交通事故現場に臨場。。。自転車が通勤中に事故に遭ったよう。被害者は、高田正勝(佐藤二朗)。。。はねたトラック運転手によると、突然、車道に飛びだしてきたと言うこと。秋葉は、その遺留品の中に、1枚の写真を見つける。それは被害者の妻。。。明子(鶴田真由)かつて秋葉(草川拓弥)が初恋をし、つきあっていた明子(藤本泉)だった!!高校時代の同級生として通夜に出席した秋葉は、明子の美しさに惹かれていく。。。。。それが17年ぶりの再会だった。その後、秋葉は、明子の息子・タクヤをダシにして、毎日のように通い始めるが、まもなく、吉岡課長(橋本じゅん)や山根春男署長(伊武雅刀)に呼び出され、厳重注意を受けてしまう秋葉。小磯が心配して、忠告してくれたようだが。。。。逆に、山根署長の言葉が気になり始める秋葉。“他にも通っている男がいる!?”そんななか中学時代の同級生でスナックママをしている押髪さと美(真野裕子)から、思わぬ事実を知らされる。明子がかつて、片桐良一(鶴見辰吾)という男と不倫し子供を身ごもったという。高田には知らせずに結婚したというが。。。。。どうしても気になり始めた秋葉は、片桐に接触。片桐の話では、高田がタクヤを虐待していたらしい。ただ秋葉は、何か、妙な違和感を感じ始め、やがてそれは、1つの疑惑へと。。。。。。。。。敬称略公式HPhttp://www.wowow.co.jp/dramaw/yokoyama2/flash.htmlちょうど1年前に、放送された『横山秀夫サスペンス』その、、第2弾ですね。今回は、前回よりも、よりオムニバスという様相である。完全に繋がっているのは、『同じ警察署』ということだよね。まあ。。。警官が主人公なのだから、そう言う繋がりはokでしょう。いろいろと、割り込んでいるのも良い感じだし。まさに『オムニバス』という感じだ。そこはさておき。お話は、交通事故の処理をする警官・秋葉。被害者の妻は、かつての恋人だった!!その美しさに惹かれ、入り浸っているうちに秋葉は、、、1つの疑惑を感じ始める。。。。そんな感じである。流れが良いですね。お話自体も、途中で盛り込まれる“淡い思い出”が、最終的に、結末に繋がっていくなど、ホントに良い感じのサスペンスである。少し疑惑を残しつつ、終了するのも王道だ。良い雰囲気だったが、オチでは、、、絶望的な感じに。。。メリハリがあって、いっそうの絶望感が漂う結末である。一部。。。特に、不倫相手の件に関しては少し拙速気味ではあるが、、、1時間だし。。。この程度でしょう。逆に、1時間で、良いサスペンスを見たという満足感のほうが高いですね。気になるのは、今回で本当に終わっているのかどうか?ここまでオムニバスなら、もしかしたら、微妙に続きがあったりして、見切れて混ぜ込まれるなどして。。。次回以降が楽しみである。
2011.03.20
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