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Sep 26, 2012

Conques(コンク)・・フランスを歩く-スケッチ回想録（その２４）

テーマ：暮らしを楽しむ(384285)

カテゴリ：フランス

Espeyrac(エスペラック)-Noailhac(ノアイアック)_story(2851)　2012.9.26
今夏、フランス国内のLe Puy-en-VelayからMoissacまで420kmを歩いてきました。スケッチと写真を挿入しながら記録を綴っていきます。日々の日記が上段、回想録が下段という構成になってります。

日々の徒然・めぐろパーシモン　小ホール
Concert de Quatuor 2012(カルテットのコンサート2012)・・今回は、元パリ管弦楽団Violin奏者のジャンピエール・ラクール(Jean-Pierre LACOUR)氏と、フルーティストの知沢由維(Yui CHIZAWA)、ヴィオリストの青木紀子(Noriko AOKI)、チェリストの松本ゆりこ(Yuriko MARSUMOTO)によって、
ドゥヴィエンヌの（フルート四重奏２曲、Fl+Vnの二重奏）。シャルディーニの弦楽三重奏(Vn,Va,Vc)、モーツァルトの有名なフルート四重奏２曲(イ長調(K.298)、ニ長調(K.285)）が演奏された。
聞きなれない曲から有名な曲まで、心地よい響き。Vnのラクールさんは先日、オケの弦楽分奏のトレーナーとして来ていただいている。氏の見事なテクニックに感嘆。日本びいきで、毎年来日している。

2012.7.26-8.13 巡礼回想録　Espeyrac(エスペラック)-Noailhac(ノアイアック)　2012.8.4

Conques 2012.8.4　

picture1：Conques(コンク)

名にし負う　コンク。

やっとたどり着いた。

500m近辺の丘を歩いている時には全く見えなかった中世の都市が

忽然と目の前に現れた。

重厚な石造りの甍は、ローズ岩といわれる青みがかった岩を薄く削って作られている。

Conques 2012.8.4

picture2：Eglise St-Foy,Conques
Conques(コンク)の中心　サント・フォワ教会

観光客が集まる場所である。
すぐ後ろで覗きこまれているので、大変。
大抵はおしゃべりに夢中である。
その話の間に絵を仕上げなければならない。

回想録・本文 　凡例　宿泊地　ル・ピュイからの距離　標高
Espeyrac(エスペラック 194.5km　369m)・・Sénergues(セネグ　198km　506m)・・ Saint-Marcel(セント・マルセル　204km　570m) ・・ Conques(コンク　207.5km　280m) ・・ Chapelle Sainte-Foy(209km　389m)・・ Noailhac(ノアイアック　213km　536m)

Espeyrac(エスペラック)から谷の町　Conques(コンク)へは12kmほど。この町をゴールとする人が多いのはLe Puyから207.5kmと手頃な距離にあるからである。本日はConquesで３時間ほど過ごした後さらに6.5kmほど先にある,GR65と離れた村Noailhac(ノアイアック)まで歩を進める。
total533分(road 135分　pass 177分　休憩 221分)　am6:52発　(Conques10:00着　pm1:26発)　pm3:45着。

Espeyrac-Conques-Noailhac

map: Espeyrac-Noailhac

Espeyrac(エスペラック)-Noailhac(ノアイアック)
Conques(コンク)では、山の頂上550mの頂からLe Dourdou(ドゥルドゥー川)が流れる谷底230mまで320mの落差があるが、その中ほどの310m-280mの標高に町が段々に造られている。
昔は、mapにあるように、V字型の谷を行き来したのであろうか。
現在は生活道路が縦横に張り巡らされている。

Photo1：Sénergues(セネグ　198km　506m)の虹　am7:30　

出発してから38分あたり。mapにあるように標高400mのEspeyrac(エスペラック)からはづっと上りが続く。Sénergues(セネグ　198km　506m)は静かな村で、パン屋だけがせわしく働いている限り。

Photo2：Sénergues(セネグ)から丘の頂上付近へ向かう　am7:52

本日はなんとしたことかマークの見落としが３回もあった。Sénergues(セネグ)から急坂を上るのであるが自動車道をジグザグにいくコースを進んでしまった。その頂点をつないで行くGR65の短絡ルートがあったようであとで気づいた。地元の人に聞いて教えてくれたのは当然車の道である。GR65の難路（普通の人は歩かない）は頭にない。
５辻にでた。この場合のマークが面白い。矢印では示さず、行ってはいけない道のすべての電柱に「X」のマーク。進むべき道は唯一、Xの書いていない電柱方向へ。

しかし、「このまま進め」：goodを示す２本線（上白、下赤）がなかなか出会わないと不安になる。
ほんとにこれでよいのかと。考え事をしている暇に左折マークを見落とし、出戻って直進していたら、すぐの場所にさらに左折のマークがあったのを見落としていた。合計ロスタイム３０分。雨までも降り出した。右往左往している間に、巡礼たちとの距離が縮まってします。せっかく即歩で進んだのに！と地団駄を踏んだものだ。

Photo3:Conques(コンク)　office de tourisme前

丘から降りる山道は登山ルートさながら道が荒れている。急降下をしてようっやくConques(コンク)の町へ。
ツーリスト・オフィスで、今日のこれからのNoailhac(ノアイアック)までのルートを聞かなければならない。GR65コースから離れるため進路マークが無くなる可能性があるからだ。
地図をもらうが、車道だけのルート。あまり役にたたない。

Photo4:Conques(コンク)の教会付き旅宿

Abbays Sainte Foy-Communauté des Prémontrés
自転車巡礼のパトリスに会う。丘のBarで寛いでいたのに、小生より早く到着。抜かされではいないのに。なんと車道を飛ばしてきたというではないか。この旅宿は４時受付ということで、ここで待つという。

(下記GPS情報は、スケッチポジションを示します。Google EarthからEspeyracを、お楽しみください）
Picture1（sketch,direction 310°am10:31(2012.8.4) Sketch point： Conques, France GPS 44.599397,2.398544（44°35'57.83" N,2°23'54.76 E）標高308
Picture1（sketch,direction 90°am10:55(2012.8.4) Sketch point： Conques, France GPS 44.599203,2.397211（44°35'57.13" N,2°23'49.96 E）標高308

Google Earthを楽しむ方法Blogに掲載されている画像はすべて場所名、方位、時刻、GPS情報と標高を付けています。このうちGPS情報(ex. 35.579014,139.305981(°） )を、Google Earthのジャンプboxに貼り付けて検索ボタンをクリックすると、スケッチした場所に飛ぶことが出来ます。

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