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29日、母がデイに出かけるのを見届けてから、僕らは京都に向かう。 妻は娘と買い物、僕は宇治にいた頃の友人と1年ぶりの再会。 喫茶店と居酒屋で延々4時間、たっぷり話した。口数の少ないはずの僕がその4時間で1ヶ月分くらい?話したような・・ 7時過ぎに別れた後、まだ早かったので噂の3D映画『アバター』を見た。 30日、朝、京都市内を走った。鴨川沿いも走った。比叡山?から朝日が昇ってきれいだった。ゆっくり朝食を食べて、急に以前住んでいた辺りが見たくなって車を走らせる。自転車で行った流れ橋にも行ってみる。でも以前のアパートから流れ橋へのコースは分からなかった。 娘のいる亀岡まで帰って来て、娘お薦めの店でお昼。美味かった。コーヒーも最高、若夫婦らしいお店の人の対応も気持ちいい。亀岡にある「なで仏」(横になっている涅槃像)のある穴太寺にも足をのばす。 夕方妻と、夜仕事を終えた娘と合流。娘の部屋に泊めてもらう。 31日、朝、亀岡市内を走る。だんだん暑くなってくる。気持ちいい。今日は1時間25分。京都の息子の所には、結局寄らずに帰って来た。 帰り福知山で温泉に入ってようやく帰ってきた。 僕らが不在の時、姉や妹が来て母を見てくれた。ありがたい。 明日から2月。2月は28日、逃げてしまう月だとか。 これまでにも増して充実させたい2月。 夜明け
2010.01.31
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いろんな日がある。デイに出かける朝のこと。 行ってしまうと、元気に過ごしている。デイではいろんなことをやっている。 先日はぜんざいが出たようで、帰ってくると「おいしかったで家でもまたしよう」と言ったそうだ。 でもやっぱり気が進まない日もあり、そんな日は強く言わなきゃいけないし、押し出すことが母の元気になるのだ、と言い聞かせて言うのだが、やっぱりへこむ。 26日火曜日はそんな朝だった。 母はすぐ忘れてしまって覚えてないことが多いのだが、それを言っちゃあ・・、というようなことまで飛び出して、思わず大きな声を出してしまった。隠居で少し落ち着いて、出るときには機嫌よくデイの車に乗り込んだ。 ふうーっと大きな息をついて、少し反省もする。 そんな日々。いろんな日々。 1/27 朝焼け
2010.01.28
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3回目の寄宿舎。 小学部が寝てから、中学部・高等部の男の子たちと「性教育」の話。 学部でも「第2次性徴」の学習があったという。 好きな女の子がいて、土日にメールをして親交を深めている高校生もいれば、好きなのはお母さん、と言う中学生もいる。好きな子なんかいないと恥ずかしそうにしたを向く子もいる。突然こちらに振られて、話をする羽目になった。 中学生の頃の話をした。 僕は野球部に入ってノックを受けていた。 ちょっといいな、と思う女の子たちが応援に来ていて、僕はいいところを見てもらいたくていつもはしないダイビングキャッチ、見事グラブに収まった。 やっぱり好きな子にはこっちを見てほしいし、いいところを見せたい、アカン所は見せたくないしアカン所は直したい、そう思わない? というようなことを話した。 後で高等部の人が、「アピールしたらいいって、先生言ったけど・・・」と話しかけてきてくれた。「僕も中学校で野球をしていました」とも。 少し距離が近くなった気がした。 朝、素晴らしい夜明けが見られた。 天橋立が一望できるこの学校、素晴らしい朝焼けだった。 1/27 夜明け
2010.01.27
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24日は区の総会があった。 ずうっと年2回あったのが、1回になってもうずいぶんになる。 その総会で、役員改選がある。投票による選挙で決まる。 役職は「区長」「副区長」「議員」(4名)「公民館主事」。 去年の今頃はまだ仕事をしていた。そういう役から免除されていたが、今年はそうはいかないだろうと覚悟していた。で、「公民館主事」にめでたく当選。文化部広報部体育部の3つの部の活動を統括する立場にあるらしい。面倒だなあという気持ちもあるが、これまで他の人がやってきている。なかなか新機軸を打ち出すことは難しいが、せっかくやるからには、新しいもの新しい風が少しでも入れられたらと思う。 夜にはすでにそういう村の仕事をしてきている友だちが「役員(当選)通知書」なるものを持っていてくれた。 まあぼちぼちやろう・・・ 1/24 サーファーたち
2010.01.25
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毎月僕が行ってるサークルの新年会があった。 11名の参加。20代から60代までと幅広い層の参加者。 突然の宿題が課せられて、それぞれお薦めの本を紹介しよう、できれば簡単に書いてきてもらうといいのだが・・・ということになり、僕も簡単なレポートを持って行った。 なぜその本を選んだかと言うことを話ながら、読みどころを紹介すしあうのだが、知らない本がいっぱい出てきて、また自分ではまず手に取らない本も出てくる。そしてそれがまた面白そうなのだ。 図書館で探す楽しみがまた増えた。 咳が続いていてなかなか治らない。熱はないのだが、夜せき始めると止まらなくなり、眠れなくなる。少し睡眠不足。明後日は3回目の寄宿舎、しっかり治さなきゃ。 図書館の帰りに海岸線を走る。海とぼくの町の山がちゃんと調和して並んでいるのが何となくうれしい。 今日もサーファ-たちが波をつかまえ遊んでいる。 1/24 小さく黒っぽいのがサーファーたち
2010.01.24
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メインはこの新年会なのだが、昨日は、それに先だって僕が人前で話す「会」があった。 僕が仕事につくまでのこと、仕事のこと、仕事を辞めたこの1年のこと、そしてこれからのことについて1時間半ぐらい話した。この僕が1時間半、僕にすると気の遠くなるような時間だったが、気の合うかつての仲間たちや初めて出会う若い人を前にしゃべったしゃべった。 この会に向けて、話そうと思ったことを文章化してみることを自分に課し、やってきた。書いていくと、関連したことが次々に浮かんでさらに書いていくと、内容がふくらみすぎて今度はそれを整理するのがまた大変だった。でもこんなことがないと見ることもない昔の資料に目を通すことができたわけだし、今は声をかけてもらったことに感謝、である。 今、何とか役目を果たすことができてほっとしている。 その後、場所を変えて少し遅い新年会。 生中一杯で十分に気持ちよく酔えた。久しぶりに会う友人たちの現場の話も刺激的だった。 楽しい時間を設定してくれた友人に感謝感謝である。
2010.01.23
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2回目の寄宿舎の仕事。 昨日は夕方5時前に校舎に入った。僕のように非常勤で入っている人もかなりいて、常勤の方も毎日ではないので、先週顔を合わせてない人もいる。 子どもも先週はまだ寄宿舎に入ってなかった子もいて、それに先週とランチルームの配置換えもあって、何だか初めての時と同じように緊張する。 日直グループがそれぞれのグループがそろっているか確認して、それから準備を始める。車椅子のまま食事の介助を必要とする子は、時間がかかるので早めに食べ始めることになっている。 僕は前回と同じように、以前から知ってる子が手招きをしてくれたのでその子の側で食べた。冬休みにたくさん体重が増えたので、その子はお代わりができないらしい。他にも薬を飲む子や偏食のきつい子がいる。いろんな側面はあるが、栄養面だけでなくその子の味覚を広げるという意味で、少しでも食べさせようとあの手この手でやってみる。 食事も大事な仕事だというのがよく分かる。 子どもが寝たのは10時過ぎ。 それから職員室に帰って、打ち合わせをしたり連絡帳に気づいたことを書く。僕も二人の子について書かせてもらった。 コーヒータイムがあって、この日は前回とメンバーが違うということで、改めて自己紹介。しばらく話して、僕が寝る部屋に上がったのは12時を回っていた。職員室にはまだ先生方が残って仕事をしておられた。 僕も部屋で少し迫った人前での話の準備。 朝は6時起床。6時半に職員室。 7時、子どもの部屋に行って起こし、着替えを手伝う。 8時前食事。 9時前に廊下伝いにつながってる教室に子どもを送っていって、勤務終了。 今日は少し疲れた。でも新鮮な時間。うれしい時間。 1/18 この雪景色!
2010.01.21
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火曜日と金曜日がデイの日なんだが、ここんとこ穏やかな朝が続いている。 行く行かないの「きつい」やりとりをしなくてもいいのが何よりもありがたい。「気が進まんだけど・・」とは言うが、前のような激しさはない。 同じ村から同じ日に3人ぐらい行くようにしてもらったのがよかったのかも知れない。 今日はデイの車の来るのが少し遅れたが、9時半を回った頃、元気に出かけていった。 夕方5時頃に帰ってくると、いつもかなり疲れた様子。 どうしてもすぐコタツに入って横になる(なれる)生活と違って、気も張るだろう。お腹がすいても、すぐにおやつとはいかない。 帰ってきたときに出すお菓子とコーヒーは母にとって一息つけるかっこうのもの。 もうすぐ母が元気に帰ってくる。 雪がずいぶん溶けた。溶けるように道路の乾いたところに 積もった雪をばらまく。或いは、屋根の下の日が当たりに くい場所の雪は、崩して溝に運ぶ。そんなことを繰り返し、 だいぶ雪が消えた。明日もいい天気のようだ。明日もせっ せと雪をさわることになる。 1/14 この日の雪もだいぶ溶けた
2010.01.19
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義母が退院した。昨年12月、妻より早く手術をして、1ヶ月と少しの入院で、昨日ようやく退院。顔を見に行くとホッとした様子。 でもたくさんの野菜を作り、広い畑を動き回っていたようなことはできない。 今回の入院で、「こんな痛みはこりごりだ」「これからは無理はせんようにする」と言い、一緒に暮らしている息子からもそう言われているんだそうだ。 その義母がまだ動けないので、雪の下の野菜を掘り出しに外に行った。 広い畑はみんな雪の中。日当たりのいいところから白菜が顔を覗かせている。 完全に雪の下に埋もれているダイコンを引っこ抜く。こういうダイコンはとりわけおいしい。我が家にも何本かもらう。 その横の畝のカブ、顔を出している白菜、その向こうのブロッコリー、そして白菜のこちら側にはニンジン。どれもこれも立派なものだ。 ダイコンの他にもおすそ分けをもらって、帰ってきた。 我が家でもこんな収穫ができるよう、今年は義母の所に弟子入りしようか・・・ 1/14 この日はほんとによく降りました
2010.01.18
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2日間、家の外回りの雪すかしで何度も外には出たが、ほぼ家の中で過ごした。 今日は久し振りに車で他町にある図書館に行った。 車道はほぼアスファルトが見えているが、よくジョギングコースとして利用する海岸沿いの歩道は、まだ雪がいっぱいある。当分この辺は走れそうにない。 海を見ると、寒々とした波間にビックリするぐらいのサーファー。何かのイベントがあるのかも知れない。 そうして図書館へ。次々に読みたい本が出てくる。本を探していると、顔見知りになった館長さんに呼ばれて、いろんな話。10月にやった科学あそび教室を3月にもやろうという話。小学校のPTAで話した講演の話題も出た。昼までに帰りたかったが、いつのまにか昼を回っていた。話の続きはまた後で、ということにして、急いで本を選んで帰ってきた。 午後は公民館へ。来週の総会に向けての会計監査等。隣組の組長ではなかったが、漁師をしている組長さんは、今年まだ漁に出たのが1回しかない、今日は漁に出ると言うので代理の出席。 昨年の今頃は、母は入院中。その痛みに「地獄だ」なんて言ってたっけ。 穏やかな日曜日、だ。 1/11 峠の向こう
2010.01.17
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さらさらの雪が水分を含んだぼた雪になり、午後には小雨まじりの雪になり、路面の雪もかなり消えた。ぱりぱりの洗濯物もなく、ようやく寒波が過ぎていく。 今度は春先のような暖かい天気になるという。 昨晩は珍しく午前2時まで起きていた。 昨年12月、親しくしている友人から話をしてくれと頼まれていて、それが来週に迫っていた。元来話すのが大の苦手なので断り続けていたのだが、母も元気になり、以前の恐竜の設計図の段取りをしてもらったこともありとうとう引き受けたのだ。 とにかく思いつくことを思いつくままに文章化していこうとパソコン画面に向かってきたのだが、さっぱり骨子が決まらない。それでも時間がなくなって来たので、レジメを作って話の構成とか考え始めたのだ。うんうんうなっていると、いつのまにか2時。あわてて布団に入ったが、まだまだ不十分だ。 ああ困った困った・・・ 母は食欲旺盛、隠居にいて何か食べるものや飲むものは ないかなあ・・・とよく言うんだそうだ。父が苦笑いし てそう言うと、母も少し恥ずかしそうにしながら 「ほんまに腹がへるだあな」 と言う。けっこうけっこう、お腹のすくのは元気な印。 1/14 雑木林
2010.01.16
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寒波がゆるんできた。 少しの時間晴れ間が出て雪がきらきら光った。 長続きはしなかったが、そのわずかの青空が嬉しい。 峠の向こうは今、工事中。バイパス道路を作るため、通行止めになっている。いつも通っていた道の上に新しく道が作られ、僕らが通い慣れた道は「トンネル」のようなもの?となると聞いている。 どうなってるんだろうと気になっていたが、雪がたくさん降る14日、歩いてその峠道に向かった。通行止めになっている関係で除雪車も途中までしかすかしていない。その道を進むと、「立ち入り禁止」の看板があって、少し向こうにでっかいパイプが組んである。この積雪のせいなのかどうか分からないが無人の大きな機械が雪をかむっている。 工事期間は5月まで。 雑木林も雪、雪、雪。 小さな動物の足跡も見える。 彼らはどんなふうに食べ物を確保しているんだろうか・・・ 1/14 峠
2010.01.15
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今日も一日中雪。 少し晴れ間も出たかな、と思って外に出るとすぐにお日様は隠れてまた降り続ける。 今度の雪は気温が低いので、さらさらの雪。スキーヤーには歓迎される雪だ。 朝の6時半。 部屋で寝ていると、首や顔の辺りが空気の冷たさでスースーする。 洗濯物はパリッパリ。タオルなんか板状になっている。 防寒具を身につけて外に出る。手袋をはめてスノーダンプを持って、まずは、家と隠居の通路を確保する。しばらくすると、母が父と一緒に出てきた。雪の道はそうでなくても滑りやすい。一人ではこわいので、父が手を持って一緒にこちらに来る。 そうして7時過ぎに朝ご飯。 母はしっかり食べる。 昨日は病院に行ったが、いろんな検査も心配するほどではなく、心臓も大丈夫。「大事をとりすぎて、歩かないのは逆にだめですよ」と言われたらしい。病院でもしゃきしゃきしてとても元気だったそうだ。 でも家に帰り、不在だった父が帰ってくると「甘え」たり「痛く」なったりする母。それが分かりやすいので、思わず笑ってしまうが、でもまあ元気なのが一番。 今日も雪かきに何度か外に出た。 もうこの程度で収まってくれるといいのだが・・・ 1/11 雪は12日の夜から降り出した 11日、この日は珍しく穏やかな1日だった
2010.01.14
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養護学校の寄宿舎に寝泊まりする子ども達がいる。冬期になると、その子ども達がさらに増える。その寄宿舎の世話をする人を探してるという話があって、当初、妻が行くつもりでいたのだが、膝の手術後、ということもあって急遽僕がやることになった。 そして昨日は初出勤。 勤務は午後5時から翌朝子ども達が登校する9時頃まで。夜中の11時半頃から朝の6時過ぎ頃までは寝ることもできる。 ・・・と話は聞いていたが、さてどんな子ども達なのか、ちょっと心配ちょっと楽しみの初出勤だった。 ランチルームでの夕食の世話から子供の前に立つ。 小学部2年生から高等部3年生までの30名が、月曜の朝から1週間、学校が終わるとここで過ごし、金曜日は学校が終わると家で過ごし、また月曜日にはやってくる、そういう生活をしてる子ども達だ。 こっちの心配をよそに、人なつっこい子ども達は名前を聞いてきたり、こっちの質問に答えてくれる。中学部高等部の子ども達が先生の見守る中、配膳を分担し手際よくとは言えない面もあるのだが準備完了。かなりの量の食事が始まる・・・・ 食事が終わると、男子2グループ、女子1グループがそれぞれの部屋に集まってミーティング。冬休みのことを、中心になる先生が連絡帳の中身で補足しながら、できるだけ一人一人に話をさせる。話のできない子もいるし、今日から初めて寄宿舎に入るというメンバーもいる。興奮気味で部屋の中を走り回ったり、押し入れの中に入ろうとしたりする子もいる。すごいなあと思うのは、半ば騒然とした雰囲気ではあるが先生方がゆっくり暖かく見守り、ときおり膝の中に入れて落ち着かせようとするその距離の取り方。 8時前には小学部の子たちを中心に寝る準備。 パジャマの着方、布団の敷き方も個性的。自閉的な傾向のある子供は、その子の儀式のようなやり方があり、こちらの側の、こうあるべきというやり方は通らない。一人の子が布団に入ってにこにこしながら「夢を見ないように、言って」と言ったのでそう言って部屋を出た。こわい夢、いやな夢を見ないようにという家での習慣なんだろう、そんな彼がかわいくて仕方なかった。 その後、中学部高等部の子ども達のその日の宿題を見ながらおしゃべり。この冬10キロも太ったという男の子は、この日の測定で90キロ近いが、にこにこして屈託がない。腕立てはできないが腹筋ならできると見せてくれた。 10時消灯。 職員は職員室に戻って、一人一人の子供のノートに様子を書いたり、子どもの様子の交流や連絡をしあう。この日は僕の初出勤ということもあり、自己紹介の時間もあった。僕が部屋に入ったのが11時過ぎ、まだ書いている先生方もいたから大変だ。そうやってそれぞれの寝る部屋に散っていく。大変な仕事だ。 そうして6時半にはもう一度職員室に集合。7時前に放送を流す当番の子がやってきて、7時には着替えたり朝掃除を始める。小さい子でもそれぞれの役割があるのだ・・ そして8時に朝ご飯。部屋に戻って準備をして、登校。教室まで連れて行ってやっと僕の仕事が終わる。 とても新鮮で刺激的。 基本的に僕の勤務は週1回。 来週行くときは、こんなものをもっていってやろう、こんなことをやってみようといつのまにか考えている。 あの笑顔にまた会える、と思うと楽しみだ。 1/11 光があふれる
2010.01.13
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久し振りに穏やかな天気になった。 だから久し振りにドライブをした。 海岸線を走ると屏風のような岩が見られる。 いつもは道路から見たりカメラを構えたりするのだが、今日は下まで降りてみた。 この辺りの雪はすっかり消えて、枯れ草が今日は暖かそうに見える。 そんなあぜ道を通って、いつもは見ない角度の屏風岩に出会う。 こんなにでかいとは思わなかった。そのでかさをこのカメラや僕の技術では表せないのが残念だが、白い波や青い海が気持ちいい。 遠くには白い船。 岩の上には海鳥。 うーんと伸びをする。いい気持ち。 13日からまた寒波と聞いている。 つかのまの穏やかな1日。 1/11 海鳥たち
2010.01.11
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父がちょっと外に出たので「一人では寂しいし」と母がやってきた。 ぼくがあれこれやっていると、「あんたらあ、ちゃんとお金あるだか」「なかったらちゃんと言えよ」「私の年金から出すで」何度もそう言う。「大丈夫大丈夫、ちゃんとやれてるし」と言うのだが「なかったら、おじいちゃんも出してくれるし」と繰り返す。 こんなやりとりをそう言えば入院中から何度も聞いていた。 最初、何をするでもなく下を見て目をつむっていたが、おもむろに袋に入れていたセーターを取り出し、それをほどき始めた。編み方が違ったのか、ほどくのがけっこう大変そう。でもかなり集中して長い時間その作業にかかっていた。 ほどいた後、巻いて、今度は湯につけてまっすぐにしてもう一度編み直すらしい。 目の前でメガネをかけ黙々と作業する母を見られるのは嬉しい。 1/6 雪の離れ湖
2010.01.10
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母の口癖は「ごめんごめん」。 朝昼晩と食事時になると隠居から父と一緒にやってくる。「ごめんよ、何にもせんと」と必ず言いながら部屋に入ってくる。 立ち上がるとき、少し手を添えると「ごめんよ、わりいなあ」 デイから帰ってコタツにはいると「ごめんごめん、ああ~ゆっくりするわあ」 今日は、昼ご飯を食べた後、「茶碗は私が洗うし、置いといて」と言う。そうは言っても腰が伸びなくなって、水道のレバーに届かなかったり、右手がぎこちない動きをしたり・・と難しい。だから「ええで、洗うし・・」と言ってたいていは僕らが洗う。でもたまにはやってともらおうと、任せることにした。 1枚か2枚を洗ったがかなり窮屈、見かねた父が残りを洗った。「ごめんよ、あかんわ」と母。でもでもそれでいいのだ。やろうとする気持ちを尊重しなくちゃ。 今日は比較的穏やかな1日。 雪もかなり消えた。 1/6 冬の日本海
2010.01.09
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少し古い映画だが『(ハル)』という作品を借りてきて見た。 脚本・監督 森田芳光 出演 深津絵里 内野聖陽 戸田菜穂 1996年作品 映画館ではないが、以前ビデオ化された頃に見たはずの作品。だから10年以上前になるはずだ。パソコンのメールを通して、互いに傷を持ったり社会の中でもがいている二人が出会っていくというラブストーリー。 新幹線の中からハンカチを振る(ハル)と田んぼ道に車を停めてハンカチを振る(ほし)、この場面の印象が強烈でここはよく覚えていたが、その後の展開は全く忘れていた。 でもよかった。 同じ映画を何度も見ることはそんなにないが、いいもんだ。 (ほし)の本棚に、村上春樹の本がたくさん並んでいたのも以前はきっと見逃していただろうと思う。 若い頃読んだ本も然り、いろんな発見があるかも知れない。 読みたい本がいっぱいだから、なかなかそこまでいかないかもしれないけど楽しみだ。 1/6 冬の日本海
2010.01.08
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昨日は早く布団に入った。 いつもは掛け布団1枚で十分なのだが、昨日は毛布も使った。 たっぷり眠って、朝はほぼ回復。 母は痛いと言ってこちらには来ていない。 今日は父が隠居にご飯を運んだ。 食事後本を読んでいると、母がやって来た。 昨晩、僕が食べるとすぐ寝転んだり、大事をとって風呂にも入らなかったので、気になってやって来たらしい。痛いのはもうどこかへ行ってしまったようで、それでも息を切らして「もうなおったあか」「そんならええだ」と言ってまた隠居に帰って行った。 どんなに大きくなっても、母は母で僕はいつまでたっても子ども。 ありがたいことだ。 1/6 冬の日本海
2010.01.07
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朝15センチぐらいの積雪か、6時半頃外に出て、隠居と我が家を結ぶ道の除雪をしたり、本通りと玄関を結ぶ道の雪をすかしたりしてから、朝ご飯。 母も長靴をはいてこっちにやってきた。 朝食後、何だか寒気がするので、コタツに潜りこんで眠った。昨晩何故か眠れなかったのだ。熱はないが、いつもと違う感じ。 ずうっと家にいるのも疲れるので、気分転換も兼ねて除雪作業に出たり、図書館に行ったりした。日本海が見える海岸線を通ってしばらく眺める。寒々とした荒れた日本海、冬の日本海だ。 図書館に行くと以前作ったハッポースチロールの恐竜が吊されていた。うんうんなかなかいい感じ。館長さんと新年の挨拶を交わしたりしてるうちに、何だか身体が熱を帯びてぼーっとした感じ。図書館の暖房のせいかと思ったが身体が不調を訴えているのだ。 帰ってからもう一度除雪作業をして家の中に入った。 体温を測ると、37度3分。 これから上がってくるかもしれない。 今日は風呂は止めて早く寝ることにする。 1/1 初詣の帰り道
2010.01.06
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年末から隠居で寝るようになった母。 でも心配していた状況はそれほどでもなく、ホッとして1週間が過ぎた。 正月三日間は8時の朝食だったが、4日からいつもの7時にした。 そして今日は今年初めてのデイの日。 7時にやって来たのは父だけ。母は痛いと言って起きてこないんだそうだ。 デイを意識しての行動もあるのかな・・どうなるかな・・と早くも心配になる。 僕らが食べ終わって7時半頃、隠居から電話。母。ズボンをさがしている、と言うから着替えようとしているわけだ。父が急いで隠居に行った。 しばらくして母がやってきた。 ごめんごめんと言いながら一人の朝ご飯。 その片付けをしていると母の声。「なあ今日は痛いで休むわ」・・・ やっぱり出てきたこの言葉。 少しやりとりはあったが案外簡単に行くモードに。 歯磨き、トイレ、櫛、時計に指輪・・・ そうして玄関まで迎えに来てくれたデイの職員の方に、ていねいに「すみませんねえ」と言いながら車に乗り込んだ。 夕方、雪の中を帰ってきた母。 いつもは(家では)どうしてもすぐ横になっているだけに、コタツに入ってホッとした様子。 熱いコーヒーで一息つく。 やっぱり母にとって周囲との関係の中で緊張を強いられたり、ちょっと頑張れたりできるデイの場は必要だし大事だなと思う。こんなやりとりはできれば避けたいが、このやりとり自体も細胞を活性化するのに役立ってると考えるようにして、さらっとできるといいな。 1/1 初詣の帰り道
2010.01.05
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1月1日。 まだみんなが寝ていたが、6時半頃家を出た。地元の神社にお参り。 友達の所で新年を迎えた息子がその少し前帰っていてコタツで寝ていた。 あいにくの曇天の空。まだ薄暗い。 雪は落ちてこないが路面は凍っていたから慎重に足を運ぶ。 大晦日遅くまで起きていたのか、誰にも出会わない。 うっすらと積もった長い石段を上って本殿にお参り。 側の小さな祠や、少し林道を先に行った所にあるお堂も回って帰ってきた。 近所の親しくさせてもらってるご夫婦に挨拶したが、その出会ったのはその二人だけ。 1月3日。橋立の近くにある神社にお参り。たくさんの初詣の人々。今日帰るという娘と妻の3人で参った。すでに息子二人は2日に帰った。みぞれの降る寒い日。 昼を一緒に食べて娘は帰った。 それぞれいい一年になりますように。 1/1 うっすらと雪のある風景
2010.01.04
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大好きな工藤直子さんの『のはらうた』の中の詩。 だっぴ へびいちのすけ 「だっぴ」すりゃ ちょっぴり おとなで ぼく しんぴん あたらしい としがはじまる きぶんだよ だから そのときゃ 「だっぴー・ニュー・イヤー」 新しい自分、新しい世界、新しい何かに出会えるそんな1年に。 今年もよろしくお願いします。
2010.01.01
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