わたしのブログ

ニチニチソウ

6月頃だったか、うちの奥さんが仲良くしていた近所の方がニチニチソウが何本も植わってる鉢を持ってきてくれた。聞くとうちの奥さんにもらった種を蒔いたら芽が出て育って来たので持って来た、という。次々に花を咲かせた。今は葉は枯れて、花も小さくなってしまったが、ついこの間まで咲いていた。莢（さや）はあるが、種はその中。開いたものは、開く時はじき飛ばされる種もあるようでなかなか集めることができない。そう思って毎日のように見ていると、まだ種がくっついている莢をいくつも見つけられるようになってきた。来年4～5月に蒔けば、また花を咲かせてくれることだろう。たまたま居間の水屋（食器棚）の引き出しを開けると奥さんの字で「日々草」と書いた封筒が出てきた。中に黒い種、おそらく去年の種だろう。今年の種も封筒に入れた。「2024　日々草」と書いて引き出しにしまった。うちの奥さんが育てたニチニチソウの種が、近所の人に育てられて、その花の種を僕が集め、来年また芽を出し花をつける。こんな何でもないようなことが新鮮で、どっかで奥さんとつながっていることでもあり、ほっこりする。