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8月便は出せなかったが、3月便の報告や僕は行けなかった5月便の様子についてまとめてみた。合わせて、『Fukushimaをきいてみる』の映画会や「ふくしま・こどもキャンプ」についても書いた。 毎回そうなのだが、パソコンに打ち込むのに何日もかかってしまう。 原稿は早くからほとんどそろっている。 あとは僕が書く分だけだ。 集中してやれば2日あればできそうな感じ。 しかしこれがなかなか厄介なのだ。 村上春樹が作品を生み出すのに「才能」+「集中力」+「持続力」が必要だと書いていた。 「才能」は限られていても、トレーニングによって「集中力」「持続力」は筋力がつくというのだ。 走ることを続けることによって筋力がつくのと、それは同じだというのだ。 何となく分かる気がする。 「才能」はないのだから、毎日一定時間を読むこと、書くこと、考えることに費やすとそういう「筋力」がついてくるのかも・・・ 印刷がまた大変だが早く読んでもらいたい人もいる。 4枚8ページの通信、印刷できた分から手渡したり、封筒に入れての発送作業も始めよう。
2019.08.31
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夏季休暇で沖縄に行った息子に地元の新聞を買って来てもらった。8月22日の新聞。一面は沖縄タイムスも琉球新報も「対馬丸」のこと。沖縄タイムスにはこんな説明がある。 アジア・太平洋戦争中の1944年8月、那覇から長崎へ向かっていた 学童疎開船「対馬丸」が米潜水艦の魚雷攻撃に遭い、鹿児島県悪石島沖 に沈んだ。判明しているだけで1500人近くが亡くなった悲劇から22日 で75年。生存者や遺族は今も海底に眠る犠牲者を悼む。 僕の購読している毎日新聞にも「対馬丸」の記事があったように思うが、もちろん一面ではない。 前後3日間の新聞を取り出して見ると、23日の新聞が対馬丸慰霊祭を扱っていた。 「対馬丸撃沈75年 癒えぬ傷」 こういう見出しで、当時11歳で船に乗った方のことが紹介されていた。 自身は漂流の末に救助されたが、母ときょうだい5人を失った。「今も 事件を思い出して泣くことがある」。75年たっても癒えぬ悲しみを胸に静 かに手を合わせた。 本が出てアニメも作られた。 見た記憶はあるのだが、雰囲気で読んだり見たりしていて、実際の哀しみに思いを馳せることはなかった気がしてならない。いま、少しはちゃんと受けとめられてるかなと思う時もある・・・ いろんな事実を生活の細部にわたって知ろうとしないと向こうからはやって来てくれない。 改めて肝に銘じよう。
2019.08.30
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夏季休暇で沖縄に行った息子に地元の新聞を買って来てもらった。8月22日の新聞。一面は沖縄タイムスも琉球新報も「対馬丸」のこと。沖縄タイムスにはこんな説明がある。 アジア・太平洋戦争中の1944年8月、那覇から長崎へ向かっていた 学童疎開船「対馬丸」が米潜水艦の魚雷攻撃に遭い、鹿児島県悪石島沖 に沈んだ。判明しているだけで1500人近くが亡くなった悲劇から22日 で75年。生存者や遺族は今も海底に眠る犠牲者を悼む。 僕の購読している毎日新聞にも「対馬丸」の記事があったように思うが、もちろん一面ではない。 前後3日間の新聞を取り出して見ると、23日の新聞が対馬丸慰霊祭を扱っていた。 「対馬丸撃沈75年 癒えぬ傷」 こういう見出しで、当時11歳で船に乗った方のことが紹介されていた。 自身は漂流の末に救助されたが、母ときょうだい5人を失った。「今も 事件を思い出して泣くことがある」。75年たっても癒えぬ悲しみを胸に静 かに手を合わせた。 本が出てアニメも作られた。 見た記憶はあるのだが、雰囲気で読んだり見たりしていて、実際の哀しみに思いを馳せることはなかった気がしてならない。いま、少しはちゃんと受けとめられてるかなと思う時もある・・・ いろんな事実を生活の細部にわたって知ろうとしないと向こうからはやって来てくれない。 改めて肝に銘じよう。
2019.08.30
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朝6時頃孫の所を出た。朝早く運転するのは気持ちいい。一般道を走るのだが、まだそんなに混まない時間帯。それでも朝練だろうか、学生らしき姿が何人か見られる。湿気が多いが窓を開けて走ると涼しい風が入ってくる。須知で福知山方面に向かう。そろそろ朝の弱い孫も起き出してご飯を食べている頃かなと思いながらハンドルを握る。福知山に8時頃。カフェの駐車場でシートを倒して仮眠。15分ほどだがぐっと楽になる。店の中に入ってモーニングを注文。新聞を読み、読みかけの小説を読んでから駅前の駐車場で図書館が開くのを待つ。3冊返して3冊を借りる。次は宮津の図書館。大江町から高速に乗り宮津で降りる。ところが宮津の図書館は本日休館。返却ボックスに返すだけ返した。予定より早く家に着いた。昼食の後、新聞を読み、少し横になってから畑に。2日間見ないうちに、キュウリがずいぶん枯れていた。トマトの支柱や杭を抜き、トマトも引っこ抜いた。ダイコンやハクサイもそろそろ準備が必要だ。その後走った。ランを再開して今日が一番いい感じで走れた。
2019.08.29
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村上春樹は「走る小説家」なんだそうだ。以前読んど事のあるエッセイ集なのだが、ランを再開するにあたって図書室で見つけた。少しずつ読み始めている。 分かるなあ、と思う箇所がいくつもある。 村上春樹が言ってることと少し違う文脈で分かった気になってるだけなのかもしれないが、いいなあと思う文。 誰かに故のない(と少なくとも僕には思える)非難を受けたとき、あるいは当然受け入れてもらえると期待していた誰かに受け入れてもらえなかったようなとき、僕はいつもより少しだけ長い距離を走ることにしている。いつもより長い距離を走ることによって、そのぶん自分を肉体的に消耗させる。そして自分が能力に限りのある、弱い人間だとあらためて認識する。いちばん底の部分でフィジカルに認識する。そしていつもより長い距離を走ったぶん、結果的には自分の肉体を、ほんのわずかではあるけれど強化したことになる。腹が立ったらそにぶん自分にあたればいい。悔しい思いをしたらそのぶん自分を磨けばいい。そう考えて生きてきた。黙って呑み込めるものは、そっくりそのまま自分の中に呑み込み、それを(できるだけ姿かたちを大きく変えて)小説という容物の中に、物語の一部として放出するようにつとめてきた。 独特の言い回しで村上春樹は語る。 でも若い精神というか、ストイックでまっすぐな精神が瑞々しい。 昨日から孫の所に来ているが、家から20分ぐらい走った所にある光明寺まで走った。 休んでもいいのだが、こんな文に触れると走りたくなる。
2019.08.28
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4月にケガしてから、予定していた2つの大会をキャンセル。何回か走り始めたのだが続かなかった。11月23日の福知山マラソンだけは走りたいと思っている。 約3ヵ月前となる9月24日、ラン再開! 今度こそ続けなくちゃと3日連続で走っている。 さすがに3ヶ月のブランクは大きい。 すぐ息が上がる。 脚もだるい。 でもここが我慢のしどころ、歩くことも良しとしてとにかく走ろう、走れる距離や時間を伸ばしていこうと思っている。 3日目の今日、まだ1時間ぐらいのジョグなのだが、前半が特に苦しい。 でも今日久しぶりに気持ちいい、と思える時間があった。 リズムよく軽い足取りで走れた時間が確かにあった。 明日は孫の所、天気も下り坂。 走りにくい条件もいろいろ出てくる。 「休養」もとりつつ走り続けたい!、
2019.08.26
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7月の「ふくしま・こどもキャンプ」での副施設長(桑澤)さんの話。児童養護施設の現状、自立を余儀なくされる18歳、それ以降の生活について淡々と語られたが、ものすごく重い現実が語られた。以下、8月15日の毎日新聞の記事の引用。「自立を言葉にすると簡単だが、実際には18歳で施設を出た後の子どもたちの自立には大きな課題があ る」と語った。 桑澤さんは「児童養護施設とは何か」を語った。施設に入る際は「措置」という言葉が使われることが示すように、子どもはある日突然、それまで住んでいた家や家族から切り離されて「今日からここで生活する」と告げられる。子どもにとって希望して入ったわけではないため、施設を信頼することはなかなか難しい。 しかし子どもにとって施設は「家」であり、24時間の生活がそこにある。施設から学校に通うようになるが、食事をとることもままならなかった子どもが多く、よく「ご飯あるの」などと聞いてくる。それが次第に「先生、今日の夕ご飯は何?」と聞いてくるようになる。 桑澤さんは「育英舎に入ってくる子は不幸だとは思っていない。かわいそうだとは思っていない」と語ったが「18歳でポンと社会に出た後のアフターケアが大きな課題だ。正社員が非常に少ない。派遣村に来た人の多くが養護施設出身と聞いたが、社会に出て苦労しているのが現実」と強調した。 さらに話は続くのだが、僕もそうだが多くの人が知らない現実、だったのではないか。 この場にいたボランティアの高校生や大学生は同世代の若者のこんな現実をどんなふうに受け取っただろうか。
2019.08.25
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午前7時、作業開始。 今日は村の総役。 文字通り村人総出の草刈りや川にたまった泥や土を上げたり均したりする作業。 各世帯から一人参加して、汗を流す。 ただし高齢世帯は免除される。 僕の組は12世帯だが、2世帯が免除されるので10人がそれぞれ草刈り機を持って集合場所に集まった。村は現在8つの組(隣組)に分かれている。2年ごとに担当場所が変わる。今年は昨年と同じだ。 開始時刻は組に任されている。暑くならないうちにと僕の組は7時開始。 10人が草刈機を一斉に動かし作業を始める。 フル回転して少し休憩。 副区長さんが参加者の確認に回ってきた。 僕らは10台の草刈り機だが、別の組では3台しか動いてないという。 担当場所が変わるのだが、少なくとも僕らが今回担当した場所を3台の草刈り機では絶対無理だ。 その組その組の事情があり、一概に結論付けられないが、高齢化も大いに関係している。 村としても考えて行かなきゃならない問題だ。 休憩も入れて3時間の作業! 例年に比べて暑くなかったので良かったが、さすがに疲れた。 草刈機の振動で手がしびれてる感じ。
2019.08.24
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ふくしま・こどもキャンプの1週間のスケジュールの中に「ふくしま」を語ってもらう時間を入れている。このキャンプは原発事故をきっかけに全国各地で行われた保養キャンプ(線量の高い福島から離れて、その心配のない地で一定期間生活することで体にいい変化を生み出すことを目的にしたキャンプ)の一つ。 毎年、「ふくしま」への理解・そして思いを少しでも深めてもらおうと1時間~1時間半くらい、あの現場にいた先生方に語ってもらう時間を設定している。 3.11の大地震の揺れであったり、原発事故が起きて子ども達を連れて避難した時の様子だったり、先生方自身が施設に残るか家族と避難するかのぎりぎりの選択を迫られた話だったり……とか、遠く離れた京都にいると気づかない、もしくは想像するのが難しい現実を、その都度聞かせてもらった。 高校生たちにとっても、わずかな時間であってもフクシマに思いを馳せる貴重な時間となったはずだ。 今の高校生だが、ボランティア活動は学校も進めていて、参加した場合「評価用紙」が渡されスタッフが記入していちおうの「成績」に加算されるというシステムになっている。「評価」のためにボランティアに来てるとすればそんなボランティアはいらない、という声も聞くが、でも「きっかけ」がどうであれ「ふくしま」を知り「ふくしま」に出会う、また災害ボランティアについても理解を深めたりする時間ともなっているその事実を大事にしたい。 今年の講演「ふくしまの今」は児童養護施設そのものについての話や18歳で施設を出て「自立」しなければならない現実が現在の福島の状況と合わせて話された。8月15日の毎日新聞でその話が掲載された。毎回思うのだが、きちんと的確に記事にされていてすごいなと思っている。 別途また紹介する。 2019.8.21 ヤマユリにとまっていたカマキリ
2019.08.23
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豊岡の玄武洞まで行き車を停めた。先日友人から「ツバメのねぐら入り」を見に行こう、とのお誘いがあった。孫に見せてやりたかったが、残念ながら機を逸した。 そこで今日思い切って行くことにした。 日が沈むころだから、明るいうちはまだその気配はない。 教えてもらった通りの場所に着いた。 時間がありそうだから、ジョグを兼ねて少し走った。 5分も走ったろうか、ふっと空を見上げると上空に黒い点々が次々に現れた。 ツバメの大群が次々に現れ、大きくなったり小さくなったり、そしてまた地面すれすれを通りすぎたり・・・ 少し離れたところに同じように見に来たんだろうか、男の人が寝転んで見ている。 宇治にいた頃の知人が、ビール片手に宇治川の河原ででのんびりねぐら入りを楽しんでると聞いたことがある。ただでさえ気持ちのいい円山川沿いの堤防。灯りをつけた電車が通るのもなかなかいい。 もう一度見たいなあと思いながら帰った。 ビールを飲みながらのんびりとできたら最高だ! 2019.8.22 この広々とした風景の中に 日没の頃、もう少し暗くなったころ、空にたくさんのツバメが現れてくる。 南の国に渡る前に飛ぶ練習をみんなでするんだそうだ。 そうして夕方、河原のねぐらに帰って来る。 ツバメのねぐら入り! 実際に見ないとその素晴らしさは、きっと分からない。
2019.08.22
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朝と夕方、畑に出て草取りをしている。梅雨以降、それはもう猛烈に生えている草をむしっているのだ。 少し涼しくなってきたとはいえ、蚊はやってくるし、しゃがんでいるとだんだんと蒸し暑さが増してくる。でも少しずつ少しずつ伸び放題だった畑が、元の畑らしくなってくる。 猛烈な日差しの中、集めた草は乾燥しからからになる。 それを夕方少しずつ燃やす。或いは別の場所に積み上げる。 草取りをしてると、たくさんの虫が飛び出してくる。 知らない虫がほとんどだが、虫かごに入れたら相当な数になるはずだ。 シソもぐんぐん大きくなっている。 赤ジソは梅干し作りをしないから抜き取る。青ジソは時々使うので残す。 強い植物なので、毎年畑のあちこちに勝手に生えてくる。 カボチャは結局ダメだったが、接ぎ木のキュウリの苗からカボチャの葉っぱや花が咲いて、ダメもとで受粉させてみた。時期的にも遅いし食べられないかもしれないが、経過を見て行くのは面白い。 先日台風が来るというのでトマトのビニルの屋根を取り外した。 いくつかの青い実が赤くなるのかどうか、肥料をやってこれまた様子を見ている。 新聞の折り込みチラシに秋に植える野菜のことが出てくるようになった。 もう少し草を取って、耕運機で畑を起こして、本格的な準備にかかる。 2019.8.21 ヤマユリ ⁈ この時期あちこちに咲きだす
2019.08.21
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かつて読んだはずの峠三吉『原爆詩集』。 序 ちちをかえせ ははをかえせ としよりをかえせ こどもをかえせ わたしをかえせ わたしにつながる にんげんをかえせ にんげんの にんげんのよのあるかぎり くずれぬへいわを へいわをかえせ この「序」の印象が強い原爆詩集だが、読んでいくのは辛い。 すさまじい原爆の悲惨・悲嘆の様が描かれている。 長くなるが、最初の詩「八月六日」を書き写す。 八月六日 あの閃光が忘れえようか 瞬時に街頭の三万は消え 圧しつぶされた暗闇の底で 五万の悲鳴は絶え 渦巻くきいろい煙がうすれると ビルディングは裂け、橋は崩れ 満員電車はそのまま焦げ 涯しない瓦礫と燃えさしの堆積であった広島 やがてボロ切れのような皮膚を垂れた 両手を胸に くずれた脳漿を踏み 焼け焦げた布を腰にまとって 泣きながら群れ歩いた裸体の行列 石地蔵のように散乱した練兵場の屍体 つながれた筏へ這いより折り重った河岸の群も 灼けつく日ざしの下でしだいに屍体とかわり 夕空をつく火光の中に 下敷きのまま生きていた母や弟の町のあたりも 焼けうつり 兵器廠の床の糞尿のうえに のがれ横たわった女学生らの 太鼓腹の、片眼つぶれの、半身あかむけの、丸坊主の 誰がたれとも分らぬ一群の上に朝日がさせば すでに動くものなく 異臭のよどんだなかで 金ダライにとぶ蠅の羽音だけ 三十万の全市をしめた あの静寂を忘れえようか そのしずけさの中で 帰らなかった妻や子のしろい眼窩が 俺たちの心塊をたち割って 込めたねがいを 忘れえようか!
2019.08.20
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孫が帰って行った。1週間丹後にいた。 子ども達も帰ってきて、孫はそれぞれに相手をしてもらってご機嫌な毎日‼ 出会うたびに成長を感じる孫! 我が家の「図書室」で本を借り、図書カードを作った。 夏休みの自由研究だと言って『○○ストーリー』というマンガを2つ作った。 次男と野球をやった。 切ったり貼ったりして工作もやった。 ふだんに比べて寝る時間が遅くなったが、たくさんおしゃべりした。 図書館に行って本も借りた。 『1ねん1くみ』シリーズ(25巻)をもう一度順番に読む(読み聞かせる)ことになりそうだ。 草取りもした。 サワガニ取りもした。 海にも行った。 けっこう波があったらしいが、ジャンプしてその波を越えるのを楽しんだようだ。 ・・・・・・・・・ たった10日後であっても、次に会うとまた大きくなったなあと感じてしまう気がする。
2019.08.19
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8月9日長崎に原爆が落とされた日。式典が開かれ、その中で平和宣言を長崎市長が読み上げる。こんなふうに始まる。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 目を閉じて聴いてください。幾千の手足がふきとび腸わたが流れ出て人の体にうじ虫がわいた息ある者は肉親をさがしもとめて死がいを見つけ そして焼いた人間を焼く煙が立ちのぼり罪なき人の血が流れて浦上川を赤くそめたケロイドだけを残してやっと戦争が終わっただけど……父も母も もういない兄も妹ももどってはこない人は忘れやすく弱いものだからあやまちをくり返すだけど……このことだけは忘れてはならないこのことだけはくり返してはならないどんなことがあっても…… これは、1945年8月9日午前11時2分、17歳の時に原子爆弾により家族を失い、自らも大けがを負った女性がつづった詩です。自分だけではなく、世界の誰にも、二度とこの経験をさせてはならない、という強い思いが、そこにはあります。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 被爆者の平均年齢は82歳を超えているという。 核の威力でなく悲惨が記憶されねばならない。 福島の事故は核兵器だけでなく核がもたらすものが何であるかを示した。 「核の平和利用」という言葉を何となく信じていた頃もあった。 「温暖化防止に貢献する、二酸化炭素を排出しないクリーンエネルギーとしての原子力」という宣伝に惑わされていた。 事実を見る(見抜く)目を持ちたい!
2019.08.18
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8月はヒロシマ・ナガサキに原爆が落とされ、一昨日は敗戦となった日!新聞テレビは毎年関連ニュースやドキュメントを流し、戦争を扱った映画を上映する。 先日放映された『この世界の片隅に』もヒロシマに落とされた原爆を扱っている。戦時下の厳しい状況を描きつつ、一方で日々の穏やかな生活や感情を丁寧に描いていて、それだけに戦争や原爆のむごさや悲惨さが浮き彫りになって来る。 高校野球の合間にたまたまチャンネルを動かしていたらBSで『ヒロシマの画家・四国五郎が伝える戦争の記憶』という番組を放送していた。少し前、この四国五郎について新聞に載っていた。これまでに何回も読んでいた絵本『おこりじぞう』(山口勇子・原作 沼田燿一)の絵を描いていたのが四国五郎だった。 他にも絵本『ムッちゃん』(中尾町子・原案 中川正文・文)、読み物『ヒロシマ 語り部の歌』(大野充子・作)の絵が四国五郎の絵だった。何気なく読んでいたストーリーや絵が、どうしてなのか分からないが、とてもリアルに迫ってくる。 そうして今日の放送。まだきちんと見てないが録画してあるので、あとでじっくり見ようと思う。 四国五郎本人はシベリア抑留の過酷な現実を生き延びたが、彼の弟は原爆で亡くなった。その弟の日記と共に四国五郎がヒロシマを描き続けるその思いをていねいに追っていた。 8月は恒例の戦争や平和を考える月! 子どもや孫が人を殺すのも殺されるのも絶対にいや!
2019.08.17
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10日から孫が来ている。12日には娘。13日は次男夫婦。その13日、妹夫婦が野間の墓参りに来ていて、みんなで一緒に墓参り。その後、裏庭でバーベキュー!14日、孫は次男夫婦と海水浴に。夜は納涼祭!孫も出かけて行った。後で覗いてみると、金魚すくいの袋を3つ持ってる!ちっちゃなちっちゃな金魚が50匹ぐらいいそうだ。水槽を用意して、少し袋に入れたまま水温に慣らして入れた。15日、金魚は朝になっても元気に動き回っている。ところがでっかいガラスの水槽たら水がしみ出していた。小さい3つの水槽に移した。午後には孫の大好きな次男夫婦が帰って行った。娘は16日朝、帰る。孫は18日に帰る。こうして盆が終わる。
2019.08.15
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昨晩布団に入ったのは10時前だったか。2階は暑い、クーラーはあまり好きじゃないので、少し前から比較的涼しい下の部屋で寝るようにしている。実際網戸にして寝ると、ヒンヤリとした風が入り込んできて気持ちよく眠れるのだ。 ところが蚊の羽音が聞こえてきた。 刺されたわけではないが目が覚めた。 もう朝かと思ったが、まだ11時半を回ったところ。 今年はどうしてか蚊が少ない。 網戸にして、部屋も開けっぱなしにして寝るのだが蚊が寄ってきて眠れなかったことはない。 どこにいるのか確かめようとしたが、分からない。 仕方なく蚊取り線香をつけることにした。 風の向きを考えて置き場所を考えるのだが、はっきりとは分からない。 2~3回場所を変えてみて、いつのまにか眠っていた。 朝は4時過ぎに目が覚めた。 完全に寝不足! 暑いので無理しないように気をつけている。 2019.8.9 見上げると・・・ 墓掃除の途中。ここには蚊がうじゃうじゃいる!
2019.08.11
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少しずつ日が長くなり、夜明けも遅くなっている。朝晩は戸を開けると涼しい風が入ってくるようになった。 今朝は4時半に起き出した。 年を取ると早寝早起きが加速すると誰かが言ってたが、ほんとにそうだ。 この猛暑の夏、昼間は外に出るのがイヤになる。 朝が早い分、昼までに眠くなる。 少し横になるとそれだけでずいぶん違う。 朝涼しいうちに水やりをしたり猛烈に伸びている畑や家の周りの草取りをしたりする。 墓掃除の残りをしようと思っていたが、行きそびれた。 明日こそ行かなきゃ! 線香を立てる灰がカチカチになっていたので、新しい灰も必要だ。 畑の水やりも必須だ。 夕方の水やりだけでは不十分。 すぐに土の表面が乾いてしまう。 キュウリが毎日のようになるからその収穫も朝の仕事。 明日は子供や孫が来る。 孫に整理した書庫を見せてやらなきゃ! 2019.8.8 これも案山子! 後姿の大人なんか限りなく本物に近い!
2019.08.10
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朝6時過ぎ、墓掃除に行った。この時間、まだ涼しい。虫よけジェルを塗り、蚊取り線香を持って裏山から歩いて5分くらいの墓に向かう。 この前、墓の周りの落ち葉を掃き、草を抜いた。 今日は墓を洗おうと決めていた。 墓掃除は春のお彼岸以来、当然汚れている。 少し離れたところにある水道から水を汲んできて、ひしゃくで水を賭けながらタワシで汚れを落とす。 水を流す。またごしごしして、また水を・・・この繰り返し。 蚊が出てくるが蚊取り線香を3カ所に置いてやると、何とか刺されずに過ごせた。 だんだんと気温も上がってきて日も差して来たところで引き上げた。 明日もう少し残りをやるつもりだ。 空に雲、暑いが何となく秋っぽい雲⁉ 2019.8.9 今朝の空!
2019.08.09
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豊岡から福知山方面に行く時、左手にたくさんの案山子が並べられていた。あれッと思ったのだが、急いでいたのでそのまま走った。 今日、孫の所から福知山を経由して豊岡に行く時、右手にその案山子たちが見えて、車を停こんなめた。 ちょっとした広場にみんな(村人)が集まっている感じで、魅せられる。 たまたま昨日の川柳にあった「昭和」のイメージだ。 ※向田さん昭和は遠くなりました (取手 崩 彦) よく見るとフェンスに看板がかかっていてこんな文字が・・・ かかし広場 三岳 かかしの 笑学校 サークル これも一つの村おこしかな。 これだけの案山子を作るのは大変だ。 サークルとあるからこの地域の何人かのメンバーで村を盛り上げようと始めたのかもしれない。 2019.8.8 み~んな案山子!
2019.08.08
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孫の所で寝る前に本を読むのが習慣になっている。何を読もうか、いつも考える。図書館でかなりの数を借りてきて、その中から何冊か持っていく。 その中でも『1ねん1くみ』シリーズ(後藤竜二・作)はお気に入りだ。 全19巻らしいが1~2冊まだ読んでないのがある。 一緒に読んでいくと登場人物の一人一人や担任の先生がステキに思えてくる。 泣き虫の「ぼく」と乱暴者の「くろさわくん」を中心にやクラスの友だちや家族が温かく描かれている。 今回は他に絵本『かわいそうなぞう』を借りてきた。 東京の上野動物園の象が戦争中エサを与えずに死なせたという話だ。 空襲でオリが壊れて猛獣が外に飛び出し人を襲う危険を考えて、動物たちが殺されたという話。 以前は教科書にも出ていた記憶があるし、戦争のもたらすものを示す題材でもあった。 孫がどう受け止めたのか分からない。 絵本の後ろを読むと1970年発行とある。ほぼ50年前の本。 こんな絵本や話もまた読もうと思う。
2019.08.07
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先日NHKでアニメ『この世界の片隅に』が放映された。こうの史代さんの原作のマンガが出た頃読んだ。ビデオでも見た。 先日図書館に行った時、アニメ絵本『この世界の片隅に』を見つけた。 戦時中の暮らしがとても丁寧に描かれている印象が強かった作品、確かにそうだった。 この本を読んだ後、録画しておいた『この世界の片隅に』を少しずつ見ている。 主人公すずがとても愛おしい。 8月は戦争や平和について新聞・テレビでたくさんの報道や作品が出てくる。 先日の毎日新聞には、明日8月6日の広島平和祈念式典で市長の平和宣言に盛り込まれる被曝者の歌が紹介されていた。 おかっぱの頭から流るる血しぶきに妹抱きて母は阿修羅に どぶ川に人人人が流れゆく言葉にならぬ言葉を発して 麻酔なし頭のガラスの摘出手術机の上であばれる妹 村山希美枝 またこんな本も読んだ。 『手塚マンガで憲法九条を読む』。 テレビの『やすらぎの刻』(倉本聰)も戦争を扱っていて、生々しいセリフが交わされる。 「徴兵忌避」や「憲兵」「傷病兵」「満州開拓団」等々戦時下の生活のいろんな面がていねいに描かれる。 今、世界は危ない、とても危ない時代になりつつあるような気がする。 日本もまた危ない、のではないか……
2019.08.05
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8月、お盆の月だ。盆に近いこの時期、毎年「壮健会」で墓道掃除が行われる。 朝7時、裏山からお墓に行く道の草刈りや、道に積もった落ち葉を掃きだしてきれいにする作業が始まった。近所の4人でこの恒例行事をこなす。 以前はこの道を上って墓参りをしたものだが、今はほとんど使わなくなった。 高齢化が進んだこともあるし、車で道の駅「丹後王国」の敷地内の端っこまで行くと、坂道を通らなくて墓参りが行けるようになったことが大きい。 今はほとんど裏山を利用する人はいなくなった。 それでもこうやって1年に1度であっても、こうやって整備することで多少なりとも「荒廃」を防ぐ効果もある。 朝7時開始ではあるが、すぐに汗が噴き出る。 竹やぶの近くでもあり蚊がわんさか寄って来る。 冷たい飲み物を飲みながら雑談、この時間が互いの生活の交流の時間ともなる。 葡萄を作っているMさんはカラス対策の作業でこの暑さの中、連日奮闘されている。 墓道掃除が終わった後、我が家のお墓の草取りや落ち葉を掃きだす作業! ここでもたくさんの蚊が寄ってきて手で追い払いながらの作業! まだやり切ってない。 また朝早い時間に来てきれいにする。 今度は蚊取り線香を焚いたり、虫よけスプレーも準備しよう。 2019.7.25 丹後王国のバスで移動した ~ふくしま・こどもキャンプ~
2019.08.04
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震災当初仙台にいた歌人大口玲子さんは子どもとともに仙台を離れる。原発から30km以上離れている仙台であっても政府の「ただちに影響を及ぼすものではない」という言葉への不信は強い。 距離 パソコンを点しつながる朝焼のひかりの海に沿ひ四基見ゆ Googleマップいくたびも見る 原発とわれとの距離を確かめながら 放射線見えなばいかに光るらむ欅並木は雨に濡れつつ みどりごは祝福されて原子炉から三〇キロを隔てて眠る 逃げる 昼夜等分近づけば日々あきらかに子の髪に降る放射線量 見えぬものは見ない人見たくない人を濡らして降れり春の時雨は 子の好きな屈折放水車けふ絵本を飛び出し福島へゆく 避難民となりてさまよふ仙台駅東口みなマスクしており ごく一部の引用だが、当時の緊迫した思いが伝わってくる。 たまたま先日読んだ村上しいこさんの『青春は燃えるゴミではありません』という作品のあとがきに大口玲子さんの名前が出てくる。牧水・短歌甲子園に出場する高校生たちの姿を描いた本だ。 その審査員に大口玲子さんがいたのだ。 ※ちなみに俵万智さんも名前を連ねている。 そう言えば俵万智さんも震災を契機に、子どもを連れて仙台から石垣島に移り住んだ。 そして今は宮崎で活躍している。 あの頃も今も福島だけでない、震災前に住んでいた場所に戻らない人がたくさんいる。 2019.7.27 キャンプ、最後の夜!
2019.08.03
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スタッフも泊まり込みのボランティアも疲れてきてはいるが、明日は帰るだけだから今日が最後の1日!最後の海水浴に、午後はK先生の『ふくしまの今』と題したお話。夜はバーベキューと花火。 今日1日だけの参加の高校生を乗せて宇川ハウスへ。 さっそく打ち合わせ。 福知山から参加の大学生と、昨晩遅く来てくれた大阪の方も一緒に挨拶をしてもらう。 大学生は東北ボランティアに中学生の時参加してくれた人。 それ以来だからあの中学生が・・・とすっかり大人になった印象で感激! さっそく最後の海水浴! 貝とりにテトラポットに向かう子、波打ち際で水鉄砲をかけあいはしゃぐ子。 先生に海に放り投げられて喜ぶ子、浜沿いに貝殻を探す子。 それぞれの場面にボランティアが添い、また一緒に遊ぶ。 最初海に入るのを渋っていた高校生も子どもに促されて楽しんでいる。 お昼は嵐山子ども食堂のTさんが高校生大学生と冷麺を作ってくれた。 午後3時頃から、K先生の話。 毎年先生方から話を聞くのだが、今回は児童養護施設の現状のようなことについても話してもらった。 初めて聞いたわけではないのだが、リアルに感じられたのは、施設にいることができるのは18才まで。つまり高校を卒業すれば施設を出なければならない。18歳で「自立」する難しさは想像以上のものがある。そしてさらに驚いたのは、施設を出て除染作業に携わる人がいること。いったん入ると抜けたくても抜けられない現実があること。 リアルに感じられたのは、このキャンプに参加したことのある福島の子ども達の顔が浮かんできたこともあるし(現に2~3年前に来てくれた子が今年高3で来年春には施設を出なければならない)、今この話を聞いている高校生や大学生がいきなり「自立」を促されたらどうするだろうと考えたこともある。 この話、地元の高校生はこの日2人だけだったが、他の5人にも聞かせたかったなあ… 2019.7.27 バーベキューをしてる時、ふっと上を見るとこんな空!
2019.08.02
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キャンプの途中くらいから梅雨も明けて急に暑くなってきた。セミの鳴き声もうるさいくらい。とは言え、丹後ではまだ山があり家と家の間も空いていて、都会ほどの暑さではない、ような気がする。 30日から孫の所に行っていた。 その暑さと言ったら、もう少し出るだけでうんざりする。 できれば外に出たくない。 朝も玄関を開けると強烈なセミの大合唱! 本当は夜はエアコンなしで戸を開けっぱなしで寝たいのだが、それは無理! アスファルトや屋根の熱が残って、朝まで引きずっているのだ。 今朝は5時半頃に出て丹後に向かったのだが、太陽が当たって痛いくらい! ここしばらくこんな暑さが続くという。 家に帰ると畑はもう草が伸び放題! 墓掃除や盆の用意が待っている。 しっかり寝て水分もとって、やることをやっていこう。 2019.7.26 夕陽を見ながら祭りの会場へ行った ~ふくしま・こどもキャンプ~
2019.08.01
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