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2006年10月12日
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カテゴリ: クラシック
 めぐろパーシモンホール 16:00~
 2階席左手

 モーツァルト:ディヴェルティメント第14番変ロ長調KV.270 (ハーゼル編曲)
 ダンツィ:木管五重奏曲ヘ長調 op.56-3
 ヒンデミット:5つの管楽器のための小室内音楽 op.24-2
 モーツァルト:「コシ・ファン・トゥッテ」KV.588によるハルモニームジーク
         (ウルフ=グィド・シェーファー編曲)
 フランセ:木管五重奏曲第1番
  <アンコール>
  イベール:3つの小品
  荒城の月

 で、本来のコンサートがこちら。
 木管五重奏というのはそれなりに人気のあるフォーマットなんですね。ブラスバンドの流れでか、木管楽器は意外と演奏する人が多いのでしょうか。曲も、近現代フランスとかで作品が多いようで。その辺の垢抜けた感じもあって、人気があるんでしょうか。
 チラシには、「まばゆい色彩と、躍動感溢れるベルリン・フィルのヴィルトゥオーゾ達」とありますが、ちょっとそういう雰囲気とは違うような?どうだろ?

 一番面白かったのはダンツィ。年代的にはベートーヴェンに近そうな人で、聞いたのは多分初めてですが、溺れない程度に叙情的で、なかなかよいです。
 全体的に、構成を持ってしっかりと音楽を構築するスタイルの曲はなくて、まぁその辺が少し喰い足りない風はあるのですが、もともとそういうフォーマットではないし。そういうのが聞きたければ別のもの聞きに行かなきゃ、ってことですから。確かに木管五重奏なんていうと、そういう音楽造りよりももっと面白いことが出来ますからね。
 まぁ、そういう意味で言うと、コシ・ファン・トゥッテの編曲物は、元の曲を知っているだけに、ちょっとしんどかったかな。これだったらわざわざ木管五重奏で聞かなくてもいいよ、元のオペラ聞くよ、というような。木管五重奏としては、これはこれで面白いんだと思いますが。そう、こういうコンサートは、木管五重奏というものを如何に楽しむか?という視点で聞かないといけない面はあるんでしょうね。
 最後のフランセも、モダン、という言い方がしっくり来る様な音楽で楽しかったです。この人はもうちょっと聞いてみたいですね。アンコールの荒城の月は、まぁ、悪かないけど....(^^;

 流石に演奏は素晴らしかった。ホルン(これは金管)、フルート、オーボエ、ファゴット、クラリネットの5種の楽器でありながら、音を受け繋いで行くところでは見事に異なる楽器ながら等質性を感じさせる響きで、とても自然な受け渡し。(そういや、これもマスタークラスで指摘していたことでした)
 旋律の歌いまわし、フレーズの取り方なども自然かつお見事。







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最終更新日  2006年10月13日 00時18分22秒
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