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2021年01月17日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
東響の今日の演奏会が感染者発生によって中止になったそうです。

 ​ https://tokyosymphony.jp/pc/news/news_4455.html

 まぁ、正直言うと、あまり驚きはないですね。
 1日の感染者数が、東京で言えば、平均すれば概ね1万人に一人のペースで出ている状態が続いていて、それは近県でもそれほど大きく変わってはいないので、既に単純計算なら2000人くらいいたら一人くらいは感染しててもおかしくない、というのが現状ですから。無論分布には当然偏りはあるし、オーケストラは精々100人くらいの集団ですから、必ず起きるわけでは無いけれど、起きてもおかしくはない。ということだろうなと。

 実際、似たような状況で、新日フィルも大晦日の公演中止してましたし。

 ​ https://www.njp.or.jp/news/21345

 冬だし、こういう状況だと確率論的には避け難いってことでしょうね。どこのオケでも起き得る話なのだと思います。

 改めていろいろ見ているのだけれど、やはり業界的には相当「コロナ疲れ」が進行しているのでしょうかね。いや、そういう言い方が妥当なのかはわからないし、業界に限らずという気もするのですけれども。
 新型コロナの感染が拡がった去年の2月頃から、緊急事態宣言の頃には、一斉に公演を中止するという事態で、当然大騒ぎしていたわけですね。その後、緊急事態宣言の解除を経て、徐々に公演が再開され始めた6月から夏あたりにかけては、再開の案内と併せて、如何に安全を担保するかの取り組みなどが盛んに報じられたりして。ここまでは、なんというか、世の趨勢と概ね軌を一にしていたと思うのですね。
 ただ、秋が深まったあたりから、徐々に分裂が起きているような。政府の規制解除と共に、それまでおっかなびっくりで公演をしていて、収容人数も半分に限っていたものが、クラシックは満員にしてもいい、となって、その辺から元のように公演を行うところが増えて来たのは周知の通り。ところが、その動きが出始めた11月頃から、感染者がまた増え始めたのですね。でも、今回の緊急事態宣言が出るまでは、特段規制が言われなかったこともあって、一部の公共ホールが「1席開け」の類を続けたのに対して、あくまで「問題ないから」と原則全席販売を続けたところもあり。そうこうするうちに今回の緊急事態宣言再発なわけですが、現状でも方針はバラバラのようです。一応今売っているチケットは収容人数半分で売っているようですが....

 今の状況を見ていると、「どうすれば感染を防いで公演が出来るか」といった話はあまり改めて出ているようには思えません。まぁ、それも道理で、距離置いて、飛沫飛ばないようにして、消毒して、ってそのくらいしか無いわけで、それ以上の新しい方策があるわけでなし。ただ、それ以上に、「もうこういう話してもしょうがないからやめよう」的な雰囲気が漂っているように感じるのは、私だけでしょうか。
 正直、音楽関係団体は存亡の危機に近いような状況であるだろうとは思うし、だから、これ以上どうしろというのだ、という空気もあるとは思うんですけれども、今の状況は悪い意味での諦めが蔓延っているような気はするのですよね。

 こんな時にあんまり勝手なこと言うな、って言われそうな気はするんですが、でも、ちょっと思うことはあって。最近、「クラシック音楽家の大変な状況」みたいなのを報じられている中で、よく目にするのが「音楽は社会にとって必須ではない」「いや、社会にとって音楽は必要なんだ」というような話なんですけれども。でも、これ、昔から言うのだけれど、「そこでの音楽の定義は?」というようなことがあるような気はするんですよね。「それは"自分がやりたい"という接頭語が音楽の前に抜けてるんじゃないの?」とかいう....
 そういう意味では、これって前からやってる論議と一緒なんじゃないの?という。

 いや、だから、どうだというのを今ここで蒸し返す話ではないとは思うんですよ。ただ、なんというか、コロナコロナいうのに疲れた結果、言わないことにして、 論議もやめにして、ついでに目も瞑ってしまえ、って雰囲気があるような気がするのは、私の思い過ごしですかね....





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最終更新日  2021年01月17日 15時05分29秒
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