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やまやろうのフィルムカメラは2台。EOS kiss5とFUJI クラッセWだ。使い勝手が良いのは一眼レフのkiss5。合宿などの長期山行にはこれを携行する。今のところ電池交換程度で済んでいるが、どこかが壊れたらどうしよう。保険在庫としてkiss7が欲しいこの頃。以前は中級機であるEOS 7sが気になっていたが、kiss7と性能は大差ないのだ。それだけkiss7が完成された入門機であるということ。登山では軽量化が求められるので、見た目や所有欲の7sよりも携行性のkiss7に軍配が上がる。しかし最大の問題は売っていないということだ。生産中止となっており、市場に流れているものから求めるしかない。ネットでも引っかからないということは、もう無いのでは。中古品にはあまり食指が動かない。ま、簡単なのはkissX2(デジイチ)にしなさいということなのだ。メーカーがそう言っているとしか思えない。それでもいいのだけど、撮る行為はフィルムカメラが楽しいと思う。やまやろうがデジイチに切り換えたら、駄作連発な気がして。フィルムカメラは撮影枚数制限があるだけに、全神経を集中して一枚の撮影にあたることになるのだが、デジカメは気にしないのでどうしても撮影に甘く向き合ってしまう。本当は一枚一枚に心をこめないといつまで経っても向上しないのだ。フィルムがある限り(山に登る限り)デジイチ購入は控えよう。
2009/06/10
会社帰りに何気なく寄ったヤマダ電機。おおkiss X3なるデジカメが発売されているではないか。今度は動画も撮れると。この一台があったらビデオは要らないな。このような進歩を見ると、フィルム一眼を使う意味が見いだせない。先週お宅に立ち寄った920さんもフィルムカメラはなで回して所有することを楽しむ趣味になったとおっしゃっていた。それに撮影コストがまったく異なる。撮ることを純粋に楽しむのであったら、迷わずデジカメだ。リバーサルフィルムの画質にはデジカメは及ばないとはいうものの、世の中はそのようなことを気にせずデジカメに流れた。プロでさえそうである。画質で競うのはナンセンスとなった。フィルムカメラがデジカメに叶う所はなくなった。ひとつだけあるとすれば、先述の所有することの楽しみであろう。デジカメの進歩は速く、kiss X2でさえ型落ち、X3も半年すればどうなるか。最終形態が予想つかないので、買い時が分からない(買わないけど)。コンデジの方がまだ使用に耐えられるだろう。フィルムカメラは完成されたシステム。機械としても美しく、クラッセWなどフィルムを装填せずにいじくり回しているだけでも結構楽しいものである。さすが高級コンパクト。プラスティックで出来ているkiss 5ではそうはいかない。現在kiss 5には24枚撮りフィルムが入っているが、撮影の機会がない。デジカメの手軽さにより、ついそちらを使ってしまう。ネガフィルムだから画質はデジカメに劣ることも使用をためらう原因。余ったフィルムだから早く使い切りたいのだが、現像に出すのはまだまだ先になりそうだ。カメラへの熱は今のところ冷めている。やまやろうはカメラに限らず、物への執着をなるべくなくそうと心がけている。「モノより思い出」そうありたいが、何かに対する情熱が薄れるということは、人生において寂しい気もする。
2009/04/27
土日は家族で行動することが多いし、公園などで遊ぶだろうということで、久しぶりに一眼レフカメラを取り出した。沢山撮るだろうと予想し、公園に着いたらネガフィルム24枚撮りを装填した。一眼の方が素早く動くむすこに追随できるし、絞りを駆使してボケ味を生かした写真が撮れると考えたからだ。しかし使用したのはほとんどコンパクトデジカメであった。撮った画像をその場で確認できるところと失敗しても何度も取り直しができるところが最大の魅力なのだ。これがフィルムカメラを使おうという気持ちを完全になくさせた原因となっている。狙い澄まして最高の一枚を撮るというスタイルは、こども撮影向きではない。失敗をおそれず何枚も撮りまくり、その中から良い画像を選ぶスタイルが合っている。結局2日間でフィルム撮影したのはたったの4枚であった。終わったな。日常使いで一眼レフを出すことはもうないだろう(残り20枚を使い切る必要があるが)。残る用途は、G会の長期山行だけとなった。こちらは鮮明さ、耐寒性、信頼性などでデジカメよりかなりのアドバンテージがある。コンパクトフィルムカメラで済ましてしまうことも考えられるが。
2009/04/12
1ヶ月以上先送りしていた更新が、ようやくまとまった。といっても、写真のみでコメントま全くつけていない(余裕なし)。月末までには短文でもいいから書き込んでみよう。鍬崎山1日目(その1 その2 その3)2日目(その1 その2)
2009/03/27
ホテルアクア黒部のロビーにて、佐伯邦夫さんの写真展『水の国・水の郷』が開催されている(3月30日まで)。モノクロ写真とカラー写真合わせて20点近い作品が並んでいる。渓谷、田圃、海など身近な周囲に、さまざまな形態で存在する水を改めて知り、豊かな土地に住んでいることを幸せに思った。山を引退されてからも精力的に写真展やエッセー(4月に発刊予定)を発表されている邦夫さんに学ぶところは多い。うらやましがるより、やるかやらぬかだ。全ては自分の行動で決まる。
2009/03/22
ちまちま手がけていたスライド写真のデジタル取り込みが半分進んだ。まだ初日分であるが、枚数が多いので3回に分けて更新した。ここにコースタイムなどを記載したいが、まだまだ時間がかかりそうだ(1ヶ月経ってしまうが)。鍬崎山(1日目)その1鍬崎山(1日目)その2鍬崎山(1日目)その3分かる人には分かる場所からの写真であろう。何か感想があったらコメントお願いします。ブログ更新の励みにします。
2009/03/17
昨日、夜なべして鍬崎山登山のスライドをデジカメに取り込んだ。やろうやろうと思いながら時間がなくてようやくできた次第。スライドをただ撮影しても、うまくいかない。暗くなったりピンぼけしたり。今回はいろいろ条件をいじってみた。マクロ撮影モードにして、露出補正を+2/3にすると、ライトビューワ上の見た目と撮影データの見た目が似たものになる。スライドの透明感のある明るさが、これで再現できたのではないかと思っている。あとはスライドの枠を加工ソフトで切ってサイズを整えるだけである。それにしたって、90枚近い画像を全て加工するのですかい??ブログ用に選別せんならんねー。
2009/03/13
平日は早く帰宅しているものの、ブログの更新がなかなかうまくいかない。目下の課題は鍬崎山登山のスライド写真をデジタルデータにしてブログに載せるというもの。やろうやろうと思いながら、進めることができないのは、むすこの寝かしつけで一緒に寝てしまうということと、つい余計なネットサーフィンをしてしまうことが原因だ。山行記録もまとめていない(G会では報告書の提出は義務)。家庭を持つとこんなにも自由時間がなくなるものなのか。まあむすこやむすめの寝顔を見るのは楽しいし、家族みんなでとる食事も大切。独身時代にはなかった充実感であるが、もう少し何とかならないものかと悩む日々。デジカメは楽だね。すぐにブログに掲載できるから。でも、単なる記録写真になりがち。作品として載せるには、フィルムカメラで撮らないと納得がいかない。
2009/03/12
昼闇山のテレマークスキー。2日目に稜線に立つ。標高差約200mで時間切れ(体力切れ)であった。切れ落ちた北面斜面を何気なく見ていたら、動く点がある。デジカメの5倍ズームで撮影。2つの点が同時に動き、また重なりつつ右方に移動している。間違いなく動物だ。最初カモシカと思ったが、これまで群れているのを見たことがない。春に生まれた子かもしれないが。色が黒っぽいのも気になった。これはヤツなのかもー。やまやろうは目が利く。視力は悪いが動物を見つける能力は人より高いようだ。隣にいた50さんは分からなかったそうで。やまやろうは猟師になっていればよかったのかな?
2009/03/10
子供2人がネンネしている間に、そしてネット接続が安定しているうちに、正月山行の写真をブログに投稿した。あまりに遅くて、当日分の更新ができなくなってしまったよ。春一番が吹いてしまったが、1ヶ月半前を振り返って欲しい。
2009/02/14
フィルム高いな。やまやろうはプロビア400Xを使用しているが、5本で5620円であった。撮影したら追加で現像代(マウントも含む)もかかることになる。このご時世、ふんだんにフィルムを消費することは難しくなった。となるとデジカメの出番だな。ブログ用ならコンデジで充分なのだ。山仲間に写真を見せる際も、パソコンを持ち込んで画像を見せれば済むので苦労はない。フィルムカメラは道楽の世界に入ったようだ。実用上はデジタルが優れている。やまやろうもいい加減に一眼デジタルに移行すれば、こんな悩むこともないのだ。初期投資がネックだ。一眼デジカメは安くなったとはいうが、フィルム一眼よりは高い。しかしデジタルならすぐにフィルム代分を逆転してしまうだろう。それでも一眼デジカメに動かないのは、構図を熟慮せずに撮る可能性があるからだ。それってコンデジと同じじゃん。タダで撮れると思うと、適当にシャッターを押してしまいそうだ。張りつめた精神で、息を殺してシャッターを押す一瞬に賭ける行為そのものが好きな限り、フィルムカメラを使い続けるだろう。結局は好きだから使っているだけながです。
2009/02/12
平日はその日のブログを更新することもままならない状態が続く。ちまちまと準備を整えていたが、ようやくG会の正月山行(突坂山)の写真とコメントを更新した。1日目2日目3日目改めて写真を見ると、今年は雪が少ないなと実感する。
2009/02/02
あわすのスキー場へ行く際、自宅から海沿いの道を使った。何気なく海の向こうの景色(富山方面)を眺めていたら何かが変だ。岸が浮き上がっているように見える。もしやと思い、諏訪神社に駐車してデジカメを持って飛び出した。やはり対岸の景色が海上に浮き上がって見える。冬型しんきろうである。みんな気付いていないのか、普通に釣りなどしている。珍しいと思い、デジカメで撮影した。時刻は7時15分頃。光学5倍ズームを画像ソフトで2倍に拡大したのが、この図である。やまやろうは春型しんきろうは何度も肉眼で目撃したことはあるが、冬型は初めてである。発生する気象条件が分からないうえ、春よりマイナーな存在だ。それを見ることができたうえ、撮影に成功したことに興奮が抑えられなかった。北日本新聞に教えたら、月曜日の朝刊に載ったかもしれないな。
2009/01/25
年末年始の黒部突坂山の山行写真について、スライドは完成していたが、それをブログに更新する準備は進んでいなかった。本日午後ようやく時間が少し取れたので、取りかかる。スライドをデジカメのマクロモードで撮影。まずは何も考えずに、沢山あるスライドをひたすら撮影する。何を載せるかは後から考える。撮影データには余分なマウントなどが写っているので、画像編集ソフトで切り取り、適当なサイズに縮小してから保存する。ここも流れ作業だ。全て編集し終わってから選別に入り、気に入ったものをやまぶろぐに掲載する。こういう進め具合を考えてはいるが、本日できたのはデジカメ撮影まで。昼寝のむすこが起き出してきたからだ。スライドをかちゃかちゃに混ぜられてはたまらない。すぐさま片づけた。追々編集していこう。元日の下山時、仏石付近で黒部の谷間は初日に照らされた。新雪で真っ白になった木々が眩しかった。
2009/01/24
正月の突坂山には、クラッセWを持って行ったことを書いた。二泊三日できちんとフィルム三本を消費した。それなりに楽しみにしていたのであるが、現像(マウント仕上げ)を見たら思わずうなってしまった。自分の思いとは裏腹な出来映えだ。前ピン、適当な構図、露出不足など。イメージ通りの納得のいく作品は数枚しかなかった。どうしてこんなことになってしまったのか。ひとえにデジカメの撮影に慣れてしまったことにある。数撮っても平気という安易な思いがしみこんでしまい、フィルム一枚に賭ける思いが減少してしまったのだ。だから構図や露出に気を配ることがなくなり、結果、イメージと異なる作品を量産してしまった。フィルムカメラの怖いところは、現地で出来映えを確認できないところにある。それ故ワクワク感がデジカメよりも高いのであるが、雪山とかの失敗の許されない状況では、現像待ちの楽しみよりもうまく撮れたかの心配の方がウェイトが高い。その心配が現実のものになってしまった。これはカメラの特性を理解し、撮り慣れるしか解決方法はないだろう。クラッセは最近使っていなかったことも、うまく撮れなかった理由のひとつ。山に行かないと、フィルムカメラの出番は少ない。こどもを撮る機会は多いが、動くむすこや室内にいるむすめは、どうしてもデジカメに頼らざるを得ない。日常的にカバンにカメラを入れていて、目に留まったものをいろいろ撮っていればいいのであろうが、そういう時間的余裕がないのだ(帰宅はいつも夜)。折角買ったクラッセを有効活用するためには、もっともっと使わないとならない。先ずは、仕事一辺倒ではなく、精神的に余裕を持たないとならないな。
2009/01/17
週末にはやまやろうの家族が富山に来ていた。生まれたむすめを見るためだ。嬉しそうにかつおそるおそる抱き上げていたな。父はデジカメとビデオに懸命。やまやろうの写真好きは、ここに原点があった。日曜は2歳のむすこを連れて観光。ここでクラッセWの出番。フィルムカメラは久しぶりに使う。長らく山に行っていなかったからな。コンパクトだけに軽快に撮っていく。しかしコンデジのようにやたらめったら撮っていくものでもない。まずは構図と絞りを決めてかかる。ここがデジタルとフィルムの一番の違いだと思う。デジカメは電源入れて何も考えずに撮っていくものだが、フィルムは被写体に面してから一呼吸置いて撮ることになる。心を落ち着かせ深みのある作品を狙うことができる。単なる記録ならデジカメに勝るものはない。メディアがなくなるまで撮り続ければよい。記念として残したいもの、重要な出来事、作品にしたいもの、これらはじっくりファインダーを覗き納得いった瞬間にシャッターを押せばよい。やまやろうは後者を求めているのであるから、フィルム枚数を気にせず撮るべきだ。デジタルとフィルムでは目的が違うことを再認識して、細々とフィルムを使い続けていこう。
2008/12/23
昨日の出張、駅までの道程で、キャノンデジタルハウスを発見。吸い寄せられてしまった。やまやろうはフィルムカメラ派。それがないか確認したかった。しかし現行品って、EOS-1Vしかないのね。触ってみたら電池切れで動かなかった。キャノンの店でこんな状態であるから、フィルムカメラの先行きは、ない。メーカーは、「つべこべ言わずデジカメを買え」と言っているのだ。もう選択肢がデジカメしかないのだから。今持っているkiss5が壊れたら、たぶん部品がなくて復帰は無理だろう。次の一眼レフのシステムは何か?次は7sクラスにしたいが、デジタル一眼なら同じ値段でkissX2にレンズが付けられる。手ぶれ補正付きレンズというのが魅力的だ。フィルムカメラはもう諦めるしかないのか。フィルムカメラに未練を感じているやまやろうであっても、現在はもっぱらコンデジばかり使っている。もともと吝嗇なやまやろうはフィルム枚数を惜しむ傾向がある。こういう人にはデジカメはうってつけだと思うが、どうしてフィルムにこだわるのだろう。カメラの所有欲というか存在そのものを楽しめるのは、フィルムカメラでしかありえない。デジカメは単なる道具に成り下がってしまうから。デジタル一眼は3年経てば陳腐化する。何十年も使い続けることは不可能だ。やまやろうは物を大切に扱いたいと思っているし、ずっと愛用していたいのだ。山道具って何年も使うものだから、カメラもその延長線上で考えている。愛用するには、使わなければならないな。現像が面倒でもまずはフィルムを装填しよう。高くても、写りの良いリバーサルにしなさい。中途半端は挫折する。
2008/12/18
先日、志水哲也氏より写真展開催のお知らせが届いた。写真展「水の島」富山展 ~世界遺産屋久島 登攀と空撮で捉えた道の風景~場所はNHK富山放送局内ギャラリー12月19日 12:00~18:0012月20日 9:00~18:0012月21日 9:00~18:0012月22日 9:00~18:0012月23日 9:00~16:00入場無料、終日氏が滞在し、写真解説するとのこと。やまやろうは昨年の写真展にお邪魔した。この時は氏に触発されて、写真をいっぱい撮ってコンテストに応募しようと決意したのであるが、一年経っても何もしていない自分がいた。がっくし。なにより題材がない、ていうか山に行っていない。山岳写真を撮るには山に登る必要があるが、今のような登山ペースでは良い作品を撮るのは厳しかろう。また、一眼レフカメラに触らなくなってきている。時間がないからだ。言い訳ばかりである。にわか独居になってからは、少しはカメラに触るようになったが(生まれてくる子対応)まだまだ不足。今度の週末は、何もなくてもカメラを携えて歩くか。何か行動を起こさないと、自分自身の中が何も変わらない。
2008/12/03
そろそろ嫁さんは出産に備えて実家に帰る頃である。デジカメも持って帰る予定なので、やまやろうの手元には銀塩カメラしかなくなる。山行記録はどうすればよいのか?ここはしばらくフィルムシステムを楽しむことにするか。最近フィルム一眼にまったく触っていないのだ。写真好きの名折れだ。車やカバンにカメラを忍ばせて、いつでも撮影できるようにしておくべきなのだろうが、日常そうそうこれはと思える被写体に出合わない。帰りはいつも夜になってしまっているし。言い訳はともかく、まずはカメラを触ることから始めないと。
2008/11/28
デジカメのアスペクト比を、4対3から2対1に変更しただけで、コンデジ写真がぐっと魅力的に感じられるのはなぜだろう。フィルムカメラで見慣れた比率だからだろうか。作品撮影用としては、こちらが使いやすい。
2008/11/11
空模様はいまいちであったが、山道具を詰めて車を宇奈月に向けて走らせる。時折雨がガラスを叩く。ういういと軽自動車を走らせると、林道は紅葉の中を走る。黄色が鮮やか、ドライブだけでも、まあ楽しい。僧ヶ岳の烏帽子尾根登山口に着くと、サーッと雨が降り注ぐ。気分はおおいに削がれる。その場で嫁さんに電話して、撤収を告げる。麓は降っていないのだが。このまま入山しても濡れること必至。また今度にしよう。割り切れば、撮影に徹する。稜線は冬枯れてしまったが、山腹は見頃を迎えている。何度も駐車しては、対岸の紅葉をデジカメに捉える。しかし降車時の静電気にSDカードが誤作動を起こしてしまった。撮影を中断せざるを得なくなり、帰宅を急ぐ。午後は家族でおでかけだ。
2008/11/03
先週の僧ヶ岳市民登山会で、南又谷の洞杉(どうすぎ)散策道完成の話題が出ていた。洞杉とは、幹に穴の開いた杉の巨木のことで、多くは岩の上に根を下ろした独特の形態となっている。嫁さんに話したところ、見てみたいということで天気の良い本日、車で片貝川上流の南又谷を目指した。南又谷の砂利道を進むと、旧道(昨年までの車道)と補修道(迂回路)の分岐に着く。バスまで来ている、新川地区のホットスポット。白い川床に紅葉が映える渓谷美。新土倉橋のたもとに駐車して、洞杉観察道へ。周囲の紅葉が陽光に照らされて輝いている。岩屋前洞杉というらしい。南又谷の右岸に生えている。見上げると巨岩がせり出し岩屋として使えそう。実際、昭和初期まで使っていた痕跡があると、遭遇したバス団体解説員が喋っていた。その団体さんの中に、先週登山をご一緒した山女(あけびと読む)のW木さん。奇遇ですね。やまやろう家は観察道へ。洞杉はこの辺りに何本か生えていて、それらを周遊できる木道が整備されている。看板には全長300mとある。歩いてみて、ちょっとやりすぎの感を覚えた。幅広く樹木を伐採し(さらに拡張予定)、立派な木道とロープ杭が打たれている。まあこれらは一冬でかちゃかちゃに壊されるだろうが。これが幹周り日本一を標榜する、最大洞杉である。ぱっと見、これで日本一なのかという印象。過去に見た写真では、もっと大きかったような気がしたが。幹が分かれているので、どこまでを一木とするかは様々な意見があるだろう。樹齢はどのくらいなのだろう。岩と見間違うような木肌である。整備されたことによる環境変化で、洞杉に影響がないことを祈るばかりである。整備したからオーバーユースになるのか、オーバーユースに対応するために整備するのか。言えることは、昨年まではここはほとんど人に知られることのない、洞杉にとって環境変化の少ない場所だったということである。ここが魚津の新名所になるかは、行政のアピール次第だと思うが、先は見えている気がする。人間の思惑をよそに、南又谷は残り少ない秋の輝きを放っていた。
2008/11/02
昨夜は荒んだ心でネットしていた。気晴らしにブックマークの価格コム(カメラ部門)をちらちら見たり。一年くらい前から、コンパクトフィルムカメラについてブログにコメントを残しているが、要らないという結論を出しておきながら、年明けにクラッセを買っているわけで、人間の意志の弱さを記録している。折角買ったカメラ(クラッセ)も押入れの肥やしとなっている。最大の原因は山に行っていないことである。日帰りならば現像不要のコンデジを使うしな。G会の例会山行は、年末年始までに一回しかないし。フィルムカメラを使う機会がとんとない。自分で状況を作るくらいの気概がないと、宝の持ち腐れだな。今週は気分的そして肉体的にえらかった(きつかった)ので、連休はどこかに行きたいわ。
2008/10/31
僧ヶ岳市民登山会から。目をこらして探したが、ブドウの実は既になかった。最近ブドウ酒を飲んでいないな(日本酒ばかり)。今年のボジョレー ヌーヴォーの解禁日は11月20日だそうだ。円高だし、買ってみようかしら。
2008/10/29
悩んだ末に買ったフジのクラッセ。最近の使用状況はどうだろう。実はかなり使用頻度が少ない。重くても一眼レフを持っていくことが多くなった。一眼は操作に慣れているし、、電源を入れたらすぐにシャッターが切れるからだ。コンパクトカメラの遅い合焦では、動き回るむすこや登攀仲間の決定的瞬間を撮り逃すことが多い。クラッセを持っていることは、ステイタスかつ所有欲を満たされる代物だとは思うが、やまやろうは実質主義者。一眼より性能に制限のあるコンパクトを選ぶ理由はなかったのだ(そんなことを今更)。しいて挙げれば軽いことか。厳冬期登山など軽量化重視の山行では使えるだろう。ただし耐久性はどうだろう。冷えて動かなくなるかもしれない。軽量化も単焦点レンズにすることで対応できたかもしれない。そういう悶々とした心のまま、昨夜は布団に入ったのだ。なかなか寝付かれなかった。後悔しても始まらない。こういう結果になることも予想しつつ、クラッセを購入したのであった(思い出してきた)。最近は撮影そのものからも遠ざかっているので、明日の市民登山ではたくさん紅葉を撮ろう(と良いながらコンデジしか持っていかないのだろう…)。黄葉の撮影適期は、今。記憶に残すか、フィルムに残すか。
2008/10/25
中山の下山時に撮影。巨木に芽吹いた木々が色鮮やかに秋空に映える。日光に当たって白っぽくなっているタテヤマスギの幹とのコントラストが素晴らしい。やまやろうは、どの分野の写真で勝負しようかしら。山岳写真関係は勝ち目がないから独自性を求めなさいと、920さん。確かに、撮影目的で山に登り、一瞬を求めて何時間も粘るという行動はとれない。目的はあくまでも登山そのものなのだ。今のスタイルである、同伴者と山の絡みにこだわった方がいいのかもしれない。より撮影の困難な場所、例えば岩場であるとか沢登りであるとか雪山であるとか。自分も撮影意欲が湧く。分かりやすく言うと、ロストアローのカタログ写真みたいな感じか。あれって募集していると思うが、掲載されるようなレベルの山および行動はしていないから、ロストアローでは敷居が高すぎる。モンベルには出したことがあるが、使われないだろう(被写体=自分=モンベルのロゴが小さかった)。モンベル製品はよく使っているから、挑戦してみる価値はあると思う。実際のところどこがいいのだろう。自分のブログで出していくしかないのかな。
2008/10/20
明星山での岩登りの報告書を作成した。あらあらはできていたが、スライドと文章との対応を取るための確認作業が遅れていた。スライドだけでは、どのピッチだったか分からない。登攀中のメモと付き合わせることで、判明した。明日はG会の集会。スライド上映を予定しているが、フィルム二本目は明日現像上がりなのだ。マウントを自分でやっていたら間に合わない。まあ主要な登攀写真はできているので、上映会には支障ないだろう。
2008/09/24
魚津の天気は良い。雲は多いものの北アルプスの山並みが、窓越しにうち並ぶ。時刻は8時。うをー寝過ごした。山に行けず、ガックシ。ねちねちと後悔しても仕方がないので、朝食後風呂掃除。それから先日の明星山の登攀写真(スライド)をデジカメでマクロ撮影し、パソコンに取り込んだ。文章はこれから。
2008/09/23
明星山のクライミングでは、フィルム一眼を持って行ったが、36枚撮りフィルムは一本半しか使わなかった。二人で登っていると、片方はロープの確保が必須である。余裕がないので登攀中の写真が撮れない(まあ撮ったピッチもあるが)。勢い勇んでフィルムは三本にしたが、全て使うことはなかった。一本は既に現像が終わり、スライドになっている。問題は残りの半分なのだ。デジカメならば記録メディアを山行の度にパソコンに保存できるのであるが、フィルムは撮り切らないとならない。強制的にフィルムを出すことは可能だが、残り一枚二枚ならいざ知らず、半分残っていたらもったいなくて取り出せない。最後まで使い切りたいのが庶民人情。ということで山行から一週間が経とうとしているが、十数枚まだ撮る必要がある。むすこにレンズを向ければ数枚は撮れるが、家で撮るならデジカメで充分。フィルムならやはり外で撮りたいもの。明日は家族で近場に出かけて、バシバシフィルムを消費したい(小遣いも消費か)。
2008/09/19
登攀中のはこれから更新します。上図は明星山南面P6南壁である。登攀前に撮ったもの。こんなとこ行けるんかいな!とびびっていた時である。ルート図と見比べてもよく分からなかったが、登り終えてから改めて岩壁を見ると、自らがたどったルートが見えてくるものである。
2008/09/18
2008/09/14
朝晩は随分と涼しくなった。今年の夏は暑かったか?うだるような暑さも今は昔(忘れた)。虫の声を聞きながら、深まりゆく秋の気配を感じている。8月は過ぎるのが早かった。嫁さんも同じ意見。実家療養から帰ってきたら、家事と子育てに追われる毎日。やまやろうも仕事そして子育てに追われる。振り返れば8月は、登山のハイシーズンにもかかわらず立山にしか行っていない。8月2日室堂ターミナルにて撮影。自然環境と共存して、観光事業は成り立つのであろうか、未来への課題である。
2008/08/30
今晩はG会の集まり。お盆は山に入らなくて良かったねと慰め合う。集会の最後に、錫杖岳の登攀写真をスライドで見せる。今のご時世、デジカメ画像をノートパソコンで見せれば簡単だと思うが、デジカメの写真と銀塩の写真は、やはり質感が異なるようだ。枚数が撮れないし大がかりな装備になりがちな銀塩カメラは、軽量化が進む山向けではないと思うが、やまやろうはこだわるつもり。せっかくリバーサルフィルムで撮影しているのだから、コンテストなど出せばいいのにね。でも山岳風景ではなく人をからめた構図が多いこと、さらにISO400の手持ち撮影で、絞りをカリカリに絞っているわけではないので、コンテスト向きではない。920さんからの勧めもあったが、どこにも応募していない。やまやろうとしては、まだ撮り足りないと思っている。今度の週末にはカメラを携えてどこかの山に行きたいものである。
2008/08/20
昔の様に、連日ブログ更新しようかなと思っているやまやろうです。錫杖岳の岩登りでは、2回とも銀塩「高級」コンパクトカメラ、クラッセWを持っていった。一番の理由は軽いからだ。それに登攀中でもウェストポーチからさっと出して仲間を撮影することができる。一眼レフだとそうはいかない。まず腰の前に大きなカメラバッグがあるので、ロープワークがしにくくなる。GWの山行では問題なく操作できていたのだが、雪稜のロープワークと岩壁のそれとは緊張感が異なるだろう。後者では身体周りはすっきりしているのが望ましい。それゆえ錫杖岳に一眼を持っていく気にはならなかった。本音としては、クラッセWの28mm単焦点レンズよりも一眼のズームレンズの方が使い勝手がいいことは分かっている。登攀中の仲間を撮影するには、ズームレンズがとても有効なのだ。絵的自由度を捨てても、登攀を優先するために現時点では軽量・コンパクトを選んでしまう。クラッセWの出来映えはどうなのか、本日現像が出来上がった。さっと見た感覚、良い。シャープであり、味わいがある。デジカメとは違う印象だ。だからフィルムカメラはやめられない。前回は露出補正ダイアルを±0にして撮影していたが、全体的に明るすぎる印象があった。レンズの特性なのだろう。だから今回は-0.5補正にして撮影してみた。色飛びが少なくコクが出た感じがする。問題ない。夏合宿は、このクラッセWを持って剱の岩を攀じっている気がする。買って良かったなーとは思っているが、28mmがいいか38mmがいいかは、まだ判断がついていない(おいおい)。やまやろうは、岳友ぬまつちと共に、赤ラインのルートでP2に至った(線引きは適当です)。
2008/07/30
毎日仕事ばかりしていると、それだけの人生に思えてくる。仕事はもちろん大切なことなのだが、自分とは何かをふと考える。何のために仕事をしているのか。生活の糧という面と、仕事を通じて人としてのレベルを高める面がある。振り返ってどうだろう?ただただ忙しく目の前にある課題をこなすだけでは、成長はあり得ないな。心に余裕がないと、じっくり作戦を練ることができない。今は仕事に追われている状態である。本音としては、こんなやり方は望む方法ではないのだ。毎日「これは違う」と思いながらやっつけ仕事をしている。悪循環に陥っていることが分かっているのだ。どこかで断ち切らないと、このままでは身体と心が壊れてしまう。長期的視野に立って現状を語らないと、上の人は分かってくれないな。考えの尺度が異なるのだ。人生において、今後どうなりたいかを明確にイメージしておく必要がある。それが無いと目の前の仕事に忙殺されるだけだ。忙殺されながらも、それが5年後10年後自分の人生にどう役に立つかが分かっているなら、我慢もできよう。仕事の合間をみてリバーサルフィルムのプリントを受け取った。これを明日G会員に渡すつもり。スライド画面すべてがプリントされるわけではないのだと知る。縦横一割ほどは切られてしまっている。ファインダーぎりぎりに収めていた稜線などがプリントされていないと、作品としては意味がないのだが。そこまで言わないとやってくれないのか。プリントすることで「自分は写真が好き」、山のネタを書くことで「自分は山が好き」と再認識できる。ブログをやらなかったら、毎日何のために生きているか分からない。会社と家との往復では、自分を見失いがちになる。自分の人生は自分で決められるのだ。もう少しスムーズな毎日が送れるように、仕事のやり方について考えねばならないだろう。
2008/06/19
山の話題から、すっかり離れているやまぶろぐでーす(やけのやんぱち)。そんな日々に、山がらみの写真ネタが飛び込む。S竹会長から、GW合宿のスライドをプリントして欲しいとの依頼。合宿二日目に下降したニードル沢の全景だ。この一枚を見れば、どの地点で懸垂下降したかまで分かる。下降記念に欲しい会員が何人かおられるそうだ。まあこれは広角28mmレンズのおかげである。普通のデジカメの画角では収まらなかっただろう。山岳史的にも貴重な写真なのではと自負している。誰もこんなところを下降しようとは思わないからだ。また、小窓尾根の一部分を切り取る構図もなかなか無いだろう。普通に撮るなら、ニードル、ドーム、マッチ箱ピークの連なりを構図として考えるだろう。稜線に注目する中、あえて沢を撮った逆転の発想が素晴らしい。なんか自慢ぽい文章が並ぶ。もう平日はへとへとなので、こうでもしないとモチベーションが保てないのだ。問題は、いつプリントが出せるかだ。平日は夜まで忙しいもので。
2008/06/17
GW合宿の写真三日目をようやく更新した。スライドにはなっていたのだが、それをデジカメ撮影してブログにアップロードする時間的精神的余裕が、まったくなかったのだ。昨日早めに帰ってきて心が落ち着いた。今日もいつもよりは早かった。過労死するかしないかは、自分の仕事管理のやり方も関係してくる。どうにもならない時はスパッと退社するのも防衛策。
2008/06/13
午前中は私用を二件済ませた。昼食後、嫁さんの見舞いに向かう。途中でイオンモール高岡に寄る。目的は散髪であった。平日のみならず土日も忙しくて、行く時間が取れないのだ。そこで目に留まったのが、QBハウス。10分間でカットしてくれる。値段は1000円、安い。実はやまやろう、一度この手の早い安い散髪屋を利用したことがある。しかしその時は出来映えに満足できず、二度と使うかと思ったのであった。今回は店およびシステムが異なる。時間がないのでとにかくやってみるしかなかった。お客は4人待ち。3人の理容師が対応している。一人10分だからちょっとぼんやりしていれば、呼ばれる待ち時間だ。前回の散髪からどのくらい経っているか、どういう長さにしたいかなど細かく伝えた。そうしたらこちらの思うような形にやってくれた。毛量が多いのですいてくれとお願いしたら、これも対応してくれた。10分は越えたが(客により多少の増加はある)、素早く散髪が完了した。鏡を見て出来映えに満足した。やまやろうは顔剃りやマッサージ、耳かきなどのサービスが好きなので、なじみの理容所に通っていた。QBハウスはカットのみなので、お楽しみがないのは残念なのだが、時間と値段を鑑みると大いに魅力的なのだ。これからも利用する可能性がある。そうなると、なじみの理容所に飾る写真が更新されなくなる。散髪の度に入れ替えていたが、もう季節的に合わなくなっている。写真だけ交換しに行ったら、「こやつ別の所でカットしたな」とばれてしまう。困ったな。
2008/06/07
昨日、マウントが足りないと気付いたので、今日キタムラに買いに行った。そうしたら入荷が遅れている。原油価格の上昇が影響しているのでは?との店員の読み。そうかもしれない。マウントを追加で買えなかったので、上映はきっかり50枚に収めることとなる。選択したのは57枚だったので、7枚を削るのは大した作業ではなかった。選んだらあとはひたすらスリーブを切ってマウントにはめていくだけ。時の経つのも忘れて真剣に作業した。明日の集会に参加できるか微妙なので(平日は忙しい)、投光機とできたてスライドをG会館に置いておいた。やまやろうが行けなくても誰かが上映するだろう。準備ができただけでも良しとしよう。もう眠い。
2008/06/04
5日はG会の集まり。その際、GWのスライド上映を予定している。フィルムをマウントしようとしたら、台紙がまったくないことに気付いたのが週末。そして買ったのが昨日。今朝出勤前にダーマトでマウントしたいフィルムをチェックしてみたら、買ったマウントの枚数を超えてしまった。再度買わないと。まとめ買いしたかったのだが、2箱(50枚)しかなかったのだ。こんなものを使う人は現在ほとんどいないのだろう。リバーサルフィルムを使う人はいるのだろうが、そういう人はマウント仕上げで依頼するのであろう。手間を考えたら少々値が張るがやってもらった方がよい。やまやろうもマウント仕上げにすればよかったと後悔している。このままいけば、明日買って夜にマウントとなる。いつもぎりぎりにならないとやらない性格。小学生の夏休み8月31日は泣きながら宿題やる子だった。大人になっても変わってないわ。
2008/06/03
昨夜酒飲んだからと言って、一日うべうべ過ごすわけにはいかない。家事をまとめて片付けられるのは、土日しかないのだ。今日やることを紙に書き出していく。掃除洗濯買い物エンジンオイル交換ガソリン給油(明日値上げ?)部屋の片付けメール送信終わったものには線を引いていく。残ったのは、スライド作製だ。GWの写真をまとめようとしたのだが、マウントを使い切ってしまっていた。たこ焼きついでにカメラのキタムラへ寄ればよかったのだが、忘れていた。明日も大阪屋で買い物を予定している。そのついでに行ってみよう。昔のスライドを押入から出してみたのだが、結構な量になっている。G会の50周年記念誌で使ったスライドを元の位置に戻そうとしたのだが(今頃ようやく)、何が何やらよく分からない。スライドボックス35前面の山行メモと、スライドに書いたメモおよび番号を付き合わせたのだが、なかなか合致しない。スライド側の情報が少ないために、ボックス側を出し入れして順番を並べなければならなかった。目が疲れたので、途中でやめた。こういう手間と保管場所を考えると、デジカメは便利である。パソコン上では、画像は「日付+撮影場所」のフォルダに分けて保存してあるので、8年前の画像もサクサク拾い上げることができる。しかもパソコン以外に場所をとらない。便利さを重視するなら、次に買うカメラは一眼デジカメであろうか。まああと数年したら、デジカメという名称は消え、カメラ=現在のデジカメを意味する言葉になるのであろう。CANON Kiss X2から「デジタル」の文字が消えたように。
2008/05/31
先日の猫又谷テレマークでは、デジカメの他にフィルム一眼レフを持っていった。GWのフィルムが残っていたからだ。GWではキットレンズ28-90mmにしたところ、現像上がりがイマイチに思えた。そこで軽量化重視のスキーにもかかわらず、Lレンズ17-40mmを腰に下げて登高した。現像したスリーブを確認したところ、ゴーストが明らかに少ない。逆光気味の雪面など悪条件の被写体であっても、よく写っていた。Luxuryと付くだけのことはある。こんな結果を見せられたら、重くてもLレンズを持っていくしかなくなるわ。まあ、あとクラッセWという選択肢もある。最近出番がめっきり減ってしまっているのが勿体ない。写りの良いのは確認済みなので、持っていく状況次第だ。今度の週末は登山もしくはスキーを考えている。軽くしたいので、これを持ち出す可能性が高い。
2008/05/27
G会のGW合宿の写真二日目を掲載。本山行のメインイベント、ニードル沢右俣下降である。一日目はコチラ。三日目は、現像中。
2008/05/20
G会のGW合宿の写真一日目をまずは掲載。逆光になると、ゴースト出まくり。レンズフードを付けていないからだ。今回のレンズは軽量化を意識してキットレンズ28-90mmであった。Lレンズ17-40mmだったら、ここまでゴーストは出ただろうか?高いレンズにしておけば良かったと少し後悔(重たくなるが)。撮影していて、「良いのが撮れたぁー!」と感じたものは少ない。「後々使える記録を残さなければ」とか「コンテストに出せるものが撮りたい」とか欲目が表れたため、素直な心で被写体を捉えることができなかったのかもしれない。ということで(何が?)、明日のスキーにはLレンズを持っていく。日帰りなので重たくなっても我慢しよう。
2008/05/17
現像が出来上がったので、一枚紹介する。G会のGW合宿二日目に下降した、ニードル沢右俣である。ニードル基部から懸垂下降して雪のルンゼに立ち、それを含めて合計8回ロープを伸ばして、下の草付きまでたどり着いた。そこから池ノ谷二俣までは、わずかな距離だった(写真右下方の枠外になる)。ニードル沢右俣の下降が、本合宿の目玉であった。この写真を見て、ここを下降ルートに考える人はまずいないだろう。我々も現地に行くまで下りられるかどうか分からなかったのだ。雪がほぼつながっていたので、行けると判断した。G会はマニアックなのだ。それと下降できるだけの技術がある。やってみたい方は、G会館の戸を叩いてください。
2008/05/14
幕営地から、登路の二俣ルンゼを見上げる。昨日懸垂した剱岳小窓尾根ニードル沢(右側)。この狭くて急な沢を下降路に使うという発想は、N島さんのものだが、人が行かなさそうな感じがいかにもG会らしい。池ノ谷左俣に雲が流れ込み、幻想的な雰囲気となる。雲は瞬く間に姿形を変化させ、趣のある情景はこの一枚しか撮れなかった。幕営地を出発して2時間40分で、早月尾根2450m地点に達する。速いペースだ。ここから山頂までは空荷でも3時間かかると予想した。天気は下り坂なので登頂せず馬場島へ下ることにする。早月小屋(伝蔵小屋)はまだ雪の下であった。缶ビールで乾杯する。馬場島荘には昼過ぎに着いた。お楽しみの山菜そばを食す。
2008/05/05
今回のGW山行、やまやろうは記録係であった。ためにメモ帳と一眼レフカメラは手放せなかった。普通はデジカメであろうが、スライド上映と引き延ばしを考えて、フィルムリバーサルにしている。とはいうものの、ISO400(プロビア400X)はどうなんけ。粒状性は100Fより落ちまっせ。やまやろうは、こう考えた。山は暗い。そして三脚は重いうえに使用頻度は限られている。だから手持ち撮影ができるISO400が自分の撮影スタイルに合っていると。粒状性は多少は犠牲にしたのだ(引き延ばしはあまりやらない)。結果、問題なく手持ち撮影ができたのでよかった。あとは現像に回すだけである。カメラはCANON EOS KISS5に、28-90mm F4.0-5.6USMを持参した。軽くて何でも撮影できるので、このボディとレンズの組み合わせが一番ではないかと思っている。17-40mm F4Lという良いレンズも持っているが、17mmという広角はなかなか使う機会はない。沢登り用になりつつある。山岳写真なだけに28mmの広角で撮ることが多かったが、35mmや50mmという標準域も意外に多かったと記憶している。山岳写真=28mmと思いこんでいた自分に反省、そしてクラッセWの存在価値は益々低下するのであった。どうしても慣れている一眼に頼ってしまう。フィルムは4本持っていった。前半撮影頻度を飛ばしていて、本数が持つのか心配していたほどだ。でも3日目は天気が悪くなってきたし、早月尾根に出たら撮影対象になるものはほとんど存在しない(面白味がない)ので、結局は余ってしまった。4本目を撮り終えるまでは現像に出せないのがもどかしい。山行記録はこれからまとめるので、ブログアップはもうしばらく先になる。
2008/05/05
早朝の5ルンゼ登高。日が差して雪が緩むと落石のおそれがあるので、堅いうちに標高を上げる。池の平山(後方の山)から朝日が差すと、みるみるルンゼ内が明るくなってきた。ルンゼを登り切って休憩。ここは小窓尾根2121mピークのコル。本来はニードルに直接突き上げる予定であったが、谷の状態が悪くこちらのルートをとった。コルからの雪壁登りで1ピッチロープを出した。ニードル手前で休憩。この先は厳しい地形になってくるので、気を引き締めにかかる。ニードル下部で1ピッチロープを伸ばす。ロープなしで行けるかどうか微妙なライン。人数が多ければ迷わずロープだ。ニードル基部。しっかりとした支点があるので、それを利用して懸垂下降する。ロープダウン。ここから池ノ谷へ向けて、ニードル沢右俣の下降を始める。ニードル基部を見上げる。落石があるので、待ち時間も気が抜けない。右俣下降に8回懸垂下降したが、これは2回目。同地点の下降。上からは、雪が切れているように見えた。空中懸垂や最悪登り返しも想定された。雪が切れているように見えたのは、この段差であった。下部は雪がつながっている。それを見て、池ノ谷まで下りられることを確信した。垂れたロープをゴボウして下る。それでは厳しいので、支点をとって懸垂下降する。先頭で下ったやまやろうが待っていたところ、左岸側壁から突然石が数個飛んできた。1m先の雪面に落下、事なきを得る。斜面が緩やかになり始めた。とは言うものの、ロープは必要。竹ペグが十字型になるようにして雪面に埋設し、支点とする。ニードル沢左俣と合流する。左俣の方が広いし緩やかである。右俣は厳しい登下降となり、一般的ではない。草付きまで下ってくる。もうロープは不要だ。眼下に見える池ノ谷二俣を目指し、疲れた身体を奮い立たせる。池ノ谷二俣の幕営地。到着が遅かったので、水を作る者とテントを設営する者とに作業分担する。
2008/05/04
入山日。馬場島への道中、剱岳の稜線がよく見えた。周囲は新緑に覆われつつある。馬場島の駐車場はいっぱい。ジャンボタクシーが登山者を次々に運んでくる。白萩川の道を歩く。残雪のため車は入れない。徒渉1回目。堰堤の下流で左岸の雪渓に渡る。徒渉2回目。堰堤の上流で右岸に渡る。この後もう1回徒渉があった。池ノ谷ゴルジュ出合い。左右側壁から石が雨霰と降ってくるだろう危険地帯。雪はつながっているが入りたくはない。ゴルジュ出合いで、足回りを整える。ここからは雪上登高となる。大窓を目印として、白萩川上流に向かう。快適なスキーのできる谷が広がる。実際、大窓から滑ってきた人がいた。下部のデブリと徒渉は難儀だっただろう。東仙人谷出合い(三の又)。宿泊予定地である。左上方に伸びる雪渓が中仙人谷で、大窓へと突き上げる。幕営地を検討する。慎重に慎重を重ね議論した結果、西仙人谷末端の左岸高台とした。地形図を見ると、小窓尾根側から等高線が北に突き出ているのがわかる。西仙人谷方面を写す。右上方の稜線に、ニードルが見えた。右下の高台が宿泊地。テント設営開始。潅木のそばの雪斜面を平らに削り、谷側に防風壁を設ける。設営完了。奥は小窓。翌日に登る5ルンゼの偵察に出かける。30分ほどで到着した。5ルンゼ全景。溝の中を雪がゆっくり流れている以外、5ルンゼの状態は良いので、明日の突入を決定する。幕営地全景。テント内はサウナだが、直射日光を浴びるよりはましである。夕食は、ブタキムチ麻婆春雨丼。簡単に作れてボリュームたっぷり。
2008/05/03
先日選んだスライドのワイド四つプリントを午前中に受け取り、午後散髪した際に床屋に飾ってもらった。1月の山スキーの写真を今まで壁にかけさせていたのは、いくらなんでも更新がのんびりし過ぎだやまやろう。どこの山から撮った写真なのか、問い合わせ多数だったようだ。タイトルが必要と実感した。今回はタイトルを書いた紙片と共にプリントを渡した。タイトルを加えることで、ただのプリントは作品へと昇華する。それくらい重要な要素である。前のは慌てていてタイトルを付けられなかったのだ。これからは季節先取りの作品を渡すようにするので、今度のGWは来年以降に飾るための撮影となる。フォトコンに応募しても良いか。とやま森の四季彩フォト大賞のチラシをもらってきた。大賞200万円はとても魅力的であるが、撮影地が富山市内に限定される。剱岳は違う(上市町)ではないか。呉東の住人であるやまやろうにとって、ハードルは高いぞ。
2008/04/19
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