Fresh Kaffee

Fresh Kaffee

2017.03.30
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亡き父を週一世話をしてくれていた女性はその息子の好意をも取り込む事に成功した。息子は帰宅してから父の妾のことを思い、彼女に義弟(父との婚姻外の子)への財産分与分は保障し毎年2千フランの養育費を提案しようと決める。(私見だが財産分与分は破格の2万フラン、日本のお金だと2000万円位?なぜなら2千フランで慎ましく暮らせば母子家庭の生計は立てられる時代だった。)息子セザールは早く約束の木曜日が来ないかとウキウキするのであった。さて当日は昼食を取りながら色々の話をするのであるが、食後のコーヒーの後で「おタバコは?」と父の情婦に勧められパイプを忘れてきたことに気づくと彼女は戸棚から父親のパイプを取り出してくる。(禁煙中のbar3bar3 にはつらい箇所)そして「そろそろお暇しなくては。」繰り出すと彼女は「もうお会いできませんの?」と息子に聞き、息子は来週の同じ木曜同じ時刻の昼のまた来ることを心嬉しく約束するところで終わり。

何のことは無い終始亡き父の情婦ペースで、人の良い息子は父の後釜に座るよう囲まれたのである。

父親は7年前に妻に先立たれ、売春婦とはいえ細やかなもてなしをしてくれるカロリン・ドネに週一の旦那と妾の関係を6年間保ち子供まで儲けた。これは19世紀の時代を考えるとおかしくも無いが、その息子まで彼女に参ってしまうのがおめでたくもあり、この先どうなるのかと読者の想像に任されている。

フランス語の原文を読み終えて、グーテンベルグのサイトを探していたら英訳が見つかる。


もう一回フランス語原文と平行して読んでみよう。フランス語より英語のほうがずっと楽です。






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最終更新日  2017.03.30 23:27:41
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