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農産物の質と量は反比例する。G大規模栽培がすすめられている昨今や、天候不良で不作がちであった本年に対する参考として・・・2010年の記事ではありますが、よろしかったらご参考に。 ↓質の高い収穫物を、できればたくさん、同じ時期に収穫すること、これが農業では大事になります。 しかし農業の世界では、これがなかなかに難しいのです。一般的に ● 収穫される個数・量が少なければ、品質は上がる ● 収穫される個数・量が多くなれば、品質が下がるというのが、農業の常識となります〔ことのほか高品質を謳った農法では収穫量についての説明があまりないのはこのよな理由によります〕。 では、具体的に作物の量ではなく、収量を犠牲にして おいしさに的を絞った栽培法にはどのようなものがあるのでしょうか。そんな栽培方法として、たとえば生産物の味が重視されることの多い果樹栽培では『根域制限栽培』という栽培法などがあります。 この根域制限栽培・・・、なにかむずかしそうな名前でしょう。でも 実際はとても簡単。ようは鉢栽培です/笑。果樹を、大地に植えるのではなく、鉢に入れて栽培する。結局大きな植木鉢栽培なんです。また根を通さない遮根シートという名前のシートを樹の周りに埋設することによって果樹の根が広がらないようする栽培方法もあります。これもまあ、広い意味でいえば鉢栽培の一種といってもよい。そうすることで樹を小さくつくるわけです。いま人気のマンゴーなどは、ほとんどこれらの栽培方法がとられます。根が 肥えた土に伸び続けていくと、栄養が過多となり 実を作るほうにちからがはいらなくなってしまいがちになってししまうので、それを鉢にいれることやシートを使うことで防いでいるわけです。根の伸びる範囲を制限してしまうことで、いわゆる実がならないツルボケ状態になるのを防止していることになりますね。ということで今回は、農産物の質と量は反比例することが多い傾向にあるという おはなしでした[品質にあまりこだわらなければ農産物を多収できるというおはなしでもありました]。 根域制限栽培をすることによって、果実は早く実ります。 これもまた、この栽培法の大きな魅力だといえますね♪ 「夢で終らせない農業起業」「 本当は危ない有機野菜 」
Nov 26, 2014

11月までのハウスは、なかなかに暑い。Gハウス栽培が盛んな南九州において、最低気温が15度を下回りはじめりはじめるまでの ハウス内の温度のおはなしですが、よろしかったら。 ↓ハウス栽培において、 害虫 の侵入に備えて できうるかぎりの侵入防止対策がとられています。たとえば、それは ● 虫の視覚を邪魔する 近紫外線カットビニール を利用 ● 虫の嫌がる 光反射マルチ を随所に設置する ● 虫を引き寄せるタイプの黄色い粘着板トラップを仕掛ける ● 0.4ミリ角という細かな目のネット をハウスにかぶせるということになります。 育苗ハウス内に吊られた黄色い害虫用の粘着トラッブの例。 これで微小な虫たちのもたらすウイルス病の予防対策に関してはある程度安心になるのですが、ここでどうしても別の問題が発生します。 それは 暑さ。 対策のかなめである0.4ミリ角という細かな目のネットの設置は、たしかに虫は通さない・・けれど、同時に 風も通しにくくするため に結果として、施設内の温度上昇を招きがちになるのです。 虫侵入対策が施された中で、本ハウスへの苗定植前作業の例のののの のののの このような快適とはいいがたい条件のなかで、生育していかねばならない作物たち、そして育苗作業をしていかねばならない農家の方々。両者のご苦労は並大抵のものではないと 実感することもたびたびですよ。そんな状況を実感するにつけ、「虫がもう少しでかかったら、被せる網の目も大きくていいはずなのになあ」と、思わずにはおられない私です。 ハウス内への侵入を防ごうとしている虫は タパココナジラミ。 この虫の媒介するウイルス病が、全国的に問題となっている 黄化葉巻き病となります。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
Nov 17, 2014

首筋を這いまわるものって、いったい。H11月だというのに 最高気温が25度にもなる日 が 連続した先週・・・。屋外での朝のひと仕事を終えて、デスクワークに戻って仕事をしている時、自分の頭になにかがのっかってているような、そんな気がした。運の悪いことに、こんな時に限って事務所内には誰もいない。「念のためにいちおうチェックしておくか」と思い立って洗面所にいき、鏡で確かめる。しかし、原因がわからない。とりあえず何も確認できなかったので、「気のせいだったのかもな」と、思うことにして机に戻った。しばらくして、電話が鳴った。「おはようございます」と、取った受話器に答えるのが終わらないまに今度は首筋で感触がした。知り合いの方からの電話であれば、あとでかけ直すことにするのだが、あいにく初対面の方からの、農業資材の問い合わせの電話。こちらから電話を切るわけにもいかず、感触の主の正体を クモか、ワクモか、毛虫か、マダニか、それとも ゴケグモ?などと、 会話しながら 頭で推測[おもう]。まずは刺さない生物。そして刺されても大事にいたらない生物であることを願いながら、 確認せぬままにシャッターを開けたことを悔やみつつ、机の引き出しをあけ、 うなじから背中にまわりつつある、感触の主の正体をはじき落とすために15センチほどの定規を取り出す。「上手く はじけるかなぁ」と、心で願いつつ、 首筋に定規を当てた瞬間、激痛が走ったことで、運悪くそいつが 定規の角で潰れたのが わかった。のそして・・・机に落ちてきたもの。そいつは・・・ヤネホソバ だった。のののののののののののゴケグモやマダニでなくて良かったと思いつつ、杖の上のセロハンテープをちぎって痛みのある首筋に当てる。この動作を3回ほど繰り返しているうち電話は終わった。ののののののののの片手でちぎることが可能な重いセロハンテープ置きにしていたこと。そして運悪く刺されてはみたものの、2・3日で痛みが治まる生物であったことを感謝しつつ、着ていた Tシャツを きがえた。ということで、今回は 11月までは刺す生き物の存在に注意しようというおはなしでした。 今 気になっているのは・・・そう、米国で大発生しているという ネコ毛虫です。 まさかの日本侵入はあるのでしょうかね。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
Nov 13, 2014

山中に大型動物の遺骸がある情景。G前回ご紹介した 背中に2本のトゲをもち・死んで腐敗した大型動物の骨髄を食べるというフタトゲバエ の はなしです。このハエは 世界的にも珍しい種類であるというだけに、一昨年に発見のニュースを最初に見聞きしたときには いわゆる秘境ともいうべき場所で発見されたのだろうと、かってに想像してしまったのです。しかし、その最初に見つかった場所が 宮崎県内の小林市の山中であったという事実には、とても驚かされました。そう、発見され・採取された場所が、意外にも ここ・宮崎県だったからです。さらにもっと意外であったのは、その発見された個体数です。ニュースによれば 熊本・宮崎県境でワナを仕掛けたところ、 山中で数多くのフタトゲバエが確認されたというのですから。だから思ったんですよ、このハエは宮崎や熊本の山でいったいどんな大型動物の遺骸を食べいるんだろうって。だってつまりは、このハエが増えしまうほどに 九州の山中に大型哺乳類の遺体が、いわばゴロゴロしているということになるわけですか。山に行かないわけじゃない身からしてみれば、そういったある意味ホラーな情景は、すぐには想像できなかったというわけなんです。しかし・・・別のニュースを最後まで読んだら、すぐに納得しましたよ。それは「死んで腐敗した大型動物」の正体がシカだったからです。たしかに大型・たしかに増えすぎ。さもありなんと思いました。そんなシカやイノシシが全国的に増えて困っているいるというニュースは こちら。だから いまでは一昨年よりもっとふえてることになりますよね、このフタトゲハエは。ちなみに一昨年に最初に眼にしたヘッドラインニュースは こちら → “見つかったのは、死んだ大型動物の骨髄を食べる「チーズバエ科」に属するハエ。胴体の背中からトゲが2本出ているのが特徴で、発見者の九州大学の三枝さんは「フタトゲバエ」と名づけた。体長4~7ミリで、よく見かけるイエバエなどよりも細長い。” たとえば合戦や 想像を超えた飢饉のおおかった時代には、いまより もっとたくさんの「フタトゲバエ」がいたのかもしれません。その後、ほそ ぼそと生き残っていた「フタトゲバエ」たちに、ようやく春がめぐってき たというかんじだったり。 ・・・なんて、そんなことも ふとかんがえました。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
Nov 4, 2014

背中に2本のトゲを持つハエの話。H 背中側の胴体から突き出た2本の棘。 これが背中に2本のトゲを持つハエである「フタトゲバエ」です。 「背中からトゲが出ている同じ仲間のハエは、ヨーロッパで2種類、中東とシベリアで各1種類しか見つかっていないとされている珍しい種類」に属する この日本にいるハエは、 死んで腐敗した大型動物の骨髄を食べるという生態が紹介されています。つづく。 最初にこのハエの映像を眼にしたときは、「悪魔ベルゼブブの 新しいイメージ化?」などとおもわずにはおられませんでしたよ。「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
Nov 3, 2014

獣害を防止するためにも田を起こそう。G 鳥獣による農作物の被害が、拡大しつづけています。農水省発表による最近の具体的な被害状況の推移は・・・つぎのように。 ■ 鳥獣による平成20年度の農作物被害 被害金額が199億円で前年度に比べ14億円(対前年比8%)増加、 被害面積が10万haで前年度に比べ9千ha(対前年比10%)増加、 被害量が49万tで前年度に比べ8万4千t(対前年比21%)増加し ています。 主要な獣種別の被害金額については、シカが58億円で前年度 に比べ11億円(対前年比24%)増加、イノシシが54億円で前 年度に比べ4億円(対前年比7%)増加、サルが15億円で前年 度に比べ6千万円(対前年比4%)減少しています。 ■ 鳥獣による平成21年度の農作物被害 被害金額が 213億円で前年度に比べ14億円(対前年比7%)増加、 被害面積が10万5千haで前年度に比べ5千ha(対前年比5%)増加、 被害量が62万tで前年度に比べ12万9千t(対前年比26%)増加して います。 主要な獣種別の被害金額については、シカが71億円で前年度 に比べ12億円(対前年比21%)増加、イノシシが56億円で前 年度に比べ2億円(対前年比4%)増加、サルが16億円で前年 度に比べ1億円(対前年比7%)増加しています。 そしてこの獣害を呼び寄せているの一番の原因は、 ひこばえ にあると、最近では いわれはじめました。 ひこばえとは、収穫後の作物の切り株や根元から生えてくる若芽のこと。とくにイネ刈り後の水田に残っている切り株から生えてくるヒコバエが要注意です。栽培しているお米や野菜とちがって、放置されているひこばえなら、動物が食べてもさほど気にならない。 こういった 心のすき間に、動物達が忍び寄る のです。 ちなみに 10ヘクタールの田んぼのヒコバエなら、 100頭のシカを ひと月養えるほどの餌となる というデータがあります〔1ヘクタールでは10頭・10aで1頭の割りになりますよ〕。ひこばえの放置は、ある意味で動物の餌付けをしているものと考えなければなりません。 そんなひこばえが生えてくるのを防止するには、収穫後のこまめな耕運が効果的です。田を起すことで、株を土中にすきこみ、ひこばえが生えてくるのを予防するわけですね。 そうすることで、動物たちが集落に近づかないようにする。 いじょう、獣害被害の多い集落では、こういった農業の基本的な作業を部落をあげて励行することが、なによりの獣害予防方法となるというおはなしでした。 バインダーで刈られた長いままのワラの場合は、大雨などで 田から流出すれば、排水路を詰まらせることにもなりかねません。 水害を予防するという観点からも、田起しは重要になります。 「夢で終らせない農業起業」「里地里山複合大汚染」
Nov 2, 2014
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