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ふんばろう東日本プロジェクトの支援方法は
ここをごらんください
塩野七生さんの書かれるものが好きで
38巻 キリストの勝利を読み終えました
すごいです
なんという大作でしょう
知力ではギリシア人に劣り
体力ではケルトやゲルマンに劣り
技術力ではエトルリア人に劣り
経済力ではカルタゴ人に劣るといわれた
ローマ人が、
どうして長く帝国を維持する
偉業を続けられたのか
名高い皇帝たちのなかには
偉大とは思えない皇帝も多かったようなのに
戦いのない間、兵士たちが道路や橋を作り
『全ての道はローマに続く』と言われた
『パクス・ロマーナ』のローマは
どうして衰退していったのか
興味が尽きない物語に惹かれて
39巻と40巻も、もう手にしています
長く続いたローマでも
内乱や後継者問題や裏切りに悩まされ
ローマ人同士で闘うことで
数万人にも及ぶ勇敢な兵士たちと
経験を積んだ有能な指揮官が倒れて
弱体化したローマに蛮族が侵攻しました
最強の敵将カルタゴのハンニバルが
象を連れてアルプスを越え
向かってきたときでさえ
団結して戦ったローマでも
衰退していきました
過去があるから現在があり
先祖があったから自分が生きている
そんなことは当たり前ですけど
あらためて思う今日です
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