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齢を重ねると脳機能の衰えが気にかかる紹介したこの研究成果では老化によって脳が収縮しても神経がそれを補う機能を果たしているという事が明らかになったこれは高齢者にとって朗報であるただ、いつまでもこの補完関係が継続する訳でもあるまいその辺の割り切りは必要だがとりあえずは一安心、と言うところか(笑)下記の記事には、私独自に● マイナスポイント● プラスポイントと言う風に仕分けをしておいた加齢で脳縮まっても… 神経が機能補う 名大チーム解明月舘彩子2018年1月31日17時40分写真・図版どちらも認知症ではなく健康な人の脳のMRI画像。70代の脳は黒い部分が多いなど50代の脳に比べて萎縮している(名古屋大提供) ● マイナスポイント脳は加齢により萎縮しても、● プラスポイント残った神経細胞が補い合って機能が衰えないようにしていることを、名古屋大学の研究チームが明らかにした。成果が米科学誌ニューロイメージ(電子版)に掲載された。 名大では2014年から、20~80代の健康な人の脳の変化を調べている。 研究によると、● マイナスポイント脳の表面に近く神経細胞が密集する「灰白質」の容積は年齢とともに減少。20歳の脳と比べて80歳では約15%減少していた。● プラスポイント一方、神経細胞同士をつなぐ「白質」の容積は20歳から45~55歳までは次第に増加することが分かった。● マイナスポイント さらに、脳の領域ごとの違いをみると、運動機能に関わる小脳の一部や大脳の中心前回と呼ばれる領域は加齢と共に萎縮していた。● プラスポイントしかし、感覚を伝える中継点の視床や意思決定に関わる前頭葉の一部、記憶に関わる海馬の周囲では年齢を重ねても、萎縮の程度が弱く、容積が比較的保たれていた。 ログイン前の続き解析を進めると、領域ごとの神経細胞が減ってくると同じような役割を持つ神経細胞が互いに補い、新たにネットワークを組んで、失われている機能を補っていたという。この度合いは、45~55歳までは下がるものの、その後は加齢に伴い高まっていた。 研究チームの渡辺宏久・名大特任教授は「まるでスクラムを組むように、萎縮したところをうまく代償していた。今後、脳機能を若々しく保つための予防策を提案したい」と話している。(月舘彩子)
2018.01.31
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伊藤美誠と張本智和は、なぜ圧倒的に強いのか? 卓球ライターはこう見る1/30(火) 12:02配信 1月15日から21日にかけて東京体育館で開催された全日本卓球選手権大会(以下、全日本卓球)は、衝撃的な結末を迎えた。女子シングルスでは17歳の伊藤美誠が初優勝したほか、女子ダブルス、混合ダブルスと合わせて3冠を達成。そして男子シングルスでは14歳の張本智和が史上最年少で初優勝を飾った。若き才能の芽が息吹いた背景には何があるのか。卓球専門ライターの伊藤条太氏に解説をお願いした。(文:伊藤条太). 伊藤美誠と張本智和は、なぜ圧倒的に強いのか? 卓球ライターはこう見る世界で勝つために設計された伊藤の独創的なスタイル世代交代をつげるかのような衝撃的な結果となった全日本卓球。その象徴となった、史上最年少で3冠を達成した伊藤美誠と、史上最年少で男子シングルスを制した張本智和のプレーについて、多少専門的に解説してみたい。 二人の活躍の背景に、3年前に導入されたプラスチック製ボールの影響があるという話も聞くが、筆者はその影響はほとんどないと見る。ボールの違いといっても、過去にあった38ミリから40ミリへの5%ものボールの直径の変更(2000年)や、日本で2001年まで通常の卓球と並行して行われていた「軟式卓球」に比べれば、微々たる違いでしかない。それらにおいてさえも、選手間の実力の逆転や特定のスタイルの選手の活躍は見られなかったのだ。厳密には多少の影響はあるかもしれないが、ボールのプラスチック化を二人の活躍の主要因とするほどの決定的な原理は見当たらない。ボールの違いよりも明らかなのはプレーの進化だ。 伊藤のプレーで何よりも驚かされたのは、バックハンドドライブの回転量だ。女子シングルス準決勝で対戦した石川佳純も決勝で対戦した平野美宇も、抑えきれずにオーバーミスをする場面が何度も繰り返された。卓球は、相手のボールにどれほど強い回転がかかっていても、ラケットの角度さえ合わせれば返すことができ、それ自体に筋力は要らない。だから女子小学生でも成年男子のボールを返しうる。にもかかわらず石川と平野が伊藤のバックハンドドライブにオーバーミスを繰り返したのは、その回転量が彼女らの経験を上回る量であり、ラケット角度の馴れの範囲を超えていたからだ。卓球のように速いスポーツの場合、動きの多くは条件反射でなされるため、意識で変えられる部分は意外に少ない。頭でわかっていても、反応が組み込まれていない角度は瞬時に出せないのだ。まだ17歳の伊藤が、中国選手とも対戦経験が豊富な石川や平野が返せないほどの回転量のドライブを打つこと自体驚くべきことだが、さらに驚くのは、伊藤はそれを「表ソフト」という回転のかけにくいラバーで実行していることだ。このラバーは、突起が表面に出ているタイプで、主流のラバーである「裏ソフト」よりもはるかに回転がかかりにくい(「表」とつく理由は、卓球界にこちらのラバーが先に登場し、後に日本選手が裏返すことを発明したという歴史的経緯による)。なぜわざわざ回転がかかりにくいラバーを使っているかと言えば、回転が少ないボールの希少価値によるやりにくさと、回転がかかりにくい分だけ相手の回転に鈍感なため、回転の読みにくいサービスを返しやすいメリットがあるからだ。伊藤がレシーブのときにフォア側のボールまで動いてバックハンドで打つのはそのためだ。つまり伊藤は、回転のかかりにくいラバーのメリットを享受しつつ、回転をかけたいときには自らのスイングスピードで猛烈にかけるという、強引ともいえる力技の戦略を取っているのだ。 伊藤の異常さはそれだけではない。伊藤はフォア面には回転がかかる「裏ソフト」ラバーを使っている。当然、ボールに前進回転をかける「ドライブ」を中心にするのが定石だが、伊藤は逆に、回転をかけずにスピードを優先する「スマッシュ」やいわゆる「美誠パンチ」を連発するのだ。つまり伊藤は、回転がかかりにくいラバーで回転をかけ、回転をかけやすいラバーで回転をかけないという、いわば「逆位相」とも言える卓球をしているのだ。このようなスタイルの選手は、知る限り現在も過去も世界のどこにも存在していない。卓球界でも極小の部類に属する伊藤の体格で、世界で勝つために設計された極めて独創的なスタイルと言える。旧来の卓球を変える可能性のある張本のスタイル一方の張本の卓球の凄さは、ひとことで言えば、女子のピッチの速さと男子のパワーの融合である。 卓球の試合を見ていると、一般的に女子選手は台の近くでプレーをし、男子選手は台から離れてプレーをするのがわかるだろう。これは体格と筋力の性差による。トップレベルの卓球においては、勝敗を決するのは人間の反応時間を突き破るボールだ。ラケットの角度や巧妙さには限界がないが、反応時間だけはどれほど鍛えてもそれ以上は縮められない生物学的な限界があるからだ。女子選手の場合は、台から離れるとどれほど強く打っても相手の反応時間を突き破るボールを打つ筋力がないので、台に近づいて早いタイミングで打つことでそれを実現しようとする。一方で男子選手は、遠くから打っても十分に速いボールを打つことができるので、自分の時間を確保しつつ大きなフォームで強打を放つことを選択する。これが男女の台からの距離の差となっている。 通常、台に近ければ自分の持ち時間も少なくなるので、スイングは小さくなり、ボールの速さは一定限界内のものとなる。これが一般的な女子選手の卓球だ。ところが張本は、女子選手のように台の近くに陣取りながら(卓球ではこれを「前陣」という)、その位置ではありえないほど大きく体を使い、強烈なボールを放つ。それがわかりやすいのはフォアハンドのフォームで、両足を肩幅の2倍以上にまで広げ、打球前に相手に背中が見えるほど上体を捻って、一気に180度も捻り返す。ラケットの旋回角度は実に270度にも達する特大サイズのスイングだ。十分な時間があれば誰でもこのようなスイングができるが、張本はそれを時間がないはずの至近距離でやってのける。結果、一般の男子選手より絶対的に速いボールというわけではないが「その距離から打つボール」としては十分すぎる殺傷力を持つ。それを実現しているのは、驚異的な判断の速さと身のこなしの速さだ。それはあたかも張本のまわりだけプランク時間(※物理学で定義された時間の最小単位)が異なる「張本時間」が流れているかのようだ。 張本のバックハンドは、打法そのものよりも、相手が決め球を打ってこようが逆をつかれようが体勢が崩れようがお構いなしに、マシンガンのように打ち続ける発想の方に特徴を持つ。他の選手なら、当てるだけにして一度守りに入るか、十分な体勢で打つために台から離れて時間を確保する場面があるものだが、張本にはその発想自体がない。そこには、何が何でも前陣を死守したまま強打を放ち続けようという強い意志と、それに支えられた徹底的な訓練が感じられる。 昨年12月に仙台で行われた世界選手権最終選考会のとき、試合前の練習時間に、一般の男子選手が台から離れて豪快なボールを打ち合っていたのに対して、台にピッタリとついて性急ともいえる連続強打をひたすら繰り返す張本の姿は異端であり異様でさえあった。ひとりが新しいスタイルで成功すると、あっという間に追従する選手が現れるのがスポーツの常だ。成功例はひとつでよい。可能性が示されれば十分なのだ。その可能性に賭けて多くの才能と時間が費やされ、やがてそれがスタンダードとなってゆく。これがスポーツの進化のプロセスだ。 伊藤の卓球はあまりに斬新であるため追従者は限られるだろうが、張本の「パワー前陣卓球」は、ある意味正攻法であるため、多くの追従者が出るだろう。それは、旧来の卓球をその選手とともに過去のものとしてしまうかもしれない。 生物の進化は目撃することはできないが、卓球の進化は今、目の前で起こっている。なんとドラマチックなことだろう。. 伊藤条太 ーーー 私の疑問 ーーーよくわかったのだが疑問がある伊藤美誠は、なぜ、フォアで裏ソフトを使うのかという点を説明していないフォアでは、回転では無くスピードで勝負しているのなら、フォアも表ソフトでもいいでは無いか?それとも、裏ソフトは、表ソフトよりスピードが出るのか?ケルンコンサートさんわかりますか?
2018.01.30
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トランプ政権、通商政策に焦燥感 TPP復帰検討 トランプ1年 ダボス会議 経済 北米 2018/1/26 8:18 【ダボス(スイス東部)=河浪武史】トランプ米大統領は25日、世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)の講演を前に、突如として環太平洋経済連携協定(TPP)への復帰検討を表明した。貿易赤字削減を旗印に政権は始動したが、1年目は通商協議で成果が出ずじまい。TPP復帰を求める産業界の声にこたえた形だが、強硬な交渉姿勢で協定成立が難航する可能性もある。 トランプ氏は就任直後の昨年1月下旬に「TPPから永久に離脱する」とした大統領令に署名した。TPPは長期漂流の瀬戸際に立たされたが、残された11カ国は協定を微修正して2019年にも発効させることで合意。予期せぬ「米国抜き」の協定成立に、米産業界からは自由貿易体制での出遅れを不安視する声が広がっていた。 共和党の大票田である食肉業界は、トランプ氏にTPPへの復帰を直接働きかけていた。対日貿易でみれば、米国産牛肉には38.5%の関税がかかるが、TPP11の発効後は参加国の冷凍牛肉が最大9%にまで下がる。米食肉業界はオーストラリアを最大のライバルとみなしており、アジア輸出で決定的な差をつけられるリスクがあった。 トランプ氏はTPP離脱後、参加国と2国間協議に切り替えて通商協定を結び直すとしていた。ただ、各国はライトハイザー米通商代表部(USTR)代表らトランプ政権の強硬姿勢を不安視し、同盟国の日本も含め2国間協議が進んだ事例はない。通商政策の出遅れでトランプ氏は側近のロス商務長官を叱責したともされ、政権内に焦燥感が強まっていた。 もっとも、トランプ政権がTPPの復帰を綿密に検討した痕跡はない。トランプ氏に先駆けダボス入りしたロス氏は、11カ国によるTPP合意に冷ややかな反応をみせ、関税引き上げなどで各国との通商摩擦も辞さない考えを示していた。トランプ氏は25日にTPPの合意内容を「ひどい」と評したが、具体的な改善点は提示しなかった。 TPPが再交渉となれば、トランプ政権主導で協議が進む可能性がある。トランプ氏はカナダ、メキシコとの北米自由貿易協定(NAFTA)を再交渉に持ち込んだが、域内の自動車生産で米国産部品の使用拡大を求めるなど「米国第一主義」を前面に押し出して各国と摩擦を強めている。TPP参加国では米国の交渉復帰に警戒感が広がる可能性もある。 ーーー 私の感想 ーーー● TPP11は、三月に調印予定ただし、発効は、来年だったかな?● それでも米国の焦燥は深まる不利を被るのは食肉業界だけでは無いはずだ詳しくは調べてみるが(笑)米国が強がるのも今のうちロス長官は、旧知の日本などへのメンツからもすぐには降参できないのだろう● 恫喝とはったりのトランプ政権だからここは、冷静に対処すればいい米国に残る切り札は関税引き上げだけだろうがそうは簡単には行かないだろう● 中国ともめればもめるほどTPP離脱の付けを実感するはず
2018.01.30
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バレーボール 迫田さおりさん某所でリオの追憶(笑)スレが伸びているが引退したらアラシもいなくなったので、安心しての盛況(笑)私から言わせれば現役の時にこそ応援してほしかった現役の頃は、あそこでは、ドシャットとかバカ打ちだとかいつも散々な言われようだったのに褒め言葉など数少なかったのに引退したら手のひら返し(笑)今ごろ、リオ評価なんて、しらけるその評価も、アスリートとしてでは無くいまさら、可愛いとか美人だとか芸能人枠(笑)ああ言うの、読みたくないどんな意味があるんだ私は、希有なアスリートとしてのリオを応援していた引退したら、解説できる元選手以外は、原則、ただの人ただし、リオの場合は例外で現役時代のマナーの良さが、いま活きて抜群の知名度と好感度それを生かしてのバレー教室が好評のよう協会も、リオの活用法に気がついたようだ同じ天然でも木村沙織よりはマシなようだし(笑)その意味では、うれしい気持ちはある
2018.01.30
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LCC、安かろう狭かろうと思いきや…初便に乗ってみた 産経新聞 2018/01/29 11:02 【ビジネスの裏側】スクートの関空ーホノルル路線の機内。通路が2本あり、3列の座席が3つ並ぶ シンガポール航空系の格安航空会社(LCC)のスクートが昨年12月、関西国際空港から米ハワイのホノルルを結ぶ路線を開設した。これまで国内線では何度かLCCを利用したことがあるが、LCCといえば「価格が安い分、狭く快適性に劣る」というイメージだ。ハワイまで7時間以上かかる長距離路線で日本人観光客が利用するのだろうかという疑問を確かめるため、搭乗取材した。(阿部佐知子) あっという間の7時間 関空-ホノルル路線で使用する機材はボーイング社の787型機で、エコノミークラスが311席、シートが広いスクートビズが18席ある。国内LCCでよく使われる通路が1本の小型機ではなく、通路が2本あり、3-3-3の座席並びの大型機だ。そのため乗ってみると、機内の圧迫感はまったくない。座席幅も約79センチと国内大手の国内線機材と同等のため、窮屈さは感じなかった。 ただLCCであるため、機内食や手荷物預け入れなどは別料金だ。座席に映画などがみられるモニターもなく、事前に自前のタブレット端末に映画や雑誌をダウンロードして持ち込むことにした。有料でのWi-fiや、自分のタブレット端末で映画が見られる「スクートTV」といったサービスも利用できる。 機内食のメニューは「ナシレマ」という鶏肉を使ったシンガポール料理や「鶏肉の蒸し煮ライス添え」などが12シンガポールドル(約千円)。これとは別に、機内食と手荷物預け入れが含まれた料金で予約した人やツアー客などは、この日はビーフカレーと飲み物が提供され、日本発路線ではこちらを利用している人が多かった。広報担当者から「量は少ないかもしれません」と聞いていたため、スナック菓子を用意していたが、自分には味も量も十分だった。 搭乗したのは就航初便ということで、ハワイ語のクイズやフラダンスのレッスン、旅行券などがあたる抽選会もあり、往路の7時間はあっという間。仕事もあったため、タブレット端末で持ち込んだ映画を見る時間も、睡眠の時間もほとんどなく現地時間の朝にホノルルへ到着した。 魅力はやっぱり安さ 同路線の通常運賃は、エコノミークラスが往復2万7600円から30万7600円。年末年始などの繁忙期はそれなりの料金にはなるが、特別価格のキャンペーンも頻繁に行われ、1月中旬から2月は、片道9900円で販売されていた。 娘と2人で初めて旅行する滋賀県草津市、自営業の女性(51)は「台湾旅行を計画していたが、同じくらいの料金でハワイツアーが出ていたのでこちらにした」と話す。スクートについては「申し込むまで知らなかった」という。 逆にホノルルから搭乗した同市在住の小学校教員の男性(31)は「もともと旅行は予定していなかったが、往復160ドルで見つけたので予約した。日本は2回目。今回大阪滞在は3日間の短い旅行だが、神戸牛を食べたい」などと話していた。同社は、同路線の利用者は日本人観光客が大半とみているが、ハワイからのインバウンド客増加にもつながるかもしれない。 選択肢のひとつ 話を聞いた約10組で「次回は別の航空会社にしたい」と答えたのは、家族旅行で利用の40代女性1人だけ。「映画が見られるモニターがあったほうがいい」というのが理由だった。 そのほかはおおむね「価格を考えると十分」と話す。年に数回友人と海外旅行を楽しむという看護師の女性は「乗り心地は問題ない。他の都市にも是非就航してほしい」と話した。 LCCの幹部からは「LCCの就航は競合ではなく、それまでその路線を利用しなかった人に利用してもらえるようになるもの」という話をよく聞く。確かに取材の中でもそういう人にも出会い、また新しい需要を創り出しているケースもすでに多くある。一方で、路線によっては既存の航空会社から乗り換える人も少なくないだろう。 個人的には、家族でのハワイ旅行の機会があれば、他の航空会社との価格差次第ではあるが、スクートを検討する。航空券代が抑えられた分で、オーシャンビューなどホテルのランクを上げたい。また今後は旅行先を決めるときに、LCC路線があるかが検討要素の一つとなるだろう。 ーーー 私の感想 ーーーHAWAIには二度行ったがこの航空料金には驚き従来は、JALとハワイアン航空が独占していて高かったと言っても、1回目は、一週間、割りに豪華版ではあったが2回目は、四日間、4万円ぐらいの格安ツアーをHISで見つけてそれに搭乗したので、二度目は、航空運賃は、ただのようなもの(笑)とはいえ、これからは、安いホテルを見つけたら、気軽にハワイに行こうとはいえ(笑)ハワイは暑いので、移動は、かなりつらい東南アジアもそうだが、季節を選びたい商社マン時代は、東南アジアや中東という酷暑の「瘴癘(しょうれい)の地」(奨励という言葉を知っている人は少ないだろうが)を多く経験して平気だったので、やはり、若い頃は暑さにも強かったのだ、と思う一度目は、韓国人のハイヤーに、腹の煮えくりかえる目に遭った帰国が迫っていたので警察沙汰にする時間が無かったが今もやっているかどうかわからないがHISのビラにつられて雇った韓国人のリムジンハイヤー運転手が極悪だった反対に、二度目にホテルの中にある売店の韓国人の女性は、優しくて、現地情報や韓国タクシーの手配などでお世話になったある二階建てのテラスのある安普請の(笑)レストランでは、ペラペラと軽薄に日本語をしゃべり、余計なことをしゃべる黒人のウェイターがいて不愉快だった反対に、日系と思われる男性従業員に日本語で話しかけたら、日本語が全くしゃべれない日系人だった海外で日本語をしゃべる外国人は、基本的に、怪しい意図を持った人間であると判断しておけば間違いは無いアプローチしてきたら、敬して遠ざけるべき敬する必要も無いが(笑)英語がしゃべれないと、こういう人間の奸計に引っかかる確率が高くなる国際経験の問題もあるだろうがいろいろであるが、必ずしも、ハワイは天国では無い物価は高いし、ぼったくりの側面があるし、出稼ぎが多いしある意味、世界の吹きだまりでもある台湾旅行との比較で言えば人間性の良さでは、断然、台湾だろうまだ、行ってはいないが、評判で判断
2018.01.30
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過去ログ「ニュースウオッチ9」の桑子真帆 キャスターは、左翼?この記事は、桑子アナの左翼偏向報道ぶりを批判した過去ログだが桑子アナのみならず、NHKの左翼偏向はひどいと言っても、以前に比較すればこれでもまだ中道よりになった方なのだが最近の例だが「未解決事件特集」という番組がありここでの未解決事件とは赤報隊による朝日新聞神戸支局へのテロ事件なのだが見ていて私は、違和感を感じたこの番組は、残酷なテロ事件として赤報隊を非難するのだがもちろん、確かに、問答無用のテロ事件は卑怯であり残酷であり、許されるべきものでは無い報道の自由は守られるべきものだそれは、前提条件として書くのだが● まるでこの番組におけるNHKは、まるで、朝日新聞と一心同体(笑)まるで身内が殺されたか如き悲憤慷慨ぶりなのである● その一方で、なぜ、朝日新聞が攻撃されたか?朝日新聞の戦前においては軍国主義・国粋主義の先頭に立ち国民を盲動せしめ、戦後においては、ガラリと正反対な極左的報道スタンスで、再び国民を左翼誘導した罪はいかなるものか?● 日本を世界から SEX SLAVE の国と非難される重大な「慰安婦情報捏造およびその拡散という売国的犯罪を犯した罪は、どう償われたのか?そういう点には、全く触れていない犯罪には動機というものがあるもちろん、動機があっても、罪は罪であるしかし、裁判において、動機が不明では、罪を問うことが難しいつまり、犯罪の解明に動機は必須の要件なのだその点で、事件解明を目指すこの番組では赤報隊の宣言文以外にNHKとして、朝日新聞がなぜ被害者になったのか?加害者側の犯意の源その分析が、抜け落ちているその事件の残酷さと残された家族の悲痛な感情事件解決とならなかった警察関係者の無念犯人である可能性のある人間達そういう「謎の事件」としての取り扱いで終わってしまっているNHKが警察に成り代わって、事件の真相を突き止めるのであれば加害者側に殺意を抱かせた朝日新聞とはいかなるメディアであったのか?その分析から始まるべきであろう朝日新聞は、全く瑕疵の無い正しい報道を続けていたメディアであったのに、テロの非業の犠牲になった、と言う一方的な「奥行きの無い」恣意的な報道スタンスこれが国営放送でいいのか?もちろん、この「分析が無い」と言う部分は、恣意的なものである受信料支払い義務が確認された状況の下いよいよ国営放送になったNHKの政治的スタンスをNHK自身が、この番組を借りて敢えて国民に明確に示したもの私は、そう受け止める ―――― 過去ログ ――――ブラタモリで、タモリのお守り役をしていた桑子真帆アナウンサー その後、二段出世して、ついにNHKの夜の看板情報番組【ニュースウォッチ9】のキャスターにまで上り詰めた おかげで、私がファンだった鈴木奈穂子 アナウンサーは、トコロテン式に、玉突き的に(笑)「ニュース7」(平日)に転出と成った なお鈴木様は(笑)平日担当で、土・日は、あの謹厳実直美女(笑)井上あさひアナが男性ファンの要望で東京へ帰還され(笑)でも、鈴木さん、よかったんじゃない? 【ニュースウォッチ9】では、キャスターとしては、河野記者とのダブルキャスト「ニュース7」(平日)では、彼女がメイン・キャスター― ― ― ―私は、桑子アナがブラタモリに出演していた頃から、彼女には、バランス感覚と常識がある(様に見える)(笑)との理由で評価していた特に、ブラタモリで彼女の後任となった近江アナウンサーが ただタモリについて歩くだけでこれで早稲田の政経卒とは信じられないボンクラぶり(失礼)で その点、桑子アナはよかった!と思っている ここまでは、女子アナ話題的なのだが(笑)― ― ― ―ところが! 普段見ないこの【ニュースウォッチ9」を、昨夜、たまたま、何気なく見ていると● 沖縄の辺野古基地予定地の護岸工事が開始されたというニュースになった このニュースをどう伝えるか?は そのメディアの政治思想(笑)が鮮明に見える踏み絵の様なニュースであると私は思うのだがNHKは島民の意見を先ず紹介○ 辺野古建設に反対の島民が3人○ 容認の島民がひとり紹介された実際には、選挙結果などを見ても、島民の意見は、賛否、かなり拮抗しているはずなのにつまり 1:1に近い比率なのにこの版国が採用した3:1という「サンプリング・配分これだけで、NHKが反対派側に共感している事がよくわかった(笑)おまけに この護岸工事が始まったことで対して、極めて感情的なわれわれの情感をゆさぶる「辺野古の海の環境を考えるともう後戻りは出来ない!」と言う悲愴なニュアンスで、不自然に伝える報道ニュースとして、明らかに感情過多である事実の報道以上にNHKの価値判断が示されている ーーーー護岸て工事をやったあと埋め立てるのだから当然だろう干拓工事って、そういうものでしょ? 後戻りなどだれが考える?(笑)埋め戻しなどする沸かないだろ?(笑)なにをいまさら??(笑)環境に与える影響を言えば同じく埋め立て地に立地する「大阪の関西空港」の立場が無いではないか?(笑)関空工事について、NHKは、こう言うセンチメンタルな報道をしたか?するわけないよね?そもそも文化文明は自然を破壊して今のものになった人間の存在と活動それは総て自然破壊だし物事は、利便性とのバランスなのだもう、ここでも、恣意的な偏向がハッキリしている ーーーー ここで、改めて、なぜ?沖縄の極左連中は、辺野古の海の自然環境だけに反対するのか? 少し前に私は、● 「那覇空港第二滑走路建設埋め立て工事」と言う記事を書いた沖縄の極左共が、那覇空港ではなく、辺野古埋め立て工事に反対する活躍ぶりが朝日デジタルで(やっぱり!)報じられている ーーーー記事 辺野古沖、移設反対派30隻が抗議 「海を壊すな」 朝日新聞デジタル 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設工事が進む名護市辺野古沖の大浦湾で18日、移設に反対する平和運動団体などが船やカヌーで海上から抗議の声をあげた。約30隻が、立ち入りが制限された区域の周辺を航行し、船上から「辺野古の海を壊すな」と叫んだ。 ーーーーもちろん、それは、環境保護の立場からは、立派なことなのだが(笑)公平であってこそ、立派なことなので(笑)下記の辺野古よりずっと大規模な埋め立て工事が今、沖縄で工事進行中なのに これについては、沖縄の極左共は、沈黙なのだ(笑)― ― ― ―● 「那覇空港第二滑走路」の建設埋め立て工事那覇空港の第二滑走路の長さは、3.5km辺野古は1.8kmこの那覇空港の第二滑走路は辺野古の倍近くの埋め立てになる。― ― ― ―辺野古の倍近くの埋め立てには全く抗議せずどうして?一部外部勢力さん! ひょっとして、那覇空港の埋め立て工事は、海を全く汚染破壊しないのか?(笑)そういう最新の工事方式なのか?自分達に都合のいい埋め立ては容認し、温かく見守るが(笑)辺野古の埋め立てに対しては、異常なほどの強硬な反対沖縄は相変わらず、ダブルスタンダードである沖縄は、本土に対して、● 【ゆすり、たかりの名人】と米国に揶揄された事を思い出す(笑) ーーーーともかくこの番組は、私のように細心の注意を払ってみていないとNHKの左翼誘導に気が付かないままだろう なにしろチラッとジュゴンの映像をサブリミナリ的に見せて潜在意識に刷り込みを図ったり手がこんでいるのだから(笑)ジュゴンって、沖縄の人が食用にしていたよねそれだけではない辺野古の海を長年撮影している写真家のコメントを紹介したり(海は広いのだから(笑)他の海も撮影すればいいと思うのだが)わざわざ、こう言う人物を捜し出すところにNHKの基地反対への熱意が垣間見られる(笑)で、女子アナ話題だった(笑) ―――― ◇ ――――このニュースの中で、人気の桑子アナがあの大きな目を見開いて● 「沖縄県民の同意を得ないまま、一線を越えてしまった!」と悲痛な表情を見せるでのあるしかも「沖縄県民の同意を得ないまま」という箇所を、二度も繰り返す「ここ、重要!」という事ですね(笑)しかし、この桑子アナの強い口調を「これは、左傾コメントすぎてヤバイ!」と認識したのかどうか?パートナーの男性有馬キャスターが「政府と地方との行政問題」などと、 軌道修正を図るようなコメントを加えていたが桑子さん!あなた、左翼だったんだ!もう、評価は取り下げる「沖縄県民の同意を得ないまま、一線を越えてしまった」って・・・なお、桑子アナは、ご自身、一線を越えて結婚してしまったがこれは、関係無かったか ―――― ◇ ――――以下は根本的な疑問なのだが桑子さんは、答えてくれるだろうか?沖縄県民の同意、って、なんなの? 沖縄では、同意が無くて反対意見のみなの?それは絶対的で確定したものなの?行政上、それは MANDATORY なものなの?日本は米国のように連邦制でもないし、英国のように連合王国でもないのだが、国の意志を越えて県の意志が優先し強制力を持つの?どうすれば、「県民の同意」が得られるの?それまで、「一線」を越えてはいけないの?そもそも、「一線」って、あんた個人の判断に過ぎないだろう?桑子さん!まるで、 沖縄県民の意志・意見が一枚岩で、100%辺野古反対である と言う前提のコメントじゃないか?これは、事実に反している とんでもない実際には、知事選にしても市長選にしても、結果はかなりの僅差丸めれば、五分五分、と言えないこともない現に、先のインタビューに答えた容認派もいるのにそれなのにあなたは「沖縄の民意=辺野古反対」という前提を置いていますね?これは、事実と反する、とんでもない偏向発言じゃないか?これでは辺野古反対派は○ 本土からの越境職業左翼○ 中国人○ 在日の他に、天下の公器であり、受信料を強制的に徴収するNHKその中でも夜の看板番組の人気キャスターも反対派であり それを天下の公器で叫んだということになるこんな政治的偏向なら、NHKの受信料なんて、払えないね― ― ― ―それに加え密集地に立地する普天間は、いつ恐ろしい大事故が起きても不思議ではないそれなのに、普天間から辺野古への移設に反対する沖縄の反対派将来有りうる大事故は、反対派の人間が責任を取るべきだ反対派は、普天間周辺住民の生命を【人間の盾】として政治的な反対運動を行っているのだもし、住民の生命を第一に考えるのであればとりあえずは、辺野古以外の選択肢は見え無いのだから緊急避難的にでも辺野古への移設を認めるべきだ将来発生することが確実だと思われる普天間大惨劇の責任は、反対派が全面的に負うべき― ― ― ―関連する過去ログを下記に示しておく● 普天間基地周辺の密集民家の形成が一目でわかる航空写真
2018.01.29
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バレーボール 久光戦公開処刑的な試合になるかな(笑)中川さんに、レセプション率一位のチャンスあり全日本の可能性もありこれだけかな、期待はそれにしても強欲な久光めぼしい選手をことごとくとって行く世界戦なんて、とっくに諦めているのにVリーグも、これでは面白くないバレーボールは、衰退の一途
2018.01.28
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ーーー 記事 ーーーTPP復帰検討を明言=トランプ大統領―ダボス会議1/27(土) 0:03配信 時事通信 【ダボス(スイス東部)時事】トランプ米大統領は26日、スイスのダボスで開催されている世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)で演説した。中国けん制の狙いも=トランプ氏、TPP復帰検討 自国の利益を最優先する「米国第一」の姿勢を続ける考えを強調。米国の利益になることを条件に、昨年離脱を決めた環太平洋連携協定(TPP)への復帰を検討することを明言した。多国間貿易の枠組みへの関与も視野に入れる考えを示した。 トランプ氏は演説で、「『米国第一』が米国の孤立を意味するわけではない」と指摘。「(協定が)合理的な内容であれば、TPP各国との交渉を検討する」と表明し、グローバル化に背を向けがちな米国に対する懸念の払拭(ふっしょく)に努めた。 通商政策では、「公平で互恵的な貿易」を追求すると改めて主張。知的財産権の侵害などの不公正な貿易慣行には「これ以上目をつぶってはいられない」と語り、通商ルールの順守を迫る方針を示した。名指しは避けつつも、中国などに厳しい対応で臨む考えをにじませた。 ーーー 私の意見 ーーー● トランプが選挙公約を実行しながらもその見直しを決断したのは最初のケース● TPPは、もともと、経済的な中国囲い込み政策だったのだがその効用に、ようやく気がついたからこその「Uターン」● オバマのやったことは総て反故にして破壊するそういうトランプの基本線が、始めて崩れた背に腹はかえられない、と言うところか● 逆に言えば、それほど、中国への経済的な締め付けをしたい、中国の譲歩を引き出したい、と言うところか● ただ、TPP11は、三月にも批准される予定復帰米国の席は用意されているもののその復帰条件は、米国主導だったTPP12そのままであり今さら、トランプが、新たに、これまでの規約以上に米国に有利なものを add on することは如何に豪腕トランプと言えど、難しいと思うただまあ、11にとっても米国の参加そのものは大歓迎であるので米国が復帰してこそ、当初の規模のメリットが享受可能になるので「復帰の祝儀」という形での、何らかの譲歩はありうると思う● この意外なトランプ発言に驚いたのは中国だろうせっかく、TPPが、TPP11に縮小し一帯一路で世界をまとめようと思っていたのにTPP12で、囲い込まれては経済的にも、軍事的にも、旗色が悪くなる● また、誰よりも喜んでいるのは安倍首相とハードネゴで髪の毛が真っ白になった甘利明元TPP担当相であろう ーーーー河野太郎外相「TPPの中身を変えるつもりはない」 復帰示唆のトランプ米大統領「有利な協定なら」発言を一蹴
2018.01.27
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卓球王者の張本が、いまひとつ支持を得られない要因ITmedia ビジネスONLiNE 2018/01/27 10:48 なぜ彼に対しては賞賛の嵐とならないのだろうか。 今年の全日本卓球選手権・男子シングルス決勝で水谷隼を破り、14歳で最年少優勝の偉業を達成した中学生王者・張本智和のことだ。相手は2016年のリオデジャネイロ五輪で日本人初のシングルメダリストとなり、全日本選手権にも史上最多で9回の優勝を飾っている日本男子卓球界の第一人者。自分よりもちょうど倍の年齢の大先輩に圧倒的な強さを見せつけ、栄冠をつかんだのだから世の中は張本フィーバーが起こってもいいはずだ。 ところが、ひいき目に見ても張本人気はそこまで上がっている傾向は見られない。筆者も全日本選手権決勝の場にいたが、観客から水谷の一挙一動に大声援が送られる一方で、張本がポイントを奪っても会場全体の大きな盛り上がりは感じられなかった。(中略) 張本がいまひとつ支持を得られない要因として挙げられるのは、やはり「チョレイ」だろう。ポイントを奪った際に絶叫する“トレードマーク”として、いまやすっかり定着している。個人的には「チョレイ!」と叫ぶ彼がスポットライトを浴び始めた当初「随分とインパクトがある若い選手が出てきたなあ」と興味本位で見ていた。しかし張本が台頭して来たころにネットを見ると、意外なことに「意外」じゃ無いだろう(笑)日本人の自然な反応だ人に迷惑をかけないマナーよく振る舞うそういう日本人の美学・道徳規準に反する行為だからだバッシングの嵐が吹き荒れていることに気付かされる。「掛け声がうるさい」「見ていてイラっとくる」「チョレイ、うざい」などと随分な言われようでディスられている書き込みばかりが目立つ。先日、それを象徴する出来事もあった。●張本氏の“口撃”が称賛される 1月21日に放映された『サンデーモーニング』(TBS)の「週間御意見番」でお馴染みの野球評論家・張本勲氏が、この14歳の天才卓球少年に苦言を呈したのである。 番組で張本が全日本選手権の準々決勝で4強入りを決めた際に、両ひざをつきながらエビ反りし「ドゥオオオ〜ッ!」と絶叫する「ハリバウアー」のシーンを放送。アホチャウ?(笑)これに張本氏が苦笑いしながら「子どもだからね。ワァーワァー騒いでもいいけど、成人だったら『喝』やるんだけどね」と口にし、さらに「ああいう子は気が小さいんですよ。感情を抑えきれない。ワァーッと出しちゃう。本当に根性のある人はああいう態度は取らない。男は」と持論を展開した。 これまで張本氏が同番組で発言するたびにネット上は炎上していたが、今回ばかりは「珍しく正論を言っている」「その通りで絶叫するのは気が小さい証拠」などと同調する書き込みが数多く散見された。私も張本の「喝っ!」は嫌いだが今回だけは、張本を褒めてやりたい(笑)しかしながら日本王者になった張本が「気が小さい」とは思えない。彼は気持ちを鼓舞させるために絶叫していると聞く。 加えて言えば「大声で叫ぶ」「相手を威嚇(いかく)する」「観客に不快感を与える」などの行為は卓球のルール上で禁止行為とされているが、これまでの大会で張本が「チョレイ」や「ハリバウアー」で審判から注意を受けたことは1度もない。今のところ、ルールに抵触しているわけではないのだ。 複数のメディアでも報じられている通り、日本卓球協会も張本の行為自体に問題はなく、他にも自分を鼓舞するための声出しをやっている選手はいるとの見解を示している。 ただし、すでにトップクラスの張本がこれからシニアの舞台でどんどん場数を踏み、世界の強豪としてその名を今以上に轟(とどろ)かせるようになれば、何とかして足を引っ張りたい対戦相手側からトレードマークの絶叫に何らかの形でクレームが入れられるようになるかもしれない。とはいえ、これはあくまでも仮定の話だから本人的にはそこまでナーバスになる必要もないだろう。日本だけでは無い世界、どこに行ってもマナーの悪い選手が、好感を持って迎えられることは無いこの筆者、言ってることがおかしい それに張本は毎回必ず絶叫しているわけではない。いまだに出場しているジュニアの大会などではトレードマークの「チョレイ」や「ハリバウアー」を封印して試合に臨むときもあるので、“普通”に戦っても彼は強いのである。派手なパフォーマンスをするのは、大事な試合のときだけなのだ。●アンチを黙らせて 張本と比較するレベルではまったくないが、女子卓球の国民的人気選手・福原愛もポイントを奪った際にトレードマークとも言える「サー」の掛け声を口にすることは有名だ。ただし絶叫して「うるさい」と感じさせるようなものではなく、周囲では逆に「爽やかさ」を覚える行為としてとらえている人が大半を占めている。だから福原の「サー」は、世間から文句どころか愛くるしさの象徴として受け止められているのであろう。 だがいくらボリュームの大きさやときにパフォーマンスが加わることの違いはあれども同じ掛け声を口にしているはずの張本が、ここまでブッ叩かれることにはどうしても違和感を覚える。しかも彼はまだ14歳だ。これから日本を代表する卓球選手としてさらなるジャンプアップが見込まれる成長株の少年が大人顔負けの偉業を達成したにもかかわらず、前出の張本氏を含めて寄ってたかっての“口撃”を浴びせられる光景は正直見ていて気分がいいものではない。 JOCエリートアカデミーで育成され、その才能を開花させた張本は卓球王国・中国の牙城を切り崩す可能性を秘めている。両親はともに中国出身の卓球選手。2歳からラケットを握り、幼少時から両親の英才教育を受けてきた。仙台出身で国籍は日本に帰化しており、20年の東京五輪で金メダルを獲ることを当面の目標にしている。同じ日本人として14歳少年のこの素晴らしい夢をぜひ実現してほしいと願うことは、ごく普通の考えだろう。普通の考え方では無い!!(笑)勝手なことを言うな!こんなひどいマナーで、例え好成績を上げても日本人として恥ずかしい福原愛ちゃんの可愛い「サー」はと、比較にならない ただ残念ながら、ネット上で「張本智和」と入力すれば、「国籍」の二文字が上位に表示される。こうした背景を考えると、どうも彼は「チョレイ」と「ハリバウアー」以外のところでも、過剰に叩かれているような気がする。便利になった半面、何か陰険で嫌な世の中になってしまったと痛感しているのは筆者だけではあるまい。 繰り返しになるが、彼はまだ14歳である。こうした逆光に負けず着実に成長し続ければ、アンチを黙らせるはずだ。(臼北信行)この筆者マナーはどうでもいいという中国人なのでは無いか?(笑)14歳の本人の責任は、それほど問えないかも知れないしかし● 自分だけよければいい● 人に対する迷惑など考えなくてもいいそういう中国人の両親の教えがあるのだろう日本にはなじまない考え方だいや、世界どこに行っても、こういうマナーが、好感を持って迎えられるはずが無いその点で、彼が日本人選手だと思われるのは恥ずかしいいや、ひょっとしたら、中国でもブ~イングを浴びるかも知れないせっかく、女子卓球の方は、大人気なのに私は、チョレイを聞きたくないばかりに男子の試合は見なかった(女子だけを見るのは、それだけでは無いかも知れないが)(笑)日本卓球界のためにもチョレイは、禁止してほしい
2018.01.27
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過去ログ春日野親方が弟子をゴルフクラブでクラブが折れるまで乱打ここのところこの記事が妙にアクセスが多いと思ったら原因があった● 悪評の春日の親方● クラブで殴られたのが今好調の「栃ノ心」この春日野親方というのは許しがたい角界追放すべきだろう第一、この暴力は、なぜ警察が逮捕しなかったのだ?傷害罪は親告罪ではないのだから今からでも遅くは無い(笑)殺人未遂でもいいだろう一方、栃ノ心は評判がいいなグルジア(ジョージア出身)日本人力士よりはるかに礼節を知る優勝させたい何でもアホ馬鹿の相撲協会が力士の海外渡航を禁止しているので、栃ノ心は、故郷ジョージアで生まれた女の子にも会えないのだという相撲協会全員を国外追放したらどうだ?貴乃花親方も一緒にもめ事が無くなるテレビで不愉快な相撲話題を見なくても済むそれにしても、相撲記者とか、相撲評論家ってたかが相撲を、国技だ、神事だ、と権威付けばかりこいつらもまた、不愉快何様なんだ八百長相撲が一番安心してみることが出来るんだよ怪我も無くなるし(オイオイ)なお、この過去ログの URLは下記だが、なぜかこの頃、直接リンクできなくなっているコメント欄にもURLを入れたが、コメント欄だと直接リンクが可能なので、その方で見ていて抱いてもいいhttps://plaza.rakuten.co.jp/alex99/diary/201110210000/comment/write/#comment
2018.01.26
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米国や欧州で、銃の乱射というテロが続発しているしかし、一般の日本人にとって、銃を触った経験など無いだろうベトナム戦争当時のサイゴンで経験した、銃にまつわることを書いた過去ログであるベトナム戦争における私の銃体験カテゴリ:【ベトナム】 ベトナム戦争での思い出 銃社会の米国とちがって、銃所持が厳しく規制されている日本では銃を手にしたり、実弾を発射したりの経験がある人は少ないだろう しかし、韓国やハワイなどでは、実射できる場所(店)があるし ベトナムでも、ある場所で、実弾射撃が出来る有料射撃場があった私は、ベトナム戦争の最中、ベトナムのサイゴン(今のホーチミン)に駐在していたから実射の経験もあるし、 撃たれた事もある(笑) 射撃には慣れっこになってしまった そんな、銃体験を思い出してみる ―――― ◇ ――――戦時中のベトナムでは、宿舎がサイゴンの街の中心からは少し外れの交通が激しく、警備の厳しい交差点に面していたサイゴンから郊外に向かおうという街道である実はその交差点では、警察と軍隊が非常線を張っていて夜中には、何度も、警告射撃の音が響いていた怪しいバイクを見つけると、兵士や警官がピ~~とホイッスルを吹く止まらなければ、威嚇射撃なのである それでも止まらなければ、実弾発射である初めはビクッとしたが、すぐ慣れたとは言え、私の二階の部屋の窓の下でバンバン撃つのだから読書中とか、昼寝中にはびっくりする(笑)----サイゴンは、そのころ昼間は南ベトナム政府が夜間はベトコン(南ベトナム解放戦線)が支配していると言われていた権力の、武力の(笑)二重構造であったこういう例は、世界史をひもといても、あまり例がないのではないか?珍しい現象ではあったつまり、南ベトナム政府は、南ベトナムのテリトリーを掌握しきてていなかったベトコンの跳梁を押さえることが出来なかったそういう事であるだから、南ベトナム政府としてはサイゴンに潜むベトコンと北ベトナムのスパイ摘発に懸命だったのである夜間はカーフュという夜間禁止令が出ていて外出するものは、問答無用で射殺される サイゴン病院にある日本人医師を訪ねて行ったら ちょうど、夜間に撃たれた人間が運び込まれてきていた日本人医師によると腹部に何十発もの銃弾が撃ち込まれていたそうである----事実、サイゴンの街の中では、プラスティック時限爆弾をつかったテロは日常茶飯事だった私が昨日、飲んでいたバーが翌朝の朝刊でみると、時限爆弾で爆破され米兵がひとり、死亡している ・・・などは、私の実体験である----一度、宿舎の前の交差点の向かい側にあった仏教寺院で僧侶達が反政府のデモをしたその頃は、同じ南ベトナム内部で仏教徒達が政府に激しく対立していた時代である ヘルメットに防弾チョッキ、完全武装の兵士達が大勢駆けつけて寺院めがけて自動小銃のオート・モードで大量の威嚇射撃をしていた単なる威嚇だけでは無かったあれでは、死傷者も出たのではないか?銃撃は夜になっても続いていて夜間になると、 兵士が発射する自動小銃の銃弾に含まれている照準を修正するための照明弾が赤いアイスキャンデーのように夜空の中の仏塔に流れた私は、宿舎の門扉のところでそれを見物していたのだが私があまりにも無責任で、楽しんで、見物モードになっていたのか(笑) 腹を立てたらしい兵士の一人が、私めがけて撃ってきた ピュン!と弾丸が私の足下に着弾して コンクリートがくだけて、煙のようなものが上がった弾丸は厚い鉄製の門扉に当たって、ガキ~ンと大きな音を立てた私は、慌てて、門扉にある小さな出入り口から中に逃げ込んで あとは、小さな覗き穴から見物した危ないところだった(笑)----サイゴン郊外にあった建設現場警備のために銃を持った兵士のアルバイトの警備員がいたのだが一度、彼の、カービン銃を試射させてもらったことがある十メートルほど離れたところに缶詰の空き缶を立てて それをターゲットに撃ってみたのである カービン銃というものは、騎兵銃とも言われる ウィキで検索してみる----カービン本来のカービンとは馬上での取り回しを考慮し、 短縮軽量化の上で背負いやすいように吊り環の位置を変更するなどした小銃であった。また、ボルトアクション式カービンではボルトハンドルが他の装具に引っかかりにくいように、 下方に屈曲させ、閉鎖状態で銃の側面に密着するようにしたものも多かった。 小銃に比べ小型軽量化されたカービンは取り回しが良く、 場所をとらないという利点がある一方、 射撃時の反動・マズルブラスト・発射音が激しくなり、 肝心の命中精度が低下するという欠点が生じ、銃自体の寿命も短くなるとされた。 現在ではおおむね「小型のライフル」を意味する分類で、 小銃を持たない下級将校や車両乗員、 空挺部隊など装備に制限のある特殊部隊、 市街戦や密林戦など至近距離での戦闘が想定される地域の兵士などに装備されている。----もともと、騎兵が使用した軽小銃であったとあって私の認識では、馬上での使用に向いた、 反動の少ない銃だと思っていたのだが上のウィキの説明では反動が大きく、発射音も大きいというしかし、私の実射での感想はやはり、反動が非常に小さく、発射音も小さかった----私は、二・三年前にベトナムを再訪したサイゴンから数十キロの場所に「クチ」と言う観光スポットがあるそこにツアーにのって観光に行った クチの郊外は、一見、一面のゴムの林であるしかし、ベトナム戦争当時は、ベトコンの主要根拠地のひとつであった米軍の空爆が激しいので地表上には建物を築けず地下に恐ろしく長いトンネル網を掘った これは、米国の空爆に悩まされた北ベトナムそれにベトコンの対抗策である クチのトンネルも、スケール的には、一つの地下都市のようなもの指令本部・病院その他、いろんな施設が揃っている そこから、トンネルを使って河に出たり かなり離れた地点で地上に上がり ゲリラ戦を仕掛けたのである このクチのゴム林の奥にはジャングルがある そこが観光スポットになっている いろんなトンネルや米軍の戦車の残骸などが残っているある場所に、銃の有料試射場があった お土産のマーケットと併設である米国人を含む観光客が撃っている銃は、主にソ連製の自動小銃カラシニコフであるどんな粗い扱いにも耐えるシンプルな構造で銃の歴史に残る銃であるいまだに世界中で使われている米軍のM-16自動小銃もある これも米軍を支えた歴史的な銃ところで、この試射場での銃声がすごい耳が痛いほどの銃声である私が今まで経験してきた小銃の音は、これほどではなかった ジャングルの中だから、さして反響しているわけでもない おそらくカラシニコフが強力な銃だから音も大きいのだろう----銃と言っても、ベトナム戦争で米軍によって使われたのは、M16という自動小銃である実質、軽機関銃のような威力を持つ ただし、ライフルのように単発モードにしても使える----個人が使う火器としては、ピストル・レボルバー・拳銃もあるサイゴンには、軍人ばかりではなく民間人、いわゆる軍属もいた そんはひとりのアメリカ人と私は、一時、友人だったのだが一度、タクシーに一緒に乗って、サイゴンのバー街に飲みに行く途中そのアメリカ人の友人がタクシーの運転手とケンカをして タクシーの運転手は、鉄棒で殴りかかってくる アメリカ人は、興奮してピストルを発射サイゴンの一番の繁華街での出来事である警官が駆けつけてきたら大変である何しろ、戦時のサイゴンだから問答無用で射殺されるかも知れない その時は、とにかく、命からがら逃げた そのアメリカ人の持っていたピストルは小型だった だから、撃った音も軽いものだった彼の自宅を出る時に彼がこのピストルを私に見せたのだが その時は、まさか、実際に撃つ事態になるとは想像もしなかった----一度、サイゴンの警官達がピストルを乱射・連射した現場にいたことがある ある日の夕方、日本人の友人と繁華街のナイトクラブに向かっていた ナイトクラブまで、あと十メートルぐらい・・・まで歩いた時 目の前を、ミニスカートの、そのミニスカートから小麦色に焼けた美脚の サイゴン・ガールが歩いて行く そのガールは、すぐ目の前のバーに、入って行った バーガールだったのである彼女の、特に美脚が非常に魅力的だったので(笑)私と友人は、そのバーに誘い込まれるように(笑)入った バーのカウンターで缶ビールを開けて まさに口元にもってゆき飲もうとした時 天地がひっくり返るような轟音が響いた バーの窓やドアも振動 外に出てみると、最終目的地だったはずの斜め向かいのナイトクラブが煙の中さらに近づいてみると ナイトクラブの壁が吹き飛んでいて目の前の道路には人体がバラバラに飛び散っている既に死体なのか、まだ生きているのか? 腕や脚のようなものも撒き散っている大きなサイレン音が響いて米軍のMP《陸軍警察》(military police)のジープが何台もすっ飛んできた後部座席に機関銃の回転銃座を据え付けた戦闘用のジープである ジープから飛び降りたMP達が《腕の腕章でわかる》 道路に散らばった死体?を片っ端からジープに放り込む サイレンを鳴り響かせながら、ジープが突っ走って行く方向は私も患者の付き添いで寝泊まりのしたことのある、近所の フランス系の「パスツール病院」である しばらく興奮冷めやらぬ思いで道路に群衆とたたずんでいた私達だが その群衆を取り囲み始めたのがベトナム人の警官達である「パ~ン! パ~ン! パ~ン! パ~ン!」 警官達はピストルを上空に向けて、乱射するのである私は、すぐわかった彼らは、群衆を散らせようとしている というのも、ベトコンは、テロのあとに集まる野次馬を目標にした二次テロを実行するのである このケースでは、例えば、 集まった野次馬相手に、さらに、爆弾を爆発させる この状況でも、警官に逮捕されてはまずい この戦時下だから、彼らは、少しでも怪しい人間はすぐ逮捕する大量のスパイがサイゴンに入り込んでいるのは事実なのだから サイゴンが陥落してわかったことだが私の支店の現地スタッフの半分は、ベトコンまたは北ベトナムのスパイだった私の彼女だった女性も、北の勝利に終わった終戦後、北の幹部としてカミングアウトしたという道理で、ブランスのお嬢様学校卒でフランス語がペラペラと言う、普通のベトナム女性ではなかった私は、利用されただけだったのか?私の身体も、利用されただけだったのか?(笑)この話は、別に詳しく(笑) ーーーー逮捕だけですめばいいが、射撃される危険性もあるそれに私が、サイゴンの夜の歓楽街で連夜のように飲み歩いているのは支店長には秘密である私達は表通りは避けて、裏道づたいに必死に逃げて ようやくタクシーを捕まえて宿舎に戻った しかし、その途中でも、兵士や、MPや、警官などが勝手に敷いている非常警備線で止められ現金を挟んだパスポートを見せて つまり、わいろだが非常線を突破出来た この場合の警官のピストルの音だが音は小さくて、軽い音 一番、射撃音がすごいのは やはり、カラシニコフ と言う結論かな? 次は、韓国か、グアムか、サイパンか そのあたりで、カラシニコフを撃ってみよう
2018.01.26
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ベトナムでのサイゴン日記復刻シリーズを続けているこれが私のブログ記事では一番、希少価値のあるものかも知れない 【復刻日記】「おれとヘロインの間にさあ、何かがあってもいいような気がしたんだ」 村上 龍著 『限りなく透明に近いブルー』 私のリンク先、FLURさんの6日の日記のタイトルだ。 『限りなく透明に近いブルー』は私も読んだはずなのだけれど、あまり印象に残らなかった。そうか、ヘロインなどについても語っていたのか?ヘロインには縁がない私だが、大昔、海外で、「ひょっとしたらあれは麻薬の一種だったのではないか?」と思う様な経験はした。 ~~~~~~~~~ 私は入社早々、当時、ヴィエトナム戦争の戦火の中の南ヴィエトナムの首都サイゴン(今のホー・チ・ミン)に赴任した。 赴任してしばらくして、サイゴンの繁華街に飲みに行くようになった。 飲みに行く・・・と書くと簡単だが、実際はかなりの危険をかいくぐる事になる。まず、宿舎の前で乗り物を拾う。 乗り物としてのシクロ(自転車の前に座席をつけた人力車)には長距離は無理。まあ、長距離も行けないことは無いだろうけれど、針金のように痩せているシクロの運転手を見ると不憫で長距離は頼めなくなる。シクロマイ(バイクの前に座席をつけたような乗り物)。これはけたたましい爆音をたてて爆走するので、暑いサイゴンの夜には快適な乗り物。タクシー。これはなぜか、みな決まって超小型ルノー4CV。フォルクスワーゲン・ビートルと似た小型車。それもそのはず、この4CVは、ドイツの国民車、フォルクスワーゲンを設計したあのポルシェ博士が、第二次大戦終了後、戦犯としてフランスに抑留されている間に設計した名車。 日本でも日野がライセンス生産して、タクシーなどに活躍した。 でもそれがすでに年代物になっていてボロボロ。 床に大きな穴が開いていて、地面が見えている車もある。 ~~~~~~~~~ま、とにかくこのシクロマイか、ルノー・タクシーに乗ってサイゴンの、ピチピチ・ミニスカート・愛嬌度最大のサイゴン・ガールの待つ繁華街に向かうのだが、途中が危険一杯なのだ。 治安が悪いわけではない。 何しろ街中に兵隊・憲兵・警官が溢れているから犯罪者もそうそう自由に歩き回れない。しかしその兵隊・憲兵・警官が随所に検問所を作っていて、これが「怖い」場所なのだ。アト・ランダムに通行者を留めて、「怪しい者」をチェックする。 私たち外国人だとIDとしてはパスポートを見せる事になる。ビザはちゃんとしているし、何も不備はないはずなのだが、彼らは決まって文句をつける。ヴィトナム語を少し話す私も、彼等の「ニャオニャオ」と聞こえるヴィエトナム語は、よく聴き取れない。ま、彼等も私たちに聴き取れるように話しているわけでは無くて、要はお金が欲しいのだ。 小遣い稼ぎなのだ。それはこちらもわかっているから、パスポートを見せる時に、パスポートに紙幣をはさんで手渡す。 目の前で堂々とはさむのだ。それをじっと見ている彼らは「ニャオニャオ」言うのを止めて、パスポートを誠実にながめて紙幣をスッと引き抜くと「行け!」とアゴをしゃくる。このように私は海外ながら贈賄の罪を数え切れないほど犯してきた罪人である。 (威張る事もないか?)この検問所の前を通過する時にチェック対象にされると「ピ~~ッ !!!」と、笛を吹かれる。 運転手がパッと車を止めると、彼らが車に寄って来て、われわれの寄付行為をせっつく。 普段はこれでいいのだが、中には自分の車が笛を吹かれていると言う事に気がつかない運転手がいる。 結果的に検問拒否 → 逃走 と見られてもしょうがない。 「ピ~~ッ !!!」「ピ~~ッ !!!」と激しく連呼?されてもまだ他の車だと思っているバカ運転手がいる。たまにいる。そうなると兵隊・憲兵・警官のピストルや自動ライフルが火を噴く。まあ、警告ではあるのだが、なにしろサイゴンの街は、戦場でもあるのだから、いつ本気に撃って来るとも限らない。 少なくとも停車しなければ、撃たれるだろう。 乗客の私は必死に運転手の方を揺すって「止めろ!止めろ!止めろ!」と連呼しながら、弾丸を避けてかがみ込む。 実際に弾丸は私の肉体にめり込まなかったので、今こうして書いているのだが、こんな検問所が一・二カ所はあるのだ。 兵隊検問所を通過しても、次は憲兵検問所、更に次は警官。こういう経験を通じて、今の冷静沈着でワイロ体質の私がいる。 ~~~~~~~~~ 話がまた回り道だが。ようするにそーゆー危険をくぐり抜けて、美女ぞろいのサイゴン・バーで歓楽の限りを尽くして(おおげさか?)、帰路につくことになる。 障害物競走のような検問所をくぐり抜けて宿舎でタクシーを降りる。 男の酒の後は、ラーメンと決まっている。サイゴンにも街にはソバ屋があって美味しいソバがたべられるのだが、宿舎は住宅地だからソバ屋は無い。しかし、「屋台」という強い味方があるのだ。 宿舎の近くの路地で夜泣きソバが屋台を出す。そこで私はアルコールの酔いをさましながら、米からできたフォーというヴィエトナムうどんをすする。だいたいは肉うどんだ。トッピングとして、香草が必ずひとつかみ入っている。 毎晩通っているとなじみの客と話す機会もある。 私はその当時つたないヴィエトナム語を少し話したから(語彙は少ないが発音は正確・・・に近いと言う私の特技)、会話もなりたったのだが。 一番仲がよくなったのはあるお爺さんだ。この人は、私とちがって、酒を飲んでいる様子もないのにソバを毎晩食べに来る。 「美人で若い女の子、いるでしょう? 紹介してよ」ある晩、私の一番得意な会話に入っていった。 「うん、その内にな・・・」お爺さんの確約をとりつけて私はうれしかった。 次回からは会う度に「いつ?いつ紹介してくれるの?」そう迫り続ける私に、そのお爺さんは、ついにこう言い出した。 「そんなに美人と会いたければ、私の家に来い」 「行く 行く」 私はしっぽを振りながらお爺さんの後について行った。まもなく一軒家に着いた。 暗闇の中ではあるが、なかなか大きな家と見えた。 豪邸とまでは行かないが、お爺さん、資産家だね。 部屋に通されたら、お爺さんと同年配のお爺さんが(ややこしいかな?)、二・三人テレビを見ている。 挨拶をしてテレビを一緒に見た。ただ、どうも若い美女がいるという雰囲気ではない。これでは老人倶楽部ではないか? 「お爺さん、約束の美女は?」こう切りだそうと思った私の心を見透かしたように、屋台ソバ友人のお爺さんが手招きをする。 黒いビロードで囲まれた小部屋に案内された。これは立派に妖しい雰囲気といえる。 清純な美少女と言うより、妖麗な女王系の肉体派が登場しそうだ。 (肉体派、好きです) (清純な美少女を食前酒に、妖麗女王肉体派をメインというのもいいな~) (スケスケの黒のレースのドレスなんかで、美脚が足の付け根まで見えて・・・。) (いかんな、私は想像力がありすぎる)そういうふうにウキウキしている私の目の前にお爺さんテレビ同好会の連中が入って来た。おいおい、せっかく妖麗肉体派女王(形容詞の順番がちがっているかな?)が出てくるのにお爺さんの目の前では、することもできないではないか!!! 激怒?する私の前に、アルコールランプと木の枕と象牙の大きなパイプが配られて。なにやらアスファルトの様な小さな黒いかたまりを針の先に刺して、アルコールランプであぶり出した。その溶けたものをパイプの先につけて吸って見せてくれる。 「うまいのかい?」うまいと保証してくれる。 木の枕に頭を載せて寝そべって象牙のパイプを吹かす。 味はなんだかチョコレートのようなものだった。 「爺さんテレビ視聴・喫煙同好会(笑)を去る時に、お爺さんが「今晩は眠れないかも 吐く事もあるかも」と言う。しかし、その夜はぐっすり眠れたし吐き気もなかった。あのお爺さんには数度自宅に招待を受けて、喫煙のおつきあいもした。 妖麗美女はやはり出てこなかった。 妖麗肉体派美女のお肌の代わりに、象牙のパイプをなでるだけだった。いまいましい。 考えてみるとあれは阿片(オピオム)だったかもしれない。でも習慣にはならなかった。ならなかったから、いまの生真面目な私があるわけだが。 ~~~~~~~~~ 中東のサウジアラビアで、水煙草を吸った。あの長いホースのついたやつだ。 屋外にカフェテリアのような水煙草喫煙屋があって、料金を払うと水パイプを貸してくれるのだ。やはりチョコレートのような味がする。 一回でかなり長期間吸う事ができる。 吸い終わって宿舎に帰ろうとすると、ちょっとフラフラする。しばらくは食欲が無くなる。 一度、この店で店員が水パイプの本体部分(アラジンのランプみたいな形だが)を開いて、煙草の素?を入れている所を見つけた。インド産と書いてある小さな缶詰の中から、いつかどこかで見たようなコールタール上のものを取りだしてパイプに詰めている。それをカメラで撮影しようとしたら店員が大あわてで制止した。ひょっとして、あれも阿片なのかな?アラブでは一般の男性はみな吸っていたけれど。それが彼らの楽しみで,水タバコ屋は社交の場でもあったけれど。
2018.01.25
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認知症予防は「万能」オリーブオイルでHow Olive Oil Preserves2017年7月19日(水)10時00分NEWS WEEKハナ・オズボーン 認知症の予防・治療にオリーブオイルが注目されている <地中海料理の名脇役オリーブオイルがアルツハイマー対策の主役に。美容にも健康にも効く天然オイルのもう一つの実力>野菜や果物たっぷり、オリーブオイルに新鮮な魚――。地中海沿岸の伝統料理が健康にいいことは以前から知られている。心臓病や脳卒中のリスクを減らし、認知症のリスクを低下させる効果もあるという。米神経学会のオンライン学術誌に掲載された論文によれば、米テンプル大学の研究チームは地中海食によく使われるエクストラバージンオリーブオイル(果実を搾って濾過しただけで化学処理を行わない)に注目。認知機能低下を予防し、記憶を保持する仕組みを突き止めた。研究チームはエクストラバージンオリーブオイルと認知症の関係を調べるため、マウスを使って実験。アルツハイマー病の遺伝子を組み込んだマウスを生後6カ月の時点で2つのグループに分け、片方のグループだけにエクストラバージンオリーブオイルを豊富に含む餌を与えた。この時点ではアルツハイマー病の主な症状(記憶障害や、アミロイドベータというタンパク質が蓄積してできるアミロイド斑など)は現れていなかった。3カ月後と6カ月後に記憶力と学習能力を調べる認知機能テストを実施したところ、オリーブオイルを与えたマウスのほうがはるかに好成績を上げた。その後マウスの脳組織を調べた結果、著しい違いが見られた。オリーブオイルを与えたマウスはそうでないマウスに比べてアミロイド斑が少なく、ニューロン(神経細胞)の見た目も機能も大きく違っていた。【参考記事】男性にもある「妊娠適齢期」 精子の老化が子供のオタク化の原因に?「脳の掃除」効果に期待 シナプス(ニューロン同士の結合部)もオリーブオイルを与えたマウスはよく保たれていて、「オートファジー(自食作用)」も活性化していた。細胞内の不要なタンパク質を分解・再利用するオートファジーは、アミロイド斑など脳内のゴミや有害物質を除去するのに効果的なプロセスで、それが活性化したというのは重要な発見だ。オートファジーの活動低下はアルツハイマー病発症に関連があるとみられており、それを予防する仕組みを突き止めれば治療法の開発に役立つと研究者らは期待している。 「実に興味深い結果だ」と、研究チームの責任者であるテンプル大学医学部のドメニコ・プラティコ教授は言う。「オートファジーの活性化によって記憶力とシナプスの状態が良好に保たれ、アルツハイマー病を進行させる病理学的作用が大幅に抑制されていた。これは非常に重要な発見だ。オートファジーの活動低下がアルツハイマー病の発症に関連しているのではないかと私たちは考えている」プラティコらの次の研究は、アルツハイマー病が進行した生後12カ月のマウス(既に脳にアミロイド斑が見られる)にオリーブオイルを与えて、病気の進行を阻止し、回復に向かわせる効果があるかどうかを調べることだ。「この研究はオリーブオイルの効果に関するデータをその仕組みに注目して裏付け、何よりオリーブオイルがアルツハイマー病の予防や進行阻止に役立つという今までにない仮説に生物学的根拠を与える」美容にも健康にも認知症にも効く――まさに天然の妙薬だ。
2018.01.24
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~スタンと言う国名の「スタン」とSTATEの関係は?トイモイさんのブログで会話をしていたらトイモイさんが「~スタンという国々が・・・」と発言例えば・ アフガニスタン・ カザフスタンなどなどであるが私は、この「スタン」という「~の国」を意味する言葉は、英語の「STATE」と語源的に同根では無いかと思って調べてみたら下記のブログに行き着いた恐ろしいほどの博覧強記のブログ主である結論としてやはり、スタンとSTATEは、同根であったなお、この記事には、ペルシャ文字が多用されていて私は楽天なんかの狭量マイナーなブログ(笑)精々日記がお似合いのブログにはコピーできる訳が無いと思ってFC2に移植したのだが一応、楽天でも試してみようと思ったら・・・なんと、再現できている様であるこれは、失礼した(笑)このブログは、2010年?に終了しているので引用許可は取っていない ―――― コピペ ――――げたにれの “日日是言語学”「~スタン」 の正体は?〓昨日、ペルシャ語 (イランの言語) の گرم gjærm [ ギャルム ] 暑い という単語が、英語の warm 「暖かい」 と同源だと知って、アタクシ自身、驚いております。 〓イランで話されているペルシャ語という言語は、アラビア文字を使って書きますが、系統としては、インド=ヨーロッパ語族に属します。つまり、英語、ドイツ語、フランス語、ロシア語、ヒンディー語などと起源が同じ言語、ということです。 〓しかし、ペルシャ語はヨーロッパ方面から、直接、現在のイランの地に持ち込まれたのではありません。 中央アジア → インド → ペルシャ (イラン) というぐあいに “巨大なUターン” をしながら現在のイランの地に、いわゆる、アーリア人が侵入し、土着民と混血して、言語的には “印欧語” が残ったものです。 〓つまり、地理的に言うと、ヨーロッパからもっとも遠いのはインドですが、実際の移動距離から言うと、もっとも遠いのはイランである、ということになります。 〓それだけに、英語やフランス語などと同源の単語を見つけるのは、なかなか、むずかしいのです。 〓親族名や身近な動物の名前には、共通のものが残っています。 cow 「牛」。英語 گاو gāv [ ガーヴ ] ペルシャ語 mouse 「ネズミ」。英語 موش mūsh [ ムーシュ ] ペルシャ語 name 「名前」。英語 نام nām [ ナーム ] ペルシャ語 lip 「くちびる」。英語 لب lab [ らブ ] ペルシャ語 father 「父親」。英語 پدر pedar [ ペダル ] ペルシャ語 mother 「母親」。英語 مادر mādar [ マーダル ] ペルシャ語 brother 「兄弟」。英語 برادر barādar [ バラーダル ] ペルシャ語 daughter 「娘」。英語 دختر dokhtar [ ドふタル ] ペルシャ語 〓ただし、次の単語のように “他人の空似” の場合もあるので、注意が必要です。 bad 「悪い」。英語 بد bad [ バッド ] ペルシャ語 【 「~スタン」 という地名 】 〓中央アジア~インド~イラン高原という広大な地域に、 「~スタン」 という地名がたくさんあるのはご存じでしょう。これは、実は、ペルシャ語なのです。 〓ペルシャ語は、今でこそ、イランの言語ですが、もとは、「中央アジア~インド~イラン高原」 の全域で使われていた、ヨーロッパで言うと “ラテン語” のような言語でした。 〓16世紀から19世紀にかけてのインドは、イスラーム国家であり、公用語はアラビア文字で綴るペルシャ語で、行政・司法はすべてペルシャ語で行われていました。だから、インドにペルシャ語の地名が残っていても少しもおかしくないのです。 〓だいたい、“インド” India という地名じたいがペルシャ語です。 Síndhu- [ スィンどゥ ] 「インダス川」。サンスクリット ↓ Hindu [ ヒンドゥ ] 古ペルシャ語 ↓ ’Ινδός Indos [ イン ' ドス ] 「インダス川」。古典ギリシャ語 ↓ ’ινδός indos [ イン ' ドス ] 「インド人」。 ↓ ’Ινδία indiā [ イン ' ディアー ] 「インド人の土地」→「インド」 ↓ India [ ' インディア ] 「インド」。ラテン語 ↓ 西欧諸語 〓さらに、「ヒンドゥー」、「ヒンディー」 もペルシャ語起源です。 〓「アフガニスタン」、「バルーチスタン」、「シースタン」、「パキスタン」、「ヒンドゥースタン」、「ウズベキスタン」、「カザフスタン」、「タジキスタン」、「キルギスタン」、「トゥルクメニスタン」、「バシコルトスタン」 (もとバシキール)、「ダゲスタン」、「クルディスタン」、「タタールスタン」、「トルキスタン」 など、「~スタン」 の付く地名はたくさんあります。 〓この 「~スタン」、実は、ペルシャ語では、普通に使われる 「場所や施設をあらわす接尾辞」 です。 گل gol [ ゴる ] 「バラ」。ペルシャ語 ↓ گلستان golestān [ ゴれスターン ] 「バラ園」 بيمار bīmār [ ビーマール ] 「病人、患者」。ペルシャ語 ↓ بيمارستان bīmārestān [ ビーマーレスターン ] 「病院」 〓この ستان -estān [ エスターン ] という接尾辞は、現代語では、独立した単語として存在しません。古い時代には、-istān [ イスターン ] でした。なので、地名では、「~イスタン」 となるんですね。 〓しかし、古ペルシャ語では、これは、 ستان stāna [ スターナ ] 居場所、滞在場所、場所 という名詞でした。そして、この名詞は、印欧祖語の *stā- [ スター ] 立つ、立っている にさかのぼります。 〓同じく、この語基にさかのぼるのが、 stand 「立つ、立っている」。英語 stay 「滞在する」。英語 (←フランス語 ←ラテン語) です。 〓また、同じく *stā- にさかのぼるラテン語の動詞、 stō [ ストー ] 立つ、立っている ※ただし、語根は sta からは、過去分詞 status がつくられ、それが名詞化されました。 status [ ス ' タトゥス ] 立っていること、位置、状態 〓近代西欧語で、この status は、「国家」 という意味を獲得します。 state [ ス ' テイト ] 「国家」。英語。1538年 〓つまり、同じインド=ヨーロッパ語族に属する、西の果ての英語と、東の果てのペルシャ語で、同じ *stā 「立っている」 という動詞から、それぞれ、 -stān 「~スターン」 ペルシャ語 state 「ステート」 英語 という、用途のよく似た単語が生まれたわけです。0 11 ツイート<< 前の日記(「ガル曽根」 さん、とセロは呼)次の日記(「ママ」 と 「マンモグラフィ) >>コメントmixiユーザーmixiユーザー2007年07月26日 16:35「スタン」と英語の「ステイト」「ステイツ」は同じ語源だったのですか。 前から疑問だったのが「イラン、イラク」を「イラニスタン、イラキスタン」と呼ばないのかな~と。mixiユーザーmixiユーザー2007年07月26日 16:58〓 ujinao さん、ちょっとむずかしいですけど、「~スタン」 というのは、 ペルシャ語圏、もしくは、 かつてペルシャ語を公用語としていた国のあった地域 で、昔から使われてきた地名です。多くは、 民族名 + -istan 「~族の土地」 という命名です。 〓イラクは、太古は、シュメール語という、なぞの言語を話す民族が、メソポタミア文明を築いた土地ですが、その後、ペルシャ語勢力とアラビア語勢力の支配下におかれ、けっきょく、7世紀からは、アラブ化されてしまいました。だから、土地の名前は、アラビア語です。 〓イランというのは民族の名前ではないんです。だから、ペルシャ語圏でも -istan が付きません。 Iran [ イーラーン ] というのは、「アーリア」 Arya という民族名を、おそらく、形容詞化して、「アーリア人の土地」 という地名を名乗ったものだと思います。すでに、「アーリア人の土地」 という意味なので、-istan は付かないんですね。 mixiユーザーmixiユーザー2007年07月26日 22:24インターホンを鳴らしたときに、「キーエ?(誰や)」と声が返ってくる。ペルシャ語とイタリア語でまったく同じになる、とペルシャ語の先生が仰ってました。 ううむ、「スターン」とstateが同根とは気づきませんでした。 よくわからないのが、季節の「夏」「冬」をそれぞれ「ターベスターン」「ゼメスターン」と呼ぶことです。zemestanのzem-はロシア語のzima、ギリシャ語のkheimon、ラテン語のhiemsと同起源ですが、なぜこのばあいにもstanが付いたのか不思議に思っています。 mixiユーザーmixiユーザー2007年07月27日 08:43〓 rjuka さん、なるほど、不思議ですね。手許のペルシャ語辞典を引くと、 -(i)staan 何かが豊富にある場所を示す接尾辞 となっています。 〓現代ペルシャ語の زمستان zemestaan のもとになった語形は、 *gheimn。 (。は n の下に) と推定されているそうです。これは印欧祖語の *gheim- 雪、寒気、冬 雪 に由来するらしい。 〓-istaan の 「豊富にある場所」 という用法が、「豊富にある時期」 にも援用されたとすると、「雪のたくさんある時期」、「寒気がしきりに訪れる時期」 というような思考法ではないでしょうか。 〓夏 تابستان taabestaan のほうは、どうやら、印欧祖語の *tep- 暖める (to warm) に由来するようですよ。現代語として、一般的な単語かどうか、わからないんですが、 taab 熱、暖かさ、光、光線 晴れ という単語があったか、今でもあると思うんですが、それに、-estaan が付いてできた単語ではないでしょうか。 〓こちらも、「光、暖かさがいっぱいの時期」 ですよね。なんか、「太陽がいっぱい」 を思い出します。 〓上の *tep- を見て、ロシア語の тепло tjeplo チプロー 「あったかいね!」 を思い出しました。(-l- は萌芽音です) 〓ペルシャ語は、サンスクリットは別にすると、スラヴ語、バルト語、ギリシャ語と語形がよく一致しますね。彼らが、どこから来たか、想像ができて、面白いです。 〓 rjuka さん、面白い疑問を出してくださって、ありがとうございました。なかなか、勉強になりましたうまい!mixiユーザーmixiユーザー2007年07月27日 12:12なるほど、そういうことでしたか。「豊富にある場所」という用法。・・・taabでさえ、印欧祖語に遡れるんですね。 そういえば、aftaab「日光」、mahtaab「月光」という単語があるのを思い出しました。 ペルシャ語はとくにバルト・スラヴ諸語あたりと音韻が一致しますよね。ロシア語と比較してみると *gh- (PIE) 「冬」 zim- : zima 「女」 zan : zena(妻) 「地」 zamin : zemlja と、きれいに対応しています。 mixiユーザーmixiユーザー2007年07月27日 12:19〓ペルシャ人が、スラヴ人に近いとすると、大いに面白いですね。だとすると、インド人やペルシャ人になったのが、スラヴ人の分派ということになったりしてウッシッシ 〓ロシア語の場合、*gh- が з や ж になったのは、口蓋化の結果です。ж は、今でこそ ш, ж は硬子音ですが、もとは軟子音でした。二人称の人称語尾 -шь に、その名残がのこってます。 〓現代ペルシャ語には、taab という単語じたいは残っていないんでしょうか?mixiユーザーmixiユーザー2007年07月27日 14:09taabが残っているかどうかはわかりません。今ペルシャ語の辞書がないもので・・・ そういえばイラン語派が南へ去ったあとも、スキタイ、サルマタイなどのイラン語系遊牧民がロシアにいましたね。今でもオセチア人がいます。スラヴ語派とイラン語派は、意外と長期にわたって交流があったのでしょうね。mixiユーザーmixiユーザー2007年07月27日 19:40文字化けしてて、読めません・・・mixiユーザーmixiユーザー2007年07月27日 20:09〓ふらふら何がどうしたんだろう…… 〓いやはや、スキタイなどのロシア南部のイラン系民族というのは、 そこに残った民族なのか 中央アジアからUターンして来たのか はたまた、ペルシャから北上したのか どのパターンなんだろう、ということを書きたかったのです。 〓現代ペルシャ語とサンスクリットとロシア南部のイラン系民族の言語を比べると、距離がわかると思うんですが、いかんせん、ロシア南部のイラン系民族の言語的資料というのは、手にはいるのかしら?mixiユーザーmixiユーザー2007年07月27日 20:44オセット語の資料なら、ネット上に落ちてると思います。スキタイ語とかサルマタイ語とかどうなのでしょう。そもそも記録に残されているのかどうか。。。 南ロシアの遊牧勢力の主役は、ある時期以降イラン語系からチュルク語系に、すっかり入れ替わってしまった感じですね。mixiユーザーmixiユーザー2007年07月28日 07:31〓そういえば、オセート語=ロシア語辞典なんてのが、昔、ロシア語専門店の棚に並んでましたよ。当時は何の価値があるのか、なんてわからなかったな。 〓スキタイ、サルマタイは、言語資料を残していないんですよね。なんで、イラン系だと特定できたんだろうexclamation & question
2018.01.24
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伊藤美誠は平野、石川になぜ勝てた?過激な戦術変更で日本卓球界が飛躍! Number Web 川嶋弘文(Rallys編集部)2018/01/23 17:00 まだ24歳の石川がベテランに見えてしまう日本の女子卓球界。世界的に見ても異様ともいえる急成長ぶりである。 1月21日、卓球日本一を決める全日本卓球選手権で14歳の張本智和と17歳の伊藤美誠が優勝。東京五輪の卓球競技会場に決定している東京体育館での熱戦とあって、会場にいた誰もが若い世代の着実な成長を目の当たりにし、2年後の東京五輪でのメダルへの期待に胸を膨らませた。躍進する2000年生まれ世代。 今年の全日本の女子種目はシングルスもダブルスも決勝のカードがいずれも2000年生まれの選手となり、世代交代が一気に進む形となった。 女子シングルス決勝ではリオ五輪で女子団体メンバーとして銅メダルを獲得した伊藤美誠と、昨年中国人選手を3連破してアジアチャンピオンとなった平野美宇が対戦。伊藤と平野はともに2000年生まれの17歳。 昨年の2016年大会の準決勝でも対戦しており、この時は4-0で平野が勝った。 しかしながら今年は、大会を通じて好調を維持する伊藤が手のつけられないような当たりを見せ、速攻プレーで平野を圧倒。4-1で優勝を決め、女子ダブルス、混合ダブルスとの三冠を決めた。 伊藤は「全日本の借りは全日本でしか返せない。この舞台で倒したかった」とライバル心を剥き出しにする一方で「こんなに大きな舞台の決勝で(同世代の平野と)戦えて幸せ。将来の自分たちが楽しみ」「福原選手、石川選手のおかげで今の自分たちがあるし、卓球が盛り上がっている。自分たちも繋いで行きたい」と2000年生まれ世代が日本の卓球の中心に来ている実感と自覚を口にした。ダブルスでは決勝の4人全員が2000年生まれ! 女子ダブルスでも、伊藤は早田ひなとのペアで優勝。社会人ペアの優勝が続いていたこの種目で歴史を変えた。 特に決勝では塩見真希・梅村優香(四天王寺高校)ペアと対戦したが、コートに立った4人ともが2000年生まれとあって、若い世代の選手層の厚さが垣間見えた。 高校2年生まで出場資格があるジュニア女子の部でも長崎美柚(2002年生まれ、15歳)が優勝、木原美悠(2004年生まれ、13歳)が3位に入るなど中学生の活躍が目立った。 こうした若手の台頭について、今大会準決勝で伊藤に敗れた日本のエース石川佳純(1993年生まれ、24歳)は「“年齢の割に強い選手”ではなく純粋に“強い選手”が増えている。大きな刺激を貰って私も頑張れている」とコメントし2000年代生まれの若い選手たちの実力が本物であることを認めた。若さとスタイルチェンジが打倒中国の鍵。 卓球日本チームにとって、長年の目標は打倒中国である。 この中国を倒すためのヒントが昨年中国選手を3連破し、アジアチャンピオンとなった平野美宇にある。 平野はリオ五輪での代表メンバー落選をきっかけに、それまでの安定性重視の卓球から、全てのボールを両ハンド(フォアとバックの両方)のカウンターで狙い撃つ攻撃力重視の卓球へとスタイルチェンジした。 さすがの中国選手もこの平野の進化に対応できず、平野は中国を倒すことが出来るレベルにまでに急成長したのだ。 ベテラン選手になると、長年染み付いた自分のスタイルを崩し、新しいスタイルへと変えるのは精神的にも肉体的にも難しいが、若い平野はリスクを取りながらも見事にスタイルチェンジを果たし、その結果、研究熱心な中国が想定できないほどの進化を遂げ、打倒中国を成し遂げるに至ったわけだ。石川も平野も、伊藤の激変ぶりに「驚いた」。 全日本で三冠を果たした伊藤美誠も、今大会で大きなスタイルチェンジを見せた。「(足を止めてテクニックで勝負する)“省エネ卓球”から“動く卓球”に変えた」(伊藤)と本人が語る通り、今大会の伊藤はとにかくよく動いた。 テクニックで相手のミスを誘うプレーが減り、自ら両ハンドスマッシュで得点を奪いに行くシーンが以前より圧倒的に増えたのだ。伊藤に敗れた石川も平野もその攻撃的なプレーへの進化に口を揃えて「驚いた」「(スマッシュを決められて)精神的ダメージがあった」とコメントした。 若いが故の勇気を持ったスタイルチェンジは、対戦相手の過去データを徹底研究し対策練習をやりこんでくる中国に対しても有効だ。 相手にデータを書き換える時間を与えずに、相手の想像を上回るスタイルチェンジが出来れば、勝てるチャンスは増える。もちろんスタイルチェンジには時間もかかり、ミスが増えるリスクもつきまとうため簡単なことではない。 しかし昨年の平野、今年の全日本での伊藤が見せた若いが故の勇気を持ったスタイルチェンジこそが打倒中国のヒントであるように思えてならない。
2018.01.24
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FC2に別室を作った[alex99のページ」http://alex9999.blog.fc2.com/作業室・資料室と言う位置づけ楽天では● ひとり合点な公序良俗コードがあり● 記事をそのままコピーできないなどの制限があり極めて不便FC2には● 楽天では書けない記事・文章● 楽天ではCOPY出来ないデータを、置いておくつもり書いたらここで refer するつもり
2018.01.24
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ヘリ空母「いずも」を 通常空母に改装する理由最大のヘリ空母「いずも」を今回、通常の空母に改装するという日本が、戦後、通常の空母を保有するのは、初めてであるなぜ、この時期に、なぜ、通常空母への改装なのか?下記理由を読んで納得した ーーーー有事の際、特に長距離ミサイルによって、緒戦で在日米軍や自衛隊の滑走路が破壊される恐れがあるため、移動可能な発着拠点を洋上に確保しておきたい考え。 ーーーーなるほど開戦や先制攻撃においては敵の航空能力を破壊するために滑走路をまず叩くのかそう言えば、真珠湾攻撃で、日本の連合艦隊は米空母を見つけられなくて叩かなかった日本は、戦争が下手だったという事はトップが無能だったと言うこと日本の下士官と兵隊は優秀だったと、よく言われるのだが将軍クラスが(涙) ーーーーナチスドイツの場合はトップのトップ、ヒトラーが素人だったから ーーーーそう言えば静音性能に於いて世界一優秀だと言われる日本の「親潮」型潜水艦だがトマホーク・ミサイル搭載は可能なんだろうか? ―――― 関連記事 ――――HAFFPOST NEWS 2017年12月26日 14時57分 JST | 更新 2017年12月26日 17時32分 JST 「いずも」戦後初の空母に? F35B戦闘機が発着できるように改修検討と報道過去には「攻撃型空母を自衛隊が保有することは許されない」と政府答弁していたが…安藤健二 時事通信社護衛艦「いずも」 政府は海上自衛隊の「いずも」型護衛艦を空母に改修する検討に入った。空母では戦闘機「F35B」の運用を想定、航空自衛隊が同型機を導入することも視野に入れている。 ロイター通信などが12月26日に報じた。有事の際に日本国内の滑走路が長距離ミサイルなどで破壊され、戦闘機が使用できなくなることに備えるほか、中国が活動を強める南西諸島周辺の守りを強化する狙いがあるとみられる。日本は太平洋戦争中に「赤城」や「加賀」など多数の空母を保有していたが、戦後では初めてとなる。「攻撃型空母を自衛隊が保有することは許されない」としてきた政府見解との整合性が問われそうだ。 ■「もともとF35Bの運用を前提に設計されていた」 Toru Hanai / Reuters護衛艦「かが」の全通甲板自衛隊が配備する「いずも」型は全長248メートル。空母のように艦首から艦尾まで続く「全通甲板」を持っており、潜水艦を探知する哨戒ヘリコプターなどを9機を運用できる。陸上自衛隊が導入予定のオスプレイも搭載可能だ。 1番艦「いずも」に続いて、2017年3月に2番艦「かが」が就役した。ロイター通信は複数の政府関係者の話として、「いずも」はもともとF35Bの運用を前提に設計され、格納庫と甲板をつなぐエレベーターは同機を乗せることが可能。改修では短距離滑走で離陸できるよう船首にジャンプ台を増設したり、垂直離着陸時に出る熱に耐えられるよう、甲板の耐熱性を高めること、管制機能を強化することなどを検討していると伝えている。 中国メディアの環球時報は「いずも」の進水時に「固定翼の戦闘機も搭載可能で、実際には軽空母だ」と主張した上で、「いずもを護衛艦と呼ぶのは、日本の高官が"私人の立場"と言って靖国神社に参拝するのと同じだ」と批判していた。■「いずも」での運用が検討されるF35B戦闘機とは?「いずも」での運用が検討されているF35Bとは、最新鋭ステルス戦闘機「F35」の一種で、短距離離陸・垂直着陸(STOVL)ができるようにしたバージョンのことだ。在日米軍が山口県の岩国基地に配備している。Responceによると、F35Bは艦上での運用を前提としているため、短距離離陸(STOL)ができる。また、搭載兵器を使い果たしたり、燃料を消費して機体が軽くなった状態では垂直着陸(VTOL)が可能だ。短距離離陸も、垂直着陸もできるため「STOVL機」などと称されている。F35Bが岩国基地で実施した垂直着陸訓練の動画を見ると、ゆっくりと滑走路に着陸する様子が確認できる。共同通信は、F35Bの自衛隊への導入を防衛省が本格検討していると25日に報じている。既に導入を決めた空軍仕様のF35A戦闘機のうち、一部をB型に変更する案、別に追加購入する案があるという。■「攻撃型空母を自衛隊が保有することは許されない」と政府答弁した過去1988年4月の参議院予算委員会で、竹下内閣の瓦力(かわら・つとむ)防衛庁長官は「憲法第九条第二項で我が国が保持することが禁じられている戦力」について答弁した。その際に、相手の国土を壊滅するために用いられるICBMや長距離戦略爆撃機などと並んで「攻撃型空母を自衛隊が保有することは許されず」と説明した。これが政府見解として続いてきただけに、「いずも」型がF35Bを搭載して空母となった場合には整合性を問われることになる。政府は2018年末までに策定する新たな防衛大綱で、論点を整理する見込みだ。NHKニュースによると、小野寺五典防衛相は12月26日午前の会見で「最新鋭戦闘機F35Bの導入や、護衛艦『いずも』の空母への改修に向けた具体的な検討は、現在行っていない」と述べた。その上で「さまざまな脅威を見積もりながら、今後、どのような防衛力を整備していくのか不断に見直していくことが大切だ」と将来の見通しについては含みを持たせた。 ーーー 私の感想 ーーー自衛隊・米軍の滑走路を叩かれては、手も足も出なくなるので通常空母は、なんと言われても保持しなければいけない「いずも」一隻だけではたりないこの「いずも」は、長さに於いて、旧日本帝国海軍の赤城・加賀クラスと同等らしいが、それでも最新ステルス機を搭載できるとは、深慮遠謀が見事である短い甲板で発進させるため、ソ連型のスキージャンプ型甲板にすると言うところも、面白いこれで、韓国が攻めてきても、簡単に撃退可能である(コレコレ) ーーーーもし、日本が左翼政権を抱いていればこんな通常空母など絶対に持ていないという事は、滑走路をミサイルで叩かれたら航空勢力が動けなくなり、ジ・エンドである安倍政権でよかった!!早く、トマホーク型攻撃ミサイルの開発を急いでほしい
2018.01.23
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安保闘争 樺美智子の死特に名を秘すが(笑)ある、左翼的では無いか?と私が邪推! している人のブログの中の一節である ―――― ◇ ――――1960年国会議事堂前で、文学部学生の樺美智子女史が圧殺された際は、東大駒場自治会委員長であった西部邁氏は、各教室を駆け回り、抗議デモを呼び掛けて嘗て無い程の学生運動の盛り上がりを見せることに成功しました。その頃は、既成の政党の指導を受けることの無いノンセクト・ラジカルで平和的な抗議運動で、後年の武闘派闘争とは違い、暴力的示威行動はありませんでした。 ―――― ◇ ――――これを読んで、まさに、左翼視点の文章だと思った● まだ東大の学生だった樺美智子さんを「女史」とは、どうか?ちなみに、ウィキでの樺美智子さんの略歴である ーーーー1957年11月の誕生日に日本共産党に入党した。その後共産主義者同盟(ブント)の活動家(書記局員)として1960年の安保闘争に参加する。なお、高木正幸は樺がブント創設以来の活動家であったことを自著で紹介している。76名が検挙された1960年1月26日の全学連羽田空港占拠事件の時に検挙され拘置所に入った事があるがこの時は不起訴処分となっていた(東京大学文学部自治会副委員長として参加している)。同年6月15日のデモで全学連主流派が衆議院南通用門から国会に突入して警官隊と衝突した際に死亡した。22歳没。 ーーーー堂々たる左翼の大物ぶりだが、それでも、まだ学生である女史とは、私の理解では、ある程度、功成り名を遂げた女性がそう呼ばれるのでは無いかと思うが左翼視線から見れば、立派な「女史」なのかも知れないまあ、それは、それほどの問題では無い● 「圧殺された」これは、警官隊に、圧殺された、と言いたかったところだろうが公表された死因は、圧迫による窒息死?だったと思うまあ、そのほかにも異論はあるが多くの人が当時、仲間のデモ隊により踏み殺されたのでは無いか?と言う推察をしたと思う一方、警官隊に踏み殺された、と思った人も多かっただろう証拠もだが、なによりも不思議なことに、目撃証言も無いという状況下で一方的に、警官隊犯人説に与する「圧殺された」という表現をするこの意図は、どこにあるのだろうか?「私だけが知っている」という証拠を持っていない限り、こういう判断は、適切で無いと思うのだがブログを書く限りは、こういう独断は好ましくない● その頃は、既成の政党の指導を受けることの無いノンセクト・ラジカルで平和的な抗議運動で、後年の武闘派闘争とは違い、暴力的示威行動はありませんでした。これは、明確に、意図的なうそだろう確かに当時の学生運動は、日本共産党とは乖離して、独自の運動になっていたしかし、・「平和的な抗議活動」で・「暴力的示威行動はありませんでした」とどうして言い切れるのか?これは事実に反している学生を含むデモ隊は、数万人?あるいはそれ以上の人数で国会突入を図り、装甲車を引きずり出したり、当然のことながら、警官隊に向けて突入しているこれもウィキを引用してみるウィキが絶対正しいなどとは言わないが、一応の基準にはなるだろう ーーーー安保闘争国会を取り囲んだデモ隊、1960年6月18日。当時国会前庭はまだ整備されていなかった。また憲政記念館が出来るのは12年後の1972年安保闘争は、1959年(昭和34年)から1960年(昭和35年)、1970年(昭和45年)の2度にわたり日本で展開された日米安全保障条約(安保条約)に反対する国会議員、労働者や学生、市民および批准そのものに反対する国内左翼勢力が参加した日本史上で空前の規模の反政府、反米運動とそれに伴う政治闘争、傷害、放火、器物損壊などを伴う大規模暴動である。自由民主党など政権側からは、「安保騒動」とも呼ばれる。60年安保闘争では安保条約は国会で強行採決されたが、岸内閣は混乱の責任を取り内閣総辞職をせざるを得なくなった。しかし70年安保闘争では、闘争に参加していた左翼の分裂や暴力的な闘争、抗争が激化し運動は大衆や知識人の支持を失った。 ーーーー私は、この時の国会突入デモ隊の人数は把握できないが参考までに、樺美智子さんの死亡の後、さらに大規模になったデモは、33万人(ウィキ)であるからおおよそ見当がつくだろうこれほどの、甲子園球場の観客の何倍もの人間が、闘志に燃えて(笑)突入してくるのであるいわば人間の津波である警備に当たる警官隊も死の恐怖に震えて激しく対応するだろうそれこそ、踏み殺される、と思ったのでは無いか?警官隊が警棒を振るった、などと非難する左翼だがこの状況では、人間として当然の自衛行為だろう「話せばわかる」などといっておさまる状況では無い第一、国会突入というのは、不法侵入で犯罪だしその突入の目的は、国会の審議を止めて条約批准を阻止しようという暴力的なものだしこの規模のデモも違法だろうそれでいて暴力的示威行動はありませんでした。どの口で言うのか?まさに、暴力的示威行動、議会民主主義の否定そのものでは無いか?ここに左翼の本音が出ていると思う ーーーーただし、あの頃の私も、安保反対だった(笑)まだ、何もわかっていなかったのだこの人は、数十年を経て、今になっても、わかっていない(笑)この暴力的な安保闘争を賛美するからには安保と自衛隊に、反対なのだろう日本の左翼は、発達障害である(笑)
2018.01.23
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大雪 交通混乱 バカじゃ無い?東京は大雪で交通が大混乱、だそうである交通のチョークポイントで、雪で動けなくなった車があらわれ何時間もそのまま動けない、などという愚かなことが起こっているこの大雪など、天気予報で、あらかじめ、充分警告された事では無いか?● どうせ半日だけで帰宅などするのなら、なぜ、その日に有給休暇を使わないのか?どうして、形だけ、真面目な勤労態度を見せようとするのか?私は、こういう日には有給休暇を堂々と取った実質、ほとんど仕事にもならないのに出勤する人間はそれこそ社畜である● 日本の道路・交通機関は行きに弱すぎる昔の話だが、折悪しく大雪になった時、出張で海外へ出発しなければならなかった大雪の中、迎えはイヤーがマンションに来たものの、手前の坂道で難儀した首都高も閉鎖されていて、東京の目黒からリムジンの箱崎まで数時間かかった(笑)到着したドイツの西ベルリンも雪だったが、その雪の中、凍結した道路を、ベンツのタクシーは、悠々と高速で走った塩を撒いてあるのか、スノータイヤを履いているのか?次に訪問したストックホルムでも同様だった● 何年に一度の大雪に対する設備投資は、無駄だという考え方もあるのかも知れないがそれにしても、対策というものを考えない日本人である
2018.01.23
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楽天での旧友の一人、トイモイさんのブログ「スチュワーデスがあきれたドクタートイモイの公式ゲスト」https://plaza.rakuten.co.jp/doimoi/ここに、久しぶりにコメントを入れたトイモイさんは、ここ十年来?毎年、一年に400回ぐらい海外旅行をしている変人である(笑)以下、トイモイさんとの問答 ―――― 私のコメント ――――ポーランド クラコフのヴァヴェル城ここも二度行きました中欧・東欧ってフン族の侵入を経験していますポーランドには、残留フン族の村もあるしスエーデンの侵攻も経験していて・ ポーランド・ チェコ・ スロヴァキア(ブログにはスロヴァニアと、誤記してしまった)この三カ国の言語は、方言レベルの違いしか無い ―――― トイモイさんのレス ――――alex99さんやはり行かれましたか。フン族といえばアッチラを思い出しますが、フィンランドは関係ありましたかね違いますね。フン族、マジャール語(ハンガリー)に引き継がれたのでしたかねえ。長い歴史でアジア、イスラムが強かったのですね。国家の分断は旧ソ連の中央アジアも方言レベルの違いですね。スターリンが分断したスタン国家。 ―――― 私のコメント ――――ハンガリーは、フンガリーフィンランドも、フンランドでしょうね共に、フン族の土地という意味だそうですがそれにしてもフン族は正体が確定されていませんね中央アジア起源の民族らしいですがいわゆる匈奴だという説もあり移動につれて、スラブ・ゲルマンなどの民族を抱え込んで、彼らが半数以上を占めたとも言われています私は、長い間、モンゴルと混同していましたがモンゴルはフン族ほどには、欧州の中核にまで侵攻しなかったし、時代も違うんですねクラコフの大市場に高い塔がありますがフン族が攻め入ってきた時ポーランド側のラッパ手がその塔の見張り台でフン族の襲来を知らせるためにラッパを吹いたそのラッパの途中、フン族の放った弓がラッパ手の喉を射貫いてラッパは突然、中断してしまったこの史実をなぞってポーランドのラジオの昼正午の時報はみな、このラッパの吹奏なんです生放送で、この塔の見張り台からのラッパ吹奏ですしかし、史実通り、時報代わりのラッパの吹奏もその途中で突如、途切れます
2018.01.22
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これからのブログ記事は、復刻記事を中心にしようと思う私の年代でPCでブログを書く人間は少ないしまた私の特異な体験は一般的な記録としては残っていない従って私の想い出記事は昭和の歴史の一部としてそれなりに残す価値があると思うその意味で、大げさだが、一種の使命感もある ーーーー私のブログ記事の発端となった「ベトナム戦争最中のサイゴン日記」をまず、シリーズで書いて行こうと思う ーーーーその後で私の数奇な(笑)女性体験を書き下ろし中心で書いて行こうと思う女性体験は、今まであまり書いてこなかったので(笑) ーーー 復刻記事 ーーー副題 一般人のベトナム戦争 サイゴン日記サイゴンへの出発と到着カテゴリ:【ベトナム】 ベトナム戦争での思い出 私が商社に入社して二年目、戦時下の南ベトナムのサイゴンへの赴任が決まった当時、サイゴンは日本の新聞では「砲弾が雨アラレと降る!」と報道されていた場所であるしかし、私は駐在が決まってうれしかった海外ならどこでもいいから、行きたかったその当時はまだ成田空港が建設されていない時代である羽田空港からエールフランスのプロペラ機でサイゴンへ出発した羽田へは、同じ課の全員が見送りに来た座席に着くやいなや、鼻にかかったフランス人スチュワーデスのフランス語によるアナウンスが頭上のスピーカーから流れてきた国内線にはそれまでも数度、搭乗したことがあったが国際線は初めてであるその国内線でさえもその時代のスチュワーデスは花形でお嬢様学校や有名女子大卒の美人ぞろいだった(今はバスのガイドと変わらないのかも知れないが)ところが、このエールフランスの国際線のスチュワーデスはもっと上なのである日本人スチュワーデスも、とてもバタくさい激務に追われてガールフレンドもいなかった私には刺激が強すぎる「美人環境」である ―――― ◇ ――――話題が飛ぶが、よく「飛行機に乗ると不安で眠れない」と言う人がいる私には、その心理がわからない立派な科学者までが「あんなに重たい金属製のものが空中に浮かぶ・飛ぶと言うことが考えられない」・・・とまで暴言を吐く この人達の思考能力というものは救い難いではないか?「揚力」があるでしょうが、揚力が!!」「学校で習った揚力というものがっ!」 私はいつも、この種の人たちをこのように、内心、密かに罵倒しているのである申し訳ない ―――― ◇ ――――前夜の徹夜の業務引き継ぎがこたえて、離陸するなりすぐに深い睡魔におそわれた気がついた時にはもうマニラ空港である着陸するとすぐに熱帯特有のスコールが襲来した大粒の雨が窓を激しく打って南国の太陽に焼けた滑走路の色がみるみる雨にぬれて黒く変わって行く日本では見たことのない風景である機はマニラ空港をすぐに離陸、次にはタイのバンコック空港に着いたバンコックでは給油があって、私たちは、期のタラップを降りて滑走路を空港のトランジットラウンジに向かって歩いた機外に出て驚いたそれまでに経験したことが無い、息が詰まるほどの湿気と温度なのだすぐに体中の毛穴から汗が噴き出てきた当時のバンコック空港は旧空港で、空調もなかった空港全体、今まで知らなかった熱帯特有の重い湿った臭いがしたかび臭くもあった空港の売店で名物のタイ・シルクのネクタイを買って機内にもどった いよいよサイゴン上空にさしかかった サイゴンの上空は一面に鉛色の雲におおわれていて街はときおり雲の切れ目からチラと見えるだけであるそのうちに機は雲の下にまで降下したスコールに濡れて鮮やかな、赤い屋根や緑の街路樹が窓一杯に広がって、どんどん近づいてきた機はそのままユラユラ揺れながら降下を続けて、ついにサイゴン空港の滑走路にタッチダウンした出迎えには日本系の代理店のベトナム女性が来てくれていたテキパキとして怜悧そうであるスコールはすでにやんでいたが、空港から宿舎への途上、すべてのものが濡れていた赤っぽい粘土の道路も泥だらけでぬかるんでいる両側の建物の壁も雨に濡れて湿って変色していたその建物や道路脇に人間が並んで猿のように群れているその人間達が半裸でこちらを見ている南洋とはいえ、上半身裸である これには軽いショックを受けた「う~~む! 遙るけくも、来たものかな~」と心の中で思った
2018.01.22
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復刻記事 あるフランス人女性の思い出カテゴリ:【女性】【恋愛】【セックス】 ◆ 昔の赤坂・六本木の想い出 私の若い頃の話である赤坂に外国人女性だけがいるナイトクラブが二・三軒あった今では外国人ホステスなど珍しくもないが、当時は外国人ホステスなど本当にめずらしい時代だった それにホステスと言っても、学生などの旅行者が小遣い稼ぎにアルバイトをして、次の国への旅費を貯めるというパターンがほとんどだった今のように東南アジア・旧ソ連圏・中南米などから職業的なホステスが来ている時代とはちがう そんな背景での思い出話だが ーーーー そんなある時、赤坂の外国人ナイトクラブで、ある若いフランス女性と知り合った。フランス女性は、私が非常にセクシーだと思って尊敬申し上げている人たちである その彼女と初対面の会話で、彼女がフランス人だと知って、私はその頃国際的なベストセラーになっていた「ピーターの法則」という本を話題にした。ちなみに彼女は、背が高くてやややせ形、繊細な容貌で、ブロンドの長い髪(これまで私が日記に書いてきた女性は、みんなブロンドだが、これは偶然で、私はブルネット(黒に近い、栗色の髪の毛)の女性も大好きで、むしろブルネットの方が好きかも知れない。マリリン・モンローの映画で「紳士は金髪がお好き」という映画があるが、まあ、一般に西欧の男性は、アメリカもそうかな?ブロンド女性が好きみたいだ。 私はブロンド・ブルネット、両方ともいける。(笑)----古代ギリシャでは、金髪が好もしい髪の毛の色とされていて、あの地中海沿岸では金髪率が低いにもかかわらず、女性はみながゲルマニア(今のドイツ)から輸入された石鹸(つまりアルカリ)で髪をブリーチして金髪にしたという。ミロのビーナスもブロンドなのかな? 私の好きなニケ像は首がないが、ブロンドでしょ?ちなみにやはり、金髪率は緯度的に北に行くほど多くなる。 同じ英国でも、南部イングランドと北のスコットランドでは大きく金髪度がちがう。ケルト民族は今はブルネットが多いが、ローマ帝国の歴史書によると「金髪の野蛮人」だったとか。その後にもっと金髪のゲルマン民族がフン族の侵入にトロコテン的に押し出されてローマ帝国を脅かして、結果的に、欧州を支配したのだが。----まあ、そういう話はどうでもいいんであって、私は「ブルネットの猫でも、ブロンドの猫でも(ちがうかな? 黒い猫でも白い猫でも・・・だったね)、ネズミを捕る猫はみんないい猫である」と言った「とう小平」は、それなりに尊敬している。なお、「とう小平」の「とう」と言う字は機種依存文字なので、ここでは、変換できない。 「ピーターの法則」というのは、当時世界的なベストセラーになったフランス人学者の書いた本で、「人は、有能な間は昇進を続けるが、昇進して新しい職位の仕事の質が変化した時点で無能になり、昇進がとまる。その結果、階層社会の上部は、無能な人であふれるという法則」。 私自身をかんがみても、残念ながら思い当たるところのある、恐ろしくもシニカルな社会的理論である。 彼女がフランス人だと知って、私がこの本をちょっと話題にするやいなや、彼女は極めて饒舌にこの本への評価を学問的に知的に語りはじめて、それほど深く読んでいない私は、(精読してもそれほどわからないのだが)ただただ、「はいはい」と頭を下げて拝聴するだけとなって、やがて彼女がフランスのあの有名なソルボンヌ(パリ大学)の現役学生で「いらっしゃって」、現在は世界漫遊の旅に出て「いらっしゃる」のだ・・・と言うことを知ることになる。 当時の赤坂のナイトクラブの女性はこういう女性がいたのだ。----彼女は私に、彼女の自宅の電話番号をくれて、数日後、六本木で待ち合わせることになった。 時間的に言うと、ナイトクラブがそろそろ始まる夕方頃だが、彼女は「今日は休む」という。どこかで彼女と飲もうと思って、その当時、よく通っていた外国人の女性が経営者である「ロミーズ」というバーに入った。まだ、時間的にお客は一人もいない。 席に着くなり、彼女はいきなり私に抱きついてきて、キスをし始めた。それだけでも驚いたが、ずっとキスを続けるのだ。セーヌ河畔のアベックみたなのだ。 飲み物を飲むひまもない。 私はキスには応じなければいけないし、ママには気を使わなければいけないし、うれしいが、やはり恥ずかしい、・・・ということで、(男は冷静だな~)、とまどったが、なにしろフランス人だからフレンチ・キスで、おいしくて?止めるわけにも行かない。でもこれがフランス流かな?と納得しながらキスを続けた。 結局、やはり、怒った? ママに二人は体よく追い出されてしまった。やはり、バーでフレンチ・キスはだめかな~?あのママは外国人なのに、キスに寛容度が低いな~キスはキスでも、フレンチキスはダメか?あのママは、どこの国の女子だろう?しかし、情熱の国スペインとはよく言うが、知性・芸術の国のソルボンヌの学生も、情熱的で衝動的だと言うことが、よくわかった。その後、キャンティで飲み直して、食事はイタリア・マフィアのおじさんの店、ニコラスだったろうと思う。タクシーで彼女を送っていって、別れのキスをしたら、彼女が、「私は、あなたと make love をしなければいけないわ」と涙声で言った。これが、涙ながらに話す文句かな~?さすがは、セックスが食事と同じ、フランス人だ。----また、デートをして、こんどは彼女の下宿に泊まった。 場所は、東横線学芸大学前。 下宿と言っても、一軒家の一階部分を彼女が使っていて、家主さんは二階に住むという妙なシステムだった。 入り口も別になっている。 朝、気がついたら二階でフランス語が聞こえる。 彼女が家主さんにフランス語を教えているのだった。フランス語を教え終えた彼女が下りてきて、私にキスをしてから、当然のように裸になった。 私はそれをどう呼ぶのか?名前を知らないけれど、ウェストに金の鎖をベルトのようにしていて、これが首ならネックレス、手首だったらブレスレットなんだけれど。 知っている女性は教えて欲しい。クラナッハの裸婦像のように、ホッソリした彼女の滑らかで白い肌に輝く金のチェーンには妖しい?感動を覚えた。 ーーーー 彼女はその家にカギをかけていなかったので、私は彼女が働いている時には、会社帰りに彼女の家に上がり込んで彼女を待っていることもあった。ちょっときつめで、ちょっとわがままなお嬢さんだったが 他にガールフレンドもいないことだし、 一人で独身寮に帰るのも寂しいし 彼女にも優しい部分はあるし、 私をとても好きそうだし それに、やはり、独り身の男にとって、二人でいるとただ楽しい。ある日(昼間)、私がビジネスで或る会社を訪問して、地下鉄でオフィスに帰る途上、階段を登っていると、偶然、彼女が、階段の上から下りてくるのに出くわした。 彼女は私を認めると、急に表情を変えて赤くなってうつむいて黙って脇を通り過ぎた。 誇り高い、わがままなフランスの女性にも、こういう、恥ずかしがる反面もあるのかな?と意外だった。----ある夜、私が彼女と眠っていたら、電話がかかってきた。 彼女は長い間フランス語でしゃべっていたが、電話を切ってから少し泣いている。 事情を聞くと、彼女のお父さんからだ。 彼女の家は、確かパリのセーヌ河の中州であるシテ島にあるとのことで、写真を見せてもらったが豪邸である。おまけにローロス・ロイスとか高級車が二・三台写っている。お父さんの車だという。ヒエ~~! すごい。それに、彼女は、自分一人でフラットで住んでいて、イタリア車の名車、アルファ・ロメオ・ジュリエッタに乗っているという。ヒエ~~!そのアルファ・ロメオのガレージだか駐車場だかの料金を払え、とお父さんが言ってきたというのだが、東京にいて払えるはずが無いじゃないか。冷たいね。 (当時は国際間の送金がまだちょっとややこしかった)それに、あんなに長い国際電話の料金の方が、ガレージの料金より高いだろうが!・・・と、私が怒ってもしかたがない。この父と娘の間には、暗くて深い溝があるようだ。 個人主義のフランスだな~。----ある朝、彼女から電話がかかってきて、至急来てくれと言う。 行ってみると、首がむち打ち症になったという。あるイタリア人の男性に殴られたのだという。 彼女はその男性が好きで、フランスから日本にまで追いかけてきたのだという。な~~んだ。ちょっとがっかり。それに、それじゃ、この私はどういう存在? 病院に連れて行って、コルセットをしてもらった。 彼女の首は常人より長め。モリジアーニの女性みたいだ。 長めの首は、美人には見えるのだが、実生活面ではこういうふうに支障がでる場合があるようだ。 猪首の女性は幸運ですよ。----しばらくして、何かが原因で私達は、いさかいをした。 彼女はフランス人特有のエゴイストで、それに感情的で激しい性格だから(女性はみんなそうかな?)、おとなしい?私も、ムカッとしたのだと思う。 思わず、平手で彼女の頬を叩いた。 叩いたとほんの軽くだけれど。それでも女系家族で育った私のはじめての行為だった。 私が女性に手を上げたことなど無い。もちろん、現在、私は深く恥じて後悔しているけれど、その時は、私の手が、勝手に動いただけなのだ。 (インド人の召使いみたいなことを言っているな、私は・・・)その時の私の潜在意識に、例のイタリア人男性がハッキリ存在していて、彼が彼女を叩いたと言うことは、彼は暴力的なマッチョの性格で、その彼に強くひかれている彼女は、マゾの要素が、少なくとも彼にはあるのだろう・・・という勝手な考え・嫉妬心が一瞬閃いたのだ。 彼の真似をしたら、彼女は私を本当に愛するようになるだろう・・・と。 愚かだけれど、瞬間の事で、理性ははたらかなかった。しかし、彼女は当然怒って、私達の仲は終わってしまった。----その後、ある夜、そのナイトクラブに行った。 彼女を呼んではまずい、と思ったので、他の女性を呼んでもらったのだが、彼女が勝手に私の席に来て座った。そこで私達は何もなかったように会話を交わしていたのだけれど、私は、もう一人の女性の方と多く会話を交わしていた。すると、とつぜん彼女が私の手を取って、人目もはばからずに、彼女の柔らかな乳房に押しつけた。 私は、これで、彼女は私に、また、帰って来てくれると思ったのだが、この後会った時、彼女は私をまだ許さないと言った。 私は、それ以上はあきらめた。 一度、夜中に彼女の家の前までタクシーで行ったことがあったが、結局そのまま帰った。あの胸に私の手を押しつけるという行為はなんだったのだろう。 私への独占欲だったのだろうか?それとも、あきらめかけていた私に、もう一度彼女への執着を燃え上がらせておいて、冷たく断るという、手の込んだ残酷なことを考えていたのだろうか?その後まもなく、私は長い海外出張をしたし、お嬢さんも日本にはいなくなった。こういう風に、私は出張だらけだったから、落ち着いて、「美しい愛」をはぐくむ環境にいなかった。かえすがえすも、残念に思う。
2018.01.22
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伊藤美誠 vs 平野美宇伊藤美誠が 4-1 で勝利・ミックス・ダブル・女子・ダブル・女子。シングルの三冠女王に私は平野美宇のファンなのだが、今年の伊藤美誠は見違えるほどすごかった・バック・チキータ・逆チキータ・美誠パンチ(笑)独創的な強烈な新技で美宇を撃破驚いた平野美宇は腕の振りのスピード伊藤美誠は、スナップの強さとスピードこの17歳の二人は何十年に一人の天才だが20歳での東京五輪までにもっと伸びる ーーーー男子の張本私は、あの声はマナー違反だと思う好きでは無い
2018.01.21
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「共産主義経済は、なぜ、資本主義経済に負けたのか?」こう言うテーマの記事を書こうと思っているがその前に、まず、共産主義の基礎知識として共産主義国の経済の中で暮らした私の実感を下記の過去ログによって、知ってもらおうと思うただし、この記事において私は共産主義体制での個人の生活が希望や可能性が皆無であるが故に、かえって無責任でノー天気で、楽な側面がある・・・と、肯定的とも受け取られかねない書き方をしてしまったまた、食料品などが根本的に不足しているので食料品の買物には、行列に長時間並ぶなど過酷な状況があったそれらを書き漏らしたこれは、反省材料その点を考慮しながら、読んでみてほしい ーーー 復刻記事 ーーー共産主義国で暮らすとこうなるカテゴリ:【外国】での想い出 共産主義国で住む人間の生活実感 別に共産圏ビジネスは本職じゃ無かったんだけれど、共産圏諸国でかなりの期間、暮らした実績のある人間として、当時の、つまり昔の、共産圏で暮していた人間の俗な実感を、みなさんに教えてあげよう東西冷戦が終わって久しい今日この頃だが共産圏経験のある人など、ほとんどいない日本人にとっていまどき、ちょっと遅い感はあるが、こ~ゆ~情報は貴重だと思う ―――― ◇ ――――昔の共産主義国で住んだ人間の生活実感ただし、これは私が経験した「東欧」の共産主義諸国に限るわけで下記の共産主義諸国についてはよくわからない○ 生き地獄の北朝鮮○ カストロが意地で死守するキューバ○ 金満・欲望地獄で、人治共産制(笑)の中国(笑) ―――― ◇ ―――― ○ 同じ貧乏でも、みんなが平等に貧乏だと、焦りや、嫉妬が無いから、楽なものだ○ 競争が無いから向上心も不要、楽なものだ○ どうせ金満生活なんか、一生懸命働いても不可能だから、努力などしなくていいから、毎日のんびり○ 工場でも「カイゼン」とか、「ゼロ運動」とか、「トヨタのかんばんシステム」などの努力目標が無いから、楽なものだ○ 清貧を日々実践する、清貧を絵に描いたような日々(笑) 自分で選択したわけじゃないけれど○ 反体制活動さえしないで、余計なことをしゃべらなければ、それほど「圧政」の実感は無い○ ただし、計画経済下では、物資不足で、配給で長い列に並ばなければならない これが辛い○ いつでも想定外の「肉」などの掘り出し物に対応出来るように買い物袋の携行が欠かせない○ 外国人にとっては、商品のバラエティーこそ全く無いものの、なにしろ物価がバカ安だから、本国では極貧という人間でも(笑)ここでは王様気分○ 産休は半年ぐらいもらえる○ 産休を一年だって、だれも文句は言わない○ 夏休みは、まるまる二ヶ月ほど○ どこへ旅行しても、交通費も、宿泊費も安い(収入もそれだけ低いが)(笑)○ 計画経済だと、供給量と質が限定されるので、欲しいものはワイロで入手する だからワイロが罪悪だと思う者はいない○ 共産党員はいばっているが、いばらせておけばいい(笑)○ 先祖が貴族などと言う出自の卑しい者は(笑)学校の成績も差別される○ 農奴出身者や代々労働者などという人間が、ここでは(労働)貴族(笑)○ でも、元上流階級・インテリ出身者やその家族は、やはり知的能力や意識やモラルが高い○ だから、農奴出身や労働者専門階級(笑)は、やはり本当は劣等感を持っている○ 本気でプロレタリアート・バンザイと思っている者は少ない○ 商売気のない医者や教員などのインテリ層にとっては、住みやすい世界○ ブランドものや、高級品、贅沢品は原則として売ってないから、物欲は刺激されない○ 服装も共産主義諸国共通のダサイものだが、なかには毛皮などの高級品(に見れる)ものを来ているものがいる しかしそれは共産主義になる以前の時代の、時代物だから、よくみると古色蒼然(笑)○ それで制限のなかでもお洒落はしたいのが女性の性 限られた範囲内でお洒落を試みるが、まあ、多少のデザインの差だけ(笑) やりすぎると、奇抜なものだったり、悪趣味になる○ 資本主義世界の激しい生存競争で生き抜く能力がないくせに、それに憧れる○ 初期の共産主義時代には、資本主義諸国と同等の工業製品や建物などを誇っていたのだが、競争の無い世界では、進歩が無いから、すべてが老朽化して旧型になってしまって、みすぼらしくなって、資本主義国の繁栄?に遠く置き去りにされる○ ポーランドなどでは、昔、米国に移住した(金持ち?)の親戚を「アメリカのおじさん」と呼んで頼りにする○ 現地通貨は価値と権威が無い ドルが強い通貨として珍重されるだから、闇相場があり、闇の交換屋が街頭に立っている○ 前世紀の遺物のような進歩の無い自動車でも一家にとっては誇らしい それにちゃんと動く(笑)○ 共産圏の最新型自動車は、原価や効率など無視した製造法で作られているから、車体は重くて分厚い鉄板で出来ていて、事故にあってもビクともしない(笑)○ もっとも東ドイツでは主な材料が固めた段ボールという車が堂々と人気車だった○ ポーランドはフィアット製の乳母車のサイズの超小型車もあったが、堂々と高速道路を走行○ 全体にスピードを出せる車が少ないから、交通事故も比較的、少ない○ 物資不足だから、職場で働くのはそこそこにして(笑)、買い物の列に並んだり、少々のアルバイトをしたりする○ といっても、土地と物価が安いから、郊外に別荘を持っている人間も多い その別荘の家庭菜園で野菜を作り、物資不足を補う○ 街にはレストランが少ない さらに値段が高いから食事は家庭ですます○ 職場の昼食時、オフィスの外に出てレストランに入る人間はほとんどいない 自宅からサンドイッチやチーズやリンゴなどの弁当持参○ レストランも外国人が宿泊する高級ホテル以外はまずい○ 値段が高いと言っても、闇マーケットのある外貨を持っている外国人にすれば格安○ デパートも数少ないものの一応あるにはある(笑) しかしそこで売っている国産品は、デザインがダサイし、品質が悪くて外国人にとっては魅力ゼロ○ 外国人は金を持っているし立派な服装をしているといっても、外国人のみなが魅力的で美男美女でもない 国産の(笑)女性達に「鄙には希な美人」が多いというのが数少ない自慢○ オペラ・バレエなどの芸術には人民の味方(笑)である国が力を入れていて、入場料は非常に安い 外国人にとってはありがたいことのひとるただ、花形スターは、すぐ外国に引き抜かれてしまう○ 旅行をしても、観光地には特になんにも無い ありのままの自然があるだけ○ 闇ドルの売人が横行する わずかの差額をかせぐらしい 韓国など、いまでも空港でドル買いがいるが、いったい、もうかるのかな~?○ 資本主義の国に較べて、圧倒的に娯楽が少ない せいぜい映画とか芸術鑑賞などの清潔系の娯楽しかない 飲み屋や風俗系が不足している(笑) 猥雑さや淫らさ(笑)の無い世界というのは、多様性に欠けて実に退屈なものだ 風俗など、例えば私のように絶対利用しなくても(本当?)、あるというだけで豊かな気持ちになる(オイオイ) こういう点で、共産圏の国に長く住んでいると、退屈でヒマをもてあまして、西側に息抜きをしに出かけたくなる ―――― ◇ ――――同じ共産主義国でも、体制の締め付けが厳しい国もあれば、そうでない国もある例えば、東ドイツなどだが、 そ~ゆ~違いには、ここでは、触れていない当局にスパイを勧誘されたりしたことにも触れていない知り合った人に、変に、妙に、しつこく接近されたりすることにも触れていない それについては、また別に書こうと思う
2018.01.21
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NEC戦 3-0で惨敗NECは、調子よく、選手も元気ディグがよいので、火力がそれほどある訳でも無いのに勝利東レ、総てに於いて、ひどい選手に、覇気が無い両セッター、それに黒後は、語る価値さえも無い今季の東レには、期待できない来季の関セッターに期待するのみ後で、追加的に感想を書く、かもしれない
2018.01.20
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なぜか?この記事がアクセスランキングの上位にあがっていた私自身、再読してみて私も、なかなか、いいことを書くものだと思ったので(それほどでも無いが)(笑)復刻とするこれからも、私のブログは復刻記事中心としよう楽だし私は、なかなか、いい記事を書いているんだという事がわかったので(笑) 2017.09.04 XML 記事 部屋が散らかっている人のほうが、実は「優秀」だった。 星 佑貴 カテゴリ:【知的生産】情報カード 自己啓発 BIZ HOW TO ーーー 記事 ーーーキャリア系の本を開けば、仕事がデキる人の机はだいたい綺麗で余計なものを部屋に置かない、だとか。たしかに、片付けができないと「だらしない=仕事もできない」、そんなイメージが湧くの納得。けれど、奇才、天才と称えられる偉人たちの身の回りは、必ずしも整理整頓されていたワケではありません。「身の回りが散らかっていること」それは、知的な人の共通点例えばドラマでも、天才的な研究者や芸術家の部屋は、わざと散らかったセットにしている場面を見かけます。クリエイティブに長けている人の身の回りは、ごちゃっとしているイメージが少なくともあるはず。それを証明するような研究も。 「ひらめき」は、こうして生まれるミネソタ大学のキャスリーン・ヴォース教授は、散乱した部屋で活動をしていた方が、よりクリエイティブになるということを、研究で明らかにしました。すると、整頓された部屋で考案されたメニューは、伝統的なレシピをベースとしたいわゆるトラディションだったのに対し、散乱した部屋で考案されたメニューの方は、常識を覆すような創作料理が数多く生まれたんだとか。また、新たに被験者を集めて「ピンポン球の新しい用途を考えてください」というお題を出した場合も、やっぱり同じ結果に。散らかった環境は古い習慣から脱却させ、新しい考え方を生み出すためのインスピレーションを与えます。いっぽう、整理整頓された環境は習慣を大切にし、失敗しないよう促す傾向にあります。散らかった状態を見れば、第3者は"ただのだらしない人"に見えるでしょう。けれどポジティブに見れば、整理整頓できる人が高い評価を得ている世間において、左右されることなく我が道を突き通しているスタイル、と言えるのかもしれません。ゴミ同然と思えるモノを大事に保管していたり、「ゴチャゴチャで仕事しにくいでしょ」と思う状況が、自分の快適だったり。独特な感性を持っている人は、身の回りに顕著に現れていると思うと、ついつい他人のデスク周りをチラ見しちゃいませんか? ーーー 私の意見 ーーーこの記事を読んでみて・ 半分納得・ 半分、こじつけ かとも思ったいずれにしても、この記事、大して理論的な裏付けがある訳でも無いであるとしたら価値はあまりないこれなら下記の、私の意見の方が、ずっと参考になると思う ーーーー私の部屋は一見、雑然としている モノにあふれているからだ ただし、私なりの細かい系統だった整理・分類は、行き届いている操縦士のコップピットのようにコンパクトながら座ったまま手を伸ばせば、ほとんどのものが手にできるし(笑)従って、私は上記2タイプのどちらかと言えば一見、雑然としてはいるが実質、極めてよく整理分類されているそういう方であるところで上記の整理されていると伝統習慣にとらわれる と言う考え方はおかしい身辺に置いてあるモノは、単なるツール・リファレンスであって生産のために独自の影響は与えない能率効率よければ、それでいいのだ ただ、天才達の部屋が雑然としていた と言うのも理解できる天才は、どこになにがあるか、記憶しているのだ頭が良すぎて、整理整頓分類などに消費する時間がもったいないだけだ私も、私の混沌の中から(笑) 捜し物は容易に成し遂げることが出来る さすがに、モノが多すぎる、と言う点で難易度は高くなるが ーーーー もうひとつ天才の部屋の雑然は頭の回転の速い人は、字が汚い と言うことと共通していると思う私も字は汚い方かもしれない アイディア・発想を速く書き留めようと思うと美しい字など書いている暇は無い現役時代まだ、ワープロ・PCがオフィスで使用さて低無かった時代 稟議書や報告書を書く事において字がきれいな同僚達は有利だった同じ出張報告書を書いても美しい字体で書かれたものの方が優秀な内容に思えた頭が良さそうな印象を与えた きれいな字が書けなかった私も、そう思っていた(笑)その代わり、私は、速く、定型の字が書けるワープロを個人的に導入した驚くべき事に、当時は、そういうことをする人間がいなかったPCの導入は、さすがに思い切れなかったが ロンドン事務所では、PCの導入をしたのは総務部長では無く、機械部長の私だった下手に美しい字を書く人間はPCの導入に抵抗し、PCの恩恵にあずかることに立ち後れた文明の発達に伴う事件とは、こうしたものである ちなみに欧米では字の上手下手を頭の良さと関連付けて考えることは無い いや、むしろ逆に、頭のいい、頭の回転が速い人間ほど字が汚い傾向にあると言われている日本では、PCの時代になっても未だに、字がうまい人間は頭がいい、 と言う迷信がまかり通っている これは、中国からの漢字の輸入と共に漢字の字体の美しさと言うことも重要視され習字が必修だったことと関係があると思う漢字文化の世界の特殊事情である西洋にもカリグラフィーというものがあるが日本の習字ほど、必修というものでは無い ーーーーー そういえば、似たような話だが昔は、珠算・ソロバンの腕前という格差があった私の頃は まだ電卓が無かったので、そろばんが出来る人間が有利だった私は、小学校・中学校と特殊な私立に通ったので そろばんを使えなかった商社には行って研修でそろばん能力の無さで、少し損をしたあと、海外で、若い頃プロジェクトの会計係をしていると計算をそろばんで出来ないことがハンディになった今は電卓の時代 私のような、そろばん弱者にもありがたい世の中になった(笑)
2018.01.19
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『記事』 シンギュラリティの、その先へ ~未来の科学とテクノロジー2017年01月24日 ロボットが人間よりも賢くなる日もそう遠くはないでしょう。ニューヨーク市立大学 理論物理学 教授のミチオ・カク氏が、未来の謎に踏み込みます。それは事実と現在のテクノロジーに基づく未来です。予測は思ったより早く現実のものとなるかもしれません。シンギュラリティ - スーパーロボットの登場「ロボットが人間と同じぐらい賢くなる日が、いつか来るでしょう。その時には、未来学者が称する『技術的特異点』を目の当たりにすることになる。」と世界的に著名な理論物理学者であるミチオ・カク氏は言います。現在のロボットは「3D」、つまり「Dull(退屈な)」、「Dirty(汚い)」、「Dangerous(危険な)」仕事を担当しています。反復作業というものは、退屈でつまらないものです。下水道の清掃や事故の後始末、爆弾の拡散は、危険な作業であることは言うまでもありません。最先端ロボットでさえもゴキブリほどの賢さも持ち合わせていませんが、徐々に賢くなってきています。ロボットには福島の原発事故後処理に必要なスキルがまだないものの、徐々に知性を高め、感情を持つまでに個性を発達させることになるだろうとカク氏は予測します。● ロボット産業は、サービス、保守、設計、修理に携わる数千の雇用を創出するものと見込まれます。カク氏の主張は、● ロボットが人間に取って代わる能力を持つのは時間の問題ではあるものの、それほど間近ではないということです。その理由として以下の3点を挙げています。まず、● ロボットは視覚認識が非常に悪く、常識と自己認識のどちらも欠けているということ。改善すべき点が山積みなのです。● ロボットは、知的資本、経験、ノウハウ、機転、革新性、創造性、リーダーシップ、分析力で人間をサポートすることはできないということ。ロボットにはこうしたことは無理なのです。3点目は、● 脳を大量生産することはできないということです。ブレインネット – 感覚と記憶を送る次世代インターネット物理学者であるカク氏は、未来学者であり科学の普及者でもあります。複数のベストセラーを含め多数の著書を執筆し、ラジオやテレビ、映画にも頻繁に出演しています。物理学者は物を発明することが好きで、トランジスタ、レーザー、電子レンジ、MRIスキャナー、宇宙計画、GPSシステム、ワールド・ワイド・ウェブ(WWW)等の世界的に重要な発明の多くに物理学者が貢献している、とカク氏は指摘します。物理と予測は、発明と密接なつながりがあるようです。しかし時には、予測した方向に物事が進まないこともあります。あらゆるものに関する情報を提供したWWWは、検索対象の5%がポルノとなっています。カク氏は、今後50年から100年間、さらには500年後の予測に関して記しています。宇宙旅行、さらには宇宙船…そして知性の意味という重要な問題についての予測です。● 氏は、次世代のインターネットを「ブレインネット(brainet)」と称しています。人々は、自分の記憶、感情、感覚、知覚をインターネット上で送信できるようになります。人工知能、ナノテクノロジー、バイオテクノロジーが融合する時代が到来し、これら3つの最先端テクノロジーの力をいかにコントロールするかがカギとなるでしょう。火星に基地ができる?世界中の科学界で想像をかき立てている大きな取り組みが、現在3つあります。1つ目の目標は、米国が15年~20年以内に火星に到達することを目標として掲げているということです。2つ目は、強力な新型コンピュータの機能と技術的専門性を生かし、ガンに対する新たな戦いを挑むことが可能になるであろうということ。3つ目は、人間の脳全体をマッピングするという壮大な目標です。「BRAIN(Brain Research through Advancing Innovative Neurotechnologies:最先端の革新的なニューロテクノロジーによる脳研究)」イニシアティブと「コネクトーム プロジェクト」では、感情、知覚、記憶を含む脳全体のマッピングを可能にすることを目指しています。有人火星探査に関する米国の声明を受け、コンピュータ、人工知能、コミュニケーションの利用方法が変わるものと見込まれます。非常に費用はかかるものの、テクノロジーと科学面でのメリットは計り知れません。新たなテクノロジーと次世代のコンピュータが必要となり、火星における恒久的な拠点が築かれることになります。米国政府だけでなく、イーロン・マスク氏と同氏が経営するスペースX社、ならびにブースターロケットを擁するボーイング航空機の2つのグループが、火星に人間を送り、さらには入植する計画を示しています。ここで重要になるのが、テクノロジーと科学の進歩です。1960年代のNASA宇宙計画により、ロケットの小型化と増幅無線・通信がテクノロジー進化の原動力となりました。
2018.01.19
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日本の女性は まだまだだな~美人とは、なになのか?と言うタイトルで私なりに女性論を書いたのだがな~~んにも、反応が無い日本の女は、やはり、意識が遅れてるわ経済大国なのに女性の地位が世界最低位に近いとか宜なるかな
2018.01.18
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私の「想い出記事」の価値これは個人フレストある時、ある国での勤務を終えて日本に帰国ある晩、誘われて赤坂にある外国人ナイトクラブという珍しい店に行った昭和40年度代年度代の後半そのころの話である当時、外国人女性がいる、そういう店は、二・三軒あり私自身も経験したことがあったが(これもいつか書こうか?)女性が総て外国人、そういう、店は、当時、まだ、他に無かったと思う後に、そういう店が数軒出来、私はよく通ったものだがこの店が恐らく、その走りだっただろうと思うただし、この頃のこの種の店で働く外国人女性は今の、聞くところによると完全に出稼ぎのロシア・ウクライナ・コロンビアそれに東南アジア・・・そういう国籍の女性は、まったくいなくてアメリカ・オーストラリア・英国など欧米が中心でそのほかの欧州が少数そんな感じであったそれに、彼女たちは、最近の外国人女性とは違って最初から日本に出稼ぎに来た訳では無く日本に観光目的出来てまたは海外旅行の途中に日本に立ち寄り「通りすがり」(笑)として、旅費・滞在費稼ぎが目的で働いていたそれが主流だった私は、数多くのサンプリング(実体験)を持っているので(笑)これは、確信を持って言える赤坂・六本木には、その後、よく通ったが他にもネット上では読んだことが無い様な経験をした ーーーーこういう記事は他に書いている人がいない様なので別の記事で、詳しく、昭和風俗史の一部として書いておこう私の書く記事は、内容の質はともかく(笑)他にこの分野を書いている人が少ない、と言う意味で希少価値があるかと思う例えば● 敗戦直前の一般人の生活状況(これは書いている人が多いただし、それは本などにはなっているものが多くてしかし、年齢的に、PCを使用する人々が多くないという理由でネットに書く人は少ないはず)● ベトナム戦争時の一般人のサイゴン生活記録(ジャーナリスト・カメラマンのベトナム戦記はかなりあるが 一般人のサイゴン日記というものは、私は見たことが無い)● 昔の東南アジア(ベトナム・インドネシア)● プラントブームだった頃の中東● 共産主義時代の東欧での生活● 昭和のバブル時代の夜の銀座・赤坂・六本木そもそも、ネット文化そのものが、まだ、十数年長く見積もっても、二十年しか経っていないのだからマイコンブーム・パソコン通信時代と言うものがあったにしてもそれはやはり、一部の先進的ピープル(笑)の世界であって「一般人」が気軽にネットに書き込むと言うこと自体(BBSと言う時代がそれに先駆けてあったが)2000年頃から始まった「ブログブーム」を契機に始まったそう言ってもいいと思う私も、2004年から、この楽天ブログを書いているだから、私と同時代を生きた人達はあまりネット界と親和性が無いと言うか、PCを扱えない人が大半なのでは無いだろうか?その結果、ネットに載る情報は団塊の時代年代より、さらに若い年代のものだと思う私など例外(笑)多分、私ぐらいの年配でネットデカいている人間は何らかの機会で・ 英文タイプライター・ ワープロなどを使っていた人達だろうと思うなにしろ、オフィスにPCなど無かった時代だ私が、恐らく、最初にオフィスにPCを持ち込んだ人間だと思うがロンドン支店勤務の時、アップルを導入したが一番、利益を被るはずの経理の人間が扱い方さえした無かったアップルと言っても、今のアップルなどでは無くMS-DOS相当のOSだったのだから時代がわかる(笑) ーーーーいずれにせよ私の世代の人間がネットにあげられない昔の昭和臭のする(笑)想い出を残しておこうもっとも、私と同年代と言っても商社マンという、一般的日本人で無いそういう人種は少ないだろうからますます、私の想い出は、特殊で貴重なものになると、自分で勝手に思っておこう(笑)
2018.01.17
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私には、遺産と言うほどの財産がある訳では無いがそれでも、私の死後妻と一人娘の間の遺産分割が気にかかっているその遺産分割について近く法律改正がある様だこれは、注目しておかなければならないこういうときブログを書いていると役に立つネットサーフィンをしていなければこういう記事に出会わなかったやっぱり、適度なブログ書きは有益である「遺産相続が変わる?」(くらし☆解説)2016年07月14日 (木) NHK 清永 聡 解説委員 いま、法制審議会で相続に関する仕組みの見直しが検討されています。このほどその「中間試案」が発表されました。多くの人が関わる遺産相続がどう変わろうとしているのか。「中間試案」で示されている内容を例を使って詳しく紹介し、その課題も考えます。 <なぜ相続を見直すのか>今回検討されているのは、家族や親族などの間で、遺産をどう分け合うかという仕組みを一部変えようというものです。その背景には、高齢化に伴って相続でさまざまな課題がでているということがあります。また、遺産相続をめぐる裁判所での調停の数も増えています。1985年はおよそ5100件、しかし2014年はおよそ13000件になりました。30年でおよそ2、5倍になっています。今回の取り組みは、こうしたトラブルを減らそうという狙いがあります。 <ケース1「長く連れ添えば相続多く」>まずは今の遺産相続がどうなっているかを例で見てみます。夫婦と2人の子供の場合、もし遺言を残さないまま、夫が1200万円の遺産を残して亡くなれば、法定相続分つまり法律で定められた、相続分として受け取れる財産の割合は妻と子供で2分の1ずつになります。このケースでは妻が600万円。2人の子供に600万円なので、1人あたりだと300万円ずつという計算です。 ところが、いまこれをあるケースでは見直そうとしています。対象は「長年連れ添ってきた夫婦」です。案の1つでは、長年連れ添ってきた妻は、法定相続分を「2分の1」から「3分の2」に増やそうというものです。この場合は、1200万円の遺産の取り分が、妻は現在の600万円から800万円になります。子供は3分の1を2人で分け合いますから、200万円になります。 「長く連れ添う」というのがどのくらいかは議論がありますが、法制審議会ではこれまでのところ20年とか30年といった意見が出ています。長く相手を支えて財産を殖やすことにも貢献があったという考えです。<ケース2「介護した人にも金銭を」>つぎに、こんなケースを見てみましょう。ある高齢の男性。奥さんはすでに亡くなって一人暮らしです。子供は男女2人ですが、長男も病死していて、健在なのは長女一人です。ところが男性は介護が必要になりました。そのときに、長女ではなく、病死した長男の妻が、長年男性を介護しました。その期間10年間。毎日毎日、義父の家に行って、欠かさず世話をしてきました。男性からも「あなたがいてくれてよかった」と感謝の言葉を何度もかけられます。 ところが、男性が亡くなります。そうすると、介護をしてきた長男の妻は、法律上は相続人になりません。遺言などに書かれていないと、彼女は遺産を受け取れないということになります。この場合は、法定相続人は長女だけで、遺産の配分は全額長女となります。 そこで、検討されているのが相続人以外でも、長い間介護や看病で特に献身的な貢献をした人には、相続人に対して金銭を請求できる仕組みを作ろうというものです。 ただし、課題もあります。亡くなった後、近所の人や友人など「私も介護をしていた」「私も世話をしていた」と主張する人が次々と現れて金銭を要求するケースがあるかもしれません。つまり、新たなトラブルになることも懸念されます。 中間試案では、「対象を一定の親族に限るべき」という案と「親族に限らない方がいい」という両方の案が今示されています。<ケース3「居住権」新設>配偶者の住まいを確保しようという案も出ています。こういう例で考えてみます。夫と2人で自宅で暮らしていた妻。夫が亡くなります。話し合いの結果、残された財産のうち、妻は預貯金を受け取り、自宅の所有権は離れて暮らす息子が持つことになりました。 しかし息子がこの不動産をすぐに売却してしまいます。そうすると残された妻は、購入した業者から「出て行ってほしい」と立ち退きを迫られてしまいます。 自宅を売却するのは、例えば借金があるケースや、相続税の支払いのためなど、様々な事情があります。しかし、夫婦で長年暮らしていた家に1人になっても住み続けたい、と考える気持ちもわかります。そこで、中間試案では亡くなった人の配偶者については、「居住権」という権利を明確に設けようとしています。この居住権、今は2種類のものが検討されています。1つは「短期居住権」と呼ばれるものです。遺言がない場合は、ひとまず、遺産相続の話し合いが終わるまでの間、配偶者は家を追い出されることはない。住み続けることができるというものです。もう1つは「長期居住権」です。短期居住権で住んだ後もさらに「十年」とか「生きている間」など、こちらは比較的長い期間住む権利です。こちらは相続する財産の1つにして、話し合いの際に、配偶者がこの居住権を持つかどうかを選べるようにするというものです。 ただし、先ほどのケースで見ると、所有権を持つ息子にとっては、不動産を売却ができないケースも出てしまう。だからこの権利を作るときには、居住権の財産的な価値を考えておくことが必要になってきます。 また、もし家族の間でトラブルになったときには裁判所の審判で本当に長期居住権が必要かどうかを判断してもらうこともできるようにしています。<遺産相続の難しさ>遺産相続は、たとえ制度を変えても遺産が増えるわけではありません。いわば一つのパイをどう切り分けるか、という問題で「増える」と言うことは「減る」人もいるということです。例えば長年連れ添った配偶者の相続分の割合を3分の2にするという案は、妻の取り分が増える一方で、2人の子供たちの取り分は大きく減ってしまいます。高齢者には手厚くなったとしても、現役の子育て世代には不満を感じるケースがあるかもしれません。見ている人にとって受け止めがまったく異なり、難しい問題も含んでいます。 今回は「中間試案」ですから、これまでの審議結果をとりまとめたもので、これで確定したということではありません。法務省は現在一般からこの中間試案に対する意見、パブリックコメントを募集しています。メールやファックス、郵便で受け付けています。 (郵送の場合)〒100-8977東京都千代田区霞が関1-1-1 法務省民事局参事官室(メールの場合)minji201@moj.go.jp(FAXの場合)03-3592-7039詳しい投稿の方法は、政府の情報ポータルサイト「e-Gov」で見ることができます。中間試案の詳しい内容もここに掲載されています。<http://search.e-gov.go.jp/servlet/Public?CLASSNAME=PCMMSTDETAIL&id=300080149&Mode=0>また、法務省のHPにも法制審議会の民法(相続関係)部会の議論や中間試案の内容が掲載されています。パブリックコメントの募集は9月30日までとなっています。法制審議会は、集まった意見を受けて、この秋から議論を再開し、来年中に民法改正案の要綱をまとめたいとしています。戦後、家族の姿は、時代によって大きく変わってきました。遺産の相続も生活実態や時代に合わせた見直しは求められます。しかし一方で、高齢者への支援とともに、次の世代にもできるだけ不公平感の少ない制度が求められると思います。
2018.01.17
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>喫茶Yさん今週末の試合ですが私は、以前のリオ記事と違って私も、いまさらバレーボール記事を、熱心に書くそれほどの熱意は無く東レも情けない試合ぶりですしね(笑)こう言うと語弊がありますが書くのも書かないのもほんとにどっちでもいいんですまあ、観戦はどうせするのだし喫茶Yさんとの会話はまだ継続しそうだし?ついでに、簡単な感想ぐらいは書こうか、と思っています ーーー 🔶 ーーー>ストーカーのカサGOさんへいつものご愛読それに、まめなストーキング、嫌がらせ行為ありがとうございます(笑)リオ記事を終了してから多かったアラシ・ストーカーは、来なくなったんですが東レ記事になってもカサGOさんだけは、しつこく(笑)ご心配いただいて(笑)その熱意はどこから来るんでしょうね?私がバレーボール記事をどうしようと別に営利行為でも無し私のブログに関しては、私の勝手なんですが・ 書きたいから書く・ やめたくなったからやめる・ また、書きたくなったから書く気分次第です貴方に、何の関係も無いことです第一、つまらない私のブログなど読まなければいいそれなのに、毎回読んで嫌がらせコメントを入れる5ちゃんねるでも書いているのかもそれらしい書き込みがありますね病気なのかもしれませんねところで貴方も、楽天でブログを書いていますね「カサGOのソフトボールに夢中」https://plaza.rakuten.co.jp/miracle55wiwi55/御趣味は結構ですがいつか私に「そういう事を書くからコメントが来ないのだ」と書いてこられましたが貴方のブログも、全くコメントは来ていませんが(笑)余計なお世話かもしれませんがソフトボールしか、関心が無い人間なんですか?いや、私のブログへのストーカー行為と言う楽しみがありましたね(笑)そのうちに、私も、ストーカーになって貴方のブログにお邪魔しようかと思いますその節は、よろしくお願い致します(笑)
2018.01.17
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トルーマン大統領は原爆投下をどのような論理で正当化したかダイヤモンド・オンライン 佐藤智恵トルーマン大統領は原爆投下をどのような論理で正当化したかc diamond トルーマン大統領は原爆投下をどのような論理で正当化したか ハーバードビジネススクールの看板授業の1つ、「モラル・リーダー」では、毎年、「トルーマンと原爆」について学ぶ回がある。そこでは、約60名の学生たちが「原爆投下を決断したトルーマン大統領は人道的なリーダーであったか」について議論を戦わせる。授業前半でサンドラ・サッチャー教授が教えているのは、正しい戦争にはルールがあるということ。トルーマンは本当に正しい戦争のルールに従って決断したのだろうか。どのような論理で原爆投下を正当化したのだろうか。正戦論をもとにサンドラ・サッチャー教授に解説していただいた内容を、全3回にわたってお送りする。(2017年4月21日、ハーバードビジネススクールにてインタビュー)「トルーマンと原爆」の授業佐藤 サッチャー教授は15年以上にもわたって「トルーマンと原爆」について教え続けてきました。なぜこのテーマをハーバードビジネススクールの学生に教えているのですか。サッチャー ハリー・トルーマンが、歴史上、国のトップとして最も難しい決断を迫られた大統領だったからです。その決断は日本および日本国民に甚大な被害を与えただけではなく、その後の世界にも大きな影響を残しました。トルーマンの決断プロセスとその結果を検証することによって、学生たちにはリーダーとしての責務や人道的な決断の本質を学んでほしいと思います。佐藤 この授業の主要な目的は何でしょうか。サッチャー 2つあります。1つめは人道的な立場から戦争を考えてもらうこと。戦争がもたらす被害は想像もできないですが、確実に言えるのは、戦争は勝者、敗者の両方に甚大な損害をもたらす、ということです。学生たちには、戦争にはルールがあることを学んでほしいと思います。国が戦争を始めるか否かを決断する過程では、「道徳的に十分な根拠があるか」を必ず検討しなくてはなりません。敵を攻撃する際にはどのようなルールにのっとるべきか。人道的見地から禁止されている行為とは何か。正しい戦争には原則があるのです。 2つめは、国のリーダーは決断した内容だけではなく、決断に至るまでのプロセスにも責任を負っていることを認識してもらうこと。リーダーの決断を周りの人々が評価するプロセスを構築することは非常に大切です。自らの決断が間違っていないかどうか、決断する前に反対意見や代替案を検討することは不可欠なのです。 授業では、毎年、多くの学生が、「トルーマンは偏った助言しか得ていなかった」「日本の都市に原爆を投下する以外の戦争終結方法を検討しなかった」とトルーマンを厳しく批判しています。決断プロセスの大切さを学べば、学生たちは自国の大統領や首相を公正に評価することができますし、将来、自らがビジネスリーダーとして難しい問題に直面した際にも、正しい決断をすることができます。正しい戦争と不正な戦争佐藤 授業では、「正しい戦争と不正な戦争」(マイケル・ウォルツァー著)に書かれてある正戦論をベースに、トルーマンの決断が人道的に正しかったのかどうかを議論します。ウォルツァーは著書の中で戦闘行為を正当化するための原則をいくつか紹介していますが、その中のどの原則を根拠に、トルーマンは原爆投下を決断したのでしょうか。サッチャー 3つあります。1つめが「功利主義」。トルーマン、トルーマンのアドバイザー、ウィンストン・チャーチルは皆、「本土上陸作戦よりも原爆投下のほうが戦争を早く終わらせることができるため、結果的に犠牲者が少ない」と主張していました。つまり、「戦争における最大の思いやりは、戦争を早く終わらせることができることなのだから、原爆投下は人道的に正しい決断だ」という考え方です。 2つめが「戦争は地獄」。これは南北戦争時の北軍の将軍の言葉に由来する原則ですが、「戦争の罪は、それを始めた人がすべて負うべきだ。敵対行為に抵抗する側は勝つために何をやろうが決して非難されない」(*1)という考え方です。戦争をしかけられ、正義の戦いを行うものは選択の余地なく地獄の戦場に赴くしかないから、というのがその理由です。「戦争は地獄」に基づけば、「真珠湾攻撃によって、アメリカに対する戦争をはじめたのは日本だ。だから、日本人が始めた戦争を終結させるのに最も早い方法、つまり、原爆を使ったとしても、アメリカに罪はない」という結論になります。 3つめが「スライディング・スケール」。「正義の度合いが高いほうが、より正しい」という考え方です。この原則に基づけば、「正義の度合いが高ければ、戦い方も大きくしてよい」、つまり、「真珠湾攻撃の犠牲者であるアメリカ側の正義の度合いはかなり高いのだから、それに見合った攻撃をしてもよい」ということになります。この考え方もまた原爆投下を正当化するのに使われました。佐藤 トルーマンは「功利主義」「戦争は地獄」「スライディング・スケール」という3つの原則によって原爆投下を正当化しましたが、「正しい戦争と不正な戦争」の著者、マイケル・ウォルツァーは、そのような原則で原爆投下を肯定するのはおかしい、と非難しています。この3つを非難する根拠となっている原則は何ですか。サッチャー 戦争における最も重要なルールは「非戦闘員の保護」です。それはつまり「戦争は戦闘員同士の戦いでなければならず、非戦闘員である民間人を敵とみなして攻撃したり、巻き込んだりしてはいけない」という基本原則です。多くの民間人が犠牲になった原爆投下がこの原則に違反しているのは明らかです。「ダブル・エフェクト」の原則にも反しています。「ダブル・エフェクト」とは、「意図的に非戦闘員を攻撃することは人道的に許されない」「戦闘員は非戦闘員の被害を最小限に食い止めるために最大限の努力をしなければならない」というルールです。連合国側は日本に対して、「破壊的な威力をもつ新兵器を使う用意がある」と警告はしましたが、その警告は軍部に向けられたものでした。つまり、民間人に被害が及ばないように事前に広島と長崎の市民に対して直接警告することはしませんでした。「比例性のルール」にも反しています。これは過度の危害を禁じる原則であり、「実質的に勝利に向かわない危害、もしくは危害の大きさに比べて目的への貢献度がわずかな危害は許されない」というルールです。アメリカ政府は、原爆が人間に与える危害を理解することなく使用し、戦争を終結させました。危害の大きさも目的への貢献度も把握しないまま、原爆を投下したのは、比例性のルールに反しています。佐藤 学生は、トルーマンの論理と、ウォルツァーの論理を比較しながら、「トルーマンの決断は人道的に正しかったのか」を議論していきますが、「戦争のルール」についての議論の中で特に印象に残った発言はありましたか。サッチャー 軍隊出身の女子学生の発言がとても印象的でした。彼女は自らの経験から、現在、米軍ではどのような決断プロセスが採用されているかを話してくれました。それはトルーマンの決断プロセスとは全く違っているものでした。 現在、米軍では、どの組織であっても、トップは他の隊員からの意見を聞くことなく、最終決断を下してはならないそうです。たとえば、隊長が戦線を拡大したいと思ったとしましょう。その際には必ず「このように戦線を拡大したいと思うがどうだろうか」と部下に意見を求め、それに対して部下は自由に反論を述べたり、他の代替案を提案したりするそうです。少なくとも3つの代替案を検討した上で、最終決断を下すと聞きました。 もう1つ彼女の発言で印象的だったのは、弁護士がトップの決断プロセスに深く関わっていることです。陸軍・海軍・空軍・海兵隊には法務部門があり、軍事専門弁護士が参謀本部だけではなく戦地にも常駐して、戦時法規の観点から助言しているそうです。どのような戦闘行為を行うか、さらに戦線を拡大すべきかどうか、など、すべての決断に弁護士が関わっているとのことです。 この女子学生のコメントに他の学生たちは大変驚いていました。彼女の発言でトルーマンの決断プロセスがいかに未熟なものであったかが、浮き彫りになったと思います。>>第2回は8月9日公開予定です。
2018.01.17
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韓国人はなぜ90年代から日本を憎むようになったのか --- 池田 信夫1/16(火) 16:11配信 アゴラ慰安婦問題をめぐる日韓合意は事実上、白紙に戻った。日本にまた謝罪を求める文在寅大統領は異常だが、これは昔からの問題ではない。80年代までは、こんなに強い反日感情はなかった。韓国政府が戦時賠償の話を蒸し返すようになったのは、1990年代に軍事政権から民政に移行した後である。 歴史的に、朝鮮民族は分裂に悩んできた。日本の植民地時代には「日本国民」としてのアイデンティティを与えられたが、それに満足しているわけではなかった。それが戦後、民族として自立するチャンスを与えられたと思ったら、南北に分断されてしまった。これは東西ドイツ(http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/52008673.html)に似ている。伝統的にドイツの中心だったプロイセン地方もベルリンも東ドイツになり、西ドイツは求心力を失った。彼らを統合したアイデンティティは、ナチスの戦争犯罪を徹底的に追及して「ナチスは悪かったがドイツ人は悪くない」と主張することだった。 分断国家では、ナショナリズムは単なる思想ではない。いつ攻撃してくるかわからない隣国と戦争するとき、どっちの国のために命を捨てるかという切実な問題である。1993年までの軍事政権では、国民を統合したのはあからさまな暴力だったが、民政に移行すると、自由と民主主義では国民を統合できなくなった。 慰安婦問題をこじらせたのは韓国初の文民大統領、金泳三だった。彼は日韓基本条約で決着していた補償問題を蒸し返し、1993年の河野談話をいったん了解したが、またカネを要求したので、日本政府が「アジア女性基金」をつくった。その後も慰安婦問題は、和解したようにみえて蒸し返された。それはドイツ人が地球の果てまでナチスを追いかけたのと同じく、わかりやすい悪を作り出すことで国民的なアイデンティティを維持する負のナショナリズムだった。だがホロコーストに比べると、慰安婦問題は悪としてのインパクトが弱く、証拠もなかった。2000年代にそれを再燃させた最大の原因は、朝日新聞である。分断国家では、同胞を非難するより隣国を非難するほうが政治的に安全だ。日本人がみずから「私はナチスです」と名乗り出たのだから、これをたたかない手はない。 韓国人の反日感情は、ある意味では分断国家の宿命ともいえるが、国家=国民の境界が自明な日本人にはわからない。それは朝鮮民族の問題なので、日本が解決することもできない。最終的に解決するのは、分断国家が終わるときだろう。
2018.01.16
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この記事の中身は先日アップした記事に多くを追加してリライトしたもの ーーー リライト ーーー 美人とはなになのか? 男女の性差美人は機能美カテゴリ:【人類】人類史・人類学・人種・民族・ 脳科学顔の美醜は確かに、公に云々することでは無いかも知れない差別と見なされる可能性もあるし しかしそれは現実には男女を問わず誰もが本当は、一番気にかけている重大な判断材料、評価基準のひとつ では無いのか? ーーーー ● 美意識の成立● 美醜の判定考えてみると、これは、不思議である● なぜ、そういうデジタル数値に置き換えにくいものが人間の間で発達したのか?● なぜ、その基準が明確で無い価値判断があり得るのか?なぜ、あるものを美と判定するのか?つまり、ある一部の女性達が美人と認識されしかし、不運にも、そうで無い女性も多い(笑)ついでに言えば太古の時代はともかく現代では、事実上北欧の白人が美の基準とされる文明の発達過程とも関係はあるだろうがどうしてこうなったのか?美と言うものは、主観的なものだと思うのだが ーーーー英語で「fair 」は、「正しい」という意味が原義であるそのうえで、fair は白い肌・金髪・碧眼これらの条件を満たした女性をも指すこれが基本的には、西欧での美人の条件であるつまり fair は色としての「白色」と「金色」をも指している碧眼は添え物であるそれが西欧での正義なのである南に下がって、南欧のブルーネットの多いラテンの国でも例えば古代ローマ帝国でも女性がゲルマニア製の石けんで髪の毛をブリーチして金髪にするのが流行ったという欧州でも緯度が上がるほどに金髪の割合がふえるというちなみに古代英語で fair は1.〈古〉美女、最愛の女性2.〈古〉美しさ、美「My Fair Lady」という舞台劇の題名もある ーーーー寄り道してしまったが● 出産に適したウエストのくびれが男性を引きつける● 美人、と言う容貌が男性を引きつけるこういう仮説を立てたい私は、女性のウエストの「くびれ」と「美醜」は「生存のための価値観」だと思うまず、「」くびれ」脳科学者で、しかも美人の(笑)中野信子先生によれば男性が惹かれる女性は、ウエストがくびれていると言うある一定のウエストのくびれがある女性は、出産時に有利なのだというそのことを無意識に知る男性が「くびれ」女性を魅力的に思うつまり、これは単に自然の摂理で会って、男性を責めてはいけない(笑)私個人は、くびれが不足している熟女も充分許容範囲内(笑)まして、妊娠・出産の可能性が無ければ安心でもあるし(コレコレ) ーーーー「くびれ」だけでは無い(笑)容貌の美醜も、男性が女性を選択する重要な判定基準である私が思うに「美人」というのは、顔も身体も、バランスがとれているという事の「別の表現」だと思うその証拠に、美人は、スタイルもいい両方悪い場合は・・・諦めてほしい(笑) バランスがいいから、機能が良く、生存率が大きいこれは、筋が通った理屈である美人薄命、の反対である(笑)美人長命(笑) ーーーー ここで、ナランハさんからコメントが入った ■コメント心から満足する食事にありついた時、至福を感じます。この時沸き起こってくるハーモニーとバランスの感覚の根拠を今回アレックスさんが見事に言い当てて下さった!これまさに美学の根本命題なのです。では、20世紀、男性のファッションが背広に集約されたのに対し、女性のファッションが200種に分散したのは何故だと思われますか?男性は健康志向をベースにする傾向、それに対し女性の衣装は余計な要素があったり、不足の部分があったりするのが特徴と言える。その理由は解明されていませんが ーーーー以下は、これに対する私のレスナランハさんへありがとうございます>女性の衣装は余計な要素があったり、不足の部分があったりするのが特徴と言える。その理由は解明されていませんが私も解明できません(笑)でも、思いつきを書いてみると大抵の動物は、雄(オス)の方が雌(メス)よりも、美しいですよね雌の興味を引きつけて生殖するためです生命をつなぐ生殖が生物の根源的本質、目的ですからでも、人類だけは、なぜか?雌の方が断然美しい(笑)チンパンジーあたりまでは、そうでもないんですが(詳しくは、ありませんが)(笑)少なくとも「現生人類」では、ハッキリ、女性の方が美しいそれに、人類の雌、女性は私は、この頃やっと気がついたのですが(笑)外出する際に必ず化粧し、衣装をチェックする雄の方は、そういう発想は全く無い(笑)雄は、外に出れば七人の敵その敵に打ち勝つにはどうすればいいか?とまでは意識的では無いが無意識的に、外出は「戦場へ出かけること」です原始時代は、それよりもっと大切な狩猟での成功を願いながら知力と気力を研ぎ澄ませる事が最重要まあ、そういう雄が女性にとって頼もしいのでしょうが ーーーー一方、美しい雌は(笑)狩猟に出かける頼もしい雄を洞穴で待つ自分につなぎ止めておきたいもう、子供も出来たことだし(笑)そういう本能がまだ、人類の女性に強く残っていて自分の「美」をさらに強調するために女性の衣装は雌の美を強調するものになっているこういう風に思うんですが女性が過度に(笑)、自分のお肌の状態とか(笑)服装について注意するのは、男性に無い事ですこれは原始時代の名残 ーーーーどうも、原始時代の洞穴生活由来の発想になってしまいましたがここが、雌の方が美しいという他の動物との違いだと思うのですが人間以外の動物は、できるだけ多くの雌と交尾して子孫を残すそのためには、雌に拒否されてはいけないそのために、雄は美しくなるしかし、現世人類の場合は、上記の理由で、雌の方が美しくなったそれは、原始時代における動物と人類の生活形態の違いから来ているこれが、私の主張する学説(笑) ーーーー人間は、今まで、数百万年もの長い間、洞穴の中で暮らしてきた人類が狩猟採集生活をやめて洞穴から出て、穀物の栽培=農業というものを覚えて一定の土地に定着する事になって始めて集団的な人間社会が出来た土地の占有・資産の所有を巡って戦争が起きるそこから、一気に、文明世界へしかし、この人類の文明の時代など、長く見ても、精々、数千年数百万年の原始生活から見れば、一瞬にしか過ぎませんかりに五百万年 対 五千年 として、百分の一比率で言えば、99 : 1 ぐらいでしょうか?だから私は、人間のいろんな本質は原始時代に培われたと思っていますだから、男女の関係も(性差のことを言い立てると女権論者に叩き潰されますが)(笑)男女のそれぞれの本質が、原始時代にその根源を有するそれは間違っていないと思うんです ーーーー機能美、と言う言葉がありますよね機能に秀でたものは、美しい・ スポーツカー・ 航空機・ 軍用の武器・ アスリートアスリートの中でも陸上短距離の黒人の女性ランナーなどは特に美しいプリンプリンのお尻と太ももが・・・(以下自粛)機能に秀でた女性が美しいそれが、美人長命(笑) ーーーー なぜ機能に優れたものを、美しく感じるのか?機能が人間の生存に寄与するものだからでしょう同時に、機能に徹したものは、無駄が無い無駄が無い、という事も美意識に入ってくる ただ、それでも、ややこしいことに(笑)無駄なものにも「美」を感じるそういう感性も人間は、同時に、持ち合わせているそこが、人間の素晴らしいところでしょう基本的には、機能をアプリシエイトしながら一方でその正反対の、機能とは言えない、無駄・ゴミそういう対象にも「美」を感じるそれが日本人の感性でしょうね良くスナップ写真で、人の住まなくなった廃屋そんな、普通は「美」とは、されないものを味のある「風情(ふぜい)写真」として珍重する詫び・寂び、にも関係する美意識です ーーーー基本、西欧は、「豪奢」が美です日本では、豊臣秀吉が例外的に、黄金、金ピカが好きだった聚楽第とか、伏見城とか、大阪城とかしかし、他の武将は、あまり華美に走る事は無かったその秀吉が千利休に洗脳されて(笑)● 朝鮮の農家を模したと言う一間の茶室● 朝鮮の庶民の茶碗を珍重して茶器とするそういう● 縮み思考● わびさび美学に、はまりそうになった一間の小さな茶室に、にじり口(人一人が身体をかがめてやっと入れる寸法)から、茶室に入るとその中では、人間は総て対等・平等このにじり口があるため、武士も帯刀のまままでは、入室できない一時的な休戦協定(笑)刀狩り(笑)領地も関係無く、畳二・三畳の世界しかしマクロの世界の頂点に立つ天下人がそれではいけない!はっと、気がついた秀吉がミクロの世界に誘導・洗脳しようとする千利休に切腹を迫ったのでは無いでしょうか? ーーーー誤解の可能性もあると思うので付け加えておきますが人類の歴史としての原始・採集狩猟生活時代の男女分業制これが現代にも、そのまま、あるべきだとは、私は、全く、考えてはいません現代の男女は、原始時代の縛り・制限条件から解き放たれた現代文明の中に生きていますので(先進国でという限定条件かも知れませんが)原始分業制のままでいる必要は無い女性が男性と同じ権利・職能・ポジションを望むのはつまり、男女、同権が当然ただ同時に、性差というものも生物学的もの以外にも私が指摘した原始時代の歴史的条件に由来したものもある訳でそれらの理解・認識の上での男女同権でしょうやたらに平等だけを言い立てるべきものでも無い私自身は、娘にも言われますが・ 男尊女卑・ 女権を否定するそういう事が全く無い男ですこれは言っておかないと(笑)
2018.01.16
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ブログは発想の場ブログを、毎日、十数年、続けてきた~!なんて事を自慢にしているブログがある継続、そのこと自体は、偉業だろうがブログなんて、二宮金次郎じゃあるまいしその価値は中身でしょうが~~!?● 生産的でも無い感慨記事● 物知り自慢のトリビア記事そういうもの否定はしないが非常に意義があるとなでは思えない● 自分の立ち位置を知ること● 自分の過去・現在・未来をレビューすること● ありきたりのステロタイプの思考をちゃぶ台返しして みなを目からウロコにすること● みなのステロタイプの思考をひっぺがえす人間なかなかいない
2018.01.15
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美人長命(笑)顔の美醜は確かに公に云々することでは無いかも知れないしかしそれは男女を問わず誰もが、本当は、一番気にかけている重大な判断材料、評価基準のひとつでは無いのか? ーーーー ● 美意識● 美醜の判定考えてみると、これは、不思議であるなぜ、そういうものが人間の間で発達したのか?一つの仮定として私は、女性のウエストの「くびれ」と同様美醜は、生存のための価値観だと思う脳科学者の美人の(笑)中野信子先生によれば男性が惹かれる女性は、ウエストがくびれていると言う私個人は、くびれが不足している熟女も充分許容範囲内であるが(笑)肉体的作業を通じて、くびれを作ってあげたいという意欲もわく(余計なお世話か?)● 出産に適したウエストのくびれが男性を引きつける● 美人、と言う容貌が男性を引きつける私が思うに美人というのは、顔も身体も、バランスがとれている事の「別の表現」だと思うその証拠に、美人は、スタイルもいい両方悪い場合は・・・諦めてほしいバランスがいいから、無駄が無く、機能が良く、生存率が大きいこれは、筋が通った理屈である美人薄命、の反対である(笑)美人長命(笑)
2018.01.13
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ブログは「志」と「発想」ブログなんて本来はゴミなのだがさはさりながらブログにもアリバイつまり存在理由があるものと無いもの(笑)があると思うブログをどう捉えるかで変わってくるが● 私は、ブログは「志 こころざし」だと思っているどうでもいいマイナーな感慨や些事などをさも大発見の様に書く重箱の隅(笑)型のブログが多い言い換えれば、エッセイ風ではあるのだろうがまあ、一概に否定は出来ないが私としては● それでいいのか?!と声をかけたい気持ちである(笑) ーーーーブログは● 感慨型● 発想・主張型この二つに大別できると思う日本人は、ほぼ、感慨型の国民である(笑)主張までには至らない俳句の、感慨の世界である考えることもステロタイプ一様に、同じようなことを考えていてそれがおかしいとも思わないNHKの「のど自慢」あそこで、誰かが歌っている間歌う順番を待って席に座っている人々がその歌に合わせてまるで海中の昆布かボウフラまたは精子の様にその歌に調子を合わせて、身体を揺らせている私は、あれが、たまらなく気持ち悪い日本では「それはおかしいんじゃないの?」と言う異論反論は、あまりアプリシエイトされない・和を乱す・世間様をお騒がせするそういう事は大罪なのである日本人はまだ「五人組」の縛りから解き離れていない
2018.01.13
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根源的な「女」私ほどの高齢になってもまだ、「女」というものはなんと表現していいのかはわからないが例え、どんな女でも、それは女で女としての存在感を、オーラを発しているそういう風に思えるわかりやすい例で言えば映画女優やポルノ女優そういう映像が総ての男性を引きつけるいわば、磁石の「N」と「S」のようなもの● 妖しく誘う性的魅力● 総てを無批判に受け入れる母性女は、そういう● 娼婦性● 母性その両面で男を絡め取る原始の時代から女は、洞穴の中で子供を育て狩猟を終えて帰ってきた男を迎え・まずは食事を与え・ねぎらって、癒やしを与え・性を満足させ・新しい生命を宿すそういう存在だったのだと思う
2018.01.13
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私の余生に於いてこれだけは、やっておきたいことと言うものがある● 読んでおきたい本そういうものがあるしかし皆さんは、おそらく、そういうものは無いだろう(笑)そんな知的な人はあまりいないからと、北朝鮮の様に挑発(笑)でも、コメントが無いところから見てそんなところだろう● 読まないでは死んでも死にきれないそれなのにまだちゃんと読んでいない(笑)しかも、手元にあるそういう本がある● イザベラ・バード著 朝鮮紀行● 朝鮮史 山川出版● 韓国の歴史 河出書房意外に、韓国・朝鮮が気にかかる私の父方は、日本海側だし、大陸・半島系だろう縄文系では無い母方は、濃い容貌からしても縄文系だと思う韓国の田舎に行くと、デジャブを感じるなぜか、懐かしいのだ● THE DECLINE OF THE WEST OSUWALD SPENGLER著 英文● 西洋の没落 五月書房 すごく古い古本● 西洋の没落 新訳● ローマ帝国衰亡史 西洋は、世界を制覇しているのだが極東の人間として、西洋を知っておきたい● 英語基本語義辞典英語このアゴリズム的な言語をベイシックな部分から知っておきたい● イェルサレム● 図説 聖書の世界 一神教が世界を滅ぼすそう思うのだが人間は宗教からスピンアウトできない● インタヴィューズ (偉人達の実像を暴いた本)偉人=天才は、そのままイコール人格者では無い円満な自己完結的な人格者は、偉人とは、別の人間である才能と人格とは別の問題ただし、人格、と言うものも、そう考えればいいものか?日本の規範から言えば人に迷惑をかけないそんなところにとどまるかも ーーーー西洋の没落極めてペダンティックで果たして読んでも、意義があるのか?それは、わからないままだが、博学の世界に歓喜するそういう世界だ
2018.01.13
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私の家系冥土への土産に書き残しておく男にとっては、男前だとかハンサムだとかは、あまり人生に影響しないむしろ、あまり男前すぎると男の間にも嫉妬というものがあり出世にも差し支える場合があるその証拠と言えるかどうかわからないがビジネス社会で出世した男に、それほどのハンサムはいない(笑)ただ、女性との関係に於いては、男前とかハンサムとかの男性の容貌も多少、影響があるかも知れないその点、女性の場合は美人か否かは、むしろ、人生の岐路?(笑)かも知れない男女同権と言いつつ女性自身が、美人であろうとするのである ーーーー考えてみると私の家族・親戚は、ほぼ、美男美女系であった私の母型の祖父は、美男が条件の近衛兵であったしその娘、私の母は、誰からも美人だと言われ子供ながら誇らしかった父方も、父の兄、つまり叔父も、気難しい学者だったが鼻筋の通った美男だった去年の年末、父の命日に来てくれたその叔父の娘、従姉妹は昔々、葬式で始めて見かけたのだがまさに女優顔負けの知的で上品な滅多にいないほどの美女なので驚いたと言っても、彼女も今は、、私以上の老齢ではあるが(笑)ただ、父方の祖母だけは、どう見ても美女とは言いがたかった(笑)全員が美男美女では無いのである(笑)残念(笑) ーーーーこれも昔の話だが、私の妹が私の会社に、私への実家からの届け物を手渡しに来たのだが妹が帰ると、すぐに他の部の人間までが集まってきて「おまえの妹は大変な美人だな」などと普段は謹厳実直な中年の先輩まで興奮するなど社内が大騒ぎになったおくてな私は、妹が美人だとは知らなかったのだが(笑) ーーーー顔の美醜の話は、あまりブログにはふさわしい話題では無いかも知れない謙遜が美徳の日本社会だからブログといえど、匿名で顔が見えない世界でもこういう話はなじまないのだろうこの辺でやめておこうと思ったが、また、書こう(笑)
2018.01.12
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相撲の話題相変わらず、相撲の話題がテレビを独占しているがもういい加減にしてほしいと思いながら好きなことを書いてみる ーーー 私の意見 ーーー日馬富士暴行事件は要するに、日本とモンゴル間の異文化問題だと思うモンゴルには、日本のスポーツ界独特の先輩後輩の厳しい縦社会・上下関係は無いそうだそれなのに、なぜ、日馬富士が「横綱白鵬に対する態度が悪い」と激高して貴の若に暴行したのか?日馬富士が日本の掟に順応しようとして身につけたものが哀しいことに、悪い方に発揮されてしまった様だ私に言わせれば、所詮、モンゴル人はモンゴル人日本の文化になじもうとしてもある一定の限界があるましてや、日本でも特殊な、「国技」(笑)「神事」と奉られている大相撲の特殊な政界のしきたりは、なかなか、身につかない日本の相撲に参加するからには、その掟に従えと言う意見もあるが、日本人でも私など特殊な相撲の世界など、まっぴらである(笑)スポーツがどんどん、グローバル化している中で相撲だけが特殊しかし、大相撲とは言い条、実質は、もう、モンゴル相撲四横綱の内、日本人横綱はひとりだけこれが現実なのだワイドショーなどで、「相撲関係者」達が偉そうにずれたことをしゃべっているが相撲を特殊だとすることで自分たちの権威・存在価値まで上げようとしているここは、頑迷で奇妙な横綱審議会?などにモンゴル人や米国人を入れて国際化してはどうか?実質、大相撲はモンゴル相撲なのにモンゴル人の委員がいないのはおかしい・・・と私などは思うが ーーーー貴乃花親方も、変人である(笑)さらに総ての力士は、相撲協会に直接雇用されているという建前にもかかわらず部屋単位の考え方が強すぎるまあ、これは、相撲界の持つ一番大きな矛盾だろうが部屋というもの競馬で言えば、厩舎(笑)そこの寄り合い所帯なので協会のガバナンスなどと言ってもしかたがないだろう ーーーーそれに、事件に関して協会の報告もしないし、協力もしないその理由は、協会が信用できないから(笑)しかし、自身は、協会の理事という立場一般のビジネス社会では、貴乃花の言い分は全く通らない信用できない協会内にいながら今後いったい、何をして行こうというのか?理事会の選挙で理事に復帰して相撲界の大改革とやらをするつもりらしいがその大改革たるものが、いったいどのようなものなのか?本人の腹の中では、それなりにあるのだろうがわれわれには、さっぱりわからないまあ、これが、神事の世界なのかも知れない(笑) ーーーー八百長無しのガチンコの相撲にしたいそういう基本発想らしいが他のスポーツと違って相撲は格闘技であるボクシングでは、年に四回も試合をすれば多い方だし危険で怪我が多い格闘技でガチンコオンリーというのもな~そもそも相撲など見世物興行である部分が大きい特に地方場所、巡業では、893が関わる神事なんて言っても、ナンセンス国技だって、自称にすぎなくて国技なんて言う規定はどこにも無い年に六場所なんて、力士の負担が大きすぎるガチンコは諦めてもいいじゃ無い?大衆は、それでも喜ぶんだから確かに、生で見る相撲は(私は準本場所しか見ていないが)異形の世界であり一度は見る価値があると思う
2018.01.12
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これからは、想い出ブログに昨年末以来ブログをやめようか継続しようか色々試行錯誤しているのだが居直って考えればこれは私のブログ書くのも私責任をとるのも私よかれ悪しかれどうせコメントは無いので(笑)このブログをどうクッキングしようと私の勝手なのだ私がやめると宣言した時お二人ほど「ちゃんと読んでいるから」と言うコメントを頂いて驚喜したがその後は、なしのつぶて(笑)まあ、そんなものだと、経験則で諦めているコメントで支えてもらえていないブログなんてどんなにブログ主がそう思い込もうとしてもほとんどのブログがそうなってしまっているのだが一人書きの一本足の案山子(かかし)のような本来の機能からは機能不全に成り果てた自己満足に支えられた異形の遺跡でしかあり得ないそんな現実をしっかりふん舞えて・ これからは・こうあるべしとかいうブログ論には縛られないまま読者の存在なども気にしないで糸の切れた凧の様に自由気ままに風のままキーボードのまま(笑)行雲流水酔生夢死出来れば、酒を飲みながらブログと、共に、生きていこうでも、ブログに乗っ取られない様に気をつけようあくまで、私が鞍上フロントシートブログを乗りこなすつもりでとなると書くことは小難しいことよりどんどん消え去る薄れ去るfade away しつつある私の人生の記憶を書いて行くことかな例えそれが読者にとってつまらないことでも私にとては、それは事実であり復刻して意味のあることであり私の娘に伝える私なのだ
2018.01.11
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デジャヴ 繰り返し見る夢何度も繰り返し同じ夢を見る事があるいや、本当は一度だけなのかも知れないが以前にも同じような夢を見た様な気がするこれを既視感・デジャヴというのだろうその中の一つに、こういう夢がある場所はロンドンで夜である私は、電車に乗って郊外に向かっているどうも帰宅途中らしいがハッキリそうだとまではわからないなんとなく、地下鉄ノーザンラインのようであるノーザンラインは、ロンドン都心のシティーから北ロンドンの郊外に延びているが地下鉄なのはカムデンまででそこからは地上に出て走る日本人の多くは、サッチャー夫人の選挙区でもあるフィンチレイ・セントラルあたりに、住んでいるのだが私は、敢えてそこを選ばず、さらに北のウッドサイド・パーク駅下車の住宅を選んだそこまで行くと、かなり郊外で、私の住宅までは駅から森とまでは行かないがかなり濃い木立に沿った小道を歩いて行く英国人は田舎が好きだが、ロンドン郊外といえど私の住宅は、かなり田舎であった朝、目が覚めて、荷物の整理に三階、と言うより、屋根裏(笑)に上ると目の下は、広い牧場が迫っていて馬がのどかに牧草を食んでいたりするまあ、そのように、車窓の外は、暗闇ではあるが半ば田舎なのだが私が住んでいた頃のノーザンラインの列車と違って夢の中の列車は、まるで、大正時代の車両である古びていて木造で、車内灯も薄暗くオレンジっぽい車内は、乗客で一杯なのだが、日本の様に筋詰めと言う状態では無いただ、音が何も聞こえない乗客もみな無表情でハッキリした面立ちに見えないまるでゾンビの様な感じであるときどき停車して、乗客が降りて行くのだが特に知った駅でも無さそうであるそのうちに不安になるこのまま、この列車に乗り続けていいものか不安になるのである自分が降りる駅もどこであるのかは定かにはわからない駅に泊まり、ドアが開き乗客が降りて行くたびに薄ら寒い風が吹き込み、不安感が増すそのうちに、いつのまにか私は下車して駅から歩いているオレンジ色の鈍い灯火の車内の列車が彼方に過ぎゆく ーーーーもうひとつ、電車の夢がある東京の郊外であるどこなのかは定かでは無いいつかも定かでは無い古い、2両ぐらいの車両に乗って行く目的地はわかっているはずなのだがそのうちに、その列車は目的地に行かないという事がわかり下車するどこが目的地なのかはわからないままである下車駅から、すぐ近くの駅へ移動し別の路線に乗り換えて進むなぜこのような複雑な路線なのかもわからない乗ったのは、1両のチンチン電車の様な車両であるそのうちに、なぜかその電車を降りてしまう下車した駅の路線図を見るが、よくわからないあきらめて帰る事にするそのうちに、早く乗らないと電車が来なくなる様な予感がする反対側のホームに渡り、ようやく来た電車に乗る乗客達も、当然だが、見知らぬ人達ばかりであるこの電車も、路線図は見たはずなのだが果たして、どこに行くのか、よくわからないただ、私が住んでいる都心の方向には、どうやら進んでいる気がするその間ずっと、不安な気持ちは通奏低音の様に底流している ーーーーもうひとつあるこれは大学時代の夢である頃は、三年生あたりの、二学期の終わり頃であるそろそろ年末であるなぜか、ほとんど、出席していない授業が一杯あるあるどころでは無くてとった授業の時間割さえ知らないままであるなぜ、そんな事になったのかもわからないのだが行こう、行こう、と思いながら学部の壁に貼りだしてある授業の時間割を見に行けないままであるなぜゆかないのか?夢なので説明がつかない(笑)そのうちに、ようやくいままで、全く出席した事の無い講義に出席してみるその講義は、大講堂の様な大きな階段教室であるその講義は出席はとっていない様なので出席不足で単位を落とすという事だけは無さそうなのだが今まで全く出席していないので講義の内容はわからない試験ともなると満足な回答が出来ない、と感じる大教室なので、知った級友も見当たらないしみじみとした寂寥と惻々とした不安の世界である(笑)そのあと、なぜか?学部の壁の時間割も見ないまま大学の外に出る見ておくべきなのだが(笑)見ても遅すぎるのだが(笑)暮れなずむ夕暮れである早稲田の戸塚三丁目?あたりらしいごちゃごちゃした町並みであるその辺に下宿屋があるらしい現実の私は、外山町のアパートに住んでいたのだが夢の中ではそのあたりの下宿屋に住んでいる、らしい夢の中というものは合目的的な行動が無いただただ、ぼんやり浮遊するだけである(笑) ーーーー夢が非合理的だと思っても現実と、さほど変わらないかも知れない映し鏡の様なものかも知れない ーーーー今思い出したので追加して書く上で下宿屋へ、戻るのである戻ってみると、私の部屋がハッキリしない古い木造のに階建ての長い建物である建物の端にある階段を上るとすぐにどうやら私が住んでいる部屋があるあるにはあるのだが、そのうちにどうも、今は、私の部屋では無い様な気持ちになる各部屋は、あまり住人がいない様である奥に進んで行くどの部屋かを、自分の部屋にしなければいけない気持ちになるしかし、部屋はどこも、古く、家具も無いがらんどうで決めかねるそのうちに、人が住んでいる部屋がある様な気配がするいつの間にか、少数の人間達と接触するあまり意味のある会話は交わさないそのうちに、何か特別の部屋がある事がわかる一回の奧の方の複数の部屋である照明が無く暗いが、学校の化学室のようでもある何か重大な事が怒る様な予感がし始めるその先は、まだ良く思い出せない
2018.01.10
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最悪の場合、日本喪失を招く巨大カルデラ噴火巽好幸 | 神戸大学海洋底探査センター教授 2017/5/11(木) 7:10 日本史上最大の噴火は富士山宝永噴火や桜島大正噴火だ。おおよそ1.5立法キロメートル(東京ドーム1300杯)のマグマを噴き上げた。一方でこの火山列島では、このような大噴火の数十倍~数百倍ものマグマを一気に噴出する「巨大カルデラ噴火」がしばしば起きてきた。直近のものは7300年前に現在の薩摩硫黄島(鹿児島県三島村)周辺で起きた鬼界カルデラ噴火である。この噴火では高温の火砕流が海を渡って九州を襲い、モダンな文化を育んでいた南九州縄文人を絶滅へと追いやった。また噴き上げられた火山灰は東北地方にまで達した。巨大カルデラ噴火の発生確率日本列島では、地質記録がよく揃っている過去12万年間だけでも10回の巨大カルデラ噴火が起きてきた。単純に「周期」を求めると約1万2000年程度。そして鬼界噴火から既に7300年経過している。だから次の噴火が迫っている、とこれまで専門家は警告してきた。しかしこれでは、あと5000年は大丈夫と感じる人も多いだろう。しかも、別々の火山で起きる噴火をひとまとめにして周期を求めるのは、意味のない計算だ。そこで最近では、きちんとした統計に基づいて、次のように表現するようになった(詳しくは「富士山大噴火と阿蘇山大爆発」に):巨大カルデラ噴火は、今後100年間に約1%の確率で発生する。噴火が起きる確率が1%と言うと、99%大丈夫だと思う人が多い。しかしこれは間違いだ(「明日にも襲う巨大地震。その覚悟、ありますか?」)。例えば、1995年1月17日の阪神淡路大震災前日における、震度6弱以上の揺れが襲う確率は約1%だった。それにもかかわらず、翌日にはあの惨劇が起きた。つまり、巨大カルデラ噴火は明日起きても何ら不思議ではない。まずこのことをきちっと覚えておいていただきたい。巨大カルデラ噴火の被害想定南九州縄文人を絶滅させた巨大カルデラ噴火が現代日本で起きれば、とんでもないことになることは想像できる。では最悪の事態を想定して、具体的にその被害を見積もってみよう。巨大カルデラ噴火による火砕流、降灰の予想とその範囲の人口。赤丸、巨大カルデラ火山;黒印、火山巨大カルデラ噴火による火砕流、降灰の予想とその範囲の人口。赤丸、巨大カルデラ火山;黒印、火山まず巨大カルデラ噴火が、九州中部で起きたとする。これは決して次は阿蘇山だと言うのではない。九州には巨大カルデラ火山が4つも集中し、どこで噴火が起きてもおかしくない状況にある。降灰域に影響を及ぼす偏西風の向きや人口の分布を考慮した想定だ。次に火砕流の到達域や降灰の範囲を見積もる。それには、これまで日本列島で起きた巨大カルデラ噴火の中で、最もデータが揃っている、2万9000年前に鹿児島湾を作った姶良カルデラ噴火を参考にする。数百℃の高温の火砕流は2時間以内に九州のほぼ全域を焼き尽くし、関西では50センチメートル、首都圏は20センチメートル、そして東北地方でも10センチメートルの火山灰が降り積もる。ここで重要なことは、10センチメートル以上の降灰域では、現在のインフラシステム(電気・水道・ガス・交通など)は全てストップすることだ。つまり、この領域に暮らす1億2000万人の日常は破綻する。しかもこの状況下での救援活動は絶望的である。その悲惨な結果は明瞭であろう。これは日本喪失以外の何物でもない。我々は諦めるしかないのか?ここで述べたことは、決して「脅し」や「煽り」ではない。将来確実に日本列島で起きることを科学的に述べただけだ。だから何も対策を講じなければ、最悪の場合日本という国家、日本人という民族はほぼ消滅する。こんな事態から逃れることなど無理に決まっている、と諦めてしまって良いのだろうか? まずはこの事実を真摯に受け止めて、みんなでこれからすべきことを考えることが大切だろう。 ーーー 私の感想 ーーーこんな事態から逃れることなど無理に決まっている「ポンペイ最後の日」という映画が昔あったが「日本最後の日」も、いつかは到来するまだ若い人は、移民した方がいいな(笑)巽好幸 神戸大学海洋底探査センター教授 1954年大阪生まれ。京都大学総合人間学部教授、同大学院理学研究科教授、東京大学海洋研究所教授、海洋研究開発機構プログラムディレクター、神戸大学大学院理学研究科教授などを経て2016年から現職。水惑星地球の進化や超巨大噴火のメカニズムを「マグマ学」の視点で考えている。日本地質学会賞、日本火山学会賞、米国地球物理学連合ボーエン賞、井植文化賞などを受賞。主な一般向け著書に、『地球の中心で何が起きているのか』『富士山大噴火と阿蘇山大爆発』(幻冬舎新書)、『地震と噴火は必ず起こる』(新潮選書)、『なぜ地球だけに陸と海があるのか』『和食はなぜ美味しい –日本列島の贈り物』(岩波書店)がある。
2018.01.09
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伊方原発3号機の運転停止の仮処分: 司法判断の意味とマグマ学者からの懸念巽好幸 | 神戸大学海洋底探査センター教授 12/15(金) 7:00 12月13日広島高等裁判所は愛媛県の伊方原子力発電所3号機について、「熊本県の阿蘇山で巨大噴火が起きて原発に影響が出る可能性が小さいとは言えず、新しい規制基準に適合するとした原子力規制委員会の判断は、不合理だ」として、運転の停止を命じる仮処分の決定をした。また広島高裁は、過去の阿蘇山の火山活動から判断すると「原発に火砕流が到達していないと判断することはできないため、原発の立地は不適切だ」とし、「阿蘇山の地下にはマグマ溜りが存在し、原発の運用期間中に巨大噴火が起きて原発に影響を及ぼす可能性が小さいとはいえない。巨大噴火が起きた場合、四国電力が想定した火山灰などの量は少なすぎる」と指摘した。司法が巨大噴火の影響を根拠に原発の運用に関して判断を下したことで、世界一の火山大国日本の今後の対応が「本気モード」になることが期待される。巨大カルデラ噴火の切迫性 これまでこの場でも幾度となく火山災害の危険性について述べてきた「最悪の場合、日本喪失を招く巨大カルデラ噴火」「箱根山大噴火への覚悟を:かつて首都圏も襲った火砕流と火山灰」「御嶽山噴火から3年、火山災害の驚くべき危険性」など)。火山災害、特に巨大カルデラ噴火は他の災害に比べて低頻度であるために、たとえその被害が甚大であっても多くの人々は「身近なもの」と捉えない傾向がある。ある意味で自然災害に慣れっこになっている日本人には、自らの一生の中で起きるかどうかわからない災害を考えることはできないのかもしれない。おまけに、「儚いことこそ美しい」などという日本固有の「無常観」を纏った人々には、巨大カルデラ噴火による日本喪失の危険性は諦念の対象以外何物でもないのだろう(「「災害は運命だと諦める」ことをそろそろやめませんか?」)。 しかし、もし自らの子々孫々の暮らしや日本という国家の存続を少しでも考えるのであるならば、巨大カルデラ噴火の危険値(=想定被害者数×発生確率)が交通事故のそれと同程度であることを認識しておくべきである(「日本喪失を防げるか? ギャンブルの還元率から巨大カルデラ噴火を考える」)。巨大カルデラ噴火が起きた場合の甚大な被害の認識を テレビで放映された映像を見ていると、原告団は「歴史的判決」と意気揚々である。ヒロシマという悲劇の地に暮らす人々の原発への思いは十分に理解できるものがある。一方で、火山の息遣いやマグマの動きに注目するマグマ学者としては、この高揚感に一抹の懸念がある。それは、今回の判断が「原発反対」の道具だけに使われはしないかということだ。もちろん私は原発賛成派には属さない。そもそも世界一の地震大国、火山大国に原発はふさわしくないと感じる。私の危惧は、感情的原発反対論者の多くが、巨大噴火で原発が破壊された場合の危険性のみに注目していることである。冷静に考えていただきたい。巨大カルデラ噴火が一度起きて原発が火砕流で被害を受けるような場合には、その領域に暮らす人々の日常生活はすでに高温の火砕流によって破壊されているだろう。そればかりではない、数十キロメートルの高さまで立ち上がった巨大噴煙柱から偏西風に乗って運ばれる火山灰は、日本列島の大部分を覆い尽くしてしまう可能性が高く、その場合は列島の大部分でライフラインがストップする(「最悪の場合、日本喪失を招く巨大カルデラ噴火」)。今回の伊方原発問題で想定された阿蘇山巨大カルデラ噴火が起きると、広島には恐らく火砕流は到達しないであろうがほぼ確実に1メートルもの厚さの火山灰に街は埋没し、人々の日常はほぼ完全に崩壊すると予想される。 巨大カルデラ噴火の危険性を根拠に原発再稼働に反対すること自体は正当であると思うが、それ以前に(少なくとも同時に)巨大カルデラ噴火そのものの試練に対する覚悟を持つべきであろう。もちろん、覚悟は諦念ではない。いかにこの火山大国で暮らしていくかを考えることこそ覚悟である。巨大カルデラ火山に対する本格的観測の開始を 3・11以降の原発の再稼働に向けた原子力規制委員会の審査基準「火山影響評価ガイド」について、日本火山学会は2014年11月に噴火予測の限界や曖昧さを踏まえて見直しを求める提言を行った。この提言自体は、現在の日本の火山学の現状を踏まえた冷静な(やや希望的な)提言と言えよう。また同時に、各種メディアやネット上には火山学の専門家(及び専門家もどき)のコメントも数多く見られた。それぞれの意見のほとんどはほぼ正論であり決して反対するものではない。しかし、ではなぜこの現状を踏まえて「専門家」は噴火予測やそれにつながるモニタリングに自ら本気で挑戦しないのだろうか? 荒ぶる火山の地下には「マグマ溜り」が存在することは容易に想像できるが、その大きさや位置を正確に捉えた観測は未だに存在しない。今後の火山噴火の規模を推定するために必要不可欠なこのようなデータすら存在しないのが現状なのだ。技術的、そして何より金銭的にこのような観測が困難なことは事実であるが、だからといって一歩を踏み出すことなく、「評論家・文化人」にとどまっているのは科学者として残念ではないだろうか。神戸大学では昨年から、今から7300年前に巨大カルデラ噴火を起こした鬼界海底カルデラでこの挑戦を始めている(「鬼界海底カルデラに巨大溶岩ドームが存在: 超巨大噴火との関係は?」)。 私たちは世界一の火山大国に暮らしている。火山から多くの恩恵を享受しながらも(詳しくは「和食はなぜ美味しい ー日本列島の贈り物」を)、大きな試練に直面している事実を今一度認識すべきであろう。巽好幸 神戸大学海洋底探査センター教授 1954年大阪生まれ。京都大学総合人間学部教授、同大学院理学研究科教授、東京大学海洋研究所教授、海洋研究開発機構プログラムディレクター、神戸大学大学院理学研究科教授などを経て2016年から現職。水惑星地球の進化や超巨大噴火のメカニズムを「マグマ学」の視点で考えている。日本地質学会賞、日本火山学会賞、米国地球物理学連合ボーエン賞、井植文化賞などを受賞。主な一般向け著書に、『地球の中心で何が起きているのか』『富士山大噴火と阿蘇山大爆発』(幻冬舎新書)、『地震と噴火は必ず起こる』(新潮選書)、『なぜ地球だけに陸と海があるのか』『
2018.01.08
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ーーー 健康情報 ーーー大人のADHD 15のチェックリスト2017年5月31日 工藤千秋 / くどうちあき脳神経外科クリニック院長 私は脳神経外科とともに心療内科の診療を行っていますが、その中で時折遭遇するのが、いわゆる大人の発達障害の患者さんです。従来、発達障害は子供の病気と思われてきましたが、徐々に研究が進むにつれて、成人後も発達障害で苦しんでいる人が少なくないことが分かってきました。そこで今回は、発達障害の一つである注意欠陥多動性障害(ADHD)を取り上げます。大人の場合、どのような症状があると、ADHDが疑われるかをお話ししたいと思います。 ーーー 🔶 ーーー● 国内の有病率は1.7%? ADHDは、不注意▽多動性▽衝動性を主とする障害です。簡単に言えば注意不足、そわそわして落ち着きがなく、キレやすいというもので、その結果、仕事や学業の継続、成果達成なども含めて社会生活に支障をきたします。生まれつき脳内の神経伝達物質のバランスが悪く、その結果、中枢神経の機能に何らかの障害が発生するという説が唱えられていますが、詳細な原因はまだ解明されていません。過去には脳の一部の損傷などが原因と言われたこともありましたが、現在では画像診断上、脳に異常は認められないことが分かっています。 症状はおおむね7歳くらいまでに出現し、学童期の有病率は3~7%で男性に多いとされています。かつては成人期になると、症状が落ち着き目立たなくなる(寛解)とも言われていましたが、現在では半数以上が成人期になってからも症状が続くということが分かってきました。浜松医科大学精神神経医学講座などが、18~49歳の男女1万人を対象に行った調査に基づいて算出した成人のADHD有病率は推定1.65%とされていますが、「実際にはそれよりも多い」という説もあります。ざっくりいえば大人の50人に1人はADHDの患者さんと言ってもいいでしょう。 ● 病態が極めて多様なADHD 最近は大人のADHDについてテレビなどで報じられるようになりましたが、「家の中がゴミ屋敷のようになっている」「書類や資料などがタワー状に積みあがった仕事机のわずかな隙間(すきま)で仕事をしている」、など、いわゆる「片付けられない症候群」がその症状の代名詞のように紹介されていることがあります。 これは間違いではありません。しかし、ADHDにみられる症状は実に多様で、このように特定の症状のみに絡めてADHDを語ることは、逆にこの病気に対する誤解を助長する危険性もはらんでいます。そこでまず私のこれまでの診療経験からADHDの患者さんにありがちな日常生活での症状を箇条書きで挙げてみたいと思います。 (1)重要なことを後回しにしてしまう。 (2)計画したことが最後まで実行できない。 (3)単純なルーティンワークにどうしてもなじめない。 (4)夜に熟睡できない。 (5)コーヒーにうまく砂糖が入れられない。 (6)はさみがうまく使えない。 (7)新しい機械の使い方を教わってもうまく作動させられない。 (8)自動車の運転中にやたらとクラクションを鳴らす、頻繁に車体をこすってしまう。 (9)運転中に車間距離がつかめない。 (10)スリッパをうまく脱ぐことができない。 (11)電気をつけっぱなしにしがちである。 (12)鍵をかけ忘れる。 (13)メールを書こうとしても文章がまとまらず何度も読み返す、送信相手を間違える。 (14)ネガティブシンキング(悲観的)になりがちである。 (15)自分を抑えることができない。 これらのうち複数が当てはまる場合は、ADHDを疑って専門医を受診してみても良いと思います。私の診療経験から思いつく典型的な症状だけでもこれだけ挙げることができるのですが、実際のADHDの患者さんで見られる症状はさらに多様です。 診断を困難にする他の精神疾患の併発 ADHDは現在、アメリカ精神医学会が策定した「精神障害の診断と統計マニュアル第5版(DSM-5)」という診断基準に基づき、そこで示された合計22項目にどれだけ該当するかで診断されます。 高血圧や糖尿病などと違い、具体的な検査値で判断できるわけではなく、また脳梗塞(こうそく)のように画像診断で異常が認められるなどのはっきりした指標はありません。さらに原因もまだ明確ではないことから、診断そのものが難しく、先ほどの推定有病率も常に幅のあるものになってしまうのです。 そして、症状の多様性と診断基準が持つあいまいさ以外にもADHDの診断を困難にしている理由があります。 それはADHDの患者さんでは他の精神疾患を合併していることが多いからです。例えばハーバード大学医学部ヘルスケアポリシー部門教授のロナルド・ケスラー氏らが、2006年にアメリカで行ったADHDの大規模調査によると、ADHDの患者さんでは38.3%が気分障害(うつ病、双極性障害など)、47.1%が不安障害(全般性不安障害、パニック障害など)、15.2%が物質使用障害(薬物依存など)を併発していることが分かっています。 このことはADHDなのにうつ病やその他の精神疾患などと診断される、あるいはその逆のケースもあるということです。これを「誤診」と言ってしまうのは簡単ですが、そもそもADHDやその他の精神疾患は明確な検査値などはなく、アンケート調査のような形で回答を点数化するなどして診断されるため、初診から数回の診察で正確な診断に至らないという事態は宿命ともいえるものです。 この結果、最初の診断名で治療を行い、効果が認められなければ、薬物治療ならば薬剤の変更、場合によっては診断をし直すという「トライアル・アンド・エラー」をある程度許容しなければなりません。 治療では主治医の方針を優先に 現在、ADHDの治療は、ヒトの気分や行動のもとになるものの考え方、つまり認知のあり方の修正を促す認知行動療法や薬物治療が中心となります。薬物では日本国内でアトモキセチン(商品名・ストラテラ)や塩酸メチルフェニデート(商品名・コンサータ)の2種類がADHDの適応で承認を受けています。また、最近では新たにグアンファシン塩酸塩(商品名・インチュニブ)もADHDの適応として承認を受けたばかりです。 ADHDを疑って専門医を受診した場合、そこでADHDあるいはその他の精神疾患と診断される、あるいは「何ともない」と言われることもあるでしょう。そしてもし治療が行われると決定した場合、特に気をつけてほしいことがあります。それは治療を開始したら、インターネットなどに氾濫する不確かな情報をうのみにせず、むしろそれらを一定期間は遮断する覚悟で主治医の方針を順守して治療に取り組むことです。この種の病気では先ほど話した「トライアル・アンド・エラー」も念頭に腰を据えた治療が必要になるからです。そのうえで3カ月程度を目安に最初の治療が効果を示さなかった場合は、主治医と治療方針を再び相談しましょう。【聞き手=ジャーナリスト・村上和巳】 【医療プレミア・トップページはこちら】 工藤千秋くどうちあき脳神経外科クリニック院長 くどう・ちあき 1958年長野県下諏訪町生まれ。英国バーミンガム大学、労働福祉事業団東京労災病院脳神経外科、鹿児島市立病院脳疾患救命救急センターなどで脳神経外科を学ぶ。89年、東京労災病院脳神経外科に勤務。同科副部長を務める。01年、東京都大田区に「くどうちあき脳神経外科クリニック」を開院。脳神経外科専門医であるとともに、認知症、高次脳機能障害、パーキンソン病、痛みの治療に情熱を傾け、心に迫る医療を施すことを信条とする。 漢方薬処方にも精通し、日本アロマセラピー学会認定医でもある。著書に「エビデンスに基づく認知症 補完療法へのアプローチ」(ぱーそん書房)、「サプリが命を躍動させるとき あきらめない!その頭痛とかくれ貧血」(文芸社)、「脳神経外科医が教える病気にならない神経クリーニング」(サンマーク出版)など。
2018.01.08
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年金13万円、生活苦に悩む高齢者たちの実情 生活保護を受けることすらできない東洋経済オンライン村田 くみ 2015年9月、厚生労働省は納めた年金保険料に対し給付額がいくらになるかを世代ごとに試算した結果を発表。それにより若年世代は現在受給している世代と比べ、大幅な減額を余儀なくされるという、「世代間格差」が存在することが判明した。 将来に悲観的にならざるをえない若年層に対し、現在年金を受給している人たちはある意味「勝ち組」ともいえるかもしれない。 しかし、現実には生活保護で支給される額よりも少ない年金を頼りに、ギリギリの生活を送る日本の高齢者たちの姿があった。「こんな状況で介護が必要になったら、生活が成り立たなくなる」そんな恐怖におびえながら日々を過ごす人々の実態を追う。年金が足りない高齢者の悲鳴 ある都営住宅の一室。一人暮らしの高齢者5人が集い、こたつを囲んでお茶をすすっていた。今日の天気からはじまり、孫のこと、病気のこと、話題は尽きない。ニュースで取り上げられている「年金」について1人が切り出した。 「これ以上年金を減らされたら、私たちの生活はどうなっちゃうの?」 「テレビや新聞で年金の話題が取り上げられても、内容が難しくてさっぱりわからないよ」 ただ、1つだけ理解している点は、受け取る年金は将来にわたって減らされるということ。長生きすればするほど、生活が苦しくなる。笑い飛ばしていても、目つきは真剣だ。 「消費税が上がってから、何を買っても高くつくので、食べ物や生活必需品以外は本当に買わなくなりましたね。洋服も以前は、お店の前を通ったら『あら、これいいわね』と、毎シーズン1つは新しいものを買っていましたが、新調しないでなるべく着まわししなくては。外出しても何も買わないでまっすぐ家に帰るようにしています」 日本年金機構から毎年送られてくる「ハガキ」を片手に深いため息をつくのは、都営住宅に住むフサエさん(仮名、77歳)。定年退職後、年金をもらいながら趣味を謳歌する……そんな悠々自適な生活を思い浮かべながら、現役時代は必死に働き続けた。ところが、いざ年金を受け取ってみると、あまりの少なさにショックを受けた。 夫が15年前に他界してからは一人暮らし。嫁いだ2人の娘たちが時折、フサエさんの様子をうかがいに訪ねてくる。定年まで企業の食堂などで働いたので、夫の扶養には入らず厚生年金に加入していた。現在、月に受け取る年金額は厚生年金と国民年金などを合わせて約13万円。「長年働いた割には少ない」というのが実感だった。女性は男性よりも賃金が低いため、支払う年金保険料が少ないからだ。 月々の生活で出費のウェートを占めるのは食費と光熱費、そして医療・介護費。フサエさんは糖尿病の持病があり、入退院を繰り返している。要介護度は7段階でいちばん軽い要支援1。週に2回、デイサービスに通う。3年前に転倒して足を骨折したときの後遺症でリハビリを行うためだ。歩行が困難になりシルバーカーを押しながらやっとの思いで歩いている。このほかに、定期的に内科と整形外科に通う。医療費は薬代を含めて1割自己負担で月5000円程度。介護保険のサービス利用料も同様に1割負担で約5000円。そして、ガスストーブをつけて暖を取る冬場の光熱費は1万4000円にもなる。 「年金生活に入ってからは家賃の減免申請をしたので1万1600円。光熱費、医療費、介護の費用が何かとかかるので、貯金を切り崩しながら生活しています。生活はいっぱい、いっぱいですよ。これから先、今まで以上に病院や介護のおカネが必要になったらどうしようと不安になります」 「娘たち? 孫の教育費やら何やら、娘たちにも生活があるのでアテにできませんね。年金で生活できなくなったら生活保護に頼るしかないわね」 お茶をすすりながらフサエさんはため息混じりに語った。 定年まで働いたのにもかかわらず、余裕がない生活を余儀なくされているのは、もらえる年金が少ないから。ひとたび病気や介護をきっかけに費用の負担が増えれば生活が成り立たなくなる……。介護破産“予備軍“の1つはフサエさんたちのような、年金受給額が低い高齢者たちだ。安倍政権の容赦ない「年金カット」 日本の公的年金制度(厚生年金と国民年金)は、現役世代の保険料負担で、高齢者世代を支える「世代間扶養」の考え方を基本として運営されている。しかし、少子高齢化が進むなかで、現役世代が納付する保険料のみでは年金給付を賄いきれなくなっている。 現役世代6713万人の保険料収入は37兆6000億円。これに対して、年金受給の高齢者は3991万人で給付総額は53兆4000億円(いずれも2014年)。保険料収入よりも給付額が上回っている状態だ。給付額の不足分は、国庫(税金)から補塡し、さらに保険料の一部を「年金積立金」として保有して、一部を運用しながら切り崩している。 国は年金制度を維持するために、制度改正を何度も行っている。2004年に、自民・公明連立政権下で「年金100年安心プラン」と題し、今後100年間、年金の受取額は現役時代の収入に対して最低50%を保証するために、年金制度の改革が行われた。その1つが、「マクロ経済スライド」だ。 理解を深めるために、ここで年金について、もう一度、おさらいしよう。そもそも、年金額は物価や賃金の変動に応じて、毎年改定されることになっている。物価が上昇すれば年金額も上がり、下降すれば下がる「物価スライド」が導入されている。ところが、「高齢者の生活の配慮」を理由に、2000年度から、当時の自公政権が物価スライドを凍結させた。物価の下降に合わせて年金額を減額すべきところを据え置いたのだ。 このため、本来もらうべき年金額よりも多くもらっていた受給者は適正額に戻すために、2013年10月から1%、翌14年4月からさらに1%減額され、2015年4月にも0.5%下げられた。 「もらいすぎ」が解消されれば、物価や賃金が上昇すると、その分年金額も上がることになる。その伸びを抑える役割を果たすのが、「マクロ経済スライド」だ。2015年度、厚生年金を受け取る夫婦二人世帯のモデル世帯は、前年度より4453円プラスの月22万3519円もらえるはずだった。ところが実際の受給額は月22万1507円。マクロ経済スライドにより、2012円減った。しかし、この額はあくまでもモデルであり、年金受給者3991万人のうち、約4分の1が生活保護の基準以下で生活する”隠れ貧困層”といわれる。自営業で国民年金にしか加入していなかった人や、フサエさんのように長年働き続けていても低賃金だったために、支払われる年金額が少なかった人もいる。 そんな”隠れ貧困層”を直撃するのは、2016年末の臨時国会で成立した「年金カット法案」だ。現在導入されている「マクロ経済スライド」は、デフレ下では発動されないため、将来的な物価上昇の見通しが立たない現状では、年金支給額の抑制が厳しい。そこで、デフレ下でも年金の支給額を抑制できるように、「物価と賃金の低いほうにつねに合わせて年金を下げる」という仕組みを盛り込んだ改正国民年金法が2021年4月から実施される。 2016年12月下旬、厚生労働省が公表した試算によると、物価上昇率が1.2%、経済成長率が0.4%のケースでは、高齢者への年金支給額は新ルールを導入しない場合と比べて2026年度から2043年度まで0.6%減る。民進党が公表した試算では、国民年金は年間4万円、厚生年金は同14万円も減るという恐ろしい結果が出ている。今、ぎりぎりで生活している高齢者たちは、生活が立ち行かなくなるのは目に見えている。「おカネがなければ死ぬまで働け」 一般的に会社を定年退職したあとに、健康保険組合から国保に移る。年齢とともに病院に通う人が多くなるので、高齢者の加入率が高い国保は、その分保険料を上げないと医療費を賄えない構造になっている。国保の負担増も高齢者にとってかなりの痛手だ。 東京都に住むシンジさん(仮名、67歳)も年金カットと国保の負担増で悲鳴を上げている高齢者の1人。現在、年金を受け取りながら運送業のアルバイトで生計を立てている。 「アベノミクスの影響で、株で儲かった人もいるようですが、私たちには関係ない話だね。年々、仕事が減って、最近の手取りは年100万円程度でした」(シンジさん) シンジさんの年金は年間約60万円。長年、自営業を営んでいたため厚生年金はない。60代で店を畳み、アルバイトをはじめた。同い年の妻は腎臓が悪く、定期的に病院に通い人工透析を受けている。ほとんど寝たきりの状態で要介護度は2番目に重い「要介護4」。排泄は自力でなんとかできても、家事は一切できないため、シンジさんが妻に代わって一切を行っている。そして、ひきこもりで働くことができない娘(30代)の3人で暮らしている。 妻の年金はすべて妻自身の医療費に消える。所得税と住民税は非課税に該当しても、年13万円の国民健康保険料の支払い義務はあった。 「兄一家と同居しているので、家賃の負担がないのが幸いですが、国保の保険料と光熱費を差し引くと手元には月10万円しか残らない。家族3人で食べていくのが精いっぱいですよ」(シンジさん) 東京23区の保険料は住民税を基に計算されていたが、2013年度より所得から33万円の基礎控除を差し引いた「所得」が算出のもとになった。変更後は、扶養家族や障害者・寡婦などの控除が適用されなくなり、一部の世帯では保険料が上がった。シンジさんに限らず、年収が少なく家族が多い世帯の家計を直撃した。豊島区を例にとると、年収200万円の年金受給者夫婦二人世帯では、年6万3840円から年8万5886円と、約2万2000円上がった。シンジさんも以前と比較して2万円の負担が増えた。 「世の中の人は『もっと働けばいいじゃない』と思うかもしれませんが、妻が病院に行くときは私が付き添い、普段も食事の世話をしなければならないので、働きたくても働けない。1カ月のうち10〜15日が限界です。それに私だって高齢者なので、現役世代のようにもっと働けといっても体がいうことを聞きませんし、これ以上は無理ですよ」 シンジさんは自分が病気で倒れたときのことを考えると背筋が凍るというが、なすすべもない。住居は持ち家の扱いなので、基本的に生活保護の受給対象にならないからだ。”持ち家”が足かせになる 「首から上は元気なんだけどね」と笑うのは、埼玉県に住むスミコさん(仮名、79歳)。 60代でリウマチにかかり、10年前に頚椎の手術を受けた。歩行が困難で買い物を含めて家事のほとんどは夫(80歳)が行う。 「トイレが近くて夜中に何度も起きるのが嫌で、あまりお水を飲まなかったら去年の夏に熱中症になりかけちゃって。猛暑日が続いても電気代がもったいないから、クーラーをつけなかったのが、よくなかったのかもしれないね」 節約するのにはワケがある。夫との年金は2人合わせて約15万円。持ち家なので家賃はないが”老後”のために生活費を抑えて少しでも貯金に回している。 “最後のセーフティーネット”といわれる生活保護受給の条件は、①現在手持ちのおカネがわずかな状態、②すぐに現金化が可能な資産を持っていないことなどだ。単身世帯に支給される保護費は、東京23区で月13万円程度。所持金が13万円を下回っていれば、受給の対象になる。 また、②の現金化可能な資産については、自宅、車、保険などが対象とされている。例外もあるので詳しい情報は住む自治体の社会福祉事務所に確認をする必要があるが、一般的に持ち家は資産と見なされるので、低年金でも持ち家があると生活保護が受けられないケースが多い。前出のシンジさん一家や、スミコさん夫婦は、生活に困窮していても生活保護の対象外になる。 夫婦に子どもはいない。夫はまだ一度も大病を患ったことはないというが、すでに80代。いつまでもこのままの生活が続くとは思っていない。 「万が一、夫が私よりも先立つようなことがあったら、どうしよう……」 スミコさんの苦悩は尽きない。(登場人物の年齢、肩書は2017年4月時点)
2018.01.08
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記事 モラトリアムの克服「先延ばし癖」をやめるために、すぐに取り組むべきこと。TABI LABO 星 佑貴去年やり残したことや、目標まで達成できないことがあるとしたら、悔やまれるのは、自分の「計画性について」が多いのではないでしょうか。そして、新年の抱負にも「タイムマネジメント」や、「計画性」の改善を挙げる人は珍しくないと思います。今年こそ“先延ばし癖”を直すために、何をするべきなのか。それを調べてみたんですが、いろんな人のスピーチや研究結果・調査をみても結局は、自分自身が「先延ばししない人生」を求めて、毎日意識しつづけるしかない!という結論に至りました。そりゃそうか……。意識をするしかないのだけれど、その意識を保つためのアイディアや、考え方は見つけることができました。少しでも抱負を実現するために、紹介します。 ーーー 🔶 ーーーステップ1.● 自分の脳内で起きてることを理解する自身が究極の先延ばし魔であることで、苦労してきたというティムさんは、何が自分の脳内で起きているのかを分析して、ブログにまとめました。その内容が多くの共感をうみ、今では有名ブロガーになっています。動画を見てもらうのが一番わかりやすいのだけれど、簡単にまとめると、先延ばしには二種類あると彼は言います。期限があるものと、期限がないもの。例えば、レポート提出。締め切り前夜になると「パニックモンスター」が現れ、今までの怠惰を吹き飛ばし、信じられないスピードで書き上げます。二週間で一文字も書けなかったのに、一晩で10枚以上書く状態です。パニックモンスターが現れると、質は悪く、仕上がりも綺麗ではない成果物にはなるけれど、結果的には期限に間に合う。この場合は、まだマシなのです。一方で、問題を抱えている人間関係の修復や、家族に会うこと、など期限のない先延ばしには、パニックモンスターは現れてくれません。ずっとそのまま、緩やかに最悪の後悔に近づいていくだけ。「あとでやればいいや」という考えを積み重ねるほど、影響を受けるのはむしろ“期限のないものへの先延ばし癖”なのです。ステップ2.● 付箋をつかって整理する先延ばしにしてしまう理由の一つとして、「やるべきことが多すぎて手をつけたくない」というものが挙げられます。ぼんやりと荷が重いものに関して、人は手をつけるのが億劫になってしまいがちです。だからこそ、付箋を使って、具体的に何をしなくてはいけないのかを書き出して、さらにそのためにしなくてはいけないことも書き出して、細分化していくアクションが必要なのだそう。着手するハードルを、どんどん低くしていくことが、効果的。目の前の小さなタスクが何か見えたら、それをパソコンやデスクに貼って意識を向けつづけましょう。ステップ3.● とりあえず、やり始めてみる<やるべきことを細分化する>ということ自体を、先延ばしにしてしまう人もなかにはいると思います。はい、わかります。見えることから手をつけることで脱却するタイプと、何をすべきかわからないけど、とりあえず「やること」でスイッチを入れるタイプがいるのではないでしょうか。一度ステップ2を試してみて、もしも続けられなそうだと感じたなら、とにかく椅子に座って、「タスクに手をつける」という意識を常に心がけてみてください。それが、怠惰な自分にコントロールされてしまうことを防ぐ第一歩。とにかく今から動いてみよう、と自分自身に言い聞かせ続けられる自分に変わっていきましょう。
2018.01.08
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健康情報 発達障害発達障害は、英語で Developmental disordersちゃんと知りたい発達障害、3つのタイプ(ASD・ADHD・LD)の傾向と特徴2018年1月7日 11時0分 週刊女性PRIME 「空気が読めない発言や動きをする」人や「予定も持ち物も人の名前も、ぜんぜん覚えられない」人、「キーボードを打つのは速いのに、文字を書くのが苦手」な人……これら全員、発達障害の疑いあり? “特性”なのか“障害”か、その線引きは?そもそも発達障害とは 近年、“発達障害”という言葉を見聞きする機会が増えた。しかし、実態についてはよく知らない人が多いのでは? そもそも発達障害とは? 精神科ナースや医師たちによるプロジェクト『ぷるすあるは』のスタッフで、臨床心理士の緒方広海さんが解説する。 ーーー 🔶 ーーー「もって生まれた脳機能の障害で、発達に偏りや遅れがあります。生来の特性なので、もち続けたまま生きていくことになり、その特性によって人とのコミュニケーションや社会活動への参加で悩むことが多い。ただ、いろいろな工夫で支障がなくなるものもあります。 ーーーー 発達障害は大まかに3つのタイプに分類されますが、特性は人それぞれ違い、複数のタイプを併発している人も。また、一般の人と発達障害の人の間には境界線が引けずグラデーションでつながっていて、わかりにくいのが難点でもあります」 ーーーー 3つのタイプの特徴や傾向を見ていこう(※同じタイプでも、特性のあらわれ方はさまざまです)。【自閉スペクトラム症/ASD】 こだわりが強く、毎日同じ服を着たり、同じものを食べたがる。場の空気を読めずに行動するので、ときどき周囲から冷た~い眼差しが。〇 たとえ話や冗談が通じない〇 相手の表情や仕草からのサインを読み取れない〇 特定の物事に強いこだわりがある〇 急な予定変更を嫌う【注意欠如・多動症/ADHD】 大人になると注意欠如のトラブル頻発! 大事な物をなくしたり、うっかりミスをしたり。何度も同じ失敗をするので、怒られてばかり。〇 物を忘れたり、なくしたりすることが多い〇 時間が守れない〇 じっと座っていられない〇 予測をせずに行動する〇 物事に集中して取り組めない【学習障害(限局性学習症)/LD】 IQは低くないのに特定の能力だけ実行困難……。計算だけが全くできない、文字が書けない、書いても鏡文字になるなど困難はいろいろ。〇 本など長文を読むのが苦手〇 文字を書くのが苦手(鏡文字になったり、枠に収められないなど)〇 計算ができない ーーーー傾向を活かし、適職に出会うケースも まず、自閉スペクトラム症(ASD)。「以前は『自閉症』、『アスペルガー症候群』、『広汎性発達障害』などと診断されていた人たちが現在はすべてASDと呼ばれます。相手の表情を読み取ったり、気持ちを推測したりすることが苦手で、人付き合いが得意でない人が多い。いわゆる「ky」と呼ばれる人達かな?(笑)以前、ここへアラシのカサGOと言うのが襲来して私がアスペルガーだと断言していた(笑)この男、別に心療内科の医師では無く単なるマッサージ師なのだが(笑)これは正解か?私は、長年商社に勤務したがアスペルガーに商社マンは、絶対に務まらない(笑)と言うのも、商社マンの仕事の一部に、大メーカー、大重工メーカーの皆さんのおもり役・太鼓持ち(笑)みたいな部分があって、いろいろな手配や、会話においてのご機嫌取り(笑)などをしっかりやらなければならないそういう意味では、世間でのイメージとは違って、つらいところのある商売なのだが商社とは、メーカーのように生産に携わる事は無いし、工事建設にも同様ある意味、ソフト産業でもあるので、威張られてしまうのだ(笑)こういう仕事は、kyなアスペルガーでは、こんなことはとても出来ない商社マンの中にも内向的で人付き合いが出来ない人間もいるそれなのに、なぜ商社に入ってきたのか?わからないのだが(笑)そういう人間は、営業では務まりにくく、早晩、管理部門に配属となるまた、こだわりが強く、自分の習慣や予定に変更があると大きな不安や苦痛を感じる。まるで石頭の英国人みたいだな(笑) 例えば、あるASDの男性の場合。普段は腕のいい職人だが、身内が事故で病院に搬送された際、付き添いもせず帰宅してしまった。周りが驚くと「寝る時間だったから」と答えたとか。知的障害の有無など違いはありますが、特性が共通しているため、ひとくくりにして軽度の人にも支援ができるようになりました。 ひとつのことにコツコツと取り組むことが得意な人も多いので、長く継続的に取り組める職人や研究職などに向いている人もいます」(緒方さん、以下同) 注意欠如・多動症(ADHD)はじっとしていられない、人の話をさえぎって話す多動性と、興味のあることに過度に集中する一方、ほかのことには注意散漫という注意力の特徴がある。加えて、衝動性が顕著で刺激を好む傾向も。「成長とともにエネルギーが落ち、脳内のホルモンバランスも変化して、多動は思春期に入ると大きな行動的なものは落ち着いてくることが多いです。大人になると忘れ物が多い、締め切りを守れないといった注意力が問題になりやすいですが、活動的で人付き合いもよいので適職と出会う人も少なくありません」 ADHDのある女性は、切らした調味料を“買わなきゃ”と思い込み、何個も同じ商品を買ってしまった。誰でも経験しそうな話だが、特にADHDの当事者にとっては「あるある」エピソードと言える。 そして、もうひとつが限局性学習症、いわゆる学習障害(LD)で、知的な能力は一般レベルかそれ以上だが、ある能力だけが極端にできないというのが特徴。ハリウッドスターのトム・クルーズは文字が読めない失読症を公表しているが、ほかに文字を書く、計算するのが苦手なタイプも。「本人が努力しても直らず、教師には“努力が足りない”と責められ、勉強嫌いになる子どもが多い。特に文字の読み書きについては効果的な療育法がわかってきました。LDで支援の相談に来る人は少ないのですが、ぜひ相談してみてください」“障害”を知り支援を受けてラクに 日本では、ここ20年ほどで発達障害の子どもの数が急増したと言われている。文部科学省が’12年に実施した調査によれば、全国の公立小中学校(宮城・岩手・福島を除く)に通う通常学級の児童・生徒のうち、6・5%に発達障害の可能性があるという。 その理由を緒方さんは、「環境や食生活の変化などと言う方もいるのですが、専門家の間では“発達障害という視点で見るようになり、発見される確率が上がったから”と言われることもあります。かつてはクラスに2、3人はいた変わり者が、実は発達障害だったのかもしれません」 また最近は、大人の発達障害も注目されている。「社会全体において仕事内容が高度になり、うまく適応できない人が増えているからと思われます」 これだけ認知されてもなお、“障害”という診断を本人や家族が受け入れられず、相談に足を向けないケースは珍しくないようだ。「“障害”という言葉がまだ偏見や差別に結びつきやすい。支援を受けるためにもらう名前と思ってもらえれば」 ’05年に発達障害者支援法が施行され、全国の都道府県と政令都市に支援センターができた。 気になる人はまず最寄りのセンターへ問い合わせるのがいちばん。「発達障害のある人は“できずに傷つく”ということが多々あります。特に大人になって就職活動や仕事がうまくいかず、うつなどの二次障害を発症する人もいるほど。できれば、小さいころから支援を受けて自分の特性に気づき、うまく生きるための工夫を身につけてほしいです」<教えてもらったのは>NPO法人ぷるすあるは精神障害や心の不調、発達障害のある人や、その家族を応援するべく、絵本やウェブサイトを通して情報を発信。ともに制作部のスタッフで、本職は行政機関で働く臨床心理士でボランティアとして参加する緒方広海さんと、精神科看護師で絵本やイラストを担当する細尾ちあきさん。 週刊女性PRIME外部サイトADHDと思ったら? アラームを15分前に設定して行動を開始ADHDの親子、“カテゴリー”がわかりうれしくもあった身近な発達障害ADHD、アスペルガー症候群との違いは「発達障害」をもっと詳しく恩師に出会い人生が好転 26歳「発達障害」の彼が見つけた天職ADHDの人たちが体験している不思議な世界「一緒に笑ってほしい」自身の発達障害を語るブロガー 会社での雑談でさえストレスに
2018.01.08
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ユーラシア・グループの「Top risks For 2018」についての、かんべえさん(=双日総合研究所 チーフエコノミスト 吉崎 達彦氏)のコメント<1月3日>(水)○今年のTop Risksは全体にトーンが暗い。出だしからして、こんな感じである。LET'S BE HONEST: 2018 doesn't feel good.Yes, markets are soaring and the economy isn't bad, but citizens are divided. Governments aren't doing much governing. And the global order is unraveling.○景気は良くて株価が上がっても、市民は二分され、政府は統治できないでいる。という嘆きが嫌でも目に入る。が、そんなに2018年は暗いんだろうか。ちょっと違和感がある。これは、経済にバイアスをかけている経済評論家としての吉崎氏の特性である私の見るところ経済だけは良さそうだが、世界秩序は、トランプのおかげでめちゃくちゃである○6番目のThe erosion of institutionsまで読み進めたところで、「おや?」と思った。こんなことが書いてある。Across the developed world (with the notable exception of Japan), popular trust in technocratic/bureaucratic institutions has declined steeply, in some instances as a result of direct political interference in their work.○今や日本を除く先進国においては、あらゆる機関が政治化してしまい、信頼を失っている。それを言ったら、日本も大手の新聞が甚だしく信用を落としているのだけれども、他国に比べればまだまだマシな方なのだろう。SNS時代においては、皆が「自分が信じたいことを信じる」ようになるので、何が真実なのかがわからなくなってしまう。そういう無力感が今の欧米社会に影を投げかけている。○幸いなことに日本社会はちょっと鈍くて、そこまで暗くならないで済んでいる。選挙をやればちゃんと与党が勝つ。「アベ政治を許さない」と言って怒っている人たちだって、今の野党に政権担当能力があるとは考えてはいないだろう(たぶん)。少なくとも、そこまで追い込まれてはいないと思う。○この年末年始に読んだ『破綻するアメリカ』(会田弘継/岩波現代全書)には、どうにもこうにも行き詰った今のアメリカの政治状況が遺憾なく描かれている。トランプ氏当選の陰には、「フライト93」という仮説があった。2001年9月11日の同時多発テロ事件において、ハイジャックされた4機目のユナイテッド航空93便は、乗客がテロリストたちと闘った結果、墜落して乗員全員が死亡した。しかしそのお蔭で、あの日の4つ目のテロは未然に防がれた。○今や我々は「フライト93」の乗客同然だ。アメリカという国は既に操縦席をエリートたちに占領されている。このまま放っておけば、「確実な死」が待っている。だったら2016年大統領選挙でトランプに賭けるべきではないか、というのである。この絶望感の深さは、ちょっと共感しにくい。なにしろ日本は呑気な国なので。年の瀬に大相撲の問題がトップニュースになったりするくらいですから。○同書から伝わってくる「今のアメリカ」の難しさとは、「理念の国」ならではの悩ましさである。ワシ的には『ヒルビリー・エレジー』的なトランプ支持者は別に怖いとは思わないけれども、アイデンティティ・ポリティクスに熱中して大学教授を糾弾する学生たちの姿はマジ怖いと思う。こんな風になっちゃったら、他者とまともに対話することは難しいだろう。○その点、日本人は現実的で即物的で没理念的である。幸いなるかな。なぜ世界はこれだけ危険に満ちているのか、というよりも、なぜ日本がかくも呑気でいられるのか。後者の方が面白いテーマであるかもしれません。私は、下記の部分に同感である>日本人は現実的で即物的で没理念的であるもし理念的であれば、大相撲の話題がトップニュースにはならない(笑)● 改憲に消極的なのも危険察知能力が低いのと地政学と軍事的危険性に無知なのと自分では責任をとらずに限界が来るまで米国に依存しようという恥を知らない現実主義だからだ● 良く「日本人の精神性」はすごいという茶道などの道などが典型だがしかし、私に言わせれば日本人の精神性は箱庭の精神性である遠心の世界では無く求心的な内向きの timidな自己満足である● 海外留学生や海外駐在員のなり手が無いという国内線専用国民(笑)国際線は海外観光にのみ使用(笑)● 防衛論に関しても日清・日露と連戦連勝して太平洋戦争中も好戦的だったが第二次大戦で、一度の敗戦を喫してからは羮に懲りて膾を吹く(笑)負け犬のように尻尾を腹に巻き込んで平和!平和!と、様変わり(笑)同じ国民なのだが(笑)国を護る事がいけない事に(笑)左翼は、戸締まりもしないし自宅に強盗に入られて妻がレイプされてもおそらく何も抵抗しない(笑)無抵抗主義憲法が日本国民のお好きなものこれを可笑しいとも思わない国民性● 日本人はみなサムライ、なんて大うそ江戸時代のサムライ人口は5%に過ぎなかった平和を愛する百姓が日本人の本質なのだ● 国民が好きな大相撲もすでに中身は「モンゴル相撲」(笑)なのに国技だの、神事だの、品格だのと口角泡を飛ばして・・・裸の尻を出してフンドシで戦って何が品格だ?(笑)アホチャウ?(笑)
2018.01.07
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