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若きアーティスト教育事情@ロサンゼルス サンタモニカにテキヤ仕事で行った帰り。 「ライフドローイングをもっとするといいよ」 この間の漫画研究会でアドバイスされた言葉を思い出して 右折したリンカーンブルバード。 家から車で5分くらいのとこにあるアートスクール「OTIS」 オフィスでスケジュールをもらって、校内をしばしフラフラ。 2階のクラスは、みんなオープンギャラリーのように、仕切り がないので、ライフドローイングのクラスも外から丸見えだ。 イーゼルを立てて、みんな真剣に描いている。 「何、描いてるんだろう?」 スタスタとそのまま歩く。 「あれ?」 目が合う。(@@) 「うわ!ホンモノだ!」 彫像かと思ったら、ホンモノでした(笑) そうです。全裸の男性。もちろん、モデルさん。 あんまり整ってるんで、一瞬、作り物かと。 「どおりで浅黒いと思った(汗)」 色のついてる彫像は見たことない。 でも、そんなので驚いているのは、外部から来た私くらいで、 学生達は平気でその辺を歩いている。 「反応しちゃいけない・・・」 って思ってるとこがすでに反応しているのだが(笑)。 壁に並べてある作品を見ながら、自分もこういう空間の中に いたことを思い出す。 裸のモデルは、少々衝撃的だが、今のKIKIには、こうい う場所は必要。よし、連れて来よう! 今日はミドルスクールのバレーボールクラブのトライアウト もあって、少々疲れ気味のKIKI。 「ホームワークあるのに」 と言いながらも一緒に来る気になったのは、やっぱりこの間 の人の言葉が気になっていたからだろう。 6時から9時までのクラス。 昼間と違って仕切りがある。 隙間から覗くと夜のモデルは、年配の女性のよう。 「ありゃ、これは大変。。。」 実はそれまで裸体を描くクラスだということはKIKIには 伝えてなかった。 「あのね、KIKI、実は・・・」 そこで初めてクラスの内容を話す。 「えー!」 衝撃の一瞬。 とりあえず、クラスが終わるのを待ち、インストラクターの ビバリー先生と私がまず話すことにした。 教室に入ると、さっきまでスッポンポンだったおばあちゃん は、すでに着衣の状態。ホッ。 ビバリー先生にご挨拶。 「裸体を描いたことがないんですよね」 「大丈夫です。そんなの、2分で慣れます」(キッパリ) この一言で、私はビバリー先生を全面的に信頼した。 「娘と話してもらえますか?」 外で待ってるKIKIを呼ぶ。 「マンガを描くのが好きなの?」 うなづくKIKI。 「ジョン!あなたもコミック描くの、好きよね? 何時間、ライフドローイングのクラス受けた?」 まだ残っていた学生に、ビバリー先生が声をかける。 「もう数えるのを辞めたよ」とその大きな体の男の子。 「彼女、マンガを描くのが好きなんだって」 「マンガが好きなら、マンガを描くのを辞めて、ライフド ローイングをすることだよ(笑)ホントに好きならね!」 この数分の会話で、KIKIの心は決まったと母は読んだ。 同時に、投資額の計算が始まる。(笑) 大学へ入るまでの5年間。 ライフドローイングのクラス。 アートサプライ。エトセトラ・・・って何があるんだ? まだ未知の世界だなあ。 うーん、ま、テニスの遠征よりは安上がりなのは確かだ。 それに、こっちは外野席で遠慮する必要もない。 私も一緒にクラス取りたいくらいだ(笑)いや、マジで。
September 27, 2006
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チョイスのひとつとして@沖縄ドリプラ KIKIが「日本に行ってもいいよ」と言った時か ら、私の頭の中には、ひとつの学校が浮かんでた。 ドリームプラネットインターナショナルスクール。 高校の同級生を通じて紹介してもらったある若手社長 さんに、 「沖縄に行ってきます。」 と言ったら、 「じゃあ、マキノさんに会ってくるといい。」 と言われて紹介されたのが、マキノ正幸氏。 あの安室やSPEEDの育ての親だ。 アクターズスクールを経営しながら、新しい教育の場とし てのドリームプラネット(ドリプラ)が始まってから約2 年。その頃、ドリプラでは大きな変化が始まろうとしてい た。 予備知識もなく、その学校へ行った私は、ワケもわからず その後しばらく機会があると、沖縄に行ったり、マキノさ んが上京する度に、会いに行ったりしていた。 ワケがわかんないけど、何かある!という確信だけはあっ た。(笑) 彼らのイベントのボランティアをしたり、学生ボランティ アを集めたり、サポートしているメディアの編集を手伝っ たり。 そのドリプラが、オリジナルのミュージカルを発表した。 それが・・・ S・T・A・R さらに、この10月からは、沖縄のローカル局で、テレビ ドラマ化されて放映が始まるという。 スター製造工場だったアクターズスクールから、日本の芸 能界にスターが送られなくなってから久しいが、このドリ プラには、商品化されない才能とエネルギーが、当時から 溢れかえっていた。 「時間の問題だなあ」 彼らが芸能界でなくても、何らかの形で世の中に出てくる のに、そんなに時間はかからないだろうなあ、と思ってい たが、そんなことは実は彼らにとってはそんなに重要なこ とじゃない。 やっぱり一番大事なのは、あのドリプラの中で起こってい る日々の出来事だ。 そういうことを教えてくれたのは、こんな部外者に対して も、ちゃんと対応し、お客さん扱いではなく、真摯に人間 として付き合ってくれたマキノ氏と子供達だ。 ありがとう。 何せ、すごい個性の集まりなので、ずっとあそこにいろと 言われると、私は正直パスですが(笑)何か機会があれば、 協力したいと思う気持ちは今でも持ち続けているし、彼ら がどんな大人になっていくのか、ずっと見ていたいと思っ ている。 彼らは明らかにホンモノを目指している。 少なくともリアルに生きようとする姿勢には、今の教育シ ステムの中では見られない真剣さがある。 「KIKIのようなタイプには、いい場所かも知れない。」 絵を描いてる時のKIKIの真剣さは、ああいう環境の中 で方向性を見つけられるかも知れない。 とりあえず、なるべく早く体験入学の機会を作ろうと、今、 私が通ってた当時からいらっしゃるNさんとメール通信中。 STARのサイト。劇中のセリフなのだろうか。 こんな文章がある。 あなたは誰を思い出す?
September 26, 2006
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リバウンド5ポンド!@タニタの体重計 昨日、ホームデポで、KIKIの部屋の壁の塗り 替え用のペンキを買ってる時のこと。 ペイントセットを取りに行って、レジで待ってる KIKIとカービーのところへ歩いて戻っている と、二人が私の方をまじまじと眺めている。 「何、どうしたの?」 「We need to do something」 「・・・あ」 心当たりあり。 この2週間、サンフランシスコあたりからずっと 贅沢してたからねー。 ということで、今朝から朝トレ開始♪ 今日はハイスクール(歩いて3分)のトラックで、 3人で軽くジョギングとストレッチ。 「バイクライドの方がよっぽど汗かくよ」 と、朝食のバケットを頬張りながら、KIKI。 フン、一番眠そうな顔してたのは誰だよ! 習慣づけるにはまず3週間。 誰の意志が一番強いか?(笑) 競争となると、うちの人達は結構しぶといが、言い訳作り もうまいからなあ。 ま、とりあえず、発案者が今回は私じゃないので、 お付き合いしながら、様子を見ることにしよう。(^^) こうして、3人生活は、新しいページを日々めくるのであ りました。
September 25, 2006
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日本文化はすごいことになってる@海外 今日はKIKIを連れて、友達が最近始めた漫画家を目 指す人達の集まりに行く。これも半分仕事絡みだけど、 子供が一緒だと、何か仕事って感じがなくなる。 「日本人ばかりなの?」 と不安そうなKIKIに、 「アメリカ人の子達もいるらしいから」 と言って、いつものように半強制的に連れて行く・・・・ 「こんにちわー」 あれ? ・・・・・・・・ 日本人3人だけ(汗々)>母密かに焦る。 『日本人だけじゃん!』 KIKIの無言の抗議を肌で感じながら、しばらく日本語 だけで世間話。そうするうちに、アメリカ人の子達も来て やっと想像した理想の会になってきた。(ホッとする母) ひとり、パサデナのアートセンター中退のアーティストの 男性がいて、彼が見せてくれたポートフォリオに、かなり 刺激を受けたKIKI。 話を聞きながら、スケッチブックに絵を描き始める。 このモードになると、放っておいても大丈夫。 こういう刺激が必要なんだよね、彼女には。 アートセンターは、かなり厳しい美術の学校で、授業料も 半端じゃなく高い。 「奨学金ってあるんですか?」 「ありますよ。ポートフォリオを持っていかなきゃいけな いけど。」 「この子、13歳なんだけど、この年から準備できること ってあるのかな?」 「ハイスクールくらいから、アートセンターに行って、カ ウンセリングを受けたりするシステムはあるようですよ」 アート関係の奨学金については全く無知な母は、いろいろ と聞いてしまった。(^^; テニスと違って、常にトーナメントに出ていなければなら なかったり、ランキングがあったりするワケじゃないので、 ホントにこれは本人の実力次第。 先生について上手くなるとは限らない分、そこに親として 投資する必要もない。 そんだけ、本人が絵を描いたり、モノを作ることが好きで それを続けていく意志がないと奨学金なんて狙えない。 KIKI? アートセンターのカルチャーが彼女に合うか どうかは別にして(かなり厳しく自由ではないらしい) 自信だけは、この人、絵に関してはある。かなり図々しい くらいに。(笑) 狙えるモノはきっと狙うでしょう。 逆に、奨学金でも取ってもらわないと、そんなとこにそん なお金出せないよー。というのが、親の本音であるが 今日の秘密基地、アートセンターの情報ももらえたし、 KIKIにもホントによい刺激になったよう。 マサデン、誘ってくれてありがとねー!
September 24, 2006
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「さ、帰ろうかな」@サンタバーバラ ノースリッジで行われていたKIKIのテニスの試合を 半分まで見て、サンタバーバラにあさぎと向かう。 1000人以上もがこの日、ドームに引越しする。 大学のキャンパス周辺だけで1万人以上が住んでるとい うこの大学町。 あさぎが住むのは、11階建てのドームで、エレベーター の数が限られているので、入居する時間が指定されてる。 手続きを終え、荷物を持ち運んで、帰ろうと思ったのだけ ど、まだカフェで食べられないことに気づき、食事だけ一 緒にして帰ることにした。 家に忘れてきたものがあったので、カービーに電話すると KIKIが出てきた。 「今、どこ?」 「サンタバーバラから15分くらいのとこ」 「へ?」 ウソ。来てるの? さっきまで、あさぎと一族郎党引き連れて引越しに来ている 学生達を笑っていたとこだったのに。 「何で?」 とりあえず、ダウンタウンで待ち合わせして、食事。 「だから言ったじゃん!車二台で行こうって」 とカービー。 「それって、ノースリッジのテニスの大会のことだと思 ってたよ。」 まさか家族でわざわざ入居のために来るとは思ってなか った。 「アメリカのトラディションだよ、これは。」 ベニハナの二番煎じのような鉄板焼のレストランで、私は カービーからレクチャーを受けることになる。 「さ、早く行こう。日が暮れる前に部屋を見たいんだ。」 子供よりお父さんの方が興奮してる。(笑) あさぎの住むドームは比較的新しく、プールとテニスコート もついている。キャンパスまでは自転車で5分くらい。 「Wow! It's cool !」 車を降りるなり、KIKIが声をあげる。 ドームの周りを散歩しながら、あさぎの新しい生活を想像し て、何だかワクワクしている様子。 結果、来週末も、あさぎの忘れ物を届けに来ることになった。 (^^; 日本よりこっちに移住することになったりして・・・
September 24, 2006
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今日から3人@日曜日 朝ごはんも3人分。 作りながら、この事実が脳にすごい刺激を与えて いることを実感する。 考えないようにしていたのは、このショックを体感 するためだったのかも知れない。 日曜日だけど忙しい。 私はデリバリーだとか、給料計算だとか、会計ソフ トの入力の仕事。明日、会計士さんのとこに行くの で、これは今晩中には仕上げなければならない。 そのほかに、友達がやってる漫画研究会へKIKI を連れて行ったり、KIKIだけの部屋になったあ さぎの部屋の壁塗りの準備だとかもある。 忙しさで寂しさは紛れる。 でも、ひとつ、再認識。 うちの中で一番うるさかったのはやっぱりあさぎだっ たんだってこと。 あの甲高い声がなくなるだけで、家の空気がこんなに 違う。 「でも、ママは、お習字する時、静かな方がいいんで しょ?」 とKIKI。 確かに。お習字の時間は増えるかも。
September 24, 2006
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「日本に行ってもいいよ」@昨日のディナー KIKIは今、日本で言うと中学2年生。 来年からハイスクールになる。 こっちのハイスクールは4年制で、高校入試も何も なく公立の高校には入れることになっている。 そのKIKI、やっと自転車通学を始めて、送り迎え の手間が省けたと思っていたら、 「学校嫌い!」 といい始めた。といっても不登校になるようなレベル じゃないんだけどね。 「転校してもいいよ。ホームスクールでも構わない。」 「もうエルセグンド飽きた!」 過激な発言が続く。 昨日の夜の食事の席で、カービーが、 「そろそろまた日本に帰ってもいいな」 とこぼすと(彼もまた新しい職場のシステムでストレス を抱えてる) 「I don't mind to move to Japan.」 とKIKI。 「でもテニスするには日本って環境良くないんだよなー」 ま、そりゃ選び方次第でしょ、と私は思う。 このところ、ますますお絵描きに力の入ってるKIKIは 日本文化への研究にも熱心で、 「やっぱりこう持つ方がきれいだよね」 と、以前は言っても言っても直そうとしなかったお箸の持ち 方への美意識を、家族の夕食の席で語る。(笑) 「サムライセブンの中で、お椀持ってる手ってどうだった?」 とか、聞いてくる。 アニメ作る人、ここまで見てる子供達がアメリカにもいます からね。要注意です。 「でもさ、もしちょっとの間行くんなら、今年か来年だよね」 とあさぎ。来年も9月からは高校が始まるので、勉強が難しく なるらしい。 この間からホームスクールのリサーチも始めた。 KIKIの場合は、テニスだけじゃないけど、オープンの 大会やITFなどにも参加できるくらいのレベルを維持して いれば、どこに行ってもテニスワールドとは関われる。 思うに、絵を描く人間に限らないけど、自分のビジョンが 明確に描ければ、それを完成させるために脳を働かせること が出来る。 KIKIは、自分のアーティスト(すでに意識はプロ?)の ビジョンはゆるぎないけど、そこにテニスをくっつけること が出来ないでいる。 きっとアーティストと違って、将来プロになるという最終目的 を設定できない分、中途半端になってるんだろうなあと母は推 測する。 さてさて、来週からは一人っ子になるKIKI。 どうなりますことやら・・・
September 21, 2006
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あさぎの旅立ちまであと3日@大学生活 急に寂しくなってきた。 実は、ブログを書く手が鈍ってたのも、書きながら これを想像するのがいやだったからかも知れない。 考えないようにしてたんだけど。。。。 いざ娘が自分の生活圏内からいなくなる現実が、す ぐそこまで来てることを実感すると、いかに自分が そのための心の準備も、またこの日のための子育て も十分にしていなかったかがよくわかる。 いたらない母でごめんなさい。 そういうと、「また帰ってくるよ」と笑う。 今日もみんなで、あさぎが大学で使うコンピュータ を見に行った後、日本食のレストランで食事したり した。 子供達はずっとゲラゲラ笑ってる。 この声ももうすぐ聞こえなくなると思うと、何だか ホントに寂しい。(うるうるうる) 家族が一緒にいられる時間なんて、ホントに短いも んなんだね。今、わかったよ。 だから、テニスをずっと続けていたことが、どんな に大事だったか、小さい頃、両親が離婚したカービー が、どんなに子供達といる時間を優先していたかと いうことも。 今日、カービーと子供達の会話を聞いてると、この 3人がテニスコートで過ごした今までの時間の長さ と、その時間の濃度を外野席の私はシミジミ感じる のでありました。(ぐすぐす・・チーン) 私が言うのも変だけど、いい家族だなあ、って(笑) いや、何ていうか、自分が育った家庭も悪くはなかっ たけど、こんなに親といつも笑ってる風景は思い出せ ないんだよなー。 そういや、小さい頃は、子供が何かにつけ、ハグして くれたり、「THANK YOU」って言ったりする のも、日本で育った私には、不思議な感覚だった。 見かけは日本人でも、うちの子達、文化はかなりアメ リカ人ですから。 あ、こんなことを書いてると、私は家族の中でも、ち ょっと外野席に座ってるんだなあということに気づく。 家族の中で日本語で会話できるのは、あさちゃんだけ。 そのあさちゃんがいなくなるってことは、家の中が、英語 だけになるってこと? うーん、まだ想像つかない・・・ 離れるのは寂しいけど、その寂しさを感じることで、 家族の愛情を確認出来る。 人生の節目、この寂しさもまた味わい深いものです。
September 20, 2006
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車椅子スポーツって言えば@「リアル」 「スラムダンク」の作者が描いてる車椅子バスケマンガ、 「リアル」は、確か、テニス親繋がりのカメさんが紹介し てくれたと記憶するが、そのリアルより遥かにリアルな 車椅子スポーツドキュメンタリー映画が、やっと日本に 上陸する。 車椅子ラグビーの物語。 マーダーボール なんちゅーか、「障害者」って言うと、「障害を持って 健気にがんばってるいい人たち」というイメージというか そうあって欲しいと望む五体満足な人間の先入観があるの を、この映画は見事にぶち壊してくれる。 これを近所のビデオ屋で借りて来たのは私だが、お気楽エン タメ系の好きなうちの家族は、見向きもしなかった(^^; そのくらい、リアルで、登場人物もドキュメンタリーなんで 本物なんだけど、その性格は決して上記の「障害者」のイメ ージを抱く一般オーディエンスを満足させてくれない。 映画の中には、彼らの性生活も一部あり、 「うわ、ここまで見せる!」 と思いつつ、そのまたリアルさに圧倒される。 好きだな、こういうパワー。 私は実は、時々、「いい人」が嫌いになる。 いや、「いい人」そのものよりも、「いい人」であることを 暗黙のうちに強要する世の中、と言ってもいい。 世の中が「いい人」モードや「スピリチュアル」「ポジティブ」 なモノを求めば求めるほど、どこかから、 「それってどういう意味?何が欲しいの?」 という声がわき上がってくる。 成功するためにいい人になりたいんじゃないの? 結局は自分が心地よくなりたいためだけにそうあろうとし たり、それを周りにも押し付けてるんじゃないの? 何かホントに見なくちゃいけないものから目をそらしてない? 世の中がやっと本当の意味で、WIN-WINを目指し始めたのは、 いろんな現象からわかる。それを否定はしないし、むしろ大歓 迎なんだけどね。 でも、この映画を見ていると、生身の体の、生身の心がある のを思い出す。自分のこの体の中に、赤い血が流れているこ とも。 いい人でいるために押し込めていた感情や、繕っていた自分 の仮面が暴かれる。 何かね、この映画の中の登場人物達の目に自分を映すと、そ の自分の「いい人」ぶりっこのうすっぺらさがわかっちゃう って感じかな。 あー、ついでに言うと、最近の「キレイ」ブームも私は大嫌 いです。関係ないけど(笑)でも、その「」のイメージが明 らかに「いい人」のカッコと質が同じなとこはにてる。 あんな張りボテみたいな現実感のない女の子がウヨウヨして、 その上、「頑張ってまーす!」みたいな台詞を吐く。 それを意識してなくて、本当に頑張ってるのならともかく、 意識してる時点で、もう気持ち悪い。 まだコスプレの子達の気持ち悪さの方が耐えられる。 「いい人」も「キレイ」も、その金太郎飴みたいなとこが嫌い なのかも。 とかとかちょっと吐いてしまいました。 結論。 見てください、マーダーボール。
September 19, 2006
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「Can you write my name in japanese?」@Jタウン 週末、サンフランシスコのジャパンタウンで開催された アニメのイベント。 今週末はテニスの大会もなく、あさぎがドミトリーに引 っ越す前の最後の週末ということもあり、子供達も一緒 に連れていく。 「M君に会いに行ったら?」 「うん、そうする」 バークレーに高校時代の仲良しのひとりが行ったので、 チャットで連絡して、土曜日、あさぎはBARTに乗って ひとりでバークレーへ。 ちなみにM君は、高校2年でカムアウトしたゲイ。 お父さんが某有名弁護士で、頭も良く、何故かあさぎとは ずっとお勉強友達。 チビのあさぎとドデカイM君の組み合わせは、かなり奇妙 だが、二人が話してるのを聞くと、明らかに女らしいのは M君の方だったりする。 でも、こういう友達というのは、親にとってはとても重宝。 男の子で安心できるし、変な心配もしなくていい。 KIKIには、アーティストアリーというアマチュアの マンガ家達がテーブルを並べるスペースを確保。 以前からずっとやりたいと言ってて、今回やっと彼女のリク エストに応えられた母。 その場所と、私がブースを出す場所がかなり離れていたので、 結局、ブースの方は午後3時に閉めて、アーティストア リーのある紀伊国屋書店前へ移動した。 その場所で、朝、KIKIのブース用にお習字で看板を書いて いると、人が集まってくる。 「日本語で名前書いてもらえる?」 最初に聞いてきたのは、アジア系のお父さんだった。 そのお父さんに頼まれて書いてると、少女趣味なコスプ レイヤーがやってきて、いきなり漢字で何か書き始めた。 「これ、書いて!」 二人とも何も言わないのに、お金を置いていった。 ・・・・もしかして、これって・・・いけるかも。。。 もうひとつのブースを閉めた後、アーティストアリーの 場所に帰ってくると、となりのブースの子がランチ休憩 に行って、テーブルがひとつ空いてた。 「帰ってくるまで使わせてもらおっ。」 看板を出す。 「とりあえず1ドル、と」 あなたの名前、日本語で書きます。 $1 2時間の間に50枚近く書いた。 隣りでは、KIKIが、ずっと絵を描き続けている。 朝、離れる前に、 「ママ、いいアイデア、思いついたよ!」 説明してもらったが、何だかワケがわかんない(笑) 私にその看板を書かせようとするが、こっちはこっちで 忙しい。 「自分のことなんだから、自分でやって!」 帰ってきたら、KIKIにお客がついていた。 CREATE YOUR OWN CHARACTOR! あなたのオリジナルキャラクター描きます 2ドル てなとこか。 自分の持ってるマーカーの色のリストを書き、「髪型」 「髪の色」「目の色」などなどと指定してもらい、細かい リクエストも口頭で聞き出す。 「OK。じゃ、10分後に来て」 つまり、お客さんに言われた通りのキャラを、KIKIが 描くのだ。 「こいつ、すごい自信だなあ。。。」 以前、私は彼女のことをシャイだと言ったけど、撤回する。 自分が自信のあることに関しては、かなり図々しい。 あー、この図々しさがテニスにあれば、というのはないもの ねだりだ。 フツウの大人や、明らかにKIKIの描く力を試してやろう としている先輩オタクなどを相手に、KIKIは堂々とコミュ ニケーションを取ってる。 そこには、 「うまく行かなかったらどうしよう」 とか、 「気に入ってもらえなかったら2ドル払ってくれないかも」 とかいう心配は全くないように見えた。 売り上げは私の方が上だったけど、度胸はKIKIの方がずっと上 だった。 初めてのアーティストアリー、KIKIが初めて自分の絵で稼いだ 12ドル。 この経験は大きい。
September 18, 2006
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こんなの書いてる暇はないはずなんだけど(笑)@準備中 サンフランシスコでアニメフェアを主催する友人を訪ねる ことになった。ついでにブースも出すので、車で行く。 子供達のトーナメントもないので、一緒に連れていく。 ついでに、日曜日はカービーの誕生日なので、誕生日祝い も兼ねて、片道航空券をプレゼント、日曜日は、久々に海 岸沿いをドライブしながらロスに向かう。 と、こういう予定になったのは、つい3日前のこと。 ホントは、日曜日もテキヤ稼業をやってるはずだったのだ けど、某ホテルの都合により、変更になってしまった。 ま、いいや。この際、遊ぼう。 と言いつつ、海岸沿いの町でいくつか寄りたいとこがある。 報告はまたのちほど。
September 15, 2006
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マイペースという言葉は彼女のためにある@氷上のプリンセス トリノで荒川選手が優勝した時にも、人々は囁きあった。 「荒川選手って、ちょっと天然よね」 村主選手も、かなり天然っぽいところがあるらしい。 みんな可愛いよね♪ オリンピックのメダルの話で世間が騒ごう が、ライバルと比較されようが、氷の上にいる時間は、彼 女らが主役であることは保障される。その時間が彼女らに 世俗から隔離するオーラをまとわせる。 浮世離れしたその空気を、人々は天然と呼ぶ。 さて、その天然キャラの井上さん、冬季オリンピックの 存在すら知らなかった15歳が行ったオリンピック。 その年は、あの伊藤みどりに金メダルの重圧がかかって いた年だった。 「みどりさん、どうしちゃったんだろう?」 コーチをはじめ、周囲が彼女を腫れ物に触るような緊張 感の溢れる中、いつもは明るく話しかけてくる先輩スケ ーターの状況を全く理解してなかったと振り返る。 一方、初めてのオリンピックではあったが、 「何だ、いつもと同じじゃない・・」 と世界選手権などで一緒になる各国の選手達を見ながら 天然怜奈姫は思う。 この辺りの「事実」しか見ようとしない目。 自らをリアリスティックという。 日本人は、実は、「伊藤みどり」タイプの選手をどこか で期待していると私は思う。 巨人の星みたいな、いわゆるスポ根タイプ。 わかりやすい。伊藤みどりの時までは、フィギュアスケート は確かに「スポーツ」のカテゴリーだった。勝ち負けのはっ きりする競技と変わらない興奮を演出した。 まあ、今、報道の仕事に携わる人達が育ってきた時代が 高度経済発展期で、スポーツマンガと言えば、そのパタ ーンしかなかったもんなー。 あー、もちろん、私もその世代としての恩恵も影響も被って いますけどね(笑) 一方、「井上怜奈」はどうだろう? マンガのメインキャラにキャスティングされたら、彼女 はその意図に素直に応えようとするだろうか? 彼女は、人の書いたシナリオでは踊らないと思うな。 オリンピックという日本のマスコミの大好きなシナリオ も、彼女の前では、現実的な分析からはじき出される選 択を実行する場でしかない。 自分の身の丈を知っているフリをしながら、大胆に人生に 挑戦してきた彼女の戦略は、まるで神様と一緒に作戦を立 てているかのような奇跡に満ちている。 その謎も、彼女のこの言葉を理解すると解けるかも。 つづく
September 14, 2006
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「こんな可愛い顔をして・・」@昨日の鳥肌 井上怜奈さんのことを知ったのは、去年の暮れ、体調 を崩して駆け込んだ整体クリニックだった。 フィギュアスケートの写真。サインつきだ。 「そうなの、井上怜奈さんって、今、オリンピック目 指して頑張ってるのよー」 ふーん。。スケートのことはよく知らないけど、日本人 のペアでこっちでやってる人もいるんだー。 ミッシェル・クワンはうちの近くのうどん屋で目撃したこ とあるけど。(関係ないって?) その彼女の姿をトリノオリンピックで確認する。 「あ、Y先生のとこの写真の人だ。」 ペアの部門で7位入賞という成績で、アメリカのメディ アでも取り上げられていたが、日本のフィギュアスケー トの報道の加熱ぶり、あの妙なテンションを見た後では、 アメリカのメディアは大人に見える 英語でインタビューに答える彼女の印象は、派手さも気負 いもなく、野に咲く花のように可憐で、パートナーの腕の 中で微笑んでいる様子は少女のようだった。 その彼女の講演会のお知らせを、マックユーザーの会の 知人から受け取ったのが3日前。 講演は、その彼による井上さんの紹介で始まる。 Mさん、あなたの井上さんへの思いが伝わってくるような 紹介でしたよー! スピーチの出来を褒めると、横で奥さんが「練習したのよ!」 って。(笑) そして、あの野の花のような少女が目の前に現れた。 「運動神経ゼロ、才能ゼロ、あるとすれば努力する才能」 そうコーチから言われ続けていた彼女。 「フツウは、みんなオリンピックを観て、スケートを始める らしいんですが、私は喘息があって体が弱かったので、そ れでお医者さんに水泳かスケートをすることを勧められた んですね」 そう言う彼女が、10歳で初めてペアを組み、全日本ジュニ アで87年に優勝、15歳でオリンピックに出場することに なるが、その1年前まで彼女はオリンピックが冬にあること を知らなかった・・・ 「ウソでしょー?」 と私は聞きながら心の中で叫んでいたが、 「この人ならありえるかもしれない」 と途中から思いなおした。 はっきり言って・・・ かなりの天然キャラである。 そんな天然キャラなのに、今、昨日の話を聞きながら取った メモを読み返していると、私の心は、冬の原野のように、 シーーーーンと静まる。 可愛い天然キャラなのに、その笑みを絶やさない口から出て くる言葉がすさましい。 内容はすごいのに、選ばれる言葉はその見かけ同様、少女の 独り言のようで、ともすると、そこで語られていることが、 全く平凡な日常のように勘違いしてしまう。 「想像を絶する」という言葉があるけれど、想像力を駆使し なければ、彼女の立つ視点には立てない。 そんなことを思いながら、メモを取る。 Rena & John's website つづく
September 14, 2006
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「これなんです。」@もうひとつのカフェミーティング 最近知り合った写真家のHくん。 昨日、初めて彼の作品集を見せてもらった。 ビバリーヒルズの交差点にあるチェーン店のカフェ。 夏の終わり、秋の気配が風に混じる乾いた午後。 作品集の中の写真は、その乾いた空気の中で、熱い吐息を 吐いていた。日本のゲイの写真だ。 被写体とテーマだけを表面的にみたら、ちょっとしたキワ モノ写真。でも彼の写真にはそれ以上の言葉があった。 20年前、メキシコにいる時から、いろんな形で写真と関 わっていた私は、写真を見るのが大好きで、それを仕事に していた時期もあった。 ページをめくりながら、のどまで出かかった言葉を飲み込 んだ。音声にしてしまうと、その感覚を楽しめなくなるこ とがあるから。。。 「鳥肌が立ってる」 自らもゲイである彼が、時間をかけてゲイのための社会的 な活動をしているこれらの被写体と接触しながら取りため てきた写真には、ある種の迫力と切なさが織り込まれている。 しばし、その写真の発するジューシーで濃厚な空気を目から ダウンロードしながら、ちょっと幸福な気分になる。 やっぱ、写真はいいなあ。 写真という言語を理解するようになったのは、いつ頃からだろう。 今でこそ、デジカメが普及してしまって、誰でも写真を簡単に撮 るようになったけど、私が見たい写真というのは、それとは別の 次元の写真。 久々に、その言語を持つ写真に出会って、気持ちの豊かさを感じ させてもらった。Hくん、ありがとう。 「じゃ、今日、帰ったら、メールするね」 Hくんに、日本で写真の評論をしている友人を紹介することを 約束してバイバイする。 金儲けのスイッチはなかなか入らないんだけど(笑)こういう写真 やよいモノに出会うと、何だか元気になるスイッチは入るんだよなあ。 スイッチを探すキーワードは、こんなところにあるのかも。
September 12, 2006
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「金儲けする気ないでしょ?」@カフェミーティング レストランを経営する友達と、スタバで久々にゆっくり話を した。30代にして、すでに億単位の年商をあげる大した奴 だ。 彼がまだ今のようになる前から知ってるが、関係は全然変わ らなくて、昔からこうやって時々ビジネスのアイデアの話だ とか、お互いに人を紹介し合ったりしてる。 年商一億を稼ぐ彼と違って、私は未だにテキ屋まがいだが、 それについてのコメントが冒頭のことば。 欲がないと言えばそうなんだけど、何だろうなあ、目の前に 飯の種があっても、すぐに「これって私がやる仕事?」って 考えてしまうとこがある。 「この人はお金では動きません。楽しけりゃいい人です。」 と言ったのは、今や日本でコーチングの第一人者となったDさ んであるが、確かにそうなんだよなー。 今、5年後のラットレース抜けパーティに向けて、ちゃんと参 加出来るよう、計画を練ってるとこだけど、こういうノリ以外 のモチベーションが欲しいなあ、と思う今日この頃。 スイッチ探してます@「金儲け」にオン。
September 12, 2006
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何が一番印象的だったかって@シャラポワ優勝 この人の戦ってる時の表情。 最初はかなりナーバスだったのが、1セット目の終わり から、ガラッと変わって、 「私が女王!」 って態度になってから、もう大女キラーのエナンが、蛇 に睨まれたカエルに見えたもの。。。。 「すげー意地悪な顔ぉ~!」 テレビの前で感心してると、横からカービーが、 「戦ってるんだよ。当たり前だ。」 今回のUSオープン、シャラポワやロディックが出てる CMが沢山流れてたが、そのシャラポワのCMのひとつ。 ♪I FEEL PRETTY~♪ ホテルからスタジアムに向かうシャラポワの周りの人達が 歌いながら、彼女を見送る。 周りが何と持ち上げようと、表情を変えずにスタジアムに 入るシャラポワ。むしろ表情は不機嫌にさえ見える。 スタジアムに入るまでその歌の大合唱だったのが、シャラ ポワがコートに入って、ボールを1球、思い切り打つ。 シーーーーーーーン。。。。 そして、ボールを打って、周囲一帯がシンと静まって初め て、シャラポワの顔に笑顔が戻る。 愛想を振り向かず、コートの上でも、あくまでも戦うこと にフォーカスしていた今回のシャラポワ。 成長が見られましたねー。 ただ試合内容は、エナンがイマイチ切れがなくて、ちょっと 残念だったなあ。 シャラポワのテニスは、やっぱり私的には、どこか好きにな れないとこがあるのだけど、今日の表情を見ていて、エンタ ーテイメントとしては楽しみ方はあることを発見できたのは 収穫だったかも。 試合が終わってからの立ち振る舞いやスピーチは、やっぱ、 思い切りティーンエイジャーでしたが(^^;ま、目をつぶ ることにしよう。
September 9, 2006
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「3セット目のダブルベーグル」@女子準決勝 昨日、ネット仕事をしながら、USオープンの女子 準決勝のスコアをライブで追っていた。 1セット目を落としたエナンが、2セット目からア ジャストしてきたところまでは見てたのだが、目を 離した隙に、試合が終わってたので、 「あれ?もしかしてエナン負けた?」 と思ったら、3セット目、6-0であっさり。 その後、外から帰ってきたあさぎが、ネットでチャッ トしながら、シャラポワとモーレスモの試合をチェッ ク。 1セット目を取ったシャラポワがこのまま逃げ切るか と思ったら、世界ランキングNO1の意地を見せて、 モーレスモが2セット目を6-4で取る。 それから間もなくして、 「シャラポワ、勝ったよ」 とあさぎ。 「え?早くない、それ?」 エナンとシャラポワ。 英語で「determination」という言葉があるが、 この3セット目の二つの試合のベーグルは、正 に彼女らの決意だ。 【determination】de・tèr・mi・ná・tion n. 決心; 確定; 【法】判決; 測定; 【法】終了. ただの決意ではない。 もう「自分が勝つ」ことを前提として、その確定的 な結果を出すことに向けて集中する。 この二つのdeterminationがぶつかる決勝。 面白くないわけがない。 ・・・でも、今日はKIKIの試合。 カービーが高校のテニスチームの試合の引率なので 今日は私が行くしかない。 こっちのdeterminationについては、今のとこ、ノー コメント。
September 9, 2006
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「失敗してもいいんだよ!」@朝の会話 我が家の長女あさぎは、この9月後半で家を出る。 大学の寮での生活があと少しで始まるのだ。 テニスでの奨学金は少しもらえたけれど、足りない 分はスチューデントローンで、自分で手続きするよ うに言い渡してある。 ・・・が。 「ちゃんとやってるのかな?学校始まってから、授 業料払ってません!なんて大学から連絡来たりし ない?」 母、珍しく心配していたりする。 だって、突然、請求書が来たりしたら困る。(笑) 「やってないかもしれないけど、でも、それはそれで いいんだ。そこで自分で失敗してわかることもある から。」 と父。失敗ねぇ・・・ まあ、アメリカの教育機関って、勉強する気のある人間 に対しては、かなり寛容なので、手続きが遅れたからっ て、追い出すようなことはしないという安心はある。 昨日の朝、そのローンの手続きの話になって、とうとう おせっかいな一言。 「自分でやりなさいって言ったけど、質問とかはしていい んだよ。初めてなんだから、失敗してもいいんだし。」 あさぎ、横でもぐもぐ何かを食べながら、チャットか何か してる様子。 「ママなんて、いつも失敗だらけなんだから」 ・・・すると、横で、パソコンの画面に向かったまま、 あさぎが自分を指さす。 「え?何?ママに似てるから失敗ばかりするって?」 もぐもぐするクチで、何言ってるが、よくわかんない。 「モクモク・・」 鼻を指さしている。自分? 「あ、『ボク』?」 時々、こいつ、自分のことを『ボク』と呼ぶ。 ・・・・(爆) 自分が私の失敗だったか?って聞いてるわけか!(笑) 笑いながらすぐに答えた。 「あさちゃんは大成功だよ!」 パソコンの手を止め、一瞬、こちらに目を向けるあさぎ。 ちょっと嬉しそうな顔。 「じゃ、はーちん(KIKIのこと)は?」 食べ終わったクチで、聞いてくる。 「KIKIも大成功だよ。第一、カービーがママに東京で 出会ってなくて、あのまま、日本にいたらどうなってた と思う?不良ガイジンのままだよ、きっと(笑)」 「そうだね(^^)変だね。」 フフフと笑みを浮かべながら、あさぎが答える。 なんちう会話じゃ。(--; 昔、ちょっとだけカービーがテニスを教えていた家族がいて、 そこのお母さんは、時々、子供のいるところで、 「子供なんて産まなきゃ良かった!」 と言ってた。こんな親に産んでもらいたくなかったと子供も 思っているだろうけど、そういう親がいることをうちの子供 達は、そこの家族を通じて知った。 案の定、子供達は今グレてるらしい。 みんないい子達だったのに。 出来がよかろうが悪かろうが、あさぎもKIKIも私達にと っては、やっぱりギフトであり、授かり物だと思う。 育て方を失敗したかと問われれば、手抜きだらけの育児で、 ここまで育ってくれたのだから、ありがたいとしか言えない。 あ、手を抜いてたのは、私だけですけど(^^; 昨日は、久々に夜の練習で、学校が始まったばかりで忙しい カービーに代って、私がレックパークまで付いていく。 打ち合う二人を見ながら、ここまでテニスを毎日するように 習慣づけたお父さんコーチ・カービーの努力と愛情を改めて 感じる。 逆にテニスがなかったら、ここまで家族が繋がってなかった かも知れないとも思う。 ランキングが思うように上がらなかったり、フルスカラーシ ップが取れなかったり、誰かに負けたり、いいコーチが見つ からなかったり、失敗と呼べることは数えればいくつもある。 でも、それは長く続く道の途中の、沢山ある失敗のうちの、 ホンの一部の失敗だ。 何よりの成功は、やっぱりテニスを選んで続けてきたこと。 そして、それが成功だったと思えるのは、いつもゲラゲラ笑っ てる二人の姿を見る時だ。やっぱ、本人達が楽しくなくちゃ、 成功だとは言えないよね。 今週末もKIKIの大会。またみんなで出かけます
September 7, 2006
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今日から新学期♪@8年生 「I'm leaving.See yah!」 今日からKIKIは新学期。こっちで言うところの 8年生となる。 夏休みにebayで買った自転車での初登校! やはり同じくebayで手に入れたヘルメットを手に、昨 日、オンタリオのアウトレットで買った新しいバック パックを肩にかけ、家を出て行った。 たのもしい・・・・ そして・・・ ルンルン♪ これで・・・ もう学校の送り迎えしなくてよくなる!ヤッター! それが何よりウレシイ母。 ところで。 KIKIが出て行く前に、カービーがテーブルの上の 書類を見つけてこちらに差し出した。 「そうだ、これ、書いといて」 「何、それ?」 「KIKIの教育資金。この間の大会で決勝に残ったか ら。わずかだけどね」 「おお!初賞金!」 母が忙しくても、KIKIのテニスライフは続いている。 先週も、リトルサイゴンのトーナメントに出場した。 夏休みのローカルの大会は規模が小さかったり、強い選手 がいなかったりするので、いつも顔ぶれを見てから、ギリ ギリにエントリーする。 今回も、14歳以下にほとんどトッププレイヤーがいなか ったので、16歳以下でエントリー。 決勝で、先日、ダブルスで勝ったチームのひとりに負けて しまったけど、何でも決勝進出で、教育資金用の口座をオ ープンしてくれるらしい。 まだよく読んでないが、アメリカではよくあるギフト。 大会のスポンサーになってる銀行とか企業から、子供達へ のプレゼントとして、キャッシュではなく、銀行やミュー チュアルファンドなどの口座などが送られる。 アメリカには、Education IRA(エデュケーションアイラ) と言って、教育資金として貯めている口座の利子には税金が かからなかったり、その入れた額を収入から引くことが出来 たりする制度がある。 教育に関しては、アメリカはホントにいろんな制度が整って いると思う。 「IRAねえ・・」 昔はそんなことをお客さんに説明する金融の仕事をしてた。 今や別世界であるが、こういう書類を読むと、その頃に引き 戻される思いがする。(^^; 「そっか、あと5年だもんなあ・・」 KIKIの8年生というのは、日本で言うところの中学2年 だが、中学にあたる「ミドルスクール」は8年生までで、来 年からハイスクール(4年間)となる。 「プランは大切です!」 ってお客さんには言ってたが、これまで子供のためにプラン をしたことはない。 特にKIKIは、自分のプランをかなり明確に持ってるので、 こちらが口出しする必要もない。 「アーティストになる」のは、目標というより、もう小さい 頃から自分はアーティストだと思っている テニスに関しては、未知ではあるけど、きっとこっちもビジョン が明確になれば、自分で何とかそのビジョンを達成するために 考えるに違いない。 賞金は、そのビジョンを作り始めるために、KIKIにお金のこと とかを教えるいい機会かも。 シビアですからねー、テニスにかかるお金!(笑)
September 6, 2006
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泣けたらしい@アガシ引退 引退するアガシのことを書きとめておきたいと思いながら、 時間もなくて全然フォロ-出来てない。 そんな中、今日、ロサンゼルスタイムスで面白い記事を読ん だ。 アガシと同じ頃にボルテリアカデミーに、アーサー?アッシュ とボルテリの援助を受けて入ったシアトル出身の黒人の元テニス プレイヤー。 その彼が今、ジャーナリストとなって、アガシとの想い出を記事 にしている。 とりあえず、記事だけ紹介。英語だけど。 明日は、少し意訳できる時間があるかも。。。。 14歳のアガシ@ボルテリアカデミー
September 5, 2006
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「見た、渡辺謙?」@日系マーケット 昨日まで仕事していたイベント会場、何気に有名人が やってくる。 初日には、榊原るみさん。 他のお客さんに混じって、コロッケを買ってた。 誰も気づいてない。 マーケットの仲良しのKさんにそっと確認。 「あれって、榊原るみだよね?」 「え?こっちに住んでるの?」 「確かそうだよ。旦那さんが映画監督で」 Kさん、そっと彼女の姿を見る。 「・・・あ、そうかも」 そして、昨日は渡辺謙。 陳列を整理している時、その商品のひとつを手に取ろ うとした渡辺謙に質問されそうになった。 でも逃げた。 そして、応答する役目を、他のバイトの子にさりげな く回す。 渡辺謙かなあ、と思いつつ、そんなことには反応せず、 そのふっとあげた彼の顔が放つ空気に、正直、ギョッと したのだ。 その後、片付けをしながら、他の子達が、 「渡辺謙、かっこよかったねー!」 と興奮しているのを聞きながら、 「果たして渡辺謙はかっこよかったのか?」 と自問する。 「そうかなあ、ただのおじさんに見えたけど」 と私が言うと、Mちゃんは怒ったように、 「えー!そんなことないよぉ!顔立ちとかすごい整って てカッコよかったじゃん!フツウのおじさんとは違う よー!」 みんなの興奮に水をかけるのはやめよう。 カッコいいことにしておこう。 実は、渡辺謙に遭遇したのは、これで2回目。 1回目は、リトル東京のお店だったが、この時は実演 販売しているおばちゃんの横で世間話をしていたのだ が、そのサンプルを試食していた彼に、 「渡辺謙さん?」 と、おせっかいにも聞いてしまったおばちゃん。 彼がそそくさと立ち去ってしまったのを目撃した。 「ダメだよ、せっかくフツウの人を装ってきてるのに」 おばちゃんにダメだし。 その時は「ラスト・サムライ」の後で、サングラスをかけ てたが、昨日は生の顔。 その顔の印象は、今でもハッキリ記憶している。 「記憶・・・そうか、『明日の記憶』だ」 渡辺謙の最新の映画『明日の記憶』。 若年アルツハイマーの主人公を彼が演じる。 昨日の渡辺謙は、ラストサムライというより、あの記憶を 失っていくサラリーマンの主人公の印象だった。 私が渡辺謙と認知しながら、逃げてしまったのは、彼がそ こに肉体があるのにそこに存在しない、まるで幽霊みたい な印象を醸し出していたからだ。 その後、他の場所で買い物している後姿も見たんだけど、 やっぱり何か違った。 芸能人とか、世の中に対してそのアイデンティティを主張 しなければならない立場の人達は、そうしなければならな い時に、独特のオーラを放つことがある。 それをコントロールできる人もいれば、もう隠れることが 出来ないくらい、ずっとオーラ放出しっぱなしの人もいる。 コントロールできない人は、サングラスとかの小道具を使 う。 以前、友達が、新宿のタイ料理屋で、サングラスかけたま ま、タイヌードルを食ってた坂本龍一を見かけたらしい。 「あの状況で、サングラスって、逆に『オレは有名人』っ て言ってるようなもんだよねー」 サングラスも使いよう。 サングラスもかけず、特にオサレな格好もせず、出現した 渡辺謙。 昨日の渡辺謙のオーラは、一体何だったんだろう? 同じオーラでも、自己主張のオーラとはちょっと違ったな。 もしかしたら、この人、自分が演じた役のオーラを貯蓄 しながら進化していってるのかも知れない。 渡辺謙、ちょっと面白い。 「かっこいい」より私は「面白い」のがずっと好きかも。
September 5, 2006
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「あの人、袋に!」@イベント会場 金曜日からのイベントの仕事で、毎日肉体労働の日々。 毎日、ヘロヘロになって帰宅するので、ブログなんて ほとんど書く元気もない その2日目に起こった事件。 いつも手伝ってくれるSちゃんに突然呼び止められた。 「あの人、今、スーパーの袋に直接おまんじゅう入れ てた!」 「そりゃ、まずいでしょ。どの人?」 教えられた中年の女性。韓国系かな? 「エクスキューズミー。その荷物、見せてもらえます?」 袋の中には、いくつも同じ菓子箱が6個くらい入ってる。 「今から買うのよ!」 「ならバスケットに入れてください。その袋じゃダメです よ。出してください。」 おばさん、多少慌てた様子ではあったが、全く反省すると か悪びれる様子はない。 「うわ・・・すごい心臓」 と思いつつ、何か他の人種でよかったと思う気持ちもあっ た。その方がはっきり言いやすい。 ちょっと間違えると、逆に訴えられてしまうようなシチュ エーション。 比較的客層のいいマーケットだが、その客層のよさを裏手 にとって、堂々と犯罪を犯す輩がいる。 「確信犯がいるのよ!」 毎回、そう忠告してくれてた人がいた。 「ショッピングカート、そのまま、払いもせずに店の外 まで出ようとしたのを止めたこともあったんだから!」 ありそうなことだと思いつつも、実際、自分が遭遇するま で、その事実を理解してなかったことを実感。 「なるほど、こういうことか」 世の中には、自分の想像を超える神経を持った人達がい る。遭遇するまではわからない。 日本人って、他の民族に比べて、やっぱり人を信用し過ぎ てるよなあ。もちろん、自分も含めて。(笑) それ自体は決して悪いことではないと思うけど、つけこ まれる隙を与えちゃダメだね。 そういうのを教えてくれるのは、海外生活が長く、こちら で自分でビジネスをしている人達だったりする。 その一人の女性経営者が言った。 「あなたがつけこまれる隙を与えると、他の日本人もそう だと思われるんだからね。そういう印象を与えないため にも、しっかりしてちょうだい!」 はい、気をつけます。 それにしても、万引きを阻止したのは、人生で初めてかも。(笑)
September 3, 2006
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