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2009年02月23日
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カテゴリ: 心に残る言葉
少し前に話題になりましたが、村上春樹さんが エルサレム賞 授賞式でした
スピーチを最近目にする機会を得ました。
ネットの凄さは、このような スピーチの全文 を読むことができることですね。
このスピーチを読み返しとても深い感動を覚えました。
心の底から湧き出た言葉には、強く訴える力が漲っています。

講演要旨
「高くて、固い壁があり、それにぶつかって壊れる卵があるとしたら、
私は常に卵側に立つ」。その壁がいくら正しく、卵が正しくないとしても、
私は卵サイドに立ちます。

私たちは皆、多かれ少なかれ、卵なのです。私たちはそれぞれ、
壊れやすい殻の中に入った個性的でかけがえのない心を持っているのです。

私たちは皆、程度の差こそあれ、高く、堅固な壁に直面しています。
その壁の名前は「システム」です。「システム」は私たちを守る存在と
思われていますが、時に自己増殖し、私たちを殺し、さらに私たちに他者を
冷酷かつ効果的、組織的に殺させ始めるのです。

「システム」がわれわれを食い物にすることを許してはいけません。
「システム」に自己増殖を許してはなりません。「システム」が私たちを
つくったのではなく、私たちが「システム」をつくったのです。






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Last updated  2009年02月23日 10時14分42秒
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