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6月5日の終了まであとわずかとなった今日。半休を取って、乃木坂の国立新美術館でミュシャ展を見てきました!思えば25年前、プラハできっと生ミュシャが見られるはず!と楽しみにしていて、でも全然見ることが出来ず、がっかりした思い出があります。このブログでも検索してみたら、ミュシャについて記している箇所が8か所もあった。プラハの旅日記…見られなかったと書いたところ。◆プラハ3日目東京に来てるのに見逃したという記事もあった。◆ミュシャ展に行くはずが…昔から憧れていたのになかなかお目にかかれなかったのだ。やっと今日、長年の思いを果たしたというわけです。どうやら、こういう思いでいた人々が大勢いたらしく、なんと、今日は入場するまでに50分かかりました。平日の2時台だというのに、すごい長い列だったなぁ。まるでディズニーランドのアトラクションのよう!人人人で熱気ムンムンでした。
2017.06.01
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国立新美術館で会期終了間近の、(いつもギリギリ☆)ゴッホ展に行って来ました。見応えのある展示が多くて堪能しました!行きたいと思いつつ、行けなかった、クレーラーミュラー美術館所蔵の作品も、たくさんありました。ゴッホの晩年の作品、本当に迫力満点でした。絵の他に、黄色い家のゴッホの寝室が、再現されていて、それもまた興味深かったです…。でも、豊かな才能を感じれば感じるほど、37歳という若さで、生涯を自ら閉じたという事実が重く、心が痛みました。人の心をこんなに揺さぶる力を持ちながら、彼にはこの世の中が、耐え難く生き辛かったんだろうなぁ。そう思うと、胸が詰まります。もう少し細かく、作品のことも書きたいのですが、とにかくお勧めの展覧会だったことを、今日はお伝えしたいです!乃木坂の国立新美術館で20日まで。気になっていたけどまだ観に行ってないという方は、急いで行かれて下さいね☆そうそうそれから、3Fのレストラン、ポール・ボキューズ ミュゼの、限定70食のランチを食べたい方は、平日でも10時半くらいから、並んだ方がいいですよ~!
2010.12.09
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上野の芸大美術館で開かれている、「シャガール-ロシア アヴァンギャルドとの出会い」を見てきました。ほどほどの込みようで、ゆっくりじっくり観ることが出来ました。一人の人を取り上げた展覧会では年代ごとに、作風の変化がわかるから面白いです。シャガールは1887年生まれで、1985年に没ということなので、98歳というご長寿だったんですね~。シャガールといえば、晩年の、馬や恋人たちやバイオリン弾きが宙を飛んでいる、幻想的でふわっとした、曲線的な印象が強かったのですが、初期の作品はくっきりしたものが多く、キュビズムの影響を受けたものがあったり、マリーローランサンみたいな雰囲気の絵、「緑色の恋人たち」なども新鮮な印象でした。色彩は若い時から群を抜いて鮮やかで、後期に至るにつれ明るさが増している印象。1967年にはニューヨーク、メトロポリタン歌劇場で上演された、オペラ「魔笛」の舞台美術を手がけたそうです。すごい大仕事。このとき実に80歳ですよ~。エネルギッシュですね。舞台奥の大きな大きな背景幕(展示されてるだけで10以上!)、登場人物の衣装、大道具などなど、数々の、直筆のデザインが展示されてました。一緒に行ったお友達のMさんと、オペラって見たことある?言葉が分からないと面白くないんじゃないかな~?なんて話していたら、「字幕が入っているから大丈夫ですよ~」なんて、話しかけてきた女性がいた。魔笛の登場人物についても詳しく説明してくれて、嬉しそうな表情がオペラって面白いんですよって、物語っていた。場所柄もあり、先生でらっしゃいますか?って訊いたら、歌い手なんです、ということだった。きっと楽しそうに歌うんだろうな~。ふっくらとしてあったかい感じの女性だった。ありがとうございます。おかげで倍楽しめました♪(お顔を忘れないでおけば、どこかでお見かけするかも?)シャガールは妻ベラをとても愛していて、作品の中には彼女の姿がよく出てきます。(写真で見てもとても綺麗な人)。1944年(57歳)にベラが急逝したのちの作品、「彼女を巡って」という作品もとても印象的でした。1952年(65歳)には再婚しています。「日曜日」という作品にその彼女が描かれてるんですが、頬がピンクで少女のような感じでしたね~。若そう!!一体いくつ違いだったのかしら…。(と妻の立場の私たちは、つい気になってしまうのでした)。展示されていた最晩年の作品は「イカルスの墜落」77年(90歳)で完成したようです。そのお歳でこんな大作を仕上げるなんて凄い!98歳で亡くなるのですが、その日もアトリエで仕事をしていたようです。エネルギッシュで情熱的な人だったんだろうな~。印刷物や写真で見知ってはいても、本物の絵からはいつも、違う力が伝わってきます。そのパワーを今回も貰えたような。誘って下さったMさんに感謝です。この展覧会、11日まで開催されています。興味のある方はこの週末、行かれてみてはいかがでしょう?上野公園をぶらぶら歩くのも、この季節いい感じですよ!!(花見の頃のラッシュは凄かったけど)絵を観て満足した後は、芸大の学食でお昼を食べました。豆腐のバター焼き丼、素朴ですが美味しかった。外のテーブル席もいい感じでしたよ~。そうそうこの美術館、東京藝術大学大学美術館っていうんです。大学が二つ重なるの。大学院美術館ってのもあるのかな?ミュージアムショップでは、芸大のネーム入りのスケッチブックとか、楽器柄や絵の道具柄のネクタイとか、芸大グッズもありました! 画家って長生きする人と、短命な人に分かれる気がします…。ピカソが92歳、ミロが90歳、マチスとダリが85歳というのは、よく知られているところ。それにしても98歳はひときわご長寿ですね。ゴッホ37歳、スーラ31歳、セガンティーニ41歳、他にもけっこう居たような…。命を削って描くような人と、その逆な人がいるということでしょうか。長生きの人はエネルギッシュで思うように生きていて、(ストレスが少ない?)世の中からも割合早く認められてる人が多い、(よい生活をしている)ということも関係あるかな…?日本人画家では、どちらかといえば洋画家は短命で、日本画家は長命傾向、…なんて話もあるそうです~☆
2010.10.07
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最近お気に入りなのがこのしおり。実は写真展の割引券です。3月3日から、日本橋三越で開かれる、岩合光昭さんの猫写真展。本を取り出す度ほのぼのしますが、バッグの中でお耳が折れちゃうのが、痛々しいんですよね~。>
2010.02.03
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ずっと行きたかった星野富弘さんの美術館に行ってきました。星野富弘さんについてはご存知の方も多いと思いますが、群馬県の中学の体育教師に着任されて2か月で、部活指導中に頚椎を損傷、首から下が麻痺するという事故に遭われ、生死の境、絶望の淵を経て、口で字を書き始めたのがきっかけで、花の絵と詩を描かれるようになりました。温かみのある絵と心の琴線に触れる詩は、多くのファンを得ています。名前を知らなくても作品を見た事のある方は多いのでは?エントランス↑。ここは群馬県の東村というところにあります。(今はみどり市東町というそうです。でも村のほうがあってるなぁ…)9年前の夏、まだ年少さんの鉄道好き息子のため、わたらせ渓谷鉄道に乗せがてら、家族三人で行ったことがあります。娘がまだおなかにいた頃でした!その頃は改装前で、建物はもっとずっと小さかった気がします。新しい建物は2005年に開館したのだそう。建物は上から見ると正方形で、各展示室はシャボン玉をイメージした円形。(館内は撮影不可なのでHPの図をご覧下さい)湾曲したま~るい壁に星野さんの詩画が展示されています。確かにかくかくした四角い部屋よりも、まるい方がスムーズに展示が見られて自然な気がします。写真は人の切れたところを見計らって撮ったので、静かそうに見えますが、実はGW4日だったので、バスツアーの団体さんが大勢来て混んでいたんですよ~!でも展示はゆっくり見られました…。詩画集、「鈴の鳴る道」に出ていた詩画が、多く見られました。星野富弘"花の詩画集"鈴の鳴る道星野さんといえば、花の絵、という印象ですが、風景画もあってよかったです。星野さんの詩画も美術館の建物も、とっても素敵だったんですが、その上に周囲の景色もいいんです~。草木湖のほとりにあるので、湖と向こう岸の眺めがすごく素敵でした。美しい景色に癒されました~~!湖や山の景色は久し振りだったので、なおさら美しさが目に沁みました…。9年前は、向こう岸のサンレイク草木という宿に泊まったのでした。建物もお風呂もとてもきれいで快適でした。今回は日帰りのため時間がなくて入浴もかなわず…。娘に「え~お風呂行かないの?!」って、がっかりされてしまいました。次に行けた時には、是非わたらせ渓谷鉄道の水沼駅構内にある温泉に、入ってみたいと思います~。
2009.05.29
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12月10日の日記はメール更新でした。出先から新鮮な気持ちをお伝えしようと、思ったんですが、写真横倒しなんてひどいですね~。どうもすみません。いよいよ今度の日曜日までとなった、フェルメール展、昨日も熱かったです!!私がどうしても行きたくなったのは、昔、ヨーロッパ旅行の最中に、フェルメールが見たかったのに、ハーグとかには行けなくて、(北欧に二ヶ月もいてしまったため)アムステルダムにあった数点しか見られず、悔いが残ってたことを思い出したから。「牛乳を注ぐ女」「小路」「青い衣の女」は、アムステルダムの国立美術館で見たはず。あんなに自由がきいた一人旅でも、見られなかったんだから、この先チャンスはほとんどないといっていい。日本国内で、しかも、電車で1時間もかからないところにあるならば、何としても見に行くべきだ!と俄然その気になったのです。展覧会は今週いっぱいで終わるので、ピーク中のピーク。HPには待ち時間のページもあるくらいですから、よほど混雑しているに違いありません。そこで朝出来るだけ早く行くことにしました。…開館には間に合いませんでしたが。9:30でもかなりの人。けれどまだ入場制限もなく、ロッカーも奥のほうなら開いていました。(美術館では手ぶらが一番楽!)作品数がそんなにあるわけないので、他の人の作品はこの際置いといて(スルーして)、まずはフェルメール作品のみを見に行きました。作品の前には人だかりが出来ていますが、しばらく後ろにいれば、前の人が次々出て行くので、やがて一番前に出られます。いずれもじっく~り見ました♪「マリヤとマルタの家のキリスト」「ディアナとニンフたち」この二つはかなり大きな作品でした。「小路」これはそんなに大きくないのですが、印象的な作品でした。多分当時は平凡な街の景色だったのでしょうけれど、なんともいえない、愛着を覚える絵です。まるで飛び出す絵本のように、立体感があるんです。触ったら出っ張っていそう。でも下の方から光の具合を確かめたら、別に絵の具が出っ張ってるわけじゃない。↑これは実物を目の前にしないと出来ないことですね。画集を見ても、実物のように飛び出しては見えない。きゅっと締まって、緊張感がある。でも空気はのどかです。どことなく、デンマークの空気に似ている気がしました。そしていよいよフェルメールだけの部屋。私はフェルメールの作品を見ると、「サエテル~!」と言いたくなってしまうんですね。ホントに、光が、そして、それに照らされた色が冴えてるんです。単なる椅子の背皮を留める鋲でさえ、宝石のような高貴な光を放っている。(リュートを調弦する女)そして絵のこちら側の気配が、たとえどんなに騒がしくても、絵のあちら側はあくまで圧倒的に静かです…。「二人の紳士と女」「リュートを調弦する女」「手紙を書く女と召使」吸い込まれるようにじっくり見ました。過去のことですが、人気の展覧会では、混雑のために、絵の前に立ち止まれない、なんてこともありましたね。移動しながら見なくちゃいけない。そういうのは自分の心に、その絵を沁みこませることができなくて、見た気がしません。「ヴァージナルの前の女」これはちょっと雰囲気が違った気がする。ホントにフェルメールの作品かどうか、まだはっきりしないもののようです。会場で見たときは、この女性の表情が、幸薄い印象だったのですが、画集で改めて見ると、微笑んでいるんですね。印象の違いが面白いなと思いました。11時くらいに、美術館を出るときの、入場を待つ人の人数凄かったです。それでも40分待ちくらいだから、ディズニーランドよりはいいかな。帰りにミュージアムショップで、この本を買いました。もっと知りたいフェルメール 生涯と作品図録などを買って読むと、見た後何倍にも楽しめますよね。でもかさばるのが難点。今回は図録ではなくて、絵と解説、年表などが載っている本にしました。なかなかわかりやすいし絵も綺麗でオススメです。そのあと有楽町に出て、銀座の教文館で探し物。でも探し物は見つかりませんでした。帰りに西銀座ビルのあたりで、一体何百人?と思うほどの、ものすごい長い太い行列を見ました。年配の人が多かったです。おもわず警備の人に、「これは何の行列ですか?」と訊いたら、なんと「宝くじを買う人の列です」との答え。そうか~。年末ジャンボか~~!よく当たるという売り場があるんでしょうね。情熱に驚くと共に、切実なものを感じました。当たるものなら当たりたいですが、私はくじ運があまりないので…。無駄になってしまうようでなかなか買えません~。下書きは昨日(11日)書いたのですが、途中で寝てしまい、アップが今日(12日)になってしまいました。フェルメールを見に行ったのは、12月10日水曜日のことです。今日もじっくり読み直したいのですが、時間がないので書きっぱなしでアップ!あとで訂正が入るかもです…。
2008.12.11
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乃木坂にある、新国立美術館に行ってきました。ずっと行きたいと思っていたので、いい機会でよかったです。ピカソを見てきました。今朝は、用事で出かけなければならないので、とりあえず一枚だけ写真アップ!ランチのことなどもあとで書きますね☆「あとで書く」というと、何故か書けなくなるジンクスのある私。ちゃんと書くぞ、と自戒の意味もこめて。ホワイトさん、くま子ちゃん、お返事後ほど書きますね!!師走は忙しいですwww。皆さんくれぐれもお身体に気をつけて!!!
2008.12.04
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昨日は用事があって、横浜みなとみらい地区に行ってきました。用が済んだあと、以前よく行った横浜美術館に寄りました。何であれ、かかっているものを見るつもりで行ったので、チケット売り場で「ゴス展」というのを見て、「ゴスって?…あの、もしかしてゴスロリとかのゴス?」一瞬引き返そうかなと思ったんだけど…。でも、もう財布も出してて引き下がれず。お姉さんは、「このチケット一枚で常設展もご覧になれますから~」…と微笑んでくださいました。中に入ってみたら、ホントに思ったとおりのゴスロリのゴスで。暗くどろどろした感じの…。と思ったら、意外とさっぱりしたものでした。もっとも、あまりどろどろしたものは、展示できないのかもしれませんね。私はいつもの通り、先入観を持たず、作品の前に立って、作品が発信してくるものを受け取ろうとしました。言葉にならないもの、言葉にできないものをなんとか伝えようと、託されているはずの作品を見つめました。きっとそういうものが、私の目を通して、脳に心に伝わってきているはずだと思います。気鋭のアーティスト束芋さんの、「ギニョる」エネルギーを感じる…、でも一体どこへ向かっていくのか。ゴスファッションの若者たちのポートレイト。みんなとても何かに疲れているようだ。「Performance of Doubt」転げ回るひとの、裂かれるような叫びが、耳に残る。浮かんだイメージは虚無、そして不安。でもどうもあまり心の奥底にまで届いてこなかった…。実際の死や腐敗は、そんなに綺麗なものではないはずだし、その悲惨さの現実を伝えようとしている…、…わけではないような。死とか血とか内臓とか刺青とか、単におどろおどろしいもの、反社会的なもの、を美化してみたいという、軽いものではなければいいのですが…。ううむ…。なんとなく索漠とした気持ちで、特別展の会場をあとにしたのでした。常設展と小さな企画展「春を寿ぐ」こちらはおめでたい気分になりました。
2008.03.12
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今や我が家で、いちばんポピュラーなBGMとなった、栗コーダーカルテットの新作♪買ったのは一週間くらい前なのですが…。いつでも私たちにほのぼのをもたらしてくれます。そうそう、栗コーダーのメルマガ「笛仙人」を送ってもらって、愛読しています。メンバーそれぞれの活動の様子やら、演奏旅行記などが掲載されていて、なかなか読み応えがあって面白いです!毎月一日に送られて来ると、一ヶ月は早いなぁ、と思います。栗コーダーのライブを、いつか家族で聴きに行きたいものです…。
2007.08.07
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今日は一家揃って、上野の国立博物館に、特別展「レオナルド・ダ・ヴィンチ―天才の実像」を見に行って来ました。桜の真っ盛りの季節ではありますが、今日のお天気は肌寒~~い雨模様。お花見のついでにダヴィンチでも見るか、なんて人は、少なかったのではないかと思います。でもやっぱり行ってみると、お客さんかなり多かったです。最初は本館特別5室に麗々しく展示された「受胎告知」私はウフィツイで2回(1回目、2回目)見ているので、今回は3度目なのですが、色鮮やかで華麗な姿には圧倒されました。でもやっぱり、展示されている場所で、何となく雰囲気が違うような気がしました。光の当て方とかも違いますもんね…。小暗い中で宝石を照らすようなライティングが、ちょっと作品をおすましに見せていたような…。通路が少し高くなっていて、並んで待っている間も、絵が見られるような形になっていたのは、なかなかいいな、と思いました。さて、次、と思ったら、本館の展示は「受胎告知」だけで、さっそく平成館へ移動することに。近代的な建物の中に展示されていたのは、主にダ・ヴィンチの手稿に基づいた彼の天才ぶり。レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯《受胎告知》 ― 思索の原点レオナルドの書斎「かたち」のとらえ方万物の「運動」絵画への結実という6つのコーナーに、豊富な図や模型で、これでもか!というくらい「すご~い!」が展示されてました。自然科学全般に渡る幅広い興味と深い洞察力。きっとエネルギッシュな人だったんだろうなぁ。解剖学にも精通していたようですが、一つだけ「魂は頭蓋骨内の一点に存在する」(表現は違うかも)とある点を示していたのを見て、いかに天才と言えども、人体の解剖をして、魂のありかをここだ!と定めるのはどういう根拠によったのだろう?…と思いました。私がこれまで見た生ダ・ヴィンチは他に、ミラノの「最後の晩餐」、ルーブルの「モナ・リザ」、チャルトリスキ美術館(クラクフ)の「白テンを抱いた貴婦人」が、あります。(「洗礼者ヨハネ」もルーブルで見たのかな…)どこでも至宝の扱いを受けていて、私も「見られるだけで有難い~」って、遠い遠い存在って感じだったのですが、彼の考えたことの色々をこうして見ることが出来て、ぐっと近くになった気がしました。今回の特別展からは、彼の人格的な面とか、生活ぶりとかそういったものの香りはしなかったです。結婚とか、恋愛とかそういうのの記述もなかったな。どんな人だったんだろうなぁ~~~。ウフィツイに行った時、おんぶしてた息子(2歳だった)は、もう10歳になって、展示を興味持って見て回っていました。6歳の娘も最初は一生懸命見ていましたが、真ん中あたりから、もう疲れて帰りたがりましたね~~。平成館の途中で一階のカフェコーナーで昼食をとりました。あったのは鶴屋吉信のお饅頭やあんみつだったりして、お弁当とか売られていなかったので、おにぎりを作って行って良かったな!と思いました。早いもので、今週末に春休みは終わり。お出かけを殆どしなかったので、子供たちには悪かったかな??と思ったら春分の日に水族館に行ってました(ホッ)。◇◆◇お久し振りでございます~~~。ネット漬けのここ数年の日々から一転、あまりPCを開かない日々を過ごしてみました。ぼちぼち復活しようと思っております。ゆっくりのんびり行きますので、またどうぞよろしくお願い致します~~。
2007.04.03
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夫が購入したCD。栗コーダーカルテット/ウクレレ栗コーダー栗コーダーカルテットの音には、NHKの「ピタゴラスイッチ」や、野村辰寿さんのプチプチアニメ「ジャム・ザ・ハウスネイル」、映画「クイール」などで馴染んで注目していて、ほのぼの温かい音がいいなぁ、と思ってた。このCDは最新作のようです。リコーダーだけじゃなくて、ウクレレもやるなんて知らなかった。夫がこのCDを知ったのは、ミュージックステーションのMトピ、を見て。金曜の夜、アマゾンで即ポチッ。(夫、本やCDには即なんですよね)その勘は見事当たり!ウチではオオウケの一枚になったのでした。収録曲は以下の通り。■収録曲1.アイネ・クライネ・ナハトムジーク 第一楽章(新録音・モーツァルトのカバー) 2.冷たくしないで(ウクレレエルヴィス) 3.夢の人(I've Just Seen A Face)(ウクレレ・ビートルズ) 4.ウルトラセブンの歌(ウクレレ・ウルトラマン) 5.Power To The People(未発表音源・ジョンレノンのカバー)6.The Luck Of The Ilish(ウクレレ・レノン) 7.ハイウェイ・スター(新録音・ディープ・パープルのカバー)8.ボヘミアン・ラプソディ(新録音・クィーンのカバー) 9.ガンダーラ(新録音・ゴダイゴのカバー) 10.帝国のマーチ(ダース・ベイダーのテーマ)(「スター・ウォーズ」より/ウクレレ・フォース)11.サイモンの夢(新録音・ペンギンカフェ・オーケストラのカバー) 12.となりのトトロ(「となりのトトロ」より/ウクレレジブリ)13.もののけ姫(「もののけ姫」より/ウクレレジブリ) 誰もがお馴染みのモーツアルト、アイネクライネは、「そうか~~、こう来るか!!」と絶句する出来でした。何とものどかです。ユルさが際立つ、「ウルトラセブンの歌」。笑えました。何とも言えないかわいさがあります。そして…「ダースベイダーのテーマ」!!これすごい傑作です。聞いていると、ダースベイダーが頭の中で、三頭身になって出てきます。トトロはマッチしすぎて、違和感なし。「もののけ姫」は原曲の持つ哀しみが、素朴に伝わって来て、切ないほどの美しさで迫ってきます。洋楽小僧の夫は、「ハイウェイスター」の原曲を聞かせてくれました。なるほど~~~☆栗コーダーがやるとこうなっちゃうのね!!「ボヘミアン・ラプソディ」も圧巻だと申しておりました。いずれも、原曲は単なる素材なのか?と思うほど、栗コーダーの音になっていました。原曲の持つ鋭さや凄さが確かな技術で、みんな素朴な、丸い音になって。平和への強いメッセージを込めているのでは?その意味で逆の凄味を私は感じました。きっと楽しんで作ってるんだろうなぁ。当分我が家の、愛着の一枚になると思います。映画「クイール」↑これも栗コーダーカルテットの音がなくては、あの世界は全く違ってしまっていただろうなぁ…。
2006.09.04
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国立科学博物館のナスカ展に、息子と、だけじゃなく、母と、娘と4人で行って来ました。今日は外に出てみると風が案外冷たくて、春物コートで出かけた私は震え上がってしまいました。今日は冬の装いの方が断然正解!!道ゆく人も春っぽい服装で、寒そうにしてました。おもわず上野駅構内の○ニクロで、ショールを買ってしまいました。これからって結構、「案外寒い」に要注意ですよね。スカーフやら、ショールやらを一枚持って出かければ、そういう時に助かるのですが…。今日は外部で補給…。ナスカ展は、春休みだけあってかなり人が多かったです。絵の描かれた壷類が多かったのですが、そこに描かれたキャラクター(と呼びたくなる)の、素朴な線の、どことなくトボケた味わいが、なんともいえず愛嬌があって、かわいかったです…。色鮮やかな織物類もとてもみごとでした。息子とだと、こういう展示ゆっくり楽しめるのですが、5歳の娘はまだ無理というか、途中で飽きて、「帰ろうよ~」と手を引っ張られてしまい、ゆっくり見ることがかないませんでした。彼女が足を止めたのは「ミイラの開梱」というビデオ。1300年前のナスカの6歳くらいの子供のミイラ(展示物)を、研究者の人が包みを開いて、中身を明らかにしていく様子。3回くらい繰り返し見ていました。黒目が残っている珍しいミイラだそうです。9歳の息子は、ミイラにうろたえていました。化けて出たらどうしよう、なんて思ったみたい。眠ってからも、悪夢を見たらしく、さきほど何度か泣き声が聞こえました(笑)。パール展の時と違って、図録が欲しいとは言いませんでしたね~。大体見るとそそくさと出ました。あとは通常展を見て、ミュージアムショップで、好きな石や、勾玉つくりセットなどを買って貰い、外に出ました。桜は満開で、大勢の人で賑わっていました。今日の寒さでは花見も大変だったのではないでしょうか?
2006.03.29
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光りモノ大好きな小3息子の強い要望で、会期あと一週間となった、パール展を見に、上野の国立科学博物館へ行って来ました。ホントに息子は石関係、特に宝石に目がないんですよ。母の私がそんなものほとんど持ってないのに、水晶やら、メノウやら、アクアマリンやら、装飾品にならないくず原石ばかりなんですが、いっぱい集めて大切にしています。前回行った時、ちょうどパール展が始まる3日前で、息子は「行きたい」ってずっと言っていたんですが、冬休みにも結局行けず、今日になりました。やっぱり、会期もあとわずかになると結構混んでます。人ごみ(妙齢のご婦人が圧倒的に多い)の中、滅多におがむことの出来ないまばゆいお宝の数々を、たくさん見て来ました。息子が「欲しい~~~!!」と言う度に、周りのお客さんがクスクス。「あ、そう。大きくなったら働いて自分で買ってね」と答えときましたが、このお宝と来たら、一つでも所持していたら人生変わってしまうほどの、歴史的にも価値の高いスゴイものが多かったです。真珠の色って、白と黒だと思っていましたが、ゴールド系、ピンク系、ブルー系もあるんですね。そういう色や大きさのグラデーションを使った装飾品が、それはそれは美しかったです。わたし的に一番興味があったのは、養殖真珠の"核"をどうやって真珠貝の中に入れるかということ。核はある淡水の貝の殻を削って作って(その貝も環境破壊で少なくなっているらしい)、それをホントに名人芸のような熟練の技で、生きている貝の中に入れ込むのだそうです。それはもうほとんど外科手術のような難しさらしい。初めて知ってびっくりしたのが、その核のそばに、他の真珠貝の一部を切り取って入れるということ、(正確には”外套膜上皮細胞の切片”と言うそうです)その一部分が袋状に核を包み込み、2年の年月の間に、貝から出る真珠成分が何重にもその核をくるんで、ああいう、美しい皮膜を形成するのだそうです。スゴ~イ、神秘の世界だ~~。会場で上映されていたVTRで映像も見られました。その他にわたし的にウケたのは、「アコヤ貝のパクパク運動」を測る機械。これは養殖している海の状態をパクパク度合いから、測定できるというもの。異常なパクパク運動があれば、たとえば赤潮とか、その他の海水の汚染状態を知ることが出来るそうです。パクパクするのは鯉ばかりじゃなかったんですね(笑)。この装置、貝リンガルと呼ばれるそうです。(やっぱりオヤジギャグの世界だ。)午前中に行ったのでだんだん人が増えて、見たいだけ見るといった満足は出来なかったものの、一応全部見て、最後に300円割引になっていた、2000円なりの図録を買って(やっぱりこれはお約束?)、にせパール(630円)を買って、帰って来ました。帰りの電車の中で息子と図録を見ましたが、やっぱり大きさや質感や輝きは、本物を見ないとわからない。ギリギリ間に合って、見られて良かったなぁと思いました。オススメの展覧会(でいいのかな)です。いつか真珠の養殖をしているところに行って、いろいろ実際に見てみたいと思います。ミキモト真珠島ここならちょっと傷物のB級品の真珠を、息子に買ってやれるかも??博物館もあるそうです。
2006.01.14
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いなかの猫さんよりミュージカルバトンを受け取って、だいぶ経ちます。受け取ったのはいつだったかな、と猫さんの日記に行って確かめたらば、6月24日でした!!遅くなってごめんなさ~~~い!!!(ここのところ謝るばかり!)【質 問】1.Total Volume of Music Files on My Computer (今PCに入っている音楽ファイルの容量)2.The Last CD I bought (最近買ったCD)3.Song Playing Right Now (今聴いている曲)4.Five Songs I Listen A Lot, or That Mean A Lot to Me (よく聴いたり、または自分にとってとても意味合いのある5曲)5.Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5人) 【答 え】1.Total Volume of Music Files on My Computer (今PCに入っている音楽ファイルの容量)→ 220MB【PCの中の音楽】殆んど全部韓流で占められています。昨年春初めてPCに入れてみたのが、母から借りた「冬ソナサウンドトラック」のCD…これをどれほどたくさんの友人に…(危険なため削除)。次も母から借りた「オールインサウンドトラック」を、でもコピーしたのは1、2、3曲目のみ、3曲目「初めて出逢った日のように」をすごい何度も聴きました。そして次も母からの「期別」(いい加減自分で買わんかい!)この歌声で完全にK.O.。ハマって毎日聴いていたので、自らを「キビョラー」と名付けたほどでした。どれも甲乙付けがたく好きでしたが「知らない話」の広がりが好きでした。今「期別」聴きながら書いていますが、どの曲も改めて恐ろしいほどいいですね。借りた「期別」は自分のものにしてしまい、母には○○○したものを返し(?)ました。(ひどい娘です)次に11月「カジマセヨ」そして、12月の「Fiction」この2枚は自分で買って、今度は母に○○○したものをアゲマシタ。やはり借りた「美しき日々サントラ」も入ってます。2.The Last CD I bought (最近買ったCD)CDは「Fiction」12月に買ってこの4月にDVDが出るまで聴き続け…。でも聴くたびに新鮮。どれも好きだけれど「後悔」が一番切ないかな…。3.Song Playing Right Now (今聴いている曲)DVD「パク・ヨンハ/ 1st JAPAN TOUR LIVE」をCD代わりに車の中で聴いています。走っている時は音声のみで、同じ曲でもCDで聴くのとは違ったニュアンスがあり、声と表現の魅力により深みが出たような…。サイドブレーキを引くと画像が見られる、なので、ちょっとした信号待ちにもサイドブレーキを引く癖が…。表情&日本語訳と共に見ると「ブルー」がすごくいいです。4.Five Songs I Listen A Lot, or That Mean A Lot to Me (よく聴いたり、または自分にとってとても意味合いのある5曲)上記の他に、ということで。CD単位なのですが良いでしょうか?(1)Enya「watermark」夫と結婚することが決まり、北海道の彼の実家へ挨拶に行った時、2月の寒い時期なのに、二人で札幌や小樽トカチやえりも…、色んなところを回りました。車の中でかかってたのがエンヤの曲。これを聴くと、吹雪の中視界が真っ白なのによく走れるな、と思いながら、助手席で「この人とずっと一緒にいるんだなぁ」と不思議な気分に浸っていたあの時のことを思い出します。(2)「I am sam」同名の映画のサントラ盤。全編ビートルズのカバーです。子供達がビートルズ大好きになるきっかけを作ったCD。3年前の冬、夫が病気で入院&手術をした時、片道40分かけて毎日病院へ通う車の中で、柔らかい歌声を聴いていました。不安だったり辛かったり…、でも冬の朝の光はとても綺麗で…。今でも鮮やかに道すがらの風景を思い出します。(3)村治香織「シンフォニア」ゆったりした一人の時間に家で聴きたいCD。ギターの響きにヨーロッパの風景が甦ります。78生まれで96年のCDだから18歳の時の演奏ってこと?(4)カーペンターズ「ゴールド」息子がカーペンターズの曲を気に入り、ベスト盤を探しにCD屋に行ったのだが、同じような内容のものがあんまりたくさんあるので決めるのに困った。買ってからは毎日毎日子供達のリクエストで数ヶ月カーペンターズ漬け…。でも飽きなかったのは何故だろう?(5)「冬のソナタ サントラ」モトが手元にないので、どの盤か解らないのですが、ドラマに使われていたそのままの音楽。イントロの♪ちゃりらら~ん♪がかかっただけで、いつどこにいようと一瞬で冬ソナの世界に引きずり込まれ、涙が流れ、周囲は冬景色に!という驚異の体験。韓流への入り口でした。昨年2月頃から相当長いことハマリマシタ。結婚してから音楽も家族単位だったのが、だんだん個に分かれてきたのでしょうか。【私と音楽】結婚前はどちらかと言うと、人の声による音楽よりも、楽器の演奏を聴く方が好きだったかも。独身の頃からNHKFM朝6時からの「朝のバロック」がいかにも朝という雰囲気で大好き。電波の状態のよい地域に引っ越して、毎朝聞きたいなぁ。ヨーロッパに入れ込んでクラッシックが大好きになる。バッハ、モーツアルト、ショパン、サティ…いろいろ好きです。楽器は弦楽器系が好き。夫が無類の音楽好きで、CD山ほど所持。彼は洋楽、ワールドミュージック、クラッシック、沖縄音楽など幅広い。通販生活で買った、200枚CDが入るCDチェンジャー、(電器店の人もこれ見ると「こんなのあるんですか?」とびっくりする)に一杯入っていて、止めなければ自然に回って音楽がかかるので、私は題名も知らないで聴いている音楽が多いんです。夫が毎週録音していたNHKFM「世界の民俗音楽」という番組も良かった。以前日曜の朝だったが今は聴きづらい時間帯になってしまったとか。現代音楽はどうも駄目です。なのに立派なホールで何度か聞く羽目に…。辛かったっす。(ウィーンコンツェルトハウス、サントリーホール)立派なホールですごくいい思いをした経験は、乗り継ぎで立ち寄ったアムステルダムの、コンセルトへボウで、北欧の学生達の演奏を聴いた時、「動物の謝肉祭」の演奏だったのだが、最初の音が何だろう、湯気のように立ち上っているみたいな、本当にいい音って、こんな風に聞こえる(というより感じられる)んだ、と、音の概念というものをぶち壊されたみたいで、わけのわからない感動に包まれた。会場の人も総立ちで(すごい背が高いので垣根みたいだった)、いいコンサートだった。あんな音を、また、聴いてみたい。【教会音楽】バプテスト教会に長く通っています。信仰告白は成人してからですが、幼稚園もキリスト教だったので、それを含めると教会音楽との付き合いは長いです。「こどもさんびか」は懐かしい歌ばっかり。礼拝の時歌うのは賛美歌より聖歌が好き。旅行中も行った教会で聖歌を歌ってると、自分の母教会で礼拝している気分になります。ヨーロッパでは平日に教会に入ると、奏楽者が礼拝のために、パイプオルガンの練習をしていることがよくあり、いつまでも聴いていたい音によく出逢いました。バッハの曲には、いろいろ面白い仕掛けがあって、(音階である言葉を表したりしていたような)そんなことを教えてくれる人と一緒に聞くと面白い。「マタイ受難曲」の長~いCDを図書館から借りて来て、聴いたりしていました。最近韓国で生まれたゴスペル「君は愛されるため生まれた」が流行っているそうです。イベントで会場の人たちが、ヨン様にこの歌をプレゼントしているのを見たことがあるし、「オールイン」ではスヨンが、刑務所でこの歌を指導している場面もありました。私たちも礼拝で時々歌います(もちろん日本語で)。先日、幼稚園の会合でとある園の園長先生(男性)が、ギターを弾きながら歌われたこの歌には、涙が出てきそうで困りました(私だけじゃなかったらしい)。正直あんまりお上手じゃなかったんですけれど、何だか素朴で歌詞がすごく胸に沁みて。歌って上手い下手だけじゃなくて人格で歌うものなのかもしれませんね。5.Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す5人) すいません。長くなりました。次の5人の方。ヨンハファンの方はだいぶ回っているようですね。シャケ缶1228さん(音楽&美術好き日記・よく聴く5曲って決めるのに悩んでしまう??)りす57さん(旅好き!そのフットワークの軽さには定評が)の2名が次、受け取って下さるそうで、楽しみにしています。どうぞよろしくお願いします☆
2005.07.16
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今週は私にとって芸術週間でした。23日は近所の芸術系大学で美術展を見たし、翌日の24日はマティス展を見に行ったし、週末の今日は、教会のコンサートで、いい響きを間近で聞くことができました。とある弦楽器の演奏だったのですが、美しい音色で、本当に夢のようなひと時でした。幼児は入場不可だったので、4歳の娘を夫に見てもらって、小2の息子を連れて行きました。(本当は夫も行きたそうだった・・・ゴメン)そう大きくない会堂なのですが、響きがとても良かったです。音楽のことも考えて、建てられた会堂なのかもしれません。曲はクラッシック、賛美歌、映画音楽などでした。息子は後半、美しい音色に夢の国に行ってしまいました・・・。でも夢の中でも、音楽は聞こえてたよね。終わって起こしたら、不機嫌だったのですが、帰り際、その演奏家の方のCDを指差して、「これ買って」と言うのでした。マティス展で結構お金を使ったので、今回はガマンするつもりだったのですが、そう言われては買わないわけには行きません。息子はサインを戴いて、握手もして貰って、満足気でした。私も握手していただきました。指を酷使するはずなのに柔らかい手で、思わず指を見せていただきました。タコの出来ているところもありましたが、とても綺麗な手でした。息子にとっても私にとってもいい経験でした。音楽好きの夫は、帰ってからCDをじっくり聴いていました。教会堂で間近に聴いた音のほうが、立体感があって、ビンと響く感じが伝わってくるな、と思いました。ナマの演奏って、やっぱり体験してみないと、解らないことが一杯あるんだな、と思います。次回チャンスがあったら、パパと息子に行って貰おうと思います。娘がもう少し大きくなったら、皆でコンサートに行きたいなぁ。絵も音楽も、人を幸せにしてくれますね!
2004.11.27
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元気復活です。国立西洋美術館のマティス展に行って来ました。ホントは夕べ「美日々」を3話半見て、思いきり寝不足だったのですが、とにかく、思い立ったらその時とばかり、作品からエネルギーを貰いに行きました。理屈で見たくなかったし、確認のためになるのは厭なので、関連の「日曜美術館」(ユーミン出演)録画してあったのですが、本物の方を先に見ようと思いました。お天気もいいし、お出かけ日和でシアワセ。11時過ぎに上野に着くと、人がたくさん。すぐお腹がすいてしまう私は、まず、駅構内のイートインのパン屋さんで、腹ごしらえ。食べながら、歩く人たちをウォッチング。今って微妙な時季なのか、冬!って感じの装いと、秋!って人と、二種類が混在していました。私は薄手のタートルのセーターと、秋に着るパンツとウールのジップカーディガン。ほどほど中間でした。駅前も平日なのに、たくさんの人で賑わっていました。さて、美術館はというと、チケット売場からして混んでいました。6人くらいの後ろについて無事購入。入るとまた人だらけ、ヨーロッパの美術館は、部屋が広くて、人が少なくて、じっくり見られて良かったなぁと思い出す。見始めるとそんなに見づらくもなかったです。中高年の方々が多いせいか、上背のある私(165cm)は、けっこうよく見えました。マティスは色合いが好きです。同じモチーフを何度も描くことや、一つの絵を制作する過程で色々実験することや、アトリエ風景を描くこと、切り絵で新境地を開いたこと、などのテーマに沿って展示されていました。結構じっくり見ましたよ。ものすごく大きい作品もあって、見応えがありました。堪能して、自分でも絵を描きたくなりました。私が特に好きなのは切り絵の色と形。赤も黄も、青もピンクもいい。海草みたいなうじゃうじゃしたカタチも好き。油彩の作品では「赤のハーモニー」と、切り絵の「王の悲しみ」。この2作品は展示されていなかったけれど、絵葉書を買うことが出来ました♪赤い部屋って落ち着かなさそうだけど、マティスが描くと何故かいいんですよね。不思議。で、で、忘れていたんですが、ミュージアムショップに弱いんです・私・・。ついつい色んなものを買いたくなってしまう。今回2500円の図録は堪えたのですが、創元社の「知の再発見 マティス」1500円と、視覚デザイン研究所編「思い出の残しかた カバンに色えんぴつ」1400円を買ってしまいました。(後者は旅の絵支度って感じです。色鉛筆持って旅立ちたくなります♪)そして絵葉書450円…。入場料1300円、電車代1220円…&バス代。主婦の出費としてはかなりですよね。そうそう昼食代約1000円もあった。あはは~~。でも元気を貰ってきたんだもん。また頑張って録り返そうっと。今の地に引っ越して来て、都心に近くなったので、これからどんどん美術館を見に行きたいです♪☆★☆(午前中の日記)気を取り直して・・・、今日は美術展に行って来ようと思います。くま子さん、りこさん、Ninjacatさん、あたたかい書き込み有難う!ネットには、いいこともたくさんあるので、元気に続けたいと思います。帰ってからまた書きますね!
2004.11.24
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今日は娘が留守の午前中(ここが肝心!)に、大きな画材やさんに行って来ました。ここはあらゆる種類の画材や工芸材料がたんまりあって、いつも、うっとりしてしまいます。文房具類も色々揃ってる~♪私は画材や文房具が大好きです。こういうところでは何時間でも過ごせます。お金があればいくらでも使えます(自信満々)。お目目キラキラでらぶらぶ~って感じなんですが、今回の目的は、あくまで、近所の芸術系大学の体験講座で作った作品を、展示用に額装するためです。時間もないので、あえて回りは見ず(苦しい)、奥の方の額コーナーへまっしぐら。額も素敵なものがたくさんあります。壁に釘が打てれば、色々飾りたいな。(でも借り物の家だしな~~)イザ自分の作品を・・・となると、サイズの関係もあって、なかなか難しい。結局一番近いサイズの木枠の額と、マットを組み合わせてもらって、ととのえて頂くことにしました。額に入れると何だか立派になる気がします。展示会ではいろんな人の目に触れるんだなぁ。と思うとかなり恥ずかしいですが、いい体験??この体験講座は作品を作るだけじゃなく、お互いに講評をして、感じたことを言葉にしたり、こうして展示会のための準備をしたり、芸術にまつわる活動を総合的に体験させてくれるので、すごくいい経験だと思います。私もこれから後生大事にしまってある、大きな木箱入りのパステルや90色の色鉛筆や、スイス製の水彩色鉛筆などを出してきて、色んなものを描いてみたいなぁ。今度はゆっくり来ることにしよう。(もちろん一人で!)◆77777が!当分先と思っていたのに、「うたばん」のあまりの暴挙のせいで、(ゴールデンタイムにあからさまな全編再放送)ヨンハネタを書いちゃったものだから、あっという間に77777アクセスが過ぎてしまった。本日0:44のことでした。ちなみに、踏まれたのはゲスト様でした・・・。何かしようと思ってたのに・・・。残念。ホット・チリ・ペーパーVol.24注文してしまいました。満足!の内容だという噂を聞いたので…。ネットで雑誌を頼むのは初めての体験です。ホントに来るかしら?在庫切れじゃないのかな?
2004.09.03
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2日ほどPCとご無沙汰でした。近所の大学の美術系学科で、夏休みの体験講座が開かれていて、息子と一緒に、お付きの保護者として2日間参加して来ました。お付きの保護者も制作があって(少し小さいけど)、子供たちとは別室で密度の濃~~い時間を過ごして来ました。絵を描くという類の作業は、ホントに無心になれていいですね。こういう時間は子供を持ってからすごく貴重な時間になりました。でも、ようやく下の子も幼稚園に入ったので、これからは絵も描きたいな・・・と心が熱くなりました。旅行中は時々鉛筆書きで小さなスケッチをしました。(0.9ミリ芯の2Bくらいのシャープペンが便利でした)何もかも忘れて、対象を見、紙に鉛筆を走らせていると、大体描きあがる頃には、旅のさまざまなストレスが、ウソのように消えていた気がします。絵を見ることにも同じような作用があって、美術館で心を空にして、作品とひたすら向き合って、見終わって出てくると、疲れていた心が和らいで、静かな幸福感で満たされていた、・・・という経験がよくありました。どこの街に行っても、美術館は気になる存在でしたし、出来るだけ訪れるようにしていました。それに較べて、日本に戻ってからは、いや、子供が生まれてからかな?日常生活の中ではあまり美術館へ行けなくなりました。本来なら、日常にこそ、子育ての時こそ、感性を豊かに働かせる機会を持つべきだと思うのですが、実際はなかなか事情が許しませんでした。4月に引っ越して、色んな美術館へも日帰りで行ける距離になったので、涼しくなったらあちこち出かけてみよう!小さなスケッチブックに、いろいろ描いてみよう!・・・なんて思うとわくわくしてしまう私なのでした。
2004.08.05
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