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大阪市内のオリックス劇場の近く。人気の中国料理店・空心の2階にお茶と料理を楽しめるお店があります。こちらの茶酔楼 時ノ葉さんは、1階にある空心の右側の階段を上っていきます。登り切った左側にある、こちらの重厚感ある扉を開けるとシノワな空間に。こちらは夜は下の空心から料理を取り寄せることも出来るスペースになるそうですが、昼はランチメニューがあり、ランチの時間以後には点心とアフタヌーンティーを楽しむコースなどもあります。下の空心はいつも行列の人気店ですが、こちらは比較的空いているようです。ランチのメニューはこんな感じ。お茶付きの飲茶コース?とも思ったのですが、ここは素直に普通のランチで。別途、お茶のメニューを持ってきて貰い、単品でお茶を注文しました。#無料で出されるジャスミン茶はあまり好みではありませんでしたw茶譜を見せていただくと、60種類ぐらいあるでしょうか。紅茶、白茶、緑茶、台湾茶、大陸の烏龍茶、黒茶となかなか豊富なラインナップ。特筆すべきは台湾茶と大陸の烏龍茶でしょうか。台湾茶は16種類あり、凍頂や阿里山という定番はもちろん、廬山や蜜香紅茶、大禹嶺!も置いてます。大陸烏龍茶も10種あり、岩茶の四大名叢に鉄観音の陳年となかなか面白い感じです。お値段は800円~の設定で、一番多いのは900円ぐらい。中には1500円を超えてくるものも。人気の中国料理店でも、お茶については無頓着なお店って結構多いです。「なんでこの料理に、このランクのお茶なの?」と思うこともしばしば。フレンチとかなら、相応のレストランには相応のワインリストがあるんですけどね。その点、ここの品揃えや価格設定は、かなり期待値が高いです(^^)予想以上にお茶があって悩みましたが、台湾茶から摩天嶺にしてみました。お茶はランチ時だからか、お店の方が淹れて、茶海代わりのガラス急須に入れて提供してくれました。清香タイプかなーと思っていましたが、焙煎の効いた、少し陳年?なタイプのお茶でした。なかなか厚みがあって、深みのある美味しいお茶だと思います。余韻が長い~(^^)そうこうしているうちに、ランチのメニューが。まずは点心。きちんと作られております。シュウマイの方には特製の山椒を付けて食べます。これが美味しい♪続いてメインの海南鶏飯。こちら、鶏にかける四川よだれ醤がとても美味しいですね~(^^)もちろんライスも鶏も美味しくて、ボリュームもたっぷり。さらにはデザートの杏仁豆腐もついてきます。料理はどれも美味しくて、これでランチ1000円なら安いですね(^^)※お茶は別料金。摩天嶺900円。「美味しい料理を食べながら、ちゃんとしたお茶を出してくれるところ無い?」というニーズにはピタッと応えてくれそうなお店です。アフタヌーンティープレートも気になるところですが、この分だと、なかなか楽しめるのではないでしょうか☆茶酔楼 時ノ葉住所:大阪市西区新町1-21-2 第三中村興産ビル2F 電話:06-6532-6001営業:ランチ&ティー11:30~17:00(土日祝12:00~16:00) ディナー18:00~23:00定休:月曜日http://kuushin.com/ ※空心さんのページです。中国茶情報局の紹介ページ日本全国茶館・茶荘巡り一覧にほんブログ村ちゃんとしたお茶のある中国料理店♪
2015.05.23
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大阪の上本町。通りに面したレトロなビルの3階に怪しい(←褒めてます)台湾茶屋さんがあります。台湾茶 深泉(しんせん)さんです。こちらは台湾華僑のオーナーさんがやっているお店です。台湾一の茶処である南投縣の草屯出身の方なので、烏龍茶は日頃から飲んでいるもの。そうした台湾の烏龍茶を飲ませるお店としてオープンされたそうです。2014年5月にオープンし、当時からTwitterやFacebookで存在は知っていたのですが、お店のシステムがよく分からない?感じだったので突撃してきました。こちらのお店は、全てのお茶をオーナーさんが一煎一煎淹れてくれます。そうしたスタイルゆえ基本的には1組しか接客できないことから、お店とサロンの中間・・・といった感じだと思います。なので、訪問される際は予約がベターかな、と思います。Facebook、Twitterなどでも連絡が取れるので、お問い合わせもしやすいのではないかと。Facebook:https://www.facebook.com/ShinsenTaiwanTwitter:@VINCENT11071961茶譜といった感じのものは無く、基本的にはオーナーさんにお任せスタイルです。お店の入口にあったメニューを撮影してきました。お茶+お茶請けのコース料金になっています。お茶の種類やお菓子を増やしたり、あるいはオーナーさんが作る本場の魯肉飯とか麺線といった小吃も対応可能だそうです。このへんは予約の時に、相談して見積もってもらうことになるでしょう。個人的には、お茶は2種類は飲んで欲しいかなー、と思います。私の場合は、せっかくなのでお茶を3種類+お茶請け2種という感じで2500円のコースにしていただきました。お茶は、シーズンの都度、オーナーさんが出かけていって、自分が「美味しい」と思ったお茶だけを仕入れてくるそうです。茶商の仕入れとはまた違った、”烏龍茶愛飲者の面白いと思ったお茶”を紹介してくれるお店ですね。今回飲ませていただいたラインナップは、こんな感じ。まずは文山包種茶。最近は軽快な発酵のものが目立ちますが、こちらは少し発酵をしっかりと行った、香りに変化のある、厚みを感じるお茶ですね。南投の方は、「文山は軽すぎて、美味くない」という方も結構多いのですが、そういう方にも「これは美味い」と言わせるお茶なんじゃ無いかと思いました。続いて、日月潭紅茶。これがおそらく今の深泉さんの看板茶ですね。迷ったらこれです。紅茶なんですが、香りがトロピカルフルーツのようなフルーティーさがあります。そして、甘い。喩えるならマンゴーのフレーバーティーのような香りの豊かさなんですが、全て茶葉由来の香りだという。これこそ、百聞は一飲にしかずなので、是非飲んで頂きたいお茶だな、と思いました。一緒に出てきたマンゴー以上のインパクトがありました(笑)続いて、金萱茶。金萱なんですが、いわゆる乳香は控えめで軽快な印象もあまりなく、むしろどっしりとした青心烏龍のようなイメージのお茶です。烏龍っぽい金萱、通の人には大変な褒め言葉ですが、そんなお茶でした。お茶請けには、胡麻と花生(ピーナッツ)の湯圓が。台湾スイーツな感じです(^^)↑写真撮り忘れたwちなみにオーナーさんのお茶の淹れ方なんですが、茶葉をがっつり入れる台湾スタイルです。おそらく茶葉は10g以上?ドサッと入れるので、原価はかなり掛かりそうですね(^^;)最近、日本の台湾茶席などでは、茶葉の量を少なく、薄く淹れるスタイルが流行っています。が、それだと台湾の茶農家さんなどが考える、お茶本来の良さが出てこないことも多いのです。なので、こういう現地スタイルで飲ませてもらえるのは貴重ではないか、と思います。このような3種類のお茶をゆっくり飲ませてもらいながら、お菓子をつまみ、オーナーさんと台湾話だったり、お茶談義をしていく、という感じです。1時間半~2時間ぐらいが、あっという間に経ちますね。お友達同士で来ても楽しいと思います。なお、中国語の勉強をしたい方は、接客を全部中国語でやってもらうのも可能だそうです。現地に行く前の予行演習にもなりそうですね~。このほか、台湾コーヒーを飲む会などのイベントもやっているそうなので、FacebookやTwitterは要チェックですね!台湾茶を軸に台湾好きの方が集うようなサロン、そんな感じのお店なのではないかと思います。建物はちょっと怪しい?感じですが、台湾好きの方は行って損の無いお店ではないかと(^^)※ビルの入口はこんな感じです。レトロ感満載のビルです。内部は古い学校か病院のようなイメージですwこちらの3階にあるので、頑張って階段を上りましょう~台湾茶 深泉(しんせん)住所:大阪市天王寺区上本町6-8-9電話:050-5580-3966営業:15:00~19:00定休:水曜https://www.facebook.com/ShinsenTaiwan中国茶情報局の紹介ページ日本全国茶館・茶荘巡り一覧にほんブログ村台湾好きの方にオススメ!
2015.05.21
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南海の堺東駅とJR堺市駅のちょうど中間ぐらいの住宅街。三国ヶ丘小学校の近くに中国茶と焼き菓子のお店があります。こちらの琥珀茶菓(こはくちゃか)は、パティシエールさんがオーナーを務めるお店。大阪市内の有名パティスリーで修行後、こちらのお店を立ち上げたそうです。洋菓子畑の方が紅茶やコーヒーではなく、なぜ中国茶?と思いますよね。オーナーさんは、上海への留学経験があり、その時以来の中国茶のファンなのだそうです。お店では、店内で焼かれたお菓子(主に焼き菓子)と中国茶の販売と喫茶をしています。喫茶は、3テーブル10席ほどのイートインスペースで、お菓子と中国茶をともに楽しむことができます。店舗の前面がガラス張りのお店の佇まいから、オーナーさんの雰囲気そのままの”可愛らしいお菓子屋さん”という印象を持ってしまいがちなのですが、侮ってはいけません。お店の看板には「中国茶&焼き菓子」と「中国茶」が前に書いてあるように、お茶へのこだわりがなかなか硬派なのです(^^)今回は喫茶でお邪魔しました。茶譜を見せていただくと、二十数種類のお茶が並んでいます。毎シーズン、上海の茶葉市場にオーナーさんが仕入れに行っているそうです。ちゃんと正規の輸入手続きを踏んでいるので、そのへんも安心できるのではないかと。日本で一般に「中国茶」というと烏龍茶のイメージが強いですし、おそらく愛好者が多いのは烏龍茶でしょう。が、こちらのお店は紅茶、花茶、黒茶、白茶が中心です。このへんのお茶を敢えて選んでくるところは好感を持ちますね。お菓子に合わせるのであれば、紅茶や黒茶ってのは、烏龍茶以上にマッチしますから。ラインナップは、仕入れの都度変わるようですが、紅茶では話題の妃子笑、金駿眉などがあったり、黒茶はプーアル茶の生茶、熟茶だけでなく、茯磚茶などもありました。このへんから見ても「お菓子屋さんが中国茶をちょっと置いている」というレベルでは無いことが感じられます。少し悩みまして陳年プーアルを注文しました。お茶はこのようにオーナーさんが一煎一煎、淹れてくれます。茶海のお茶が無くなったタイミングでススッと現れて、お茶を淹れてくれました。オーナーさんの接客も丁寧なので、”美味しい中国茶は楽しんでみたいんだけど、自分で淹れるのはちょっと不安で・・・”という方でも安心して、中国茶に挑戦できそうです(^^)#私のような”大茶飲み”が来ると、申し訳ない感じですが(^^;)肝心のお茶の品質ですが、なかなかのクオリティだと思います。陳年プーアル茶に関していえば、甘みを感じるような丸さもありながらも、雑味などが本当に少ないタイプです。プーアル茶初心者の方でも飲みつけている人でも納得のお茶ではないかと。なんとなく感じるのは、上のランクの美味しいお茶を知っている人が選びそうなお茶だな、ということですね。良いお茶に共通するような透明感を大事にしたお茶選びをされているんじゃないのかな、と。それからお茶請け。店内で販売しているお菓子は、イートインとして食べていくことが出来ます。気になったお菓子をテーブルに持って行くと、こんな感じでお皿に載せて提供してくれました。左側の小さいものは塩クルミ。甘さは控えめで、程良く水分が取られる系のお菓子なので、お茶がどんどん進みます。まさにお茶請けの鑑(^^)右側の大きめのものは、五香杏仁。中華風な焼き菓子です。食べてみたら、様々なナッツが詰まっていてお得な感じがします。さらに、ほんのりと五香粉の香りがあって、これは新しいですね~。お菓子には、甘さ控えめのものとガッツリ甘いのがあります。このお菓子は甘いですよ~、と説明もしてくれるので、お茶に合わせたお菓子選びも楽しいのではないかと。このほか、夏期限定でアイスクリームもあるそうです。夏場はアイスクリームを食べながら、熱いお茶も楽しむってのも、なかなか良さそうです。こちら、予算に応じてお菓子の詰め合わせなども作ってもらえます。個人的には、お茶会やお茶好きさん宅への手土産としても最適じゃないかと。茶葉もクオリティがなかなか高いので、セットで持って行けば、お茶好きさんにも満足いただけると思います☆琥珀茶菓(こはくちゃか)住所:大阪府堺市堺区中三国ヶ丘町5丁2-1電話:072-267-4855営業:10:00~18:30定休:火曜日、第1・3水曜日http://kohachaka.exblog.jp/中国茶情報局の紹介ページ日本全国茶館・茶荘巡り一覧にほんブログ村お茶もお菓子も本格派(^^)
2015.05.20
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お茶好きの方ならば、「自分の好きなお茶の産地に足を運んでみたい!」と思う方も多いのではないでしょうか。とはいえ、行こうと思っても、現実問題を考えると難しいこともたくさんあります。まず、茶産地って大体、山奥にあるんですよね。茶産地の中心となる場所までは公共の交通機関で行けたとしても、そこから茶畑やお茶の工場にたどり着けるかどうか・・・しかも、茶畑や茶工場へたどり着いたとしても、そこは個人の方の持ち物なので、おいそれと入るわけには行きません。交渉する必要がありますが、いきなり訪問しても歓迎されるとは限りません。買い付けをする業者さんだったら、商売になるので接待してくれるかもしれませんが・・・「言葉も分からないし、やっぱりコネがないと個人では無理かな・・・」と思っている方も多いのではないかと。#バイクを借りて、走り回ってる方も時々いますが・・・w私、個人的には、いろんなところで開催されている研修旅行に参加することをお勧めしています。事前に打ち合わせも済んでいるので、受け入れ側も安心ですし、参加側も移動の足や言葉の問題もクリアできます。そんなツアーの中で、ご紹介したいものが1つあります。台湾の高山茶の中でも、ハイエンドとして君臨しております梨山に行くツアーです。7月28日出発・8月1日帰着の4泊5日です。しかも、ただ行くだけでは無く、烏龍茶の製茶ができるというものです。ちょっと画期的すぎるんですが、あまりにも知られていないみたいなので、宣伝します(笑)↑ここ↑ に行きます<梨山は行くのが大変ですが・・・>梨山茶区には、大禹嶺、福寿山といった超ブランドネームな産地が揃っています。ゆえに台湾茶ファンの方の中には、「行ってみたい!」と思う方も多いと思います。しかし、梨山は台湾の中央山脈のど真ん中。最寄りとされる台中からでも、クネクネの山道をバスでひた走り、6時間ほどかかります。しかもバス便は1日に1本とかなので、訪問スケジュールを組むのが結構大変なんですね。私も梨山へは2006年に突撃しました。街には何とか行けましたが、足がありません。結局、福寿山農場の茶畑をチラッと見て、お茶屋さんで茶葉を買って帰るのみで撤収しました。現地の足が無いとどうにもならないんです。なので、「梨山は、個人で行くのはハードル高いなー」ということを、身に染みて実感しております。ところが、ツアーならこの点は完璧にクリアできます。しかも、前日は礁渓温泉泊。梨山へのアクセス路としては最も道の良いルートなので、4時間ほどで梨山に着いちゃいます。見知らぬ人ばかりのバスではないので、安心して眠れますしね。<受け入れ先がステキ>この旅行の受け入れ先ですが、梨山の華崗地区(標高2500m)に工場を持っている華剛茶業さんです。こちらの五代目のJohnnyは昨年、東京で講演をしています。http://plaza.rakuten.co.jp/arukichi/diary/201403230000/畑の管理という点から始まる、非常に実直なお茶づくりの話を整理して話していました。彼と彼の会社の茶師さんたちが製茶指導をしてくれるので、かなりお茶への理解も進むのではないかと。同じ製茶体験でも、作業の意味をきちんと説明してくれるのとくれないのでは、全然理解の度合いが違いますからね。今回は1人当たり約1kgのお茶を持ち帰ることができるようにしてくれています。梨山茶を1kgを市価で計算すると・・・んー、かなり贅沢ですね(^^)また、彼の会社が管理している畑は梨山茶区の中に広く分布しています。天候・道路事情と時間が許す限り、あちこちの茶園を見学することもできると思います。茶園が1カ所しかないという農家さんではないので、そこも魅力です。<製茶以外の時間もお茶巡り>このツアー、お茶が目的のオリジナルツアーなので、いわゆる観光スポット巡りがありません。初日は台北の永康街に立ち寄りますが、これも台湾の茶人な世界を垣間見るお店巡りのためですし、最終日は鶯歌に行きます。もちろん、時間の許す限り、お買い物も自由にできます。台北で半日の自由行動もあるので、お茶屋さんや茶芸館巡りもできるでしょう。お茶に関係の無い項目は、最終日にちょこっと民芸品店に寄るぐらいです。#これを外すと大分高くなるそうで、やむを得ません・・・台湾滞在の時間をフルに使えるかと思います。<私も行きます~>このように力説できるのは・・・私もこの旅行に行くからですw「台北の自由時間で行くお店の心当たりが無い」とか「鶯歌の茶器屋さんはどこが良いの?」などはアドバイスしますし、状況によっては同行いたします。Johnnyとも色々話をしているので、意思疎通のお手伝いも多少はできると思います。<強行日程ですが、梨山行きは稀少>到着翌日に梨山へ行き、工場で仮眠を取りながら夜通し製茶して、台北に戻ってくるという少し強行日程ではあります。が、梨山行きのツアーというのは、企画自体があまり無いので、かなり貴重ではないかと思います。日程が調整つきそうな方は、是非この機会に。なお、このツアーはNPO法人中国茶文化協会が企画し、旅行実施はHISとなります。詳細については、こちらのページにある旅行募集書面を確認してみて下さい。締切は5月22日迄になっていますが、催行は現時点でほぼ決定しています。もし日程調整に時間がかかるようでしたら、HISさんに相談してみて下さい。行ける方、是非一緒に行きましょう~(^^)にほんブログ村梨山好きの方は、お見逃し無く~
2015.05.15
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お茶は、比較的良いイメージがあるからなのか、これを悪どい商売に使う輩がおります。宗教、スピ系の勧誘だったり、中国ではお茶を使ったマルチ商法なども出てきております。お茶そのものを純粋に楽しむのでは無く、お茶を利用してどうこうしようという人たちは、本当に死ねばいいのに、と思います(過激な発言ですみません)。何故こんな話をしたかというと・・・ネットの検索サイトに「上海 中国茶」と入れてみて下さい。教室、店、お土産、おすすめ・・・というキーワードに混じって、「詐欺」というのが出て来ると思います。これ、本当に多いらしいんです。ネットを検索すると、被害にあった方の体験談などが載っていますが、手口を簡単にご紹介すると、1.街頭で声をかけて、仲良くなる(主に英語らしいです)。2.「茶館で茶芸を見せてもらうんだけど、あなたも行かないか?」と言葉巧みに誘う。3.流暢にお茶の説明をし出す。4.折角だから一緒にお茶を買おうという流れになる。5.お会計で数万円の金額を請求される・・・というものです。これが悪質なのは、数万円のお茶っていうのは実際にあるんですよ。例えば、最高級の西湖龍井。1斤4000元(500gで約8万円)ぐらいのものは、普通です。それを知っていると、やっぱりお茶は高いからなー、と納得して支払ってしまう方もいるんです。でも、こうしたお茶は、自分から求めていってやっと手に入る感じのものです。見知らぬ人に連れて行かれた場合、まずそれは嘘だと思った方が良いです。・・・というか、ついて行っちゃダメ!です。さて、私が何故こんなに力説するかというと、私も声をかけられたからです。その手口をご紹介したいと思います。#こんなヒトバシラーは好んでしませんw滞在最終日の日曜日のことです。天山茶城で最後のお買い物を終えた、あるきち。飛行機まで、まだちょっと時間がありました。とはいえ、人民元はほぼ使い切って、あとは昼食代ぐらいです。前日に南翔饅頭店の支店で小籠包を堪能したのですが、これがやはり美味しかったんですね。時間もあるし、折角だから、本店の行列に一度は並んで買ってみよう!と思い立ちました。#今までズルして2階で食べてたのでwで、地下鉄に乗って、豫園へ。豫園駅を降りると、そこは人でごった返しておりました。駅の出口を出て、横断歩道を渡りました。えーっと、ここからどういう道順だったかな、と考えながらスタスタと人の流れについて歩いていると、後ろから声をかけられました。中国語だったと思いますが、英語だったかもしれません。無視してスタスタ歩いていたのですが、それでも追いすがってくる感じなので、振り返ってみると、20代半ばぐらいの若いカップルの姿が。スマートフォンを見せて、これで写真を撮って欲しい、と言われました。このときは中国茶詐欺の一派だとは思わず、ああ、それぐらいなら良いよ、と引き受けてしまいました。で、豫園駅を出たところの交差点をバックに写真をパシャリと。特に何か雰囲気のある建物の前というわけでもなくて、「何でこんなとこで記念写真?」と不思議だったんです。さらに写真を撮る時のリアクションが、向こうから「いー、あーる、さん!」と掛け声をかけるなど、ノリノリな変なテンションだったんですね。・・・こういう変にノリの良い中国人は、個人的な経験上、怪しさ満点です。そこで、「ああ、こいつらには関わらない方が良い」という勘が働きました。何よりも、「早く行列に並んで、小籠包を食べなければ行けないのだ。邪魔すんな」という、食い気が勝っておりました。なので、「あなたの写真も撮ってあげよう」「どこの国の人ですか」という英語の質問をガン無視して、「じゃーねー」と手を振って、さっさとその場を離れました。中国の道端で声をかけられた見知らぬ人間に「私は日本人です」なんて言いふらして歩く気もないですし。・・・と、実はこれだけだったのですが、「ひょっとして、あれは噂の中国茶詐欺だったんじゃ?」と気づいたのは、小籠包を買って、食べ終わった後です。食い気が知らず知らずのうちに詐欺を撃退したわけですwこの経験だけでも、この詐欺集団は非常に組織的な犯行だと感じました。まず、声をかけてくる人の身なりが、割ときちんとしているんですね。大学などできちんと教育を受けた感じの、しっかりとした若者が声をかけてきます。これで油断をする人もいるんじゃないかと。あと、騙してやろう感が、あんまり感じられないんです。おそらく、「君たちがやっているのは詐欺では無く、中国と中国の茶文化を海外の観光客に教えてあげるガイドで、その報酬がお茶の代金なのだ」とか、教育をされてんじゃないの、と思いました。こういう目的意識を受け付けられると、本人は悪いことをしているつもりじゃないので、なおさらタチが悪いという。最初に「写真を撮って欲しい」というお願いをしてくるあたりも巧みです。声をかけられた方は「何かをしてあげた」気になりますから、何かをお返しにしてもらうのは、当然なのかな?という気になっちゃうんですね。で、写真を撮ってもらっちゃったりすると、精神的な貸し借りを1回したことになるので、次からの会話などが断りにくくなるわけです。心理学的にも良く出来たシナリオだと思います。そもそも冷静に考えてみれば、道端で声をかけられた人とお友達になって、どこかのお店に買いに行く・・・ってのは、日本にいるときでもやりませんよね?でも、旅先だと、そういうことをしちゃう人も多い・・・もし声をかけられても、絶対について行かないようにしましょう。引っかかる人がいなくなって、商売にならなくなれば、こういう詐欺は無くなるので。とにかく引っかからないことが大事です!にほんブログ村さすがについて行くヒトバシラーはやりませんw
2015.05.14
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お茶ペットボトルウォッチャーのあるきち、上海でも色々探しましたよ!というわけで、上海で見つけたお茶ペットボトルのレポなどを。まずはコンビニで見つけた、こちらの商品。大手食品メーカー・康師傳の製品です。「庄」というのは簡体字なので、製品名は「本味茶荘」となります。それの龍井緑茶と鉄観音茶です。”原味重視”、つまり、茶葉本来の味を重視してますよ、と書いてあります。が、左下には”調味茶飲品”つまり「調味茶飲料」と書いてあります。本来の味を再現しようとした、調味茶ということですか。ややこしいですねwまずは龍井緑茶を飲んでみました。蓋を開けた瞬間から、かなり強い香りがしますね。お茶の味自体は渋みもほとんど無い、釜炒りな感じのお茶でなかなかイケるんですが、香りが・・・よく知ってる香りに、物凄く似てたんですね。 これ ↓我が家で使っている食器用洗剤と同じ香りでしたwどうもお茶というより、食器用洗剤を飲んでいる気分になってしまい、飲み切るのはかなりキツかったです(爆)香料ってのは難しいですねぇ(^^;)続いて、鉄観音茶を。こちらも香りは強めではありましたが、割と自然な感じでした。火入れが入っていない、青い鉄観音の香りが強調されているので、この手の鉄観音を飲んだことがある人は、「ああっ、鉄観音!」と分かると思います。個人的に、面白いなと思ったのが味の方です。日本人が烏龍茶の味に抱きがちな、苦みや渋みが全然無いんですよね。むしろ甘い水みたいな感じで、ああやっぱり(緑茶文化圏の)中国人ってのは、お茶に苦みや渋みを求めない人たちなんだなー、と。日本人の場合は、お茶とは、苦みと渋みと甘みに旨みが渾然一体となった味わいを評して美味い、と言うわけですが、中国人は違うんですよね。彼らが認めないお茶に対して、よく使われる表現に”苦渋(くーすー)”というのがあります。読んで字のごとしで、苦くて渋いのはお茶的にはアウトだ、と。彼らにとっては、お茶は甘くて美味くて、香りがあるのが最高なんですね。 調味茶であるだけに、そういう自分たち好みのお茶を作ると、こうなるんだー、と妙に感心しました。#個人的には、何か締まりが無い感じで、物足りなかったですけどw続いて、見覚えある感じのデザインのファミリーマートPB商品。鉄観音茶とプーアル茶ですね。こちらの味を見てみますと、まったく日本と同じような傾向の味で、これはこれで驚きですねw鉄観音は火入れの入った、いわゆる日本人がイメージする鉄観音の味です。程良い渋みも苦みもあって、日本人的にはオーケーですが、地元の人にはどうなんだろうか?と思いました。プーアル茶も同じように少し渋みや苦みを残した感じの仕上げになっています。食後にはこの方が良いと思うんだけど、やっぱりこれは中国人に受けるんだろうか?というのが気になりましたね。この2ブランドは、中国人と日本人がお茶に対して持つイメージを代表している感じで興味深かったですね。最後に、浦東空港のラウンジに置いてあった、こちらのペットボトル。無糖大紅袍飲料だそうです。天喔集団という食品メーカーの製品です。こういうのは面白いですねw日本では大紅袍というと、四大名叢だとか伝説だとかで、変に神秘がかった感じで捉えられがちです。が、向こうでは武夷岩茶の代名詞ぐらいのイメージなので、閩北系の火入れ強い烏龍、ぐらいの意味で使っていると思います。飲んでみると、特に香りも感じないですし、ザラッとした渋みもあるし、粉っぽい印象・・・原材料表記を見てみると、大紅袍の茶葉では無く、茶粉を原料に作っているようです。・・・なるほど、納得(^^;)「サントリーの烏龍茶は、なんてレベルが高いんだ!」と実感するには最高の烏龍茶飲料でしたw今回はこの3ブランドだけでしたが、ペットボトル茶を1つとっても、中国と日本のお茶に対するイメージの違いってのは見えてきますね。なかなか面白いです(^^)にほんブログ村ペットボトルも今や茶文化!
2015.05.11
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上海では叙友茶荘にも行ってきました。こちらは、淮海店。地下鉄の黄陂南路駅の1号出口を出て、淮海中路を西に進み、高架道のある重慶南路を渡って、さらに7,8分ほど歩いたところにあります。淮海中路思南路のバス停の目の前です。お店は非常に綺麗です。棚にはパッケージに入ったお茶が並んでいますが、茶葉がズラッと並んだショーケースも健在です。こちらに書かれている値段は、1両(50g)の価格です。1両単位でも問題無く販売してくれるので、少しずつ色々なお茶を買うのには好都合なお店だと思います。ただし、昔の国営企業を思わせるような接客は相変わらずです。お店に入っても、いらっしゃいませの声は掛かりませんし、こちらから用を言わないと、一切無視されます。小売りの叙友茶荘よりも、卸の茶城の方が、よほど接客が良いんじゃないかという・・・(^^;)もっとも50gでも(面倒臭そうな顔はしますが)問題無く売ってもらえるので、その点では重宝しますね。接客はさておき、お茶に関しては、きちんとした品質のものを置いていると思います。#緑茶しか買ったことが無いので、烏龍茶や紅茶は分かりませんが。今回、何種類か購入してみましたが、どれも、そのお茶らしい特徴がきちんと表現されたお茶でした。手早く、色々な種類のお茶を少しずつ買うのであれば良いお店ではないかと(勉強用とか)。もっとも、小売りなので、茶城と比べると少しお値段は張りますね。茶城だと同じお値段で1ランク上のものが買えると思いますし、試飲もできるので、量を買う(1種類あたり半斤以上?)なら茶城をお勧めします。コンビニとスーパーのような関係と言えるかもしれません。ちなみに、叙友茶荘に来た主な目的は、こちらのお茶を購入することでした。「私房茶」という名前で売り出されているお茶です。残念ながら新茶は5月の発売だそうで、昨年のお茶を購入してきました。このお茶の発売当時、”ハウスブレンド”と翻訳して、中国茶情報局の記事でご紹介したのですが、どんなものなんだろうか、と思ってたんですよね。工藤先生もコラムで書いておられたので、一部では知られるお茶になりました。このお茶は、2種類のお茶をブレンドしたもので、お値段の割には美味しい、というのが売りだそうです。2種類がブレンドされているというのは、茶葉を見てみると一目瞭然です。安吉白茶?のような白茶種を使った細長いお茶と、少し丸まった火入れをかけた感じのお茶が見えます。このブレンドをすることによって、上のランクの味わいになる、ということのようです。実際に飲んでみると、旨みのある清らかなお茶に、香りのアクセントが入っていて、奥行きのある味に仕上がっていました。新茶では無いものの、それを差し引いても、「なるほど、確かに美味しい」と思います。ただ、缶入りとはいえ、3g入りのパックが20個(計60g)で128元というのは、あまりお安くはないような・・・(^^;)1斤1000元(100g4000円)クラスのお茶ですから、ちょっと悩ましいところです。#当時と比べると、円安が痛い・・・安心して買える、この店ならではのお茶という意味では良いと思うんですけどね。叙友茶荘 淮海店住所:上海市淮海中路605号交通:地下鉄1号線 黄陂南路駅から徒歩10分にほんブログ村使い方によっては良いお店です
2015.05.08
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今回の上海茶城巡りですが、事前に茶城のリストアップを行いました。全国茶館巡りでもそうなんですが、この手の”巡り”企画で何が大変かというと、リストアップなんですよね。どこに茶城があるのかを一覧にしているような公的団体や機関などは無いので、中国のサイトをウロウロと。中にはリストを作ってくれているネットユーザーさんが居るのですが、それを参考にしても、同じ茶城が2回載ってたり、既に無い茶城が掲載されていたり。ある程度精査したのが上記のリスト。これに付け加えて、開業年、区画数(規模)、最寄り駅とそこからの時間、公式サイトがあればそのURLなどの情報を引っ張りました。結局、それを分析したところ、大規模な茶城というのは、これまで掲載した茶城と九星茶葉市場ぐらいなんですよね(^^;)#九星茶葉市場は以前行ってます。一応、それ以外の茶城にも足を運びましたので、他の茶城の雰囲気を少しご紹介。<武夷茶城>ここはご存じ、天山茶城の向かいの茶城ですね。経営母体が違うので、別の茶城として採りあげております。お向かいの天山茶城とは違い、こちらはお店からやる気が漂ってこない?、非常に良くあるタイプの茶城です。地元のローカルなお客さん相手に商売をやっている感じですね。お店の数は50軒弱といった感じです。<天乙茶城>ホテルから徒歩圏内にあったので徐匯区の住宅街にあるローカルな茶城に行ってみました。建物は新しくて、中が吹き抜けになっています。イメージはニュータウンとか公団の開発した団地とかによくある、色々なお店の入ったショッピングビル的な様相ですね。1階がお茶と茶器屋さんで、2階は工芸品を扱っているお店になっているようです。お茶屋さんは30軒ぐらいじゃないでしょうか。あまりお店が開いていなかったのですが、1階のお店はどこも地元のお客さん対象のお茶屋さん・・・という雰囲気です。各地にできている小規模な茶城は、どこもこのような感じなのかもしれません。わざわざ足を運ぶほどのことはないかなー、と思います。今回回りきれなかった中にも、多少規模の大きいものもあるようなので、もう少し情報を集めて、また別の機会に行ってみたいと思います。・・・ただ、よく知られている茶城だけで、十分じゃ無いかと思います(^^;)にほんブログ村一応、回ってみましたw
2015.05.07
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上海茶城めぐり、続きましてはこちらへ。2002年にオープンした、日本人にもお馴染みの天山茶城です。地下鉄で行こうとすると延安西路駅から徒歩15分ほどかかりますが、日本人の方が多く住んでいるエリアに近く、バスの便もあるので、身近な茶城なんだろうと思います。オープンから拡張を繰り返していて、現在では400弱の店舗区画があるそうです。運営している企業は新江湾茶城と同じ、福建系の大不同集団です。#大寧も福建系ですし、上海の市場は福建系が押さえてるなーという感じですね。設備的にはかなり古い感じですが、各店舗が比較的小売りに力を入れてきた面があるのか、観光客でも買いやすい雰囲気があります。茶城は基本的に卸を重視するので、斤単位の量り売りが基本です。しかし、ここでは綺麗な小袋に入った小分けパッケージを用意して、それを店頭に置いているところもあります。また、お店が積極的に呼び込みをしているのも特徴です。他の茶城では、お店を覗き込んでも、何のリアクションも無く、入店の機会を逃すことも多々あります。が、ここはお店の方と目が合ったりしたら、間違いなく声がかかります。これだけで入りやすさが全然違うと思います。また、各国の旅行客がよく訪れるそうなので、外国人慣れしています。中には日本語や韓国語、英語で呼び込みをするお店や、日本語の看板が出ている店まであります。他の茶城には、まず無い特徴ですね(^^;)天山茶城には滞在中、2度行きました。1回目は、あまり考えず、色々なお茶を扱っているお店にテキトーに入ってみました。テキトーに入ると、やはり結果もテキトーでして(笑)茶農家出身では無く、色々なところからお茶を引いてきている茶商だったようです。龍井茶がやっぱり売れ筋なのか、品揃えを多めにしていました。他のお茶は、1種類か2種類程度のロットを準備している、という感じのようです。龍井を薦められましたが、もう買った、というと、安吉白茶を薦めてきます。これまた買いました、というと今度は碧螺春を薦めてきます。これは自信がある、と。茶葉を見せて貰うと確かに良さそうなので、試飲しました。・・・おお、これはなかなか良い(^^)細かな芽を使っていましたが、しっかりした味わい。特に香りが素晴らしい感じです。お値段を聞いてみると、うーん、大体相場通りに良いお値段ですね(^^;)人民元の手持ちが少なかったので、少しだけ買おうとしたのですが、それだけしか買わないの?とかなり粘られます。まあ確かに良いお茶なので、押さえても損は無いか、ということでお財布に入っている人民元の分だけ購入。これでお財布はすっからかんに。1回目の訪問はこの店だけで終了となりました。量の追加要求には参りましたが、テキトーに入っても、相場通りのお値段を出すと、ちゃんとしたものが手に入るのは良心的だと思います。天山茶城は、おそらくどこへ入ってもこんな感じなのかも、と思います。普通に買うなら、この店じゃなきゃ絶対ダメ、は無いと思います。で、2回目は帰国前に立ち寄りました。安徽省系のお茶を購入していなかったので、それを探しに。2階のフロアを歩いていると、六安瓜片の大きな看板が目に入りました。私、六安瓜片、好きなんですよね。茶摘みの時期が少し遅いお茶なので、新茶があるかどうか・・・と、店頭の茶葉サンプルを見てみると、新茶を発見!しかし、お値段がかなり高め。50gで280元と書いてあります。うーん、さすがに1斤2800元は、ちょっとな・・・(^^;)と思っていると、お店の方が声をかけてきたので、六安瓜片の新茶はこれだけ?と聞いてみました。すると、もうちょっと安いのも来てるよ!と、お店の中から別のサンプルを持ってきてくれました。茶葉を見ると、なかなか良さそうな感じです。お値段を聞くと、ピンと来る感じの、程良い頃合いのお値段でした。試飲してみる?とのことだったので、試飲をさせて貰うことにしました。話をしてみると、安徽省出身の方が経営するお店で、安徽省のお茶なら、うちに任せて!とのこと。人柄的にも、大変実直で真面目に取り組んでいる感じの方でしたね。これは多分、当たり。と思っていたら、偶然にも、日本の有名な先生も通っているお店だったようです。・・・だんだん、茶城での鼻が利くようになってきました(笑) 飲ませて頂いたお茶は、久しぶりに美味しい六安瓜片を飲んだな~という大満足のお味。喜んで購入しました。今度来るときは、太平猴魁や祁門紅茶など、他の安徽省のお茶も飲ませていただこうかと。ちょっと通いたいお店でした。中にはこういう実力派のお茶屋さんも入っているので、一概に「観光客向けの茶城」とは括れませんね。この茶城だけでも探検のしがいがありそうです。天山茶城住所:上海市長寧区中山西路518号交通:地下鉄3号線・4号線 延安西路駅から徒歩15分にほんブログ村なかなか奥が深そう(^^)
2015.05.04
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上海茶城めぐり、続いては市内中心部にある茶城です。2009年10月にオープンした老西門古玩茶城です。その名の通り、地下鉄8号線・10号線の老西門駅の駅前にあります。上海に数ある茶城の中でも、公共交通からのアクセスの良さに関してはナンバーワンではないかと。お店の区画数は150ほどと大寧国際茶城や天山茶城に比べると約半分の規模です。上海市内中心部・黄浦区では唯一。都市型の茶城ということもあり、これまでの茶城とは一線を画した作りになっています。このような吹き抜けがあったりして、いわゆる茶葉の卸売市場というよりは、お茶のショッピングセンター的な要素も多分に含まれています。お茶に加えて、茶器の品揃えもそうですが、古玩(骨董)などの品揃えをしている店舗も。茶城のWebサイトが用意されているという点も、画期的です。http://www.laoximentea.com/お店も雑多な感じのする、いかにも問屋!という店というよりは、綺麗に整った店舗然としたところが多いのも特徴のように感じます。上海の茶城の歴史は、”茶農家の販売の場”として作られた1996年の大統路茶葉市場から始まっています。これまでは卸売機能を重視し、建物や設備も簡素なつくりで、出来るだけ安く農家に売場を提供することに特化してきた感じでした。売り手視点の設計といいますか。そうした茶城がどんどん出来、ある意味、卸売りは飽和状態となったところで、こうした新しいコンセプトの茶城に進化したのかな、と思います。より小売り重視、茶文化重視、という感じですね。買い手視点の設計に切り替わってきたのかな、と。上海の茶城の歴史を語る上では転換点の茶城ではないかと思います。お店はやや高級志向な感じのお店が多いですね。茶器などは、ちょっと高級感のある展示にしているお店も目立ちます。そして、なかなか”とんがった店”も出ております。私が個人的に注目したのは、こちらのお店。なんと蔵茶の専門店!上海でニーズがあるんでしょうか(^^;)お店は少ないですが、その分、個性的なお店も多そうなので、探索しがいのある茶城だと思います。店構えが立派すぎて気後れする面もあるかもしれませんが、馴染みのお店を作れれば、立地の良さもあり足繁く通えそうです。老西門古玩茶城住所:上海市黄浦区復興東路1121号交通:地下鉄8号線・10号線 老西門駅から徒歩1分Web:http://www.laoximentea.com/にほんブログ村立ち寄りやすい茶城ですね(^^)
2015.05.02
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<帝芙特国際茶文化広場>中山北路駅周辺の茶葉市場。最後に帝芙特国際茶文化広場です。中山北路を満堂春とは反対の西へ歩いて行き、共和新路との立体交差の角にあります。徒歩7分というところでしょうか。交通量が多い道路なので、道路の横断には注意しましょう。こちらは2008年5月の開業です。特徴としてはお茶だけでは無く、コーヒーやバー用品なども扱っている卸売市場という点ですね。なので、平面図にもその様子が現れています。もっとも、お茶がかなりのスペースを占めているんですが。あとは緑茶の扱いがほんのり多いように感じます。運営会社が浙江省系の企業ということもあるのかもしれません。こちらも基本は長屋タイプの建物の両側にお店が入っている感じです。中にはオープンエアになっているところもあります。そんな中の1軒に安吉白茶を専門で扱っているお店があったので、突撃してみました。私、茶葉市場では、基本的には専門を強く持っているお店に飛び込むタイプです。そういうお店は農家出身の店が多く、品質が確かでお値段も妥当な気がします。あ:安吉白茶の新茶はありますか~店:うちは全部、安吉白茶よ・・・あら(^^;)話を聞いてみると、旦那さんは安吉でお茶づくり。奥さんの方が上海で販売、という分担だそうです。これは当たりを引いたかもしれません(^^)安吉白茶は人気も実力も高いからか、それ一本でやっているお店が割と多いですね。ある意味、専門店に行けば、安心して買えるお茶です。先客のおじさんがいたのですが、6000元ぐらいの会計をしてました。日本円にして、約12万円。ギフト用の箱に入れてもらっていました。以前は、こういうお客さんがたくさんいて、お茶屋さんの経営を支えていたのですが、今はめっきり少なくなったようです。その人が飲んでいたお茶を見せてもらったら、茶葉が物凄く綺麗で驚きました。なにこれ、と思ったら「黄金葉」だ、と。これが最近、安吉を騒がせている黄色いお茶ですね。初めて見ました。まずはこれを飲んでみて!と出されたお茶を飲んでみました。うん、美味しい。日本で出回っている安吉白茶は、大体これより味や香りが薄い感じですし、良いお茶だと思います。でも、私が買いたいのはこれじゃない、と思いつつお値段を聞いてみました。1斤500元(100g2,000円)のお茶だそうです。まあ、そんなもんでしょうね。数年前は500元のお茶といえば、かなりのレベルだったのですが、今では「おー、なかなか美味しいね」程度です。中国も人件費に資材費など、色々上がってますから・・・特に安吉白茶は、西湖龍井、碧螺春に並ぶくらいのブランドになってしまいましたし。もうちょっと良いのはないの?と聞いてみました。それなら有機茶か黄金葉だね、と言われます。値段を聞いたら有機茶なら、まあ何とか頑張って買えそう。それでも4倍近いお値段ですが・・・黄金葉は1斤2400元(100g約1万円!)だそうで、それはさすがにちょっと手が出ません(^^;)で、飲ませていただいたのが有機茶。これは・・・ちょっと驚きましたね。1煎目の時点でも、かなりのうまみと香りが物凄かったのですが、お湯をさらに差していったら、それがグンと伸びました。うーん、まだこんなのがあるんだ、とちょっと感激。こういうのを買いたいから現地に来るんですよね。せっかくなので、おじさんが飲んでた黄金葉も並べて、記念写真(笑)左から500元、有機茶、黄金葉です。摘みの時期もありますが、右に行くほど茶葉が綺麗な感じです。お茶を飲みながら話をしていたら、実は息子さんが日本の大学院を出ていることが判明。あ:え、どこの大学?店:東京大学。あ:えー、ものすごく頭良いじゃない!日本にも来たことがあるそうで、「日本で売ってる安吉白茶は高いのに、良いものじゃ無いね」とバッサリwいや、食品の輸入は大変なんですよぉ・・・(^^;)仮に黄金葉を正規輸入するとしたら、ただでさえ高い茶葉代に加えて、農薬検査費用(5~10万円)、検査用の検体のコスト(同じをお茶を500g程度余計に買う)、運賃、通関費用、関税(緑茶は20%)、輸送時の茶葉の破損(10%ぐらい崩れるので、これは商品にならない)等々のコストを見積もって上乗せする必要があります。そんなにバンバン売れるようなお茶では無いので、1kgを販売するとして計算すると、10gで数千円の値段になるでしょう。まるで黄金にダイヤでも付けたような値段ですが、正規輸入に必要なコストを積み上げるとそうなります。・・・これでは、とても商売にはなりません。中国緑茶が日本の店頭から消えるわけです。量が増えると、検査費用のコストとかをもう少し下げられるんですけど、少量だとどうしても高くなります。#スーツケースの中に入れて、販売目的で持ち込むのは「密輸」なので御法度ですよ!「自分で飲む分なので、量が少なくて申し訳ないっす」と言いつつ、半斤だけ有機茶を購入してきました。良いお茶は高いからねぇ、と理解を示してもらえましたw来年も来るよ、と言ったら「覚えておく」とのことだったので、来年も同じ時期に行けるようにしたいと思います。良いお茶はもうかなり少なくなっていたようなので、やはり五一前に来ないとダメですね。今度は軍資金を多く持って行かないとなぁ・・・帝芙特国際茶文化広場住所:上海市閘北区共和新路1536号交通:地下鉄1号線・中山北路駅から徒歩7分にほんブログ村中国緑茶は美味いけど、本当に高い(^^;)
2015.05.01
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