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永康街は、老舗のレストランや小吃店、台湾スイーツのお店などが多いエリアですが、最近、ますますおしゃれに進化している様子。住宅になっている古びたアパートの1階が、クリエイター系のセレクトショップやアクセサリーショップだったり、「フランフラン」系のこじゃれたセンスの良い雑貨屋さんだったり、路面にパラソルを出したオープンカフェがあったりと、東京なら青山、原宿あたりの裏通り、といった面持ち。女子のショッピングには楽しいかも(ということは、おしゃれ系以外の男子にはつまらないか?)。小さなお店がほとんどなので、冷やかしだけでお店に入るのは、少々勇気がいりますが(汗)。そんな一角に、チベットの雑貨屋さん発見!お香をメインに扱っています。チベットのお香は、インドのように甘ったるくなく、フランスのように洗練されたお花の香り、というものでもなく、日本のお香に近いがもう少し素朴な感じ。すう~っと意識が下に落ちていく、心が鎮まる香りです。お線香を1箱買ってきて、家の仏壇で時々焚いてます。(お香はもともと好きで何種類かもっています。モチロン、お線香「青雲」もありますよ!湿気の気になるときには、玄関やトイレで焚きます。お線香は扱いが簡単なのでおすすめ)東京ではヒーリングや精神世界への関心が高くなっていますが、台北でも、同じようですね。もともと、いろんな神様を信心している台湾の人には、馴染みやすい世界かも。また、こんなポスターがあるのも台北ならでは。日本でも人気のアニメたち。・・・台北のメイドカフェに、1度行ってみたいものですが(苦笑)
2011年02月20日
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台湾3日目。故宮博物院へ直行。リニューアルしてきれいになったはいいが、大変な混み様。土日の午前中は避けたほうがいいかも~。次に、故宮博物院からタクシーで人気の永康街へ。永康街は駅から少々外れているため、タクシー利用がおすすめ。ドライバーさんも心得ていて、「鼎泰豊」手前あたりで下ろしてくれます。すでに午後1時を回っているというのに、「鼎泰豊」は20人くらいが行列。あまり行列は好みではないので、他行こう。「鼎泰豊」の2軒となりくらいにあるのが「高記」。実は、こちらが台北で初めて「小籠包」を出したお店なんだそう。小籠包は上海料理。「高記」の小籠包は、しっかりした味付けで、ややこってり目。・・・実を言うと「鼎泰豊」の小籠包は東京でしか食べたことがないのだが、薄味で非常に上品だった記憶が。「高記」のほうが、ガッツリと満足感あり。ところが、小籠包どころではない逸品がこの麺料理。メニュー名は上海乾拌麺。シンプルな汁なしのおそばなのだが、あっさりとしながらも、スープの味はしっかりと濃い目。麺もコシがあり、小籠包の箸休めに注文したのが惜しいほどの美味でありました。特派員1号大好物の「チャーシューパイ」でしめくくり(彼女はどこに行っても必ずこれを注文する)。お肉と甘酸っぱい餡のコンビが絶妙で嵌りますよ~。食べず嫌いの方、是非是非、だまされたと思ってチャレンジ!「高記」は大きな看板がある店構えですぐにわかります。店内はモダンなインテリア。以上3品で506元(約1600円くらい)。「鼎泰豊」の行列をあきらめてこちらを選んでも、後悔はしないでしょう。
2011年02月13日
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台湾で是非見たい絶景!でベスト10に入るのが、「淡水の夕陽」。淡水は、台北市内からMRTで30分ほど。海岸、というか正確には河口(ほとんど海と言っていいくらい大きい)に開けた港街です。そのため、早くからスペインなどの欧米諸国との関係も深く、赤レンガの南欧風の洋館があったりします。ちょうど、関東で言うと、横浜から鎌倉、江ノ島にかけての感じ、と言ったら想像できるかなあ。海リゾート気分+古い建物、漁港ならではの賑わい、が楽しめ、なおかつ、首都から気楽に来れる距離。・・・ということは、デートスポットにも最高なわけです。まさにその通りで、この日は比較的お天気のよい土曜日。皆さん、同じことを考えるわけですね。午後遅めの電車は満員。駅を降りてからも、人の波。それでも、かろうじて見られたぞ!これが淡水の夕陽です!短い滞在日程、なおかつ、お天気の条件があるので、ここまでの夕陽が見られたら、御の字でございましょ。何かのイベントらしく、街角のステージで歌が披露されていました。福佑宮もライトアップ。海の神様、ま祖様をおまつりしています。灯りが入って、一段と賑やかになってきた老街。淡水名物に「鉄蛋」があります。真っ黒な味付け燻製卵。ちょっとゴムのような弾力があるおもしろいもの。以前食べたものは、ワタシには少々甘めの味付けだったので、ゴメンナサイ!ちょっと好みでない。台湾の食べ物は全般に(というか、南のほうの国に共通して)、甘めでやさしい味付け。どちらかというときりっと塩気の利いた味を好む関東人としては、インパクトにかけるときも。台湾の味に飽きちゃったときは、パンチの利いた四川料理や関東人好みの北京料理(もともとは満州族の料理なので、味付けがはっきりしている)に走りましょ。台湾は、どんな料理も楽しめるのがいいところ。
2011年02月04日
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九ふんから、路線バスで台北市内まで戻ります。瑞芳駅から列車で戻るつもりだったけれど、1時間以上待つようなので。瑞芳駅は、九分の入り口だけあって、なんと、日本語ボランティアのおじさんが駅構内で待機。列車待つより、バスが早いよ、とバス停まで案内してくれて、やってきたバスにワタシたちを押し込み、運転手さんに行き先を告げてくれた(苦笑)。このバス、ちょうど、MRTの忠孝復興駅が終点!ステイ先のハワードプラザ最寄(笑)。これはよいです。途中高速道路を経由して、45分くらい。早くて、安くて、これは使い勝手のいいバスです。ワタシたちは、瑞芳駅までタクシーで来て、そこから利用したけど、九ふんまで行けます。行き先表示は「金瓜石」。いったんホテルに荷物を置きに戻る。というのも、かなり暖かく、コートが邪魔になったというわけ。忠孝復興駅直結の「そごう復興店」で遅めのランチ。10階レストランフロアにある「銀杏」というお店です。台湾新料理、と銘打った、スタイリッシュな感じのお店。マネージャー氏は、とてもイケメンです。左が、牛肉の辛い炒め物。これはふつう。右が、チンゲンサイと白魚の、とろみのついた炒め物。あっさりとしたやさしい塩味で、星みっつ! これが、星みっつ!を超えてみっつ半!イカのから揚げにたっぷりのみじん切りニンニクをまぶしたもの。香ばしく炒めたニンニクに、しっかりした塩味でインパクトあり。非常に美味。この味は、台中で以前食べたこともあり。ひょっとして、山岳系民族の料理でしょうかね。好みの味です。さて、再びMRTに乗り、龍山寺へ。ここは、お参りの基本ですから。お参りが済んだら西門駅へ戻ります。西門には初めて降りました。う~ん,確かにここは渋谷だ。上の写真の通りなど、渋谷のセンター街に雰囲気似てるかな。若い人がとても多く、若い子向けのショップや映画館が多い。とにかく人が多くて(これも渋谷と一緒やね~)賑やかです。 「宇宙船艦ヤマト」も公開予定。西門に来た目的は、特派員1号が靴を買うこと。チャイナシューズの老舗「小花園」で刺繍の布靴を購入。お値段3000円くらい。あまりに繊細で綺麗なので、外で履くのが勿体ないか(苦笑)。ルームシューズにしたら、とっても優雅ですねえ。
2011年01月10日
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瑞芳からのバスやタクシーが停まるところからすぐ始まるのが「基山街」。緩やかな下り坂に小さなお店がぎっしり。甘味類もたくさんあって、おやつ選びも楽しい。草餅や、芋円というお芋のお菓子が名物です。狭くて、しかも人でいっぱいの道を無理やり(苦笑)走り抜けるお肉のトラック。実にアバウトな輸送方法です。さらに坂を上った見晴らしのいい一角に、お廟発見。このお廟からほど近くにあるのが「九ふん茶房」。「阿妹茶酒館」と人気を二分する(?)超有名茶館。ま、どちらでも良かったのですが、九ふん茶房のほうを先に発見したので(笑)。こちらのマダムは日本人で、九ふんが好きで通い詰めていて、アーティストであるご主人洪さんとご結婚されたそう。店内のインテリアや茶器は、洪さんの作品。レトロモダンな雰囲気です。テラス席からは、海までよく見えます。茶器もトラディショナルな中国茶器とは一線を画す、シンプル・モダンなデザイン。でも、機能性はしっかり!オリジナルのパイナップルケーキに、お茶入りチーズケーキ。烏龍茶を練りこんだチーズケーキが、実に絶妙な美味しさでした。お茶は、東方美人をチョイス。甘めのすばらしい香りで、残った茶葉は当然お持ち帰りですが、これが今回の旅行で一番高価なお土産に。(笑)
2010年12月26日
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2日目。8時半ころにホテルを出発。MRTで台北駅に直行します。台北駅地下街のスターバックスで、朝ごはん。相変わらず賑やかな地下街です。九ふんに行くには、瑞芳駅まで列車で行き、そこからバスORタクシー。瑞芳までの切符を買います。切符を買うときは、切符売り場の上に巨大な時刻表があるので、まずそれを見る。行き先と乗りたい列車の時刻を紙に書いて窓口で見せれば大丈夫。9時台の一番直近の特急「自強号」花蓮行き(在来線の最速特急)は、満席だけれども仕方がない。立っていきましょう。乗車時間1時間弱だから、横浜行くより全然近いって(爆)。忘れてました。今日は土曜日。地元の皆さんもお出かけする日なんですね~。しかも、お天気よし!満員の自強号。瑞芳駅でかなりのお客さんが降りた、ということは、皆さん、目指すは九ふん。 瑞芳駅。台湾の昔からの駅舎のデザイン。日本統治時代に鉄道が整備された台湾では、駅のデザインも日本の駅風だったりします。日本では、どんどん新しい駅舎になってしまっているのに比べ、台湾の駅舎は風格と趣があっていいですね。 駅前は、ちょっとしたロータリーになっていて、典型的な台湾の地方都市の風情。ここは、九ふんへの入り口なので、案内表示なども親切です。乗り合いバスも安くていいけれど、瑞芳駅から九ふん入り口までタクシーで180元(600円ていど)なので、タクシーをおすすめ。料金は一律定額なので安心です。ここのタクシーも黄色い車体の新しい車ばかり。九ふんはかなり山の上にあります。カーブの続く山道を登っていくと、海に臨む基隆の街が見えてきます。お天気がいいと、沖縄の島々も見えるのでしょうかね~。
2010年12月19日
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松山空港の入国も大変スムーズで、15分もかからずタクシー乗り場へ。乗り場では係のおねえさんが行き先を確認して運転手さんに伝えてくれます。タクシーの車両番号を記入したカードもくれて、もしなにかあったらこちらに連絡を!というわけで、安心して利用できます。タクシーは黄色のカラーで統一され、どれも新しい車。バンタイプの車も多く、スーツケースの積み込みも余裕。(これなら、車イスもラクラク積めます。日本でもこの車種が増えて欲しいところ)松山から10分も走れば台北中心街。18時にはホテルにチェックイン。さて、特派員1号嬢は、中学生のとき高雄に連れて行ったことはありますが、台北は初めて。なので、今回は、王道の観光コースを考えました。夜の3時間ほどで行けるのが台北101。夜景も一興です。それにここは、ショッピングモールもあるので買い物に夕食も済ませられるので効率的。地下鉄+歩きでも行けるところですが、もう暗いのでホテルからタクシー。台北はタクシー料金が安く、100元から200元も出せば市内はちょこちょこと行けてしまいます。日本円で300~600円くらい。台北101は、名前の通り101階のビル。展望台は89階になります。それでも高さは382m。さらに、階段で91階の屋外展望台に行けます!これは是非行きましょう。高さ390mです。山でも登らない限り、こんな高さの、しかも、外に行く機会はなかなかないですよ^。この高さになると風も強いし、気温も低い!100mで1度下がるので、地上より4度近く涼しいことになります!台北の街は、香港や上海、東京に比べると高層ビルの密度が低いので、見晴らしが大変いいです。周囲が山なので緑も目に入ります。そのへんが、癒し系の都市と言える所以でしょう。実際、香港や上海だと、どうしても戦闘モードに入ってしまう(苦笑)のですが、台北だと、気楽にできますね~。88階では、このビルのウインドダンパー(横揺れ防止装置)が見られます。高層ビルには必須の装置だそうですよ。右側のダンパーベイビーのキャラクター、ゆる系でちょっとかわいい。今日の夕食は101の地下のフードコートで。世界各国なんでもありで、特派員1号が呆れていた(笑)。オアチェン(牡蠣のオムレツ)屋さんの定食。貢丸湯(魚のすり身団子のスープ)と炒飯セット。坦子麺と牛肉野菜炒めセット。台湾料理は青い葉っぱのお野菜をよく使うので、あまりヘビーすぎないのがよいところ。ごはんが済んだら、同じ地下にあるスーパーで、ばら撒き用のパイナップルケーキを勝負してしまいます。(職場などへのお土産は、やはり無難にパイナップルケーキなどがよろしいかと思います。台湾のお菓子は、日本並みに綺麗な個包装なので、その点でも安心)101からタクシーでホテルに直行。明日の九ふん行きに備えておやすみなさい。福華大飯店(ハワードプラザ 台北)は、4星クラスですが、中国スタイルをとりいれたインテリアが、とても素敵です。MRT板南線忠孝復興駅から徒歩5分くらいで、足回りも上々。
2010年12月13日
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朝の嵐はどこへやら、気持ちよく晴れ渡った空は、前途洋々。オープンしたての羽田国際線ターミナルも探検しょうと、少し早めの出発。東京モノレールを降りると、同じレベルで出発ロビー。カウンターの数の多さに比べ、日中は便数も少なめなので、混雑感はなし。(夕方以降は、さすがに混みそうですが)航空券はeチケットなので、自分でプリントアウトして持っていく。裏紙にプリントするのであまりありがたみはないですが(笑)。国内線だと、バーコードが印刷されるので、この紙がそのまま搭乗券になります。今回は、JALの発券ですが乗るのは中華航空機なので、カウンターで紙搭乗券をもらいます。とにかく、簡単になったもんです。身軽になったところで、国際線ターミナルを探検。4階が江戸小路という江戸時代の街並みを再現したストリート。老舗系や和系のショップ、ちょっと高級なお食事どころが並びます。5階が、TOKYO POP TOWN。キャラクターグッズのお店が並びますが・・・一際目立つのが!日本で(いや世界で)一番有名、かつ稼いでいるおネコさまのお店。和風柄にピンクと赤を多用したデザインは、あからさまに外国人狙いと思われます。おっきなキティちゃん(振袖を着用)の前で写真を撮る人多数。キティパッケージのお菓子を大量買いするおじさんも続々。キティパッケージのするめいか、などどというものまであるのですが・・お父さんへのお土産にするのか!一角にある「こんがりやき」。キティ型のたいやきですね。なにかと購買欲をそそるお店であります。広々とした展望デッキ。Rバーガーで梅シソチキンバーガーを。日本産の食材にこだわったバーガーだそう。パンズが、ほとんど肉まんの皮(中華の包子)ではないか?というもの。皮付きポテトとドリンクセットで500円台と、お値打ち。ここまでは、飛行機に乗らない人のほうが多いくらいなので、いわば観光地として賑わってます。アジア系のお客さんを意識して、中国系のスタッフも目立ちます。ただし、羽田から出国したい人の多くは、スピーディーさを望んでいると思うので、わざわざショッピングエリアを見る必要はないかと思います。搭乗1時間前にさっと来て、さっと出国手続きしてしまう、というのがいいかも。出国手続きは早くできます。羽田新国際線の凄いところは、オールバリアフリー。この先、搭乗口まで段差なし。おトイレも、専用個室のユニバーサルトイレのほかに、男女別トイレの中に、車イス対応ブースがあります。特に介助者のいらない方なら、こちらでも大丈夫。さて、お初の中華航空。シートは少々古いですが、ヘッドレストもあって割にラクです。機体そのものは新しそう。機内食は・・・うなぎと、豚肉炒めごはんのチョイス。豚肉炒めごはんには、もっちりの包子つき。サラダにフルーツ盛り合わせ、ずっしり感ありのチョコレートケーキ。量といいお味といいまずまず、機内食としては90点。(デザートがもう少しライトなら100点。)
2010年12月10日
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先ほど帰ってまいりました^^12月3日:::午後羽田発(出国審査が混んでいないので早い)夕方台北着(30分後にはホテルに着いた。タクシーでも200元かからない)台北101(外の展望台は風が強かった!)12月4日:::朝から自強号とタクシーで九ふん(土曜日なので、大混雑!)九ふん茶房でお茶(たしかにおしゃれなお店だ・・・)タクシーとバスで台北に戻るそごうでランチ(スタイリッシュ系の台湾料理)龍山寺(おまいり)西門町(特派員1号、靴を買う)MRTで淡水に行く(夕陽を見るはずであったが・・くもっていた)淡水から戻って、スティ先のハワードプラザでディナービュッフェ(ロビーラウンジで結婚パーティー開催中)12月5日:::ホテルをチェックアウトして故宮博物院(とんでもなく混みすぎっ!)永康街(ここは、女子には人気でしょう)「高記」で小籠包ランチ(鼎大豊はやはり行列であった)建国花市、玉市を見る(日曜日の開催。予想外におもしろかった)ホテルで荷物をピックアップして松山機場へ(15分ぐらいで行ってしまった)18時15分離陸22時すぎ羽田到着0時には家に帰りました
2010年12月05日
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東京より北に行くのだから、ダウンコートも買った!ヒートテックも準備した!ブーツのかかとも張り替えた!ところがところが、嗚呼、風雲急を告げる半島情勢。考えた!99%、何事もなく行ってこられるのだと思う。本当に危険になれば、外務省から渡航禁止命令が出るはずだ。(ただ、日本政府の危機管理能力に若干の疑問があることが、最大の不安要因ではある。)しかし、身近に心配する人がいる以上、君子は危うきに近づいてはいけない。でもって、「旅行自体を中止にするという選択はないの?」あるわけございません。行けるところに行ってやるのでございます。同じスケジュールで行ってこられる場所は限られる。大陸は5月に行っているので、残りは台湾しかない。というわけで、12月3日から5日まで、台北に行ってきます。もう日数がないため、パックツアーでなく、JALの正規格安航空券(ダイナミックセイバー)を購入。ホテルも旅行サイトでハワードプラザ(福華大飯店)を予約。台北は、松山機場に着くので、送迎はなくても大丈夫。タクシーでいけるもんね。ただ飛行機が、JALと中華航空のコードシェア便で、中華航空機材になるらしい。中華航空お初です。(汗)今回は、女子旅なので、ひたすら歩き回ることになるでしょう。5日の帰国便は夕方6時過ぎ発なので、ほぼ2日間使えます。やっぱり、1日は九ふんに行くのもありでしょうかね~。
2010年11月26日
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来年3月12日から14日の2泊3日で、101氏と台北に行ってきます。いろいろとアドバイスもいただきましたが、やはり、お値段よりは利便性、安心を買う、ということで、JALの羽田便に決定。羽田と成田、正直さいたまから行くならたいした差はないのです。羽田のほうが若干安上がり、くらい。なにより重要なポイントは、台北の松山空港に着くこと。桃園空港に比べたらとんでもなく便利。松山空港は台北の街中にあるので、ホテルまですぐ。だから、夜到着してもすぐホテルに入れるのがいいのです。・・・なにしろ、朝早い便は乗りたくないので、必然的に午後~夕方便を選ぶことになる(ラッシュ時間帯に、羽田まで電車に乗るのを避けたいこともあり)。今回は、フライト時間が3時間超えになるので、ビジネスクラスにしました。いろいろと手配してもらって、ツアーではなく、JALの正規格安航空券を利用しての受注型旅行、というかたちになりました。どこが違うかというと、多分、マイルがいっぱいつく(笑)、のとキャンセルの規定が違うらしい。航空券は10月20日までに発券しないといけないのだって。(まだ半年も先なのに)要は、羽田発着便の人気が高く、ビジネスクラス利用のツアーは組んでないことと、航空会社側も強気で値段を下げないかららしいです。今のご時勢ですから、JALよりもANAさんのほうがさらにお値段が高い。羽田発着便で比較すると、エバー航空<JAL<ANA、という感じです。こんな内容で予約しました。JALビジネスセイバー羽田~台北松山往復グランドフォルモサリージェント2泊プライベート送迎往復羽田空港使用料台湾出入国税で、2人分391、300円3日間の台湾旅行にしては相当高いですが(汗)、万一の場合、残されたひとたちがいろいろな後始末をしやすいように考えることも必要だと思い始めたこの頃。安いことが優先だった時期もありましたが、今では、少々のお金は安心料と割り切ったほうが、結果的に楽しく行ってこれると悟りました。それに、もう買い物はほとんどしないので、現地では食事代くらいしか使わないから意外にお金、かからないのです。でもって、391300円、10月20日までに払えって(汗)。これは何が何でも行かなくては!
2010年10月16日
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久しぶりに蔵出し映像シリーズ。台湾南部の古都、台南名物といえば「担子麺」。小さめの丼で、スープに細めの麺、煮卵や野菜をパパッと載せてできあがり!の早い!安い!美味しい!ファーストフードです。細めの麺(たいていのお店では、小麦粉の麺か米粉・・・ビーフンかが選べます)をさっとゆでるだけなので、なかなかコシがあり、あっさりしているけれど塩味はしっかり、のスープとあわせて、中華エリアの麺料理の中では、日本人には相当なじみやすいもの。孔子廟近くの「度小月」と看板にあるお店で、料理風景を撮影。おじさんはこの調理台に座って、注文を受けると、座ったまますべての作業をこなします。その手際が、また見事!この「度小月」、担子麺の元祖。このお店をみつけたときは、やった!元祖だ!、と喜んだのですが、後でいろいろ調べてみると、正真正銘の元祖「度小月」は、どうやら別の場所にあるような?日本で、各地に「藪蕎麦」や「更級そば」があるようなもんでしょうか?べつに、元祖だろうかなんだろうが、美味しかったのは間違いない!でも、すでに撮影日から10年たってしまったので、このお店も、変わらずにあるかどうかわかりません。
2007年08月03日
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そろそろネタが尽きてきたので、2004年台湾編も、いったん終了!とさせていただきます。なにしろ、写真があまりないのが残念。まだブログなど思いも付かなかった頃です。台湾は台北も楽しいけれど、地方の街がなかなかに魅力的だと思っています。特に南部地方は、東南アジアと共通する空気があります。それほど大きくない台湾なので、台北ベースに日帰りで、ちょっと地方まで足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?最後に、台北市内でお気に入りの景色を。総統府近くの通りから見上げる新光摩天楼。総統府周辺は、二・二八和平公園や国立台湾博物館があり、とても緑が多く落ち着いたエリア。木々の間に、すっくと聳える摩天楼。ちょっといい眺めでしょう。
2007年05月10日
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蔵出し画像シリーズを始めるまでに、そろそろ、嘉義編も終わらせておきましょう。2人で旅行していると、実はあまり食べる機会がないのが本格中華料理。かなりの高級店で、一人分ずつがコースで出される、というものでないと、難しいのが現状です。なにしろ、大皿盛りが基本なので、人数が多ければ多いほどいろいろな種類が楽しめるのが中華。オーダーは、人数プラス1皿と言われている所以です。そのルールから行くと、2人では3種類しか食べられない。悲しいところ。とはいえ、毎食、ホテルや高級レストラン、というのも予算的にちょっと。1回の旅行の中で、高いレストランから安くて簡単なモノまで、バラエティに富ませる工夫が、また腕の奮いどころ(そんな大げさに言うほどもなく、行き当たりばったりなのですが)。台北駅前、新光三越の南側に南陽街という通りがあります。なんだか、補習班とか、留学、なんて書かれた看板が多いなあ。と気づくでしょう。ここは、台北一の予備校街。東京だと、かつての御茶ノ水や代々木といったところ。補習班、というのが予備校のことです。ちょうど7月、統一試験(日本のセンター試験にあたります)が終わったころで、各予備校の入り口には、「○○大学合格!△△さん」という紙がずらりと貼られています。このへんは、日本の塾と変わりませんね。予備校街なので、当然、街の中心は10代の高校生。だから、彼らが必要とするものが便利に揃っている通りなのです。勉強するにはまずエネルギー補給、というわけで、早い!安い!量多い!のご飯やさんがたくさん!旅行者としても、これを見逃す手はありません。麺類、ご飯類からスイーツ、日式ファーストフードだって、なんだってあります。日本では「ゆとり教育」見直しなど論争盛んな教育問題ですが、台湾の受験は、日本などオハナシにならないほど厳しいもの。エスカレーター式付属校ナシ、推薦入試ナシ、AO入試ナシ。一発勝負の統一試験の結果のみ!しかも、男子は兵役があるので何年も浪人できない。選挙に立候補するのにも一定の学歴が必要という学歴社会。まだまだ、日本などユルイものです。そんななかでも、しっかり勉強しつつパワフルに予備校生活を楽しんでいる彼ら。いまどきの台湾事情を覗きつつ、ここでご飯を食べてみるのはいかですか?オマケ:最近は、台湾でも少子化で、大学受験人口が減りつつあるそう。南陽街の予備校も、留学や外国語補習にシフトしているとか。
2007年05月06日
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台北に数店舗ある「苦茶之家」は、100年近い歴史のある老舗です。お店の内装も、清朝時代を意識して、重厚感があります。とはいえ、ごくごく気軽に利用できるお店です。店名の苦茶、とは36種の漢方薬をブレンドしたお茶で、悪心、風寒(風邪気味症状?)、疲労、睡眠不足、耳鳴り、咳、腫れ物痛、便秘などなどに効く、とあります。要は、とにかく健康にはいいわけね。見た目、真っ黒で、まさに薬そのもののようなお茶らしいのです。このお茶の成分を錠剤にしたものもあって、こちらのほうが飲みやすいかも。それにお土産にもいいですね!・・・正直、そんなにいいものなら買ってくればよかったか?と後悔。こちらのお店は、漢方素材を使ったスイーツも人気。カキ氷系メニューも充実ですが、他のスイーツ屋さんと違うのは、蓮の実や、白キクラゲ、お芋といった健康にいいとされる素材を必ず使っていること。白キクラゲ、実はキノコの種類ですが、日本では海草サラダなどに混ぜて食べたりしますね。どちらかというとおかずに使う食材、でしょうか?でも、この白キクラゲ自体は味もクセもないので、甘いシロップにもよく合います。蓮の実は、中華スイーツの定番素材ですね。砂糖漬けになったものも美味しいですよ。(甘納豆をイメージしてください。)しかし!ここで食さねばならないものは、別にあります。「冰糖蓮子雪蛤膏」です。これこそ、お肌がコーナーを曲がりつつあるお年頃、崖っぷち世代にとっては必須のスイーツ。毎日食べれば、効果も抜群(なのだと思う。)さて、冰は氷、冷たいスイーツです。糖は字の通り。甘いものです。蓮子は蓮の実。お豆のような食感がお腹も満足させてくれます。そして雪蛤膏。プルプルした透明の、白キクラゲに似たものです。白キクラゲよりも多少歯ごたえがあるでしょうか。それ自体、味や特別な匂いはないようです。冷たいシロップに浮かぶそれは、つるつるとのどを通り、なかなか食べやすく爽快。暑い台北の日中には、ぴったりのスイーツです。そはたしてそれはな~に?雪蛤とは、カエルの脂肪です。えっ?知らないほうがよかった?注:実はカエルには、脂肪分はほとんどなく、実際は、メスの卵管なのだとか?ほんとのところは、なんでしょうね?カエルのどこかには間違いないようですが。美肌効果は抜群。毎日食べれば、あなたも、つるりんゆで卵肌。
2007年05月03日
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あした、お天気の良い昼間に写真の準備をしようと思います。今日は予告編ということでご容赦。台北で是非是非皆様にご紹介したいスイーツです!苦茶之家。ステイ先の天成大飯店の1階に入っていました。本店は長安西路のほうにあるそうです。(2005年のときは、すでに天成店は閉店。残念ですが、台北市内の他の2店に行ってみてくださいね!)こちらの売りは36種の漢方の入った苦茶。真っ黒くて、名前の通り、とてつもなく苦いお茶のようです。でも、解毒作用が抜群で、にきびなどには絶大な効果があるとやら。とはいえ、なかなかチャレンジするには勇気がいりますね。さて、こちらでいただいたデザートは・・「冰糖蓮子雪蛤膏」といいます。さて、材料はなんでしょうか?名前を聞いてしまうと、えっ?と引く方がほとんどではないか、と思いますが・・・ご存知の方、今日のところはナイショでお願いしますね!
2007年05月02日
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そろそろ台北行きの飛行機の時間が近づいてきました。嘉義駅まで歩き、タクシーを拾って嘉義空港に向かいます。駅の近くでも、道はこんな感じ。車もバイクもそれほど多くないので、台北のように排気ガス除けのマスクも必要ありません。緑の並木と、のんびりした人々の様子で、街の印象が、東南アジアの田舎(ボルネオのサンダカンとか、フィリピンのマニラ郊外など)に近いかな。こういう雰囲気は、とても好きですね。嘉義空港で搭乗を待つ間、30代半ばくらいの日本人駐在員の方に話しかけられました。この路線の飛行機に、日本人が乗るのは珍しい、からだそう。確かに、観光で台湾に来て、嘉義に飛行機で行く、というのは、あまりしないかもしれません。少なくとも、台湾行きのパックツアーでは、嘉義を訪れるのは台湾周遊のようなコースばかり。だいたい、バスで移動してしまいますからね。この方は台北から嘉義に日帰りで出張されているそうです。・・・もしや、こちらに遊びに来てくださるみなさんのうちの、どなたかだったかも?海外でお仕事されている日本人のみなさん、ご苦労さまです!
2007年04月28日
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お茶を買えれば、自分用の御土産は完璧!ここ数年、物欲が低下してきて、旅行先で、モノを買わなくなったのです。10年前は、ブランド物も買ってたけれど。よくいえば、悟りの境地に入ってきた、ということでしょうか(笑)。まだ、帰りの飛行機には余裕があるので、ちょっと一服したいところ。嘉義は、のんびりした地方都市、という雰囲気です。道路も狭いけれど、それほど車も多くない。そこでなぜか目立つのが、カフェの看板。写真の右側、丸いのがそうですね。でも、「スターバックス」ではありませんよ。「BARISTA COFFEE」とあります。他にも何軒か見かけました。台湾はカフェブームか?地元大宮には、スターバックスは1軒あるけれど、もう少し郊外に行けば、カフェなんてそうそうお目にかかりません。大宮のほうが、嘉義よりはるかに大都市なのですよ。後に知ったことですが、台湾は、新しい飲み物文化を生み出すのがお得意のよう。今では、日本や中国でも人気の「珍珠紅茶」(タピオカ入り紅茶)や「泡末紅茶」などのユニークドリンクも台湾発。もともとお茶を楽しむ文化があるので、新しい飲み物もどんどん受け入れる土壌があるのでしょうね。この「BARISTA COFFEE」にお邪魔します。何度も言いますが、とにかく暑い嘉義です。冷房の効いた店内は、いや極楽、極楽。カフェの本場パリや東南アジアと違ってオープンテラスがないのは、やはり、嘉義の太陽が強すぎるからでしょうか?真上から照らされたら、とても外でのんびりはできませんからね。
2007年04月25日
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昨日に引き続きお茶のお話。中国茶、お土産に貰ったのはいいけど・・・とか、買ってみたいけど道具がないし・・・と迷っている方も少なくないでしょう。専用のお茶器や、正しい淹れ方が必要なのでは?というのもごもっとも!勿論、相応しいお道具で、相応しい淹れ方をするのが一番ではあります。美味しく飲むために、長年にわたって工夫されてきたものですからね。しかし、たかがお茶!でもありますよ。日本の茶道でも、その根本は決して道具や作法にこだわるものではないのです。自己流で、ありあわせのお道具で、どんどん楽しんでしまいましょう!飲まないでしまいっぱなしにしては、かえってお茶が悲しむというもの。道具ですが、ティーポットがあればOK。中国茶専用にひとつ用意できればベストですが、紅茶と兼用でも大丈夫です。ただし、日本茶とは絶対に兼用しないで!中国茶のほうが香りや風味が強いので、日本茶の味に影響が出てしまいます。ポットがない場合。ここは、かつての大陸式に、直接マグカップで淹れるスタイルでいってみましょう。大きめのマグカップに直接茶葉をいれ、熱湯を注ぎます。正式の茶芸だと、一煎目のお茶は捨ててしまうのですが、最近のお茶はきれいに製茶されているのでそのまま飲んでしまっても、まったく問題ありません。茶葉が口に入らないように、上手にすすります。ふたつきのカップなら、蓋をずらして、隙間からお茶をすすります。特に、この飲み方は、中国緑茶系にはオススメ。なにしろ10年以上前の上海の人たちは、みんな、コーヒーの空き瓶などにお茶葉とお湯をいれ、持ち歩いていたものです。お湯は継ぎ足して、何杯も楽しむことができます。烏龍茶でも、このスタイルでやってみましたがまったく問題なし。マグカップひとつでいい、というのは、モノグサさんにもオススメです。茶葉の量などは、お好みで加減してみてください。これからの季節にオススメは冷茶です。水出しの中国茶。コレがなかなかイケルのです。しかも、超が10個つくくらい簡単。冷茶ポットにお水(普段飲んでいるお水、水道水でも十分です。浄水器を通したお水があるのならそちらで)を入れて、そこに茶葉を入れておくだけ。茶葉はバラバラに入れるとあとが面倒なので、スーパーで売っている不織布のお茶パックなどを使うとキレイにできます。こうした便利品がない場合は、茶漉しを使うといいでしょう。水出しなので、多少時間がかかります。じっくりお水で出したお茶は、さわやかで水色もキレイ。夏にはぴったりです。この冷茶を350MLのペットボトルで作っておけば、夏場のおでかけのベストパートナーに。ペットボトルにお水とお茶パックに少量の茶葉を詰めたのを入れるだけ。ペットボトルの口に押し込めるくらいのお茶葉の量で十分です。夜、冷蔵庫に入れておけば、翌日のお出かけ時にはちょうどよい出来上がり。なにしろ、市販のペットのお茶より、使っている茶葉は数段高級なもののはずだから、ある意味、とても贅沢かも!特に香片茶(花の香りがつけられたお茶、花びらが混ざっていることが多い)などは冷茶にすると一段と香りが引き立つように思います。こうやって考えると、全然難しくないでしょう。お弁当のお供が、実は水出し凍頂烏龍茶という密かな楽しみ、いかがですか?
2007年04月24日
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ここで、ちょっとお茶にまつわる余談を。お茶人生のスタートは高校生の頃のトワイニング。お歳暮シーズンになるとやってくる缶入りリーフティーが、とてもうれしかったものでした。夜中にひとりで、イチゴジャムを入れたロシアンティーなどを飲んでいたものです。(いちおう受験勉強などしてたのですよ。)そして大学で今度は日本の茶道に目覚め、表千家を4年習いました。(当初の専攻予定だった戦国時代を理解するには、お茶を知らないといけない、という教授のお言葉にしたがったわけです。)茶道は、かなり好きな世界なのですが、いかんせん、上に進むにつれお金のかかりかたが半端でなくなるためやめました。でもお茶会には時々行きます。1990年代、上海の友人から貰った「西湖龍井」が、初めての中国茶。勿論日本で売られている烏龍茶を飲んだことはありましたが、中国の緑茶は初めて。というより、中国にも緑茶がある、というのも知らなかった次第。上海周辺ではこの緑茶を飲むこと、中国茶には他にもたくさんの種類があることを知ります。何事も、興味を持つとまず知識から入るタイプなので、(たいして飲んだこともないくせに)すぐに薀蓄だけは語れるように。(汗)また、この友人からもう1種類貰ったのが「武夷岩茶」。大陸産の烏龍茶ですが、これが、日本で売ってるのと全然違う~!へんな渋みもなく美味しい!次に、香港明星レスリー・チャン(張国栄)をきっかけに、怒涛のように香港に嵌ります。ここで登場するのがプーアル茶。かび臭い、という人も多いけれど、これは独特の香りでクセになります。本当は香港、行きたかったのですが、家族旅行では却下されるのが明白。(だって、買い物しかないでしょう?という固定観念が・・)結局、香港とは海を隔てた台湾・高雄に1997年、上陸を果たします。そして、高雄でついに台湾茶と出会います。同じ烏龍茶なのに、大陸のものとはまったく違う。大陸の烏龍茶が、力強く、しっかりした味わいなのに比べ、台湾茶の軽やかなこと!しかも、花を使っているわけでもないのに、お茶葉そのものの香りがすばらしい。以後、旅行先ではお茶を必ず購入。ベトナムの蓮茶(ロータスティー)も、甘めの香りが、いかにも南国ベトナムにふさわしいお茶でした。お茶器を揃えて、丁寧にお茶を入れる、という時間はなかなか取れない現状です。ですが、一服のお茶のなかに世界を見る、という禅の精神をしばし感じたいものです。お茶の種類は様々に違えども、この精神は共通のものですからね。ちなみに、今、淹れてあるお茶は、ダージリンに庭で育ったミントを加えたミントティー。いやなに、ばばさまがお育てのミントちゃんが、育っちゃって。なにかに使ってちょうだい!と言われたゆえ、せっせとお茶に入れてるだけなのです。(笑)
2007年04月23日
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嘉義は、台湾きっての景勝地、阿里山への入り口です。ところで、嘉義、と聞いて、真っ先に高山茶を連想するお茶ファンも多いのでは。標高が高い地域で生産される高山茶は、台湾を代表する名茶のひとつ。阿里山茶、梨山茶など、産地の山の名前をつけて呼ばれます。たとえば日本なら、お茶の大産地静岡にお茶屋さんがたくさんあるように、阿里山高山茶の産地に近い嘉義にも、いいお茶屋さんがあるに違いない!以前高雄で、裏路地の小さなお茶屋さんに飛び込んで、実に美味しい高山茶を買ったことがあるので、街のお茶屋さんには大いに期待。通りを歩きながらお茶屋の看板を探します。そして見つけたのがこのお店。いいお茶屋さんかどうか?は、勘です。店構え、ご主人の風情などが醸し出す、ただならぬ気配を感じ取ってみましょう。お店に入ったら、壁際にずらりと並んでいるお茶缶に視線を飛ばします。値段と産地が書かれているので、だいたい安いほうから3,4番目くらいのものを3種類くらい試飲させてもらいます。台湾茶は、上のほうを見ると結構とんでもないお値段(100グラム、万円単位のものも珍しくない)なので、無難に、お手頃な物で勝負します。だいたい、目安は、100グラムで1000円から3000円の間くらい。このくらいならまず外れないし、中国茶初心者が、普段に楽しむには十分だと思います。以前は、お茶の販売単位は斤でした。10年前、高雄では、よくわからなくて1斤買ってしまい、保存に苦労したものです。1斤は、600グラムくらいです。最近は、100グラムか200グラム、300グラムで真空パックにしてくれるので買いやすくなりました。どんなお茶屋さんでも、試飲はさせてもらえます。遠慮なく試してみて、お気に入りを選びましょう。中国語がわからなくても、缶を指差して、アレとコレが飲みたい、とやれば大丈夫。なぜか、阿里山高山茶ではなく、凍頂烏龍茶を買ってしまいました。やはり、香りが素晴らしく、気に入りましたね。ご主人と一緒にパチリ!この気取らないお姿が、これまた、ただものでない証ではないか?と勝手に思っております。嘉義の、とある夏の日の午後。
2007年04月22日
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前回の日記のように、ご親切に甘えて嘉義市内まで送ってもらいます。とりあえず、わかりやすく、嘉義で一番(と思われる)ホテル「皇爵大飯店」でおろして貰いました。もう、お昼どきなので、ここでご飯をたべましょうか。なにしろ、北回帰線直下の嘉義です。しかも季節は7月後半。暑いです!頭のほぼ上から照らす太陽。これが、一段と暑さを増すのです。これまでに、赤道間近のシンガポールやマレーシアにも行っているので、暑いのには慣れています。しかし、大都会のシンガポールは、どこに行っても冷房で逆に涼しすぎるほど。マレーシアは、行き先がボルネオのジャングルだったので、深い森が日陰になり、それほど暑さは感じません。なにしろ、経験した中で一番暑い場所は、真夏の東京だろうと思っているので、台湾ごとき、暑いうちに入らないのですが・・さすがに太陽が真上にある、というのはきつい!外を歩いてレストランを探すのはやだ。とにかくクーラーの中に入りたい。そんなわけで「皇爵大飯店」。嘉義市内ではかなり立派な構えの建物です。でも、台北、高雄の高級ホテルとは違って、ごくごくフレンドリーな地元密着のホテル。ロビーレストランで涼みながら食事をすることにしました。基本メニューは洋食のようです。ここでカレーを注文。暑いときにカレー。これは基本ですね。さすが、ホテルと名のつくレストランのカレーです。カレー粉と小麦粉とバターでルーを作った西洋式のカレーでした。具にご注目!とりどりの野菜たっぷりで、目にも健康にもよさそうですね。赤いのはレッドピーマン。なす。そしてきゅうりがたっぷり入っていました!まさに夏野菜のカレーです。きゅうりをカレーに?ところが、これがよく合うのです。生で食べるだけと思いがちなきゅうりですが、火を通しても美味しいですよ!冬瓜のような、あるいは、苦くないゴーヤという感じでしょうか?・・・出来すぎちゃったきゅうりを、お味噌汁に入れたり、あんかけ風の煮物にしたりすることもありますね。・・・涼しいレストランで、暑い土地ならではのカレーを美味しくいただきました。
2007年04月21日
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そもそも、なんで嘉義なのか?もちろん、それなりに大きな都市である嘉義ですが、メジャーな観光都市、というわけではありません。・・・でも、故宮博物院の分館が開館するそうで、そうなると注目度が高まりそうです。とりあえず嘉義に来る観光客の目的のほとんどは、阿里山に行くことだろうと思われます。ここから、有名な山岳鉄道、阿里山鉄道が出発するのです。しかし、こちらの目的は阿里山ではありません。さすがに阿里山に行こうと思ったら、台北から日帰りはムリです!では、何しに行ったのか?実は、ある人に会うためなのです。ところが、その人にはまだ会ったことがない。わかっているのは住所と電話番号のみ。電話でアポをとればいいのだけれど、当方、中国語は挨拶程度なので電話はダメ!というわけで、ぶっつけ本番、行き当たりばったり、会えればらっき=!で、飛行機に乗って嘉義まで来てしまいました。タクシーの運ちゃんに住所を見せて、「ここ行って。」住所地近くになったら、運ちゃんが電話をしてくれて在宅確認。これで、ちゃんと目的地に着くのです。残念ながら、ご本人はお留守でしたが、奥さんとお話することができ、ご本人にも奥さんから用件を伝えてもらうことができました。とりあえず、目的は達成。街に戻るのに、通りでタクシーを拾うつもりでいたら、奥さんが車で送ってくれるという。初対面で、突然押しかけて、それは申し訳ない!と思いつつ、ご親切は遠慮なく受けてしまうのでした。本当に、台湾の人は親切に面倒をみてくれるのです!
2007年04月18日
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嘉義空港から市内へ向かう道路の脇に、北回帰線標識塔があります。ここでスタディ。北回帰線とは、北緯23度27分。夏至の日に、太陽はこのラインまで北上し、そして南に下がっていきます。冬至の日には、南回帰線に達します。日本は北回帰線より北にあるため、太陽は必ず、南にありますね。ところが、北回帰線より南では、太陽が北にくる時があります。つまり、影が南側に落ちるのです。そして、北回帰線と南回帰線上では、年に1回、その間の地域では年に2回、不思議な現象を体験することができます。北回帰線では夏至の日、南回帰線では冬至の日、その間の地域では太陽が北回帰線と南回帰線との間を往復するので年2回、太陽が、頭の真上に来る瞬間があります。そのとき、影が消えるのです!・・・ハワイでは、この現象を「ラハイナ・ヌーン」と呼ぶそうです。訪れたのは、7月20日。夏至から約1ヵ月後でしたが、影は、足元がひとまわり大きくなったくらい。太陽が、ほぼ真上に近い位置にあることがわかります。ここから、南は熱帯になります。マレーシアやシンガポールには及びませんが、東南アジアの雰囲気が濃くなってきます。
2007年04月16日
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嘉義到着まで、しばし、上空からの眺めをどうぞ。 こちらは、搭乗券。往復で3580元(約13000円くらい)。日本の感覚から考えると、かなり、利用し安いお値段です。(台北~嘉義は東京~名古屋くらいの距離感でしょうか。)もっとも、台湾西部海岸沿いは、台北~高雄を結ぶ高速道路あり、鉄道あり、さらに新幹線あり、であらゆる交通手段が選べます。もっとも時間がかかりそうな高速バスでも台北~高雄5時間くらい、となれば、予算と相談の上、好きな交通手段を選ぶ、ということになるでしょう?ただし、台湾島は、中央部が非常に険しい山地になっているので、地上で、西から東へ横断する手段がほとんどありません。なので、東部海岸、たとえば花蓮など、に行く場合は飛行機を利用するのが時間的には第一選択になりそうです。(時間に余裕がある方は、バスや鉄道で台湾島一周、というのも、楽しいと思います。) バスや鉄道に比べれば、割高な飛行機ですが、ちゃんと、値段分のお楽しみも用意されていますよ。台北市内を上空から眺めます。中央を流れるのは、基隆河でしょうか。 そして、飛行機は台湾西部を南下していきます。高速道路がよく見えますね。亜熱帯と熱帯に位置する台湾の山は、緑の色が濃い木々で覆われているのにお気づきでしょうか。日本の山よりも、ぐっと緑色が眩しい感じがします。勿論、太陽にも近いので、日差しもきらきらしています。なにしろ、これから向かう嘉義には北回帰線(The tropic of Cancer)が通っているのです。この北回帰線より南は、いよいよ熱帯圏。フィリピンからボルネオ、インドネシアへと繋がる、トロピックワールドへの入り口です。
2007年04月15日
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台北滞在3日目。今日は、嘉義へフライトです。出発1時間前に松山空港のカウンターへ。ちゃんと搭乗券を受け取れました。すぐに搭乗ゲートへ。この頃から、機内への液体持込制限が厳しくなって、持参のペットボトルは、中身が飲み物かチェックが入ります。いちいち飲んでみせなければなりません。搭乗したのは立栄航空嘉義行き。立栄は、エバー航空グループで台湾国内線を中心に運行しています。機材はプロペラ機。プロペラ機といえば、これです! 搭乗機、プロペラ機のベストセラー「フォッカー50」かな。とついさっきまで信じていましたが、どうやら、あの「ボンバルディア社」製DASH8らしい。・・・危ないところだった?・・上の写真は、マレーシア航空国内線に搭乗したときのもの。ボルネオのシブ空港で撮影。・・もっとも、プロペラ機、というと、メーカーは違ってもだいたいこんな感じです。機体の上に主翼がついているので、どの席からでも、視界が抜群にいい。しかも、ジェット機より低空を飛ぶので、地上がよく見えます。1時間もかからないフライトは、まさに遊覧飛行気分。ところで、このときの搭乗機、また、嘉義の空港の写真は、残念ながらありません。嘉義空港は、空軍との兼用空港なので、写真撮影は禁止。戦闘機が止まっている傍らを、民間機が離着陸していきます。小山に偽装された戦闘機の格納庫がずらりと並ぶさまに、ここが、台湾防衛の重要な拠点なのだと、思わざるをえません。
2007年04月13日
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午前中、故宮博物院で中華文化の至宝を堪能したら、MRTで台北駅まで戻ります。台北駅で板南線に乗換え。MRTは、路線ごとにわかりやすく色分けされており、表示どおりに歩けば、乗換えも難しいことはありません。目的地は「龍山寺」駅。地上に出ると、どことなく、ごちゃっ!とした、なんともなつかしいような雰囲気を感じます。整然とした台北駅前とは大違い。龍山寺は1738年創建の、台北最古のお寺。お参りする善男善女で賑わっています。東京だと、浅草、といったところでしょうか。こちらのご本尊は、霊験あらたかな観音菩薩。しかし、そこは台湾です。さまざまなご利益がある道教の神様たちも、ちゃんといらっしゃいます。つまり、このお寺一箇所で、あらゆるお願い事ができてしまうというわけですね!門を入った(お寺なので、入場は無料です)ところの建物を、きょろきょろ見回していたら、おじさんやおばさんがわらわらと寄ってきました(どうやら、参拝者のお世話をしている人たちらしい)。そして、中華圏ではおなじみの長いお線香を、7本(か5本だったか?記憶が定かではない・・・)、くれるのです。こちらは、当然「へっ?」という顔をする。なにしろ、日ごろ無信仰な人間なので、別に拝まなくても、見て回るだけでいいや、と思っていたところ。お線香、わざわざ買う気はないし~。でも、押し付けられちゃったよ、どうしよう?突っ返すわけにもいかないや。しょうがないなあ。「多少銭(トウシャオチェン)?」と聞いてみた。(ご年配の方々ゆえ、英語はわかんないだろう。)そうしたら・・「不要!」えっ、タダなの?そして、拝み方の説明をしてくれたのでした。といっても、聞き取った中国語は7(か5)という数くらいですが。それでも、話はわかりました。要するに、7(か5)本のお線香を、1本ずつ、7(か5)人の神様にお供えして回りなさい。ということらしい。せっかくなので、お線香をお供えしながら、各神様を拝んで回ったのでした。ちゃんと、神様には、些少ですが喜捨をさせていただきましたよ。参拝の作法は、上海の龍華寺や北京のチベット寺院で経験済み。だいたい、御祭壇の前に、分厚い座布団(というより、合皮製の四角いクッション)が置かれているので、そこに膝を着いて、正式にはおでこを床にこすりつけるくらいの五体投地をします。日本だと、お坊さんの修行でもなければ、五体投地は、まずしませんね。お線香を香炉(写真の真ん中にある煙が出ているのがそう)にお供えするときも、おでこのあたりにお線香をかかげつつ、何度も礼をします。(お願い事は、皆さん現実的なのでしょうが)大変真摯に祈っている人ばかり。ただただ日ごろの無信仰を、恥じるばかりなのでした。
2007年04月12日
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さて、MRTを利用するときは、当然エスカレーターを利用します。エスカレーター、誰でも簡単に利用できるものですよね。ところが、特に関東人限定で失敗してしまうことが。台北駅前地下街へ向かうエスカレーターに、のんびり立っていたところ、後ろから、肩をトントンとたたかれました。なんでしょう?と周りを見回して、「しまった!」右側に、人が並んでいるじゃないですか!左側は、追い越し車線だったんだ!台湾では、右側立ち、左空けルールのようで、エスカレーターの壁にもそのような注意書きが貼ってあります。ところが、東京ではこの逆。左立ち、右空け。それゆえ、東京ルールを叩き込まれている関東人は、台湾到着そうそう失敗してしまうのです。このエスカレーター片側空けルール、他の国ではどうだったか、と考えたのですが、どうも思い出せない。中国では、確か、一人しか立てないような幅の狭いエスカレーターが多かった気がする。東南アジア諸国では、そもそも、誰も、歩いて上り下りしていなかったかも。とにかく、成田空港から出国される皆様。左に立つのは、成田のターミナルまで。台湾の桃園空港についたら、すぐに右に立つようにしましょう。そして帰国の際、今度は、成田で右側に立たないように!
2007年04月10日
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故宮博物院へ行くときに利用するMRT淡水線。ただ乗るだけでも、なかなか楽しい路線です。市内中心部では地下を走るMRTですが、淡水線は途中から地上に出ます。それも高架線路を走るので、景色がよく見えること!沿線には、士林夜市や、人気の天母、北投温泉など観光スポットも多く、終点の淡水は、河口に面した風光明媚な街。かなり、利用頻度の高い路線ではないでしょうか。MRT(捷運)は、漢字さえ読めれば!中国語がわからなくてもまったく問題なし!安心して利用できます。台北に来たら、是非、MRTを利用して台北を探検してみてください。故宮博物院の全景。亜熱帯の濃い緑の森に、中華風の建築がよく映えます。
2007年04月08日
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いいお天気の2日目。MRTに乗って故宮博物院へ向かいます。最寄は士林駅。地上に出たMRTから円山大飯店の豪華な建物が見えると、まもなく士林駅。駅からバスもあるようなのですが、ここは、歩いてしまいます。20分くらいでしょうか。故宮博物院といえば、世界でも三本の指に入る博物館。なにしろ、もともとが中国皇帝のコレクションですから、クオリティが違います。歴史や美術はどうも苦手だ、という方も、敬遠なさらず是非是非行ってみてください。時空を超えた芸術品に囲まれた空間にいると、何か、感じるものがきっとあるはず。 なかでも、いわゆる珍品の類が興味深い。右側が、有名な翠玉白菜。左側が肉形石です。白菜は、白と緑の色調の玉を彫り出して作り上げたもの。小さなキリギリスがとまっています。清朝の皇帝のお后が、お嫁入りのとき持参したものだそうです。キリギリスが子孫繁栄のシンボルなのだとか。肉形石は、いかにも、美味しそうな豚の角煮。偶然なのでしょうが、よくぞ、こんな石が見つかったものです!リニューアルした故宮博物院。以前から評判の高かった三希堂始めレストランも、ひときわ洗練されてオープンしたようです。そして、侮れないのが、ミュージアムショップ。青銅器や陶磁器のレプリカ、といった大物から、絵画をプリントしたマウスパッドまで。お手頃な文房具類やアクセサリーにいいものがあります。ポストカードもおすすめ。なんと、白菜がキャラクターになってしまいました。パッケージがカワイイお菓子類も充実。一味違った台湾土産にいいですね。ご注意!2004年当時は、写真撮影可、だったのですが、現在は、禁止されています。マナーを守って、御見学くださいね!
2007年04月07日
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新光摩天楼展望台からの眺望を楽しんだら、下の階にある、「新光三越」をちょこっと探検。ところで、この新光摩天楼展望台、残念ながら営業は終了してしまいました。台北101のほうが高いですからね!これも時の流れでしょうか。101、世界一(現段階では)の高さからの眺めは素晴らしいものです。台北に来たら、是非、上ってみることをオススメします!でも、こちらの新光摩天楼からの眺めも、とても捨てがたい。総統府、2・28和平公園、中正祈念堂など、台北の見どころが、眼下に広がるのです。特に、中正祈念堂の眺めは壮観。いずれ、別の形で営業開始するでしょう(キティ博物館、というウワサも?)。すぐ下の階には、(ちょっと高級そうですが)レストランも入っています。機会があったら、是非、新光摩天楼からの景色、楽しんでみてください。さて、新光三越は、日本の三越百貨店と提携しているデパートです。まるっきり日本の三越なので、安心してお買い物もできるでしょう。ただし、売っているものは、日本ブランドがかなり多い。当然ですが、観光客にとって、日本ブランドを台湾で買うメリットは・・・ほとんどありません。日本ブランド以外の、香港、台湾系カジュアルブランド(ジョルダーノetc)は、オススメです。特に、セール時期にぶつかれば、楽しいお買い物ができるはず。この三越でおすすめしたいのは、なんといっても、地下の食品売り場とフードコート。食品売り場は、日本のデパ地下と同じで小奇麗に包装されたお菓子類やお茶などの名店街と、スーパー方式のグロッサリー。街中のお店を見て歩く時間のない方は、デパ地下で、お土産を勝負してしまいましょう。空港の免税よりも安いし、種類も豊富。どれも美味しそうで目移りしてしまいます。フードコートは、和洋中韓、にマックまで揃っているので、必ず、お好みがみつかります。注文は写真を見ながらでOK。席もきれいだし、お子様連れのファミリー、中華圏ビギナーさんには、特にオススメです。なによりありがたいのは、夏、冷房が効いていること。台湾北部とはいえ、亜熱帯圏の台北。さすがに真夏の暑さは厳しいものがあります。炎天下さんざん歩き回って、デパ地下で涼む。いや、極楽、極楽。グロッサリーで、さっさか義理土産などを仕入れてしまえば、あとは、自分のためのお買い物のみ。ただし、連れがいるとなかなかゆっくり見て回れないので、夕食を済ませてから、ひとりで出かけてきましょう。なにしろ、ホテルは、道路の向かい側ですからね!夕食は、スティ先の「天成大飯店(コスモスホテル)」で。地元客で賑わう評判の飲茶です。ホテルといってもまったく気取らず、でも、サービスはきっちりとホテルなので、ゆっくり楽しめますよ。海に囲まれた台湾では、海鮮系の飲茶がさすがに美味!デザートは家人1は大好物の「杏仁豆腐」が食べたい。といっても、メニューには載っていません。が、聞いてみます。「アンニンドーフ?」怪訝な顔の小姐。やっぱり、そういうメニュー、台湾にはないのだろうか?ここで、お得意の筆談ノート登場。「おお!シンレンドーフ!OK!」2日目はいよいよ故宮博物院です。 総統府前の道路。日本だと永田町、総理官邸前のようなところです。さすがに緊張感が違います。わかりにくいですが、警備車両がずらりと並んでいますよ。
2007年04月05日
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ホテルに荷物を置いて、セイフティボックスにお金とパスポートと帰りの航空券をしっかとしまったら、まず、やること。それは、翌々日に行く予定の、嘉義(ジャーイー)までのチケットを買いに行くこと。嘉義へは、ある目的があって行くのですが、台北からバスや鉄道だと少々時間がかかります。ここは、飛行機かな。台湾の国内線、というと、作家の向田邦子さんが事故で亡くなったことがちらりと頭を過ぎるのですが・・・まあ、ボルネオで国内線はさんざん乗ったし、家人1は、かの中国国内線も無事に乗ってきたことだし(だから、台湾の国内線が絶対安全、という根拠にはまったくなりませんね。)。台湾の国内線は、お値段も何千円かでとてもリーズナブル。便数も多くて、気軽な足になっています。あらかじめ、ネットで時刻表を調べて、候補を3便ほどメモしてきました。これをカウンターの小姐に見せて「Two person!」とVサインすればちゃちゃっと買えるはず。では、タクシーを松山空港まで飛ばしましょ。立栄航空のカウンターでメモを出して、Vサイン。一番いい時間の便があるようです!ところが、小姐が何か書いた。「身分証」こちらが、「ん?」という顔をしたので、ああ、そうだ、外国人だっけ、と向こうも思ったのか、今度は「護照」。なに?買うときにもいるの?確か、「台湾国内線に乗るときにはパスポートが必要」とは書いてあったけど~。どうしよう~。セイフティボックスの中だよ。しょうがない、ホテルまで行って取ってこようか。そしたら小姐。今日、予約はできるので、搭乗1時間前までにパスポート持ってきてください。そうか、そうか、それは良かった!でも1時間前までに来ないとキャンセルになっちゃうわけね。ともかく、飛行機は確保!台湾で航空券を買うときは、パスポートをお忘れなく。再び台北駅前までタクシーで戻り、新光摩天楼に上ります。まだ、このときは台北101は建設中。新光摩天楼が、台北一高い展望台でした!初めての街に行ったら、まず、高いところに上って街の全貌を見ます。総統府方面の眺めです。緑豊かな2・28和平公園に、ドーム屋根の白い建物は国立台湾博物館。おやおや、空が暗くなってきました。どうやらスコール(と言ってもいのだろうか?)がやって来るようですよ。
2007年04月03日
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長らくお待たせいたしました!(あっ、誰も待ってなかった?)本日より、ファースト台北&嘉義へフライト編スタートです!以前からお読みいただいている皆様はご存知でしょうが、台湾初上陸は何故か、台北をすっ飛ばして高雄(カオシュン)。1997年8月のことでした。成田~高雄直行便だったので、帰国時、桃園空港で1時間ほどトランジットしただけでした。(ただし、家人1のみは、1993年に台北の地を踏んでおります。)今回は、台北に泊まります。やはり、王道の観光地に行かなければ、お話になりません。エアーはJAA。当時、金城武くんがCMをやってましたからね。(笑)JTBの台北3泊4日フリープランで行きます。というのも、家人1の職場関係から、勤続○○年のご褒美のJTB旅行券が出たからなのです出発は2004年7月18日。夏休み突入直前、という時期です。この日を選んだことが、またまたラッキーだったのか。Cクラスにアップグレードと相成りました!台湾からの旅行団(それもかなりの大人数)が同じ便に搭乗予定。結局、ほとんどの個人客はCクラスにまわされたようです。なにしろ、ツアー代金8万円くらいしか払っていないのだから、まっこと申し訳ない!しかし、一旦Cクラスにまわされたからには、遠慮なく、サービスを受けさせていただきます。 JAA、Cクラス「シーズンズ」の機内食。洋食と和食の2種類からチョイス。和懐石を選びました。この食事が下げられてから、デザートのあんみつが出されます。エコノミーのミールに比べて、1・5倍くらい量がありますね。台北まで3時間少々。Cクラスで行くには、ちょっと短すぎて残念です。12時すぎには桃園空港到着。台北の街に入りました。ホテルは、台北駅前の天成大飯店。さあて、台北の印象は?う~ん!静かで落ち着いた街じゃない!ええっ?と思われる方、トップページの海外への足跡をご覧くださいませ。アジアで賑やかな(騒々しい、とも言います。)都市ベスト3は、マニラ、上海、バンコク。ついで、車は多くないけれどバイクが半端じゃなくもの凄いホーチミン。(もっとも、上海はだいぶ変わってきたかと思いますが。)24時間鳴りっぱなしのクラクション。隣の車との隙間10センチくらいで、ぶっ飛ばして追い越していく運ちゃん。道を渡るのは自己責任。とにかく街を歩くのに、とても緊張を強いられるわけです。特に、上海やマニラに行くと、完璧に戦闘モード。声かけるなよ!絶対ぼったくられないぞ!黒いサングラスかけて、バッグを小脇にがしっ!と抱え、わき目もふらず大股でスタスタ歩く。かなり、自分でもコワイです(汗)。人相も悪くなってしまいます。旅行に出かけてハイテンションになる。別に、それが嫌いではありません。むしろ、好きなのです。ですが、いつもいつもハイテンションの旅、というのも疲れるもの。最初に訪れた台湾の街、高雄は、熱帯圏にある港町、ということもあって、雰囲気がマレーシア・ボルネオの街コタキナバルやサンダカンに似ていました。熱帯アジア特有の、のんびり、まったりしたところがあります。人や車の絶対数も、違うでしょう。そんなに、混みあっている、という印象はありませんでした。そして台北。なんといっても台湾一の大都市だし、バンコクや上海なみかな、と予想・・・家人1が以前訪れたときは、やはり賑やかだったそうですが・・・全然、静かじゃん!車もお行儀よく走ってるし、ちゃんと、信号で道渡れるし。なんか、東京みたい。この街では、戦わなくていいんだ~。癒しの台湾。というのが、もの凄く納得できたのでありました。
2007年04月02日
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本日のおやつは、おいもさんの店「らぽっぽ」の今月のパイ。「3種ベリーパイ」。お芋ペーストに、甘酸っぱいイチゴとラズベリー(もう1種はよくわからない!)という、またユニークな組み合わせ。芋とイチゴ。なかなか想像できないコンビだと思うが、どちらかといえば、ベリー系のすっぱさが勝っているか?ここのケーキは、いかにも、体にいいもの食べてます!という気にさせます。ところで、メイフェさんから先ほど、台湾での身分証提示についてコメントをいただいた。台湾の国内航空路線のチケットを購入する際、パスポートを忘れてしまってその場では航空券が買えなかった、という話についてである。メイフェさんも、この件については不便を感じていらっしゃるということだ。台湾では、全ての国民に身分証携帯が義務付けられており、航空券を買うときには提示する必要がある。外国人の場合は、身分証のかわりにパスポートを見せなければならない。いまのところ、航空券を買う以外でパスポートが必要だったことはない。ただ、鉄道の切符を買うのに、インターネット予約ができるといいなあ、とは思っている。特急の指定席がネット予約できるのだが、ここでも、身分証番号の入力が必須なのだ。メイフェさんの話によると、英語の予約ページからだと、パスポート番号で購入できるようなのだが、日本からでもできるのだろうか?というのも、いよいよ全線開通した台湾高鉄(新幹線)の指定席、日本から購入していければ安心でラクチン、と思ったからなのだ。勿論、日本の旅行代理店を通せば手配できるのだろうが、数千円のチケットに、それ以上の手配料を払うのもね・・・どなたか、日本からネットで購入した方いませんか?
2007年03月06日
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昨夜は、7時から11時までえんえん4時間、焼肉とチューハイで盛り上がり。帰宅したのが12時回ってました。台湾組は、今日11時台の便で帰国、ということで、朝、ちゃんと起きれたかな?実は、今日から、日本発便の機内持ち込み液体類の制限がきびしくなります。セキュリティ検査に時間がかりそうなので、3時間前には空港に行くのだとそう。・・・この件について、詳しくは航空各社のHPをチェックしてね!重要です。皆さん、韓国風焼肉はおなじみのようで、最後に出されたビビンバを混ぜるのも慣れたもの。一番食べなれていないのが、実は、こちらだったりして(汗)。・・・混ぜ混ぜビビンバ、実は苦手なため(混ぜる、というのが好きではないから)、滅多に食さないのであります。だいたい、ナマモノはほとんど食べられない家人1ともども、中華な料理のほうがよっぽど馴染んでいる、という、変な日本人。お鮨食べられない、というと、まず、びっくりして、呆れられる。「そんな日本人、見たこと無い!」たって、日本人全員がナマモノ好き、と思わないでほしいよ!黄太太が用意してくれた御土産は、「阿里山高山茶」と「凍頂茶梅」。茶梅は、まだ食べたことがないのですが、甘い味の梅干ということ。これから、いただいてみます。こちらの御土産は、西武のデパ地下をうろうろして結果「アンテノール」の焼き菓子に。あれれ?アンテノール、神戸のお菓子やさんだ!しまった!東京ブランドじゃないや。
2007年03月01日
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たった3日の旅行で、よくぞ1ヶ月半も書き続けた!と少々、本人もあきれています。言い換えれば、1ヶ月半も楽しめたというのは、お得なことかも?無事、飛行機も成田に到着。ここらでおしまいにいたしとうございまする。いわゆる、台湾らしい場所、食べ物とはちょっと違うものをご紹介することができました。いかがだったでしょうか?実は、とても新しいものが好きで、新しいものを考え出すのが得意な台湾。これからも、どんどん進化していくでしょう。さて、最後に、成田の入管にちょっとお願い!到着が19時前だったわけですが、入国審査が数箇所しかあいてない。外国人用と日本人用のブースが3ヶ所ぐらいずつあいてたわけです。「ようこそ!にっぽん」キャンペーンの一環で、外国人のかたの入国をスムーズにするため、そちらに人を割いている、ということです。それは結構なことで、是非是非、協力したいところですが、日本人用は大行列。実は、この時間帯。アジア近距離線の到着ラッシュ。第1ターミナルにANAが引っ越したので、だいぶ空いてきたとはいえ、JAL便が立て続けに到着。18時半くらいから20時までをちょっと見てみると、JALだけでも、メルボルン、シドニー、台北、北京、上海、広州、マニラ、西安、香港、ソウルと続きます。どの便も、ほぼ満席、しかも日本人が多い。これでは日本人用が大混雑になるのは当然!審査場がいっぱいになってから、ようやく、ブースがいくつか開きました。でもね、前もって到着便わかっているはずでしょ。あらかじめ、余分に開けておいたっていいと思うのだけどね。ちょっとしたことで、日本の入管さすが!とうれしくなるものです。***お正月に中国は大連に行けることになりました。初めての母娘旅行です。日露戦争激戦地の旅順はじめ近代史の現場をたどって、名物の海鮮料理を楽しむ予定。家人1さま、お留守番よろしゅうお願いします~!
2006年11月16日
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成田行きの飛行機は、すでにスタンバイ中。おや、今度もJAL機。ほかの路線を飛んでたJAL機を、便数が増えた台湾線に投入してるのでしょ。この場合、乗務員さんもJALなのである。経営が大変だから、やりくりしているわけね。 機内食。メニューは・・・JAAオリジナル和風アントレまたはポークの中華風ご飯添え台湾風小菜日本風味そば胡麻プリンまいどお馴染みの「JAAオリジナル和風アントレ」、これはうなぎがお約束だった。ところが、今日は、「すずき(だったと思う。何かのお魚だった。)」。そういえば今年は、ウナギの値段が高い、といわれていたね。ウナギじゃないお魚はいらないから、お肉をセレクト。 いつも、面白いと思うのが「台湾風小菜」。左下のトレイの2品。だいたい、いつも同じようなものが出てくる。中華風のサラダ、といってもいいか。でも、どこが、台湾風なのだろう?JAAの機内食で注目は、なんといってもデザート。いつもレベルはかなり高い。メインのご飯はお残ししても、デザートだけは、しっかり二人分いただきます!
2006年11月14日
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15時の搭乗までちょ~っと時間があるので、お昼を食べてみることにした。午後2時くらいまでの出発なら、機内食が出るまで食べずに済ませてしまうのだが。ターミナルビルの最上階に、小吃店が2軒入っている。そのうちの、麺がメインのお店にしてみる。もう1軒は、ご飯物があったように思う。(ちょっとあいまい。)担子麺セット。このくらいなら、軽くていいでしょ!(ところがやっぱり、機内食までにお腹が空かない。機内食完食できず残念!齢だなあ。)麺とセットのおかずは、奥が、しっかり重みのある厚揚げのような御豆腐のようなのを煮たもの。手前が、青唐辛子の漬物。
2006年11月13日
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きっちり1時間30分ほどで、台中から台湾桃園国際空港に到着。日本便のほとんどは、新しい第2ターミナルでの発着。 吹き抜けが広々としたターミナルビル。まだ、少々寂しい感じもするけれど、混みあっていなくて、使いやすい。上の階には、ちょっとしたショップやレストラン(軽食)あり。ただ、ターミナルの広さのわりには、ショップは少ないかもです。 出国後の免税店は、かな~り充実。ブランドのブティックがずらりと並びます。
2006年11月12日
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9月28日、木曜日。今日は午後3時台北発便で帰国。ということは、午後1時半に桃園空港に到着できればOK。便利なことに、長栄桂冠酒店のまん前に、桃園行きの高速バス停留所あり。しかも、ホテルのコンシェルジュでバスチケットも買えてしまう。で、前日に11時15分発のチケットを購入しておいた。さて、それまで何しましょ。近くに、精明一街という「台中のシャンゼリゼ」と呼ばれるオサレな通りもあるのだって。と計画していたのですが・・シャオさんが、「午前中、うちにいらっしゃい!是非!」とおっしゃる。朝9時に迎えに来ます。バスの時間までに、送り届けてあげるから。というわけで、ホテルから15分ほどのシャオさん宅へ行くことに。おっと!お呼ばれするのに手ぶらではいけな~い!そうだ、ホテルの隣がお菓子屋だ!夜10時過ぎだが、まだやってるぞ。飛び込んで「老婆餅(ラオポーピン)」を購入。これも太陽餅と並ぶ有名お菓子らしい。今回の旅行では、とにかくお菓子が飛び交った。日本から持ってきたのが、ユーハイムのクライネクーヘンと中央軒のあられ詰め合わせ。それとひきかえに、ウオンさん、シャオさんからいただいたのが、月餅セット。中華圏では、このシーズン、月餅が飛びかうのだ。シャオさんの家のすぐそばを通っている台湾高速鉄道(新幹線)の高架線路。10分に1回くらい試運転車両が通る。うるさくないですか?日本だと、テレビに障害が出たりして、問題になるけれど。無問題よ~。だって、台湾90%ケーブルテレビだし。そんなもんですか。確かに、日本よりは人家の無いとこ走ってそうだけど。とにかく、やっと1月に開業ということで、期待しましょう。帰りのバスは統連客運。緑色のボディーが目印。バスが来るまでホテルのロビーで待つ。バスが来ると、ベルキャプテンが声をかけてくれて荷物も運んでくれる。これはラクチン。
2006年11月11日
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デザートのフルーツ。スイカ、キウイ、なし、りんご(だったと思う)、そして、右側の黒いぽちぽちのあるのがドラゴンフルーツ(ベトナムだとタンロンね)。このドラゴンフルーツ、鮮やかなピンクの皮がとてもきれい。中味は白い果肉に小さな黒い種がプチプチと入っています。食感はキウイに似て、あっさり、さっぱり系。本当に残念なことに、マンゴーの季節は終わってしまっていた。台湾のマンゴーは、夏シーズン限定。心ゆくまで堪能したい方は、是非9月半ばまでに御来台ください! デザート2品目は、あたたかいお汁粉(といっていいだろうか?なんて名前でしょう?)。小豆のお汁にはと麦が浮かぶ。優しい味わいの甘味。このデザートだけは、ヌーベルシノワじゃなくて、ごくごくオーソドックスな一品(だと思う)。 全体に、とっても、めずらしいものを食べた~!というお料理でした。正統派の中華もいいけれど、こうした、新しい趣向満載もいいね。いろいろな工夫を重ねながら、中華の世界もどんどん進化していく。お会計:コース6人分、瓶ビール3本、税・サービス料込みで7890元なり。約30000円。ホテルのディナーコースとしては、まずまず納得のプライス。(日本だと、このお値段はありえない。)
2006年11月10日
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お肉の次は海鮮の一皿。「ホタテ貝柱と野菜の炒め物」 パリッと揚げた器(クレープのような皮で、一緒に美味しくいただけます。)に盛られた炒め物の野菜は、パプリカにセロリ。塩味であっさりした味付け。茶色いタレ(ナントカ醤、というのだと思う)をちょっと添えると、また味が引き立ちます。ホタテはかなり立派なサイズ。主食代わりの点心で締め。 なぜか、どちらもあんこ系。ま、これはこれでいいのだが、ひとつはお肉系包子だともっとよかったかも。
2006年11月08日
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さあ、いよいよコースもメインに入ります!3品目。「アヒルの水かきの煮込み」 しいたけや白菜と一緒に、とろりとした甘辛醤油味で煮込んだ水かき。見た目は、ちょっと・・・ぎょえ~ですが。これが!なんと美味でございます!ほろほろと柔らかく、かつプルリン感のある水かきの皮。しいていえば、ことこと煮込んで柔らかくなった鶏の手羽先の皮が、毛穴がないぶん非常になめらかになった。という感じ。骨から簡単にはがれて食べやすく、味は日本で食べなれたお惣菜の煮物風。4品目。「豚スペアリブのからあげ、ヨーグルトソースあえ」 豚スペアリブに甘辛醤油味で下味をつけ、から揚げ。まとわりついてる白いソースは、さんざん考えた結果、ヨーグルトを使っていると判断。ヨーグルトソースがなければ、ごくごくオーソドックスなスペアリブ料理だと思う。甘酸っぱく、かつクリーミーなヨーグルトソースを合わせると、また味わいが変化する。そのあたりは好みだが、まずは、この組み合わせを考えたことに拍手!でも、これ、一人前にしては少々量が多かった。スペアリブなので、お肉にも噛みごたえがあり、食べるのに時間がかかるかな。豚のばら肉で作ったほうが、もっと柔らかくていいかもしれない。
2006年11月07日
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夜8時。ウオンさん御夫妻にホテルまで送ってもらい、ロビーでシャオさん御夫妻とも合流。おみやげの交換もそこそこに、ホテル2階の長園中餐庁でお食事をいたしましょう!・・・ブログにいらしていただいている秋さんからも、何軒かお店をご紹介いただいたのですが、夜もおそくなってしまったし、皆さん車なので、駐車場が利用できるホテルが便利だろう、ということでこちらにしました。秋さん、ありがとうございました。「新月梧桐」は是非いってみたいお店です。次の機会の楽しみにしたいと思います。・・・さて、メニュー・・・と、すかさずシャオさんが「このコースにしましょう!」と一番安いコースを選ぶ。こちらのフトコロ具合に気を使ってくださったのだ。まさしく大人(ターレン)と呼ぶに相応しい方である。一番安い、といっても、デザートまでで8品。十分食べ応えはありそうである。期待が高まる中、まず前菜。 おおっ!さすがホテルのメイン中華ダイニング。うやうやしく、一人前ずつサーブされる。しかも、目に眩しい純白のお皿に、余白を残しながら美しく配された3品。左上の黒いの。「田ウナギのからあげ、甘辛味つけ」田うなぎ、というのは、ウナギの種類なのだが、ずっと小さい。上海周辺だとよく出てくるもので、炒め物になっていることが多い。お江戸の蒲焼のように蒸しあげてから料理するわけではおそらくないので、かなり脂っこいのである。炒め物だと、相当こってり感をおぼえるのだが、かりかりに揚げられた田うなぎは、逆に油が抜けた感じでいい。甘辛い味付けは日本でも食べなれた味。こういうの、よくあるでしょ。右にうつって。「白ネギと中華ハム、ライムスライス添え」白ネギは、関東でお馴染みの太めの白ネギ。もしかして、台湾ではとても珍しいのでは?左下。「たらこのスライスにカッテージチーズ、トマト添え」びっちり身のつまった焼たらこにチーズを載せていただく。これが、いまどき流行りの「ヌーベルシノワ」ってやつですか。こちらのレストラン、田うなぎを使っているところを見ると、いちおう上海料理がベースかな、と思われる。伝統中華の枠にとらわれず、いろいろな食材を使って、新しいコンビネーションを考え出すのがヌーベルシノワ。台湾や上海では人気で、新しいお店がどんどんできているらしい。 スープは「フカヒレと鶏肉」。これはもう、美味しいです。文句のいいようもないです。いま、まさに、コラーゲンが吸収されているぞ!という満足感。なのですが、下からご丁寧にあっためてくれてるのです。それはいいのだけどね~。ネコ族にはとても食べられないのです。ほとんど火傷寸前になりながらふはふは。別に悩むことなかった。さっさと、火を消してもらえばよかったのだった。
2006年11月06日
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彰化県田尾郷、というところに、ウオンさんご夫妻のお宅を訪問。花や植木、ガーデンニンググッズを扱うお店が集まる一帯で、台湾でも有名なのだそう。(ローカルですが、埼玉県川口市の安行、というところが、やはりこんな感じである。)贈答用の豪華な胡蝶蘭(台湾では、胡蝶蘭栽培がさかん。日本の贈答用胡蝶蘭も、台湾生まれが多いのである。)もあれば、お庭に植えるかわいい草花もあって、園芸が好きなひとには楽しい場所かと思う。この一角にあるカフェに案内していただいた。「全得玖瑰(メイクイ)荘園」薔薇園に囲まれたガーデンカフェ。席についてまず出されるのも、薔薇茶。玖瑰は、ハマナス科の花で、薔薇の1種。英語でワイルドローズ、というのだそう。お茶にもよく使われる花で玖瑰茶とあれば薔薇茶のこと。エスプレッソにはシナモンスティック。珈琲と灰皿の間に見えるのは薔薇ゼリー。ワッフルに添えられたのも、薔薇の花。薔薇づくしのカフェである。実は、台中市内でも薔薇と名のつくメニューをみかけたのだが、今、薔薇がきてるのだろうか?もっとも、薔薇の花をお茶に混ぜるのは昔からあるので、実は中国では珍しくはないのかも。それにしても、台中市内から少々距離がある田尾で、こんなオサレなカフェに出合うとは思わなかった。台中は、台湾喫茶文化の中心だそうで、モダンだったり、レトロだったり、とにかくおしゃれなレストランやカフェが多いところである。周辺地域までもその影響が及んでいるようだ。・・・今回、旧市街のほうはほとんど歩かなかったせいもあるが、いわゆる台湾らしい食べ物やさんの印象がほとんどないくらい、オシャレなお店が目立った台中である。さて、メインイベントの夕食会。これがまた、中華の印象を覆すものだったのだ!
2006年11月03日
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そごうからホテルに戻って、午後2時、ロビーでウォンさんご夫妻を待つ。ウォンさんの蘭園に案内していただくことになっている。ここから先は、かなり内輪のマニアックな話になるので、具体的なことは省略します。ここにいたる経緯だけ解説。家人1は、趣味で蘭をやっている。(どんなものか見てやろう、というもの好きな方は、トップページのリンクからお飛びください。)その関係で、アジア各国に知人がいるのだが、台湾でも、シャオさんという蘭の栽培家さんと知り合いである。シャオさんは、台中近郊の大雅郷というところに在住。昨年、台北から日帰りでお宅を訪問した。シャオさんはこの世界ではなかなかに有名な方である。今年も伺いたいと思って連絡をとったのだが、夕食についてはつめられたものの、昼間の訪問については決定できないまま、出発に至ってしまったのである。(シャオさんが、なかなか返事をくれないのがいけないんだ!)シャオさんと並行して、ウォンさんにも連絡をとっていた。ウォンさんの名前はインターネットで知り、是非、拝見したい花があるので伺いたい、と連絡したのだ。シャオさんもウォンさんも、台中近郊で蘭栽培をやっている同業者。親しくはないかもしれないが、知っている同士。絶対、お互い連絡をとりあってなんとかしてくれるだろう、と期待。(事実、ウォンさんが連絡をとって夕食までの段取りもしてくれた。)まずは、ウォンさんの蘭園に行き、夜、長栄桂冠酒店にシャオさんご夫妻が見えるので、そこでご一緒にお食事しましょう、というスケジュール。送り迎えは、すべてウォンさんにおまかせである。しかしロビーに現れたウォンさんご夫妻を見てびっくり。まだ30代前半の若いご夫婦である。といっても、ご主人は、お父上の蘭園を引き継いで立派に老板(社長)をされている。奥様のスーさんは、東京の大学を卒業して日本語は堪能。(これは、とても有難いことだった。)さて、ここで、例の問題について、こちらとしては決断をすることになった。夕食会の支払い、誰がするか?という問題である。以前にも書いたが、中華圏ではワリカンは存在しない。一般的には、招待する側が全部持つのがルールである。シャオさんと、この件についてメールのやり取りをした際、台湾人であるシャオさんが招待側で、外国からのお客であるこちらはあくまでもゲスト、とシャオさんは譲らず。いやいや、食事に関してはこちらがシャオさんやウォンさんを招待します!と返事を出して、それっきりになっていた。しかし、ウォンさんはあまりにお若い。ちなみに、シャオさんと家人1はほぼ同年輩である。年長者として、若いウォンさんには、絶対に食事代を出させるわけにいかない。とくに、中国人のシャオさんにしてみれば、自分より若いもんにご馳走されるなどとんでもない話だろう。面子がつぶれてしまう。まして、シャオさん、キャリアや人脈などどれをとっても、ウォンさんよりずっと上。シャオさんとしては、自分が全額出してもいい、と思ったかもしれないが、ウォンさんまでよんでしまったのはこちらである。ここは、こちらが出しましょう!これで、全部丸く収まるはず。というわけで、ホテルの餐庁で6人分のディナー、家人1のお小遣いから出してもらいました。(ごっそさん!)このお料理については後ほど詳しく。旅行費用は、家計費の旅行費として計上するのだが、各人の個人的買い物については各自のお小遣いから出すことが多い。この豪華晩餐がお小遣い支出となったため、旅行費用の総額は非常に安上がりとなった。(あとで請求するぞ~!by家人1)ウォンさん宅のご近所、彰化県田尾郷の風景。右側がウォン太太。
2006年10月31日
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台中のそごうには、いわゆるデパ地下がない。地下フロアはあるが、ヤングファッションが並んでいる。台湾のデパートも、日本と同じで、地下フロアが食品名店街やグロッサリー売場になっていることが多いのだが、このそごうには、フードコートの片隅にちょっとした食品売場があるだけだ。売っていたのは、日本の「明治屋」など有名メーカーの食品や、地方の名産など。デパートの名店街といえば、日本でも台湾でも、お遣い物を買うところ、のはずだが・・・。しかしよく考えれば、台中にはお遣い物を買える御菓子屋が、そこらじゅうにあるのだった。デパートに売り場を作る必要がないわけか。そんなわけで、デパ地下めぐりはできず。お約束のジョルダーノにだけ、よって行く。ジョルダーノはたいていのデパートに入っていて、時間がないときには重宝である。留守番組へのお土産は、ここのTシャツ類で済ませることが多い。ユニクロと似たような値段だが、日本ではまだ珍しいブランドネームなので、ちょっといいでしょ?HPでチェックしておいた、ディズニーシリーズのTシャツを購入。黒がミッキーで、黄色はティンカーベル。ジャケットのインにも使えそうである。(このシリーズは家族でお揃いにできます。)ちなみに真ん中に写ってる黄色い箱は太陽餅。さて、そごうの並びにはルイ・ヴィトン!このあたりは、ブランド店や高級店が並ぶ滅茶オサレなエリア。ところで、台湾の建物、というか通りで気づいたことはありませんか?そういえば、必ず屋根があるよね。台湾の大きな通りは、たいていアーケード状態になっている。正確に言うと、これはアーケードではない。なぜなら、歩道と思って歩いているところは、なんと、個々の建物の1階部分なのだ。歩道(と思しき部分)の天井の上には、ちゃんと2階の部屋がのっかっている。(これまでの台湾旅行記の写真、よく観察してみてね!)初めて、台湾に来たとき、なんで、歩道に段差があるんだ!そのうえ、イスやテーブルもおいてあるし!歩きにくいなあ!犬や子豚(ペットだよ)も繋いであるし!バイクはずらりと止まってるし!と文句たらたらであった。それも道理である。この歩道(と思っていたところ)は、個人の建物の敷地なのである。つまり、公共の道路ではなく、他所の建物の敷地内を勝手に歩いていた、というわけなのだった。この構造は、雨や強い日差しを避けるため、とも言われているようだ。確かに、その通りである。おかげで、突然の雨(台湾は、熱帯に近くなるので、スコールのようなにわか雨がある。)や眩しい日差しのなかでも快適に歩くことができる。これで段差がなくなれば、理想的だ。もっとも、最近の新しいビルは歩道部分を一括して作ってしまっているので、大変歩きやすい。上のヴィトンのお店もよく見てね。ちゃんと、台湾スタイルに則って、1階部分が通り抜けできるようになってるでしょ?
2006年10月30日
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東京都杉並区で、レジ袋有料化の実験がスタート。賛否両論、いろいろな意見が出ているようです。もともと生協は有料だし、とにかくまったなしの環境問題。個人的には、できることはバシバシ実行すべき、と思います。さて、このレジ袋に関して、先進国のひとつが台湾。コンビニのレジ袋はとっくに有料化されています。コンビニで買い物すると、レジを済ませたら、品物はそのまま。買ったひとが自分でどうにかしなきゃなりません。飲み物1本ならそのまま持っていく。手持ちのバッグや上着のポッケに入れる。どうにもならないときだけ、レジ袋を買うことになります。台湾のコンビニでは、レジ袋を出さないのが当たり前なので、こちらから要求しない限り、袋は出てきません。ここは、是非、マイバック持参でお買い物しましょう。こちらは健康問題ですが、世界的に肩身が狭くなりつつある愛煙家の皆様のために、台湾のタバコ事情を。実は、家人1は煙大好き人間。飛行機搭乗中だけは耐えに耐えるけれど、着陸すれば、喫煙場所にダッシュ!なので、行動範囲内において、喫煙が可能かどうかは大問題。東京都でも、いくつかの区が歩きタバコ禁止条例を制定。すでに公共施設内では禁煙になっている日本。禁煙は世界的な傾向で、建物の入り口外の喫煙所でしかダメよ!という都市が増えています。台北も、路上喫煙はだめ。決められた喫煙場所か、喫煙可能なレストランで吸うことになります。ホテルも、自室以外は禁煙。部屋から出たら、あとは外の喫煙場所のみ。とはいえ、ちょっと郊外に行けば路上で吸っても大丈夫なことも。家人1に取材したところ、地元の人が吸ってるなら吸う。誰も吸ってなければ、とりあえず止めておく、ということでした。まあ、妥当な判断基準かと思われます。ただし、吸ってよさそうな場合でも、吸殻のポイ捨ては当然いけません。My携帯灰皿をちゃんと持参しましょうね!マナーを守って、気持ちのよい一服。ちなみに、玲家では、20年以上、喫煙場所はベランダです。雨に降られつつ、風に吹きさらされつつ。夏は蚊に食われつつ、冬は寒さに震えつつ。まったくご苦労様なことです。(本人が、BABYのため自主的に出て行ったので、決して強要したわけではないですよ。)こんなに迫害されても吸いたい!となれば、もはやこれも信念。あっぱれといえるでしょう。
2006年10月27日
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といっても、最近は、日本でもフードコートが増えてきたので、特に迷うことはないでしょう。台湾だと、デパートやショッピングセンターには必ずあるので一度は利用する、というひとも多いはず。一日中やっているので、お昼どきを外してしまったけど・・なんて場合にもちゃんと食事ができますよ~。ずらりと並んだお店から好きなものを選んで注文したら、真ん中にある座席に持っていくだけ。番号札を渡されて、料理ができると呼んでくれたり、持ってきてくれる場合もあるので、注文したお店に近い席に座って、待ちましょう。 食べ終わったら、片付けの人がいるので、食器は置いたままで大丈夫。ただし、日本と違うのは、お水がないこと。(もっとも、レストランでお水が出てくるのは日本だけ!)なので、飲み物は別途調達。あるいはペットボトル持参。 たいてい、こんなジュース屋さんがあるので、せっかくならフルーツ100%絞りたてジュースを飲んでみるといい。なにしろ、台湾のジュースは種類がたくさん!日本では珍しいトロピカルフルーツもあるので、是非試してみたい。種類によって多少値段の差はあるが、こちらのジュースは1杯70元。(約280円)少々お高めだが、フルーツを丸ごとミキサーにかけてくれるジュースである。(日本のデパートだと、もうちょっとする。)本当はマンゴーが良かったのだが、残念ながら、ぎりぎりでシーズン終了してしまった。台湾のマンゴーシーズンは9月までである。それで、キウイなんぞを飲んでみる。白っぽい緑色で、色はイマイチおいしそうではないが、キウイまるごと飲んでるぞ!というヘルシーな満足感。ビタミンCも、だいぶ補給できただろう。家人1は、レモンがいい、という。この生ジュース、砂糖系はいっさい加えない。フルーツのみである。実は、家人1、レモンジュースは「蜂蜜レモン」のようなものを期待していたのだ。ところが、ジュース屋のおねえさん、レモンを皮ごとミキサーに放り込んでぐい~ん!ぱっぱっ、とお塩を入れて、はい出来上がり!実に、健康によさそうなレモンジュースである。が、ずっぱ~~~~い!やはり、味が想像できるフルーツを注文するほうが、いいようである。
2006年10月26日
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台湾の料理ジャンル(?)に「日式」というのがある。これは日本料理とは違うのである。種類は、鉄板焼き、お鮨、オムライス、とんかつなどのやや高級品目から、ラーメン、たこ焼き、お好み焼き、牛丼、天丼などなど。およそ、日本人がお昼時に食べているものなら、たいていある。だいたい外国で日本料理というと、在住日本人や海外旅行者のためのもの、というのが相場だったが、台湾の日式は、地元台湾人に人気。(どうやら最近は、中国大陸でも日式が人気になっているらしい。)呼び方が日式、日本風、ということだが、これは、すでに台湾食文化の一部になっていて、全然特別なものでなく日常的に食べられている。要するに、日本でパスタのファミレスがどこにでもあったり、担子麺や刀削麺のチェーン店が増えているのと同じことだろうか。デパートやショッピングビルには必ずフードコートがあるが、その半分は、こうした日式メニューが占めている。そごうのフードコートで、さて、何を食べようか?実は、夜、友人を招待して食事会をすることになっており、おそらく中華のコース料理を食べるはずである。そのため、お昼は少々違う路線のもので、かつ軽めに済ましたかったので、ここにしてみた! こちらにお越しくださる台湾好きの皆様は、絶対に行かないだろう日式。皆様のかわりに体験してみます! 写真は基本の醤油ラーメン。150元(約600円)。家人1は、チャーシューいっぱいのチャーシュー麺200元(約800円)。外食の安い台湾で、東京並みの値段なのがちょっと難である。スープは、しっかり目の醤油味。これは、まずまず、東京風。こくもあって、しょっぱくて二重丸。具は、チャーシュー、のり、メンマ、タマネギのみじんぎり、豆苗。タマネギのみじんぎり!これは台湾日式ならではだろう。だいたい、長ネギ、特に関東の白ネギは寒いところの野菜なのだろう。暖かい台湾ではできないのかもしれない。そうなると、リーズナブルな値段でラーメンを提供するには、日本から白ネギを輸入して使ってなんかいられない。そこで、タマネギのみじんぎりである。しかし、決して不自然な組み合わせではない。タマネギのみじんぎり、醤油ベースのドレッシングに合わせませんか?だからね、醤油味のスープにしっくり合ってる。生のタマネギは血をさらさらにするので健康にもいいしね。豆苗はもやしと似たようなもの。日本なら、グリーンとしてほうれん草の茹でたのが添えられるところだ。ほうれん草も中華で使っているのは見たことが無いので、やはりこちらには無いのか。代わりに、豆苗で青味をプラスする、というのはいいアイディアと思う。(もっとたくさんのっけてくれたら、さらに評価が上がるのだが。惜しいところだ。)日式料理は日本に倣っているのだけれど、どのメニューも台湾風にしっかりアレンジされている。それは、日本のものとも違う、新たなジャンルとして確立しているのだ。このラーメンも、ベースは日本風だが、具材などに台湾独自の工夫がされていた。こうして、台湾の食は、さらに進化していくのである!ただひとつ!これだけは言わせてほしい。なんで、麺が柔らかいんだ~!よっぽどみんな、固い麺がきらいなのか?台湾は、いままで行った国のなかで一番食べ物が美味しいと思っているが、茹でた麺を使った料理だけは、いただけない!もう1分早く茹で上げてくれれば、もっと美味しいのに~。と、しこしこ手打ちうどん文化圏育ちは、いつも思うのである。
2006年10月24日
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