Welcome  BASALA'S  BLOG

Welcome BASALA'S BLOG

PR

×

Calendar

Comments

ske芭沙羅 @ Re[3]:孤独の虫けら(03/27) harmonica.さんへ ご心配させてしまったよ…
harmonica. @ Re[2]:孤独の虫けら(03/27) ske芭沙羅さんへ 4月はただでさえ疲れや…
ske芭沙羅 @ Re[1]:孤独の虫けら(03/27) harmonica.さんへ 珍しく、体調がおかしく…
harmonica. @ Re:孤独の虫けら(03/27) 加齢とともに孤独に強くなりますね。 幼…

Keyword Search

▼キーワード検索

2024.12.12
XML
カテゴリ: I whisper
抗がん剤治療を始めて3ヵ月が経過し、
どのような状態にあるのかを見るために
造影剤CT検査をした。

結果は「奏効」と言っていいようだが、
虫けら本人としては、微妙だった。

固形がんが消失していれば、最高の結果。
数が減っていれば、他の治療法(外科手術や放射線)が
選べる可能性がある。
虫けらはその下、「縮小」という状態。

もっと悪いのは、増加、増大、新規転移などだが、
これにならずに済んだのは、幸運だったかもしれない。

しかし、「縮小」では、治療法に変化はないし、
治療を終了すると表明するにはそれ相当の理由が必要だ。

怖い主治医が言う「目的」は「延命」であり、
虫けらが延命を望む限り、治療を継続するしかない。

しかし、虫けらは治療前から
「延命は望んでいない。QOLと比較して判断し、
ここまで、と思ったら治療を終了する」
と怖い主治医に話してある。

それを覚えていてのことか、
「検査」「検査」言う虫けらの言動に
常に気を使ってくれていたように思う。

虫けらがいつ「終了!」と言い出すかわからないからだ。


怖い主治医にとって、虫けらが「終了」と言うと
不都合と思われることがある。

それは、病院にとっての利益の問題だ。
治療を続けている限り、ある一定の利益が
病院にもたらされる。
が、治療が終了すればそれが断たれ、
ある程度の検査や診察だけになり、
あとは、「緩和ケア」というさほど報酬が多くない
領域に入ってしまう。

もう一つは、主治医としての症例の問題。
「寛解」「治癒」という状態は難しい病気だが、
自ら治療終了を告げて、治療をやめてしまう輩
(確たる理由もなく。理由があって、自ら治療を
諦める人が僅かながら存在することは、怖い主治医が
以前話してくれた)が、担当している患者にいたというのは、
医師として嫌なものではないだろうか。
怖い主治医を信頼していないからではないし、
治療の限界を感じたからではない。
それは、かねてから怖い主治医に説明はしているが、
結果だけを見たら、そんな事情は考慮されない。
病院という視点で見ても、
虫けらのような変な患者はそうそういるものではないだろう。

虫けらの気まぐれ的な言動が
怖い主治医のキャリアに、いやな傷をつけることになるかもしれない。

しかし、虫けらには虫けらの生き方、死に方がある。
それを、怖い主治医の感情や状況に合わせて
曲げるわけにはいかない(大げさな)。


何の話だっけ?


あ、怖い主治医の謎の言葉だった。


怖い主治医は、3ヵ月の治療期間、
幾度となく暗い顔をした。
それは、いつも、虫けらの副作用が余り強くないことを
告げたときただった。


怖「いま、手の痺れは?」

虫「ありません。点滴から5日から1週間程度はありますが、
  それ以降はなくなります」

怖「そう⤵︎」



怖「口内炎はありますか?」

虫「ありません。できそうになっても、
  痛くなる前に治ります」

怖「そう⤵︎」



怖「ボタンがかけづらいとか、ファスナーを上げにくいとかは?」

虫「全く」

怖「そう⤵︎」



抗がん剤闘病記をブログなどに上げている人の
情報を見ていると、虫けらが経験したことのない
つらい状態になっておられることが認識できる。

「症状の軽い人は、遠慮してアップしない」
などと言われるが、虫けらは遠慮せずにアップしている。
これは、いま、がんと闘っている人に見せるものではなく、
虫けらが過ごした時間の記録だからだ。

虫けらが死んだあと、家族や知人が
読んでくれたらいいという思いで書いているので、
嘘偽りない状況である。
それで、嫌な思いをされる方がいるかもしれないので、
ちょいちょい断りを入れている。

それはそうと。


怖い主治医が、虫けらの副作用が弱いことに
いつも暗い声を出し、表情を曇らせることに
ちょっと嫌な気持ちになっていた。

「一緒に喜んでくれたらいいやんか」と。

副作用が弱いということは、とてもラッキーなことだと思う。

食べたいものが食べられる、
飲みたいものが飲める、
寝たいときに十分眠れる……。

最近は、その限りではないが、
それでも、余り激しい症状はない(一部を除いて)。


今回の治療時、治療室に若い薬剤師が来てくれた。

この人とは、「相談」より「ダベる」のを目的に、
副作用に引っ掛けて世間話や無駄話を
こちらからしかける感じだが、
今回はのっけから神妙な顔で話してくれた。

薬「副作用の話のとき、◯◯先生(怖い主治医)が
  『抗がん剤、効いてないんかな』って心配されてたんですよ」

薬剤師と医師がその類の情報交換をする機会があるのかと
少し驚いた。
しかも、あんなにキャリアも実績もある怖い主治医が
「心配」していた、という事実。

薬「検査結果を見て、効いてたんやって、安心されてましたよ」

虫けらはさらに驚いた。
弱い副作用を見て、心配していたのかということと、
患者が実感できない副作用(血液に出る)は
明確な反応が出ていたのに、そちらの比重は低かった
ということだ。

白血球の減少、好中球の減少は顕著で、
虫けらとしては大満足だったのだ。

実は、好中球の減少が顕著ながん患者は、
予後(生存日数)がよい(長い)という調査結果がある。
どんながんにも共通らしいので、確固とした因果関係が
解明するのも近いだろう(解明済み?)。

副作用の出現(仕方や程度)は人それぞれだし、
感じ方も人によって違う。
虫けらにとっては、「弱い」と感じる副作用だが、
他の人が同じ副作用に見舞われたら、
「辛抱できない!」と暴れる程の強さかもしれない。
人間の感じ方や捉え方は、生き方、考え方、耐性、精神力など
様々なものに左右される。

(「副作用が強いのは、効いている証拠」は昔の認識で、
虫けらにとっては根拠のない話だと最初から思っている。
副作用は、患者の感受性やアレルギーの有無、
筋肉量、既往症の有無、代謝の良し悪しなどで
全く違う結果になるもの。怖い主治医の情報は、
少し古かったのか、もしくは、虫けらを心配する余り、
根拠のないことに心をとらわれたのか
……ないない。未だに残る医療界の習慣なのだろう)


こういう、あやふやなものに怖い主治医の考えが
左右されていたのかと、改めて驚いた。

がん治療の現場というのは、
意外と因襲に包まれた、狭い世界なのかもしれない。

患者の方が新しい情報に接する機会が
多いということか。

ま、虫けらが例外的存在だという言い方もできる。

人生の先輩であれ、恩師であれ、主治医であれ、
「この人が言うことだから」と、鵜呑みにすることがない。
いつも、なんでも懐疑的に見て、疑問を持つ。
自分が納得するまで調べたり、専門家に問うたりする。

これは、職業病かもしれないが、
虫けらの人間性がこうさせていると言える。


虫けらは変わった人間である。
自他共に認める「変人」なのだ。


そんな、変な人間の口から出た、
変な言葉を正面から受け取る誠実な(虫けらの思い込み)
怖い主治医のことだから、診察時の会話から、
虫けらが必要以上に存在感を持ってしまったのかもしれない。


大変気の毒に思う。


しかも、「心配」されていたとは。


あの、暗い声、曇った表情の裏に、
虫けらへの「心配」があったというのは、
大変うれしいことだ。

心配してくれていたという事実は、虫けらの心を明るくする。

……いや待てよ。

虫けらは、以前から、理由がわからぬのだが、
怖い主治医に大変心配されている。
看護師さんからも言われた。

看「愛されてるんですね。こんなに心配されて」

その言葉は的外れだろうが、看護師さんも気づくぐらい
心配されているのは確かだ。

何が原因だろうか。

寄る年波に勝てず、人間力が弱ったのが原因だと
認識していた時期があった。

しかし今回は、その限りではないように思う。

今度、聞いてみよう。
ま、素直には答えてはくれないだろうが。


怖い主治医の暗い声、曇った表情は、
虫けらへの心配の裏返しだった──ふふふ。


今夜の妄想劇場のネタをゲットした!


怖い主治医の「心配」の「原因」を何にしよう。

あぁ、妄想が膨らむぅ。。


                   妄 虚





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2025.07.22 10:10:59
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Create a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: