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斑入り葉の美しいローズゼラニウムが、赤ちゃんの手の様な可愛らしい葉を、次々に広げています。手で触れると、青く微かに甘い香りがします。以前、娘達と一緒に読んだ絵本で、小さな虫達が野原で、美味しいお菓子屋さんを開く、というお話がありました。その中でクサカゲロウは、ハッカの葉の上のつゆを集め、葉をちぎって入れて、ハッカ水を作ります。アロマテラピーでのハーバルウォーターは、蒸留されて作られる物ですが、葉の上にしばらく留まっただけで、ただの雨の滴も、特別な水に変わる気がします。もし、小さなクサカゲロウがいたら、ローズゼラニウム水も作ってくれるでしょうか。たくさんの滴を乗せた葉を、そっとなでると、瑞々しい香りが立ち上りました。
2006年09月26日
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一粒一粒がつやつやのお米。主人の母がもち米を炊いて、今日はみんなでおはぎを作り。まず、炊き上がったもち米をラップに乗せて、きれいな俵型に整えます。次に、別のラップにつぶあんを平に延ばし、その上に、俵になったもち米を乗せ、ラップでくるみながら、あんの衣を着せていきます。娘達も母に教えてもらいながら、楽しそうに作っていきます。二人とも、手先の事が好きな方ですが、やっぱりおはぎにも、どことなく、それぞれの個性が出るものなのですね。大地の恵みの詰まったもち米の、ふんわりとした優しい甘みは、それだけでも幸せな気持ちにさせてくれます。「おいしいね~!」お茶と一緒に頂くうちに、あっという間、おはぎは売り切れとなりました。
2006年09月23日
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植え込みのアベリアの枝先が、次々に跳ねる様に揺れています。花の中から聞こえてくる、低音のうなり。やはり彼でした。一匹の堂々とした体躯のクマバチ。彼は群れを作らず、多くを語らず、自分の力だけを信じ、強面の外見にもかかわらず、決して自ら争いを仕掛ける事はない、穏やかな一面も持ち合わせています。派手な縞柄の鎧ではなく、美しい艶のある黒がねを選んだところにも、彼の美意識が感じられます。カメラのレンズに追われるのを、そんな彼が喜ぶはずがありません。ようやく一枚の写真を許してくれた後、煙たそうにこちらを一瞥すると、クマバチは花の向こうに消えていきました。
2006年09月22日
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都会を流れる川は、疲れているのです。大きな公園の池を出てから、いくつもの川と合流し、湾に注ぐまでの間に、水面に現れる倦怠感は、しだいに色濃くなっていきます。濁った水は粘り気を帯び、暗く重たくなるから。病んで油膜の張った、白い泡の列なりを運んだり、藻に引っかかりながら、頑なに水を拒むプラスチックの袋と、何とか折り合いを付けたり。川が受け容れているものの大きさは、いかばかりでしょう。今日このひと時、澄んだ空気の中で、夕映えの癒しの光が、辺りに満ち満ちています。川はその美しい色を、うっとりと映し込み、疲れを忘れ、幸せな眠りに就きました。
2006年09月18日
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外は柔らかな霧雨。傘をさしたとしても、雨は軽く舞いながら、髪や頬をぬらす。それなら、傘をささずに歩いてみよう。目を閉じて、指先でそっと頬に触れてみる。伝わってくるのは、ほんのり桜色に染まった肌の温かさ。上気した頬に、躍りながら降る霧の雫が心地良い。ほろ酔いの、なかば夢見る様な足取りで、霧雨の中を行く。私は何に酔ったのだろうか。美しい酒に?それとも、類稀なる美しい人に?朝に白く咲き始め、時間を追うごとに、紅に染まりつつ、一日で花を閉じる酔芙蓉。雨の日は、酩酊というほど紅くならず、ほろ酔い加減で終わる様です。雫を乗せた酔芙蓉が、小さなお話を聞かせてくれました。
2006年09月14日
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初秋の午後の光が、優しくひまわりを包んでいます。今ここに咲いているのは、秋のひまわり。がっしりした茎の上で、こっくりとした黄色の花びらを並べ、ぎらぎら照りつける太陽に焦がれて、ひたすらに背伸びをし、揺らめきながら夏の光を追う、あのひまわりとは違うのです。小さな顔を、あっちこっちにうつむけて、秋のひまわりは、はにかみ屋なのでしょうか。透き通った様な花びらの周りには、檸檬色の光。ひまわりを訪れた虫達も、かすかに檸檬色に染まるのです。
2006年09月07日
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