2026
2025
2024
2023
2022
2021
2020
全3件 (3件中 1-3件目)
1
![]()
おばあちゃんすごい!中川 ひろたか 文 村上 康成 絵童心社「ひろたかなり」っていう子どもを探して園にやって来たおばあちゃん。でも、その園にはそんな名前の子はいませんでした。園児達が遊んでいるのを見たはおばあちゃんは、お手玉・おりがみ・あやとり・こままわし・けんだまと何でも上手!もう子供たちはそんなおばあちゃんのとりこになっちゃいました。園児達の散歩に一緒に行ったおばあちゃんは咲いていたオシロイバナの秘密も教えてくれちゃいます。そのまま一緒に園でお昼を食べることに。園でおばあちゃんの子どもを発見!なんとそのおばあちゃんの子どもは園長先生だったんです。園長先生の子供の時にスカートをはいてくるくる回っていたことも園児達に暴露されちゃったりして。おばあちゃんの持つ優しさに子供も私も包み込まれ、園長先生達も優しくおばあちゃんを迎える感じが、とてもすてきです。核家族化している現代で、こんなふれあいも大事だなぁと感じさせてくれる絵本です。
2009.09.27
コメント(0)
![]()
「おじいちゃんのごくらくごくらく」おじいちゃんのごくらくごくらく西本 鶏介 作 長谷川 義史 絵鈴木出版おじいちゃんが大好きなおじいちゃん子のゆうたくんと、おじいちゃんのほろっとする物語です。園への送り迎えもおじいちゃん、おふろにはいるのも、寝るのもおじいちゃんと一緒。おもちゃはおじいちゃんが作ってくれた世界に一つしかないもの。おじいちゃんはおふろいはいるといつも「ごくらく、ごくらく」というので、「ごくらくって なに?」ってたずねたら「しあわせな きもちに なることだよ」とおしえてくれて「ごくらく、ごくらく」ってまねをするゆうたくん。今度のお休みに二人で温泉にいこうと約束したのですが、おじいちゃんは入院することに。おじいちゃんがげんきになることをいのったのですが、悲しい別れが・・・最後はちょっと悲しいのですが、おじいちゃんの「ごくらく、ごくらく」はゆうたくんの「ごくらく、ごくらく」となって、思い出と共に生き続けていくのです。ひょっとしたら、おじいちゃんの「ごくらく、ごくらく」はそのおじいちゃんから、そして、ゆうたくんへ、さらにはゆうたくんの子へ、孫へと伝わっていくのかもしれません。人はなくなっても、大事なことは生き続けていくんだと教えてくれているような絵本です。生と死は永遠のテーマ。核家族化が進んで、死というものに接する機会がなくなっているので、死と真正面から向き合ったこのような絵本は重要な役割を占めると思います。
2009.09.20
コメント(0)
![]()
あな谷川 俊太郎 作 和田 誠 絵福音館書店日曜日の朝、何もすることがなかったので、ひろしはあなを掘り始めました。おかあさんが来て、妹のゆきこが来て、となりのしゅうじくんが来て、おとうさんが来ました。ひろしは深く、深くあなを掘り続けました。あなの中に座り込むと、静かで、土はいいにおい。「これは ぼくのあなだ。」と、ひろしは思いました。みんなが来ましたが、ひろしはあなの中に座っていました。上を見上げると、空はいつもよりももっと青く、高く思えました。その空を、一匹の蝶がひらひらと横切っていきます・・・。みんなが、いろいろなことを言うけど、ひろしの返事は「さぁね」とか「まあね」といたってクール。穴をほり始めると、まわりの声なんてどうでもいいんですよね。私も子供の頃、大きな穴を掘ろうと思ったことがありますけど、庭では深さ30cmぐらいがやっと。それでもミミズが出てきたり、ガラクタが出てきたり、ちょっとした探検のようで楽しかったのを覚えています。自分が入れるぐらいの穴を掘って、その中から空を見上げたらどんなふうに感じるんでしょうね。ちょっとやってみたくなりませんか?子供にとっても、意味がないようだけど、何かに夢中になった時は満足いくまでやり遂げさせるのが大事なのかもしれませんね。絵本だけど哲学書のようです。
2009.09.06
コメント(2)
全3件 (3件中 1-3件目)
1
![]()
![]()
![]()