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2019.05.05
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カテゴリ: 内覧会
​​先日、​ パナソニック汐留美術館 ​で「​ ギュスターヴ・モロー展 サロメと宿命の女たち ​」
を観てきました。





↑撮影可能なのは、この2カ所のみ! 会場内は撮影禁止です
下の画像はHPよりお借りしています<(_ _)>


ギュスターヴ・モロー展
― サロメと宿命の女たち ―


会期  2019年4月6日~6月23日
会場  パナソニック汐留美術館
開館時   10:00~18:00(5月10日、6月7日〜20:00)
休館日  水(5月1日、6月5日、12日、19日は開館)
観覧料  一般 1000円 / 65歳以上 900円 / 大学生 700円 /
      中高生 500円 / 小学生以下無料
展覧会概要
象徴主義の巨匠ギュスターヴ・モロー(1826‐1898)は、神話や聖書をテーマにした作品
で知られています。産業の発展とともに、現実主義的、物質主義的な潮流にあった19世紀
後半のフランスにおいて彼は、幻想的な内面世界を描くことで、真実を見いだそうとしました。
本展は、そのようなモローが描いた女性像に焦点をあてた展覧会です。
出品作品は、パリのギュスターヴ・モロー美術館が所蔵する、洗礼者ヨハネの首の幻影
を見るサロメを描いた名作《出現》や、貞節の象徴とされた幻獣を描いた《一角獣》を
含む油彩・水彩・素描など約70点によって構成されます。神話や聖書に登場する、男性
を死へと導くファム・ファタル(宿命の女)としての女性、誘惑され破滅へと導かれる
危うい存在としての女性、そしてモローが実生活において愛した母や恋人。
展覧会では、彼女たちそれぞれの物語やモローとの関係を紐解いていき、新たな切り口で
モロー芸術の創造の原点に迫ります(HPより)







展覧会の詳細はブログ仲間の​ じぇりねこさんが日記アップ ​されているので、
ぜひぜひ彼女のレポをご参照くださいまし~!!
私のほうは自分の気になるところだけを簡単にヾ(^^;)




↑《出現》
洗礼者ヨハネの首の幻影が現れるという稀有な発想、さまざまな時代や地域の
建築・装飾様式を独自に取り入れた描写、膨大な習作やヴァリアントを伴う
作画プロセスなど、多様な特徴と魅力をそなえたモローの代表作《出現》は、
19世紀末の芸術家たちに多大なインスピレーションを与えました(HPより)


彼の代表作である「出現」はインパクト大
観る者の想像力を激しくかきたてる作品です
従来のサロメの話では「お皿にのったヨハネの首」のイメージが大きいですよね
モローの描くヨハネの首は、宙に浮いてるうえ眩い光を放っててびっくり仰天~びっくり
おまけに背景に描かれているエキゾチックな線画部分が、とても魅力的(〃▽〃)




展示の構成は4章で構成されてました
第1章 モローが愛した女たち

↑《自画像》と《アレクサンドリーヌ》


第2章 《出現》とサロメ




第3章 宿命の女たち

↑左から《サロメ》、《エウロペの誘拐》、《トロイアの城壁に立つヘレネ》

第4章 《一角獣》と純潔の乙女

《一角獣》 1885年頃 油彩/カンヴァス 115×90cm 


扇情的(?)な「ファム・ファタル」作品群から、モロー自身もエキセントリックな
人物なのかな?と、これまで勝手に想像していたんですが・・・・・
第一章の展示で、モローにとって「世界で一番大切な存在」であったという母
ポーリーヌや、結婚はせずとも30年近くモローに寄り添い続けた恋人アレクサンドリーヌ
の存在を知り、画家モローの素顔を垣間見た気分ですびっくり
手紙や素描からは、母やアレクサンドリーヌへの厚い信頼感と、二人から得ていただろう
心の安らぎの深さが伝わってきました(〃▽〃)


会場内の説明文によれば「モローにとって『ファムファタル』は悪女ではない。
女性の多面性や強さ、運命の力への憧れ」の象徴であるとか


1888年に美術アカデミー会員に選ばれたのち、エコール・デ・ボザール
(官立美術学校)の教授となって、たくさんの弟子に慕われたというエピソード
や、彼の指導方針は「弟子たちの個性を尊重し、その才能を自由に伸ばすことであった」
ということを知るにつれ、モローの人間的な懐の深さのようなものを感じられました。
ちなみにマティスやマルケもモローの弟子です(^_-)


ここで、昨年参加させていただいた 「ジョルジュ・ルオー展」の内覧会​ ​のおりに
お聞きした「ルオーはモローの愛弟子であった」という話を思い出し~☆
この時は、20世紀最大の宗教画家とも言えるルオーと、幻想世界を描くモローの画風では、
大きな隔たりがあるように思ってたんです。
「親愛なる我が子」「偉大なる父」と呼び合うほどのモローとルオーの絆は、
いったいなにゆえに~(??)と謎だったんですが・・・
もしかすると、この子弟、お互いに願い求める絵画世界は違ったにしても、
「希求する心」の強さが共通項だったのかも?←あくまでも私見です<(_ _)>


会場内のルオーギャラリーでは、ルオーの《ピエロ》《秋の夜景》、そしてパリにある
「ギュスターヴ・モロー美術館」の様子も映像で観ることができ、充実した
ひとときを過ごせました手書きハート
幻想的な世界に心惹かれるかたには超おススメの展覧会です(^^)/







この日のランチは以前、​ じぇりねこさん ​に教えていただいた「 ​ラ・ブシュリー・近江」で



一階は近江牛専門の精肉店肉で二階がレストラン。
私は「近江牛ハンバーグランチ」夫は「キッシュランチ」をいただきましたぺろり





近江牛の香り漂うハンバーグ&キッシュ、どちらもウマウマでした(≧∇≦)
じぇりねこさん、いつも色んな情報をわけていただいてありがとうございますハート








【中古】 ギュスターヴ・モロー 絵の具で描かれたデカダン文学 六耀社アートビュウシリーズ/鹿島茂(著者) 【中古】afb



モロー (新潮美術文庫) [ ギュスターヴ・モロー ]


ギュスターヴ・モロー 夢を編む画家 (「知の再発見」双書) [ ジュヌヴィエーヴ・ラカンブル ]





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最終更新日  2021.05.10 13:48:55
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